JPH0253619A - 自動車の懸架装置 - Google Patents

自動車の懸架装置

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JPH0253619A
JPH0253619A JP20072688A JP20072688A JPH0253619A JP H0253619 A JPH0253619 A JP H0253619A JP 20072688 A JP20072688 A JP 20072688A JP 20072688 A JP20072688 A JP 20072688A JP H0253619 A JPH0253619 A JP H0253619A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、自動車の懸架装置、特に、車輪を支承するナ
ックルに連接した上下一対のアッパコントロールアーム
及びロアコントロールアームの各基端を車体に上下揺動
自在に枢着したものの改良に関する9 (2)従来の技術 かかる懸架装置は、ダブルウィツシュボーン型として広
く知られている(例えば特公昭44−28123号公報
参照)。
(3)発明が解決しようとする課題 従来のかかる懸架装置では、アッパコントロールアーム
及びロアコントロールアームの各基端を、車体に固設さ
れた水平軸にそれぞれ弾性支持部材を介して枢着してい
るので、これら弾性部材のばね定数によって前後方向コ
ンプライアンス及び制動時のキャスタ剛性が左右される
一般に、車輪が路面上の突起物を乗越えるときのショフ
クを車体に極力伝達させないためには懸架装置の前後方
向コンプライアンスを大きくする必要があり、また制動
時、車輪の直進性を確保するためには、懸架装置のキャ
スタ剛性を大きくする必要がある。
しかしながら、従来の前記懸架装置では、前後方向コン
プライアンスを大きく得べく前記弾性支持部材のばね定
数を小さく設定すれば、キャスタ剛性が低下して車輪の
直進性が損なわれ、また制動時のキャスタ剛性を大きく
得べく前記弾性支持部材のばね定数を大きく設定すれば
、前後方向コンプライアンスが低下して乗心地を悪くす
る弊害を伴うので、前後方向コンプライアンス及び制動
時のキャスタ剛性を両立させることが困難である。
そこで、前記弾性支持部材に非線形のばね特性を与えて
も、制動時における前後方向コンプライアンスを確保す
ることはできない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、前後方
向コンプライアンス及び制動時のキャスタ剛性の両方を
満足させることができ、しかも制動中でも乗心地を良好
にし得る簡単を効な前記懸架装置を提供することを目的
とする。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、ナックル、アッ
パコントロールアーム及びロアコントロールアームから
なるti動リンク系の上部及び下部に一対の上部及び下
部ラジアスロッドの後端を連結し、これらラジアスロッ
ドを相互に回動自在に連結すると共に、その一方のラジ
アスロッドの前端を弾性支持部材を介して車体に上下揺
動自在に枢着し、該一方のラジアスロッドの前端と両ラ
ジアスロッドの後端とを結ぶ2本の直線間の夾角を鋭角
としたことを第1の特徴とする。
また本発明は、上記特徴に加えて、車輪の制動時に前記
2本の直線上に作用する2つの力の合力の方向と、車輪
の中心部に前後方向荷重が加わったときに前記′2本の
直線上に作用する2つの力の合力の方向とが互いに略直
角をなすように上部及び下部ラジアスロッドを配置した
ことを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第2の特徴に加えて、一方のラジアス
ロッドの前端を車体に支持する弾性支持部材のばね定数
を、車輪の制動時に生じる前記合力の方向に大きく、車
輪の中心部に前後方向荷重が加わったときに生じる前記
合力の方向に小さく設定したことを第3の特徴とする。
(2)作 用 第1の特徴によれば、制動時には、路面から車輪に働く
モーメントにより両ラジアスロッドに、前記2直線に沿
って引張力と圧縮力とが作用するので、これらの合力(
第1の合力という)は上記引張力や圧縮力より小さい。
したがって、一方のラジアスロッドの前端を支持する弾
性支持部材の、第1の合力による変形量は比較的小さく
、これにより懸架装置のキャスタ剛性が確保される。
また車輪の中心部に前後方向の荷重が加わった場合は、
両ラジアスロッドに、前記2直線に沿って引張力のみ又
は圧縮力のみが作用するので、これらの合力(第2の合
力という)は上記各引張力又は圧縮力よりも大きい。し
たがって、前記弾性支持部材の、第2の合力による変形
量は比較的大きく、これにより懸架装置の前後方向コン
プライアンスを大きく得ることができる。
第2の特徴によれば、前記弾性支持部材に第1及び第2
の合力が同時に加わっても、第1の合力の方向に該弾性
支持部材が過度に変形することを防止できる。
第3の特徴によれば、前記弾性支持部材の、第1の合力
による変形をし難(しつつ、第2の合力による変形をし
易くすることができる。
(3)実施9す 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明を通用した自動車の後部懸架装置Sの左
側半部の斜視図、第2図はその平面図、第3図はその側
面図である。これらの図において、車輪1を支持するた
めのナックル2は、車輪1をベアリング23(第2図)
を介して支承するスピンドル3と、このスピンドル3の
基端から上方、前方及び後方の3方向へそれぞれ突出す
る上部支腕4、下部支腕5及び後部支腕6とを有し、こ
れら支腕4,5及び6にアッパコントロールアーム7、
ロアコントロールアーム8及び補助コントロールアーム
9の先端がそれぞれ連結軸10,11゜12及びそれら
を囲繞する弾性ブツシュ13.14 15を介して首振
り可能に連結される。
上記コントロールアーム7.8.9はそれぞれ■型に形
成されて車幅方向に配置され、それらの基端は車両前後
方向の枢軸16.17.18及びそれらを囲繞する弾性
ブツシュ19,20.21を介して車体Bdに枢着され
る。したがって、これらコントロールアーム7.8.9
は[(Idl16゜17.18周りに上方揺動自在であ
り、また弾性ブツシュ19,20.21の変形により前
後方向へも僅かに揺動が可能である。
尚、3本のコントロールアーム7.8.9のうちの少な
くとも一本と車体Bdとの間には、従来普通のように懸
架ばね(図示せず)が介装される。
ナックル2、アッパコントロールアーム7及びロアコン
トロールアーム8からなる揺動リンク系22の上部及び
下部には車両前後方向へ延びる一対の上部ラジアスロッ
ド24及び下部ラジアスロッド25の後端が上下方向の
連結軸26.27及びそれらを囲繞する弾性ブツシュ2
8.29を介して首振り可能に連結される。両ラジアス
ロッド24.25の後端の揺動リンク系22への連結点
は、図示例ではアッパコントロールアーム7及びロアコ
ントロールアーム8に設定したが、ア・ンパコントロー
ルアーム7及びナックル2の下部支腕5、あるいはナッ
クル2の上部及び下部支腕4゜5に設定してもよい。
両ラジアスロッド24.25は車幅方向の連結軸30及
びそれを囲繞する弾性ブツシュ31を介して相互に回動
自在に連結され、そしてその一方のラジアスロッド、図
示例では下部ラジアスロッド25の前端が車幅方向の枢
軸32及びそれを囲繞する弾性支持部材たる弾性ブツシ
ュ33を介して枢着される。したがって、車輪1の上下
運動時、アッパ及びロアコントロールアーム7.8の上
下揺動に伴い両ラジアスロッド24.25は枢軸32周
りに上下揺動すると共に、連結軸30周りに相対回動す
ることができる。
ここで、下部ラジアスロッド25の前端と両ラジアスロ
ッド24.25の前端とをそれぞれ結ぶ2木の直線fi
、 、  L間の夾角θは鋭角に設定される。
次にこの実施例の作用を説明する。
先ず第4図において、車両の走行中、図示しないブレー
キ装置の作動により車輪1に制動かがけられた場合を想
定する。
車輪1に制動がかけられると、路面G2がら車輪1に働
く摩擦制動力Pによりナックル2に図で反時計方向のモ
ーメントmが作用し、これに伴い両うジアスロンド24
.25には、前記直線11に沿った引張力P、と、前記
直線tlzに沿った圧縮力P2とが作用し、これらの合
力PAは弾性ブツシュ33に下向き荷重として加わる。
而して、前記2本の直線!!、1.尼2間の夾角θは鋭
角に設定されているから、合力PAは引張力P、や圧縮
力P2よりも小さい。したがって、合力PAによる弾性
ブツシュ33の変形量は少ないので、車輪1のキャスタ
変化は少なく、車輪lの直進性を確保することができる
次に第5図において、車両の走行中、車輪1が路面上の
小石等の突起物34を乗越える場合を想定する。
車輪1が突起物34を登るときには、突起物34から車
輪1の中心部に加わる車両後方への荷重Qは、ナックル
2を介して両ラジアスロッド24゜25に、前記2本の
直線!1.2□に沿った引張力Q、、Q、とじて作用し
、これらの合力QAは弾性ブツシュ33に後向き荷重と
して加わる。
而して、前記2木の直線11..1.間の夾角θは鋭角
であるから、合力QAは引張力Q1やQ2よりも大きい
。したがって、合力QAによる弾性ブツシュ33の変形
量は大きいので、懸架装置Sには大きな前後方向コンプ
ライアンスが与えられることになり、突起物34からの
衝撃力を効果的に緩和し、車体Bdへの伝達を防止する
ことができる。
更に、合力PA、QAの作用方向が互いに異なることか
ら、制動時でも前後方向コンプライアンスを充分に確保
することができ、制動中の乗心地をも良好にし得る。
ここで、懸架装置Sの各部の寸法を第1図に示A・・・
両ラジアスロッド24.25の後端間距離B・・・下部
ラジアスロッド25後端から路面Gj2までの距離 C・・・ロアコントロールアーム8の有効長さD・・・
ロアコントロールアーム8基端から下部ラジアスロッド
25後端までの距離 E・・・アッパコ・ントロールアーム7の有効長さF・
・・アンバコントロールアーム7基端から上部ラジアス
ロッド24後端までの距離 G・・・車輪lの軸線から下部ラジアスロッド25後端
までの距離 I卜・・車輪1の軸線から上部ラジアスロッド24後端
までの距離 このように設定すると、前記の力P、、P、。
Q、、Q、は次式で求めることができる。但し、引張力
を正、圧縮力を負とする。
すように設定する。即ち、 A十B C (P、+Pz・cosθ) (Ql+Q!・CO8θ)
G+HD G十HF 第6図は懸架装置Sを側方から見た場合の前記力Pl、
Pz、PA+ QI、C2,QAの座標を示すものであ
り、上部ラジアスロッド25の軸線をX軸とし、該ロッ
ド25の前端の座標を(0゜0)とする。
同図から明らかなように、P2が負であるから、合力P
s、QAは方向が異なるものであり、これらの方向が互
いに直角をなすようにするためには次式を成立させれば
よい。
+Pz・Qz・5in2θ;0 ・・・・・・・・・(5) ここで、cosθは次式で求めることができる。
λ2・λ、+(1−(ハ+1)λ4) 但し、λ、 =A/B λ2 =″C/D λ、  =E/F λ、  =G/H したがって、前記2直線AI 、lz間の夾角θを適当
に選定することにより、荷重P、Qの大きさに関係なく
、合力PA、QAの方向を互いに直角となるように設定
することができる。
このように設定すると、合力PA、QAが弾性ブツシュ
33に同時に加わった場合でも、即ち制動中に車輪1が
突起物34を乗越える場合でも、弾性ブツシュ33の合
力PA力方向の過度の変形を防止して車輪1のキャスタ
変化を少なくすることができる。
第7図は本発明の第2実施例を示すもので、合力PA、
Qaの方向が互いに直角をなすようにθを設定した場合
、弾性ブツシュ33に、枢軸32を挟んで合力Q、の方
向に並ぶ一対の弧状内核き部35.35を設け、これに
より弾性ブツシュ33のばね定数を合力QAの方向で小
さく11合力P1の方向で大きく設定したものである。
その他の構成は前実施例と同様であり、前実施例と対応
する部分には同一の符号を付す。
この第2実施例によれば、弾性ブツシュ33を構成する
弾性材自体のばね定数を大きく設定しても、弾性ブツシ
ュ33は合力QA力方向は容易に変形し得るので、懸架
装置Sのキャスタ剛性を確保しつつ、前後方向コンプラ
イアンスを一層良好にすることができる。
尚、本発明は、自動車の前部懸架装置にも適用可能であ
る。その場合、アッパコントロールアーム7及びロアコ
ントロールアーム8はボールジヨイントを介してナック
ル2に連結され、補助コントロールアーム9に代えてス
テアリング機構に連なるタイロッドが同じくボールジヨ
イントを介してナックル2棒こ連結されることは勿論で
ある。
C6発明の効果 以上のように本発明によれば、ナックル、アッパコント
ロールアーム及びロアコントロールアームからなる揺動
リンク系の上部及び下部に一対の上部及び下部ラジアス
ロッドの後端を連結し、これらラジアスロッドを相互に
回動自在に連結すると共に、その一方のラジアスロッド
の前端を弾性支持部材を介して車体に上下揺動自在に枢
着し、該一方のラジアスロッドの前端と両ラジアスロッ
ドの後端とを結ぶ2本の直線間の夾角を鋭角とした、極
めて簡単な構成により、車輪に制動力が加わった場合と
車輪中心部に前後方向荷重が加わった場合とで、ラジア
スロッドと車体間の弾性支持部材に対する力の加わり度
合を相違させ、懸架装置のキャスタ剛性を確保しつつ前
後方向コンプライアンスを大きく得ることができ、制動
時の直進性及び凹凸路面走行時の衝撃吸収性の両方を満
足させ、しかも制動中の乗心地をも良好にすることがで
きる。
また本発明の第2の特徴によれば、車輪の制動時に前記
2本の直線上に作用する2つの力の合力の方向と、車輪
の中心部に前後方向荷重が加わったときに前記2本の直
線上に作用する2つの力の合力の方向とが互いに略直角
をなすように上部及び下部ラジアスロッドを配置したの
で、車輪が制動力と中心部への前後方向荷重とを同時に
受けた場合でも、前記弾性支持部材の過度の変形を防止
して所定のキャスタ剛性を依然維持することかできる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、一方のラジアスロ
ッドの前端を車体に支持する弾性支持部材のばね定数を
、車輪の制動時に生じる前記合力の方向に大きく、車輪
の中心部に前後方向荷重が加わったとき【生じる前記合
力の方向に小さく設定したので、キャスタ剛性を61保
しつつ前後方向コンプライアンスを一層大きく得ること
ができ、乗心地の一層の改善が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は自動車の後部懸架装置の斜視図、第2図は同平
面図、第3図は同側面図、第4図は制動時の作用を説明
する側面図、第5図は車輪が路面上の突起物を乗越える
ときの作用を説明する側面図、第6図は下部ラジアスロ
ッド前端の弾性ブツシュに作用する力の座標を示す線図
、第7図は本発明の第2実施例を示す°もので、その要
部のみの側面図である。 Bd・・・車体、S・・・懸架装置、Pl、1□・・・
直線、θ・・・2直線p、、N2間の夾角、 1・・・車輪、2・・・ナンクル、3・・・スピンドル
、7・・・アッパコントロールアーム、8・・・ロアコ
ントロールアーム、22・・・揺動リンク系、24・・
・上部ラジアスロッド、25・・・下部ラジアスロッド
、26・・・連結軸、33・・・弾性支持部材としての
弾性ブツシュ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輪を支承するナックルに連接した上下一対のア
    ッパコントロールアーム及びロアコントロールアームの
    各基端を車体に上下揺動自在に枢着した、自動車の懸架
    装置において、ナックル、アッパコントロールアーム及
    びロアコントロールアームからなる揺動リンク系の上部
    及び下部に一対の上部及び下部ラジアスロッドの後端を
    連結し、これらラジアスロッドを相互に回動自在に連結
    すると共に、その一方のラジアスロッドの前端を弾性支
    持部材を介して車体に上下揺動自在に枢着し、該一方の
    ラジアスロッドの前端と両ラジアスロッドの後端とを結
    ぶ2本の直線間の夾角を鋭角としたことを特徴とする、
    自動車の懸架装置。
  2. (2)第(1)項記載のものにおいて、車輪の制動時に
    前記2本の直線上に作用する2つの力の合力の方向と、
    車輪の中心部に前後方向荷重が加わったときに前記2本
    の直線上に作用する2つの力の合力の方向とが互いに略
    直角をなすように上部及び下部ラジアスロッドを配置し
    たことを特徴とする、自動車の懸架装置。
  3. (3)第(2)項記載のものにおいて、一方のラジアス
    ロッドの前端を車体に支持する弾性支持部材のばね定数
    を、車輪の制動時に生じる前記合力の方向に大きく、車
    輪の中心部に前後方向荷重が加わったときに生じる前記
    合力の方向に小さく設定したことを特徴とする、自動車
    の懸架装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100427312B1 (ko) * 2001-08-21 2004-04-14 현대자동차주식회사 자동차의 후륜 현가장치
ITUB20153561A1 (it) * 2015-09-11 2017-03-11 Fca Italy Spa "Sospensione di ruota posteriore di autoveicolo, a ruote indipendenti"

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KR100427312B1 (ko) * 2001-08-21 2004-04-14 현대자동차주식회사 자동차의 후륜 현가장치
ITUB20153561A1 (it) * 2015-09-11 2017-03-11 Fca Italy Spa "Sospensione di ruota posteriore di autoveicolo, a ruote indipendenti"

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