JPS6222684Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222684Y2 JPS6222684Y2 JP1982045299U JP4529982U JPS6222684Y2 JP S6222684 Y2 JPS6222684 Y2 JP S6222684Y2 JP 1982045299 U JP1982045299 U JP 1982045299U JP 4529982 U JP4529982 U JP 4529982U JP S6222684 Y2 JPS6222684 Y2 JP S6222684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- damper case
- sealing
- rod guide
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、たとえば四輪車の後部ドアの開閉
に用いられるようなオープンステーに関し、さら
に詳しくはその内部のシール部材を簡単化したオ
ープンステーにおけるシール構造に関する。
に用いられるようなオープンステーに関し、さら
に詳しくはその内部のシール部材を簡単化したオ
ープンステーにおけるシール構造に関する。
従来のオープンステーは、第１図に示すよう
に、ガスとオイルを収容した筒状のダンパーケー
ス１′に、開扉時にオイルの流通によつて減衰力
を発生し且つそれ以外の時にはガスが流通する孔
を備えたピストン２′を先端部に装着してなるピ
ストンロツド３′を進退自在に内嵌し、車体後部
の本体側にピストンロツド３′の下端に固着した
ロアジヨイント４′を枢支し、後部ドア側にダン
パーケース１′の上端に固着したアツパーブラケ
ツト５′を枢支して後部ドアを円滑に開閉できる
ように設けている。
に、ガスとオイルを収容した筒状のダンパーケー
ス１′に、開扉時にオイルの流通によつて減衰力
を発生し且つそれ以外の時にはガスが流通する孔
を備えたピストン２′を先端部に装着してなるピ
ストンロツド３′を進退自在に内嵌し、車体後部
の本体側にピストンロツド３′の下端に固着した
ロアジヨイント４′を枢支し、後部ドア側にダン
パーケース１′の上端に固着したアツパーブラケ
ツト５′を枢支して後部ドアを円滑に開閉できる
ように設けている。
しかし、ダンパーケース１′の下端開口部６′は
ピストンロツド３′を摺動自在に支持案内するた
めの支持案内機能と内部のガス及びオイルに対す
るシール機能をもたせなくてはならないため、そ
の部分の構造が複雑であつた。すなわち、ダンパ
ーケース１′の下端開口部６′に、オイルロツクピ
ース７を嵌挿し、ついで補強部材８′を埋設した
シール材９′とロツドガイド１０′とを嵌挿したの
ち、その外端部分のダンパーケース１′の内周溝
にストツパリング１１′を嵌着してこれら挿入部
材を抜止めするとともに、その内方位置のダンパ
ーケース１′の外周面を三点カシメ１２′して内部
のオイルロツクピース７′を固定して設けてい
た。
ピストンロツド３′を摺動自在に支持案内するた
めの支持案内機能と内部のガス及びオイルに対す
るシール機能をもたせなくてはならないため、そ
の部分の構造が複雑であつた。すなわち、ダンパ
ーケース１′の下端開口部６′に、オイルロツクピ
ース７を嵌挿し、ついで補強部材８′を埋設した
シール材９′とロツドガイド１０′とを嵌挿したの
ち、その外端部分のダンパーケース１′の内周溝
にストツパリング１１′を嵌着してこれら挿入部
材を抜止めするとともに、その内方位置のダンパ
ーケース１′の外周面を三点カシメ１２′して内部
のオイルロツクピース７′を固定して設けてい
た。
しかしながら、これら各挿入部材は部品数が多
いために、その組立て工数が多くなり、面倒であ
るうえ、シール材には補強部材８′等を付加形成
しなければならないなどの理由によりコスト高を
余儀なくされるという問題を有していた。
いために、その組立て工数が多くなり、面倒であ
るうえ、シール材には補強部材８′等を付加形成
しなければならないなどの理由によりコスト高を
余儀なくされるという問題を有していた。
そこでこの考案は多くの部品数を要せずに適切
なシール機能を得ることができ、しかも簡単に製
作および組立てることができるオープンステーに
おけるシール構造の提供を目的とするものであ
る。
なシール機能を得ることができ、しかも簡単に製
作および組立てることができるオープンステーに
おけるシール構造の提供を目的とするものであ
る。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面は四輪車の後部ドアに使用されるオ
ープンステーを示し、そのシール構造は第２図に
示すように、ダンパーケース１の下端開口部６
に、オイルロツクピース７と、シール材９の一部
をロツドガイド１０の外周部に延長して一体成形
したシール装置１３を内嵌固定して設けるもので
あつて、オイルロツクピース７は、ダンパーケー
ス１に内嵌し得る大きさの有底筒体に形成され、
ダンパーケース１の下端開口部６より挿入し、後
述のシール装置を装着可能な収容空間部を残した
位置に嵌挿したのち、ダンパーケース１の外周囲
を三点カシメ１２してダンパーケース１と一体に
固定して設ける。
明する。図面は四輪車の後部ドアに使用されるオ
ープンステーを示し、そのシール構造は第２図に
示すように、ダンパーケース１の下端開口部６
に、オイルロツクピース７と、シール材９の一部
をロツドガイド１０の外周部に延長して一体成形
したシール装置１３を内嵌固定して設けるもので
あつて、オイルロツクピース７は、ダンパーケー
ス１に内嵌し得る大きさの有底筒体に形成され、
ダンパーケース１の下端開口部６より挿入し、後
述のシール装置を装着可能な収容空間部を残した
位置に嵌挿したのち、ダンパーケース１の外周囲
を三点カシメ１２してダンパーケース１と一体に
固定して設ける。
またシール装置１３は、一側にシール材９を設
け、他側にロツドガイド１０を設けており、シー
ル材９の内周面には環状凸部１４を設けてこれと
対応するピストンロツド３とのシール効果を高め
ており、外周面にはロツドガイド１０の外周部を
覆うように前述の通り延長して設け、この延長部
により別個のシール部材を設けることなくロツド
ガイド１０の外周面とダンパーケース１の内周面
とのシール効果を高めている。
け、他側にロツドガイド１０を設けており、シー
ル材９の内周面には環状凸部１４を設けてこれと
対応するピストンロツド３とのシール効果を高め
ており、外周面にはロツドガイド１０の外周部を
覆うように前述の通り延長して設け、この延長部
により別個のシール部材を設けることなくロツド
ガイド１０の外周面とダンパーケース１の内周面
とのシール効果を高めている。
そして、上述のオイルロツクピース７の装着後
にこのシール装着１３を嵌挿してダンパーケース
１の下端周囲を絞り加工等によりカシメでシール
装置１３の抜止めを行ないシール装置１３を装着
するものである。
にこのシール装着１３を嵌挿してダンパーケース
１の下端周囲を絞り加工等によりカシメでシール
装置１３の抜止めを行ないシール装置１３を装着
するものである。
このように構成されたオープンステーのシール
構造によれば、オイルロツクピース７とシール装
置１３との２部材の簡単な装着操作でシール部の
組立作業が完了するのみならず、補強部材を付加
したシール材やストツパリングが不要となり、極
めて低コストで製作することができる。
構造によれば、オイルロツクピース７とシール装
置１３との２部材の簡単な装着操作でシール部の
組立作業が完了するのみならず、補強部材を付加
したシール材やストツパリングが不要となり、極
めて低コストで製作することができる。
またシール装置１３の一体化構成に際しては、
第３図に示すように、ロツドガイド１０の内周面
に摺動用環１５を内嵌したり、ロツドガイド１０
の内周面に想像線で示すオイル溜り１６を形成し
たりしてピストンロツド３との摩耗抵抗を低減
し、円滑なピストンロツド３の摺動を得るように
設けてることもできる。
第３図に示すように、ロツドガイド１０の内周面
に摺動用環１５を内嵌したり、ロツドガイド１０
の内周面に想像線で示すオイル溜り１６を形成し
たりしてピストンロツド３との摩耗抵抗を低減
し、円滑なピストンロツド３の摺動を得るように
設けてることもできる。
また第４図に示すように、シール材９の外周面
を環状に凹凸成形してシール性の向上を図ること
もでき、さらにロツドガイド１０に対するシール
材９の外周連結部を適宜必要な長さたとえば短く
設けることも可能である。
を環状に凹凸成形してシール性の向上を図ること
もでき、さらにロツドガイド１０に対するシール
材９の外周連結部を適宜必要な長さたとえば短く
設けることも可能である。
また第５図に示すように、シール材９に対する
ロツドガイド１０の連結部にシール材補強用の突
出部１７を形成して一体成形することにより、シ
ール材９の強度を容易に向上することができる。
ロツドガイド１０の連結部にシール材補強用の突
出部１７を形成して一体成形することにより、シ
ール材９の強度を容易に向上することができる。
この考案は上述のごとく、シール材のシール機
能とロツドガイドのガイド機能との両機能を併せ
もつて一体化したにとどまらず、この一体化構成
によりシール材の強度が向上して寿命延長が図
れ、またロツドガイドのガイド機能の向上を図る
ことができる。
能とロツドガイドのガイド機能との両機能を併せ
もつて一体化したにとどまらず、この一体化構成
によりシール材の強度が向上して寿命延長が図
れ、またロツドガイドのガイド機能の向上を図る
ことができる。
第１図は従来のオープンステーを示す要部横断
平面図、第２図はこの考案の一実施例におけるオ
ープンステーのシール構造を示した要部断面図、
第３図〜第５図はその他の実施例におけるオープ
ンステーのシール構造を示した要部断面図であ
る。 １……ダンパーケース、３……ピストンロツ
ド、６……下端開口部、９……シール材、１０…
……ロツドガイド、１３……シール装置。
平面図、第２図はこの考案の一実施例におけるオ
ープンステーのシール構造を示した要部断面図、
第３図〜第５図はその他の実施例におけるオープ
ンステーのシール構造を示した要部断面図であ
る。 １……ダンパーケース、３……ピストンロツ
ド、６……下端開口部、９……シール材、１０…
……ロツドガイド、１３……シール装置。
Claims (1)
- ガスとオイルを収容したダンパーケースの端部
に、ガス及びオイルをシールするためのシール材
とピストンロツドを摺動案内するためのロツドガ
イドとを備えたオープンステーにおいて、前記シ
ール材の一部をロツドガイドの外周部に延長して
一体成形すると共に、前記ダンパーケースの端部
に装着したオープンステーにおけるシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4529982U JPS58148338U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | オ−プンステ−におけるシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4529982U JPS58148338U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | オ−プンステ−におけるシ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148338U JPS58148338U (ja) | 1983-10-05 |
| JPS6222684Y2 true JPS6222684Y2 (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=30056324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4529982U Granted JPS58148338U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | オ−プンステ−におけるシ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148338U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2632279B2 (ja) * | 1993-01-12 | 1997-07-23 | 新日本製鐵株式会社 | プロセスデータの収集装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5743164Y2 (ja) * | 1977-01-31 | 1982-09-22 |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP4529982U patent/JPS58148338U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148338U (ja) | 1983-10-05 |
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