JPH0256644A - マイクロプロセッサ用デバッグ装置 - Google Patents

マイクロプロセッサ用デバッグ装置

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JPH0256644A
JPH0256644A JP63207262A JP20726288A JPH0256644A JP H0256644 A JPH0256644 A JP H0256644A JP 63207262 A JP63207262 A JP 63207262A JP 20726288 A JP20726288 A JP 20726288A JP H0256644 A JPH0256644 A JP H0256644A
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JP
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microprocessor
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recording
debugged
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JP63207262A
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Takeshi Hajika
羽鹿 健
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はマイクロプロセッサ用デバッグ装置、特にマ
イクロプロセッサを用いたシステムのプログラム実行状
態を記録するアドレス範囲を指定して、前記プログラム
実行状態を逐次記録し、該記録したデータを再生してデ
バッグを行うマイクロプロセッサ用デバッグ装置に関す
るものである。
[従来の技術] 一般にマイクロプロセッサを用いたシステム(以下、こ
れを被デバッグ装置と略す)をデバッグする装置(以下
、これをデバッグ装置と略す)には、被デバッグ装置の
マイクロプロセッサの動作、即ちマイクロプロセッサの
出力するアドレス及びその時のデータを記録する機能(
以下、これをトレース機能と略す)が装備されている。
第2図は例えば従来のマイクロプロセッサ用デバッグ装
置のトレース機能部分の回路図であり、図において10
1は被デバッグ装置、17は被デバッグ装置101が内
蔵するマイクロプロセッサ(以下CP U 17と略す
)であり、例えばアドレス24ビツト、データ16ビツ
、トであるとする。このCPU17のアドレスとデータ
情報をデバッグ装置で記録するのである。200はデバ
ッグ装置であり、以下の1〜16の機器を内蔵する。1
Bはデバッグ装置200を制御するためのマイクロプロ
セッサ(以下CPU1Bと略す)であり、例えばアドレ
ス16ビツト、データ8ビツトであるとする。14はC
PU16の制御プログラムを格納しておくROM、1.
2は被デバッグ装置のデータとアドレスを記録しておく
メモリで、第2図ではデータ記録回数が4k(2”’)
回分の記録容量をもつ例を示す。3,4は被デバッグ装
置のデータとアドレスのドライバ、10.11は記録し
たデータをデバッグ装置のCPU1Bが読出すためのド
ライバ、5はデータを記録しておくメモリ1,2のデー
タ格納アドレスを発生する例えば桁数12ビツトのカウ
ンタ、6はカウンタ5の発生する12ビツトのアドレス
とCPU16の出力するアドレスのうちの12ビツトの
アドレスデータとを切換えるためのセレクタ、8はセレ
クタ6に供給するセレクト信号を出力するアンドゲート
、7はカウンタ5の計数値をデバッグ装置のCPU1B
が読出すためのドライバ、13は被デバッグ装置101
のデータの記録を行なうかどうかを制御する例えば1ビ
ツトのレジスタ、12は被デバッグ装置からのリード信
号とライト信号よりデータをメモリ1,2に書込むため
のタイミング用のアンドゲート、9はレジスタ13から
のデータ記録許可信号と書込みタイミング用信号との論
理演算をするためのオアゲート、15はデバッグ装置2
00内の各制御を行なうためのデコーダであり、入力さ
れる16ビツトのアドレスデータをデコードして制御信
号a % fを出力する。
第2図の動作を説明する。まず記録を始める前にカウン
タ5の初期設定を行なう。これはデバッグ装置のCPU
113がデータバスを介してカウンタ5に初期設定デー
タを与え、カウンタ5へのセット命令を実行すると、デ
コーダ15がこのセット命令をデコードしてカウンタ5
へセット信号すを供給することにより、カウンタ5への
初期データの設定が行なわれる。次に被デバッグ装置1
01のデータを記録する場合、CPU1Bはレジスタ1
3にデータ“0“を設定する。これは前記同様にCPU
1Bがデータバスを介してデータ“0”をレジスタ13
に供給し、同時にデコーダ15がこのセット命令をデコ
ードしてレジスタ13にセット信号fを供給することに
より実行される。この結果レジスタ13の出力信号gが
“0”となるためドライバ3.4が有効(一般にENA
BLEと呼ばれ素子が動作可能となること)となり被デ
バッグ装置のCPU17のデータ及びアドレスがメモリ
1,2に与えられるようになると共にデータ書込みタイ
ミング信号であるアンドゲート12の出力信号tがオア
ゲート9を介してメモリ1,2のライト信号として与え
られるようになり、メモリ1.2に被デバッグ装置のC
PU17のデータ及びアドレスが記録される。なおこの
時、デコーダの出力d、eは共に“1”であり、アンド
ゲート8の出力信号りが“1”となりセレクタ6にセレ
クト信号として供給されるため、セレクタ6は2つの入
力信号のうちカウンタ5からの入力信号を選択出力し、
メモリ1,2へ12ビツトのアドレス信号として供給し
ている。前記データ書込みタイミング信号tは1回発生
する毎にカウンタ5にクロックとして供給され、その計
数値が+1される。このカウンタ5の計数値がセレクタ
6を介してメモリ1,2のデータ格納アドレスとして供
給されるため、順次メモリ1,2にデータ記録が行われ
る。
またメモリ1,2に記録されたデータを読出す場合は、
まずCPU1Bはレジスタ13に“1”を書込み、メモ
リ1,2への記録を中止させる。次にCPU1Gはカウ
ンタ5の現在の計数値を知るため、カウンタ5のリード
命令によりデコーダ15の出力信号Cを“0“にしドラ
イバ7に供給する。ドライバ7は有効(ENABLE)
となり、入力されるカウンタ5の計数値を出力しデータ
バスを介してCPU1Bに供給する。CPU16はこの
ようにしてカウンタ5の計数値を読込むと、この計数値
をもとにして必要なメモリのアドレスを計算する。この
計算されたアドレスに対応するメモリ1あるいはメモリ
2に対するリード命令を実行すると、デコーダ15の出
力信号dあるいはeが“0“となり、その結果アンドゲ
ート8の出力よりセレクタ6に供給されるセレクト信号
りが“0“となる。従ってセレクタ6はCPU1Bのア
ドレスバスから入力されるアドレス信号を選択出力して
メモリ1及び2に供給する。デコーダ15の出力信号d
とeはそれぞれドライバ10と11に供給されているの
で、同時にドライバ10あるいは11が有効となり、C
PUIBはドライバ10あるいは11を介してメモリ1
あるいは2の指定したアドレスから記録されたデータを
データバスを介して読取ることができる。
CP U 16はメモリ1,2に記録されている被デバ
ッグ装置のCPU17のデータ及びアドレスに必要な処
理を施こし表示等を行なう。なお以上述べたカウンタ5
への初期設定、記録の制御、記録したデータの読み出し
及び処理等はROMLA内のプログラムに従いデバッグ
装置のCPUl0が行なう。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のマイクロプロセッサ用デバッグ装置
では、マイクロプロセッサの総ての動作を記録するため
、デバッグ装置のメモリ容量が小さいと短時間分の動作
しか記録できないため、必要な部分の動作が十分に記録
されない。また長時間の記録をするためにはメモリの容
量を大きくする必要があり、記憶素子数の増加や価格の
上昇の原因となるとともに、デバッグに必要とする部分
以外の動作も記録されしまうため、マイクロプロセッサ
の動作解析に時間を要するという第1の問題点があった
また彼デバッグ装置とデバッグ装置のマイクロプロセッ
サのバス幅が一致しない場合、例えば被デバッグ装置の
データバスが16ビツトでデバッグ装置のデータバスが
8ビツトの場合に、2回に分けてデータを読込む必要が
あり、効率良く被デバッグ装置のデータ記録が行なえな
いという第2の問題点があった。
この第1の発明は上記第1の問題点を解決するためにな
されたもので、データ記録時における不必要な部分の動
作をも記録するという問題点を除去し、トレース機能を
有効に利用できるマイクロプロセッサ用デバッグ装置を
提供することを目的とする。
この第2の発明は上記第2の問題点を解決するためにな
されたもので、被デバッグ装置とデバッグ装置のマイク
ロプロセッサのバス幅か一致しない場合にも、効率良く
被デバッグ装置のデータ記録が行なえるマイクロプロセ
ッサ用デバッグ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この第1の発明に係るマイクロプロセッサ用デバッグ装
置は、マイクロプロセッサを用いたシステムのプログラ
ム実行状態を逐次記録し、該記録したデータを再生して
デバッグを行う装置において、前記マイクロプロセッサ
のプログラム実行状態を記録するアドレス範囲を設定す
るアドレス範囲設定回路と、前記マイクロプロセッサの
データバス及びアドレスバスのデータをそれぞれ記録及
び再生するデータ記憶回路と、前記マイクロプロセッサ
のアドレスデータが前記アドレス範囲設定回路の設定範
囲内のとき、前記データ記憶回路に対して、前記マイク
ロプロセッサのデーパス及ヒアドレスバスのデータの記
録制御と、該記録したデータの再生制御とを行うデータ
記録及び再生制御回路とを備えたものである。
この第2の発明に係るマイクロプロセッサ用デバッグ装
置は、マイクロプロセッサを用いたシステムのプログラ
ム実行状態を逐次記録し、該記録したデータを再生して
デバッグを行う装置において、前記被デバッグ用マイク
ロプロセッサのプログラム実行状態を記録するアドレス
範囲を設定するアドレス範囲設定回路と、前記被デバッ
グ用マイクロプロセッサのデータバス及びアドレスバス
のデータをそれぞれ記録及び再生するデータ記憶回路と
、前記被デバッグ用マイクロプロセッサのアドレスデー
タが前記アドレス範囲設定回路の設定範囲内で、データ
記録又はデータ再生の要求が発生したとき、前記被デバ
ッグ用マイクロプロセッサによるデータ記録又はデータ
再生の初期制御に基づき、前記初期制御終了後に前記デ
ータ記憶回路に対して、前記被デバッグ用マイクロプロ
セッサのデータバス及びアドレスバスのデータの記録制
御と、該記録したデータの再生制御とを行うデータ記録
及び再生制御回路とを備え、たちのである。
[作用] この第1の発明においては、マイクロプロセッサを用い
たシステムのプログラム実行状態を逐次記録し、該記録
したデータを再生してデバッグを行う装置において、前
記被デバッグ用マイクロプロセッサのプログラム実行状
態を記録するアドレス範囲を限定するため、前記アドレ
スの上限値及び下限値をそれぞれ設定する1対のレジス
タを設け、前記1対のレジスタの設定値と前記被デバッ
グ用マイクロプロセッサのアドレスとを比較して、前記
披デバッグ用マイクロプロセッサのアドレスが設定範囲
内のときのみに、被デバッグ用マイクロプロセッサのデ
ータバス及びアドレスバスのデ・−タの記録を可能とす
る制御動作を行い、デバッグに不要な部分の記録を行な
わないようにしたものである。
この第2の発明においては、マイクロプロセッサを用い
たシステムのプログラム実行状態を逐次記録し、該記録
したデータを再生してデバッグを行う装置において、デ
バッグ装置の制御用マイクロプロセッサに被デバッグ装
置のマイクロプロセッサを利用し、デバッグ装置からの
データ記録又はデータ再生の要求により、被デバッグ用
マイクロプロセッサにデバッグ装置のデータ記録又はデ
ータ再生に必要な初期制御を行なわせ、前記初期制御終
了後は、デバッグ装置が単独で被デバッグ用マイクロプ
ロセッサのデータバス及びアドレスバスのデータの記録
及び再生を行なえるようにしたものである。
[実施例コ 第1図はこの第1の発明に係るマイクロプロセッサ用デ
バッグ装置の回路図であり、1〜8.lO〜14.16
〜17及び101は前記従来装置と全く同一のものであ
る。20及び21は記録するアドレスの下限値及び上限
値をそれぞれ指定するための例えば24ビツトのレジス
タであり、20はYレジスタ、21はZレジスタと称す
る。22及び23はYレジスタ20及びZレジスタ21
のそれぞれ24ビツトの設定値と被デバッグ装置のCP
U17の24ビツトのアドレス値を個別に比較するデー
、夕比較器である。24及び25はオアゲート、2Bは
デコーダ、27は例えばキーボード等の入力装置である
。100はデバッグ装置で上記1〜8.10〜14. 
te、及び20〜27の機器を内蔵している。
第1図の回路図の接続につき説明する。被デバッグ装置
101のCPU17は例えばアドレス24ビツト、デー
タ16ビツトであるとする。このCPU17の16ビツ
トのデータバスはドライバ3を介してメモリ1のデータ
入力端子に接続され、24ビツトのアドレスバスはドラ
イバ4を介してメモリ2のデータ入力端子及びデータ比
較器22.23のそれぞれの一方の入力端子に接続され
ている。メモリ1゜2のデータ出力端子は、ドライバ1
0.11を介してデバッグ装置100のCPU1Bのデ
ータバスに接続されている。Yレジスタ20及びZレジ
スタ21の入刃端子はCPU16のデータバスに接続さ
れ、それぞれのレジスタの出力はデータ比較器22.2
3の他方の入力端子に接続される。データ比較器22.
23のそれぞれの出力はオアゲート24を介してオアゲ
ート25の入力端子の1つに人力される。被デバッグ装
置のCPU1.7のリード信号とライト信号はアンドゲ
ート12を介してオアゲート25の入力端子の1つに接
続される。レジスタ13の出力はオアゲート25の入力
端子の1つと、ドライバ3,4のイネーブル端子に接続
されている。オアゲート25の出力はメモリ1,2のラ
イト端子及びカウンタ5のカウントクロック端子に接続
されている。デコーダ26の出力信号dとeはそれぞれ
メモリ1と2のリード端子及びドライバ10と11のイ
ネーブル端子に接続される。アンドゲート8はデコーダ
26の出力信号dとeの論理積を出力し、セレクタ6の
セレクト端子に接続される。カウンタ5の出力はセレク
タ6の一方の入力に接続されるのと同時にドライバ7を
介してCPU1Bのデータバスに接続されている。セレ
クタ6の他方の入力にはCPU18のアドレスバスか接
続され、その出力はメモリ1゜2のアドレス入力端子に
接続されている。またR2M17はCPU113のアド
レスバスとデータバスに接続されている。デコーダ26
の出力信号pは入力装置27に接続され、入力装置27
の出力はデータバスに接続されている。
第1図の動作を説明する。まずデータ記録を行う場合に
は、データ記録を行いたいアドレス範囲の下限値をYレ
ジスタ20に、上限値をZレジスタ21に設定する。こ
れはデバッグ装置の入力装置27からの下限及び上限設
定値を、CPUIGがそれぞれのレジスタへのセット命
令を実行することにより、デコーダ26の出力信号に、
Ωを操作して行なう。第1図の場合CPU16のデータ
バスが8ビツトであるのに対し、Y、Zレジスタには2
4ビツトのデータを設定する必要があるため、CPUL
Bは3回に分けてこの設定を行う。必要てあればカウン
タ5にも同様の方法で入力装置27からのカウンタ初期
値を設定する。次に、実際にデータを記録する場合につ
いて説明する。デバッグ装置のCPU16はレジスタ1
3に“0”をセットし、レジスタ13の出力である記録
書込み許可信号gを“0゛にする。これによりドライバ
3.4が有効になり、彼デバッグ装置のCPU17の1
6ビツトのデータ及び24ビツトのアドレスデータがメ
モリ1,2に供給されるようになる。被デバッグ装置の
CPU17のアドレスデータは同時にドライバ4を介し
てデータ比較器22及び23の一方に入力される。デー
タ比較器22は入力されるそれぞれ24ビツトのCPU
17のアドレスデータと、Yレジスタ20に設定されて
いる下限値とを比較する。この時(CPUL7のアドレ
ス値)≧(Yレジスタの設定値)ならばデータ比較器2
2の出力は“0″となるが、それ以外ならば“1″とな
る。同様にデータ比較器23は人力されるそれぞれ24
ビツトのCPU17のアドレスデータと、Zレジスタ2
1に設定されている上限値とを比較する。この時(CP
U17のアドレス値)≦(Zレジスタの設定値)ならば
データ比較器23の出力は“D″となるが、それ以外な
らば“1”となる。従ってCPU17のアドレス値が次
の(1)式を満足するときのみオアゲート24の出力信
号jが0″となる。
(Zレジスタの設定値)≧(CPU17のアドレス値)
≧(Yレジスタの設定値)    ・・・(1)オアゲ
ート24からオアゲート25に入力される信号jが“0
″ (即ちCPU17のアドレス値が上下限設定値内に
ある場合)で且つ、レジスタ13からオアゲート25に
入力される記録書込み許可信号gも“0゛の場合に、C
PU17よりリード信号あるいはライト信号が発生しア
ンドゲート12の出力信号tが“0″になるとアオゲー
ト25の出力信号iが“0″となり、メモリ1.2への
ライト信号が発生し、CPUL7のデータ及びアドレス
データがメモリ1,2に記録される。また同時にカウン
タ5にこのライト信号がカウントクロックとして入力さ
れているためカウンタ5の計数値が+1される。
またこのデータ記録書込み時には、デコーダ26の出力
信号d、eが共に“1″であり、アンドゲート8の出力
が“1”となり、セレクタ6に供給されるため、セレク
タ6はカウンタ5からの入力デ−タを選択出力してメモ
リ1.2へアドレス信号として供給している。従ってカ
ウンタ5の計数値が+1される度に、メモリ1,2のデ
ータ格納アドレスも1番地ずつ増加され、順次メモリ1
,2へのデータ書込みが実行される。このメモリ1゜2
へのデータ書込みは、CPU17のアドレス値が前記(
1)式を満足する期間中は継続される。しかしCPU1
7のアドレス値が(1)式を満足しなくなると、オアゲ
ート24の出力信号jが“1”となり、その結果メモリ
1.2へのライト信号及びカウンタ5へのカウントクロ
ックも発生しなくなり、メモリ1,2へのデータ記録動
作は停止する。
次に記録された情報を読出す場合は、まずデバッグ装置
のCPU1Bはカウンタ5の計数値を読込むためにカウ
ンタ5のリード命令を実行すると、デコーダ26の出力
信号Cが“0#となり、ドライバ7を介してカウンタ5
の計数値を読込むことができる。また記録したメモリの
内容を読出す場合にCPU1Bは、レジスタ13に1′
を設定し、メモリ1,2への記録を停止する。レジスタ
13の出力信号gが1″になるとオアゲート25の出力
信号iが“1″となり、メモリ1,2へのライト信号及
びカウンタへのクロックが発生しなくなり、同時にドラ
イバ3,4が無効となるので、デバッグ装置100と被
デバッグ装置101が切離された状態になる。そして先
に読込んだカウンタ5の計数値をもとに、データ読出し
に必要なメモリ1.2のアドレスを計算する。そしてC
PU17のデータの内容を知りたい時は、計算したアド
レスをCPU16はアドレスバスに与え、メモリ1への
リード命令を実行する。この場合デコーダ26の出力信
号dが“O”となり、アンドゲート8の出力信号りも“
0”となり、この出力信号りの“0”がセレクタ6に供
給されているため、セレクタ6はアドレスバス上のデー
タ12ビツトを選択出力してメモリ1に供給する。また
ドライバ10が有効となり、メモリ1の18ビツトのデ
ータがドライバ10を介して2回に分けてCP U 1
Bのデータバス上に出力されるのでCPU1Bは8ビツ
トずつこのデータを読込むことができる。全、く同様の
方法によりメモリ2に記録されている24ビツトのCP
U17のアドレス情報をc P U 1Bは3回に分け
て8ビツトずつ読込むことができる。この場合CP01
Bのメモリ2へのリード命令によりデコーダ26の出力
信号eが“0”となり、ドライバ11が有効となり、2
4ビツトのデータを3回に分けて読込む点が異なるのみ
で、その他はCPU17のデータ情報の読込みと全く同
じ動作となる。以上のようにして読込んだ情報をCPU
1Bで処理をして表示等を行なう。
デバッグ装置100の上記処理動作は同装置内のROM
 14に格納された制御プログラムに従ってCP U 
1Bが行なう。
第3図はYレジスタ及び2レジスタの設定値と記録され
るアドレス範囲を示す図である。図においてはCPU1
7のアドレス範囲を0≦CPU17のアドレス≦Mとし
、また2つの数a、bを0≦aく56Mとしている。記
録されるCPU17のアドレス範囲は、Yレジスタの設
定値及びZレジスタの設定値の組み合せに従って、それ
ぞれのケース番号の欄に示されている。
第4図はこの第2の発明に係るマイクロプロセッサ用デ
バッグ装置の回路図であり、1〜8,10〜14.17
.20〜24.27及び101は前記第1図の装置と全
く同一のものである。25Aはオアゲート、26Aはデ
コーダ、28はナンド(NAND)ゲート、100 A
はデバッグ装置で上記1〜8.10〜14.20〜24
.25A、 26A及び27〜28を内蔵するがCPU
は内蔵しない。
第4図の回路図の接続につき説明する。被デバッグ装置
lotのCPU17は例えばアドレス24ビツト、デー
タ16ビツトであるとする。このCPU17の24ビツ
トのアドレスバスは直接デバッグ装置100 Aのセレ
クタ6の一方の入力、ROM14のアドレス端子及びデ
コーダ2Bに接続されると共に、ドライバ4を介してメ
モリ2のデータ入力端子及びデータ比較器22.23の
一方の入力に接続される。
CPU17の16ビツトのデータバスは直接Yレジスタ
20、zレジタ21(7)入力、ROM 14(7)デ
ータ端子、カウンタ5の入力、レジスタ13の入力及び
入力装置27の出力に接続されると共に、ドライバ3を
介してメモリ1のデータ入力端子にも接続される。
メモリ1,2のデータ出力端子はドライバto、iiを
介してCPUL7のデータバスに接続され、カウンタ5
の出力はセレクタ6の他方の入力及びドライバ7を介し
て、CPU17のデータバスに接続される。Yレジスタ
20とZレジスタ21の出力はそれぞれデータ比較器2
2と23の他方の入力に接続され、データ比較器22.
23の出力は共通にオアゲート24を介してオアゲート
25Aの入力端子の1つに接続される。CP U 17
のリード信号とライト信号はアンドゲート12を介して
オアゲート25Aの入力端子の1つに接続されると共に
、それぞれ個別にデコーダ26Aにも接続される。レジ
スタ13の出力はオアゲート25Aの入力端子の1つ及
びドライバ3゜4のイネーブル端子に接続される。デコ
ーダ26Aの出力総てがナントゲート27を介してオア
ゲート25の入力端子の1つに接続され、オアゲート2
5の出力はメモリ1.2のライト端子及びカウンタ5へ
のカウントクロック端子に接続される。また、デコーダ
26Aの出力信号d、eはそれぞれメモリ1.2のリー
ド端子及びドライバ10.11のイネーブル端子に接続
されるとともに、アンドゲート8を介してセレクタ6の
セレクト入力端子に接続される。そして入力装置27の
一方の出力信号nはデバッグ装置用に割当てられた被デ
バッグ装置のCPU17の割込入力端子に接続され、他
方の出力信号QはCP U 17のデータバスに接続さ
れる。またデコーダ26Aの出力信号pは入力装置27
の入力端子に接続されている。
第5図はこの第2の発明に係るマイクロプロセッサ用デ
バッグ装置の状態変移図である。
第5図を参照し第4図の動作の説明を行なう。
第5図の状態変遷図の状態Iにおいては、被デバッグ装
置101はデバッグ装置100Aと切り離されている状
態である。即ち被デバッグ装置101のCPU17は自
己の実行プログラムに従って所定の動作を行い、デバッ
グ装置100Aはデータの記録を行っていない。状態■
から状態mAへの移行は、デバッグ装置内の入力装置2
7のスイッチ等の操作により、一定時間割込入力信号n
を0″とじて披デバッグ装置101のCPU17に割込
みを発生させることにより行われる。この状態mAでは
CPU、17は自己の実行プログラムを一時中断し、あ
らかじめ割込処理プログラムであるデバッグ装置の制御
プログラムが格納されているROM14に制御を移す。
これにより前述の第1図のCPU1Bが行ったことをC
PU17が行う。即ちCPU17は人力装置27からの
指示により記録したいアドレスの下限値と上限値をそれ
ぞれYレジスタ20、Zレジスタ21に設定し、カウン
タ5の初期設定を行ない、レジスタ13に“0”をセッ
トし1.書込み許可信号gを“0″にする。被デバッグ
装置101のCPU17はデバッグ装置100Aに対す
る上記初期設定動作を終了した後、入力装置27からの
指示により、実行コマンド又は復帰コマンドを実行する
ことにより、状態IIBに移行し被デバッグ装置lot
のプログラムに制御を移す。またデバッグ装置100 
Aは以後単独でデータの記録を開始する。
即ちデバッグ装置のデコーダ28Aはデバッグ装置10
0Aに割当てられたアドレス以外のアドレスデータが入
力されるとその出力が総て“1″となり、その結果ナン
トゲート27Aの出力信号mが“0″となり、CPU2
7のアドレス値が上下限設定値内であるとオアゲート2
4の出力信号jが“0”になり、またCPU17よりリ
ード信号あるいはライト信号が“0“となると、アンド
ゲート12の出力信号tも“0”となるので、オアゲー
ト25Aの総ての入力信号が0”となる。従ってオアゲ
ート25Aの出力信号もO”となり、メモリ1.2への
ライト信号が発生する。また同時にカウンタ5にこのラ
イト信号がカウンタクロックとして入力され、カウンタ
5の計数値が+1される。このようにして、第1図の装
置と同様にCPU17のデータ及びアドレスがメモリ1
.2に順次記録される。
また被デバッグ装置101はデバッグ装置100Aとは
関係なく、自己のプログラムにより独立に制御されてい
る。この状態IIBにおいて再びデバッグ装置内の入力
装置27のスイッチ等の操作により、一定時間割込信号
nを“0”として被デバッグ装置101のCPU17に
割込みを発生させると状態■に移行する。この状態■は
、状態11Bでの被デバッグ装置101は単独で自己の
プログラムに従って動作を行い、デバッグ装置100A
も単独でデータ記憶を行っていた状態から、再び披デバ
ッグ装置101の(、P U 17の制御をデバッグ装
置100A内のROM14のプログラムに移すことにな
る。この状態■においては、CPU17はデバッグ装置
100Aに制御が移るため、デバッグ装置100Aに割
当てられたアドレスで動作する。このためデコーダ26
Aの出力のいずれかが“0”になり、ナントゲート27
Aの出力信号mは“1”となり、オアゲート25Aの出
力信号iも1#となる。従ってメモリ1.2へのライト
信号が発生しない。それ故レジスタ13の出力信号gが
“0“で書込み許可状態であっても、被デバッグ装置1
01のCPU17がデバッグ装置100Aの制御を行っ
ている時間中は、CP U 17のデータ及びアドレス
データの記録は行われない。このデータ記録か一時中断
された状態が状態■である。CPU17がデバッグ装置
の入力装置27からの指示により再び自己の実行プログ
ラムに戻ると、この状態■から最初の状態I又は状態n
Bに移行する。例えばこの状態■において入力装置27
からの指示が「データの記録を停止させる」場合は状態
Iに戻る。また状態■において入力装置27からの指示
が「現在まで記録したデータを表示器に表示し、以後再
びデータ記録を再開させる」場合は、状態■Bに復帰す
る。
このように被デバッグ装置のCPUl7をデバッグ装置
のCPUとして用いるためCPUが共用されるほか、被
デバッグ装置とデバッグ装置のバス幅が異なるというこ
とがなく、効率的なデバッグ処理が行なえる。
[発明の効果コ 以上のようにこの第1の発明によれば、マイクロプロセ
ッサを用いたシステムのプログラム実行状態を記録する
ときに、前記記録する被デバッグ用マイクロプロセッサ
のアドレス範囲を限定するアドレス範囲設定回路を設け
たので、不要な部分の記録が少くなり、記録用メモリ容
量が節約され、またマイクロプロセッサの動作解析に必
要な時間が短縮できる効果を有する。
またこの第2の発明によれば、マイクロプロセッサを用
いたシステムのプログラム実行状態を記録し又は再生を
するときに、デバッグ装置の制御用マイクロプロセッサ
として披デバッグ用マイクロプロセッサを使用し、記録
又は再生の初期制御を行なわせ、デバッグ装置自身はマ
イクロプロセッサを内蔵しないので、デバッグ装置の構
成が簡単になり、装置の価格を下げる効果がある。また
デバッグ装置の記録又は再生の初期制御期間中はデータ
の記録を行わないため、従来のデバッグ装置と同様なト
レース機能を有する。さらに、被デバッグ装置のマイク
ロプロセッサをデバッグ装置の制御用マイクロプロセッ
サとして用いるため、バスの幅が同じになり効率的な処
理を行なえることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの第1の発明に係るマイクロプロセッサ用デ
バッグ装置の回路図、第2図は従来のマイクロプロセッ
サ用デバッグ装置のトレース機能部分の回路図、第3図
はYレジスタ及びZレジスタの設定値と記録されるアド
レス範囲を示す図、第4図はこの第2の発明に係るマイ
クロプロセッサ用デバッグ装置の回路図、第5図はこの
第2の発明に係るマイクロプロセッサ用デバッグ装置の
状態変位図である。 図において、1,2はメモリ、3,4,7.10゜11
はドライバ、5はカウンタ、6はセレクタ、8゜12は
アンドゲート、9.24.25.25Aはオアゲート、
13はレジスタ、14はR−OM、 15.28.26
Aはデコーダ、16.17はCPU、20はYレジスタ
、21はZレジスタ、22.23はデータ比較器、27
は入力装置、28はナントゲート、100 、100 
A、 200はデバッグ装置、101は被デバッグ装置
である。 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マイクロプロセッサを用いたシステムのプログラ
    ム実行状態を逐次記録し、該記録したデータを再生して
    デバッグを行う装置において、前記マイクロプロセッサ
    のプログラム実行状態を記録するアドレス範囲を設定す
    るアドレス範囲設定回路と、 前記マイクロプロセッサのデータバス及びアドレスバス
    のデータをそれぞれ記録及び再生するデータ記憶回路と
    、 前記マイクロプロセッサのアドレスデータが前記アドレ
    ス範囲設定回路の設定範囲内のとき、前記データ記憶回
    路に対して、前記マイクロプロセッサのデータバス及び
    アドレスバスのデータの記録制御と、該記録したデータ
    の再生制御とを行うデータ記録及び再生制御回路とを備
    えたことを特徴とするマイクロプロセッサ用デバッグ装
    置。
  2. (2)マイクロプロセッサを用いたシステムのプログラ
    ム実行状態を逐次記録し、該記録したデータを再生して
    デバッグを行う装置において、前記被デバッグ用マイク
    ロプロセッサのプログラム実行状態を記録するアドレス
    範囲を設定するアドレス範囲設定回路と、 前記被デバッグ用マイクロプロセッサのデータバス及び
    アドレスバスのデータをそれぞれ記録及び再生するデー
    タ記憶回路と、 前記被デバッグ用マイクロプロセッサのアドレスデータ
    が前記アドレス範囲設定回路の設定範囲内で、データ記
    録又はデータ再生の要求が発生したとき、前記被デバッ
    グ用マイクロプロセッサによるデータ記録又はデータ再
    生の初期制御に基づき、前記初期制御終了後に前記デー
    タ記憶回路に対して、前記被デバッグ用マイクロプロセ
    ッサのデータバス及びアドレスバスのデータの記録制御
    と、該記録したデータの再生制御とを行うデータ記録及
    び再生制御回路とを備えたことを特徴とするマイクロプ
    ロセッサ用デバッグ装置。
JP63207262A 1988-08-23 1988-08-23 マイクロプロセッサ用デバッグ装置 Pending JPH0256644A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713806A (ja) * 1993-06-22 1995-01-17 Nec Corp マイクロプロセッサのバストレース装置
US5835272A (en) * 1996-07-24 1998-11-10 Nikon Corporation Zoom Lens
JP2007524274A (ja) * 2003-06-24 2007-08-23 メンター グラフィックス コーポレーション データのコンパクト化およびピン割当て

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