JPH02502933A - 家具用蝶番 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 家具用蝶番 本発明は家具の本体に固定される蝶番部分と、家具蝶番部分にとンジ結合される 少なくども１つのレバーとを有する家具用蝶番に関する。

上記形式の家具用蝶番の多くは、ドア及び７，７ツノ又はその類似物を自動的に 閉鎖するばね機構を有している。ばね機構のばね力により規定される閉鎖運動に よって、しばしば邪魔になる程大きな閉鎖騒音が生じる。

ばね機構により規定される閉鎖力は多くの場合、例する力と重複される。その結 果、ドア又はその＠催物を閉鎖する騒音がさらに大きくなる。

本発明の課題は、邪魔な程大きい閉鎖騒音を回避し外側から生じる大きな閉鎖力 又は開放力の作用を緩衝するように、はじめに述べた形式の家具用蝶番を形成す ることにるる。

上記課ＷＬぼ、不発明によればはじめに述べた形式の家具用蝶番において、レバ ニと蝶番部分との間に圧縮不可能な液圧媒体を収容する緩衝装置が配置されてお り、この緩衝装置が、レバーにヒンジ結合さｎたピストン棒と、このピストン棒 に固定されたピストンと、蝶番部分に固定されかつピストンを受容するシリンダ トラ有しており、シリンダがピストン棒のだめの中央の差込み孔を備えた端部キ ャップを有しており、上記ピストンとシリンダとによって２つの室が形成されて おり、ピストンの範囲に液圧媒体のための貫流孔もしくは貫流通路が設けられて いることによって解決されている。

本発明による家具用蝶番では、緩衝装置が家具用蝶番の機能部分の間に配置され ている。この場合、家具の本体に固定されるべき蝶番部分と、家具のドア又は７ ２ツブに固定されるべき蝶番部分との寸法及び／又はその構成的な輪郭線を変化 させる必要はない。

家具用蝶番が、価格形成の観点から見てコストの制限される大量生産品で６るの で、上記緩衝装置もコスト上有利に製作かつ組立て可能でなげればならない。

本発明による緩衝装置は、ドア及び７ランノ又はその類似物が家具用蝶番の閉鎖 ばねの比較的小さな力によって閉鎖される場合に生じる基準負荷を緩衝しなげれ ばならず、さらに、ドア及びその類似物が外側からの作用場合によっては手によ る閉鎖又は開放によって、大きな力及び速度で操作される場合に生じる例外的な 負荷をも緩衝しなげればならない。

本発明による家具用蝶番の有利な構成において、７リングに固層された端部キャ ップが弾性的に変形可能　　　　　′なベローズとして形成されており、このベ ローズはピストン棒のための差込み通路を有している。上記端部キャップはこの 差込み通路の範囲で液密かつ竪固にピストン棒と結合されている。差込み通路は 、内側へ向かって突入しかつピストン棒の櫃状纒に係合する環状隆起部を有して いる。

ベローズ状の端部キャップ及び内側へ向かって突入する上記環状隆起部の材料の 有する弾性によって、ピストン棒の差込み通Ｎ！範囲では上記端部キャップとピ ストン棒との摩擦結合及び嵌合結合が行われる。このような結合のために、緩衝 装置の運転時にはピストン棒と端部キャップとの間での滑動的な摩擦が回避され る。さらに蝶番の閉鎖行程時には、端部キャップがシリンダの方向へ変形せしめ られる。

ドアもしくは家具用蝶番の開放運動が開始される前に、緩衝液体はベローズ状の 端部キャップとピストンとによって制限される室内にるる。ドアの開放が手によ って極めて迅速に行われると、端部キャップが弾性的に変形し、その結果ピスト ン棒は迅速な開放行程に追従する。この場合、ｙｇ２のシリンダ室内には負圧が 作用しており、この負圧によって緩衝水泡が生ぜしめられ、液圧媒体が大きな速 度で第１室から第２室へ流入される。その結果、端部キャップの弾性的な変形が 元に戻され、開放行程がほぼ緩衝されずに実施される。

緩衝装置により緩衝される、蝶番の閉鎖運動時にビーり負荷が発生すると、シリ ンダ及び／又はピストン又はピストン部分の弾性的な変形によって、緩衝装置の 上記２つの室間の流れ横断面が拡大される。ピーク負荷が排除された後には、こ のような流れ横断面の拡大が元に戻される。

不発明のさらに別の特徴は、請求の範囲第２項以下の記載及び図面に示す有利な 実施形態についての以下の説明から明らかとなる。

図面は本発明による家具用蝶番の複数の実施例を示すもので、第１図は緩衝装置 を有する家具用蝶番をその閉鎖位置で示す図、第２図は第１図による家具用蝶番 をその開放位置で示す図、第３図は閉鎖位置における、第１実施例の緩衝装置の 斜視図及び一部所面図、第４図は第３図による矢印■の方向で見た緩衝装置の一 部分図、第５図は開放位置における、第３図による緩衝装置の斜視図及び一部所 面図、第６図は第３図、第４図及び第５図による緩衝装置を、左側では家具用蝶 番の閉鎖位置において１．右側では家具用蝶番の開放位置において鉛直方向に断 面して示す図、第７図は第３図、第４図、′Ｍ５図及び第６図による緩衝装置の 一例の緩衝装置の斜視図及び一部所面図である。

第１図及び第２図によれば家具用蝶番１は、ドア３の切欠き２内に固定的に配置 された鉢形のケーシング４ｔ−有している。ケーシング４はレバー５，６を介し て、家具の本体に固定された蝶番アーム１にヒンジ結合されている。

レバー６は２ＪＩｌｉ！のレバーとして形成されており、かつレバーアーム８を 有している。緩衝装置１０のピストン棒９がこのレバーアーム８にヒンジ結合さ れている。ピストン棒９は緩衝装置１０のケーシング内へ延びておワ、このケー シングは弾性材料から成るベローズ状のカバーキャップ１１と、シリンダ１２と 、このシリンダ１２上にかぶせられた林状のキャンプ１３とから形成されている 。

シリンダ１２は環状７ランジ１４を有しており、かつ蝶番アーム７の壁１６に形 成された孔１５内へ延びている。上記環状７，７ンジ１４は蝶番アーム７の壁１ ６の内側に接しているが、キャップ１３はこの蝶番アーム７の近くまでしか延び ていない。

第１図及び第２図かられかるように、緩衝装置１０は家具用蝶番１の構成に組込 まれているので、この蝶番の機能部分を著しく変形する必要はない。

シリンダ１２は、環状７ランジ１４から延びかつ端面の開いたシリンダ部分１７ を有しておワ、シリンダ部分１７の外周部には固層リプ１８，１９が形成されて いる。カバーキャラ、’１１の固定７，７ンジ２０がこれら固着リプ１８，１９ によって固定されて−る。

カバーキャップ１１は内側へ向かって延びる接続管２１ｆ：有しており、接続管 ２１はピストン１１９のための差込み通路を成している。

接続管２１の中央範囲には、内側へ向かって突入する褒状隆起部２２が形成され ており、環状隆起部２２はピストンＩＩ９の環状溝２３に係合している。

８６図による実施例では、接続管２１の外端部がピストン棒９の肩２４に接して いる。

カバーキャップ１１は固定７ランジ２０と接続管２１との間でベローズ状に形成 されている。カバーキャップ１１は弾性的で変形可能な材料、例えばゴム又はデ ムに類似したプラスチックから製作されている。カバーキャップ１１は緩衝液体 による大きな圧力負荷により弾性的に変形せしめられ、その柔軟性のために家具 用蝶番１の閉鎖位置と開放位置との間のピストン棒９の運動に追従する。

第３図〜第６図までの緩衝装置１０の実施例では、ピストン棒９の自由端部にピ ストン２５が配置されている。ピストン２５はピストン棒９の肩面２６に支持さ れており、かクピストン棒９にスナップ係合可能な安全リング２７に固定されて いる。安全リング２７はの後方に係合している。

ピストン２５の外径及び安全リング２７の外径はシリンダ１２の内径よりも小さ い。

ピストン２５及び安全リング２７内には貫流通路３０．３１が形成されている。

ピストン２５及び安全リング２７はピストンリング３３のために受容溝３２を形 成しており、ピストンリング３３はこの受容溝３２内で軸方向に運動可能で６る 。

ぎストンリング３３は安全リング２７に向いた側に間隔カム３４を有している。

間隔カム３４はピストン結合させる。このような運動位置においてピストンリン グ３３は、ピストン２５内の１つの貞流通Ｍ３０もしくは複数の貫流通路３υ、 ３１ｔ−開放させている。

ピストンリング３３はピストン２５に向いた側にカム３７ｔ−Ｗしている。カム ３７はピスト２２５０貫流通路３０内に係合しておワ、かつピストン２５に対す るピストンリング３３の回動ｔｍ止している。

ピストンリング３３の外径はシリンダ１２の内径に等しい。

ピストンリング３３にはスリット３８が設けられており、スリット３８はピスト ンリング３３のリング幅全坏にわたって延びている。第４図かられかるようにス リット３８の範囲には、安全リング２７における貫流通路３１及びピストン２５ におけるＸ′ａ通路３ｏは設げられていない。その結果、上記スリット３８が安 全リング２１又はピストン２５によって充分に覆われても、スリット３８の一部 分範囲には第４図に符号３９で示された貫流孔だけが残されるにすぎない。

スリット３８の′Ｘ流孔３９を確実に開放させておくためには、換言すればどん な作業過程にお贋てもピストン２５が例えばその側方の遊びによってよしルない ようにするためには、ピストン２５の外周部に案内カム、切欠き及′び／又は偏 平部が設けられてもよい。これら案内カム、切欠き及び／又は偏平部は、ピスト ン外周回とシリンダ壁との間の少なくとも貫流孔３９の範囲に自由室が形成され るよ５に、配置されている。

第３図及び第６図かられかるように、閉鎖位置（又は最終位置）へ運動するピス トン２５において、貫流通路３０がピストンリング３３により閉鎖されており、 それによって、ピストンリング３３の一部分範囲が唯一の貫流孔３９として残さ れている。

リング１２が弾性的に変形可能な材料から製作されているので上記のようなピー ク負荷時に変形せしめられることによって、流れ横断面が拡大される。その結果 、シリンダ壁がピストンリング３３から持上げられ、付加的な貫流通路が形成さ れる。

第５図に示されたように、ピストン２５が閉鎖位置から開放位置へ運動すると、 受答＃３２内のピストンリング３３は間隔カム３４により規定される中間位置を 占める。その結果、緩衝液体が室３５から貫流通路３０．３１を介して室３６内 へ流入する。

シリンダ１２が非弾性的な材料から製作されている場合には１．ビ予トン２５の 閉鎖工Ｓ時に住じるピーク負荷は、室３６に向いた側に斜面４０ｔ−備えたピス トンリング３３ａが設置されることによって対処される。

上記斜面４０は、ピーク負荷時に室３６からの大きな圧力によって負荷される。

その結果ピストンリング３３＆はスリット３８の範囲で圧縮され、それにょクピ ストンリング３３＆とシリンダ１２の内壁との間に付加的な貫流通路が形成され る。

緩衝装置１０のさらに別の実施例が第８図に示されている。

第８図の構成によれば、ピストン４１が貫流通路４２を有しており、かつピスト ン棒一部に固定された安全リング４３と上記貫流通路４２のだめのカバープレー ト４４との間で滑動可能に、ピストン棒９の自由端部に支承されている。

ピストン４１はその開放行程時に安全リング４３に当接し、その結果、緩衝液体 が憲３５から貫流通路４２を介して室３６内へ流入する。

ピストン４１はその閉鎖行程時に第８図に示された運動位置を占める。貫流通路 ４２はカバープレート４４によって閉鎖される。その結果、シリンダ１２の内壁 に接しかつ周囲を取囲むシールリッジ４５が室３６内の液圧により内側へ向かっ て弾性的に変形せしめられて初めて、緩衝液体が室３６から室３５内へ流入する 。

それによってシールリッジ４５とシリンダ１２の内壁との間に自由なＸ流通路が 形成される。

従って第８図による実施例では、ピストン４１は弾したプラスチックから製作さ れねばならない＠国際調査報告 −１−一一一一−１ｂ、ＰＣＴ／ＤＥ　８８１００７２９国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．家具の本体に固定される蝶番部分と、家具のドア又はフラツプに固定される 蝶番部分と、これら蝶番部分にヒンジ結合される少なくとも１つのレバーとを有 する家具用蝶番であつて、レバー（６）と蝶番部分との間に圧縮不可能な液圧媒 体を収容する緩衝装置（１０）が配置されており、この緩衝装置（１０）が、レ バー（６）にヒンジ結合されたピストン棒（９）と、このピストン棒（９）に固 定されたピストン（２５）と、蝶番部分に固定されかつピストン（２５）を受容 するシリンダ（１２）とを有しており、シリンダ（１２）がピストン棒（９）の ための中央の差込み孔を備えた端部キヤツプ（１１）を有しており、上記ピスト ン（２５）とシリンダ（１２）とによつて２つの室（３５，３６）が形成されて おり、ピストン（２５）の範囲に液圧媒体のたりの貫流孔もしくは貫流通路（３ ０）が段けられていることを特徴とする家具用蝶番。
2. ２．シリンダ（１２）に固着された端部キヤツプ（１１）が、ピストン棒（９） のための差込み通路を備えた、弾性的に変形可能なベローズとして形成されてお り、かつ上記差込み通路の範囲で液密かつ堅固にピストン棒（９）と結合されて いることを特徴とする請求の範囲第１項記載の家具用蝶番。
3. ３．差込み通路を成す接続管（２１）が、内側へ向かつて突入する環状隆起部（ ２２）を有しており、環状隆起部（２２）がピストン棒（９）の環状溝（２３） に係合していることを特徴とする請求の範囲第２項記載の家具用蝶番。
4. ４．環状隆起部（２２）が接続管（２１）の中央範囲に設けられていることを特 徴とする請求の範囲第３項記載の家具用蝶番。
5. ５．接続管（２１）の外端部が、ピストン棒（９）の肩（２４）に接しているこ とを特徴とする請求の範囲第３項又は第４項記載の家具用蝶番。
6. ６．端部キヤツプ（１１）がゴム又はゴムに類似した、プラスチツクから製作さ れていることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載 の家具用蝶番。
7. ７．シリンダ（１２）が環状フランジ（１４）を有しており、端面の開いたシリ ンダ部分（１７）が上記環状フランジ（１４）から延びており、かつ端部キヤツ プ（１１）の固定フランジ（２０）のために固着リプ（１８，１９）を有してい ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の家具用蝶番。
8. ８．シリンダ（１２）の環状フランジ（１４）が、家具の本体に固定される蝶番 アーム（７）の内側に接しており、環状フランジ（１４）から突出するシリンダ 部分が蝶番アーム（７）の孔内に延びており、このシリンダ部分上に鉢状のキヤ ツプ（１３）がかぶせはめられており、キヤツプ（１３）が蝶番アーム（７）の 近くまで延びていることを特徴とする請求の範囲第７項記載の家具用蝶番。
9. ９．シリンダ（１２）が、液圧媒体の大きな負荷の作用によつて弾性的に変形可 能な材料から成ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の家具用蝶番。
10. １０．ピストン（２５）に対して付加的な安全リング（２７）がピストン棒（９ ）に固定されており、かつピストンリング（３３）のための受容溝（３２）をピ ストン（２５）と共に形成しており、ピストンリング（３３）が上記受容溝（３ ２）内に柚方向の遊びのあるように配置されており、かつスリツト（３８）を有 しており、かつその外周面でシリンダ（１２）の内壁に接しており、ピストン（ ２５）と安全リング（２７）との外径がシリンダ（１２）の内径よりも小さく形 成されており、ピストン（２５）と安全リング（２７）とに貫流通路（３０，３ １）が設けられており、これら貫流通路のうちデピストン（２５）に設けられた 貫流通路（３０）が、ピストン（２５）の閉鎖工程時にピストンリング（３３） によつて覆われることを特徴とする請求の範囲第１項記載の家具用蝶番。
11. １１．ピストンリング（３３）が、ピストン（２５）の貫流通路（３０）内に係 合する少なくとも１つのカム（３７）を有していることを特徴とする請求の範囲 第１０項記載の家具用蝶番。
12. １２．ピストンリング（３３）が安全リング（２７）に向いた側に間隔カム（３ ４）を有しており、間隔カム（３４）がピストン（２５）の開放行程時に安全リ ング（２７）の下側に支持されることを特徴とする請求の範囲第１０項記載の家 具用蝶番。
13. １３．ピストンリング（３３ａ）が室（３６）に向いた側に周囲を取囲む斜面（ ４０）を有しており、斜面（４０）が室（３６）内の液圧によつて負荷されるこ とを特徴とする請求の範囲第１０項記載の家具用蝶番。
14. １４．ピストン（４１）が、ピストン棒（９）端部に固定された安全リング（４ ３）と、ピストン（４１）内に形成されかつ軸方向に延びる通路（４２）のため のカバープレート（４４）との間で、軸方向移動可能にピストン棒（９）上に支 承されており、室（３５）へ向かつて傾斜しながら周囲を取囲むシールリツプ（ ４５）が上記ピストン（４１）に設けられていることを特徴とする請求の範囲第 １項記載の家具用蝶番。