JPH02504137A - 改良用紙カセットを有する小型プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良用紙カセットを有する小型プリンタ（技術分野） 本発明は、機械化された用紙供給Ｓ！能を有する小型プリンタｌ二係り、より詳 しくはそのようなプリンタ用の改良用紙カセット構造に関する。

（背景技術） パーソナルコンピュータ、特に携帯用すなわち「ラップトツブ」コンピュータ用 の出力装置として小型プリンタが急激に普及してきた。このようなプリンタに望 まれる一つの付加的特性は、印刷媒体の用紙を収容し、かつ印刷操作へと供給す るためのものである。しかしながら、用紙の収容及び供給のための空間及び構造 を追加すればプリンタの大ぎさが増し、すなわちもう一つの所望される特性であ る、小型性から遠ざかることになる。

Ｍ、Ｐｉａｔｔによる「取り付は型用紙収容器を備えた小型プリンタ」と題され た同時出願の米国特許出願第１９２．４５８号では、プリンタ装置の周囲の大き さく若しくは１足跡」領域）の拡張を最小限に抑えつつ用紙の収容及び用紙供給 の機械化を達成するための新たな構成方法を説明している。この方法Ｊ二よれば 、周辺寸法がほぼ用紙の大きさのプリンタ及び用紙カセットを提供できる。用紙 カセットがプリンタの底部Ｉ：＠転可能よ：組み合わされており、保管状Ｂ（プ リンタの周辺とカセットが一致している）と作動印刷状ｆｉ（カセット内の用紙 スタックがプリンタの印刷領域と作動的に一致している状！りとの間で切り替え 可能になっている。カセットが印刷状態にある場合には、用紙送紙ローラがカセ ットから印刷経路に用紙を送り出すことができ、適宜のページ様式の紙の幅に互 って連続性が印刷される。

この構成方法には、プリンタ／送紙機構の収容状態足跡領域を縮小する点で極め て優れている。しかしながら、このような小型プリンタに用紙カセットを付加す ると、必然的に装置の全高が高くなる二 （発明の開示） 本発明は、上述した出願第１９２．５６８号出願のようなプリンタ／送紙機構に プリンタ／送紙機構の全高を最小限に抑える改良用紙カセットを提供することを 目的とする。また本発明はこのようなプリンタ／送紙機構のｔ；め、用紙カセッ ト内への交換用紙の装着を簡便にすることができるプリンタ及びカセット構造を 提供することも目的とする。

一実施例において本発明は、ハウジングと、用紙供給領域から印刷領域へ、更に 印刷領域を通過する用紙供給経路を形成する用紙供給経路形成手段と、印刷領域 において用紙媒体上に印刷する印刷手段とを有する型式の小型プリンタにおいて 、改良用紙供給カセットが（ｉ）はぼ用紙の周囲の大きさと等しい外形をなし、 かつ用紙媒体のスタックを収容するのに十分な高さを有する収容部とを形成する 頂面、底面及び側面手段であって、前記底面壁手段が内部で片持ち梁ばねが可動 正面壁と係合すると共に同可動正面壁区分をカセットの底面壁の固定後区分に対 して上方に付勢するヒンジ構造を有する、頂面、底面及び側面壁と、（ｉ　Ｄ用 紙供給カセットの頂面壁をプリンタハウジングの底面と回転可能に連結させる連 結手段とを有している。本発明に係るプリンタカセットが更にカセット上に位置 決めされた回転カム手段を有し、これによって片持ち梁の付勢に対抗してカセッ ト底面壁の区分を動かしてかセット正面を開き、用紙を装着する。

（図面の簡単な説明） 以下に続〈実施例の説明は次の添付図面を参照する。

第１図は、本発明に係るカセットを共に用いることができる小型プリンタの斜視 図、 第２図は、第１図のプリンタ及びカセットの用紙媒体供給路を図示する断面図、 ＄３図は、第１図に類似するが、保管状態ではなく印刷状態にある用紙カセット を示す斜視図、第４図は、第１図のプリンタの底面壁かも外された、本発明に係 る用紙カセット構造の斜視図、第５ａ図及び５ｂ図は、第１図のプリンタの用紙 力セラ　トの保管状態と印刷状態とを更に図示する線図、第６ａ図及び６ｂ図は 、本発明に係る望ましい構造を示す第４図のカセット底面壁の拡大部分断面図、 第７ａ図及び７ｂ図は、用紙装着状態と印刷状態と４：おける第４悶のカセット を各々示す線図的な平面図、第８ａ図及び８ｂ図は、第７ａ図及び７ｂ図に対応 する状態における第４図のカセット実施例を示す拡大側面図である。

（発明の実施モード） 第１図に示すプリンタが頂面、底面、側面壁を備え、符号１で示されるハウジン グを有しており、これらの壁が他のプリンタ部分を収容すると共にその内表面が プリンタ部分の組立体の主要枠支持部をなしている。すなわち、プリンタのプラ テン４が回転可能に取り付けられ、これｌ：よってプリンタの底面領域から上に 向かって印刷領域を通り、プリンタハウジング頂部にある開口部から（若しくは 図示されない、ハウジングの開頂面壁蓋を通って）出ていくように印刷媒体を送 り出す。印刷搬器３が案内レールＩＯ上に取り付けられ、印刷領域１３とプラテ ン４によってそれを通過して供給される媒体上の印刷ラインとを印刷搬器が横断 する。駆動トランスミツシ磨ン要素を介してステッパモータ５と６とが結合され 、回路盤２上の電子制御の下で印刷搬器３及び回転プラテン４を横断する。回路 盤２はハウジング封入部の頂部正面に位置決めされている。プラテン４の内部に 位置決めされているバッテリーによってプリンタに電力供給を行うことができ、 これは米国特許第４，７５９，６４６号においてより詳細に説明されている。米 国特許第４，７３６．２１３号でより詳しく説明される方法で、印刷搬器３がイ ンクジェット印刷カートリッジを収容・位置決めし、かつ印刷搬器に印刷カート リッジが接続されるように印刷搬器が作られている。本発明に係り作られた用紙 供給カセットが第１図で運搬／保管位置に８いて示されており、以下においてよ り詳細に説明される。

第２図を参照すると、用紙供給カセット８が第１図の位置から用紙供給位置へと 角度９０＠回転されＩ；用紙供給路が示されており、用紙供給位置は第３図によ り詳しく示されている。すなわち、用紙送紙ローラ９を駆動させると、スタック １５からカセット側面部材９０上の留め全分離器１７を通って、プリンタ底面に 形成された用紙案内１６によって形成されｔ；印Ｂｒ回路入口内へと、最上位置 の用紙が供給される。送られる用紙の先端が案内１６の延長部と用紙案内詰め金 １４との間を破線矢印経路Ａ（第２図で示す）に沿って進む。第１図及び第２［ ！ｌで示すように、案内詰め金１４の縁部１４ａがプラテン４と紙押さえローラ １２との間に形成された加圧部まで伸びており、詰め金の中央部分１４ｂが印刷 領域１３を露出するように開放されている。用紙供給収容器が通常符号３１で示 される付勢板を有しており、付勢板はその下方の壁に結合され、収容された用紙 スタックの装着部分を送紙ローラ９に向かつて付勢している。第２図では更に連 続する印刷媒体が、破線矢印経路Ｂに沿ってプリンタの後部壁の開口部からどの ようにスズロケットホイール７の上及びプラテン４の下部に送られるかを示して いる。

第１図と第３・図とを比較してわかるように本発明は、「取り付は可能な用紙収 容カセットを備えｔ；小型プリンタ」と題された同時出願の米国特許出願第　　 　号において説明され、ここでは、プリンタのその他の部分に対して、第１図の 保管／運搬位置と第３ｒ！！：Ｊの用紙供給位置との間でカセット８は角度９０ °回転可能である。カセット頂部をプリンタ底面壁に向かつて付勢してカセット ８をプリンタハウジングに連結させるばね装着取り付は部（符号２９で示される ）によって、このような回転するカセット８の切り替えが行われる。

プリンタの底部上で回転及び係止するための用紙カセット８の構造が第４図、第 ５ａ図、５ｂ図でより明確に示されている。すなわちカセット頂面壁が、取り付 けられると共に筋が付けられた回転ビン１１を有しており、この回転ビンが上方 に伸びてプリンタの底面壁の取り付は孔を通って突出している。底面孔を通って 伸びているビン１１の伸びている部分の回りにコイルばね６１が位置決めされて おり、組み立ての間このコイルばねがビンｌｌの頂部に置かれたナツトとプリン タ底面との間で圧縮されて、プリンタ底面に向かって容器の頂部を付勢する。

角度９０″の単純な回転移動によって第１図の状態と第３図の状態との間の切り 替えを行うためｌ；、カセットのビン１１とプリンタ底面の共働する孔とは、第 ５ａ図及び５ｂ図で示すように予め決められて位置決めされている。また、カセ ット８及びプリンタハウジング１の周囲が、プリンタで用いられる用紙媒体とほ ぼ同一の大きさく例えば、はぼ８インチ半Ｘｌ１インチ（２１，６ｃｍｘ２８ｃ ｍ））となるように選択されている。保管位置においては、ハウジングとカセッ トの周囲がほぼ一致して互いに上に重なり（第１図及び第５ａ図）、かつビン／ 孔の回転軸が角度９０°回転されｔ；用紙供給位置（第３図及び第５ｂ図参照） にあり、またカセットの長手方向側面がプリンタ幅に対して（すなわちプリンタ の用紙供給路）中央に位置決めされる。

カセットの状態切り替えの回転中にカセットの摺動移動を容易にするため（及び プリンタ底部案内１６及びプリンタ底面壁の中央部分を通って伸びている用紙送 紙ローラの障害物除去のｔ；め）、カセットの頂面壁上に浮き出し凸部２６が形 成されている。第５ａ図及び５ｂ図で示すように、カセット８が適切な用紙供給 位置に回転されｔ；場合に係止状態で２つの浮き出し凸部２６を受容するように 形成されｔ；２つの凹部２７をプリンタ底面壁が有している。更に、回転ビン１ １の底部に形成された鍵部分２８ｂを受容するように作られた溝孔２８ａを有し ており、これによって、適切に用紙供給状態に切り替えられた場合にカセットと 用紙スタックの露出した前方部分とがプリンタ底面に向かって移動することがで きる。

これによってカセット内のスタック最上位置の用紙が、付勢板３１が上方へ付勢 する力の下で送紙ローラ９と適切に係合する。

米国出願第１９２．５６８号における取り付は可能なプリンタ／カセット機構の 前述の大まかな説明から、この機構の肩囲寸法（′Ｒしくは「足跡」領域）が保 管及び運搬の便宜のためどれだけ最小限に作られているかが理解できるであろう 。本発明の一つの重要な特性は、このようなプリンタ／カセット機構がどのよう な用紙保管機能にも対応できる最小限にまで縮小され、かつ高さが抑えられてい るという点である。この目的が達成される実施例の構造が第４図で示されている 。

このように、カセット８が頂面壁８１．側面壁８２゜８３．４部１ｉ１８５．固 定された＝区分８４ａ（側面壁及び端部壁に連結されている）と可動の壁区分８ ４ｂとを有する底面壁を有している。頂面壁８１の正夏部分８１２が開放されて おり、支持されたスタックの一番上の用紙の先端を送紙ローラ９に接近させる。

第４図の破線で示され、かつ第６ａ図及び６ｂＥでより明瞭に示されるように、 これら底面区分の下表面ｔ：影形成れたくりぬき凹部８９内に付勢嵌合される片 持ち粱ばね８８によって底面壁区分８４ｂが底面壁区分８４ａに連結されている 。片持ち梁ばね８８は非直線形状に作られており、その弾性復元力によって区分 ８４ｂがカセットの頂面壁８１に向かつて付勢されるようにしている。

すなわちこれら２つの片持ち梁ばね８８は、区分８４ｂとヒンジ結合され同区分 を上方にばね付勢するように作用する。底面壁区分８４ｂ及びばね８８によって 成り立つ斬新な構造により、カセット底面及び用紙付勢板３１（すなわち、挿入 された用紙スタックをプリンタ機構の送紙ローラ９と接触させるように付勢する 部材）の両方の機能を果ｌ；シている。このカセット構造により、用紙保管機能 を最大にしてどのようなカセットの高さにも対応できる。別の述べ方をすれば、 この特性により、総体的なカセットの全高を最小限にすることができる、すなわ ち選択されｌ；どのような用紙保管機能にも対応するグリンタ／カセット機構の 全高を最小限にすることができる。

第４図で示すように、カセットの側面！８２及び８３が用紙分離部材９０を有し ており、用紙分離部材は各側面壁土に取り付けられると共に、回転連結部９１と 、ビン案内・従属要素９２．９３と、これに向かって動かされる最上部の用紙を 引っ掛けて止める直角突起部１７とを有している。用紙スタックが送紙ローラと の係合により押し付けられた場合、回転連結部９１が作用するので、支持された スタックの最上部の紙と共に突起部が自由に動くことができて適切な引っ掛は係 止状８Ｉ：なる。支持されｊ；スタックの最上部の用紙の先端と係合するように 突起部１７が位置決めされているので、送紙ローラによって駆動された時に最上 部の用紙がスタックの他の用紙から分離されて案内部材１６の経路内に移動され る。

本発明の別の特性によれば、第７図ａ図、７ｂ図及び第８ａ図、Ｂｂ図では、用 紙装着機能を高めるカセット構造の実施例を示している。すなわち、通常符号６ ０で示される柱／傾斜組立体がカセットの両側面に取り付けられている。一つの 部品として、底面壁８４ｇとの回転接合部から前方に間隔を置いた位置において 底面壁８４ａの頂部側面上に形成された隆起傾斜部分３５をこれらの組立体が有 している。隆起傾斜部分３５の上方！：８いてカセットの側面壁に回転可能には 組立体のカム部品が取り付けられており、このカム部品は壁外側面上のノブ３４ と、壁の内側面上に取り付けられた連結された柱部材３３とを有してなっている 。第８ａｆ！；！Ｊ、Ｂｂ図で最もよく示すように、カセット８の外側からノブ ３４を回転させて第８１１１図の位置から第８ａ図の位置へと動かして用紙装者 を行うことができる。このような回転の最中、柱３３が表面３５と係合して壁部 ８４ｂを開位置に動かす。これで用紙スタックをカセット内に容易に挿入できる 。次いでノブ３４が第８ｂ図の位置に回転され、片持ち梁ばね８８が！８８ｂを 上方に動かして付勢板機能を作用させ、これによって送紙ローラ９と挿入された スタック最上部の用紙との間に駆動力を発生させる。

第４図に明確に示されたように、カセットが保管／縮小位置にある場合に装着作 業が最も簡単に行われる。しかしながら別の実施例では、例えば、カセット頂面 壁８１の後部がｗｃ７ａ図、７ｂ図の破線６２で示される軸上で上向きに回転さ れて開くように作り、これによって印刷位置にあるカセットに装着を行うことが できる。

（工業的応用性） 本発明は、プリンタ／送紙機構の有効な機能を維持しながら、プリンタ／送紙機 構の構造上の高さを低くすることにより、極めて重要な工業上の利点を提供する ことができる。

〜） 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．ハウジングと、ほぼ用紙の周囲の大きさと等しい頂面，底面及び側面壁と、 用紙供給空間から印刷領域へ、更に同印刷領域を通過するように用紙を送紙する 送紙手段と、前記印刷領域において用紙媒体上に印刷する印刷手段とを有する種 類の小型プリンタにおいて、用紙供給カセットが、 （ａ）ほぼ角紙の周囲の大きさと等しい外形をなし、用紙媒体のスタックを収容 するのに十分な高さを有する供給空間を形成する頂面，底面及び側面壁手段であ って、前記底面壁手段が内部で片持ち梁ばね手段が可動正面区分に連結されると 共に同正面区分を固定後部区分に対して上方に付勢するヒンジ状構造を有する、 頂面，底面及び側面壁手段と、 （ｂ）前記カセット頂面壁を前記プリンタハウジングの前記底面壁に回転可能に 連結する連結手段とを有することを特徴とする小型プリンタ。
2. ２．前記カセット項面壁手段の正面部分が開放され、前記プリンタ送紙手段が近 接して前記カセット内部に収容された用紙スタックの最上位置の用紙と係合する ことができることを特徴とする請求の範囲第１項記載の小型プリンタ。
3. ３．収容されたスタックの最上位置の用紙先端と係合する位置において前記カセ ット側面壁手段上に形成された角紙留め金手段を更に有することを特徴とする請 求の範囲第２項記載の小型プリンタ。
4. ４．前記カセット上に位置決めされ、前記片持ち梁手段の付勢に対抗して前記底 面壁の前記正面区分を移動させて前記カセット正面を開いて用紙装着を行う、回 転可能なカム手段を更に有することを特徴とする請求の範囲第１項記載の小型プ リンタ。
5. ５．ほぼ角紙の周囲の大きさと等しい外形をなすハウジングと、用紙供給スタッ クから印刷領域へ、更に同印刷領域を通過するように送紙を行う送紙手段とを有 する種類の小型プリンタと共に用いられる改良角紙供給カセットが、 （ａ）ほぼ用紙の周囲の大きさと等しい外形を有する用紙スタック空間を形成す る頂面，底面及び側面壁手段であって、前記底面壁手段が固定壁区分と、同固定 壁区分から伸びると共に前記カセットと連結されて頂面壁手段及びばね手段に向 かってヒンジ移動をして可動壁区分を前記頂面壁手段に向かって付勢する前記可 動壁区分とを有する、頂面，前記底面及び側面壁手段と、（ｂ）前記カセット頂 面壁をこのようなプリンタハウジングの底面と連結する連結手段と を有することを特徴とする小型プリンタ。
6. ６．前記可動壁区分を前記固定壁区分と連結させる片持ち梁ばね手段を前記ばね 手段が有することを特徴とする請求の範囲第５項記載の小型プリンタ。
7. ７．ハウジングと、用紙供求領域から印刷領域へ、更に同印刷領域を通過するよ うに用紙を送紙する送紙手段と、前記印刷領域において用紙媒体上に印刷する印 刷手段と、前記プリンタハウジングの底面と連結された用紙供給カセットとを有 する小型プリンタにおいて、前記供給領域を形成する頂面，底面，側面壁手段を 有しており、前記底面壁手段が、内部で片持ち梁ばね手段が可動正面区分と結合 すると共に同可動正面区分を前記底面壁手段の固定後部区分に向けて上方に付勢 し、前記カセット内の用紙が前記送紙手段に向かって付勢されるヒンジ状構造を 有することを特徴とする小型プリンタ。