JPH01266008A - 車輌用サスペンション - Google Patents
車輌用サスペンションInfo
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- JPH01266008A JPH01266008A JP63095999A JP9599988A JPH01266008A JP H01266008 A JPH01266008 A JP H01266008A JP 63095999 A JP63095999 A JP 63095999A JP 9599988 A JP9599988 A JP 9599988A JP H01266008 A JPH01266008 A JP H01266008A
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- Japan
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- vehicle
- wheel
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- imaginary straight
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- Granted
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims description 32
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/18—Multilink suspensions, e.g. elastokinematic arrangements
- B60G2200/184—Assymetric arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車等の車輌のサスペンションに係る。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題本願出願人
と同一の出願人により本願と同日付にて出願された特願
昭63− 号明細書には、各リンクの両端の
枢点の相対的位置関係を適宜に設定することにより、加
減速を伴なう車輌の旋回時に於ける車体のロールが有効
に抑制されるよう構成された車輌用リヤサスペンション
が記載されている。この先の提案にかかるリヤサスペン
ションによれば、車輪の駆動力や制動力が有効に利用さ
れることによって車輌の加減速を伴う旋回時に於ける車
体のロールの増大が有効に抑制若しくは低減される。
と同一の出願人により本願と同日付にて出願された特願
昭63− 号明細書には、各リンクの両端の
枢点の相対的位置関係を適宜に設定することにより、加
減速を伴なう車輌の旋回時に於ける車体のロールが有効
に抑制されるよう構成された車輌用リヤサスペンション
が記載されている。この先の提案にかかるリヤサスペン
ションによれば、車輪の駆動力や制動力が有効に利用さ
れることによって車輌の加減速を伴う旋回時に於ける車
体のロールの増大が有効に抑制若しくは低減される。
しかしかかるサスペンションに於ても、各リンクの延在
方向の設定如何によっては、車輪のバウンド及びリバウ
ンドに伴なう各リンクの運動の態様が不必要に複雑化し
、それらの両端の枢支部に組込まれたゴムブツシュにこ
じりが作用したり、車輪支持部材及び車輪全体の慣性モ
ーメント等により車輌の乗心地性が悪化される虞れがあ
る。
方向の設定如何によっては、車輪のバウンド及びリバウ
ンドに伴なう各リンクの運動の態様が不必要に複雑化し
、それらの両端の枢支部に組込まれたゴムブツシュにこ
じりが作用したり、車輪支持部材及び車輪全体の慣性モ
ーメント等により車輌の乗心地性が悪化される虞れがあ
る。
周知の如く、自動車等の車輌のサスペンションは一端に
て車輪支持部材に枢着され他端にて車体に枢支された5
本の互いに独立したリンク、若しくはそれらのリンクの
何れかを互いに一体的に組合せることにより変形された
リンクよりなっている。例えばダブルウィツシュボーン
式サスペンションは、互いに対をなす2本のリンクの車
輪支持部材側の枢点が重なり合うことによりA型アーム
とされたリンクが上下に二組設けられ、これらのアッパ
及びロアアームと車輪のトーを規制する1本のリンクと
よりなっている。
て車輪支持部材に枢着され他端にて車体に枢支された5
本の互いに独立したリンク、若しくはそれらのリンクの
何れかを互いに一体的に組合せることにより変形された
リンクよりなっている。例えばダブルウィツシュボーン
式サスペンションは、互いに対をなす2本のリンクの車
輪支持部材側の枢点が重なり合うことによりA型アーム
とされたリンクが上下に二組設けられ、これらのアッパ
及びロアアームと車輪のトーを規制する1本のリンクと
よりなっている。
一般にこれら5本のリンクのうち4本のリンクの軸線は
空間内に於てそれぞれ互いにねじれの位置関係にある2
本の仮想直線と交差しているが、車輪のトーを制御する
タイロッドやトーコントロールアームとして機能する第
五のリンクはこれらの仮想直線の何れとも交差しないよ
う配設されている。
空間内に於てそれぞれ互いにねじれの位置関係にある2
本の仮想直線と交差しているが、車輪のトーを制御する
タイロッドやトーコントロールアームとして機能する第
五のリンクはこれらの仮想直線の何れとも交差しないよ
う配設されている。
車輪のバウンド及びリバウンドに際しては、車輪支持部
材及び車輪は二つの仮想直線のi方の周りに枢動せんと
するのに対し、第五のリンクはかかる枢動を拘束する作
用を生じ、その結果各リンクの車輪支持部材側の端部に
組込まれたゴムブツシュがねじりやこじりを受は易く、
各リンクが必ずしも円滑に枢動し得ないため、このこと
が車輌の乗心地性を悪化させる一因となっている。
材及び車輪は二つの仮想直線のi方の周りに枢動せんと
するのに対し、第五のリンクはかかる枢動を拘束する作
用を生じ、その結果各リンクの車輪支持部材側の端部に
組込まれたゴムブツシュがねじりやこじりを受は易く、
各リンクが必ずしも円滑に枢動し得ないため、このこと
が車輌の乗心地性を悪化させる一因となっている。
尚本願出願人と同一の出願人の出願にかかる実開昭59
−39205号公報にはストラット式サスペンションに
於てコントロールアームの車体側の枢軸線がストラット
バーの車体側の枢点を通過するよう設定することが提案
されている。この先の提案にかかるサスペンションによ
れば、コントロールアーム及びストラットバーの車体側
の枢着部に組込まれているゴムブツシュの緩衝機能を改
善し、これにより車輌の乗心地性を向上させることがで
きる。
−39205号公報にはストラット式サスペンションに
於てコントロールアームの車体側の枢軸線がストラット
バーの車体側の枢点を通過するよう設定することが提案
されている。この先の提案にかかるサスペンションによ
れば、コントロールアーム及びストラットバーの車体側
の枢着部に組込まれているゴムブツシュの緩衝機能を改
善し、これにより車輌の乗心地性を向上させることがで
きる。
しかしかかるサスペンションに於てもショックアブソー
バの上端を枢支するアッパマウントのゴムブツシュのこ
じりを解消することはできず、またこのサスペンション
はストラット式サスペンションに限定されるという間題
がある。
バの上端を枢支するアッパマウントのゴムブツシュのこ
じりを解消することはできず、またこのサスペンション
はストラット式サスペンションに限定されるという間題
がある。
本発明は、従来の車輌用サスペンションに於ける上述の
如き問題に鑑み、各リンクの端部、特に車輪支持部材側
の端部に組込まれるゴムブツシュが受けるねじりやこじ
りを低減若しくは排除して各リンクの枢動を円滑化し、
これにより車輌の乗心地性を改善し得るよう構成された
車輌用サスペンションを提供することを目的としている
。
如き問題に鑑み、各リンクの端部、特に車輪支持部材側
の端部に組込まれるゴムブツシュが受けるねじりやこじ
りを低減若しくは排除して各リンクの枢動を円滑化し、
これにより車輌の乗心地性を改善し得るよう構成された
車輌用サスペンションを提供することを目的としている
。
問題点を解決するための手段
上述の如き目的は、本発明によれば、車輪を回転可能に
支持する車輪支持部材と、それぞれ一端にて前記車輪支
持部材に枢着され他端にて車体に枢着された第一乃至第
五のリンクとを有し、前記車輪がバウンド及びリバウン
ド方向の変位の或る特定の位置にあるときには、前記第
一乃至第四のリンクの軸線がそれらのリンクに対し車輌
のインボード側及びアウトボード側に於てそれぞれ互い
にねじれの関係をなす第一及び第二の仮想直線と交差し
、前記第五のリンクの軸線が前記第一の仮想直線と交差
し且前記第二の仮想直線より所定距離隔置されたねじれ
の位置に延在している車輌用サスペンションによって達
成される。
支持する車輪支持部材と、それぞれ一端にて前記車輪支
持部材に枢着され他端にて車体に枢着された第一乃至第
五のリンクとを有し、前記車輪がバウンド及びリバウン
ド方向の変位の或る特定の位置にあるときには、前記第
一乃至第四のリンクの軸線がそれらのリンクに対し車輌
のインボード側及びアウトボード側に於てそれぞれ互い
にねじれの関係をなす第一及び第二の仮想直線と交差し
、前記第五のリンクの軸線が前記第一の仮想直線と交差
し且前記第二の仮想直線より所定距離隔置されたねじれ
の位置に延在している車輌用サスペンションによって達
成される。
発明の作用及び効果
上述の如き構成によれば、車輪が前記特定の位置より微
小範囲内に於て上下方向に運動する場合には、車輪支持
部材とリンクとが一体となって第一の仮想直線の周りに
揺動し、この仮想直線がかかる揺動の瞬間中心軸線とな
り、各リンクの車輪支持部材側の枢着点に組込まれたゴ
ムブツシュはねじりやこじりを受けず、また車輪支持部
材が前記特定の位置より上下方向に比較的大きい範囲に
亙リバウンド及びリバウンドする場合にも、各リンクの
車輪支持部材側の枢着点に組込まれたゴムブツシュが受
けるねじりやこじりの量が小さく、これによりサスペン
ションの上下方向の揺動が比較的円滑に行われ、その結
果車輌の乗心地性が改善される。
小範囲内に於て上下方向に運動する場合には、車輪支持
部材とリンクとが一体となって第一の仮想直線の周りに
揺動し、この仮想直線がかかる揺動の瞬間中心軸線とな
り、各リンクの車輪支持部材側の枢着点に組込まれたゴ
ムブツシュはねじりやこじりを受けず、また車輪支持部
材が前記特定の位置より上下方向に比較的大きい範囲に
亙リバウンド及びリバウンドする場合にも、各リンクの
車輪支持部材側の枢着点に組込まれたゴムブツシュが受
けるねじりやこじりの量が小さく、これによりサスペン
ションの上下方向の揺動が比較的円滑に行われ、その結
果車輌の乗心地性が改善される。
また第二の仮想直線は棄輪支持部材及び車輪の前後方向
の枢動の瞬間中心軸線を構成しており、第五のリンクの
軸線がこの第二の仮想軸線より所定距離隔置されたねじ
れの位置に存在しているので、この第五のリンクによっ
てサスペンションの前後剛性及びトー剛性が確保される
。
の枢動の瞬間中心軸線を構成しており、第五のリンクの
軸線がこの第二の仮想軸線より所定距離隔置されたねじ
れの位置に存在しているので、この第五のリンクによっ
てサスペンションの前後剛性及びトー剛性が確保される
。
また上述の如き構成によれば、各リンクの車輪支持部材
側の枢着点に組込まれるゴムブツシュが受けるこじり量
やねじり量を低減することができるので、従来の場合に
比してゴムブツシュの耐久性を向上させることができ、
また各ゴムブツシュが受けるこじり量やねじり量が小さ
いことから、これらのゴムブツシュとして従来に比して
硬いゴムブツシュを使用することができ、これによりゴ
ムブツシュの大きさを低減しコストを低減することがで
きる。
側の枢着点に組込まれるゴムブツシュが受けるこじり量
やねじり量を低減することができるので、従来の場合に
比してゴムブツシュの耐久性を向上させることができ、
また各ゴムブツシュが受けるこじり量やねじり量が小さ
いことから、これらのゴムブツシュとして従来に比して
硬いゴムブツシュを使用することができ、これによりゴ
ムブツシュの大きさを低減しコストを低減することがで
きる。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、前記特定の位置は
車輪のバウンド及びリバウンド方向の変位の実質的に中
立位置である。一般に自動車等の車輌に於ては、車輪は
中立位置より上方及び下方へ変位することによりそれぞ
れバウンド及びリバウンドするので、前記特定の位置が
車輪のバウンド及びリバウンド方向の変位の実質的に中
立位置以外の位置にある場合に比して、各リンクの車輪
支持部材側の枢着点に組込まれたゴムブツシュに作用す
るねじりやこじりを低減することができ、これにより車
輌の乗心地性をより一層向上させることができる。
車輪のバウンド及びリバウンド方向の変位の実質的に中
立位置である。一般に自動車等の車輌に於ては、車輪は
中立位置より上方及び下方へ変位することによりそれぞ
れバウンド及びリバウンドするので、前記特定の位置が
車輪のバウンド及びリバウンド方向の変位の実質的に中
立位置以外の位置にある場合に比して、各リンクの車輪
支持部材側の枢着点に組込まれたゴムブツシュに作用す
るねじりやこじりを低減することができ、これにより車
輌の乗心地性をより一層向上させることができる。
尚本発明による車輌用サスペンションに於ても、上述の
本願出願人と同一の出願人の出願にかかる特願昭63−
号明細書に記載されている如く、車輪のバ
ウンド、リバウンドに伴ない車輌の側方より見て車輪の
回転軸線が実質的に鉛直方向に延在する実質的に直線の
運動軌跡を描き、車輪の接地点が該接地点より車輌前方
且上方の位置に中心を有する実質的に弧状の運動軌跡を
描くよう第一乃至第四のリンクが配設されることが好ま
しい。
本願出願人と同一の出願人の出願にかかる特願昭63−
号明細書に記載されている如く、車輪のバ
ウンド、リバウンドに伴ない車輌の側方より見て車輪の
回転軸線が実質的に鉛直方向に延在する実質的に直線の
運動軌跡を描き、車輪の接地点が該接地点より車輌前方
且上方の位置に中心を有する実質的に弧状の運動軌跡を
描くよう第一乃至第四のリンクが配設されることが好ま
しい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
実施例
第1図はマルチリンク式サスペンションとして構成され
た本発明による車輌用サスペンションの一つの実施例を
車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示す部間的
斜視図である。
た本発明による車輌用サスペンションの一つの実施例を
車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示す部間的
斜視図である。
図に於て、10は車輪12を回転軸線14の周りに回転
可能に支持する車輪支持部材を示している。車輪支持部
材10はそれぞれ一端にて枢点16 a N 18 a
s 20 a s 22 a s 24 aに於て車
輪支持部材に枢着され、他端にてそれぞれ枢点16b、
18b、20b、22b、24bに於て図には示されて
いない車体に枢支されたリンク16.18.20.22
.24により車体より支持されている。
可能に支持する車輪支持部材を示している。車輪支持部
材10はそれぞれ一端にて枢点16 a N 18 a
s 20 a s 22 a s 24 aに於て車
輪支持部材に枢着され、他端にてそれぞれ枢点16b、
18b、20b、22b、24bに於て図には示されて
いない車体に枢支されたリンク16.18.20.22
.24により車体より支持されている。
図示の実施例に於ては、車輪12がバウンド及びリバウ
ンド方向の変位の中立位置、即ちバウンド及びリバウン
ドが0である位置にあるときには、リンク16〜22の
軸線16 c s 18 c s 20 c 522c
は各リンクに対し車輌のインボード側に於ては、それぞ
れ交点16d、18d、20d、22dに於て第一の仮
想直線26と交差し、各リンクに対し車輌のアウトボー
ド側に於ては、それぞれ交点16e、18e、20e、
22eに於て第二の仮想直線28と交差している。第五
のリンク24の軸線24cは仮想直線26と交点24d
に於て交差しているが、第二の仮想直線28とは交差し
ておらず、該第二の仮想直線より距Mしたけ隔置された
ねじれの位置に延在している。
ンド方向の変位の中立位置、即ちバウンド及びリバウン
ドが0である位置にあるときには、リンク16〜22の
軸線16 c s 18 c s 20 c 522c
は各リンクに対し車輌のインボード側に於ては、それぞ
れ交点16d、18d、20d、22dに於て第一の仮
想直線26と交差し、各リンクに対し車輌のアウトボー
ド側に於ては、それぞれ交点16e、18e、20e、
22eに於て第二の仮想直線28と交差している。第五
のリンク24の軸線24cは仮想直線26と交点24d
に於て交差しているが、第二の仮想直線28とは交差し
ておらず、該第二の仮想直線より距Mしたけ隔置された
ねじれの位置に延在している。
かくして仮想直線26は車輪12が図示の位置より上下
方向にバウンド、リバウンドする際の瞬間中心軸線であ
り、仮想直線28は車輪12がトー変化する際の枢軸線
、即ちキングピン軸線である。
方向にバウンド、リバウンドする際の瞬間中心軸線であ
り、仮想直線28は車輪12がトー変化する際の枢軸線
、即ちキングピン軸線である。
従って車輪12が図示の位置より上下方向に微小範囲内
に於てバウンド、リバウンドする場合に゛は、各リンク
及び車輪支持部材は一体となって仮想直線26の周りに
揺動し、従って各リンクの車輪支持部材側の枢着部に組
込まれたゴムブツシュはこじりゃねじりを受けず、車輪
が比較的大きい範囲に亙リバウンド、リバウンドする場
合にもこれらのゴムブツシュが受けるこじりゃねじりの
量が小さく、これにより各リンクは比較的円滑に枢動す
ることができ、これにより車輌の良好な乗心地性が確保
される。
に於てバウンド、リバウンドする場合に゛は、各リンク
及び車輪支持部材は一体となって仮想直線26の周りに
揺動し、従って各リンクの車輪支持部材側の枢着部に組
込まれたゴムブツシュはこじりゃねじりを受けず、車輪
が比較的大きい範囲に亙リバウンド、リバウンドする場
合にもこれらのゴムブツシュが受けるこじりゃねじりの
量が小さく、これにより各リンクは比較的円滑に枢動す
ることができ、これにより車輌の良好な乗心地性が確保
される。
また車輪12のバウンド、リバウンドに拘らず、第五の
リンク24の軸線24cは仮想直線28より距離り隔置
された状態に維持されるので、リンク16〜22の円滑
な枢動を阻害することなく、サスペンションの前後方向
及びトー変化方向の剛性が確保される。
リンク24の軸線24cは仮想直線28より距離り隔置
された状態に維持されるので、リンク16〜22の円滑
な枢動を阻害することなく、サスペンションの前後方向
及びトー変化方向の剛性が確保される。
第2図はアッパアーム及びロアアームがA型アームであ
るダブルウィツシュボーン式サスペンションとして構成
された本発明による車輌用サスペンションの他の一つの
実施例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示
す部間的斜視図である。尚第2図に於て、第1図に示さ
れた部分に対応する部分には第1図に示された符号と同
一の符号が付されている。
るダブルウィツシュボーン式サスペンションとして構成
された本発明による車輌用サスペンションの他の一つの
実施例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示
す部間的斜視図である。尚第2図に於て、第1図に示さ
れた部分に対応する部分には第1図に示された符号と同
一の符号が付されている。
この実施例に於ては、リンク16及び18は共通の枢点
30aに於て車輪支持部材に枢着されたA型アームのア
ッパアーム30を構成しており、リンク20及び22は
共通の枢点32gに於て車輪支持部材に枢着されたA型
アームのロアアーム32を構成している。従ってこの実
施例に於ては、第二の仮想直線28は枢点30a及び3
2aを通る軸線であり車輪の操向の際の枢軸線、即ちキ
ングピン軸線である。
30aに於て車輪支持部材に枢着されたA型アームのア
ッパアーム30を構成しており、リンク20及び22は
共通の枢点32gに於て車輪支持部材に枢着されたA型
アームのロアアーム32を構成している。従ってこの実
施例に於ては、第二の仮想直線28は枢点30a及び3
2aを通る軸線であり車輪の操向の際の枢軸線、即ちキ
ングピン軸線である。
この実施例は他の点については第1図に示されてた実施
例と同様に構成されており、アッパアーム30の枢点3
0a、16b、18bにより郭定される仮想平面30b
とロアアーム32の枢点32 a、 20 b、 22
bにより郭定される仮想平面32bとの交線により第
一の仮想直線26が郭定されている。従ってこの実施例
に於ても第1図に示された実施例の場合と同様、各リン
クが円滑に枢動することにより良好な乗心地性が確保さ
れる。
例と同様に構成されており、アッパアーム30の枢点3
0a、16b、18bにより郭定される仮想平面30b
とロアアーム32の枢点32 a、 20 b、 22
bにより郭定される仮想平面32bとの交線により第
一の仮想直線26が郭定されている。従ってこの実施例
に於ても第1図に示された実施例の場合と同様、各リン
クが円滑に枢動することにより良好な乗心地性が確保さ
れる。
第3図はアッパアームがA型アームであり、ロアアーム
が逆A型アームと!型アームとよりなるダブルウィツシ
ュボーン式サスペンションとして構成された本発明によ
る車輌用サスペンションの他の一つの実施例を車輌の斜
め前方より見たスケルトン図として示す部間的斜視図で
ある。尚第3図に於て、第1図又は第2図に示された部
分に対応する部分には第1図及び第2図に付された符号
と同一の符号が付されている。
が逆A型アームと!型アームとよりなるダブルウィツシ
ュボーン式サスペンションとして構成された本発明によ
る車輌用サスペンションの他の一つの実施例を車輌の斜
め前方より見たスケルトン図として示す部間的斜視図で
ある。尚第3図に於て、第1図又は第2図に示された部
分に対応する部分には第1図及び第2図に付された符号
と同一の符号が付されている。
この実施例に於ては、ロアアーム32は逆A型アーム3
4とl型アーム36とよりなっている。
4とl型アーム36とよりなっている。
逆A型アーム34はそれぞれ一端にて車輌前後方向に隔
置された二つの枢点38 a s 40 aに於て車輪
支持部材10に枢着され、他端にて共通の枢点34bに
於て図には示されていない車体に枢支されたリンク38
及び40とよりなっており、l型アーム36は一端にて
枢点36aに於て車輪支持部材に枢着され、他端にて枢
点36bに於て図には示されていない車体に枢支されて
いる。
置された二つの枢点38 a s 40 aに於て車輪
支持部材10に枢着され、他端にて共通の枢点34bに
於て図には示されていない車体に枢支されたリンク38
及び40とよりなっており、l型アーム36は一端にて
枢点36aに於て車輪支持部材に枢着され、他端にて枢
点36bに於て図には示されていない車体に枢支されて
いる。
アッパアーム30の車輪支持部材側の枢点30aと枢点
36a及び40aはキングピン軸線である第二の仮想軸
線28上に位置している。またリンク38の軸線38c
は交点38dに於て第一の仮想直線26と交差しており
、仮想直線28より距離り隔置された位置に延在してい
る。
36a及び40aはキングピン軸線である第二の仮想軸
線28上に位置している。またリンク38の軸線38c
は交点38dに於て第一の仮想直線26と交差しており
、仮想直線28より距離り隔置された位置に延在してい
る。
かくしてこの実施例に於ては、リンク40及びl型アー
ム36が互いに共働して疑似A型アームを構成し、リン
ク38がトーコントロールアームとして機能する点を除
き、第1図に示された実施例と同様に構成されており、
従ってこの実施例に於ても各リンクが円滑に枢動するこ
とにより車輌の良好な乗心地性が確保される。
ム36が互いに共働して疑似A型アームを構成し、リン
ク38がトーコントロールアームとして機能する点を除
き、第1図に示された実施例と同様に構成されており、
従ってこの実施例に於ても各リンクが円滑に枢動するこ
とにより車輌の良好な乗心地性が確保される。
第4図は第1図に示された実施例の修正例を車輌の斜め
前方より見たスケルトン図として示す部間的斜視図であ
る。尚第4図に於て、第1図及び第2図に示された部分
に対応する部分にはこれらの図に付された符号と同一の
符号が付されている。
前方より見たスケルトン図として示す部間的斜視図であ
る。尚第4図に於て、第1図及び第2図に示された部分
に対応する部分にはこれらの図に付された符号と同一の
符号が付されている。
この実施例に於ては、各リンク16〜24の車体側の枢
点16b、18b、20b、22b、24bは第一の仮
想直線26上に位置しており、従ってこの実施例のリン
ク構造は車輪12のバウンド量及びリバウンド量に拘ら
ず車輪支持部材及び車輪が第一の仮想直線26の周りに
のみ枢動する自由度1のリンク構造である。従ってこの
実施例に於ては、各リンクの車輪支持部材側の各枢着点
に組込まれているゴムブツシュは全くねじりやこじりを
受けず、車輪支持部材及び車輪と各リンクは一体となっ
て直線26の周りに揺動し、これにより車輌の乗心地性
が更に一層向上される。
点16b、18b、20b、22b、24bは第一の仮
想直線26上に位置しており、従ってこの実施例のリン
ク構造は車輪12のバウンド量及びリバウンド量に拘ら
ず車輪支持部材及び車輪が第一の仮想直線26の周りに
のみ枢動する自由度1のリンク構造である。従ってこの
実施例に於ては、各リンクの車輪支持部材側の各枢着点
に組込まれているゴムブツシュは全くねじりやこじりを
受けず、車輪支持部材及び車輪と各リンクは一体となっ
て直線26の周りに揺動し、これにより車輌の乗心地性
が更に一層向上される。
以上に於ては本発明を幾つかの実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
第1図はマルチリンク式サスペンションとして構成され
た本発明による車輌用サスペンションの一つの実施例を
車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示す射口的
斜視図、第2図はアッパアーム及びロアアームがA型ア
ームであるダブルウィツシュボーン式サスペンションと
して構成された本発明による車輌用サスペンションの他
の一つの実施例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図
として示す射口的斜視図、第3図はアッパアームがA型
アームであり、ロアアームが逆A型アームとI型アーム
とよりなるダブルウィツシュボーン式サスペンションと
して構成された本発明による車輌用サスペンションの他
の一つの実施例を車輌斜め前方より見たスケルトン図と
して示す射口的斜視図、第4図は第1図に示された実施
例の修正例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図とし
て示す射口的斜視図である。 10・・・車輪支持部材、12・・・車輪、14・・・
回転軸線、16.18.20.22.24・・・リンク
。 26・・・第一の仮想直線、28・・・第二の仮想直線
。 30・・・アッパアーム、32・・・ロアアーム、34
・・・逆A型アーム、36・・・■型アーム、38.4
0・・・リンク
た本発明による車輌用サスペンションの一つの実施例を
車輌の斜め前方より見たスケルトン図として示す射口的
斜視図、第2図はアッパアーム及びロアアームがA型ア
ームであるダブルウィツシュボーン式サスペンションと
して構成された本発明による車輌用サスペンションの他
の一つの実施例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図
として示す射口的斜視図、第3図はアッパアームがA型
アームであり、ロアアームが逆A型アームとI型アーム
とよりなるダブルウィツシュボーン式サスペンションと
して構成された本発明による車輌用サスペンションの他
の一つの実施例を車輌斜め前方より見たスケルトン図と
して示す射口的斜視図、第4図は第1図に示された実施
例の修正例を車輌の斜め前方より見たスケルトン図とし
て示す射口的斜視図である。 10・・・車輪支持部材、12・・・車輪、14・・・
回転軸線、16.18.20.22.24・・・リンク
。 26・・・第一の仮想直線、28・・・第二の仮想直線
。 30・・・アッパアーム、32・・・ロアアーム、34
・・・逆A型アーム、36・・・■型アーム、38.4
0・・・リンク
Claims (1)
- 車輪を回転可能に支持する車輪支持部材と、それぞれ
一端にて前記車輪支持部材に枢着され他端にて車体に枢
着された第一乃至第五のリンクとを有し、前記車輪がバ
ウンド及びリバウンド方向の変位の或る特定の位置にあ
るときには、前記第一乃至第四のリンクの軸線がそれら
のリンクに対し車輌のインボード側及びアウトボード側
に於てそれぞれ互いにねじれの関係をなす第一及び第二
の仮想直線と交差し、前記第五のリンクの軸線が前記第
一の仮想直線と交差し且前記第二の仮想直線より所定距
離隔置されたねじれの位置に延在している車輌用サスペ
ンション。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095999A JP2536047B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 車輌用サスペンション |
US07/339,251 US4955635A (en) | 1988-04-19 | 1989-04-17 | Suspension of vehicle having links arranged to intersect a common inboard pivot axis |
DE8989107078T DE68902348T2 (de) | 1988-04-19 | 1989-04-19 | Fahrzeugaufhaengung, wobei die lenker derart angeordnet sind, dass sie eine gemeinsame innenliegende drehachse schneiden. |
EP89107078A EP0338547B1 (en) | 1988-04-19 | 1989-04-19 | Suspension of vehicle having links arranged to intersect a common inboard pivot axis |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095999A JP2536047B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 車輌用サスペンション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01266008A true JPH01266008A (ja) | 1989-10-24 |
JP2536047B2 JP2536047B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=14152793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63095999A Expired - Lifetime JP2536047B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 車輌用サスペンション |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4955635A (ja) |
EP (1) | EP0338547B1 (ja) |
JP (1) | JP2536047B2 (ja) |
DE (1) | DE68902348T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5114175A (en) * | 1990-06-05 | 1992-05-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle wheel suspension with quadrilateral link strut |
US6660301B1 (en) | 1998-03-06 | 2003-12-09 | Biosphere Medical, Inc. | Injectable microspheres for dermal augmentation and tissue bulking |
GB9911633D0 (en) * | 1999-05-20 | 1999-07-21 | Randle Engineering Solutions L | Improved vehicle suspension |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1529182A (en) * | 1924-07-28 | 1925-03-10 | Holle Alexander Albert | Motor road vehicle |
US2225966A (en) * | 1934-01-19 | 1940-12-24 | Chrysler Corp | Wheel suspension |
FR1460746A (fr) * | 1965-10-07 | 1966-03-04 | Berliet Automobiles | Dispositif de commande d'un équipement de véhicule à roues en fonction des variations d'état de la suspension de ce dernier |
BE717484A (ja) * | 1967-07-25 | 1968-12-16 | ||
US3883153A (en) * | 1973-06-25 | 1975-05-13 | Bhupindar Singh | Apparatus for suppressing spring action between the wheel mounts and frame of a vehicle |
DE2818198B2 (de) * | 1978-04-26 | 1981-02-12 | Bayerische Motoren Werke Ag, 8000 Muenchen | Radaufhängung für nicht gelenkte Räder von Kraftfahrzeugen |
JPS5939205A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | 株式会社 富山西部クボタ | 稲の湛水覆土直播方法 |
DE3509145A1 (de) * | 1985-03-14 | 1986-09-25 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Unabhaengige radaufhaengung fuer lenkbare raeder von kraftfahrzeugen |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63095999A patent/JP2536047B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-04-17 US US07/339,251 patent/US4955635A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-19 EP EP89107078A patent/EP0338547B1/en not_active Expired
- 1989-04-19 DE DE8989107078T patent/DE68902348T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536047B2 (ja) | 1996-09-18 |
DE68902348D1 (de) | 1992-09-10 |
DE68902348T2 (de) | 1992-12-10 |
EP0338547B1 (en) | 1992-08-05 |
EP0338547A1 (en) | 1989-10-25 |
US4955635A (en) | 1990-09-11 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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