JPH02500677A - 内燃機関へ流入する燃焼空気を制御して調量する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関へ流入する燃焼空気を制 御して調量する装置 〔技術分野〕 本発明は、請求の範囲の独立請求項に記載した上位概念に基づく形式の装置に関 する。

〔胃景技術〕

自動車における内燃機関の絞り弁を調整する装置が西独国特許第１０２３　２６ ８号明細書に基づいて公知になっている。該装置はスロット付し・ぐ−型変速装 置を含み、該変速装置によって一方ではアクセル硬ダルレノ−の直線ガイド機構 に代えて、一層良好に潤滑可能な揺れ腕ガイｒ機構が使用される。他方では、２ つの固定ストッパの間に張設されたばねと揺動し・ζ−ストツ・ξとによって強 力な戻し力が発生し、これは、所定の限界位置Ｉと最大位置■との間の位置に作 動し・Ｓ−がもたらされると直ちに生じる。要するに絞り弁が特定の開放位置に 違したことを車両の運転者に指示する圧力点（キックダウン限界）が設けられて いる訳である。変速スロットの輪郭をスロット付し・セーに適当に構成すること によって前記公知の絞り弁調整装置は純機械式に、角度に忠実にではなくて例え ば車両特性又はエンジン特性に適合してアクセルペダル位置を絞９弁位置に伝達 することができるＯで、絞り弁位置がアクセルペダル位置に比例関係にない↓う にすることも容易に可能である。しかしながらこの公知の解決策は緊急運転機能 に即応する手段もｖ、！ｌｌ弁の凍結を避けるための手段も全く設けていない。

最近の電子作動式の混合気詞量系では大体においてアクセルペダルと絞シ弁との 間に機械的な連結は設けられていない。むしろこのような調量系では収り弁は電 動モータ式の調整器に二って駆動又は調整され、該調整器は調整命令を電子制御 器から直接に導電線を介して受取る。同電子制御器はこのために、運転者の要望 をアクセルペダル位置信号発生器から、やはり導電線を介して受信する。電動モ ータ式調整器としてはその場合（大抵は永久励ミ型の）減速されたＭ流モータ又 は所謂、回動調整器が使用され、該回動調整器は原理的に（２、可動コイル形計 器とは１・Ｓ″同様に機能し、かついずれにしても中位電流強さと動作電流の検 出状態とに関連して少なくとも１′）の調整巻線において所定の位置を占める。

しかし、このような回動調整器をできるだけ僅かな電力で稼働できるようにする ために絞り弁の戻しばねのばね定数を任意の大きさにすることは不可能である。

他面において、このような回動調整器において望まれている僅かな駆動電力は、 静止位置で凍結したような場合、内燃機関の始動時に絞り弁を「もぎ離す」のに は充分でない場合がある。

これに対して内燃機関における電子式の絞シ弁調整系は、例えばディジタル記憶 器にインプットされた特性曲線又は特性フィールドを利用してアクセルペダル位 置と絞シ弁位置との間でほぼ任意の伝達を実現する。

〔発明の開示〕

それゆえに本発明の課題は、時間に即応した電子式調量系と相俟って、内燃機関 の空気を調量すべき絞り弁を僅かな駆動電力で確実に駆動することができ、かつ 絞り弁の凍結問題も除く簡単な装置を提供することである。更に本発明の課題は 、給電系、収り弁位置のための電子式制御器又は、絞り弁を調整する調整器が故 障した場合、この故障にも拘らず、いかなる場合にも車両の運転者が当該車両を 最寄シの修理工場へ運転できるように確実な緊急走行運転を可能にするように該 装置を構成することである。

本発明の第１の利点は絞り弁の凍結の問題が克服される点にあシ、この場合、停 車時における絞り弁の凍結はもはや生じることはあシえない。それというのは絞 シ弁はこの停車状態において、面状に凍結するような静止位置を占めることがな いからである。このようにすれば、面状に凍結した絞り弁をもぎ離すためにそれ 相応のピーク駆動電力を準備しておく必要が全くなくなり、これによって電子式 制御器において必要な制御最終段を手頃なコストで構成することが可能になる。

本発明の第２の利点は、電子式制御器又はその給電系又は、該制御器内に含まれ ている絞シ弁用制御最終段が故障した場合にも該収り弁が、ばねによる戻しに基 づいて何れにしても、緊急走行運転を維持するのになお充分な燃焼空気が内燃機 関内へ違しうるような静止位置を占める点にある。本発明の第６の利点は、低い 周辺大気理工で始動を何回も試みて車両回路電圧が低下した場合に、内燃機関内 へ充分な燃焼空気を到達させるだけのために、付刀口的な電気エネルギを準備し ておく必要がないことである。これによって特にヌターターバンテリーの負荷が 高い場合に車両回路の電圧状態が改善される。

請求の範囲の従属請求項に記載した手段によって、内燃機関へ流入する燃焼空気 を電気制御式に調量する本発明の装置の有利な実施態様が得られる。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は内燃機関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量するための本発明の装 置の略示機能図、第２図は絞り弁の調整角αを関数とする絞り弁回動調整器のト ルクの原理的な経過線図、第６図は本発明の装量の１実施例の概略斜視図である 。

〔発明を実施するための最良の形態〕

次に図面に基づいて本発明の笑施例を詳説する。

第１図によれば、内燃機関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量するための本 発明の装置は燃焼空気２８を誘導する燃焼空気通路１０を含み、該通路を貫通し て調整軸１２が回転可能に支承されており、該調整軸自体は、これに固定された 旋回可能な絞り弁１１を有している。調整軸１２は電動モータ式の回動調整器１ ３によって駆動されかつ位置決めされる。これに要する調整信号は該回動調整器 に接続導線１４を介して供給される。調整軸１２は連動子１８を保持し、該連動 子は戻しばね１５の第１端部１７のための可動ばね受けとして使用される。該戻 しばね１５の第２端部１６は適当な形式で空間不動に固定されている。戻しばね １５は、絞シ弁１１を閉録位置へ復帰させようとする成る所定の戻し回転モーメ ントを発生する。線２６ａ及び２６ｂは、絞り弁１１が全閉状態で接する燃焼空 気通路１０の円筒線を表わし、つまり該円周線に沿って絞り弁はその全周にわた って「面状」に凍結することがある。またｉ＝ｑ鴎ｉ２はもう１つの連動子１９ を保持している。ｊ抗、ビね２１の一方の端部２２は空間不動に固定さ１ている 。他方の端部２３は、調整軸１２に対して接線方向に調節可能なはね受け２５に 自装しているので、対ＦＬ　！−ｉ′ねは成る所定の静止応力下にある。調整軸 １２に相対回動不能に固定された連動子１９はばね受け２０を有し、該ばね受け 戻しばね１５によって、かつ又、連動子１８を介して調整軸１２に伝達される戻 し回転モーメントによって対抗ばね２１の静止端部２３に対して静止支承部とし てガイドされる。このようにすればｆｆｃ弁１弁上１全には閉鎖せず、かつ絞シ 弁を最大開弁位置から全閉位置へ調整して弁理縁を前記円周線に接触させるため には電動モータ式の回動調整器１３は千又は−へ変化するトルクを発生させねば ならない。トルクのない状態では、要するに回動調整器１３が無通電状態でＩＣ １要するに絞り弁１１は成る所定の静止開放角丑を有し、該静止開放角はばね受 け２５の調節によって正確に設定することができる。従って電画が停止した場合 に絞り弁１１がその全周にわたって円周線２６ａ、２６ｂの範囲において全閉状 態で凍結することがないのは明らかである。この場合燃焼空気通路１０は調整軸 １２の軸受部（図示せず）を介してしか連絡されないが、しかし該軸受部は簡単 に凍結を防止することができる。

笑２図には、ｆ９．シ弁１１０調整角αを関数とする、電動モータ式回動調、整 器１３によって発生すべき標準トルク１１ζＣの経過が示さ１ている。

本発明は、ばね１５及び２１を前記とは別様に、例えば渦巻ばね又は湾曲したス トラップばねの形で構成することに二ってそのき想の枠を逸脱するものではない 。また前記機素を絞り弁の片側に配置するか、それとも両側に分配配置するかは 任意である。特に又、戻しばね１５用のばね受けとしての連動子１８と、対抗ば ね２１用のばね受け２０を有する連動子１９とを一体に構成することも可能であ り、その場合戻しばね１５と対抗ばね２１は共に、第６図に念のために図示した ように、調整軸１２に相対回動不能に結合された唯一の連動子に作用するよう（ （なっている。

ＦＩＧ、２ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平仄　１　年　３月　１０日 特許庁長官　吉　１）　文　毅　殿 １、国際出願番号 ＰＣＴ／ＤＥ　８７１００４０４ ２、発明の名称 内燃機関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量する装置 ３、特許出願人 名　称　ローベルト　ゼツシュ　ゲゼルシャフト　ミットベシュレンクテル　ハ フソング ４、代理人 ５、補正書の提出年月日 昭和６３年　４　月　２８日 ６、添付書類の目録 一コ； 最近の電子作動式の混合気調量系では大体においてアクセルペダルと絞シ弁との 間に機械的な連結は設けられていない。むしろこのような調量系では絞シ弁は電 動モータ式の調整器によって駆動又は調整され、該調整器は調、整命令を電子制 御器から直接に導電線を介して受取る。同電子制御器はこのために、運転者の要 望をアクセルペダル位置信号発生器から、やはシ導電線を介して受信する。電動 モータ式調整器としてはその場合（大抵は永久励磁型の）減速された直流モータ 又は所領、回動調爬器が使用され、該回動調整器は原理的には、可動コイル形計 器とほぼ同様に機能し、かついずれにしても中位電流強さと動作電流の検出状態 とに関連して少なくとも１つの調整巻線において所定の位置を占める。しかし、 このような回動調整器をできるだけ僅かな電力で稼働できるようにするために絞 り弁の戻しばねのばね定数を任意の大きさにすること（Ｓ不可能である。他面に おいて、このような回動調整器において望まれている僅かな駆動電力は、静止位 置で凍結したような場合、内燃機関の始動時に絞り弁を「もぎ離す」のには充分 でない場合がある。

このような回動調整器は例えばＥ　Ｐ　−Ａ　１５４０５６号明細書に基づいて 公知であシ、該回動調整器は、無通電状態ではばねの戻し力によって全閉される 。更に、固定的に調整可能なストッパにばねによって閉鎖方向に絞り弁を圧着す るようにした変化態様も例えば特開昭６０−２３０　５２０号明細書に基づいて 公知である。

これに対して内燃機関における電子式の絞り弁調整系は、例えばディジタル記憶 器にインプットされた特性曲線又は特性フィールドを利用してアクセルペダル位 置と絞り弁位置との間でほぼ任意の伝達を実現する。

請　求　の　範　囲 １、　内燃＠関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量する装置であって、燃焼 空気通路（１０）と、該燃焼空気通路（１０）内に配置されていて回動可能な調 整軸（１２）に固定された絞り弁（１１）と、一端が空間不動に固定されていて 前記調整軸に常時係合した状態にあって前記絞シ弁を閉じる方向のトルクを前記 調整軸へ導入する第１の戻しばね（１５）と、前記調整軸に相対回動不能に結合 されている調整器の形の電動モータ式のトルク発生器とを備え、しかも前記絞り 弁（１１）が前記戻しばね（１５）によってストッパに向って静止位置ヘガイド される形式のものにおいて、ストッパが対抗ばね（２１）によってばね負荷さｎ ておりかつ静止位置が開放角（α、〉０）に相当し、かつ電動モータ式訳整器が 絞り弁を全閉させるために、該絞り弁′？：最大限に開放するためのトルクに対 抗したトルクを発生させるように制御されることを特徴とする、内燃機関へ流入 する燃焼空気を電気制御式に調量する装置。

２、対抗ばね（２１）のはね定数が戻しばね（１５）の１ｉね定数よりも犬であ る、請求の範囲第１項記載の装置。

３、対組ばね（２１）が一端では空間不動に固定されており、かつ該対抗ばねの 他端が絞り弁の開放時に、調整軸の周方向に調整可能なばね受けによって負荷さ れる、請求の範囲第１項又は第２項記載の装置。

４、調整可能なばね受け（２５）がその調整によって、回動調整器（１３）の無 通電時における絞シ弁（１１）の最小開放角（αｒ）を確定できるように構成さ れている、請求の範囲第３項記載の装置。

５、戻しばね（１５）と対抗ばね（２１）が絞り弁（１１）の異なった側で調整 軸（１２）に保合配置されている、請求の範囲第１項から第４項までのいずれか １項記載の装置。

６、　戻しばね（１５）から調整＠（１２）への戻し回転モーメントの導入が、 対抗ばね（２１）に当接する連動子と実質的に等しい連動子（１８，１９）によ って行われる、請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の装置。

請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記載の装置。

国際調斎報告 国際調ＩＦ報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量する装置であって、燃焼空 気通路（１０）と、該燃焼室気通路（１０）内に配置されていて回動可能な調整 軸（１２）に固定された絞り弁（１１）と、一端が空間不動に固定されていて前 記調整軸に常時係合した状態にあって前記絞り弁を閉じる方向のトルクを前記調 整軸へ導入する第１の戻しばね（１５）とを備えた形式のものにおいて、絞り弁 （１１）が戻しばね（１５）に工つて、対抗ばね（２１）によりばね負荷された ストッパに向って最小開放角（αγ＞０）の静止位置へガイドされ、かつ電動モ ータ式の回動調整器（１３）が前記絞り弁を全閉させるために、該絞り弁を最大 限に開放するためのトルクに対抗したトルクを発生させるように制御されること を特徴とする、内燃機関へ流入する燃焼空気を電気制御式に調量する装置。 ２．対抗ばね（２１）のばね定数が戻しばね（１５）のばね定数よりも大である 、請求の範囲第１項記載の装置。 ３．対抗ばね（２１）が一端では空間不動に固定されており、かつ該対抗ばねの 他端が絞り弁の開放時に、調整軸の周方向に調整可能なばね受けによって負荷さ れる、請求の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４．調整可能なばね受け（２５）が特にその調整によって、回動調整器（１３） の無通電時における絞り弁（１１）の最小開放角（αγ）を確定てきるように構 成されている、請求の範囲第５項記載の装置。 ５．戻しばね（１５）と対抗ばね（２１）が絞り弁（１１）の異なった側で調整 軸（１２）に係合配置されている、請求の範囲第１項から第４項までのいずれか １項記載の装置。 ６．戻しばね（１５）から調整軸（１２）への戻し回転モーメントの導入が、対 抗ばね（２１）に当接する連動子と実質的に等しい連動子（１８，１９）によっ て行われる、請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の装置。 ７．戻しばね（１５）並びに対抗ばね（２１）が絞り弁の同一側で調整軸（１２ ）に係合配置されている、請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記載 の装置。