JPH0258783A - テープ巻付装置 - Google Patents
テープ巻付装置Info
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- JPH0258783A JPH0258783A JP20967288A JP20967288A JPH0258783A JP H0258783 A JPH0258783 A JP H0258783A JP 20967288 A JP20967288 A JP 20967288A JP 20967288 A JP20967288 A JP 20967288A JP H0258783 A JPH0258783 A JP H0258783A
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 11
- 238000006748 scratching Methods 0.000 abstract 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、供給リールに巻かれたテープを、一定の長
さにリールに巻き付ける装置に関する。 特に、供給リールと巻取軸の両方を駆動して、所定のテ
ンションでテープを巻き付ける装置に関する。
さにリールに巻き付ける装置に関する。 特に、供給リールと巻取軸の両方を駆動して、所定のテ
ンションでテープを巻き付ける装置に関する。
供給リールからテープを繰り出して、リールに一定の長
さのテープを巻く装置は開発されている。 この装置は、供給リールが装着されろ供給リール軸と、
テープが巻かれるリールが装着される巻取軸の両方を回
転することによって、巻取軸のみを回転駆動する装置に
比べて優れた特長が実現できる。その特長は、両方の軸
を回転するので、高速に、しかも、テープテンションを
正確に制御してテープをリールに巻くことができること
である。 2軸を回転する装置は、供給リールに巻かれたテープの
長さによって、供給リール軸の回転数を制御する必要が
ある。大きな巻き径の供給リールは、テープが繰り出さ
れるに従って、テープの巻き径が小さくなることが理由
である。供給リールのテープの巻き径が大きい時には、
供給リール軸の回転数を遅くし、巻き径が小さくなるに
従って速く回転する必要がある。 供給リールに巻かれたテープの巻き径は、供給リールか
ら繰り出されるテープの引出し速度に対する供給リール
軸の回転数で計算できる。テープの引き出し速度を一定
とすれば、巻き径が大きい程供給リール軸の回転速度が
遅く、巻き径が小さくなると、供給リール軸の回転速度
が速くなる。 従って、テープの引き出し速度が一定の場合、供給リー
ル軸の回転数でテープの巻き径が計算できる。 しかしながら、実際の装置は、テープの引き出し速度を
一定としない。リールのテープ巻き始めは、次第に加速
してテープ巻付速度を速くし、テープの終端に近付くと
、次第にテープの巻き付は速度を遅くしている。これは
、テープに無理なテンションを作用させないで速く巻く
為である。 この為、従来のテープ巻付装置は、第3図に示すように
、テープTの引き出し速度を検出する検出ローラー12
備えている(実公昭62−35157号公報)。検出ロ
ーラー12は、テープの走行路に設けられて、テープが
これにかけられテープで回転され、この回転数でテープ
の引き出し速度が検出できる。検出ローラー12は、テ
ープの引き出し速度を検出する点ではなんら問題はない
。 しかしながら、供給リールからリールに送られるテープ
が接触するローラーの数が増加する。テープは、可能な
限り少ないローラーでリールに送るのが良い。ローラー
がテープに傷を付ける可能性があるからである。 この種の装置は、磁気テープの巻付装置として多用され
ている。磁気テープは、如何にしてテープの傷付を極減
してリールに巻くことができるかが極めて大切である。
さのテープを巻く装置は開発されている。 この装置は、供給リールが装着されろ供給リール軸と、
テープが巻かれるリールが装着される巻取軸の両方を回
転することによって、巻取軸のみを回転駆動する装置に
比べて優れた特長が実現できる。その特長は、両方の軸
を回転するので、高速に、しかも、テープテンションを
正確に制御してテープをリールに巻くことができること
である。 2軸を回転する装置は、供給リールに巻かれたテープの
長さによって、供給リール軸の回転数を制御する必要が
ある。大きな巻き径の供給リールは、テープが繰り出さ
れるに従って、テープの巻き径が小さくなることが理由
である。供給リールのテープの巻き径が大きい時には、
供給リール軸の回転数を遅くし、巻き径が小さくなるに
従って速く回転する必要がある。 供給リールに巻かれたテープの巻き径は、供給リールか
ら繰り出されるテープの引出し速度に対する供給リール
軸の回転数で計算できる。テープの引き出し速度を一定
とすれば、巻き径が大きい程供給リール軸の回転速度が
遅く、巻き径が小さくなると、供給リール軸の回転速度
が速くなる。 従って、テープの引き出し速度が一定の場合、供給リー
ル軸の回転数でテープの巻き径が計算できる。 しかしながら、実際の装置は、テープの引き出し速度を
一定としない。リールのテープ巻き始めは、次第に加速
してテープ巻付速度を速くし、テープの終端に近付くと
、次第にテープの巻き付は速度を遅くしている。これは
、テープに無理なテンションを作用させないで速く巻く
為である。 この為、従来のテープ巻付装置は、第3図に示すように
、テープTの引き出し速度を検出する検出ローラー12
備えている(実公昭62−35157号公報)。検出ロ
ーラー12は、テープの走行路に設けられて、テープが
これにかけられテープで回転され、この回転数でテープ
の引き出し速度が検出できる。検出ローラー12は、テ
ープの引き出し速度を検出する点ではなんら問題はない
。 しかしながら、供給リールからリールに送られるテープ
が接触するローラーの数が増加する。テープは、可能な
限り少ないローラーでリールに送るのが良い。ローラー
がテープに傷を付ける可能性があるからである。 この種の装置は、磁気テープの巻付装置として多用され
ている。磁気テープは、如何にしてテープの傷付を極減
してリールに巻くことができるかが極めて大切である。
この発明は、従来の巻付装置が有する欠点を解決するこ
とを目的に開発されたもので、この発明の重要な目的は
、検出ローラーな使用することなく、テープの引き出し
速度が検出てき、テープの傷付を極減してリールに巻く
ことができるテープの巻付装置を提供するにある。 また、この発明の他の重要な目的は、構造が簡単で安価
に製造できるテープの巻付装置を提供するにある。
とを目的に開発されたもので、この発明の重要な目的は
、検出ローラーな使用することなく、テープの引き出し
速度が検出てき、テープの傷付を極減してリールに巻く
ことができるテープの巻付装置を提供するにある。 また、この発明の他の重要な目的は、構造が簡単で安価
に製造できるテープの巻付装置を提供するにある。
この発明のテープ巻付装置は、テープTが巻かれるリー
ルRが装着されて、リールRを回転駆動して所定の長さ
のテープTを巻き付ける巻取軸lと、この巻取軸1を駆
動する巻取軸駆動手段2と、リールRにテープTを供給
する供給リールKが装着される供給リール軸3と、この
供給リール軸3を回転する供給リール軸駆動手段4と、
供給リール軸駆動手段4を制御する制御手段とを備えて
いる。 制御手段は、供給リール軸センサー5と、巻取軸センサ
ー6と、演算部材7とを備えている。 供給リール軸センサー5は、供給リール軸30回転速度
を検出する位置に配設されている。 巻取軸センサー6は、巻取軸10回転速度を検出する位
置に配設されている。 演算部材7は、両センサーの出力信号を演算処理して、
供給リールKに巻かれたテープ′rの巻径によって、供
給リール軸駆動手段4を制御する。
ルRが装着されて、リールRを回転駆動して所定の長さ
のテープTを巻き付ける巻取軸lと、この巻取軸1を駆
動する巻取軸駆動手段2と、リールRにテープTを供給
する供給リールKが装着される供給リール軸3と、この
供給リール軸3を回転する供給リール軸駆動手段4と、
供給リール軸駆動手段4を制御する制御手段とを備えて
いる。 制御手段は、供給リール軸センサー5と、巻取軸センサ
ー6と、演算部材7とを備えている。 供給リール軸センサー5は、供給リール軸30回転速度
を検出する位置に配設されている。 巻取軸センサー6は、巻取軸10回転速度を検出する位
置に配設されている。 演算部材7は、両センサーの出力信号を演算処理して、
供給リールKに巻かれたテープ′rの巻径によって、供
給リール軸駆動手段4を制御する。
この発明のテープ巻付装置は、供給リール軸センサー5
と、巻取軸センサー6とで供給リールにのテープTの巻
き径を計算している。すなわち、従来の検出ローラーに
代わって、”巻取軸センサー6でもってテープTの引き
出し速度を検出している。巻取軸センサー6は、テープ
Tの移送速度を検出することができる。言い替えれば、
巻取軸1の回転速度を検出してテープTの移送速度が検
出できる。これは、ハブの直径が等しいり−ルRが巻取
軸lに装着されるからである。ハブの直径、すなわち円
周が決まり、巻取軸1の回転速度が決まると、テープT
の移送速度は計算できる。テープTの移送速度が決まり
、供給リール軸3の回転速度が検出されると、供給リー
ルにのテープ巻き径が計算できる。 ただ、巻取軸1のリールRは、テープTが巻かれるに従
ってテープTの巻き径が太くなる。リールRのテープ巻
き径は、リールRにテープTが巻き始められた時からの
時間の関数で近似させることができる。従って、必ずし
もテープTの巻き始めに限らす、巻取軸センサー6とタ
イマーとてテープTの移送速度を求めることができる。 供給リール軸センサー5と、巻取軸センサー6との出力
信号は演算部材7に入力される。演算部材7は、両人力
信号から供給リールにのテープ巻き径を計算し、供給リ
ール軸駆動手段4を制御する。供給リール軸駆動手段4
は、制御手段に制御されて、供給リールにのテープ巻き
径に対応して、供給リール軸3を回転駆動する。すなわ
ち、供給リール軸駆動手段4は、供給リールI(のテー
プ巻き径が大きい時には、供給リール軸3の回転速度を
遅く、巻き径が小さくなるに従って、供給リール軸3の
回転速度を速く制御する。 以上のように、この発明のテープ巻付装置は、従来の検
出ローラーを省略して、供給リールにのテープ巻き径に
対応して供給リール軸の回転を制御できる。従って、テ
ープが接触する検出ローラーを省略して、テープの傷付
を極減してリールに巻くことができる。 また、検出ローラーが必要なく、巻取軸にセンサーを配
設するので、全体の構造が簡素化されて安価に製造でき
る特長も実現できる。 【好ましい実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の巻付装置を例示すものであって、この発明の
巻付装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に特定するものでない。この発明の巻付装置は、
特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加え
られる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、 「特許
請求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段
の欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記し
ている。 ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。 第1図に、一定の長さの磁気テープTを、供給リールK
からリールRに巻き付ける巻付装置を示す。この巻付装
置は、リールRがセットされる巻取軸1と、供給リール
Kがセットされる供給リール軸3と、巻取軸駆動手段2
と、供給リール軸駆動手段4と、供給リール軸駆動手段
4を制御する制御手段とを備えている。 巻取軸1は、一定の長さの磁気テープTが巻かれるリー
ルRが脱着自在にセットされる。この巻取軸1が回転さ
れて、リールRに一定の長さの磁気テープTが巻かれる
。 巻取軸駆動手段2は、回転速度が可変出来る変速モータ
ーが使用される。1巻のリールRに巻かれる磁気テープ
Tの全長は、巻取軸1の回転数と、磁気テープTの厚さ
と、巻く時のテンションで決定される。磁気テープTの
テンションが正確に設定値に調整される場合、巻取軸1
の回転数で磁気テープTの全長が特定できる。 供給リール軸3には、供給リールKが脱着自在にセット
されろ。供給リールKには、多数のリールに磁気テープ
を供給する長い磁気テープが巻かれている。 供給リール軸駆動手段4は、回転速度が変化できる変速
モーターが使用される。供給リール軸駆動手段4は、制
御手段に制御されて回転速度が制御される。 制御手段は、供給リール軸センサー5と、巻取軸センサ
ー6と、演算部材7とを備えている。供給リール軸セン
サー5は、供給リール軸30回転速度を検出し、巻取軸
センサー6は、巻取軸1の回転速度を検出する。 供給リール軸センサー5と、巻取軸センサー6とは、軸
の回転速度が検出できる全てのセンサーが使用できる。 第2図に示すセンサーは、軸に固定された円盤8と、こ
の円盤8に接近するが接触しない位置に配設されたヘッ
ト9とからなる。 円盤8は、磁気的な、あるいは、光学的なスリットが放
射状に設けられている。この円盤8は軸と一体に回転す
る。 ヘッド9は、円盤8に設けられたスリットの移動を検出
する。円盤8のスリットが磁気的なスリットの場合、ヘ
ッド9には磁気ヘッドが使用される。スリットが光学的
なスリットの場合、ヘッド9には、光の変化を読み取り
できるヘッドが使用される。 第1図と第2図とに示すように、センサーが、供給リー
ル軸3や巻取軸1の回転速度を直接検出する場合、正確
に回転速度を検出てきる。ただ、必ずしも直接に供給リ
ール軸や巻取軸の回転速度を検出する必要はない。例え
は、図示しないが、供給リール軸と巻取軸とを歯車、あ
るいは、プーリーやベルトを介して検出軸に連結し、こ
の検出軸の回転速度をセンサーで検出することも可能で
ある。 演算部材7は、供給リール軸センサー5と巻取軸センサ
ー6からの人力信号から、供給リールにのテープ巻き径
を演算処理して、供給リール軸駆動手段4を制御する。 供給リール軸駆動手段4が、供給リール軸3の回転速度
を、テープTの巻き径に対応して調整することによって
、単位時間に供給リールI(から送り出されるテープT
の長さと、巻取軸lのリールRに巻かれるテープTの長
さとがほぼ等しく調整される。すなわち、供給リールに
のテープ巻き径が大きい程、供給リール軸3の回転速度
を遅くし、供給リールI(のテープ巻き径が小さい程、
供給リール軸30回転速度を速くする。 演算部材7は、巻取軸1と供給リール軸3との回転速度
の比率から、供給リールにのテープ巻き径を計算する。 例えは、供給リール軸3の回転速度が巻取軸1の回転速
度のl/10の時、供給リールI(のテープ巻き径は、
巻取軸1に装着されたリールRの巻き径の10倍となる
。巻取軸1には、一定の直径のハブを有するリールRが
セットされる。巻取軸1にセットされて磁気テープTが
巻かれていないリールRは、テープTの巻き径がハブの
外形とに等しくなる。従って、この時に、巻取軸1と供
給リール軸3との回転速度の比率をセンサーで測定する
と、供給リール■(のテープ巻き径が正確に計算できる
。 例えは、リールハブの直径がd、巻取軸1の回転速度な
■0、供給リール軸3の回転速度なVkとする時、供給
リールI(のテープ巻き径りは、D = d X (V
II/ V b)となる。 ただし、この式が成立する為には、供給リールKから引
き出される磁気テープTの長さと、リールRに巻かれる
磁気テープTの長さとが等しいことが条件である。この
条件は、供給リール軸3を駆動することなく巻取軸lの
みを駆動し、磁気テープTの走行路の長さを一定とする
ことによって実現できる。従って、供給リールにのテー
プ巻き径を演算する時には、テープT走行路の全長を等
しくして、巻取軸1と供給リール軸3との回転速度を計
算する。 このように、巻取軸1に装着されて磁気テープTの巻き
始めに供給リールにのテープ巻き径を計算する方式は、
簡単に供給リールにのテープ巻き径が演算できる特長が
ある。ただ、この発明は、供給リールにのテープ巻き径
の計算方式をこの状態に特定するものではない。 例えは、リールRに一定の巻き数で磁気テープ′rを巻
き付けた状態で、供給リールにのテープ巻き径を計算す
ることも可能である。供給リールにのテープ巻き径は、
巻取軸1のリールRの巻き径と、巻取軸lと供給リール
軸3との回転速度の比率から計算できる。巻取軸1と供
給リール軸3との回転速度は、センサーで常時検出でき
る。巻取軸1のリールRのテープ巻き径は、リールRの
外形と、巻かれた磁気テープTの回数とて特定される。 従って、リールRに巻かれたテープTの巻き数が判るな
ら、供給リールにのテープ巻き径は計算できる。巻取軸
1のリールRのチー1T巻き数は、巻取軸センサー6で
検出できる。この為、供給リールにのテープ巻き径は、
必ずしも、リールのテープ巻き始めに演算する必要はな
い。 また、供給リールにのテープ巻き径は、リールRに磁気
テープTを巻く巻き始めから巻き終わりまで、必ずしも
連続して演算する必要はない。というのは、特定の時間
における供給リールにのテープ巻き径が計算でき、また
、巻取軸lにセットされたり−ルRのチー1T巻き数が
検出できると、供給リールにのテープ巻き径が減少する
状態を、例えはマイクロコンピュータで演算できるから
である。 制御手段は、供給リールにのテープ巻き径を演算して供
給リール軸駆動手段4を制御し、供給リールKから強制
的に磁気テープTを繰り出して、リールRの磁気テープ
T巻き取り速度を速くする。 制御手段は、好ましくは、供給リール軸駆動手段4と、
巻取軸駆動手段2の両方を制御して、リールRに巻かれ
る磁気テープTのテンションを所定の状態に調整する。 さらに、制御手段は、磁気テープTのテンションセンサ
ーからの人力信号で、巻取軸1と供給リール軸3との回
転速度を制御するのが良い。 磁気テープTのテンションは、テンションローラー10
で検出される。テンションローラー10は、引張バネ1
1て牽引され、磁気テープTのテンションで位置が変化
する。テンションセンサー(図示せず)はテンションロ
ーラーIOの位置を検出して、信号を制御手段に伝送す
る。
と、巻取軸センサー6とで供給リールにのテープTの巻
き径を計算している。すなわち、従来の検出ローラーに
代わって、”巻取軸センサー6でもってテープTの引き
出し速度を検出している。巻取軸センサー6は、テープ
Tの移送速度を検出することができる。言い替えれば、
巻取軸1の回転速度を検出してテープTの移送速度が検
出できる。これは、ハブの直径が等しいり−ルRが巻取
軸lに装着されるからである。ハブの直径、すなわち円
周が決まり、巻取軸1の回転速度が決まると、テープT
の移送速度は計算できる。テープTの移送速度が決まり
、供給リール軸3の回転速度が検出されると、供給リー
ルにのテープ巻き径が計算できる。 ただ、巻取軸1のリールRは、テープTが巻かれるに従
ってテープTの巻き径が太くなる。リールRのテープ巻
き径は、リールRにテープTが巻き始められた時からの
時間の関数で近似させることができる。従って、必ずし
もテープTの巻き始めに限らす、巻取軸センサー6とタ
イマーとてテープTの移送速度を求めることができる。 供給リール軸センサー5と、巻取軸センサー6との出力
信号は演算部材7に入力される。演算部材7は、両人力
信号から供給リールにのテープ巻き径を計算し、供給リ
ール軸駆動手段4を制御する。供給リール軸駆動手段4
は、制御手段に制御されて、供給リールにのテープ巻き
径に対応して、供給リール軸3を回転駆動する。すなわ
ち、供給リール軸駆動手段4は、供給リールI(のテー
プ巻き径が大きい時には、供給リール軸3の回転速度を
遅く、巻き径が小さくなるに従って、供給リール軸3の
回転速度を速く制御する。 以上のように、この発明のテープ巻付装置は、従来の検
出ローラーを省略して、供給リールにのテープ巻き径に
対応して供給リール軸の回転を制御できる。従って、テ
ープが接触する検出ローラーを省略して、テープの傷付
を極減してリールに巻くことができる。 また、検出ローラーが必要なく、巻取軸にセンサーを配
設するので、全体の構造が簡素化されて安価に製造でき
る特長も実現できる。 【好ましい実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の巻付装置を例示すものであって、この発明の
巻付装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記
の構造に特定するものでない。この発明の巻付装置は、
特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加え
られる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、 「特許
請求の範囲の欄」、 「従来の課題を解決する為の手段
の欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記し
ている。 ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。 第1図に、一定の長さの磁気テープTを、供給リールK
からリールRに巻き付ける巻付装置を示す。この巻付装
置は、リールRがセットされる巻取軸1と、供給リール
Kがセットされる供給リール軸3と、巻取軸駆動手段2
と、供給リール軸駆動手段4と、供給リール軸駆動手段
4を制御する制御手段とを備えている。 巻取軸1は、一定の長さの磁気テープTが巻かれるリー
ルRが脱着自在にセットされる。この巻取軸1が回転さ
れて、リールRに一定の長さの磁気テープTが巻かれる
。 巻取軸駆動手段2は、回転速度が可変出来る変速モータ
ーが使用される。1巻のリールRに巻かれる磁気テープ
Tの全長は、巻取軸1の回転数と、磁気テープTの厚さ
と、巻く時のテンションで決定される。磁気テープTの
テンションが正確に設定値に調整される場合、巻取軸1
の回転数で磁気テープTの全長が特定できる。 供給リール軸3には、供給リールKが脱着自在にセット
されろ。供給リールKには、多数のリールに磁気テープ
を供給する長い磁気テープが巻かれている。 供給リール軸駆動手段4は、回転速度が変化できる変速
モーターが使用される。供給リール軸駆動手段4は、制
御手段に制御されて回転速度が制御される。 制御手段は、供給リール軸センサー5と、巻取軸センサ
ー6と、演算部材7とを備えている。供給リール軸セン
サー5は、供給リール軸30回転速度を検出し、巻取軸
センサー6は、巻取軸1の回転速度を検出する。 供給リール軸センサー5と、巻取軸センサー6とは、軸
の回転速度が検出できる全てのセンサーが使用できる。 第2図に示すセンサーは、軸に固定された円盤8と、こ
の円盤8に接近するが接触しない位置に配設されたヘッ
ト9とからなる。 円盤8は、磁気的な、あるいは、光学的なスリットが放
射状に設けられている。この円盤8は軸と一体に回転す
る。 ヘッド9は、円盤8に設けられたスリットの移動を検出
する。円盤8のスリットが磁気的なスリットの場合、ヘ
ッド9には磁気ヘッドが使用される。スリットが光学的
なスリットの場合、ヘッド9には、光の変化を読み取り
できるヘッドが使用される。 第1図と第2図とに示すように、センサーが、供給リー
ル軸3や巻取軸1の回転速度を直接検出する場合、正確
に回転速度を検出てきる。ただ、必ずしも直接に供給リ
ール軸や巻取軸の回転速度を検出する必要はない。例え
は、図示しないが、供給リール軸と巻取軸とを歯車、あ
るいは、プーリーやベルトを介して検出軸に連結し、こ
の検出軸の回転速度をセンサーで検出することも可能で
ある。 演算部材7は、供給リール軸センサー5と巻取軸センサ
ー6からの人力信号から、供給リールにのテープ巻き径
を演算処理して、供給リール軸駆動手段4を制御する。 供給リール軸駆動手段4が、供給リール軸3の回転速度
を、テープTの巻き径に対応して調整することによって
、単位時間に供給リールI(から送り出されるテープT
の長さと、巻取軸lのリールRに巻かれるテープTの長
さとがほぼ等しく調整される。すなわち、供給リールに
のテープ巻き径が大きい程、供給リール軸3の回転速度
を遅くし、供給リールI(のテープ巻き径が小さい程、
供給リール軸30回転速度を速くする。 演算部材7は、巻取軸1と供給リール軸3との回転速度
の比率から、供給リールにのテープ巻き径を計算する。 例えは、供給リール軸3の回転速度が巻取軸1の回転速
度のl/10の時、供給リールI(のテープ巻き径は、
巻取軸1に装着されたリールRの巻き径の10倍となる
。巻取軸1には、一定の直径のハブを有するリールRが
セットされる。巻取軸1にセットされて磁気テープTが
巻かれていないリールRは、テープTの巻き径がハブの
外形とに等しくなる。従って、この時に、巻取軸1と供
給リール軸3との回転速度の比率をセンサーで測定する
と、供給リール■(のテープ巻き径が正確に計算できる
。 例えは、リールハブの直径がd、巻取軸1の回転速度な
■0、供給リール軸3の回転速度なVkとする時、供給
リールI(のテープ巻き径りは、D = d X (V
II/ V b)となる。 ただし、この式が成立する為には、供給リールKから引
き出される磁気テープTの長さと、リールRに巻かれる
磁気テープTの長さとが等しいことが条件である。この
条件は、供給リール軸3を駆動することなく巻取軸lの
みを駆動し、磁気テープTの走行路の長さを一定とする
ことによって実現できる。従って、供給リールにのテー
プ巻き径を演算する時には、テープT走行路の全長を等
しくして、巻取軸1と供給リール軸3との回転速度を計
算する。 このように、巻取軸1に装着されて磁気テープTの巻き
始めに供給リールにのテープ巻き径を計算する方式は、
簡単に供給リールにのテープ巻き径が演算できる特長が
ある。ただ、この発明は、供給リールにのテープ巻き径
の計算方式をこの状態に特定するものではない。 例えは、リールRに一定の巻き数で磁気テープ′rを巻
き付けた状態で、供給リールにのテープ巻き径を計算す
ることも可能である。供給リールにのテープ巻き径は、
巻取軸1のリールRの巻き径と、巻取軸lと供給リール
軸3との回転速度の比率から計算できる。巻取軸1と供
給リール軸3との回転速度は、センサーで常時検出でき
る。巻取軸1のリールRのテープ巻き径は、リールRの
外形と、巻かれた磁気テープTの回数とて特定される。 従って、リールRに巻かれたテープTの巻き数が判るな
ら、供給リールにのテープ巻き径は計算できる。巻取軸
1のリールRのチー1T巻き数は、巻取軸センサー6で
検出できる。この為、供給リールにのテープ巻き径は、
必ずしも、リールのテープ巻き始めに演算する必要はな
い。 また、供給リールにのテープ巻き径は、リールRに磁気
テープTを巻く巻き始めから巻き終わりまで、必ずしも
連続して演算する必要はない。というのは、特定の時間
における供給リールにのテープ巻き径が計算でき、また
、巻取軸lにセットされたり−ルRのチー1T巻き数が
検出できると、供給リールにのテープ巻き径が減少する
状態を、例えはマイクロコンピュータで演算できるから
である。 制御手段は、供給リールにのテープ巻き径を演算して供
給リール軸駆動手段4を制御し、供給リールKから強制
的に磁気テープTを繰り出して、リールRの磁気テープ
T巻き取り速度を速くする。 制御手段は、好ましくは、供給リール軸駆動手段4と、
巻取軸駆動手段2の両方を制御して、リールRに巻かれ
る磁気テープTのテンションを所定の状態に調整する。 さらに、制御手段は、磁気テープTのテンションセンサ
ーからの人力信号で、巻取軸1と供給リール軸3との回
転速度を制御するのが良い。 磁気テープTのテンションは、テンションローラー10
で検出される。テンションローラー10は、引張バネ1
1て牽引され、磁気テープTのテンションで位置が変化
する。テンションセンサー(図示せず)はテンションロ
ーラーIOの位置を検出して、信号を制御手段に伝送す
る。
第1図はこの発明のテープ巻付装置の概略平面図、第2
図は軸にの回転速度を検出するセンサーの取り付は状態
を示す側面図、第3図は従来のテープ巻付装置の概略平
面図である。 l・・・・・・巻取軸、 2・・・・・・巻取軸
駆動手段、3・・・・・・供給リール軸、 4・・・・・・供給リール軸駆動手段、5・・・・・・
供給リール軸センサー 6・・・・・・巻取軸センサー 7・・・・・・演算部材、 8・・・・・・円盤、
9・・−・・−ヘット、 10・・・・・・テンションローラー 11・−・・・・引張バネ、 12・・・・・・検出
ローラーT・・・・・・テープ、 R・・・・・・リール、 K・・・・・・供給リール。 出願人 阿波エンジニアリング株式会社第 図
図は軸にの回転速度を検出するセンサーの取り付は状態
を示す側面図、第3図は従来のテープ巻付装置の概略平
面図である。 l・・・・・・巻取軸、 2・・・・・・巻取軸
駆動手段、3・・・・・・供給リール軸、 4・・・・・・供給リール軸駆動手段、5・・・・・・
供給リール軸センサー 6・・・・・・巻取軸センサー 7・・・・・・演算部材、 8・・・・・・円盤、
9・・−・・−ヘット、 10・・・・・・テンションローラー 11・−・・・・引張バネ、 12・・・・・・検出
ローラーT・・・・・・テープ、 R・・・・・・リール、 K・・・・・・供給リール。 出願人 阿波エンジニアリング株式会社第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 テープTが巻かれるリールRが装着されて、リールRを
回転駆動して、所定の長さのテープTを巻き付ける巻取
軸1と、この巻取軸1を駆動する巻取軸駆動手段2と、
リールRにテープTを供給する供給リールKが装着され
る供給リール軸3と、この供給リール軸3を回転する供
給リール軸駆動手段4と、供給リール軸駆動手段4を制
御する制御手段とを備え、各部材は、下記の構成を備え
ている。 (a)制御手段は、供給リール軸センサー5と、巻取軸
センサー6と、演算部材7とを備えている。 (b)供給リール軸センサー5は、供給リール軸3の回
転速度を検出する位置に配設されている。 (c)巻取軸センサー6は、巻取軸1の回転速度を検出
する位置に配設されている。 (d)演算部材7は、両センサーの出力信号を演算処理
して、供給リールKに巻かれたテープの巻径によって、
供給リール軸駆動手段4を制御する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20967288A JPH0258783A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | テープ巻付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20967288A JPH0258783A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | テープ巻付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0258783A true JPH0258783A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16576696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20967288A Pending JPH0258783A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | テープ巻付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0258783A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7712711B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-05-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus |
US8047487B2 (en) | 2004-05-04 | 2011-11-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus having adjustable supporting unit |
JP2021020745A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 搬送装置及び画像形成装置 |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP20967288A patent/JPH0258783A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8047487B2 (en) | 2004-05-04 | 2011-11-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus having adjustable supporting unit |
US7712711B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-05-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus |
JP2021020745A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 搬送装置及び画像形成装置 |
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