JPH0247293B2 - Torimingukanagataniokerusukuratsupusetsudanhohooyobisochi - Google Patents

Torimingukanagataniokerusukuratsupusetsudanhohooyobisochi

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Publication number
JPH0247293B2
JPH0247293B2 JP29128285A JP29128285A JPH0247293B2 JP H0247293 B2 JPH0247293 B2 JP H0247293B2 JP 29128285 A JP29128285 A JP 29128285A JP 29128285 A JP29128285 A JP 29128285A JP H0247293 B2 JPH0247293 B2 JP H0247293B2
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JP
Japan
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trimming
scrap
mold
cutting
cutters
Prior art date
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JP29128285A
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JPS62148028A (ja
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Hiroyasu Yamada
Soko Nanba
Hiromichi Yamanaka
Hirotaka Fukushima
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、金属薄板を協働してトリミングする
ためのトリミング刃をそれぞれ有する上、下金型
と、トリミングに応じて切除されるスクラツプを
協働して切断すべく前記両トリミング刃と角度を
なす切刃を有して上、下金型に付設される上、下
スクラツプカツタとを備えるトリミング金型にお
けるスクラツプ切断方法および装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるトリミング金型では、上スクラツ
プカツタの上切刃を上金型のトリミング刃にほぼ
直角に連設するとともに下方に突出させ、下スク
ラツプカツタを下金型のトリミング刃よりも下方
に位置させている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 上記従来のものの作用を、上金型および上スク
ラツプカツタを省略した第11図a〜cで説明す
ると、先ず上金型の降下に応じて薄板鋼板1のス
クラツプとなるべき部分1aは、第11図aで示
すように上スクラツプカツタで押圧されるととも
に、上スクラツプカツタに対応する部分をトリミ
ングされる。この際、下スクラツプカツタ8′に
対応する部分で薄板鋼板1には、破断部15が生
じ、上金型の降下に応じてその破断部15は第1
1図bで示すようにさらに大きくなる。しかる
後、第11図でcで示すように破断部15が上金
型のトリミング刃と、下金型2′のトリミング刃
とでトリミングされる。
このような従来のトリミングによれば、破断部
15にばりが生じ、そのばりをトリミングするこ
とにより切粉16が発生する。この切粉16は、
上金型および下金型2′上に残つてしまうばかり
か、製品面上に飛散し、ピアシングなどの次工程
で表面傷が発生する原因となる。また、上金型お
よび下金型2′は、一定回数の作動後に洗浄され
るが、その際、切粉16が摺動部分に侵入した
り、上金型および下金型2′に付着したりするの
で、除去作業が面倒であつた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、切粉の発生を回避してスクラツプを切断し得
るようにしたトリミング金型におけるスクラツプ
切断方法および装置を提供することを目的とす
る。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明方法によれば、上、下金型間に金属薄板
を位置決め固定した後に、上金型の降下に伴つ
て、金属薄板のスクラツプとなるべき部分を上ス
クラツプカツタで下方に押圧しながら両スクラツ
プカツタに対応する部分から両トリミング刃で金
属薄板のトリミングを開始し、次いでスクラツプ
となるべき部分を、上、下スクラツプカツタで上
下逆方向に山形に折り曲げながら両切刃で切断す
るようにした。
本発明装置によれば、上金型のトリミング刃
は、両スクラツプカツタに対応する部分を他の部
分に先んじてトリミングすべく両スクラツプカツ
タに対応する部分で下方に突出して設けられ、上
スクラツプカツタは、上金型の降下に応じて上金
型のトリミング刃よりも先に金属薄板に当接すべ
く、上金型のトリミング刃から側方に離隔した位
置で下方に凸の突出部を有して形成され、下スク
ラツプカツタは、下金型のトリミング刃よりも下
方で上方に向けて凸の突出部を有して上スクラツ
プカツタに対応した山形に形成され、上金型には
下スクラツプカツタを収容し得る収容凹部が設け
られる。
(2) 作用 本発明方法では、上金型の降下によりスクラツ
プとなるべき部分は上スクラツプカツタで下方に
押圧されるので、両スクラツプカツタに対応する
部分で金属薄板の上面には引つ張り力が与えら
れ、かかる状態で両スクラツプカツタに対応する
部分のトリミングが行なわれる。したがつて、ト
リミングされた部分の端部に剪断力が加わること
はなく、破断は生じない、しかもスクラツプされ
るべき部分は、上、下金型のトリミング刃から離
隔した部分で上、下に山形に折り曲げられつつ切
刃で切断される。
また本発明装置では、両スクラツプカツタに対
応する部分で上金型のトリミング刃が下方に突出
して設けられ、上スクラツプカツタは上金型のト
リミング刃から離隔した位置に突出部を有して下
方に凸の山形に形成されるので、上スクラツプカ
ツタで押さえた状態で両スクラツプカツタに対応
する部分の金属薄板をトリミングすることができ
る。また上、下スクラツプカツタは、上、下金型
のトリミング刃よりも側方に離隔した位置に突出
部を有して山形に形成されるので、スクラツプと
なるべき部分は、トリミングされるのに応じて山
形に折り曲げられながら切断される。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、金
属薄板としての薄板鋼板1を協働してトリミング
するために、固定の下金型2と、図示しない駆動
手段により昇降駆動される上金型3とが配置され
る。下金型2の上端外周縁には、薄板鋼板1をト
リミングすべきラインに沿つて下トリミング刃4
が設けられる。一方、上金型3の下端内周縁に
は、下トリミング刃4に対応する上トリミング刃
5が設けられる。
上金型3には、薄板鋼板1を下金型2に上に押
付けて位置決め固定するためのパツト6が、上下
に相対移動自在にして支承されており、このパツ
ト6は上金型3との間に介装した図示しないばね
により下方に向けて付勢される。したがつて、上
金型3が降下していない状態では、パツト6が上
金型3から下方に向けて突出している。
薄板鋼板1のスクラツプとなるべき部分1aを
切断するために、上金型3には上スクラツプカツ
タ7が付設され、下金型2には下スクラツプカツ
タ8が付設される。しかも両スクラツプカツタ
7,8に対応する部分で上トリミング刃5には、
下方に突出した突出刃部5aが設けられる。この
突出刃部5aは、上金型3の周方向に沿う中央部
を下方に最も突出させるとともに、周方向に沿う
両側に向かうにつてその突出量を小さくしてなだ
らかな山形に形成される。
上スクラツプカツタ7には上トリミング刃5と
ほぼ直角の上切刃9が設けられ、下スクラツプカ
ツタ8には下トリミング刃4とほぼ直角の下切刃
10が設けられる。上切刃9は上トリミング刃5
から側方に間隔をあけた位置に下方に向けて突出
部した突出部9aを有して山形に形成される。し
かも突出部9aは上トリミング刃5の突出刃部5
aよりも下方に突出する。
下スクラツプカツタ8は、下金型2の下トリミ
ング刃4よりも下方に配設されるものであり、上
スクラツプカツタ7に対応して形成される。すな
わち下スクラツプカツタ8の下切刃10は、下ト
リミング刃4よりも側方に離隔した位置で上方に
向けて突出した突出部10aを有して山形に形成
される。
さらに上金型3には、下限位置まで降下させた
ときに下スクラツプカツタ8を収容するための収
容凹部11が設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、薄
板鋼板1のトリミングにあたつては、薄板鋼板1
を下金型2上に載置した後、上金型3を降下させ
る。この際、パツト6が先ず薄板鋼板1に当接
し、上金型3の降下に応じてばね力を強くしてパ
ツト6が薄板鋼板1を下金型2に押付け、薄板鋼
板1が位置決め固定される。
次いで、上スクラツプカツタ7が薄板鋼板1の
スクラツプとなるべき部分1aに当接して下方に
押圧し、薄板鋼板1の上面に引つ張り応力が作用
した状態で、第3図および第4図で示すように、
上トリミング刃5の突出刃部5aと下トリミング
刃4とにより、両スクラツプカツタ7,8に対応
する部分で薄板鋼板1のトリミングが行なわれ
る。しかも、スクラツプとなるべき部分1aは上
スクラツプカツタ7で押されるが、下スクラツプ
カツタ8に当接したときから上切刃9および下切
刃10による切断が開始される。
このようにトリミングが開始されたときに、ス
クラツプとなるべき部分1aは上スクラツプカツ
タ8で下方に押圧されるが、その押圧は上トリミ
ング刃5から離隔した突出部9aで行なわれるの
で、トリミングすべき部分に無理な剪断力が加わ
ることはなく、破断部が生じることはない。
上金型3がさらに降下すると、スクラツプとな
るべき部分1aは上スクラツプカツタ7でさらに
押圧され、第5図および第6図で示すように、
上、下金型9,10で切断されながら下スクラツ
プカツタ8で上方に凸の山形に折り曲げられると
ともに上スクラツプカツタ7で下方に凸の山形に
折り曲げられる。しかもこの際、スクラツプとな
るべき部分1aは、上、下トリミング刃4,5に
より完全に切除された状態である。
切除された後のスクラツプとなるべき部分は、
第7図および第8図で示すようにさらに山形に折
り曲げられながら、切断されていき、最終的には
第9図および第10図で示すように、上切刃9お
よび下切刃10で完全に切断され、下スクラツプ
カツタ8は収容凹部11内に収容される。
C 発明の効果 以上のように、本発明方法によれば、上、下下
金型間に金属薄板1を位置決め固定した後に、上
金型の降下に伴つて、金属薄板のスクラツプとな
るべき部分を上スクラツプカツタで下方に押圧し
ながら両スクラツプカツタに対応する部分から両
トリミング刃で金属薄板のトリミングを開始し、
次いでスクラツプとなるべき部分を、上、下スク
ラツプカツタで上下逆方向に山形に折り曲げなが
ら両切刃で切断するようにしたので、上、下スク
ラツプカツタによりトリミングすべき部分に無理
な剪断力が加わることを回避して、破断部が生じ
ることを防止し、切粉の発生を防止してスクラツ
プの切断を行なうことができる。
また本発明装置では、上金型のトリミング刃
は、両スクラツプカツタに対応する部分を他の部
分に先んじてトリミングすべく両スクラツプカツ
タに対応する部分で下方に突出して設けられ、上
スクラツプカツタは、上金型の降下に応じて上金
型のトリミング刃よりも先に金属薄板に当接すべ
く、上金型のトリミング刃から側方に離隔した位
置で下方に凸の突出部をを有して山形に形成さ
れ、下スクラツプカツタは、下金型のトリミング
刃よりも下方で上方に向けて凸の突出部を有して
上スクラツプカツタに対応した山形に形成され、
上金型には下スクラツプカツタを収容し得る収容
凹部が設けられるので、本発明方法を実施するの
に適した簡単な構成の装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜第10図は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は要部縦断側面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図〜第10図は作動時
の状態を順次示すものであり、第3図は第1図に
対応した縦断側面図、第4図は第3図の−線
断面図、第5図は第1図に対応した縦断側面図、
第6図は第5図の−線断面図、第7図は第1
図に対応した縦断側面図、第8図は第7図の−
線断面図、第9図は第1図に対応した縦断側面
図、第10図は第9図の−線断面図、第11
図は従来技術の作動状態を順次示す簡略化した斜
視図である。 1……金属薄板としての薄板鋼板、1a……ス
クラツプとなるべき部分、2……下金型、3……
上金型、4……下トリミングは、5……上トリミ
ング刃、7……上スクラツプカツタ、8……下ス
クラツプカツタ、9……上切刃、10……下切
刃、11……収容凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属薄板を協働してトリミングするためのト
    リミング刃をそれぞれ有する上、下金型と、トリ
    ミングに応じて切除されるスクラツプを協働して
    切断すべく前記両トリミング刃と角度を成す切刃
    を有して上、下金型に付設される上、下スクラツ
    プカツタとを備えるトリミング金型におけるスク
    ラツプ切断方法であつて、上、下金型間に金属薄
    板を位置決め固定した後に、上金型の降下に伴つ
    て、金属薄板のスクラツプとなるべき部分を上ス
    クラツプカツタで下方に押圧しながら両スクラツ
    プカツタに対応する部分から両トリミング刃で金
    属薄板のトリミングを開始し、次いでスクラツプ
    となるべき部分を、上、下スクラツプカツタで上
    下逆方向に山形に折り曲げながら両切刃で切断す
    るようにしたことを特徴とするトリミング金型に
    おけるスクラツプ切断方法。 2 金属薄板を協働してトリミングするためのト
    リミング刃をそれぞれ有する上、下金型と、トリ
    ミングに応じて切除されるスクラツプを協働して
    切断すべく前記両トリミング刃と角度をなす切刃
    を有して上、下金型に付設される上、下スクラツ
    プカツタとを備えるトリミング金型におけるスク
    ラツプ切断装置であつて、上金型のトリミング刃
    は、両スクラツプカツタに対応する部分を他の部
    分に先んじてトリミングすべく両スクラツプカツ
    タに対応する部分で下方に突出して設けられ、上
    スクラツプカツタは、上金型の降下に応じて上金
    型のトリミング刃よりも先に金属薄板に当接すべ
    く、上金型のトリミング刃から側方に離隔した位
    置で下方に凸の突出部を有して山形に形成され、
    下スクラツプカツタは、下金型のトリミング刃よ
    りも下方で上方に向けて凸の突出部を有して上ス
    クラツプカツタに対応した山形に形成され、上金
    型には下スクラツプカツタを収容し得る収容凹部
    が設けられることを特徴とするトリミング金型に
    おけるスクラツプ切断装置。
JP29128285A 1985-12-24 1985-12-24 Torimingukanagataniokerusukuratsupusetsudanhohooyobisochi Expired - Lifetime JPH0247293B2 (ja)

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