JPH0245329A - 包装機フイルム折込機構の駆動制御装置 - Google Patents

包装機フイルム折込機構の駆動制御装置

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Publication number
JPH0245329A
JPH0245329A JP19098188A JP19098188A JPH0245329A JP H0245329 A JPH0245329 A JP H0245329A JP 19098188 A JP19098188 A JP 19098188A JP 19098188 A JP19098188 A JP 19098188A JP H0245329 A JPH0245329 A JP H0245329A
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JP
Japan
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motor
drive motor
folding plate
packaging machine
torque
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Application number
JP19098188A
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English (en)
Inventor
Toshio Denda
敏夫 伝田
Shigemoto Akiyama
繁基 秋山
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Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ストレッチフィルム包装機フィルム折込機構
の駆動制御装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種のストレッチフィルム包装機のフィルム折
込機構として本出願人が先に出願した包装装置のフィル
ム折込機構がある。このフィルム折込機構は後に詳述す
るように、互いに対向して左右に移動自在な取付板と、
この取付板に取り付けた左右折込み板と、この取付板に
設けられたカム溝に沿って移動するカムローラを具備し
取付板の移動方向と直角方向の前後に移動する後折込み
板とを具備する構造である。
この後折込み板を駆動モータの駆動力で前後に移動させ
ることにより、前記カム溝とカムローラ等から構成され
るカム機構を介して左右取付板が互いに接近したり、離
間したりする。また、この左右取付板が互いに接近又は
離間により、左右折込み板が互いに接近又は離間するよ
うになっている。
トレイに収容された被包装物を包装する場合は前記後折
込板を駆動モータの動力により、前進させることにより
被包装物に被せたストレッチフィルムの後端部をトレイ
底部に折り込むと同時に左右折込み板の接近によりフィ
ルムの左右端部をトレイの底部に折込み、被包装物をト
レイごとストレッチフィルムで包装する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構成の包装機のフィルム折込機構においては、後折
込み板の後退完了時にカム機構が左右折込み板取付部に
瞬間的に衝撃が加わり、これが破損するという問題があ
った。また、瞬間的に衝撃が加わるため、大きな騒音を
発生するとい問題もあった。
この対策としてカム機構や取付部の構造を強固でかつ騒
音の発生しにくいものとすると、機構が複雑となると共
に、コストアップの原因となるという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点
を除去し、後折込み板の後退完了時に瞬間的に大きな衝
撃が加わることなく、騒音がノJ\さく、且つコストの
安価な包装機フィルム折込機構の駆動制御装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、包装機フィルム折込
機構の駆動制御装置を下記のように構成した。
互いに対向する方向に移動自在な左右折込み板と該左右
折込み板の移動方向に対して略直角方向に移動する後折
込み板を有し、該後折込み板と左右折込み板は直接又は
間接的にカム機構を介して互いに連動するように構成さ
れたフィルム折込機構と、該フィルム折込機構を駆動す
る駆動モータとを具備する包装機フィルム折込機構にお
いて、該駆動モータの正転により後折込み板が前進する
と同時に左右折込み板が互いに接近し、該駆動モータの
逆転により後折込み板が後退すると同時に左右折込み板
が互いに離間するようにすると共に、該駆動モータの逆
転時における停止前の所定期間該駆動モータのトルクを
大から小に切換える制御を行なうモータ駆動制御手段を
設けた。
また、前記モータ駆動制御手段は停止前の所定期間をパ
ルス状の電力を駆動モータに供給し、該パルス状のデユ
ーティ比によりモータトルクを変化させるルク制御手段
を具備することを特徴とする。
また、前記駆動モータは交流モータであり、パルス状電
力のパルス幅は少なくとも交流電源の1/2周期より大
きいことを特徴とする。
また、前記モータ駆動制御手段のトルク制御手段はコン
ピュータからの信号によってオンオフするソリッドステ
ートリレーにより構成されることを特徴とする。
〔作用〕
上記のように包装機フィルム折込機構の駆動制御装置が
、駆動モータの逆転時における停止前の所定期間該駆動
モータのトルクを犬から小に切換える制御を行なうモー
タ駆動制御手段を設けたので、後折込み板の後退完了時
にカム機構や左右折込み板取付部に瞬間的に加わる衝撃
が弱められ、この結果、包装機フィルム折込機構を特別
な構造にすることなく、これらの破損や騒音を小さくす
ることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の駆動制御装置を用いる包装機フィルム折
込機構の構造を説明する。第2図は包装機フィルム折込
機構の平面図である。
フィルム折込機構は包装機の所定位置に配置きれる。図
において、101,102は互いに対向する方向に移動
自在に設けられた取付板であり、該取付板101,10
2にはそれぞれカム溝103.104が形成されている
。取付板101には摺動部材113,114が取付けら
れており、摺動部材113,114はそれぞれロンド1
17゜118に沿って移動自在に構成されている。また
、取付板102には摺動部材115,116が取付けら
れており、該摺動部材11.5 、116はそれぞれロ
ッド119,120に沿って移動自在に構成されている
前記取付板101には包装物の排出側(第1図の下方)
軸109を回動中心として取付板101の板面に沿って
回動する左折込み板107が設けられている。また、前
記取付板102には包装物の排出側軸110を回動中心
として取付板102の板面に沿って回動する右折込み板
108が設けられている。
取付板101にはガイド溝123が形成されたガイド部
材121が取付けられており、該ガイド溝123に沿っ
て左折込み板107に固定されたガイド棒(図示せず)
が移動し、左折込み板107を案内するようになってい
る。また、同じく取付板102にはガイド溝125が形
成されたガイド部材124が取付けられており、該ガイ
ド溝125に沿って右折込み板108に固定されたガイ
ド棒(図示せず)が移動し、右折込み板108を案内す
るようになっている。左折込み板107の軸109の反
対端にはコイルバネ111が取付けられており、左折込
み板107を右折込み板108の対向方向に付勢してい
る。また、右折込み板108の軸110の反対端にはコ
イルバネ112が取付けられており、右折込み板108
を左折込み板107の対向方向に付勢している。
また、後折込み板105の両端には摺動部材126及び
127が固定されている。摺動部材127の後端部には
軸129が固定され、該軸129にカムローラ132が
取付けられている。また、摺動部材126の後端部には
軸128が固定され、該軸128にカムローラ131が
取付けられている。後折込み板105を前進させると、
カムローラ131,132がカム溝103.104に沿
って進み取付板101,102を互いに対向する方向に
移動させる。
なお、後折込み板105は図示しない正逆転する駆動モ
ータにより、図示しないクランク機構を介して前進後退
するようになっている。
トレイに収容された被包装物を包装する時は、図示しな
いエレベータ機構により、左折込み板107及び108
の底部に張架されたフィルムを下から押上げ、左折込み
板107及び108の上に突出した被包装物に対して、
後折込み板105を前進(第2図の下方)させることに
より、被包装物を被うフィルムの後端部をトレイ底部に
折り込むと同時に、互いに接近する左折込み板107及
び108によりフィルムの左右端部をトレイの底部に折
り込む。さらに図示しない排出ブツシャにより被包装物
を押し出すことにより、フィルムの前端端部がトレイ底
部に折り込まれる。
なお、上記包装機フィルム折込機構の詳細な構造及び動
作の詳細は、前記実願昭62−109774号明細書に
詳細に開示しているので、ここでは省略する。
上記包装機フィルム折込機構において、後折込み板10
5の後退時、駆動モータを逆転させ後折込み板105を
後退させると取付板101及び102に設けられたカム
溝103及び104の後端部にカムローラ131及び1
32が急激に衝突するため、このカム機構や左右折込み
板107及び108の取付板101及び102への取付
部等の各部に瞬間的に衝撃が加わり、これら各部を破損
したり、大きい騒音を発するという問題があった。そこ
で本発明においては、駆動モータの逆転により後折込み
板105の後退時の後退終了前の所定期間鎖駆動モータ
のトルクを大から/J\に切換る制御を行なうモータ駆
動制御手段を設け、後退完了時に瞬間的に加わる衝撃を
緩和するようにしたものである。以下、このモータ駆動
制御手段を詳細に説明する。
第1図は包装機のフィルム折込機構の駆動制御部及びこ
れに関連する各部の制御部のシステム構成を示すブロッ
ク図である。同図において、10はフィルム折込機構及
びエレベータ機構等包装機の各部に制御信号を発するC
PU、11は各種プログラム及びデータが格納されるR
OM、12はフィルム折込機構の駆動モータに供給する
パルス状電力のデユーティ比を設定するタイマー 13
はRAM、14はインターフェース回路、15は包装機
との間で各種データを送受する計量ラベルプリンタ、1
6は包装機の各機構部を制御する機構制御部、17は前
記フィルムクランプの開放を指令するスイッチ、18は
包装機のエレベータ機構を駆動する駆動モータ、19は
前記駆動モータ18の回転に同期して所定のタイミング
パルスを発生するタイミング信号発生部、20はフィル
ム折込機構用の駆動モータである。なお、上記タイマー
12は20ms e c毎に出力をON−OFFするよ
うになっている。
第3図はフィルム折込機構の動作を説明するためのメカ
ニカルチャート図である。同図において、(a)はタイ
ミング信号発生部19からのタイミング信号、(b)は
エレベータの動作、(c)は左右折込み板107,10
8の動作、(d)はフィルム折込機構駆動用の駆動モー
タ20の動作をそれぞれ示す、また、(e)及び(f’
)は、それぞれ前記(d)の期間A及びB。
Cの詳細を示す図である。
CPUI Oは計量ラベルプリンタ15の計量安定信号
を受け、駆動モータ18を駆動する。この駆動モータ1
8が駆動されることにより、タイミング信号発生部19
からタイミング信号が発生され機構制御部16を介して
CPUl0へ供給される。タイミング信号発生部19は
所定角度毎にスリットが設けられたタイミング円板を備
えている。本実施例の包装機ではタイミング円板が1回
転する間に1包装サイクルの動作を完結するように構成
されており、上記タイミング円板の回転角度を検出し、
この回転角度に基づいて各部の制御を行なう。即ち、5
@のタイミングでエレベータの上昇を開始し、65°ま
で上昇きせ、115゜で下降を開始し、175°で下降
を停止させる。
このエレベータ上昇によりそのヘッドに載置されたトレ
イに収容された被包装物を押し上げ、上記のように左折
込み板107及び108の下に張架されたフィルムを被
包装物で押し上げ、この被包装物を左折込み板107及
び108の上に突出させる。
フィルム折込機構駆動用の駆動モータ20は60″のタ
イミングで正転を開始し、140” タイミングで停止
する。これにより(C)に示すように、後折込み板10
5及び左右折込み板107゜108が60″のタイミン
グで動作を開始し、140°のタイミングで停止する。
そして、280のタイミングで逆転を開始し、340°
のタイミングで停止する。即ち、タイミング60“から
140°まで、後折込み板105を前進させると同時に
左右折込み板107,108は互いに接近する。タイミ
ング260”から340”まで、後折込み板105を後
退きれると同時に左右折込み板107,108は互いに
離間する。この時タイミング2601から3409まで
の期間の停止前、即ち後折込み板105の後退完了前の
320゜から340°までの期間Cの開駆動モータ20
に供給する電力を(f’)に示すようにパルス状とする
。このパルス状電力のパルス幅は、タイマー12により
決定され、20 m s e c毎にON−OFFする
上記のように後折込み板105の後退時の停止前の所定
期間(第3図の期間C)フィルム折込機構駆動用の駆動
モータ20に供給する電力をパルス状にすることにより
、このパルス状電力のデユーティ比により、駆動モータ
20のトルクを調整することができる。上記例では20
mS e e毎に0N−OFFするパルス状電力とする
から、そのトルクは連続した電力を送る場合の略1/2
となる。
第4図はフィルム折込機構駆動用の駆動モータ20の駆
動制御回路の具体例を示す回路図である。同図において
、10aは前記CPUl0のI10ポート、16aは前
記機構制御部16のフィルム折込機構の制御部、21は
単相交流電源である。制御部16aはダイオードD、、
D、、ソリッドステートリレー5SRI、SSR,、ホ
トカプラーhp及び増幅器Amを具備する。なお、駆動
モータ20の端子T。は共通、端子T、は正転、端子T
llは逆転の各端子であり、端子Bはモータのブレーキ
回路の端子である。
上記構成の駆動制御回路において、ソリツげステートリ
レーSSR,及びSSR*はI10ボートの端子PMI
及び端子PM2が1.の場合OFFとなり、「0」の場
合ONとなる。端子PMI及び端子PM2の出力をパル
ス状にr□、と「1」にすると、単相交流を源21から
電力はソリッドステートリレーSSR,及びSSR,に
よりパルス状の電力となって駆動モータ20に供給され
ることになる。
CPUI Oはタイミングが60°になったら、端子P
MIの出力を「0」とし、ソリッドステートリレーSS
R,をONとし、単相交流電源21から連続し電力をタ
イミングが140°になるまで駆動モータ20の端子T
、に供給する。これにより、駆動モータ20は正転し、
上記のように後折込み板105を前進させると同時に左
右折込み板107と108を互いに接近させる。これに
よりフィルムの後端部と左右端部がトレイの底部に折り
込まれる。次にタイミング260°になったらCPUl
0は端子PM2の出力を10」とし、ソリッドステート
リレーSSR,をONとし、単相交流電源21から連続
し電力をタイミングが320°になるまで駆動モータ2
0の端子Tえに供給する。これにより、駆動モータ20
は逆転し、上記のように後折込み板105を後退される
と同時に左右折込み板107と108を互いに離間する
方向に移動させる。そしてタイミング320’になった
時、端子PM2の出力を20 m s e c毎にパル
ス状に’OJ + ’IJを繰り返すと、単相交流電源
21からの電力はソリッドステートリレーSSR,によ
りパルス状の電力となって駆動モータ20の端子T、に
供給され、駆動モータ20は略半分のトルクで駆動する
第5図(a)、(b)は上記フィルム折込機構用の駆動
モータ20の駆動制御の処理フローを示す図である。第
5図(a)において、先ず、タイミングが60°になっ
たか否かを判断しくステップSl)、Yesであったら
ステップS2を実行し駆動モータ20を正転で且つ全ト
ルクで駆動する。次に、タイミングが140°になった
か否かを判断しくステップS3)、Yesであったらス
テップS4を実行し駆動モータ20を停止する。
次に、タイミング260@になったか否かを判断しくス
テップS5)、YesであったらステップS6を実行し
駆動モータ20を逆転で且つ全トルクで駆動する。次に
、タイミング320゛になつたか否かを判断しくステッ
プS7)、YesであったらステップS8を実行し駆動
モータ2oを逆転で且つ半トルクで駆動する。次に、タ
イミング340°になったか否かを判断しくステップS
9)、YesであったらステップS10を実行し駆動モ
ータ20を停止。
前記ステップS8の処理においては、第5図(b)に示
すように、タイマー12(第1図参照)がONか否かを
判断しくステップS8−1)、Yesであったらステッ
プ58−2を実行し、I10ボート10aの端子PM2
を10コし、Noであったらステップ58−3を実行し
、I10ボート10aの端子PM2を「1」にする。上
記のようにタイマー12は20ms e c毎にONと
OFFを繰り返すように設定されているから、前記ステ
ップS8の処理により、単相交流電源21からソリッド
ステートリレーSSR,を介して20ms e c毎に
ONとOFFを繰り返すパルス状の電力が駆動モータ2
0の端子T、に供給される。これにより駆動モータ2o
のトルクが全トルクの略半分となる。
なお、上記実施例においては、駆動モータ20を停止さ
せるタイミングをタイミング信号により得る構成である
が、後折込み板105の位置を検出するセンサーを設け
、このセンサーの検出信号により、駆動モータ20を停
止させるように構成してもよいことは勿論である。
ソリッドステートリレーで駆動モータ20に供給する電
力をパルス状にする場合、ソリッドステートリレーには
ゼロクロス回路が内蔵されているか否かにより、所謂ゼ
ロクロス方式、非ゼロクロス方式がある。ゼロクロス方
式は入力信号をONすると内蔵されたゼロクロス回路に
より交流負荷がゼロ電圧付近でトリガーシ、出力がON
するものである。これに対して、非ゼロクロス方式はゼ
ロクロス回路が内蔵されていないので、出力は入力信号
に対応して動作するものである。しかしながら、後者の
非ゼロクロス方式は、入力信号がONする時にノイズが
発生し易く、このノイズが他の回路に影響を与えるため
、他にノイズ対策を施さなければならないという問題が
ある。そこで本実施例では前者のゼロクロス方式を採用
している。
ゼロクロス方式は、ソリッドステートリレーに第6図の
(a)に示す入力信号Isが入力した場合、(b)の交
流負荷電圧がゼロ電圧付近でトリガーし、出力が(C)
に示すようにONする。ところで商用交流を源は50サ
イクル或いは20サイクルであるから、例えば50サイ
クルの場合は、その周期は第11(d)に示すように2
0m5ecとなり、入力信号Isのパルス幅が同図(e
)に示すように10 m s e c以下であれば、入
力信号Isは交流負荷電圧のゼロクロス点の間に入って
しまう場合があり、ソリッドステートリレーがONでき
ない場合がある。従って、入力信号のパルス幅内に必ず
ゼロクロス点が存在するようにそのパルス幅を少なくと
も交流電源の周期の1/2以上(50サイクルの場合は
10m5ec以上)にする必要がある。
また、モータをスムーズに回転させるためには、例えば
第7図(c)に示すように交流電圧(第7図(b))の
1サイクル(または数サイクル)が1サイクル(または
数サイクル)間隔毎に規則的に供給されることが好まし
い。そこで本実施例例では、ソリッドステートリレーの
入力信号(第7図(a))をパルス幅が20m5ecで
デユーティが50%のパルス信号とした。なお、本実施
例は、従来の包装装置のハード的構成を殆ど変更するこ
とな〈実施することを意図したため、上記パルス信号を
CPUl0に接続されたタイマー12の出力より得る構
成となっている。
このため、ソリッドステートリレーの入力信号は交流周
波数とは非同期となっている。ゼロクロスタイプのソリ
ッドステートリレーの場合は交流電圧がゼロクロスする
直前の一定時間内に入力信号がON或いは0FFt、た
時、動作不安定の状態となる。入力信号が交流周波数と
非同期の場合、第8図(a)、(b)に示されるように
、上記動作不安定の期間に入力信号がオン或いはオフす
る場合が考えられる。この場合には交流周波数のゆらぎ
(微小変動)等の原因により、第3図(C)に示される
ようにモータに供給されるパルス状の電圧の規則性が乱
れ、トルク及び回転数が変動することになる。
このような事態の発生は好ましくない場合は、入力信号
を交流周波数と同期させればよい。第9図は交流周波数
ヒ同期する信号を発生する回路の一例を示すブロック回
路である。同期信号発生回路30は、2進カウンター3
1、比較器32、半波整流回路33及びトランス34か
ら構成きれる。交流電圧evはトランス34より交流電
圧e′(第10図(a ))に降圧きれ、半波整流回路
33で半波整流された後(を流径の電圧e″)、比較器
32へ供給される。比較器32はこの供給された信号が
基準電圧Eより大きいときのみその出力をオンする。従
って、比較器32の出力としてパルス信号SP(第10
図(C))が発生し、これが2進カウンター31へ供給
される。2進カウンター31は入力パルス信号を1/2
に分周した信号SH(第10図(d))を発生する。こ
の信号SHはパルス幅が20 m s e cでデユー
ティが50%で、且つ交流周波数に同期している。この
信号はI10ボートを介してCPUl0へ供給される。
従って、CPUI Oが前記タイマー12の出力のかわ
りに上記信号SHを用いてソリッドステートリレーの入
力信号パルスを発生させるようにプログラムすることで
、入力信号と交流周波数との同期をとることができ、常
に安定した状態で入力信号のオン・オフが行なえるよう
になる。
なお、上記実施例においては、フィルム折込機構の後折
込み板を後退させる時における停止前所定期間、駆動モ
ータ20をそのトルクが全トルクの略1/2となるよう
に制御したが、フィルム折込機構の取付板の各部やカム
機構の破損の防止や、騒音を弱めるために適するもので
あれば、トルクの大きさはこれに限定されるものではな
く、それより大きいトルク或いは小さいトルクでもよく
、またトルクの変化も1段に限定されるものではなく、
複数段に切換えるように構成してもよいことは当然であ
る。
また、上記実施例では、フィルム折込機構を互いに対向
して左右に移動自在な取付板101 、102と、この
取付板101,102に取り付けた左右折込み板107
,108と、この取付板に設けられたカム溝103,1
04と、この取付板101.102の移動方向と直角方
向の前後に移動しカム溝103,104に沿って移動す
るカムローラ131,132を有する後折込み板105
を具備し、後折込み板105を駆動モータ20の駆動力
で前後に移動させることにより、前記カム溝103.1
04とカムローラ131,132等から構成されるカム
機構を介して左右折込み板107.108が互いに接近
したり、離間したりする構成のものである。しかしなが
ら本発明の駆動制御装置を用いる包装機フィルム折込機
構は上記構成に限定されるものではなく、要は互いに対
向する方向に移動自在な左右折込み板と該左右折込み板
の移動方向に対して略直角方向に移動する後折込み板を
有し、この後折込み板と左右折込み板は直接又は間接的
にカム機構を介して互いに連動するように構成されたフ
ィルム折込機構であれば、その具体的構成はどのような
ものでも良い。
なお、上記実施例は、ソフト的な方法による制御の場合
であったが、ハード的な方法により同様な制御を行なう
ことで目的とする効果が得られることは明らかであり、
ソフト的な制御のみに限定されるものではない。
また、本実施例では交流単相モータを使用したが、駆動
モータの逆転時における停止前の所定期間駆動モータの
トルクを犬から小に切換えることであり、モータであれ
ばモータの種類には限定がない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば下記のような優れた
効果が得られる。
■駆動モータの逆転時における停止前の所定期間駆動モ
ータのトルクを大から小に切換える制御を行なうモータ
駆動制御手段を設けたので、後折込み板の後退完了時に
カム機構や左右折込み板取付部に瞬間的に加わる衝撃が
弱められ、この結果、包装機フィルム折込機構を特別な
構造にすることなく、これらの破損を防止することが可
能となり、且つその時の騒音も小さくすることが可能と
なる。
■また、カム機構や左右折込み板取付部の構造を簡単化
できコストダウンが達成できると共に、組立作業が簡単
化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は包装機のフィルム折込機構の駆動制御部及びこ
れに関連する各部の制御部のシステム構成を示すブロッ
ク図、第2図は包装機フィルム折込機構の平面図、第3
図はフィルム折込機構の動作を説明するためのメカニカ
ルチャート図、第4図はフィルム折込機構駆動用の駆動
モータの駆動制御回路の具体例を示す回路図、第5図(
a)。 (b)は上記フィルム折込機構用の駆動モータの駆動制
御の処理フローを示す図、第6図はソリッドステートリ
レーの動作を説明するための図、第7図(a)、(b)
、(c)は駆動モータの不安定動作を説明するための波
形図、第8図(a)。 (b)、(c)は駆動モータの不安定動作を説明するた
めの波形図、第9図は交流周波数に同期する信号を発生
ずる回路の一例を示すブロック回路図、第10図はその
動作を説明する波形図である。 図中、10・・・・CPU、11・・・・ROM、12
・・・・タイマー 13・・・・RAM、14・・・・
インターフェース回路、15・・・・計量ラベルプリン
タ、16・・・・機構制御部、17・・・・スイッチ、
18・・・・駆動モータ、19・・・・タイミング信号
発生部、20・・・・駆動モータ、101,102・・
・・取付板、103,104・・・・カム溝、105・
・・・後折込み板、107,108・・・・左折込み板
、109.110・・・・軸、111,112・・・・
コイルバネ、113,114,115,116・・・・
摺動部材、117,118,119,120・・・・ロ
ッド、131,132・・・・カムローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)互いに対向する方向に移動自在な左右折込み板と
    該左右折込み板の移動方向に対して略直角方向に移動す
    る後折込み板を有し、該後折込み板と前記左右折込み板
    は直接又は間接的にカム機構を介して互いに連動するよ
    うに構成されたフィルム折込機構と、該フィルム折込機
    構を駆動する駆動モータを具備する包装機フィルム折込
    機構において、該駆動モータの正転により前記後折込み
    板が前進すると同時に前記左右折込み板が互いに接近し
    、該駆動モータの逆転により前記後折込み板が後退する
    と同時に前記左右折込み板が互いに離間するようにする
    と共に、該駆動モータの逆転時における停止前の所定期
    間該駆動モータのトルクを大から小に切換える制御を行
    なうモータ駆動制御手段を設けたことを特徴とする包装
    機フィルム折込機構の駆動制御装置。 (2)前記モータ駆動制御手段は前記停止前の所定期間
    をパルス状の電力を前記駆動モータに供給し、該パルス
    状のデューティ比によりモータトルクを変化するトルク
    制御手段を具備することを特徴とする請求項(1)記載
    の包装機フィルム折込機構の駆動制御装置。(3)前記
    駆動モータは交流モータであり、前記パルス状電力のパ
    ルス幅は少なくとも交流電源の1/2周期より大きいこ
    とを特徴とする請求項(2)記載の包装機フィルム折込
    機構の駆動制御装置。 (4)前記モータ駆動制御手段のトルク制御手段はコン
    ピュータからの信号によってオンオフするソリッドステ
    ートリレーにより構成されることを特徴とする請求項(
    2)又は(3)記載の包装機フィルム折込機構の駆動制
    御装置。
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