JP4092019B2 - 旋盤刃物台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、工具を保持する工具ホルダと、多角柱形状に形成され、その外周面に前記工具ホルダが取り付けられるタレットとを備えた旋盤刃物台に関し、特に、タレット外周の取付面に形成された位置決孔又は位置決突起に、工具ホルダに形成された位置決突起又は位置決孔が係合することにより、工具ホルダがタレットの取付面に位置決めされるようになった旋盤刃物台に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述した旋盤刃物台の一従来例を図6乃至図9に示す。尚、図6は旋盤刃物台を構成する工具ホルダとタレットとを分解して示す斜視図であり、図7は工具ホルダとタレットとを組み立てた状態を示す斜視図である。また、図8は加工位置に割り出された工具ホルダを示す正面図であり、図9はその矢視G方向の側面図である。
【0003】
図6及び図7に示すように、従来の旋盤刃物台50は、多角柱体に形成され、中心軸周りに回転可能に設けられたタレット51と、このタレット51の外周の取付面52に取り付けられる工具ホルダ60とを備えている。工具ホルダ60の下端部には下方に垂下するように設けられた位置決突起62が形成される一方、タレット51の取付面52には位置決孔53が形成されており、この位置決孔53に前記位置決突起62が挿入されることで、前記工具ホルダ60がタレット51の取付面52上に位置決めされ、取付ボルト(図示せず)などにより当該取付面52上に固定される。上述したように、図7には、このようにして取り付けられた工具ホルダ60及びタレット51を示している。尚、前記工具ホルダ60には工具保持穴61が設けられており、この工具保持穴61に工具が挿入され保持されるようになっている。
【0004】
また、図8及び図9に示すように、前記タレット51の背面55(主軸(図示せず)から遠い側の端面)には、位置決プレート65が前記取付面52から突出するように取付ボルト66によって固設されており、工具ホルダ60の背面64がこの位置決プレート65と当接するように当該工具ホルダ60を装着することで、前記位置決孔53及び位置決突起62を基準とした工具ホルダ60の回転方向(図8における矢示E−F方向)の位置を、位置決めすることができるようになっている。そして、このようにしてタレット51に装着された工具ホルダ60は、タレット51を回転させて加工位置に割り出した際、理想的には、図8に示すように、工具Tの刃先の高さ位置(以下、「刃先位置」という)Pが主軸(図示せず)の軸芯Oの高さと一致するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の旋盤刃物台50にあっては、工具ホルダ60の矢示E−F方向(回転方向)の位置決精度において次のような問題を有していた。
【0006】
加工精度上、前記位置決孔53の中心からタレット51の背面55までの寸法と、前記位置決突起62の中心から工具ホルダ60の背面64までの寸法とを同じ寸法に仕上げるには、極めて高精度な加工を行う必要があり、加工コストが高くなることから、通常は、工具ホルダ60を確実にタレット51に装着することができるように、工具ホルダ60の位置決突起62中心から背面64までの寸法が、タレット51の位置決孔53中心から背面55までの寸法よりも若干短くなるように加工される。言い換えると、工具ホルダ60の背面64と位置決プレート65との間に若干の間隙(クリアランス)を生じるように加工される。
【0007】
そして、このように加工された工具ホルダ60は、図8に示すように、前記間隙に応じた量だけ矢示E−F方向に回転可能となっている。このため、この回転によって刃先位置Pが主軸軸芯OからΔhだけ上下方向に芯ずれし、刃先位置Pを正確に主軸軸芯Oに合わせることができないのである。
【0008】
このように、刃先位置Pが主軸軸芯Oから芯ずれした状態で加工を行うと、説明するまでもなく、例えば前記主軸軸芯Oから下方に芯ずれしている場合には、内径加工バイトの逃げ面が異常摩耗し、逆に、前記軸芯Oから上方に芯ずれしている場合には、外径加工バイトの逃げ面が異常摩耗するという不都合を生じる。また、工具がドリルの場合には、刃先位置Pが主軸軸芯Oから上方に芯ずれしても、下方に芯ずれしても加工仕上り径が所定寸法よりも大きくなるという問題を生じる。
【0009】
そこで、従来、図10及び図11に示すように、工具ホルダ60の矢示E−F方向の位置決めを調整ボルト73,73により行うようにしたものもある。尚、図10は、加工位置に割り出された工具ホルダ及びタレットを示す正面図であり、図11はその矢示H方向の側面図である。
【0010】
同図10及び図11に示すように、この旋盤刃物台70は、前面と背面64’との間の幅寸法がタレット51の幅寸法よりも短く設けられた工具ホルダ60’を備えるものであり、工具ホルダ60’の背面64’には所定間隔で一対のブラケット71,71が固設され、このブラケット71,71のそれぞれに調整ボルト73,73が螺着されている。また、この一対の調整ボルト73,73間に位置するように、位置決ピン74がタレット51の取付面52に植設されている。また、調整ボルト73,73にはそれぞれ固定ナット72,72が螺合されており、この固定ナット72,72を締め込むことにより、前記調整ボルト73,73の回転を止め、これを固定することができるようになっている。
【0011】
この旋盤刃物台70によれば、ブラケット71,71からの前記一対の調整ボルト73,73の出入りを調整することで、工具ホルダ60’の矢示E−F方向の位置を微調整することができ、同方向における工具ホルダ60’の位置決めを正確に行い、刃先位置Pを主軸軸芯Oに正確に合わせることができる。
【0012】
しかしながら、この旋盤刃物台70によると、前記刃先位置Pを前記主軸軸芯Oに正確に合わせることができるものの、そのためには、2つの固定ナット72,72を緩めた後、一方の調整ボルト73を緩め、他方の調整ボルト73を締め込むといった煩わしい作業を行わなければならず、また、固定ナット72,72を締め込むと、調整ボルト73,73の出入りが微妙に狂うため、調整に時間を要するという問題があった。また、工具ホルダ60’をタレット51に対して着脱する場合には、工具ホルダ60’をタレット51に装着する度に、刃先位置Pの芯出し作業を行う必要があるため、この点においてもその調整作業が煩雑であった。
【0013】
本発明は以上に実情に鑑みなされたものであって、短時間にしかも容易に刃先位置の芯出しを行うことができる旋盤刃物台の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するための本発明は、工具を保持する工具ホルダと、多角柱形状に形成され、その外周面に前記工具ホルダが取り付けられるタレットとを備えた旋盤刃物台であって、前記タレット外周の取付面に形成された位置決孔又は位置決突起に、前記工具ホルダに形成された位置決突起又は位置決孔が係合して、該工具ホルダが前記タレットの取付面に位置決めされるようになった旋盤刃物台において、
前記タレット外周の取付面にはピン孔が形成されるとともに、前記工具ホルダには長孔が形成され、
前記旋盤刃物台は、
前記タレット取付面のピン孔に挿入される基準軸部と、該基準軸部に対し偏心して設けられ、前記工具ホルダの長孔に挿入される調整軸部とを有し、前記基準軸部の軸芯を中心に回転可能に構成された調整ピンと、
前記調整ピンの回転を制止した状態で該調整ピンを前記工具ホルダに固定する固定手段とを更に備えてなり、
前記調整ピンは、前記固定手段による固定が解除された状態にあるときに、前記基準軸部の軸芯を中心に回転することにより、前記位置決孔及び位置決突起を基準に前記工具ホルダを回転させて位置調整可能に構成されてなることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、タレットの取付面に形成された位置決孔又は位置決突起、並びに工具ホルダに形成された位置決突起又は位置決孔により工具ホルダが位置決めされ、調整ピンの基準軸部がタレットのピン孔に挿入され、調整軸部が工具ホルダの長孔に挿入された状態でタレットの取付面に装着される。そして、固定手段による固定を解除した状態で、調整ピンを回転させると、基準軸部に対し偏心して設けられた調整軸部が工具ホルダの長孔の内壁部を押圧し、これによって前記工具ホルダが前記位置決孔及び位置決突起を基準として回転し、前記位置決孔及び位置決突起を基準とした回転方向の前記工具ホルダの位置が微調整される。この後、固定手段により調整ピンの回転を制止した状態で固定する。
【0016】
このように、この発明によれば、調整ピンを回転させるといった平易な作業により、前記位置決孔及び位置決突起を基準とした回転方向の前記工具ホルダの位置を微調整することができるので、極めて簡単且つ短時間に工具の刃先位置を主軸軸芯に合わせる芯出し作業を行うことができる。
【0017】
また、前記工具ホルダの前記回転方向の位置を微調整した後の前記調整ピンを、固定手段によりその回転を制止した状態で前記工具ホルダに固定することができるので、工具ホルダをタレットから取り外した後再び当該工具ホルダをタレットに装着する際には、前記タレットの取付面に形成された位置決孔又は位置決突起と、前記工具ホルダに形成された位置決突起又は位置決孔とを係合させるとともに、工具ホルダに固定された調整ピンの基準軸部をタレット取付面のピン孔に挿入するだけで、工具ホルダをタレットに対して位置決めし、且つ前記回転方向の位置決めを行うことができる。したがって、工具ホルダをタレットに装着する度に、刃先位置の芯出し作業を行わなければならないといった従来のような煩わしい作業は不要であり、工具ホルダの装着作業を極めて迅速かつ容易に行うことができる。
【0018】
また、本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1の発明において、前記調整ピンは、前記長孔の幅よりも外径が大きく、前記工具ホルダと係合する頭部を更に備え、先端側から前記基準軸部,調整軸部及び頭部の順に形成され、前記固定手段は、前記頭部に当接して前記工具ホルダとの間に該頭部を挟持する固定プレートと、前記固定プレートを前記工具ホルダに固定する固定ボルトとから構成されてなることを特徴とするものである。
【0019】
この発明によれば、固定ボルトを緩めると、調整ピンを回転させて工具ホルダの位置を微調整することができ、固定ボルトを締め込むと、調整ピンを制止した状態で工具ホルダに固定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態について添付図面に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る旋盤刃物台を構成する工具ホルダ及びタレットを示す正面図であり、図2は、図1における矢視A−A方向の断面図であり、図3は、図1における矢視B方向の側面図である。
【0021】
図1乃至図3に示すように、この旋盤刃物台1は、上述した従来の旋盤刃物台50におけるものと同じく、多角柱体に形成され、中心軸周りに回転可能に設けられたタレット2と、このタレット2の外周の取付面3に取り付けられる工具ホルダ10とを備えている。工具ホルダ10の下端部には下方に垂下するように設けられた位置決突起11が形成され、タレット2の取付面3には位置決孔4が形成されており、この位置決孔4に前記位置決突起11が挿入されることで、工具ホルダ10がタレット2の取付面3上に位置決めされ、取付ボルト15によって当該取付面3上に固定されるようになっている。また、前記工具ホルダ10には工具保持穴14が設けられており、図1に示すように、この工具保持穴14に工具Tが挿入され保持される。
【0022】
また、前記工具ホルダ10の後部12(図1における工具Tの刃先と反対側)は、その上面の高さが、工具保持穴14が設けられた部分の高さよりも低く設けられている。そして、この後部12に長孔13が設けられている。
【0023】
また、長孔13に略対応した位置の前記タレット2の取付面3にはピン孔5が設けられており、このピン孔5に調整ピン20が挿入されている。調整ピン20は同軸に設けられた基準軸22及び頭部21と、これら基準軸22及び頭部21に対し偏心して設けられた調整軸23とからなるものであり、調整軸23の外径が基準軸22の外径よりも大径、且つ前記長孔の内幅よりも若干小径に設けられ、頭部21の外径が前記長孔13の内幅よりも大径に設けられている。また、頭部21には6角穴24が形成されている。そして、調整ピン20の基準軸22が前記ピン孔5に嵌合,挿入され、調整軸23が前記長孔13に挿入されるように、当該調整ピン20が配設されている。
【0024】
また、前記工具ホルダ10の後部12には、前記調整ピン20の頭部21上面に当接するように固定プレート30が設けられている。この固定プレート30は固定ボルト32,32によって工具ホルダ10に固定されるようになっており、この固定ボルト32,32を締め込むことにより、前記調整ピン20の頭部21が固定プレート30及び前記後部12によって挟持され、工具ホルダ10に固定される。また、固定プレート30には、前記調整ピン20の6角穴24に対応した位置に貫通孔31が設けられており、前記固定ボルト32,32を緩めた状態で、この貫通孔31を介して前記調整ピン20を基準軸22中心に回転させることができるようになっている。
【0025】
以上の構成を備えた本実施形態に係る旋盤刃物台1によれば、工具ホルダ10に保持された工具Tの刃先位置Pを、次のようにして調整し、主軸軸芯Oに合わせることができる。
【0026】
まず、固定ボルト15を緩めて、位置決突起11及び位置決孔4を中心として工具ホルダ10を若干量回転可能にすると共に、固定ボルト32を緩めて、基準軸22を中心として調整ピン20を回転可能にする。
【0027】
ついで、調整ピン20を回転させることにより、工具ホルダ10を位置決突起11及び位置決孔4を中心として回転させ、工具Tの刃先位置Pを調整する。例えば図4に示すように、調整軸23が基準軸22に対してΔLだけ偏心して設けられ、同図に示すように長孔13に挿入されているとした場合に、図5に示すように、調整ピン20を矢示C方向に角度θだけ回転させると、偏して設けられた調整軸23の外周面によって長孔13の内面が押圧され、位置決突起11及び位置決孔4を中心として工具ホルダ10が矢示E方向に角度Δθだけ回転することとなる。逆に、調整ピン20を矢示D方向に回転させると、工具ホルダ10が矢示F方向に回転する。したがって、調整ピン24を適宜方向に回転させ、その回転角度を適宜調整することにより、工具ホルダ10を矢示E−F方向に回転させることができ、工具Tの刃先位置Pを主軸軸芯Oに合わせることができる。
【0028】
このようにして、工具Tの刃先位置Pを調整した後、固定ボルト15を締め込んで工具ホルダ10をタレット2に固定するとともに、固定ボルト32を締め込んで調整ピン20を工具ホルダ10に固定する。
【0029】
以上のようにして、工具ホルダ10に保持された工具Tの刃先位置Pを調整し、これを主軸軸芯Oに合わせることができる。
【0030】
このように、この旋盤刃物台1によれば、調整ピン20を回転させるといった平易な作業により、工具Tの刃先位置Pを微調整することができるので、刃先位置Pを主軸軸芯Oに合わせる芯出し作業を極めて簡単且つ短時間に行うことができる。
【0031】
また、刃先位置Pを微調整した後の調整ピン20を、固定プレート30及び固定ボルト32により工具ホルダ10に固定することができるので、工具ホルダ10をタレット2から取り外した後再び当該工具ホルダ10をタレット2に装着する際には、タレット2の位置決孔4と工具ホルダ10の位置決突起11とを係合させるとともに、工具ホルダ10に固定された調整ピン20の基準軸22をタレット2のピン孔4に挿入するだけで、工具ホルダ10をタレット2に対して位置決めし、且つその回転方向の位置決めを行うことができる。したがって、工具ホルダ10をタレット2に装着する度に、刃先位置Pの芯出し作業を行わなければならないといった従来のような煩わしい作業は不要であり、工具ホルダ10の装着作業を極めて迅速かつ容易に行うことができる。
【0032】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでないことは言うまでもないことである。敢えて付言するならば、工具ホルダの形状,形態は本例のものに限られず、調整ピン20もビス止めなどによりこれを工具ホルダに固定するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る旋盤刃物台を示す正面図である。
【図2】 図1における矢視A−A方向の断面図である。
【図3】 図1における矢視B方向の側面図である。
【図4】 工具の刃先位置の調整について説明するための説明図である。
【図5】 工具の刃先位置の調整について説明するための説明図である。
【図6】 従来の旋盤刃物台を構成する工具ホルダとタレットとを分解して示す斜視図である。
【図7】 従来の旋盤刃物台を構成する工具ホルダとタレットとが組み立てられた状態を示す斜視図である。
【図8】 工具ホルダが加工位置に割り出された従来の旋盤刃物台を示す正面図である。
【図9】 図8における矢視G方向の側面図である。
【図10】 他の従来例に係る旋盤刃物台を示す正面図である。
【図11】 図10における矢視H方向の側面図である。
【符号の説明】
1 旋盤刃物台
2 タレット
3 取付面
4 位置決孔
5 ピン孔
10 工具ホルダ
11 位置決突起
13 長孔
14 工具保持穴
20 調整ピン
21 頭部
22 基準軸
23 調整軸
30 固定プレート
Claims (2)
- 工具を保持する工具ホルダと、多角柱形状に形成され、その外周面に前記工具ホルダが取り付けられるタレットとを備えた旋盤刃物台であって、前記タレット外周の取付面に形成された位置決孔又は位置決突起に、前記工具ホルダに形成された位置決突起又は位置決孔が係合して、該工具ホルダが前記タレットの取付面に位置決めされるようになった旋盤刃物台において、
前記タレット外周の取付面にはピン孔が形成されるとともに、前記工具ホルダには長孔が形成され、
前記旋盤刃物台は、
前記タレット取付面のピン孔に挿入される基準軸部と、該基準軸部に対し偏心して設けられ、前記工具ホルダの長孔に挿入される調整軸部とを有し、前記基準軸部の軸芯を中心に回転可能に構成された調整ピンと、
前記調整ピンの回転を制止した状態で該調整ピンを前記工具ホルダに固定する固定手段とを更に備えてなり、
前記調整ピンは、前記固定手段による固定が解除された状態にあるときに、前記基準軸部の軸芯を中心に回転することにより、前記位置決孔及び位置決突起を基準に前記工具ホルダを回転させて位置調整可能に構成されてなることを特徴とする旋盤刃物台。 - 前記調整ピンは、前記長孔の幅よりも外径が大きく、前記工具ホルダと係合する頭部を更に備え、先端側から前記基準軸部,調整軸部及び頭部の順に形成され、
前記固定手段は、前記頭部に当接して前記工具ホルダとの間に該頭部を挟持する固定プレートと、前記固定プレートを前記工具ホルダに固定する固定ボルトとから構成されてなることを特徴とする請求項1記載の旋盤刃物台。
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