JPH0451927Y2 - - Google Patents

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JPH0451927Y2
JPH0451927Y2 JP1986143457U JP14345786U JPH0451927Y2 JP H0451927 Y2 JPH0451927 Y2 JP H0451927Y2 JP 1986143457 U JP1986143457 U JP 1986143457U JP 14345786 U JP14345786 U JP 14345786U JP H0451927 Y2 JPH0451927 Y2 JP H0451927Y2
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stopper
drill
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countersunk
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一定の深さの皿孔を確実に突設するこ
とが出来るストツパー付皿錐に関する。
(従来の技術) 一般に板材を下地に取付ける場合には、第3図
に示すように、センタードリル1aの基部に、セ
ンタードリルの回転軸線に外部ドリル1bがその
回転軸線を一致するようにしてまたセンタードリ
ル1a基部に設けた、いくつかの溝1c,1c…
…のいずれかにビスどめして設けられている皿錐
1を用いて、第4図に示すように板材2に取付孔
3を穿設し、ビス4によつてチヤンネル又は柱A
等にねじ止めしている。この場合、取付孔3にお
ける皿孔3aの位置を一定として、ビス4の頭部
4aの埋込深さを一定とすることが必要である
が、作業者の勘のみによつて位置一定の皿孔3a
を穿設することは困難であつた。そのため、第5
図に示すようなストツパー5が取付けられたドリ
ル装置6が用いられている。このドリル装置6
は、調整ナツト5aによつてストツパー5の突出
する寸法を調整して、皿錐1が所定の深さに達す
ると、ストツパー先端が板材2の面2aに当接
し、所定の位置に皿孔3aが穿設されるようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、板材面2aに対して、皿錐1の回転軸
線が常に90°に維持されつつ作業ができれば、ス
トツパー5によつて適確に皿錐の進行を停止し、
皿孔を所望の一定位置に形成することができるが
窓際等においては作業の邪魔になるものが多く板
材面2aに対して、常に90°を保持することが困
難で、その結果、この角度が変ると皿孔3aの位
置が一定せず、また板材の面に90°に当接しなけ
れば、異常な力がかかりストツパー5が折曲した
り、振動で調整ナツトがゆるみストツパー5の長
さが変つてしまう等の欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の事情に鑑み、板材の厚み方向に
おける皿孔の位置を常に一定に穿設出来る皿錐を
提供することを目的とするもので、その要旨は、
センタードリルの基部に外部ドリルが両回転軸線
を一致させて設けられた皿錐において、該外部ド
リルの基部に設けられた鍔部の下面は、1個以上
の高さ調整用ワツシヤーを介して中央孔部が上記
外部ドリルに回転自在に嵌込まれた円環状ストツ
パーの上面と当接しており、上記ストツパーの胴
部には、2個以上のストツパー係止用のピン挿入
孔が半径方向に向つて螺設されており、ストツパ
ーのセンタードリル側端部内面には凹状切欠き部
が設けられており、上記ストツパーが、係止用ピ
ンにより前記外部ドリルの基部に緩止されている
こと、の各構成を含むストツパー付皿錐にある。
以下本考案を図面を参照して説明するが、本考
案は、これに限定されるものではない。
第1図は、本考案に係るストツパー付皿錐の一
実施例を示す断面図、第2図は、ストツパーの断
面図を示す。
皿錐11はセンタードリル12と、外部ドリル
13とによつて構成されている。上記外部ドリル
13は、中央に貫通孔13が設けられ、基部に
は、鍔部15が設けられている。この鍔部15に
は半径方向に対向するねじ孔16が穿設され、止
めねじ17によつて上記貫通孔14に挿通された
センタードリルの周部溝12cに、センタードリ
ル12および外部ドリル13の回転軸線を一致さ
せて強固に固定されている。また、上記鍔部15
の下部には、円環状のストツパー18が挿嵌され
ている。ストツパー18は、皿孔の位置を定める
ためのものであり、高さを調整するために、1個
又は複数個のワツシヤー19が、ストツパー18
の上に載置される。即ち鍔部15の下面は、ワツ
シヤーを介してストツパー上面と当接している。
ワツシヤー19には、ストツパーの高さ調整で外
部ドリルの摩耗により皿孔が深くなることを防止
することの他、外部ドリルの鍔部とストツパーの
上部とが直に接触することによるストツパーの摩
耗防止や、本願に係る皿孔はボールベアリングの
ような高価な物品を使用しないためストツパーと
鍔部の滑らかな遊転を簡易な構造で助長させ、更
には外部ドリルの回転によるスラストを緩受する
効果をもたらしている。外部ドリル13において
上記鍔部15のやや下方の周部には、円周に沿つ
た溝20が設けられている。
また、第2図は上記外部ドリル13に取付ける
ストツパー2の断面図で、中央に外部ドリル13
を挿通する孔22が設けられ胴部には、ストツパ
ー係止用のピン挿入孔23が半径方向に向つて貫
通螺設されている。この孔23には、係止用ピン
24が挿入され、ストツパーを外部ドリルの基部
にねじ止めにより固定している。ストツパーは、
穿孔作業中に外部ドリルから脱落しない程度に緩
止されていればよく、強く固定されると、ドリル
と一緒に回転し好ましくない。この状態は、例え
ば係止用ピンとしてビスを用い、指の力で締めつ
け、作業中に、ゆるまないように蝶ねじ25で押
さえておけばよい。
第2図は、ストツパーの断面図である。係止ピ
ンは、1本でも目的を達成しうるが、バランスよ
く係止できるように2本以上使用することが好ま
しい。一般には、相対向させた位置に2本で十分
である。
ストツパー18の下面には凹部27が設けられ
ていることが必要である。これによりストツパー
と板面との接触面積を減らすと同時に切り粉がス
トツパーとの間につまるのを防止する効果があ
る。
より詳しくは例えば実公昭35−8332号「ベルマ
ウス加工用工具」のようにストツパーとカツター
刃のクリアランス(間〓)の間には凹部空間がな
いため、カツター刃と該クリアランス(間〓)が
近接しているので極めて容易に切り粉が該クリア
ランス(間〓)に入りやすいという欠点があり、
ひいては板面とストツパーの間にもつまる欠点が
あつた。
以上のことを鑑みて本願は切り粉の発生はカツ
ター刃(外部ドリル13の先端)の近くで発生
し、切り粉の量も大きいところから改良がなされ
たもので、外部ドリル13とストツパー18との
クリアランスはこの切り粉発生部分から遠くさせ
るためにストツパー18のセンタードリル側端部
内面には凹状切欠き部を設けたものである。
本願の凹状切欠き部の作用はカツター部とクリ
アランス(間〓)を遠ざける役割と、切り粉が直
接クリアランス(間〓)に入らないような緩衝空
間の役割を果している。又、外部ドリル13は高
速回転しているため、この回転により凹部空間は
空気対流を部分的におこすため切り粉の放散(分
散)効果を生じている。
上記ストツパー18は第6図に示すように外部
ドリル13の先端より押込み、ピン24により固
定する。
高さの調整が必要な場合は、必要な枚数のワツ
シヤーを予めストツパーの上に載置する。ワツシ
ヤーは、通常用いられるものをそのまま使用でき
るが、形状は、この目的に叶うものであれば特に
限定されない。
ピンによる固定は、通常の指の力でしめつける
程度でしめつけ、ゆるみ止めのため蝶ネジでしめ
ておく。
このような固定により外部ドリル13からのス
トツパー18の脱落が防止され、かつ外部ドリル
に対して回転自在に嵌着される。
(作用) センタードリル12の基端部12aをドリル装
置28に取りつけ、板材2に取付孔3を穿設する
場合、外部ドリル13によつて所定の位置に皿孔
3aが穿設されると同時に、ストツパー18の下
面は板材2aに当接し、皿錐11はそれ以上深く
入らない。板材2の厚さ方向における皿孔3aの
位置を変える場合には第1図に示したようにセン
タードリル基部に設けたいくつかの溝12c,1
2c,……から外部ドリルの相対位置を決めて固
定する溝を選択してビスどめすることによつて行
なわれる。もつとも厚さの異なるストツパーを、
適宜用いてもよい。
また、ワツシヤー19により、高さの調整が行
なわれる。
ピン24により、ストツパー18を緩止するこ
とにより、ストツパーは脱落せず、又、外部ドリ
ル13に対し遊転する。
(効果) 以上述べたように本考案に係るストツパー付皿
錐は、皿錐の外部ドリルよりやや大径のストツパ
ーが着脱自在に取付けられているので、ストツパ
ーを変換することによつて板材厚み方向における
皿孔の位置は自由に調整され、1乃至複数のワツ
シヤーを介在させることにより、高さが簡単に調
整でき、穿孔作業が確実に再現性よくなされ、作
業員の熟練を必要とせず、板材面を傷付けること
なく、能率よく取付孔を穿設出来る等、多くの長
所を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係るストツパー
付皿錐及びストツパーの断面図、第3図は従来の
皿錐の側面図、第4図は皿錐によつて穿設された
取付孔によつて板材を柱等に取りつけた状態を示
す縦断面図、第5図はストツパーを取付けた従来
方式のドリル装置の側面図、第6図は、本考案の
ストツパー付皿錐の使用方法を説明するための縦
断面図である。 1……皿錐、1a……センタードリル、1b…
…外部ドリル、2……板材、2a……板材面、3
……取付孔、3a……皿孔、11……皿錐、12
……センタードリル、13……外部ドリル、15
……鍔部、18……ストツパー、19……ワツシ
ヤー、20……溝、21……孔、22……環状板
部、24……ピン、25……蝶ネジ、27……凹
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 センタードリルの基部に外部ドリルが両回転軸
    線を一致させて設けられた皿錐において、 該外部ドリルの基部に設けられた鍔部の下面
    は、1個以上の高さ調整用ワツシヤーを介して
    中央孔部が上記外部ドリルに回転自在に嵌込ま
    れた円環状ストツパーの上面と当接しており、 上記ストツパーの胴部には、2個以上のスト
    ツパー係止用のピン挿入孔が半径方向に向つて
    螺設されており、 ストツパーのセンタードリル側端部内面には
    凹状切欠き部が設けられており、 上記ストツパーが、係止用ピンにより前記外
    部ドリルの基部に緩止されていること、 の各構成を含むストツパー付皿錐。
JP1986143457U 1986-09-20 1986-09-20 Expired JPH0451927Y2 (ja)

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JP1986143457U JPH0451927Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JP1986143457U JPH0451927Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6350610U JPS6350610U (ja) 1988-04-06
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JP1986143457U Expired JPH0451927Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JP2006102756A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Mazda Motor Corp 摩擦点接合装置
JP5360805B2 (ja) * 2008-10-30 2013-12-04 日立ビアメカニクス株式会社 工具位置決め装置

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