JPH025223B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025223B2 JPH025223B2 JP18446283A JP18446283A JPH025223B2 JP H025223 B2 JPH025223 B2 JP H025223B2 JP 18446283 A JP18446283 A JP 18446283A JP 18446283 A JP18446283 A JP 18446283A JP H025223 B2 JPH025223 B2 JP H025223B2
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- JP
- Japan
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- cable
- mark
- intersection
- clamping
- intersection support
- Prior art date
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- Expired
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 本発明の利用分野
本発明は、空気膜構造におけるケーブルに関
するものである。
するものである。
空気膜構造は、ケーブルを交差させて半球状
の屋根面に膜材を張設し、室内を正の空気圧に
することにより膜材に剛性を与え、屋根面を支
持するものである。
の屋根面に膜材を張設し、室内を正の空気圧に
することにより膜材に剛性を与え、屋根面を支
持するものである。
そしてこの張設されたケーブルは、所定位置
で正確に交差していることが必要であり、また
交差した状態を維持することが必要である。
で正確に交差していることが必要であり、また
交差した状態を維持することが必要である。
そのため本発明者は、先にケーブルの交点を
留める交点支持体と、この交点支持体の位置保
持のためのストツパ体(特開昭60−73974)を
提案した。
留める交点支持体と、この交点支持体の位置保
持のためのストツパ体(特開昭60−73974)を
提案した。
しかしこの交点支持体及びストツパ体を正確
な位置に取付ける作業は極めて煩雑である。
な位置に取付ける作業は極めて煩雑である。
(ロ) 本発明の目的
本発明は、このような交点支持体及びストツ
パ体のケーブルへの取付け作業を正確にかつ容
易、迅速にするものである。
パ体のケーブルへの取付け作業を正確にかつ容
易、迅速にするものである。
(ハ) 本発明のケーブルの特徴は、ケーブル交点部
を留める交点支持体の取付位置用のマークを設
け、またこの交点支持体よりケーブル端に近い
側の外側のストツパ体の取付位置用のマークを
設けているところにある。上記ストツパ体は交
点支持体が屋根の外周部に向けて移動すること
を阻止するためにケーブルに取付けておくもの
である。
を留める交点支持体の取付位置用のマークを設
け、またこの交点支持体よりケーブル端に近い
側の外側のストツパ体の取付位置用のマークを
設けているところにある。上記ストツパ体は交
点支持体が屋根の外周部に向けて移動すること
を阻止するためにケーブルに取付けておくもの
である。
この交点支持体の取付位置用のマークとスト
ツパ体の取付位置用のマークとは着色によつて
行い、それぞれのマークの長さを交点支持体の
挟持体及びストツパ体の挟持板の軸方向の長さ
と等しくしておく。さらには各マークは、着色
を異にしておく方が識別が容易となるから取付
けに便利である。
ツパ体の取付位置用のマークとは着色によつて
行い、それぞれのマークの長さを交点支持体の
挟持体及びストツパ体の挟持板の軸方向の長さ
と等しくしておく。さらには各マークは、着色
を異にしておく方が識別が容易となるから取付
けに便利である。
さらに交点支持体の取付位置用のマークは、
ケーブルの交点部を中心としてケーブルの軸心
方向に二分しておくと、交差させる他方のケー
ブルの位置も容易に判り、このケーブルの取付
け作業も正確かつ容易、迅速に行うことができ
る。
ケーブルの交点部を中心としてケーブルの軸心
方向に二分しておくと、交差させる他方のケー
ブルの位置も容易に判り、このケーブルの取付
け作業も正確かつ容易、迅速に行うことができ
る。
(ニ) 実施例
図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図に示すように構築された梁1によつて
ケーブル2,…が交差させた状態で張設され、
屋根面を構成している。
ケーブル2,…が交差させた状態で張設され、
屋根面を構成している。
ところで、ケーブル2の各交点Pには交点支
持体3(第3図)が取付けられるが、風圧や内
圧などによりケーブルは常に膨脹力が加えられ
るため、施工中や施工後に交点支持体が屋根の
外周部に向けてすなわち外側(梁1の方)へ移
動することがある。この交点支持体の移動を阻
止するために、各ケーブル2には各交点支持体
3の外側に隣接してストツパ体13(第3図)
が設けられるのである。交点支持体3およびス
トツパ体の構造13は、第2〜5図に示してい
る。
持体3(第3図)が取付けられるが、風圧や内
圧などによりケーブルは常に膨脹力が加えられ
るため、施工中や施工後に交点支持体が屋根の
外周部に向けてすなわち外側(梁1の方)へ移
動することがある。この交点支持体の移動を阻
止するために、各ケーブル2には各交点支持体
3の外側に隣接してストツパ体13(第3図)
が設けられるのである。交点支持体3およびス
トツパ体の構造13は、第2〜5図に示してい
る。
まず、交点支持体3の構造を第2,3,5図
を参照して説明する。ケーブル2に上下より嵌
合可能に軸方向に2分割された半管体状の挟持
体4,5があり、上部の挟持体4の上面には所
定角度で交差するケーブル2a用の半管体状挟
持体6を所定の交差角で連結材7によつて固着
してある。また下部の挟持体5には、ベース板
8を水平状態に固着してある。ベース板8に
は、Uボルト9のねじ部9aが貫通するための
透孔8aを穿設してあり、このUボルトの円弧
部内面には、交差するケーブル2a用の挟持体
6と対向するケーブル2a用の半管状の挟持体
10を固着してある。したがつてUボルト9を
ベース板8の透孔8aに挿入して二重ナツト1
1,12に締結させれば、第3,5図に示すよ
うにケーブル2,2aは交点支持体3によつて
交点部が固定される。
を参照して説明する。ケーブル2に上下より嵌
合可能に軸方向に2分割された半管体状の挟持
体4,5があり、上部の挟持体4の上面には所
定角度で交差するケーブル2a用の半管体状挟
持体6を所定の交差角で連結材7によつて固着
してある。また下部の挟持体5には、ベース板
8を水平状態に固着してある。ベース板8に
は、Uボルト9のねじ部9aが貫通するための
透孔8aを穿設してあり、このUボルトの円弧
部内面には、交差するケーブル2a用の挟持体
6と対向するケーブル2a用の半管状の挟持体
10を固着してある。したがつてUボルト9を
ベース板8の透孔8aに挿入して二重ナツト1
1,12に締結させれば、第3,5図に示すよ
うにケーブル2,2aは交点支持体3によつて
交点部が固定される。
次に交点支持体3のこの交点支持体3の取付
位置を中心として、ケーブル端に近い外側(第
3図左側)には、隣接してストツパ体13をケ
ーブル2に取付けてある。ストツパ体13は、
第3,4図に示すように、上下2枚の挟持体1
4,15をケーブル2を挾んでボルト16、ナ
ツト17にて締結したもので、この挟持板の対
向面にはケーブル2を挟持するための挿通孔を
形成する嵌合溝14a,15aをそれぞれ形成
してある。
位置を中心として、ケーブル端に近い外側(第
3図左側)には、隣接してストツパ体13をケ
ーブル2に取付けてある。ストツパ体13は、
第3,4図に示すように、上下2枚の挟持体1
4,15をケーブル2を挾んでボルト16、ナ
ツト17にて締結したもので、この挟持板の対
向面にはケーブル2を挟持するための挿通孔を
形成する嵌合溝14a,15aをそれぞれ形成
してある。
ところで、下側のケーブル2には、第5図に
示すように交点支持体3及びストツパ体13を
取付けるために、その取付位置を指示するマー
クA,Bを設けてある。交点支持体3の取付位
置用のマークAは、ケーブル2の上側のケーブ
ル2aと交差する位置に所定長さ着色により形
成しているものである。マークAは、ケーブル
2,2aの交点を中心として左右に色分し、右
半分を赤A1、左半分を青A2としてある。そ
してこの着色されたマークAの長さは、交点支
持体3の挟持体4,5の長さと一致している。
示すように交点支持体3及びストツパ体13を
取付けるために、その取付位置を指示するマー
クA,Bを設けてある。交点支持体3の取付位
置用のマークAは、ケーブル2の上側のケーブ
ル2aと交差する位置に所定長さ着色により形
成しているものである。マークAは、ケーブル
2,2aの交点を中心として左右に色分し、右
半分を赤A1、左半分を青A2としてある。そ
してこの着色されたマークAの長さは、交点支
持体3の挟持体4,5の長さと一致している。
またケーブル2のストツパ体13の取付位置
用のマークBは緑色に着色してあり、このマー
クの長さ挟持体14,15のそれと一致してい
る。
用のマークBは緑色に着色してあり、このマー
クの長さ挟持体14,15のそれと一致してい
る。
交点支持体3とストツパ体13をケーブル
2,2aに取付けるには、まずケーブル2のマ
ークAに交点支持体3の挟持体4,5を合せ、
交差するケーブル2aを挟持体6の上に載せて
Uベルト9を上方より重ねてねじ部9aをベー
ス板8の透孔8aに貫通させてボルト11,1
2にて締結させる。またストツパ体13をケー
ブル2に取付けるにも、このストツパ体の挟持
体14,15をマークBに合せて取付け、ボル
ト16にナツト17を締結させればよい。
2,2aに取付けるには、まずケーブル2のマ
ークAに交点支持体3の挟持体4,5を合せ、
交差するケーブル2aを挟持体6の上に載せて
Uベルト9を上方より重ねてねじ部9aをベー
ス板8の透孔8aに貫通させてボルト11,1
2にて締結させる。またストツパ体13をケー
ブル2に取付けるにも、このストツパ体の挟持
体14,15をマークBに合せて取付け、ボル
ト16にナツト17を締結させればよい。
こうすれば、交点支持体3とストツパ体13
とはケーブル2の設定位置に正確に取付けら
れ、交点支持体はケーブル2,2aの交点部を
しつかり固定し、ストツパ体は交点支持体のケ
ーブル端側外側への移動を阻止する作用をす
る。
とはケーブル2の設定位置に正確に取付けら
れ、交点支持体はケーブル2,2aの交点部を
しつかり固定し、ストツパ体は交点支持体のケ
ーブル端側外側への移動を阻止する作用をす
る。
(ホ) 効果
本発明は以上の構成を有するため交点支持体
及びストツパ体の取付作業が正確となり、容易
かつ迅速に行える。
及びストツパ体の取付作業が正確となり、容易
かつ迅速に行える。
第1図は空気膜構造建物の平面図、第2図は交
点支持体の展開図、第3図はケーブルの交点部分
における交点支持体とストツパ体との一部断面平
面図、第4図は第3図−線断面図、第5図は
第3図−線断面図である。 2,2a……ケーブル、3……交点支持体、
4,5……挟持体、9……Uボルト、6,10…
…挟持体、13……ストツパ体、14,15……
挟持板、A,A1,A2……交点支持体の取付位
置用のマーク、B……ストツパ体の取付位置用の
マーク。
点支持体の展開図、第3図はケーブルの交点部分
における交点支持体とストツパ体との一部断面平
面図、第4図は第3図−線断面図、第5図は
第3図−線断面図である。 2,2a……ケーブル、3……交点支持体、
4,5……挟持体、9……Uボルト、6,10…
…挟持体、13……ストツパ体、14,15……
挟持板、A,A1,A2……交点支持体の取付位
置用のマーク、B……ストツパ体の取付位置用の
マーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交差する複数ケーブルで膜を支え、空気圧に
より膜を張設する空気膜構造において、 ケーブル相互の交点部に設けられた、上側のケ
ーブルを押える挟持体と下側のケーブルを押える
挟持体と、上下の上記挟持体を連結固定するボル
トとナツトとを備えた交点支持体の取付位置用の
マークと、 この交点支持体の取付位置を中心として、ケー
ブル端に最も近い側に設けられた、対向面に上記
ケーブルが挿通する孔を形成する嵌合溝を設けて
ある二枚の挟持板と両挟持板を結合するボルトと
ナツトとを備えたストツパ体の取付位置用のマー
クと をそれぞれ設けてあることを特徴とする空気膜構
造におけるケーブル。 2 交点支持体の取付位置用のマーク及びストツ
パ体の取付位置用のマークの長さは、それぞれ上
記交点支持体の挟持体およびストツパ体の挟持板
の長さと一致することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の空気膜構造におけるケーブル。 3 交点支持体の取付位置用のマークと、ストツ
パ体の取付位置用のマークとは色分けしてあるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気
膜構造におけるケーブル。 4 交点支持体の取付位置用のマークは、ケーブ
ルの交点部を中心としてこのマークを設けている
ケーブルの長さ方向に色分けしてあることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の空気膜構造に
おけるケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18446283A JPS6078073A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 空気膜構造におけるケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18446283A JPS6078073A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 空気膜構造におけるケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078073A JPS6078073A (ja) | 1985-05-02 |
JPH025223B2 true JPH025223B2 (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16153573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18446283A Granted JPS6078073A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 空気膜構造におけるケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078073A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61237197A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-22 | ホーチキ株式会社 | 火災警報装置 |
JP5879190B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2016-03-08 | 大成建設株式会社 | 張弦梁構造の施工方法 |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18446283A patent/JPS6078073A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078073A (ja) | 1985-05-02 |
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