JPH0248167Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248167Y2
JPH0248167Y2 JP10236086U JP10236086U JPH0248167Y2 JP H0248167 Y2 JPH0248167 Y2 JP H0248167Y2 JP 10236086 U JP10236086 U JP 10236086U JP 10236086 U JP10236086 U JP 10236086U JP H0248167 Y2 JPH0248167 Y2 JP H0248167Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
hole
fitting
protrusion
fitting protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10236086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6310004U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10236086U priority Critical patent/JPH0248167Y2/ja
Publication of JPS6310004U publication Critical patent/JPS6310004U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248167Y2 publication Critical patent/JPH0248167Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は切削工具取付装置に関するものであ
り、特に、切削工具の支持剛性および取付精度の
向上に関するものである。
従来の技術 切削工具を工作機械の主軸、刃物台等に取り付
ける取付装置には、種々の態様のものがある。例
えば、切削工具を保持する工具保持体と、その工
具保持体が取り付けられる取付部材とが、それら
のうちのいずれか一方に設けられた嵌合突部と他
方に設けられた嵌合凹部とによつて嵌合されると
ともに、その嵌合状態において各部材の平面同士
が加圧下に密着させられることにより、切削工具
が取り付けられるものがある。特開昭60−207736
号の公報に記載された工具取付装置はその一例で
ある。
この工具取付装置は、第5図に示されるよう
に、回転切削工具を主軸に取り付けるための取付
装置であり、主軸100の一部が取付部材として
機能するようにされている。主軸台102は回転
可能に取り付けられた主軸100内には、内周面
が真つ直ぐな円筒面を成す嵌合孔104が形成さ
れており、工具保持体106の嵌合突部108が
嵌合されるようになつている。工具保持体106
には半径方向外向きのフランジ部110が形成さ
れており、嵌合突部108が嵌合孔104に嵌合
されるとき、フランジ部110の端面112が主
軸100の先端面114に密着させられる。主軸
100の周壁の直径方向に隔たつた2箇所には、
その周壁を先端面114に平行な方向に貫通して
それぞれねじ部材116,118が螺合されてい
る。ねじ部材116の嵌合孔104側の端部に
は、先端側ほど直径の小さい円錐面を有する円錐
状突部120が形成され、他方のねじ部材118
の嵌合孔104側の端部には円錐状突部120に
対応する傾斜の円錐状凹部122が形成されてい
る。
また、嵌合突部108には前記端面112に平
行な方向に摺動可能な摺動子124が嵌合されて
いる。この摺動子124は、嵌合突部108が嵌
合孔104に嵌合された状態においてねじ部材1
16,118とは偏心した位置、すなわちその軸
心がねじ部材116,118の軸心より端面11
2側に位置するように嵌合されている。また、摺
動子124のねじ部材116側の端部には、円錐
状突部122と同じ傾斜の円錐状凹部126が形
成される一方、ねじ部材118側の端部には円錐
状凹部122と同じ傾斜の円錐状突部128が形
成されており、嵌合突部108が嵌合孔104に
嵌合され、端面112と114とが当接した状態
においてねじ部材116をねじ込めば、円錐状突
部120が円錐状凹部126に係合するととも
に、円錐状突部128が円錐状凹部122に係合
し、斜面の作用により嵌合突部108が嵌合孔1
04内に引き込まれて端面112と114とが加
圧下に密着させられることとなる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のように構成された工具取付装置
においては、嵌合孔104と嵌合突部108とが
ストレートな円筒面において嵌合されるため主軸
100による工具保持体106の支持剛性が低
く、また、工具保持体106を主軸100に対し
て繰り返し取付け・取外しする場合に、位置が一
定に決まらず、取付精度が悪いという問題があつ
た。
上記のように、嵌合突部と嵌合凹部とにより嵌
合される工具保持体と取付部材とが、ねじ部材と
摺動子との係合により生ずる斜面の作用により当
接面が加圧下に密着した状態で結合される形式の
工具取付装置は、回転切削工具を主軸に取り付け
る場合以外にも使用され、その場合にも同様な問
題が生ずる。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題を解決するために、(a)第
一平面から直角方向に突出した嵌合突部を有する
第一部材と、(b)第一平面に密着する第二平面およ
びその第二平面に形成されて嵌合突部と嵌合する
嵌合凹部を有する第二部材と、(c)その第二部材の
嵌合凹部を画定する側壁を第二平面に平行な方向
に貫通して形成されたねじ穴に螺合され、嵌合凹
部側の端部に先端側ほど直径の小さい円錐面が形
成されたねじ部材と、(d)第二部材の嵌合凹部を間
に挟んでねじ部材と対向する部分に、嵌合突部の
突出方向に進むに従つてねじ部材から離れる向き
に傾斜して設けられた第一傾斜面と、(e)嵌合突部
をそれの突出方向と直交する方向に貫通して形成
された貫通穴に摺動可能に嵌合され、第一傾斜面
側の端部にその第一傾斜面に対応した第二傾斜面
を有する一方、反対側の端部に嵌合突部の突出方
向に進むに従つてねじ部材に接近する向きに上記
円錐面に対応した角度で傾斜して形成された第三
傾斜面を有し、かつ、貫通穴の長さより短い摺動
子とを含み、第一部材と第二部材との一方に切削
工具が取り付けられ、嵌合突部と嵌合凹部との嵌
合状態においてねじ部材がねじ込み操作されるこ
とにより円錐面と第三傾斜面との係合ならびに第
一傾斜面と第二傾斜面との係合により第一平面と
第二平面とが加圧下に密着させられる形式の切削
工具取付装置において、嵌合突部の外側面と嵌合
凹部の内側面とを第一平面と第二平面との密着状
態において互にしまり嵌合するテーパ面とすると
ともに、第二部材に、一端がねじ穴に開口し、他
端が第二平面に開口する貫通孔を形成し、その貫
通孔にその貫通孔の長さより直径の大きな球体を
移動可能に保持させる一方、ねじ部材の外周面に
球体が前記第二平面から突出しない状態まで引つ
込むことを許容する深さで環状溝を形成し、か
つ、その環状溝の上記円錐面に近い側の側壁面を
その円錐面側ほど直径が大きい円錐面としたもの
である。
作用および効果 以上のように構成された切削工具取付装置にお
いては、嵌合突部の外側面と嵌合凹部の内側面と
がテーパ面とされており、しまり嵌合されるた
め、切削工具の支持剛性が向上する上、両者の嵌
合位置が一義的に決まり、取付け・取外し操作を
繰り返し行つても嵌合位置が変わることがなく、
切削工具の取付精度が向上する効果が得られる。
また、本切削工具取付装置においては、ねじ部
材を緩めれば、その外周面に形成された円錐面に
より球体が押されて第二平面から突出させられ、
第一平面に係合して第二部材と第一部材とを離間
させるため、両部材は嵌合突部と嵌合凹部とのし
まり嵌合により固く結合されているにも拘らず、
取外しを容易に行うことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例である工具取付装置
10が主軸12に取り付けられた状態を示す図で
ある。工具取付装置10は、主軸12に固定の第
一部材たる取付部材14と、切削工具を保持し、
取付部材14に対して取付け・取外しされる第二
部材としての工具保持体16とを備えている。取
付部材14は円板状を成し、その一方の端面の中
心部から延び出させられた円柱状の突部18にお
いて主軸12の中心孔20に、上記端面が主軸1
2の先端面に密着した状態となるように嵌合され
るとともに、主軸12の先端面に複数本のボルト
21によつて固定されている。また、取付部材1
4の他方の端面22(第一平面)の中心部から
は、端面22に直角な方向に嵌合突部24が延び
出させられており、その嵌合突部24の外周面
は、先端側ほど径の小さいテーパ外周面26とさ
れている。
一方、工具保持体16は、中心部に嵌合凹部た
る貫通孔28が形成された円環状を成している。
貫通孔28の内周面は、工具保持体16の一方の
端面30(第二平面)に開口する側ほど径が大き
く、前記テーパ外周面26に対応するテーパ内周
面32とされており、工具保持体16は、貫通孔
28において嵌合突部24にしまり嵌合されると
ともに、端面30が端面22に密着させられるよ
うになつている。端面30にはまた、第4図に示
されるようにだるま穴34が形成されており、工
具保持体16を嵌合突部24に嵌合する際には、
だるま穴34を端面22に立設されたボルト(図
示省略)に嵌合させるとともに回転させ、だるま
穴34の端面にボルトを係合させる。この係合に
より、主軸10の回転が取付部材14を介して工
具保持体16に伝達されるのである。また、工具
保持体16の端面30とは反対側の端面には、第
2図および第3図に示されるように、チツプ36
が保持具38に取り付けられて成る切削工具が固
定されている。
上記工具保持体16の貫通孔28を画定する周
壁の直径方向に隔たつた2箇所には、その周壁を
前記端面30に平行な方向に貫通し、互に同心で
ある第一ねじ孔40と第二ねじ孔42とが形成さ
れており、これらねじ孔40および42にはそれ
ぞれ第一ねじ部材44および第二ねじ部材46が
螺合されている。第一ねじ部材44は第一ねじ孔
40より長くされており、その貫通孔28側の端
部には、外周面が先端側ほど直径の小さい円錐面
とされた円錐状突部48が形成される一方、他端
部には工具係合用の六角穴50が形成されてい
る。
また、第二ねじ部材46の、貫通孔28を挟ん
で第一ねじ部材44と対向する側の端部には、前
記円錐状突部48と同じ角度で傾斜させられた円
錐状凹部52が形成される一方、他端部には工具
係合用の六角穴54が形成されている。第二ねじ
部材46は、第二ねじ孔42より僅かに短くされ
るとともに段付状を成し、凹部52が形成された
側とは反対側の端部に形成された大径の頭部56
が第二ねじ孔42の肩面58に当接することによ
り、凹部52が第二ねじ孔42内に位置するよう
に位置決めされ、工具保持体16に螺合された2
個のセツトスクリユ60,62(第2図参照)に
より工具保持体16に固定されている。そして、
本実施例においては、このように固定された状態
における第二ねじ部材46の円錐状凹部52のう
ち、前記嵌合突部24の先端側に向かうに従つて
第一ねじ部材44から離れる向きに傾斜する面が
第一傾斜面として機能することとなる。
さらに、前記取付部材14の嵌合突部24に
は、嵌合突部24の突出方向と直交する方向に貫
通し、工具保持体16がだるま穴にボルトが係合
する状態で嵌合されたとき、第一および第二のね
じ部材44,46と平行に延びる貫通孔64が形
成され、摺動子66が摺動可能に嵌合されてい
る。貫通孔64は、その中心線A1の前記端面2
2からの距離a1が、前記ねじ孔40,42の中心
線A2の前記端面30からの距離a2より短くされ
ており、嵌合突部24と貫通孔28とが嵌合され
て両端面22と30とが当接した状態では、摺動
子66とねじ部材44,46とは互に偏心させら
れることとなる。
摺動子66は貫通孔64の長さより短くされて
おり、その第一ねじ部材44側の端部には、前記
円錐状突部48に対応する傾斜の円錐状凹部68
が形成される一方、第二ねじ部材46側の端部に
は、前記円錐状凹部52に対応する傾斜の円錐状
突部70が形成されている。摺動子66とねじ部
材44,46とは互に偏心させられているため、
第一ねじ部材44がねじ込まれ、第1図に示され
るように、円錐状突部70が円錐状凹部52内
に、また、円錐状突部48が円錐状凹部68内に
嵌入する状態となつたとき、円錐状突部70は、
円錐状凹部52の第一傾斜面を成す部分に係合
し、反対側の部分に対しては隙間を有する状態と
なる。円錐状突部70の第一傾斜面と係合する部
分が第二傾斜面として機能するのであり、一方、
円錐状突部48は、円錐状凹部68の内周面のう
ち、嵌合突部24の先端側に向かうに従つて第一
ねじ部材44に対して接近する向きに傾斜する側
の部分に係合し、反対側の部分に対しては隙間を
有する状態となる。円錐状凹部68の円錐状突部
48と係合する部分が第三傾斜面として機能する
のである。
また、摺動子66は、貫通孔64の肩面72と
の間に配設された圧縮コイルスプリング74によ
つて後退方向、すなわち円錐状突部70が貫通孔
64内に引つ込む方向に付勢されている。この付
勢力による摺動子66の移動は、摺動子66の外
周面に形成された環状の溝76に、第2図に示さ
れるように、嵌合突部24に螺合されたセツトス
クリユ78の先端部が嵌合されることにより規制
され、工具保持体16が嵌合突部24に嵌合され
ない状態では、摺動子66が嵌合突部24のどち
ら側にも突出しない状態に保たれる。
さらに、前記工具保持体16には、一端が第一
ねじ孔40に開口し、他端が端面30に開口する
貫通孔80が形成されており、貫通孔80内には
その長さより直径の大きな球体としてのボール8
2が移動可能に嵌合されている。貫通孔80の端
面30側の開口部には、第3図および第4図に示
されるように、第一ねじ孔40の中心線および貫
通孔80の中心線とは直角な方向に延びる溝84
が形成されるとともに、その溝内にはプレート8
6が固定されており、ボール82はプレート86
に形成されたテーパ孔88により、貫通孔80か
ら脱落することなく、その一部のみが端面30か
ら突出するようにされている。
また、第一ねじ部材44の外周面には、ボール
82が端面30から突出しない状態まで引つ込む
ことを許容する深さの環状溝90が形成されると
ともに、その環状溝90の前記円錐状突部48に
近い側の側壁面は、円錐状突部48側ほど径が大
きい円錐面92とされている。
以上のように構成された切削工具取付装置10
において、工具保持体16を取付部材14に取り
付ける場合には、円錐状突部48が貫通孔28内
に突出しない状態において嵌合突部24に嵌合す
る。この際、だるま穴34に取付部材14の端面
22に立設されたボルトを嵌入させ、係合させる
のであり、その後、第一ねじ部材44をねじ込め
ば、円錐状突部48が円錐状凹部68内に嵌入す
るとともに、第三傾斜面として機能する部分に係
合して摺動子66を圧縮コイルスプリング74の
付勢力に抗して前進させるため、円錐状突部70
が円錐状凹部52内に嵌入して両者が第一傾斜面
と第二傾斜面とにおいて係合する状態となる。こ
の状態において第一ねじ部材44を更にねじ込め
ば、各突部48,70と凹部68,52との係合
により生ずる斜面の作用によつて、工具保持体1
6が取付部材14側に引き込まれ、端面22と3
0とが互に密着させられるとともに、嵌合突部2
4のテーパ外周面26と貫通孔28のテーパ内周
面32とがしまり嵌合させられて、工具保持体1
6は取付部材14に固く結合されることとなる。
これに対して工具保持体16を取付部材14か
ら取り外す場合には、第一ねじ部材44を緩めれ
ば、摺動子66が貫通孔64内に引つ込み、第一
ねじ部材44が第一ねじ孔40内へ引つ込むので
あるが、その状態から更に第一ねじ部材を緩めれ
ば、ボール82が円錐面92により押され、端面
30から押し出されることにより端面30を端面
20から押し離すため、嵌合突部24と貫通孔2
8とのしまり嵌合が解かれ、工具保持体16を取
付部材14から容易に取り外すことができる。
なお、上記実施例においては、嵌合凹部および
嵌合突部がそれぞれ円形の孔および突部である切
削工具取付装置を例に取つて説明したが、嵌合突
部が第1図において紙面に直角な方向に延びる突
条を成し、嵌合凹部がその突条に係合する溝状を
成して第二部材がコの字形を成す切削工具取付装
置に本考案を適用することも可能である。
また、上記実施例においては第一傾斜面、第二
傾斜面、第三傾斜面がそれぞれ円錐面により形成
されていたが、円錐面とすることは不可欠ではな
く、傾斜平面としてもよい。
さらに、上記実施例においては、第一ねじ部材
44側にのみボール82が設けられていたが、第
二ねじ部材46側にもボールを設けて端面30と
端面22とを押し離すようにしてもよい。そのよ
うにすれば、嵌合突部24のテーパ外周面26、
貫通孔28のテーパ内周面32のテーパが小さい
場合でも、工具保持体16を嵌合突部24からこ
じりを生ずることなくスムーズに取り外すことが
できる。
その他、いちいち例示することはしないが、当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で本考案を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である切削工具取付
装置が主軸に取り付けられた状態を示す正面断面
図である。第2図は上記切削工具取付装置の左側
面図(一部断面)である。第3図はその取付装置
の工具保持体を示す平面図であり、第4図は右側
面図である。第5図は従来の切削工具取付装置を
示す正面図(一部断面)である。 10:主軸、14:取付部材、16:工具保持
体、22:端面、24:嵌合突部、26:テーパ
外周面、28:貫通孔、30:端面、32:テー
パ内周面、36:チツプ、40:第一ねじ孔、4
2:第二ねじ孔、44:第一ねじ部材、46:第
二ねじ部材、48:円錐状突部、52:円錐状凹
部、64:貫通孔、66:摺動子、68:円錐状
凹部、70:円錐状突部、80:貫通孔、82:
ボール、90:環状溝、92:円錐面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第一平面から直角方向に突出した嵌合突部を有
    する第一部材と、 前記第一平面に密着する第二平面およびその第
    二平面に形成されて前記嵌合突部と嵌合する嵌合
    凹部を有する第二部材と、 その第二部材の前記嵌合凹部を画定する側壁を
    前記第二平面に平行な方向に貫通して形成された
    ねじ孔に螺合され、嵌合凹部側の端部に先端側ほ
    ど直径の小さい円錐面が形成されたねじ部材と、 前記第二部材の前記嵌合凹部を間に挟んで前記
    ねじ部材と対向する部分に、前記嵌合突部の先端
    側に向かうに従つて前記ねじ部材から離れる向き
    に傾斜して設けられた第一傾斜面と、 前記嵌合突部をそれの突出方向と直交する方向
    に貫通して形成された貫通孔に摺動可能に嵌合さ
    れ、前記第一傾斜面側の端部にその第一傾斜面に
    対応した第二傾斜面を有する一方、反対側の端部
    に前記嵌合突部の先端側に向かうに従つてねじ部
    材に接近する向きに前記円錐面に対応した角度で
    傾斜して形成された第三傾斜面を有し、かつ、前
    記貫通孔の長さより短い摺動子と を含み、前記第一部材と第二部材との一方に切
    削工具が取り付けられ、前記嵌合突部と嵌合凹部
    との嵌合状態において前記ねじ部材がねじ込み操
    作されることにより前記円錐面と前記第三傾斜面
    との係合ならびに前記第一傾斜面と前記第二傾斜
    面との係合により前記第一平面と前記第二平面と
    が加圧下に密着させられる形式の切削工具取付装
    置において、 前記嵌合突部の外側面と前記嵌合凹部の内側面
    とを前記第一平面と第二平面との密着状態におい
    て互にしまり嵌合するテーパ面とするとともに、
    前記第二部材に、一端が前記ねじ穴に開口し、他
    端が前記第二平面に開口する貫通孔を形成し、そ
    の貫通孔にその貫通孔の長さより直径の大きな球
    体を移動可能に保持させる一方、前記ねじ部材の
    外周面に前記球体が前記第二平面から突出しない
    状態まで引つ込むことを許容する深さで環状溝を
    形成し、かつ、その環状溝の前記円錐面に近い側
    の側壁面をその円錐面側ほど直径が大きい円錐
    面、としたことを特徴とする切削工具取付装置。
JP10236086U 1986-07-03 1986-07-03 Expired JPH0248167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10236086U JPH0248167Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10236086U JPH0248167Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6310004U JPS6310004U (ja) 1988-01-22
JPH0248167Y2 true JPH0248167Y2 (ja) 1990-12-18

Family

ID=30973940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10236086U Expired JPH0248167Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248167Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647606Y2 (ja) * 1988-10-13 1994-12-07 東芝タンガロイ株式会社 工具取付け機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6310004U (ja) 1988-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1310815C (en) Quick-change mechanism with eccentric lock
JPS59161242A (ja) クランプ装置
JPH0486105U (ja)
JPH0248167Y2 (ja)
JPS6210037Y2 (ja)
JPH1034409A (ja) 軸芯微調整装置付工具ホルダ
JPS6034238A (ja) クイツクチエンジツ−ル
JPS5815076Y2 (ja) 工作機械における工具取付装置
JPH0222190Y2 (ja)
JPS6346167Y2 (ja)
JPS6337123Y2 (ja)
JPH0451927Y2 (ja)
JPS5856108Y2 (ja) カイテンカツタ−トリツケグ
JPH0347768Y2 (ja)
JPH0115449Y2 (ja)
JP2549005Y2 (ja) 切削工具装置
JPH0319605U (ja)
JPH0144207Y2 (ja)
JP2598024Y2 (ja) 草刈り機のブレード取付構造
JPH0123683Y2 (ja)
JPS6246517Y2 (ja)
JPS5856109Y2 (ja) クイツクチエンジ式工具保持装置
JPH06190621A (ja) 分割型フライス
JPH0750085Y2 (ja) 加工工具保持装置
JPH018242Y2 (ja)