JPH0248666Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248666Y2 JPH0248666Y2 JP9097685U JP9097685U JPH0248666Y2 JP H0248666 Y2 JPH0248666 Y2 JP H0248666Y2 JP 9097685 U JP9097685 U JP 9097685U JP 9097685 U JP9097685 U JP 9097685U JP H0248666 Y2 JPH0248666 Y2 JP H0248666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction rubber
- fan
- rotating fan
- drive shaft
- fan device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 21
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 21
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241000239290 Araneae Species 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は内燃機関の冷却フアン装置に関する。
第2図に示すような内燃機関でラジエータ冷却
を行う形式のものにおいては、空気を流すための
フアン装置を必要とする。第2図において、aは
エンジン本体、bはフアン装置、cはラジエータ
である。一般的なフアン装置の場合には、第3図
のように回転フアンを駆動軸のフランジにボルト
締めして構成するか、第4図のように二枚の円板
と回転フアンの間にフリクシヨンラバーをはさん
で駆動する。
を行う形式のものにおいては、空気を流すための
フアン装置を必要とする。第2図において、aは
エンジン本体、bはフアン装置、cはラジエータ
である。一般的なフアン装置の場合には、第3図
のように回転フアンを駆動軸のフランジにボルト
締めして構成するか、第4図のように二枚の円板
と回転フアンの間にフリクシヨンラバーをはさん
で駆動する。
第3図において、dは駆動軸と一体に構成され
るフランジ、eは回転フアン、fは固定用ボルト
である。
るフランジ、eは回転フアン、fは固定用ボルト
である。
第4図においては、gは駆動軸と一体に構成さ
れる円板、hはフリクシヨンラバー、iは回転フ
アン、jは締結によりフリクシヨンラバーを圧縮
する円板、kは締結用ボルトである。なお、円板
及びフリクシヨンラバーは平らな面を持つて構成
されている。またフリクシヨンラバーは劣化した
時交換できるように円板とは別個の部品となつて
いる。
れる円板、hはフリクシヨンラバー、iは回転フ
アン、jは締結によりフリクシヨンラバーを圧縮
する円板、kは締結用ボルトである。なお、円板
及びフリクシヨンラバーは平らな面を持つて構成
されている。またフリクシヨンラバーは劣化した
時交換できるように円板とは別個の部品となつて
いる。
上記のものには次の欠点がある。
(1) 第3図のような例の場合には、内燃機関のク
ランク軸より直結して駆動したり、ギヤを介し
て駆動したりする時、フアンの質量により軸系
に悪影響を及ぼすねじり振動を生じさせる。
ランク軸より直結して駆動したり、ギヤを介し
て駆動したりする時、フアンの質量により軸系
に悪影響を及ぼすねじり振動を生じさせる。
(2) 第4図の例の場合には、フアンの回転数が高
い時や大容量のフアンの駆動に対してスリツプ
し易くなり不具合がある。
い時や大容量のフアンの駆動に対してスリツプ
し易くなり不具合がある。
本考案の目的は上記欠点を排除するフアン装置
を提供することであり、その特徴とするところ
は、内燃機関の冷却用フアン装置において、フリ
クシヨンラバーを回転フアンに押圧する圧縮用円
板の上記フリクシヨンラバーとの密着面を0゜より
大きく90゜より小さい角度θ゜を持つ円錐形状に形
成したことである。
を提供することであり、その特徴とするところ
は、内燃機関の冷却用フアン装置において、フリ
クシヨンラバーを回転フアンに押圧する圧縮用円
板の上記フリクシヨンラバーとの密着面を0゜より
大きく90゜より小さい角度θ゜を持つ円錐形状に形
成したことである。
この場合は、円板形状をθ゜の角度を持つ円錐形
としたので、駆動軸の回転数が上昇すればする
程、フリクシヨンラバーが遠心力の作用により密
着性を増す。
としたので、駆動軸の回転数が上昇すればする
程、フリクシヨンラバーが遠心力の作用により密
着性を増す。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
説明する。
第1図は本考案による1実施例の回転フアンの
固定部分の構造を示す要部断面図である。
固定部分の構造を示す要部断面図である。
図において、1は駆動軸と一体に構成される円
錐形の円板、2は円錐形状をしたフリクシヨンラ
バー、3は回転フアン、4は締結によりフリクシ
ヨンラバーを圧縮する円錐形の円板、5は締結用
ボルトである。
錐形の円板、2は円錐形状をしたフリクシヨンラ
バー、3は回転フアン、4は締結によりフリクシ
ヨンラバーを圧縮する円錐形の円板、5は締結用
ボルトである。
回転フアンと駆動軸との接続を軸心から離れれ
ば離れる程狭くなる間隙にフリクシヨンラバーを
挿入し、回転フアンのスパイダー部6の片面また
は両面に密着させるようにし、同時にフリクシヨ
ンラバーの圧縮用円板もフリクシヨンラバーにほ
ぼ同じ傾斜にて密着する形状としている。なお本
実施例では回転フアンのスパイダー部の両面にフ
リクシヨンラバーを挿入した例を示している。
ば離れる程狭くなる間隙にフリクシヨンラバーを
挿入し、回転フアンのスパイダー部6の片面また
は両面に密着させるようにし、同時にフリクシヨ
ンラバーの圧縮用円板もフリクシヨンラバーにほ
ぼ同じ傾斜にて密着する形状としている。なお本
実施例では回転フアンのスパイダー部の両面にフ
リクシヨンラバーを挿入した例を示している。
上記構成の場合の作用、効果について述べる。
(1) 駆動軸の回転が上昇すればする程、フリクシ
ヨンラバーは円板と回転フアンに密着し、強固
な固定となり、スリツプしにくくなる。
ヨンラバーは円板と回転フアンに密着し、強固
な固定となり、スリツプしにくくなる。
(2) 大容量のフアンの駆動にも採用できる。
(3) フリクシヨンラバーを介してフアンを駆動し
ているので、軸系に悪影響を及ぼすねじり振動
を最少にできる。
ているので、軸系に悪影響を及ぼすねじり振動
を最少にできる。
第1図は本考案による1実施例の回転フアンの
固定部分の構造を示す要部断面図、第2図はフア
ン装置を備えた一般的なラジエータ冷却式のエン
ジンを示す説明図、第3図及び第4図はそれぞれ
従来の一般的なフアン装置の回転フアンの固定部
分の構造を示す要部断面図である。 1……駆動軸と一体の円錐形の円板、2……フ
リクシヨンラバー、4……フリクシヨンラバー圧
縮用の円錐形の円板。
固定部分の構造を示す要部断面図、第2図はフア
ン装置を備えた一般的なラジエータ冷却式のエン
ジンを示す説明図、第3図及び第4図はそれぞれ
従来の一般的なフアン装置の回転フアンの固定部
分の構造を示す要部断面図である。 1……駆動軸と一体の円錐形の円板、2……フ
リクシヨンラバー、4……フリクシヨンラバー圧
縮用の円錐形の円板。
Claims (1)
- 内燃機関の冷却用フアン装置において、フリク
シヨンラバーを回転フアンに押圧する圧縮用円板
の上記フリクシヨンラバーとの密着面を、0゜より
大きく90゜より小さい角度θ゜を持つ円錐形状に形
成したことを特徴とする冷却用フアン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097685U JPH0248666Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097685U JPH0248666Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125U JPS62125U (ja) | 1987-01-06 |
JPH0248666Y2 true JPH0248666Y2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=30646458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9097685U Expired JPH0248666Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248666Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014027619A1 (ja) * | 2012-08-16 | 2014-02-20 | 日立建機株式会社 | 建設機械の冷却ファン取付構造 |
JP6645986B2 (ja) | 2014-05-05 | 2020-02-14 | ホートン, インコーポレイテッド | 複合ファン |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP9097685U patent/JPH0248666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125U (ja) | 1987-01-06 |
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