JPH0250128B2 - - Google Patents

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JPH0250128B2
JPH0250128B2 JP7907585A JP7907585A JPH0250128B2 JP H0250128 B2 JPH0250128 B2 JP H0250128B2 JP 7907585 A JP7907585 A JP 7907585A JP 7907585 A JP7907585 A JP 7907585A JP H0250128 B2 JPH0250128 B2 JP H0250128B2
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JP
Japan
Prior art keywords
methylimidazole
weight
parts
ethyl
phenyl
Prior art date
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Expired
Application number
JP7907585A
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English (en)
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JPS61235426A (ja
Inventor
Kazuo Kamagata
Hajime Hata
Takashi Mizui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はイソシアヌール酸とイミダゾール化合
物を用いるポリエポキシ樹脂の硬化方法に関する
ものである。 本発明方法によつて硬化されたエポキシ樹脂は
機械的、電気的及び熱的性質に優れているため、
電子部品用封止材、銅張積層板用塗布材等の製造
分野において特に有用と考えられる。 (従来の技術) ポリエポキシ樹脂を硬化させるに当り、イソシ
アヌール酸とイミダゾール化合物を分子間結合さ
せた化合物を用いることは既に知られている。
(特公昭56−39314号公報参照) このようなイソシアヌール酸とイミダゾール化
合物の付加物を硬化剤として用いる場合には、一
液性硬化型配合物を形成することができる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記の方法は硬化条件が苛酷な
こと、硬化収縮が大きいこと又密着性が低いこと
等の欠点を有し、部品の小型化と高密度化および
配線回路の微細化が進むにつれて、機械的、電気
的及び熱的性質を更に向上させることが要求され
ている。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等はこのような事情に鑑み克明な試験
研究を重ねた結果、ポリエポキシ樹脂100重量部
に対してイソシアヌール酸10ないし100重量部と
イミダゾール化合物を1ないし10重量部の割合で
混合し、加熱させることによつて、機械的、電気
的及び熱的性質に優れたポリエポキシ樹脂硬化物
が得られることを見い出し、本発明を完遂したも
のである。 本発明方法において使用されるイソシアヌール
酸は、尿素を250〜300℃に加熱することによつて
工業的規模で生産されている化合物である。 本発明におけるポリエポキシ樹脂は1分子当り
平均1個より多くのエポキシ基を含有するもので
あつて、この基は分子末端位置にある
【式】 でもよく、あるいは分子式の途中に介在して
【式】の形の基を形成してもよい。 このポリエポキシ化合物は脂肪族、環式脂肪
族、芳香族、または複素環式のものでもよく、そ
して水酸基、アルキル基、アルコキシ基、エステ
ル基、アセタール基、エーテル基のような非妨害
性の置換基で置換されていても良い。 本発明の実施に適する代表的なポリエポキシ樹
脂は、多価フエノールのポリグリシジルエーテ
ル、例えばビスフエノールAのジグリシジルエー
テル、ビスフエノールFのジグリシジルエーテ
ル、その他エポキシ化フエノール・ノボラツク樹
脂、脂環式エポキシ樹脂およびそれらの臭素化エ
ポキシ樹脂等である。 イミダゾール化合物としては、2,4−ジアミ
ノ−6−{2′−メチルイミダゾリル−(1′)}エチ
ル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−
{2′−メチルイミダゾリル−(1′)}エチル−s−
トリアジン・イソシアヌール酸付加物、2−フエ
ニル4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、
2−フエニル−4−メチル−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール、4,4−メチレン−ビス−(2−エ
チル−5−メチルイミダゾール)、2−フエニル
−4−ベンジル−5−ヒドロキシメチルイミダゾ
ールの少なくとも1種を使用した場合には、所謂
一液性硬化型配合物を形成することも可能であ
る。 また2−メチルイミダゾール、2−エチル−4
−メチルイミダゾール、2−フエニルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデ
シルイミダゾール、2−フエニル−4−メチルイ
ミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミ
ダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−
メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フ
エニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウ
ンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−
フエニル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジ
ル−2−メチルイミダゾールを使用した場合に
は、一液性硬化型配合物に要求される保存安定性
を伴わないが、これをポリエポキシ樹脂と使用直
前に配合して加熱することによつて、機械的、電
気的および熱的性質に優れた硬化物を得ることが
できる。 ポリエポキシ樹脂に対する添加量は、ポリエポ
キシ樹脂100重量部に対して、イソシアヌール酸
が10ないし100重量部、イミダゾール化合物が1
ないし10重量部の割合で用いることが望ましい。
これら化合物の添加量がこの範囲を超えた場合
は、硬化物の熱変形温度が低下し、過少の場合に
は硬化に長時間を要し実用的でない。 硬化条件は、ポリエポキシ樹脂及びイミダゾー
ル化合物の成分及び配合量、用途等によつて多少
変化させる必要があるが、通常70〜160℃の温度
で10分ないし8時間加熱すれば良い。 以下本発明を実施例及び比較例によつて具体的
に説明する。 実施例 1 エピコート#828(油化シエルエポキシ製)100
重量部に対して粘度調整剤エロジル#300(日本ア
エロジル製)3重量部、イソシアヌール酸20〜50
重量部及び2,4−ジアミノ−6−{2′−メチル
イミダゾリル−(1′)}エチル−s−トリアジン
(商品名:キユアゾール2MA、四国化成工業製)
5重量部を3本ロールミルでよく分散させ、90℃
の温度で2時間、150℃の温度で4時間硬化させ、
その硬化物について機械的、電気的および熱的性
質を測定したところ、その結果は表1に示したと
おりであつた。
【表】 実施例 2 エピコート#828 100重量部に対して、粘度調
整剤エロジル#300 3重量部、キユアゾール
2MA5重量部及びイソシアヌール酸30〜50重量部
を3本ロールミルでよく分散させ、一液型接着剤
を造り、その物性及び硬化物の性質を測定したと
ころ、その結果は表2に示したとおりであつた。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリエポキシ樹脂100重量部に対してイソシ
    アヌール酸10ないし100重量部と2,4−ジアミ
    ノ−6−{2′−メチルイミダゾリル−(1′)}エチ
    ル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−
    {2′−メチルイミダゾリル−(1′)}エチル−s−
    トリアジン・イソシアヌール酸付加物、2−フエ
    ニル4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、
    2−フエニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチ
    ルイミダゾール、4,4′−メチレン−ビス−(2
    −エチル−5−メチルイミダゾール)、2−フエ
    ニル−4−ベンジル−5−ヒドロシメチルイミダ
    ゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−
    4−メチルイミダゾール、2−フエニルイミダゾ
    ール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタ
    デシルイミダゾール、2−フエニル−4−メチル
    イミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイ
    ミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4
    −メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−
    ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2
    −フエニル−4−メチルイミダゾール及び1−ベ
    ンジル−2−メチルイミダゾールよりなるイミダ
    ゾール化合物の群から選ばれた少なくとも1種の
    イミダゾールを1ないし10重量部の割合で混合
    し、加熱することを特徴とするポリエポキシ樹脂
    の硬化方法。
JP7907585A 1985-04-11 1985-04-11 ポリエポキシ樹脂の硬化方法 Granted JPS61235426A (ja)

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JPS61235426A JPS61235426A (ja) 1986-10-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0699541B2 (ja) * 1986-11-25 1994-12-07 住友化学工業株式会社 エポキシ基含有エラストマ−組成物
JPH1045752A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Yuka Shell Epoxy Kk イミダゾール−イソシアヌル酸付加物の製造方法
JP5227105B2 (ja) * 2008-07-28 2013-07-03 四国化成工業株式会社 イミダゾール−イソシアヌル酸付加物

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JPS61235426A (ja) 1986-10-20

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