JPH0256941B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0256941B2 JPH0256941B2 JP18476185A JP18476185A JPH0256941B2 JP H0256941 B2 JPH0256941 B2 JP H0256941B2 JP 18476185 A JP18476185 A JP 18476185A JP 18476185 A JP18476185 A JP 18476185A JP H0256941 B2 JPH0256941 B2 JP H0256941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- foreign matter
- wind tunnel
- tip
- vertical mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、竪型ミルの異物排出用スクレーパに
係り、特にその形状の改良に関する。
係り、特にその形状の改良に関する。
[従来の技術]
石炭やコークス等の粉砕に多用されている竪型
ミルは、第3図に示す如く供給管1より供給さ
れ、ホツパ2の下端の落下口より粉砕テーブル3
上の中央部に落下した被粉砕物を、図示せぬモー
タの駆動により減速機4を介して粉砕テーブル3
を回転せしめることにより、遠心力により外周方
向に移動し、粉砕ローラ5と粉砕テーブル3上の
粉砕軌道3aとの間に噛み込んで粉砕するもので
ある。粉砕された被粉砕物は図示せぬフアンによ
つて下部ケーシング6に設けた給気ダクト7より
風洞8内に吸引導入され、ノズルリング9を通つ
て上昇する気流に乗つて上部ケーシング10内の
上端部より分級機11のホツパ2内に導かれ、ホ
ツパ2内にある分級羽根12によつて粗粉と微粉
に分級され、粗粉はホツパ2の内壁に沿つて下降
し、落下口より粉砕テーブル3上に落下し、再粉
砕される。一方微粉は製品として排気と共に排出
口13より排出され、図示せぬダクトを通りサイ
クロンに空気搬送され、捕集される。
ミルは、第3図に示す如く供給管1より供給さ
れ、ホツパ2の下端の落下口より粉砕テーブル3
上の中央部に落下した被粉砕物を、図示せぬモー
タの駆動により減速機4を介して粉砕テーブル3
を回転せしめることにより、遠心力により外周方
向に移動し、粉砕ローラ5と粉砕テーブル3上の
粉砕軌道3aとの間に噛み込んで粉砕するもので
ある。粉砕された被粉砕物は図示せぬフアンによ
つて下部ケーシング6に設けた給気ダクト7より
風洞8内に吸引導入され、ノズルリング9を通つ
て上昇する気流に乗つて上部ケーシング10内の
上端部より分級機11のホツパ2内に導かれ、ホ
ツパ2内にある分級羽根12によつて粗粉と微粉
に分級され、粗粉はホツパ2の内壁に沿つて下降
し、落下口より粉砕テーブル3上に落下し、再粉
砕される。一方微粉は製品として排気と共に排出
口13より排出され、図示せぬダクトを通りサイ
クロンに空気搬送され、捕集される。
かかる竪型ミルに於ては、ノズルリング9より
流れ込む気流に吹き上げられずに風洞8内に落下
した小さな鉄片、比重の重い被粉砕物等の粉砕さ
れない異物を異物排出口14に運ぶ為に、第4図
に示す如く下部ケーシング6の風洞8内にてスク
レーパ15が粉砕テーブル3の下面外周部に支持
固定されている。
流れ込む気流に吹き上げられずに風洞8内に落下
した小さな鉄片、比重の重い被粉砕物等の粉砕さ
れない異物を異物排出口14に運ぶ為に、第4図
に示す如く下部ケーシング6の風洞8内にてスク
レーパ15が粉砕テーブル3の下面外周部に支持
固定されている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上記竪型ミルの風洞8内のスクレー
パ15は、第4図の如く粉砕テーブル3の径方向
に真直ぐに設けられていた為、給気ダクト7の開
口部に対し、粉砕されない異物を給気ダクト7内
に押込む力が発生するので、給気ダクト7内に異
物が推積し、給気ダクト7の有効断面積が減少し
て圧損が増大し、ひいては給気ダクト7の閉塞に
よる運転不能という事実を招いていた。
パ15は、第4図の如く粉砕テーブル3の径方向
に真直ぐに設けられていた為、給気ダクト7の開
口部に対し、粉砕されない異物を給気ダクト7内
に押込む力が発生するので、給気ダクト7内に異
物が推積し、給気ダクト7の有効断面積が減少し
て圧損が増大し、ひいては給気ダクト7の閉塞に
よる運転不能という事実を招いていた。
そこで本発明は、竪型ミルの運転中、粉砕され
ない異物がスクレーパ先端部より逃げないように
した異物排出用スクレーパを提供しようとするも
のである。
ない異物がスクレーパ先端部より逃げないように
した異物排出用スクレーパを提供しようとするも
のである。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するための本発明による竪型
ミルの異物排出用スクレーパは、下部ケーシング
風洞に設けたスクレーパの先端側を、粉砕テーブ
ルの回転方向に屈曲させるか、またはスクレーパ
の先端に粉砕テーブルの回転方向に屈曲した鉤部
を形成したことを特徴とする。
ミルの異物排出用スクレーパは、下部ケーシング
風洞に設けたスクレーパの先端側を、粉砕テーブ
ルの回転方向に屈曲させるか、またはスクレーパ
の先端に粉砕テーブルの回転方向に屈曲した鉤部
を形成したことを特徴とする。
[実施例]
本発明による竪型ミルの異物排出用スクレーパ
の一実施例を第1図によつて説明すると、6は下
部ケーシング、7は下部ケーシング6の外周面に
設けられた給気ダクト、8は下部ケーシング6内
に設けられた風洞である。風洞8の底板には異物
排出口14が穿設され、風洞8内には異物排出用
スクレーパ15′が配設されている。この異物排
出用スクレーパ15′は、粉砕テーブル3の下面
外周部に支持固定され、風洞8の底部に位置する
異物排出用スクレーパ15′の先端側が、粉砕テ
ーブル3の回転方向に屈曲せしめられている。
尚、9はノズルリングである。
の一実施例を第1図によつて説明すると、6は下
部ケーシング、7は下部ケーシング6の外周面に
設けられた給気ダクト、8は下部ケーシング6内
に設けられた風洞である。風洞8の底板には異物
排出口14が穿設され、風洞8内には異物排出用
スクレーパ15′が配設されている。この異物排
出用スクレーパ15′は、粉砕テーブル3の下面
外周部に支持固定され、風洞8の底部に位置する
異物排出用スクレーパ15′の先端側が、粉砕テ
ーブル3の回転方向に屈曲せしめられている。
尚、9はノズルリングである。
第2図は本発明による竪型ミルの異物排出用ス
クレーパの他の実施例を示すもので、異物排出用
スクレーパ15″は粉砕テーブル3の下面外周部
に支持固定されて風洞8内で、粉砕テーブル3の
径方向外側に真直ぐに配され、その先端に粉砕テ
ーブル3の回転方向に屈曲した鉤部16が形成さ
れている。
クレーパの他の実施例を示すもので、異物排出用
スクレーパ15″は粉砕テーブル3の下面外周部
に支持固定されて風洞8内で、粉砕テーブル3の
径方向外側に真直ぐに配され、その先端に粉砕テ
ーブル3の回転方向に屈曲した鉤部16が形成さ
れている。
上記の如く本発明の異物排出用スクレーパ1
5′はその先端側が粉砕テーブル3の回転方向に
屈曲せしめられ、また異物排出用スクレーパ1
5″はその先端に粉砕テーブル3の回転方向に屈
曲した鉤部16が形成されているので、竪型ミル
の運転時、図示せぬフアンによつて給気ダクト7
より風洞8内に吸引導入され、ノズルリング9を
通つて上昇する気流に吹き上げられずに風洞8内
に落下した小さな鉄片、比重の重い被粉砕物等の
粉砕されない異物は、粉砕テーブル3と一体に回
転する異物排出用スクレーパ15′,15″の先端
から逃げることが無く、異物排出用スクレーパ1
5′,15″に掻き込まれて異物排出口14に運ば
れ、ここから排出落下せしめられる。
5′はその先端側が粉砕テーブル3の回転方向に
屈曲せしめられ、また異物排出用スクレーパ1
5″はその先端に粉砕テーブル3の回転方向に屈
曲した鉤部16が形成されているので、竪型ミル
の運転時、図示せぬフアンによつて給気ダクト7
より風洞8内に吸引導入され、ノズルリング9を
通つて上昇する気流に吹き上げられずに風洞8内
に落下した小さな鉄片、比重の重い被粉砕物等の
粉砕されない異物は、粉砕テーブル3と一体に回
転する異物排出用スクレーパ15′,15″の先端
から逃げることが無く、異物排出用スクレーパ1
5′,15″に掻き込まれて異物排出口14に運ば
れ、ここから排出落下せしめられる。
尚、上記各実施例では異物排出用スクレーパ1
5′,15″が夫々一枚しか設けられていないが、
二枚或いは三枚設けても良いものである。
5′,15″が夫々一枚しか設けられていないが、
二枚或いは三枚設けても良いものである。
[発明の効果]
以上の説明で判るように本発明の竪型ミルの異
物排出用スクレーパは、先端部が粉砕テーブルの
回転方向に屈曲されるか、又は先端に粉砕テーブ
ルの回転方向に屈曲した鉤部が形成されているの
で、竪型ミルの運転時下部ケーシングの風洞内に
落下した粉砕されない異物が異物排出用スクレー
パの先端から逃げることが無く、異物排出用スク
レーパに掻ぎ込まれて異物排出用に運ばれ、ここ
から排出落下せしめられる。従つて、粉砕されな
い異物が給気ダクト内に押込まれることが無いの
で、給気ダクトの有効断面積が減少することがな
く、給気ダクトの閉塞も無く、ミル本体への給気
量を安定させることができるという優れた効果を
奏する。
物排出用スクレーパは、先端部が粉砕テーブルの
回転方向に屈曲されるか、又は先端に粉砕テーブ
ルの回転方向に屈曲した鉤部が形成されているの
で、竪型ミルの運転時下部ケーシングの風洞内に
落下した粉砕されない異物が異物排出用スクレー
パの先端から逃げることが無く、異物排出用スク
レーパに掻ぎ込まれて異物排出用に運ばれ、ここ
から排出落下せしめられる。従つて、粉砕されな
い異物が給気ダクト内に押込まれることが無いの
で、給気ダクトの有効断面積が減少することがな
く、給気ダクトの閉塞も無く、ミル本体への給気
量を安定させることができるという優れた効果を
奏する。
第1図は本発明による竪型ミルの異物排出用ス
クレーパの一実施例を示すもので、下部ケーシン
グ内風洞の概略横断平面図、第2図は他の実施例
を示すもので、下部ケーシング内風洞の概略横断
平面図、第3図は竪型ミルの縦断面図、第4図は
従来の異物排出用スクレーパを示すもので、第3
図のA―A線横断面図である。 3…粉砕テーブル、6…下部ケーシング、8…
風洞、15′,15″…異物排出用スクレーパ、1
6…鉤部。
クレーパの一実施例を示すもので、下部ケーシン
グ内風洞の概略横断平面図、第2図は他の実施例
を示すもので、下部ケーシング内風洞の概略横断
平面図、第3図は竪型ミルの縦断面図、第4図は
従来の異物排出用スクレーパを示すもので、第3
図のA―A線横断面図である。 3…粉砕テーブル、6…下部ケーシング、8…
風洞、15′,15″…異物排出用スクレーパ、1
6…鉤部。
Claims (1)
- 1 竪型ミルの下部ケーシング内風洞に設けたス
クレーバの先端側を、粉砕テーブルの回転方向に
屈曲させるか、またはスクレーパの先端に粉砕テ
ーブルの回転方向に屈曲した鉤部を形成したこと
を特徴とする竪型ミルの異物排出用スクレーパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18476185A JPS6245351A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 竪型ミルの異物排出用スクレ−パ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18476185A JPS6245351A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 竪型ミルの異物排出用スクレ−パ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245351A JPS6245351A (ja) | 1987-02-27 |
JPH0256941B2 true JPH0256941B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=16158866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18476185A Granted JPS6245351A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 竪型ミルの異物排出用スクレ−パ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE43404E1 (en) | 1996-03-07 | 2012-05-22 | Tessera, Inc. | Methods for providing void-free layer for semiconductor assemblies |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106040366A (zh) * | 2016-07-26 | 2016-10-26 | 新乡市长城机械有限公司 | 带有预压物料和定位落料的立式辊磨机及立式辊磨方法 |
WO2024150468A1 (ja) * | 2023-01-11 | 2024-07-18 | 株式会社Ihi | 粉砕機 |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP18476185A patent/JPS6245351A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE43404E1 (en) | 1996-03-07 | 2012-05-22 | Tessera, Inc. | Methods for providing void-free layer for semiconductor assemblies |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245351A (ja) | 1987-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2937815A (en) | Disc mills | |
JP4989059B2 (ja) | 粉砕装置 | |
JPH0256941B2 (ja) | ||
JP6592753B1 (ja) | ロールミル | |
JP4204101B2 (ja) | 機械式粉砕機 | |
JPH07308637A (ja) | ミルの回転式分級機 | |
JPH02293584A (ja) | 湿潤原料の乾燥粉砕装置 | |
JPH1028890A (ja) | 竪型ローラミル | |
JPS641182B2 (ja) | ||
JPS6029537B2 (ja) | 粉砕機 | |
JP2882132B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JP2622909B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPH02265660A (ja) | 遠心流動粉砕装置 | |
JPS6136459B2 (ja) | ||
JP2617816B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPS6327984B2 (ja) | ||
JPH0529080Y2 (ja) | ||
JPS601804Y2 (ja) | 竪型ミル | |
JPS6031829Y2 (ja) | 竪型ミルの分級装置 | |
JPS604597Y2 (ja) | 竪型ミル | |
JPH0331099B2 (ja) | ||
JP4288649B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JP2790228B2 (ja) | 遠心流動粉砕装置のバッチ運転方法 | |
JP2956864B2 (ja) | 竪型粉砕機 | |
JPS6144538B2 (ja) |