JPH0245904A - 回転トランス - Google Patents

回転トランス

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Publication number
JPH0245904A
JPH0245904A JP63197409A JP19740988A JPH0245904A JP H0245904 A JPH0245904 A JP H0245904A JP 63197409 A JP63197409 A JP 63197409A JP 19740988 A JP19740988 A JP 19740988A JP H0245904 A JPH0245904 A JP H0245904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary
magnetic
inductance
rotary transformer
secondary side
Prior art date
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Pending
Application number
JP63197409A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Teranishi
寺西 慶一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0245904A publication Critical patent/JPH0245904A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転シリンダ方式の磁気記録再生装置に使用す
る回転トランスに関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置の小型化には目ざましいものが
あり、これを構成する部品も同様に、より微小体積のも
のが必要とされている。特に、ビデオテープレコーダの
様に回転ヘッドによる記録方式では、その装置の大きさ
は使用するシリンダの大きさによって制約されており、
また、このシリンダの主要体積は内部の回転トランスに
よって占められる部分が大きい。従って磁気記録再生装
置を小型化するためには、回転トランスをいかに諸特性
を劣化することなく小型化するかということが重要な課
題となっている。
第7図に従来例の回転シリンダの構造図を示す。
第7図において、51は回転シリン、ダ、42は回転ト
ランスの1次側のコア、42は2次側のコア、53.5
4は磁気ヘッド、5θは固定シリンダ、57.58は記
録再生アンプである。第6図A。
B、  Cに各々回転トランスの側面図、平面図、断面
図を示す。第6図において41は磁性材料による回転ト
ランスの1次側のコア、42は2次側のコア、43は回
転トランスの1次側コア41と2次側コア42を分離す
る空隙、44は空隙を介して磁気結合する磁性面、45
.48は1次側コイル、47.48は2次側コイルであ
る。この回転トランスにおいて45と47の相対向する
コイルが内側チャンネルを、46と48の相対向するコ
イルが外側チャンネルを構成している。また、1次側コ
イル45.48の始終端にはそれぞれ磁気ヘッド53.
54が接続されており、また2次側コイル47.48の
始終端にはそれぞれ記録再生アンプ57.58が接続さ
れている。この様な構成において、回転トランスの1次
側コア41が回転し、磁気ヘッドからの再生信号が1次
側コイル45.46に印加されると、回転トランスの1
次側コア41.2次側コア42の間に空隙部を介して磁
束を発生する。この磁束によって2磁側トランス42に
設置されたコイル47.48に誘導電圧が発生し、2磁
側コア42を回転することなく再生出力を増幅器に伝え
ることができる。
発明が解決しようとする課題 この様な回転トランスを小型化しようとすると、コイル
45,46,47.48の外形が変わらない場合、これ
らを設置するのに必要な溝幅寸法も変わらないので、磁
気結合する磁性面44の体向面積が小さくなる。また、
回転トランスでは内周チャンネルよりも外周チャンネル
のほうが磁束漏れが大きく、磁性面44の体向面積が同
じでコイルのインダクタンスが同じ値でも結合係数は外
周チャンネルのほうが内周チャンネルよりも小さい。
これにより回転トランスの伝達特性は内周より外周チャ
ンネルのほうが劣化が大きい。この差は、磁気結合する
磁性面44の体向面積が小さくなるほど大きくなる。従
って伝達特性を同一に補正する回路が新たに必要となり
、部品点数が増し、磁気記録再生装置を小型化する上で
の大きな問題点となっていた。また、同時にコスト高と
なる問題点も暮していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、伝達特性の劣化
とチャンネル間のばらつきのない小型の回転トランスを
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の回転トランスは1
次側コア及び2次側コアの相対向する磁性面の空隙が内
周チャンネルのそれよりも外周チャンネルのそれのほう
が小さくなるように構成したものである。
作用 この構成により、外周チャンネルの磁束の漏れが減り結
合係数の劣化を少なくシ、チャンネル間の伝達特性のば
らつきをなくすことができる。
実施例 本発明の実施例として、第1図A、  B、  Cにそ
れぞれ回転トランスの側面図、平面図、断面図を示す。
第1図において、1は回転トランスの1次側コア、2は
回転トランスの2次側コア、3は回転トランスの1次側
コア1及び2次側コア2を分離する空隙、4. 5. 
6は磁気結合する1次側及び2次側の磁性面、7,8は
1次側コイル、9゜10は2次側コイルである。この回
転トランスにおいて、7と9の相対向するコイルが内側
チャンネルを構成し、8と10の相対向するコイルが外
側チャンネルを構成している。11は1次側及び2次側
コイルを設置するための溝である。1次側コイル7.8
の始終端には磁気ヘッド(図示せず)が接続されており
、2次側コイル7.8の始終端には記録再生アンプ(図
示せずが接続)されている。回転トランスの1次側と2
次側の磁気結合する磁性面の対向する空隙の長さは、内
周のものより外周のもののほうが短くなっている。
この様な構成において、以下に本発明の回転トランスの
再生時の動作について説明する。磁気ヘッドから発生し
た信号電流が1磁側コイル7.8に印加されると空隙及
び回転トランスの1次側コア1及び2次側コア2に、空
隙3を介して交流磁束が生じる。この交流磁束によって
、2磁側コイル9,10に信号電圧が誘導され、1次側
の信号が2次側に伝送されることになる。この時、磁気
ヘッドのインダクタンス及び損失抵抗をLh、  Rh
とし、組み合わされた回転トランスの1次側の自己イン
ダクタンス、損失抵抗をL+、  R+ とじ、2次側
の自己インダクタンス、損失抵抗をL2.  R2とし
、2次側コイル9,10から再生アンプへの浮漂量をC
++ とし、また1次側及与2次側の巻線比をnl  
結合係数をkとすれば、回転トランスの伝送利得Gは、 となり、高域共振周波数f、は、 1次側コイルの巻数をNとすれば、自己インダクタンス
L+ は、 となる。したがって、結合係数kを大きくすることによ
っ゛て伝送利得Gが大きくなり、高域共振周波数が上が
り、伝達特性が良くなることがわかる。
ところで、この様な結合係数には回転トランスの1次側
の自己インダクタンスをり、とし、そのg+     
  g2 となる。但し、ugは空気中の透磁率である。また、漏
洩インダクタンスは空隙3の幅と長さによとなる。第2
図に第1図の本発明の回転トランスを拡大した断面図を
示す。1次側の電流によって誘起された磁束は、第2図
の矢印のように流れ、この場合回転トランスの磁性材料
の磁気抵抗は空隙3の磁気抵抗に比較して極めて小さい
ので、1次側の自己インダクタンスを決めるのは空隙3
の磁気抵抗となる。磁気結合する磁性面の半径方向の幅
をwll  w3.  W1%  平均半径をそれぞれ
rl+r2+  r3、また空隙3の長さをg++  
ga+  gs、磁気結合する磁性面の空隙の長さは同
一で、円周長が長い外周チャンネルのほうが内周よりも
漏洩インダクタンスが大きく、結合係数が小さくなり伝
達特性が劣化する。特に回転トランスの外形寸法が小型
であれば自己インダクタンスLIが小さく、漏洩インダ
クタンスによる伝達特性の劣化が大きい。
しかしながら、本発明の磁気結合する磁性面の空隙の長
さが外周のものほど短くなるような構造では、漏洩イン
ダクタンスを上式から導かれる割合だけ小さくすること
ができる。回転トランスが従来と同一外形寸法であれば
、外周チャンネル間の特性ばらつきを無くすことができ
る。また、回転トランスの磁気結合する磁性面の幅を小
さくし、加えて空隙の長さを短くすれば自己インダクタ
ンスの大きさは変わらない。つまり、伝達特性の劣化及
びチャンネル間の特性ばらつきがなく回転トランスを小
型化することが可能になる。
尚、本実施例では、磁気結合する磁性面の空隙の長さを
変えるために1次側及び2次側の磁性面の両方を加工し
た構成としたが、これは第3図に示すように片側の磁性
面のみを加工した構成でも良い。これは片側のみの加工
で良いので製作コストを低減する効果がある。第4図の
実施例の場合、磁気結合する磁性面の形状を斜め一直線
に加工している。これは階段状に加工するよりも加工が
簡単にでき、製作コストも低減する効果がある。第5図
の実施例のチャンネル数が多い場合は、2チヤンネルの
場合に比較して最内周チャンネルと最外周チャンネルの
円周長の差はさらに大きいが、磁気結合する磁性面の空
隙の長さを短くすることにより、十分な伝達特性を確保
することができ、チャンネル間の特性ばらつきも無くす
ことができる。特に従来と同一外形寸法で磁気結合する
磁性面の半径方向の幅が小さくなっても、本発明の構成
により伝達特性の劣化なくチャンネル数を増やすことが
可能となる。
発明の効果 本発明は磁気結合する1次側及び2次側の相対向した磁
性面の空隙が内周のそれよりも外周のそれのほうが狭く
なるような構造としたことにより、伝送利得の劣化や高
域共振周波数の低下を生じることな(チャンネル間の伝
達特性を同一とし、回転トランスの小型化を可能にする
ものである。ま、た、回転トランスの外形寸法を同一と
すれば、その伝達特性を向上する効果を有しており、ま
た伝達特性を劣化することなくチャンネル数を増やすこ
とが可能となる。熱論、本発明の回転トランスを使用す
れば磁気記録再生装置そのものを小型化することができ
、小型化されたことで特性が劣化することはない。また
、多チャンネルで多機能な磁気記録再生装置を小型で実
現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図A、  B、  Cは本発明の1実施例における
回転トランスを示す側面図、平面図、断面図、第2図は
本発明の回転トランスの部分拡大断面図、第3図、第4
図、第5図は本発明の回転トランスのその他の実施例を
示す断面図、第6図A、  B。 Cは従来例の回転トランスを示すaCt面図、平面図、
断面図、第7図は従来例の回転シリンダの構成図である
。 1・@1次側コア、  2・・2次側コア、  3・・
空隙、4,5.6−・磁気結合する磁性面。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 はか1名図 \\ 第 図 4/ 第 図 a

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気結合する1次側及び2次側の相対向した磁性面の空
    隙が、内周のそれよりも外周のそれのほうが狭くなるよ
    うな構造となっていることを特徴とした回転トランス。
JP63197409A 1988-08-08 1988-08-08 回転トランス Pending JPH0245904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63197409A JPH0245904A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 回転トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63197409A JPH0245904A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 回転トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0245904A true JPH0245904A (ja) 1990-02-15

Family

ID=16374036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63197409A Pending JPH0245904A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 回転トランス

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JP (1) JPH0245904A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250918A (ja) * 1993-09-30 1995-10-03 Gary D Piaget 上方に弯曲した軌道を備えたストライド運動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250918A (ja) * 1993-09-30 1995-10-03 Gary D Piaget 上方に弯曲した軌道を備えたストライド運動装置

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