JPH0249203A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH0249203A
JPH0249203A JP20057188A JP20057188A JPH0249203A JP H0249203 A JPH0249203 A JP H0249203A JP 20057188 A JP20057188 A JP 20057188A JP 20057188 A JP20057188 A JP 20057188A JP H0249203 A JPH0249203 A JP H0249203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
groove
magnetic
magnetic head
metal thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20057188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyasu Araki
荒木 邦康
Takashi Yanai
柳井 孝
Toshio Onishi
大西 利夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0249203A publication Critical patent/JPH0249203A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は高抗磁力のメタルテープに対応するために磁気
コアのギャップ近傍部に高飽和磁束密度の強磁性金属薄
膜を配置した所謂複合型の磁気ヘッドに関する。
仲) 従来の技術 近年、ビデオテープレコーダ等の磁気配録再生装置に使
用される磁気テープにおいては高密度化が進められてお
)、磁性粉としてFe、Co、Ni等の強磁性金属粉末
を用いた抗磁力の高いメタルテープが使用されるように
なっている。一方、このメタルテープに記録を行う磁気
ヘッドとしては、例えば特開昭58−175122号公
報(工PC:G11B5/22 )に開示されているよ
うに、作動ギャップの近傍部分を磁気コアとして使用さ
れるフェライトよ勺も飽和磁化の大きな磁性材料(例え
ハハーマロイ、センダスト、アモルファス磁性体)で構
成した複合型の磁気ヘッドが提案されておシ、この複合
型の磁気ヘッドは信頼性、磁気特性、耐摩耗性等の点で
優れた特性を有する。
この複合型の磁気ヘッドとしては、第12図に示すよう
にM n −Z nフェライト等の強磁性酸化物からな
る一対の磁気コア半体は+ufの作動ギャップ(2)近
傍部に飽和磁束密度の大きいセンダスト等の強磁性金属
薄膜+31f31を配置しtものがある。尚、(4)は
前記磁気コア半体+x+tx謄接合するためのガラス、
(5)は巻線溝である。
この複合型の磁気ヘッドを用いて良好な磁気記録を行う
には、強磁性金属薄膜!31t31の記録能力を十分に
引き出す為に、磁気コア半体111 +xfと強磁性金
属薄膜13H3+との境界面の面積と磁気コア半体11
)(11′を形成する強磁性酸化物の飽和磁束密度との
積(即ち、上記境界面を通過することが出来る総磁束数
)が上記強磁性金属薄膜+3031のギヤツブ形成總磁
束数〕よシも大きくする必要がある。
しかし乍ら、上記従来の複合型の磁気ヘッドの場合、前
記境界面の面積が前記ギャップ形成面の面積に対して5
0%程度しか大きくないにも拘らず、磁気コア半体OU
 U/の飽和磁束密度は強磁性金属薄膜(31f31の
飽和磁束密度の半分程度であるため、磁束は前記境界面
で飽和してしまい、強磁性金属薄[(31f31には十
分に磁束は供給されず、記録能力が低いという欠点があ
る。
上述の欠点を解決する恵めKは、第13図に示すように
強磁性金)y4薄膜+31f3+の膜厚mを大きくする
と共にトラック幅TVを規制する斜面(6)の傾斜角θ
を大きくすることだより前記境界面の面積を大きくする
か、或いは第141ffiK示すように強磁性金属薄膜
+31+31の膜厚mを大きくすると共に作動ギャップ
(2)の下端を規定する巻線溝(5)の斜面(7)の傾
斜角φを小さくすることによシ前記境界面の面積を大き
くする方法がある。
しかし乍ら、この方法においても前記トラック幅規制用
の斜面(6)の傾斜角θを犬きくするとトラック@Tw
のバラツキが大きくなると共に加工歩留りが非常に悪く
々υ、また、前記巻線溝(5)の斜面(71の傾斜角ψ
を小さくすると作動ギャップ(2)の深さのバラツキが
大きくなると共に加工歩留りが非常に悪くなる。また、
前記強磁性金1寓薄膜(3)の膜厚mを大きくすると被
膜工程に時間を要するといつ欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上記従来例の欠点に鑑み為されたものであり、
作動ギャップのトラック幅やギャップ深さのバラツキを
大きくしたり、加工歩留りを悪化させることなしに強磁
性金属薄膜に十分に磁束を供給し、記録能力が高い磁気
ヘッドを堤供することを目的とするものである。
に)課題を解決する之めの手段 本発明の磁気ヘッドは、巻線溝の上方に側面が作動ギャ
ップの下端を規定する溝を設け、該溝により強磁性金属
薄膜を厚膜部と薄膜部とに分け、前記厚膜部の衝き合わ
せ面に前記作動ギャップ全形成したことを特徴とする。
また、本発明の磁気ヘッドは、前記薄膜部と磁気コア半
体との境界部の面積が前記厚膜部と磁気コア半体との境
界部の面積の半分以上あることを特徴とする。
(ホ)作 用 上記構成に依れば、作動ギャップを形成する厚膜部以外
にも薄膜部ておいて強磁性金属薄膜は磁気コア半体と接
触しており、前記強磁性金属簿膜には十分に磁束が供給
される。
また、前記薄膜部と磁気コア牛体との境界部の面積が前
記厚膜部と磁気コア半体との境界部の面積の半分以上あ
れば抗磁力が1500工ルステツド程度のメタルテープ
を記録するには十分の能力が得られる。
(へ)実施例 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を詳細に説明
する。
第2図は本実施例の磁気ヘッドのテープ摺接面を示す図
、8g1図は第2図のx−x’vIfr面図、第3図は
磁気ヘッドの外観を示す斜視図である。
本実施例の磁気ヘッドは単結晶フェライト等の強磁性酸
化物よ)なる磁気コア半体(a+tstのギャップ側の
面には強磁性金属薄膜191f9fが被着されておシ、
該強磁性金属薄膜(9−同士は作動ギャップ(101と
なる5i02等の非磁性薄膜(図示せず]を介して衛き
合わされている。前記一方の磁気コア半体(8)には斜
面111を備える巻線溝C121が形成されている。
前記一対の磁気コア半体f81(81はトラック幅規制
溝任31(131(131(131に充填されたガラス
fi41(141により結合されている。前記作動ギャ
ップ(1Gのトラック幅TVを規定するトラック幅規制
溝(131(131G3131の作動ギャップ近傍部の
側面α51(151i151U51は夫々前記作動ギャ
ップCI(1と直交しており、作動ギャップ(1αのト
ラック幅Twは前記磁気コア半体f81(g+と強磁性
金属薄膜(91(9f’ト(D境界ffi[161(1
61c7)IlmW K等しイ。
前記一対の磁気コア半体f81(81のうち巻線溝(1
21が形成された磁気コア半体(8)の強磁性金属薄膜
(9)は前記巻線溝(1zよ)もテープ摺接面lL側に
のみ形成されている。前記強磁性金属薄膜(9)には溝
181が形成されておシ、該溝(1&によシテーデ摺接
面(171側に位置する厚膜部σjと巻線溝(L21側
に位置する薄膜部(至)とが形成されている。他方の磁
気コア半体(8)にも溝(181により厚膜部(19u
と薄膜部Jが形成されてお)、前記両磁気コア半体f8
1(81の厚膜部σ!J[l!J同士の間には作動ギャ
ップ(1Gが形成されている。また、前記溝α81(1
81の側面cIIauは前記作動ギャップa■と直交、
若しくは略直交してお〕、前記溝flD(11’0の底
面)(221は前記作動ギャップαGと平行、若しくは
略千行である。前記作動ギャップ(1υの下端は前記溝
181(181の側面+211+211により規定され
ている。前記強磁性金属薄膜(91の厚膜部σ9の膜厚
は肩であシ、前記磁気コア半体(8Sとの境界部(16
1の作動ギャップσGの深さ方向の長さはdlであ)、
該作動ギャップααのギャップ深さdに等しい。まな、
前記薄膜部■の膜厚はm−t(tは溝相の深さ)であシ
、前記磁気コア半体(81との境界部(Leの作動ギャ
ップ口αの深さ方向の長さはd2である。前記薄膜部■
の長さd2は前記厚膜部σjの長さdlの半分以上に設
定されている。また、前記他方の磁気コア半体(8)の
強磁性金属薄膜(9)の膜厚は前記厚膜部(11の膜厚
に等しく肩である。
次に、上記磁気ヘッドの製造方法について説明する。
先ず、第4図に示すように強磁性酸化物よりなる基板ム
の上面に鏡面加工を施した後、強磁性金属薄膜(9)を
スパッタリングによプ被層形成し、該強磁性金属薄膜(
9)上に所望のギャップ長の半分の膜厚を有する非磁性
薄膜(図示せず)を被着形成する。
次に、第5図に示すように前記非磁性薄膜上に幅d3の
部分CI!41を除いてレジスト(251を設け、イオ
ンビームエツチング或いはケミカルエツチング等を行っ
た後、前記レジストQ51を除去することにより第6図
に示すように前記幅d5の部分c!41に深さ1C)溝
(181を形成する。前記d4usの底面C2は強磁性
金属薄膜(9)が露出して29、その部分が薄膜部(支
)となり、他の部分が厚膜部(19となる。
次に、第7図に示すように前記基板(231の上面に前
記溝a&と直交するトラック幅規制溝α31を形成して
T (=Tw/cosα;αはアジマス角)の幅を有す
る衝き合わせ面Qυを形成する。尚、前記トラック幅規
制溝(131の側面αSと前記画き合わせ面i2Gとは
直交している。
次に、第8図に示す基板のを一対用意し、その一方の基
板c!3の前記溝(18)形成部の下方域に巻線溝a2
を形成する。前記巻線溝(13の上部は前記1Ra81
形成部の下部に重複している。前記溝1秒の前記巻線溝
azと重複していない部分の幅ばd2である。
次に、第7図に示す基板のと第8図に示す基板dとを第
9図に示すように衝き合わせ面の(至)が対向するよう
に衝き合わせ、前記トラック幅規制溝aJ内にガラスI
を充填して前記両基板c231(2イをガラス接合しブ
ロック鼎を形成する。
次に、前記ブロック罰をアジマス角αだけ傾いた2点鎖
線Y−Yに沿って切断し、R付研磨等の外形成形を行う
ことにより本実施例の磁気ヘッドが完成する。
上述の磁気ヘッドでは強磁性金4薄膜(91のギャップ
形成面の面積(S(1)と、磁気コア半体f81f81
と強磁性金属薄膜r9++#+との境界面の面積(B2
)との比は B1:B2− Txd+  :  Tx(d1+d2)
掌d1 :(d1+d2 ) となる。
強磁性金属薄膜(例えばセンダスト)の飽和磁東密度を
Bs−強磁性酸化物(例えば単結晶フェライト)の飽和
磁束密度t” Bs 2とすると、記録時に前記強磁性
金属薄膜(9H9fの記録能力を十分に引き出すには の条件を満足する必要がある。
一般に、記録媒体であるメタルテープの抗磁力は150
0工ルステツド程度であり、この記録媒体を磁化するの
に必要な強磁性金属薄膜(9)の磁束密度はテープの抗
磁力の5倍程度、即ちBs+−7500ガウスあればよ
いのでフェライトの飽和磁束密度を5000ガウスとす
ると d2≧0.5d+ を満足すれば本実廟例の磁気ヘッドは良好な記録を行う
ことが出来る。
尚、前記溝a)の深さtの値を小さくし過ぎると作動ギ
ャップ0αの下方で漏れ磁束が発生し、深さtの値を大
きくし過ぎると薄膜部Iの膜厚が小さくなり記録能力が
低下する。このため、例えばm!6μmの時にはt−1
〜4μmの範囲内にあるのが好ましい。
また、上述の実施例では、両方の磁気コア半体(s+(
alに溝(1&關を設けているが、第10図に示すよう
に一方の磁気コア半体f8Sにのみ溝(181を設けて
もよい。この場合、上述の実施例に比べて作動ギャップ
aCQの下方では漏れ磁束は発生し易く、溝11gの深
さは2μm以上必要である。
第11図は両方の磁気コア半体+s+(sjに巻線溝(
121c13を備える磁気ヘッドにおいて本発明を適用
した時の要部断面図である。
以上のように、本発明の磁気ヘッドでは、薄膜部(2(
lの部分だけ強磁性金属薄膜(9丁と磁気コア半体(8
1との接融する部分が大きくなるので、強磁性金属薄膜
(91には磁気コア半体(8jから十分表記録磁束が供
給され、記録能力が向上する。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、作動ギャップ部のバラツキを大きくし
たシ、生産歩留シを悪化させることなしに記録能力が高
い磁気ヘッドを提供し得る。
また、本発明に依れば、メタルテープ等の高抗磁力の記
録媒体に十分に対応出来る磁気ヘッドを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明に係り、第1図は磁気ヘッ
ドの要部断面図、第2図は磁気ヘッドのテープ摺接面を
示す図、第3図は磁気ヘッドの外観を示す斜視図、第4
図、第5図、第6図、第7図、第8図及び第9図は夫々
磁気ヘッドの展進方法を示す図、第10図及び第11図
は夫々他の実施例の磁気ヘッドの要部断面図である。第
12図乃至第14図は従来例に係シ、第12図は磁気ヘ
ッドの外観を示す斜視図、第1!1図は磁気ヘッドのテ
ープ摺接面を示す図、第14図は磁気ヘッドの要部断面
図である。 第1図 alll・・・作動ギャップ  7121・・・巻線溝
  肋・・・境界部a81・・・溝  任)・・・厚膜
部  ■・・・薄膜部  CI+・・・側第3図 第8図 第6図 第7図 第10図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強磁性酸化物よりなる一対の磁気コア半体に強磁
    性金属薄膜を形成し、該強磁性金属薄膜同士を非磁性材
    料を介して衝き合わせて作動ギヤツプを構成してなる磁
    気ヘッドにおいて、巻線溝の上方に側面が前記作動ギヤ
    ツプの下端を規定する溝を設け、該溝により前記強磁性
    金属薄膜を厚膜部と薄膜部とに分け、前記厚膜部の衝き
    合わせ面に前記作動ギヤツプを形成したことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  2. (2)前記薄膜部と前記磁気コア半体との境界部の面積
    が前記厚膜部と前記磁気コア半体との境界部の面積の半
    分以上あることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド
JP20057188A 1988-08-10 1988-08-10 磁気ヘッド Pending JPH0249203A (ja)

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JP20057188A JPH0249203A (ja) 1988-08-10 1988-08-10 磁気ヘッド

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