JPH067571A - インバータ制御を用いたミシン装置における制動方法 - Google Patents

インバータ制御を用いたミシン装置における制動方法

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JPH067571A
JPH067571A JP4165910A JP16591092A JPH067571A JP H067571 A JPH067571 A JP H067571A JP 4165910 A JP4165910 A JP 4165910A JP 16591092 A JP16591092 A JP 16591092A JP H067571 A JPH067571 A JP H067571A
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braking
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control
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JP4165910A
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Masamitsu Takushima
正光 宅島
Hisahiro Shimizu
久弘 清水
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止精度の向上及び制動時間の短縮を図る。 【構成】 ミシン1を駆動モータ2をインバータ制御す
るに際して、ミシン制御回路3から入力された指令に基
づき、インバータ10のPWMスイッチングのパターン
によってモータ端子電圧を印加して回転磁界を生成する
と共に、制動時に負荷を想定した最適な位相、停止信号
が入力された区間よりψだけ移動させた区間において磁
界を静止することにより、制動時にモータ2にかかる端
子電圧を変化させて、制動電流を変動し、時比率(t/
T1)を変えることにより、制動平均電圧Vbを制御し
て制動トルクを変えてモータの制動及び回動制御を行う
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】籠形誘導モータとその交流モータ
を制御するインバータ装置を備えたミシン装置において
針棒を上位置または下位置等に定位置停止させるため
の、インバータ制御を用いたミシン装置における制動方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】殊に安価に構成されたミシン装置におい
ては、籠形誘導モータを用いたインバータ駆動のものが
使用されており、従来から一般に実施されているこの種
のインバータ制御を用いたミシン装置の制動方法は、針
位置検出器からの停止信号が入力された後の通電制御
を、停止位置に対応した磁界を検知して静止させてお
り、通電制御は、経時的に位相の通電制御のサイクルを
継続させて制御を行っている。
【0003】しかしながら、上記のような従来の制御方
法によると、停止位置の位相がミシンにおけるモータの
停止動作において最適なものであるとは言えない。特
に、インバータ制御型ミシン装置に用いられる籠形誘導
モータは、非同期式モータである。このため、該籠形誘
導モータは、経時的な負荷変動,モータ供給電圧の変動
及びモータの温度変化等により出力トルクが変動し、滑
りと速度が共に変動するようになる。従って、停止精度
や停止時間に与える影響が多く、従来の制動方法では、
例えばミシン駆動中に針の上位置信号を検出してから制
動を開始した場合に、ミシンに許容される上位置の範囲
からはみ出して停止する場合があり、停止精度の向上、
制動時間の短縮等が困難であった。
【0004】このため、外部に電磁ブレーキ等の制動機
構を付加することにより精度の向上や制動時間の短縮を
図ることも実施もされているが、装置が複雑になって高
価になるばかりでなく該部構造の保守が必要になる等の
問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、他に付加構造を設けることな
く、滑りや速度の変動に対して最適な制動を行い、停止
精度の向上及び制動時間の短縮を図ることができるイン
バータ制御を用いたミシン装置における制動方法を提唱
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインバータ
制御を用いたミシン装置における制動方法は、ミシンを
制御するための各種ミシン駆動信号を出力し、モータ制
御回路に対して、モータのモータ駆動指令を出力すると
共に、上記モータ制御回路からのモータ状態信号を入力
するようになるミシン制御回路と、ミシンの針棒位置と
同期した信号及び速度と比例した信号をミシン制御回路
とモータ制御回路に出力する針位置検出器とからなり、
上記モータ制御回路がミシン制御回路と針位置検出器か
らの信号を受取ながら、インバータ部分により上記モー
タに電力を供給するインバータ制御を用いたモータを駆
動源とするミシン装置において、上記ミシン制御回路か
ら入力された指令に基づき、上記インバータのPWMス
イッチングのパターンによってモータ端子電圧を印加し
て回転磁界を生成すると共に、制動時に速度偏差を求
め、負荷を想定した最適位相量ψだけ移動させて磁界を
静止させると共に、制動時にモータにかかる制動電流の
時比率を変えることにより、制動平均電圧を制御して制
動トルクを変えて上記モータの制動及び回動制御を行う
ことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】上記制御は、制動時にモータに印加する端子電
圧の位相をシフト(以下「移相」と称する)することに
より、瞬間的に滑りを変化させるものである。これによ
り、モータの二次側に発生する二次電流が変化し、瞬間
的に制動トルクに変化を与え、負荷条件及び各種の変動
条件に対応した移相を行うことで、停止精度及び制動時
間の改善を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るインバータ制御を用いた
ミシン装置における制動方法の一実施例を図面に従って
説明する。図1は本発明のミシン装置における制動方法
を実施するための、インバータ制御を用いたミシン及び
駆動装置の構成を示すブロック図である。符号1はミシ
ン本体、符号2はモータであり、ミシン1はモータ2と
無端ベルト6を介して回動連結されており、動力の伝達
が行われる。
【0009】符号3はミシン1を制御するための各種ミ
シン駆動信号S1を出力するミシン制御回路であり、モ
ータ制御回路4に対して、モータ2の「ON」「OF
F」や、速度指令等の各種モータ駆動指令S2を出力す
ると共に、該モータ制御回路4からミシン制御回路3に
対して、各種のモータ状態信号S3を入力するようにな
る。
【0010】また上記ミシン1には針棒位置と同期した
針位置検出器5が取り付けられており、針位置と同期し
た針位置検出信号S4及び速度と比例した速度信号S5
が、上記ミシン制御回路3とモータ制御回路4に入力さ
れるもので、該モータ制御回路4がミシン制御回路3と
針位置検出器5からの信号を受取ながら、モータ2に実
際に電力を供給するインバータ部分であり、モータ駆動
信号S6を出力する。
【0011】図2は、上記モータ制御回路4を詳細に示
した回路図である。前記ミシン制御回路3から入力され
たモータ駆動指令S2に基づき、指令回路7において加
工されたモータ制御指令S7は、制御部8に移され、ト
ランジスタのスイッチングパターンを生成する。該スイ
ッチングパターンは通常の正弦波近似PWMパターンで
あり、そのパターンはトランジスタ駆動回路9へ入力さ
れ、実際のトランジスタベースドライブ信号を生成し
て、インバータ10を構成する6個のトランジスタTr
1,Tr2…Tr6を駆動し、モータ2に対して電力を
供給してなる。尚、符号11は交流電源12の電力を直
流電力に変換する整流平滑回路である。
【0012】上記6個のトランジスタ部分において、図
中上側のトランジスタTr1,Tr3,Tr5が「O
N」したときのモータ端子Su,Sv,Swでの電圧を
「1」とし、下側のトランジスタTr2,Tr4,Tr
6が「ON」したときの電圧状態を「0」としてベクト
ルを考えると、図3に示すような8個の状態としてベク
トル表示をすることが可能である。このうちで、ベクト
ルv0,v7は零相ベクトルであり、出力を短絡した状
態である。従って、これらの8個のベクトルv0,v1
…v7を前記PWMスイッチングのパターンとして適当
に制御を行うと、図4(a)及びその拡大図(b)に示
すように、一定の半径で且つ指令された速度で回転する
回転磁界を得ることが可能である。但し、Tr1とTr
2,Tr3とTr4,Tr5とTr6の各上下のトラン
ジスタは、トランジスタ短絡防止のためのデッドタイム
期間を除き同時に「ON」または「OFF」することの
ないよう、互いに相反する状態となるよう制御されてい
るものとする。
【0013】この生成された回転磁界に対し、籠形誘導
モータにおいては、一定の滑りをもって、ロータが回転
することとなる。ここで図4(a)に示すように針位置
検出器5からの停止信号がSBの区間において入力され
た時、該SBの区間のパターンのスイッチングを継続
し、PBにて磁界を固定することが必ずしも停止精度、
制動時間に対して最適な停止位相とは限らず、特に負荷
の変動、供給電力の変動等により停止精度が悪化する。
【0014】本発明においては、制動時に負荷を想定し
た最適な位相、停止信号が入力された区間よりψだけ移
動させたSCの区間において磁界を静止することによ
り、停止精度の向上、及び制動時間の短縮を図ったもの
である。そして、制動時にモータ2にかかる端子電圧を
変化させることによって、制動電流を変動することが可
能であり、この制動時のモータ2に対する電力の供給す
る方法を図5(a),(b)及び(c)に示す。
【0015】モータ2に対する端子電圧を変えるために
は、図5(a)及び(b)に示すように、v1〜v6に
示す滞在期間tと「ON」「OFF」パターン1周期の
時間T1との比(t/T1)を変えることにより、制動
平均電圧Vbが変わり、制動トルクも変えることができ
る。
【0016】本発明では、減速中の速度を検出して位相
ψを適当に選ぶと共に、図5(c)のようにtψを適当
に選択して制動電圧を適宜にして制動トルクを調整する
ことによって、負荷条件及び電源の変動等による減速の
変化に対応した最適な制動を実現したものである。
【0017】このために、針位置と同期した針位置検出
信号S4及び速度と比例した速度信号S5を制御部8に
帰還する構成にする(図2参照)ことにより、制動前の
速度を検出するものである。
【0018】図6乃至図8は、本発明に係るインバータ
制御を用いたミシン装置における前記構成装置の制御方
法を示すフローチャートであり、図9の移相TBL(テ
ーブル)の構成例、図10の制動電流TBLの構成例、
また、ミシン駆動時に使用される図11の正弦波TBL
の構成例、図12の速度TBLの構成例、及び図13乃
至図16の関連した説明図を参照しながら説明する。 (1) ミシンをスタートさせてからは、モータ2が
「ON」すると「OFF」指令がなされるまで、起動速
度等の「イニシャル処理」の内容に従って駆動し、ペダ
ルスイッチからの踏み込みに応じて、ミシン制御回路3
からモータ駆動指令S2をモータ制御回路4に出力し、
「加速処理」,「等速処理」及び「減速処理」を判断し
ながら「通電制御」が続く限り繰り返して縫製作業を連
続して行う。上記速度制御において、「加速処理」,
「等速処理」及び「減速処理」の制御は、トランジスタ
駆動回路9からの「ON」「OFF」によるインバータ
制御によって行うものであり、図9の移相TBL、図1
0の制動電流TBL、図11の正弦波TBL及び図12
の速度TBLは、その構成例を示すものであり、また、
図13乃至図16の個々の説明は後述する。 (2) この縫製作業中にモータ2が「OFF」する
と、即ち、ペダルスイッチから足を離すと、ミシン制御
回路3からモータ制御回路4に「停止」のモータ駆動指
令S2が出力され、指令回路7からのモータ制御指令S
7に従って制御部8が本発明の停止制御を行う。 (3) 「停止」の指令が入力されると、以下の制御を
可能にするための「停止時減速処理」が行われ(図7,
図8)、停止前速度としての低定速回転(400sp
m)になるようにオープンループで急減速制御される。 (4) 「停止前速度にて等速運転」が達成されると上
位置信号のエッジとしての「停止位置」を確認して針位
置検出器5からの速度信号S5により「現在速度」を検
出する。 (5) 上記現在速度から「速度偏差αの演算」を行
う。この例で指令速度は400spmである。この速度
偏差がトルク変動やワークの種類に反映して検出され
る。 速度偏差α=指令速度−現在速度 (6) 速度偏差αから位相TBLをアクセス(図9参
照)し、最適移相量ψ=ψrを求める。 (7) 速度偏差αから制動電流TBLをアクセス(図
10参照)し、最適電流を得るための出力時間オフセッ
ト量tψ=tψrを求めて時比率とする。 (8) 上記、最適移相量ψと最適電流出力時間オフセ
ット量tψに従って、「通電制御」を実施する。 (9) そこで「制動終了」になると、次のモータ2が
「ON」するのを待って、前記(1)段に制御を継続す
る。 (10) 一方、「制動が終らない」場合は、「現在速
度」を検出する。 (11) 上記現在速度から「速度偏差αの演算」を行
う。ここで指令速度には制動開始時の400spmから
経過した時間に関連して減速停止する標準速度が入力さ
れる。 速度偏差α=指令速度−現在速度 (12) 最適移相量は既に求めたψ=ψrに固定する
ために、「最適移相量ψ=0」を設定する。 (13) 速度偏差αから制動電流TBLをアクセス
(図10参照)し、「最適電流出力時間オフセット量t
ψ=tψr」を求める。 (14) 上記(8)段に制御処理を移し、最適移相量
ψと最適電流出力時間オフセット量tψに従って、「通
電制御」を実施する。
【0019】図13は、等速時におけるU相の正弦波P
WMの生成を示すものである。速度TBL値(図12)
と正弦波TBL値(図11)によって得られる値によ
り、PWMスイッチング用タイマ値を求め、トランジス
タを「ON」「OFF」することで正弦波PWMが実現
する。この図で加速する場合は、Txを短くする(速度
TBLを図の左から右に辿る。)ことで可能であり、ま
た減速する場合はその逆向きである。
【0020】図14は移相する場合の正弦波PWMの生
成を示すもので、移相時は速度偏差によって移相TBL
によって求めた移相量だけ、正弦波TBLのアクセス時
に位相をシフトすることにより実現する。
【0021】図15は制動電流を可変する場合の正弦波
PWMの生成を示すもので、図中の時比率τ1,τ2
は、 τ1={Tx−(Tx*dx)+Tx(100−d
+1)}/2*Tx τ2={Tx−(Tx*dx)+Tx(100−d
+1)}/2(Tx+Tψ) ここで、 Tx−(Tx*dx)+Tx(100−dx+1)=t とすると、 τ1=t/2*Tx τ2=t/2(Tx+Tψ) である。図のように、制動電流TBLによって求めたT
ψをTxにオフセットすることにより、時比率を変化さ
せ制動力を可変する。
【0022】上記制動制御は、制動時に位相をシフト
(移相)することにより、瞬間的に滑りを変化させるこ
とができる。これにより、モータの二次側に発生する二
次電流も変化させることが可能で、瞬間的に制動トルク
に変化を与え、負荷条件及び各種の変動条件に対応した
移相を行うことで、停止精度及び制動時間の改善を図る
ことができる。
【0023】図16は位相を前後にシフトした場合のモ
ータ速度とモータ発生トルク状況を示すものである。現
在位相P0に対して、P1,P2のように位相を前に進
めると、一瞬回転方向に対して「+」のトルクが発生
し、減速が遅れて制動時間が長くなる。またそれにより
停止位置も前にシフトすることになる。次に、P3,P
4のように位相を現在位置P0より遅れさせると、急激
な「−」トルクが一瞬発生し、急減速となる。制動時間
も短縮され、停止位置も後ろにシフトし、現在位置P0
で相励磁を静止した場合より速く停止することが可能と
なる。以上のように移相量ψを制御することにより、制
動時間及び停止位置を制御することが可能となる。
【0024】また、制動時の正弦波PWM周期を変化さ
せ制動平均電圧Vbを変圧することにより、制動時の磁
束の最適化を図ることが可能であり、両相乗作用によっ
て、停止精度及び制動時間に対する優れた効果を得るこ
とが可能である。
【0025】尚、上記実施例の説明では、制動時につい
てのみ説明したが、本発明によるインバータ制御を用い
たミシン装置における制動方法によれば、移相制御をミ
シン装置の減速を実施する際に使用することも可能であ
り、籠形誘導モータの回転途中において、瞬間的に移相
を実施することにより、減速トルクに変化を与えて減速
カーブを目的とする最適なものに制御することが可能で
あることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るインバ
ータ制御を用いたミシン装置における制動方法によれ
ば、籠形誘導モータの制御において、ミシン制御回路か
ら入力された指令に基づいて入力する電流の位相を移相
制御すると共に、最適電流とすることでモータを滑り送
り、または逆トルクを印加したりすることによって回動
軸の回転を制御するものであるため、制動力を自由に選
択または制御することができ、負荷条件,電源変動及び
温度上昇等に対応した最適な制動の実施を可能とするこ
とができ、例えば針の上位置信号のエッジを検出してか
ら制動を開始して、ミシンに許容される上位置停止範囲
内でミシンを確実に停止することができる。
【0027】更に本発明によれば、それらの変動条件が
ミシン速度の変動に影響を与えることにより、速度信号
をミシン制御回路に帰還して制御する構成になっている
ため、停止精度の向上及び制動時間の短縮を実現するこ
とができる等の優れた効果を奏するものである等の特徴
を有するものであり、本発明の実施によって得られる効
果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインバータ制御を用いたミシン装
置における制動方法を実施するためのミシン及び駆動装
置の構成ブロック図である。
【図2】図1におけるモータ制御回路の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】モータの端子電圧と回転磁界のベクトルの関係
を示す説明図である。
【図4】同制御時のベクトルの関係を示す説明図(a)
及びその拡大図(b)である。
【図5】(a),(b)及び(c)は、同制動時のモー
タへの電力の供給を可変する方法を示す説明図である。
【図6】本発明の制御方法を示すフローチャート(1)
である。
【図7】本発明の制御方法を示すフローチャート(2)
である。
【図8】本発明の制御方法を示すフローチャート(3)
である。
【図9】移相TBLの構成例を示すものである。
【図10】制動電流TBLの構成例を示すものである。
【図11】正弦波TBLの構成例を示すものである。
【図12】速度TBLの構成例を示すものである。
【図13】等速時におけるU相の正弦波PWMの生成を
示すものである。
【図14】移相する場合の速度偏差(a)と位相シフト
(b)の関係から正弦波PWMの生成を示すものであ
る。
【図15】制動電流を可変する場合の正弦波PWMの生
成を示すものである。
【図16】位相を前後にシフトした場合のモータ速度と
モータ発生トルク状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ミシン本体 2 モータ 3 ミシン制御回路 4 モータ制御回路 5 針位置検出器 7 指令回路 9 制御部 10 インバータ 11 整流平滑回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンを制御するための各種ミシン駆動
    信号を出力し、モータ制御回路に対して、モータのモー
    タ駆動指令を出力すると共に、前記モータ制御回路から
    のモータ状態信号を入力するようになるミシン制御回路
    と、ミシンの針棒位置と同期した信号及び速度と比例し
    た信号をミシン制御回路とモータ制御回路に出力する針
    位置検出器とからなり、前記モータ制御回路がミシン制
    御回路と針位置検出器からの信号を受取ながら、インバ
    ータ部分により前記モータに電力を供給するインバータ
    制御を用いたモータを駆動源とするミシン装置におい
    て、 前記ミシン制御回路から入力された指令に基づき、前記
    インバータのPWMスイッチングのパターンによってモ
    ータ端子電圧を印加して回転磁界を生成すると共に、制
    動時に速度偏差を求め、負荷を想定した最適位相量ψだ
    け移動させて磁界を静止させると共に、制動時にモータ
    にかかる制動電流の時比率を変えることにより、制動平
    均電圧を制御して制動トルクを変えて前記モータの制動
    を行うことを特徴とするインバータ制御を用いたミシン
    装置における制動方法。
JP4165910A 1992-06-24 1992-06-24 インバータ制御を用いたミシン装置における制動方法 Pending JPH067571A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004321771A (ja) * 2003-04-08 2004-11-18 Brother Ind Ltd ミシン及びパルスモータ制御プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004321771A (ja) * 2003-04-08 2004-11-18 Brother Ind Ltd ミシン及びパルスモータ制御プログラム

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