JPS6040279B2 - インバ−タ駆動される誘導電動機を再加減速する方法 - Google Patents

インバ−タ駆動される誘導電動機を再加減速する方法

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JPS6040279B2
JPS6040279B2 JP53051270A JP5127078A JPS6040279B2 JP S6040279 B2 JPS6040279 B2 JP S6040279B2 JP 53051270 A JP53051270 A JP 53051270A JP 5127078 A JP5127078 A JP 5127078A JP S6040279 B2 JPS6040279 B2 JP S6040279B2
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JP
Japan
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induction motor
voltage
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JP53051270A
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JPS54140917A (en
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達夫 清水
俊裕 沢
洋一 斉藤
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電流マイナーループ制御付周波数装置を用い
て、速度検出をそなえず、回転中の誘導電動機をトルク
ショックなしで再加減速する方法に関する。
第1図はこの種装置の概要系統図、第2図はその運転状
態図である。
1台の周波数変換装置の電流形ィンバータ50で、誘導
電動機8aを商用周波数まで加速したあと、商用周波電
源1に切り換え、たとえば電磁接触器IMからそのIM
Xへ切襖運転を行ない、それからある時間後、同様にし
て、他の譲導電動機8bを商用周波数まで加速して商用
周波電源1に切り換え、たとえば電磁接触器2Mからそ
の2MKによって運転を行ない、以後はィンバータ50
は休止している。
つぎに、いずれかの電動機、たとえば譲導電動機8aを
停止させることにしよう、。
この場合、運転デューテイの都合で、インバ−夕50が
他の電動機、たえば叢導電動機8bの加速中になる場合
もあるので、インバータ50では減速できず、電磁接触
器IMXを開放して譲導電動機8aをフリーランさせる
方法をとる。
したがって、この誘導電動機8aの回転速度に関する情
報は、タコセネなどなんらかの速度検出機構を設けない
限り全くなくなる。
やがて、この誘導電動機8aがフリーランしている状態
から、再びこの誘導電動機8aを加速する場合、速度検
出機能がないため、ィンバータ50が定格出力をだせる
状態、つまりィンバータ50の電流制限を譲導電動機8
aのたとえば150%にしておいて、周波数・電圧(V
/F一定)指令を下から漸次あげてゆくと、同期速度が
譲導電動機8aの回転している速度に近づくと、回生制
動により急激に大きな制動トルクが誘導電動機8aに発
生し、同期速度通過後、逆方向に加速トルクを発生し、
加速を開始することになる。
このことは、第2図■,■の誘導電動機8a,8bの運
転速度曲線2a,2bにおける時点tfからの状態に相
当する。それは、誘導電動機8a,8bの負荷としてブ
ロワであるとすれば、ブロワの駆動軸に大きな衝撃トル
クを与えることになり、寿命を著しく短くすることにな
る。
一方、単に電流制限値をさげたまま、たとえば50%で
加速すると、トルクショツクは小さくなるが、加速失敗
することになる。
ここにおいて、本発明はこれらの不具合を解決する手段
を提供しようとするものである。
第3図は、本発明が適用されるシステムの電気的略線図
である。
2は主回路電流を検出する変流器、3はコンバータ、4
は直流リアクトル、5はィンバータ素子、6,111,
121,131はダイオード、7は転流コンンサ、8は
誘導電動機、9は周波数・電圧指令設定器、10は電圧
→周波数変換器、11,14は混合器、12は電圧アン
プ、13は電流制限値の設定器、15は電流アンプ、1
6は移相器であって、ダイオード111を介して謙導電
動機8の電圧メィジャーループ、変流器2を経て電流マ
イナーループを形成している。
第4図は、本発明の一実施例のブロックダイアグラム、
第5図はその一部シーケンス回路図、第6図はその運転
タイムチャートである。では第4図の具体的回路に基づ
き、回転速度不明で回転中の誘導電動機8aを、急激な
トルクショツクなく再加速する手法を述べよう。モード
■ いま、回転数不明の誘導電動機8がィンバータ501こ
接続されている。
周波数・電圧指令が設定器9により譲導電動機8の定格
速度、たとえば十6Vになっているが、電流アンプ15
においてゲートブロックがかかつているため、インバー
タ5川ま動作していない。このとき、誘導電動機8はあ
る速度、たとえば定格速度の1/2付近にあるものとし
よう。
モード■運転指令でリレースイッチRUNが投入され動
作すると、さきのゲートブロックがとれ、周波数・電圧
指令は議導電動機8の定格速度に相当する電圧(十6V
)より、直線的に指令電圧が出力する直線加減遠器S・
Sの、減速時間設定パターンDREFIに基づく、減速
レートで減速する。
このとき、電流制限はパターンIREF.1であるが、
それは謙導電動機8の励磁電流よりいくらか高目、たと
えば励磁電流の120%であるので、周波数・電圧指令
は誘導電動機8が回転中の速度(定格の1/2速度)に
達するまでは、電圧アンプ12は飽和状態にあり、電流
制限パターンIREF.1で制限される主回路電流が流
れている。モード■ 周波数・電圧指令がだんだんと減少し、回転中の誘導電
動機8の速度付近に達すると、急激に譲導電動機8の電
圧が上昇して、電圧アンプ12の飽和が解け始める。
これをコンパレータCOMIによって検出する。
なお、122はそのコンパレータCOMIへ与える設定
バイアスである。
モード■ そのコンパレータCOMIの出力で、メモリーMEM(
とえばフリップフロップ)を動作、つまりセットさせ、
このメモリーMEMの出力で、減速時間調整を直線加減
遠器S・SにおけるパターンDREF.1から、パター
ンDREF.2に切り換える。
パターンDR8F.2はパターンDR8F.1よりも減
速レートが緩やか、たとえば1/10になるように設定
する。モード■ 電圧アンプ12の飽和がさらにとげ、電流制限パターン
IREF.1の電圧に達したことを、コンパレータCO
M2で検出し、その検出の時機をもってィンバータ50
が電圧制御に入ったことを判断し、加速に移る。
モード■ すなわち、コンパレータC○M2の出力でリレー2×を
駆動し、リレー2XMでこれを保持し、このリレー2M
×で周波数・電圧指令を上昇させるとともに、電流制限
パターンIREF.1より高い、たとえば誘導電動機8
の定格電流の150%(これを『定格電流制限値』とい
う)に設定できるパターンIREF.2に切り換える。
この電流制限が切り換えられた状態において、ィンバー
タ50は電圧制御に入っているので、トルクショックは
発生しない。一方、このコンパレータCOM2の出力を
もって、メモリーM旧Mをリセットして減速時間調整を
パターンDREF.1に戻しておく。
モード■ 誘導電動機8は、直線加減速器S,Sの加速時間設定に
基づくレートで上昇する周波数・電圧指令によって、加
速する。
このように本発明によれば、電流マイナー付電流形ィン
バータ501こおいて、電流制限レベルを負荷の誘導電
動機8の励磁電流以上に設定しておけば、負荷トルクに
関係なく、その同期速度が誘導電動機速度近傍にある場
合、電圧アンプ12の飽和はとげ、電圧制御領域が存在
する。
このことを少しくわしく説明する。
第7図は、誘導電動機のトルク、電流対速度の特性図で
ある。
71は制限のないときの電流、73はその発生トルク、
75は励磁電流、Sはスリップである。
この電動機に電流制限をかけたときを考える。速度に対
する制限電流は72、発生トルクは74のように低減す
る。この電流制限にかかった領域では、所要のV/Fに
対し、電流が制限値以下しか流れないため出力電圧が抑
制されているが、第7図の76〜77の領域は電流制限
にかかわらず、従って所要のV/F制御がなされること
になる。
以上により、励磁電流というのはV/Fを確保するに必
要な励磁電流で、第7図ではNoに相当した周波数Fo
に対し、そのときの電圧を発生させるに必要な励磁電流
ということになる。
この電圧アンプ12の飽和解除後の出力が、電流制限値
より絶対値で小さくなったことを検出し、誘導電動機8
の速度が同期速度の十分近傍にあると判断するものであ
る。
すなわち、この実施例におけるシーケンスは、つぎのと
おりである。
その1、周波数・電圧指令を定格100%より、電流制
限を誘導電動機8の励磁電流にくらべ、いくらか高目の
状態にして、有限の減速速度で低下させる。
その2、同期速度と譲導電動機8の速度が近づくと、電
圧アンプ12の飽和が解けるので、これを検出する。
その3、電流制限を定格電流制限に切り換え、加速に移
る。
なお、周波数変換装置としてィンバータ50をもって説
明したが、ィンバータに代えてサイクロンコンバータ等
可変周波の電流マイナーループ付の変換装置であれば、
すべてに応用可能である。
かくして本発明により、タコセネなしで、誘導電動機の
可変周波制御に、ショックレスで加減速ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの種装置の概要系統図、第2図はその運転状
態図、第3図は本発明が適用されるシステムの電気的略
線図、第4図は本発明の一施例のフロックダィアグラム
、第5図はその一部シーケンス回路図、第6図はその運
転タイムチャート、第7図は誘導電動機の特性図である
。 1…・・・商用電源、2・・・・・・変流器、3・…・
・コンバータ、4・・・・・・直流リアクトル、5・・
・・・・ィンバータ素子、6,111,121,131
,…・・・ダイオード、7・・・・・・転流コンデンサ
、8,8a,8b・・・・・・誘導電動機、9・・・・
・・周波数・電圧(V/F)指令設定器、10・・…・
電圧周波数(V→F)変換器、11,14・・・・・・
混合器、12・・・・・・電圧アンプ、13・・・・・
・主回路電流設定器、15・・・・・・電流ァンプ、1
6・・・・・・移相器、122・・・・・・バイアス設
定器、S・S・・・・・・直線加減途器、COM1,C
OM2・・・・・・コンパレータ、MEM・・・・・・
メモリー、POR1,POR2・・・・・・電力増幅器
。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第7図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 インバータ駆動される誘導電動機を周波数・電圧制
    御するとともに、その周波数電圧制御の指令値と電圧メ
    イジヤーループから誘導電動機電圧の負帰還されたもの
    との偏差を増幅する電圧増幅器を経た誘導電動機速度指
    令値にその電流制限値を加えた値と、電流マイナールー
    プから主回路電流の負帰還電流との偏差値を電流増幅器
    ・位相器を介してコンバータの位相を制御するようにし
    たシステムにおいて、 駆動中の誘導電動機を電源から
    開放し、誘導電動機がフリーランしている状態にあると
    き、 インバータの運転を指令し、 周波数・電圧制御
    指令値を駆動時の値から第1の減速レートで直線的に減
    少させ、そのときの電流制限値は誘導電動機の励磁電流
    よりいくらか高目の第1の電流制限値とし、 周波数・
    電圧制御指令値が漸減し回転中の誘導電動機の速度付近
    に到達したとき電圧増幅器の出力を介してこれを検出し
    、周波数・電圧制御指令値を第1の減速レートより緩や
    かな第2の減速レートへ切替え、 電圧増幅器出力がさ
    らに増加し第1の電流制限値に達したことをその出力電
    圧により検出し、 周波数・電圧制御指令を上昇に切り
    替え、電流制限を第1の電流制限値より大きい定格電流
    制限値に切り替え、 周波数・電圧制御の指令値を漸増
    させ加速することを特徴とするインバータ駆動される誘
    導電動機を再加減速する方法。
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