JPH0245205A - 不整地用二輪車タイヤ - Google Patents
不整地用二輪車タイヤInfo
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- JPH0245205A JPH0245205A JP63195729A JP19572988A JPH0245205A JP H0245205 A JPH0245205 A JP H0245205A JP 63195729 A JP63195729 A JP 63195729A JP 19572988 A JP19572988 A JP 19572988A JP H0245205 A JPH0245205 A JP H0245205A
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- Japan
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- tire
- tread
- rigidity
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- block
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- Granted
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- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 10
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、不整地用二輪車タイヤの操縦安定性の向上に
寄与するタイヤトレッド形状に関する。
寄与するタイヤトレッド形状に関する。
(従来の技術)
従来、不整地用二輪車タイヤは、第3図に示す様に、ト
レッドは、ブロックタイプのトレッド101で構成され
、深溝102により多数のブロック104に区分されて
おり、軸方向最外側部のブロックの下端部位置103は
、通常タイヤ最大幅位置付近でサイドウオールに接続し
ている。また、タイヤのカーカス構造は主としてバイア
ス構造であるが、ラジアル構造のものもある、 (解決しようとする課題) 不整地用タイヤのタイヤ圧は、通常0.6〜1.0kg
/cm”の低内圧で使用されるため、キャンバ−がかか
るコーナリング時には、軸方向最外側ブロックによじれ
が発生し、更には、タイヤのケース自体の変形も生じる
ことになり、運転者(ライダー)には、タイヤの腰の弱
さいわゆる腰砕は感として体感され、操縦に不安感をも
たらすという問題があった。
レッドは、ブロックタイプのトレッド101で構成され
、深溝102により多数のブロック104に区分されて
おり、軸方向最外側部のブロックの下端部位置103は
、通常タイヤ最大幅位置付近でサイドウオールに接続し
ている。また、タイヤのカーカス構造は主としてバイア
ス構造であるが、ラジアル構造のものもある、 (解決しようとする課題) 不整地用タイヤのタイヤ圧は、通常0.6〜1.0kg
/cm”の低内圧で使用されるため、キャンバ−がかか
るコーナリング時には、軸方向最外側ブロックによじれ
が発生し、更には、タイヤのケース自体の変形も生じる
ことになり、運転者(ライダー)には、タイヤの腰の弱
さいわゆる腰砕は感として体感され、操縦に不安感をも
たらすという問題があった。
これを改善するために、従来よりタイヤケースの剛性を
高める方法がとられている。しかし、この方法では、重
量の増加をまねくとともに、全体的なケース剛性が高め
られる結果、全体として硬いタイヤとなり、不整地走破
性能が低下する傾向にあった。
高める方法がとられている。しかし、この方法では、重
量の増加をまねくとともに、全体的なケース剛性が高め
られる結果、全体として硬いタイヤとなり、不整地走破
性能が低下する傾向にあった。
そこで、本発明は、タイヤのト1ノット及びサイドウオ
ールの形状に着目して、タイヤトレッドのブロックの軸
方向最外側部の下端部位置を規定することにより操縦性
能の良い不整地用二輪車タイヤを提供することを目的と
する。
ールの形状に着目して、タイヤトレッドのブロックの軸
方向最外側部の下端部位置を規定することにより操縦性
能の良い不整地用二輪車タイヤを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するため、本発明は、不整地用二輪車
タイヤのトレッドに多数のブロックを配置し、最外側ブ
ロックの軸方向最外側部の下端部位置を、ビードベース
部からタイヤ最大幅位置とビードベース部間の垂直距離
の173〜2/3の範囲内にまで下垂させたものである
。
タイヤのトレッドに多数のブロックを配置し、最外側ブ
ロックの軸方向最外側部の下端部位置を、ビードベース
部からタイヤ最大幅位置とビードベース部間の垂直距離
の173〜2/3の範囲内にまで下垂させたものである
。
(作用)
本発明は、低内圧の使用においては、ゴムの剛性がタイ
ヤとしての剛性感への寄与が大きいことに着目し、いわ
ば、ゴムの骨をサイド部に設けることにより、従来のケ
ース横這で剛性感を出すのに対し、本発明では、ケース
剛性を下げ1重量を低減させても、同等またはそれ以上
ののコーナリング時のサイド部剛性が得られる。
ヤとしての剛性感への寄与が大きいことに着目し、いわ
ば、ゴムの骨をサイド部に設けることにより、従来のケ
ース横這で剛性感を出すのに対し、本発明では、ケース
剛性を下げ1重量を低減させても、同等またはそれ以上
ののコーナリング時のサイド部剛性が得られる。
更には、ケース剛性を高めることなく不整地走破性能を
向上することができるものである。
向上することができるものである。
また本発明は、ラジアル構造との組み合わせに於てラジ
アル構造の弱点である横剛性の弱さを形状的に補足でき
、顕著な効果が得られる。
アル構造の弱点である横剛性の弱さを形状的に補足でき
、顕著な効果が得られる。
(実施例)
本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図はタイヤサイズ110/100−18の本発明の
実施例のタイヤであり、満2により多数のブロック4に
より区分されたブロックタイプのトレッドlで構成され
、軸方向最外側層ブロックの下端部位置3は、ビードベ
ース部6からタイヤ最大幅位置5とビードベース部間の
垂直距離のI73〜2/3の範囲内にまで下垂して配置
されている。
実施例のタイヤであり、満2により多数のブロック4に
より区分されたブロックタイプのトレッドlで構成され
、軸方向最外側層ブロックの下端部位置3は、ビードベ
ース部6からタイヤ最大幅位置5とビードベース部間の
垂直距離のI73〜2/3の範囲内にまで下垂して配置
されている。
この例では、前記最外側ブロックの下端位置3は、タイ
ヤサイドウオール外輪部に接する角度で終焉している。
ヤサイドウオール外輪部に接する角度で終焉している。
第2図は第1図の実施例と同サイズのタイヤにおける本
発明の一変形例である。
発明の一変形例である。
先の第1図に示した実施例と同じ(ブロックタイプのト
レッドlで構成され、満2も深く、軸方向最外側層のブ
ロックの下端部位置3は、ビードベース部6からタイヤ
最大幅位ra5とビードベース部間の垂直距離の1/3
〜2/3の範囲内まで下垂して、サイドウオールの外輪
部と結ばれている。
レッドlで構成され、満2も深く、軸方向最外側層のブ
ロックの下端部位置3は、ビードベース部6からタイヤ
最大幅位ra5とビードベース部間の垂直距離の1/3
〜2/3の範囲内まで下垂して、サイドウオールの外輪
部と結ばれている。
この変形例が、先の実施例と異なるところは。
下垂された軸方向最外…−層ツブロック下端部付近が、
サイドウオール外輪部から隆起している点にある。
サイドウオール外輪部から隆起している点にある。
従来タイヤと本発明のタイヤの性能比較を表にて説明す
る6表中、従来タイヤ及び比較例がトレッド構造上実施
例1.2と異なる点は、前者の軸実施例1は第1図に示
したトレッド構造を持つもので、実施例2はそれと同一
のトレッド構造を持ち、かつケース剛性を下げたもので
ある。
る6表中、従来タイヤ及び比較例がトレッド構造上実施
例1.2と異なる点は、前者の軸実施例1は第1図に示
したトレッド構造を持つもので、実施例2はそれと同一
のトレッド構造を持ち、かつケース剛性を下げたもので
ある。
ケース剛性:カーカス径方向曲げ剛性を算出し使用。
クツション性・コーナリング安定性の評価法:実車走行
テストにおけるライダーのフィーリング評価。
テストにおけるライダーのフィーリング評価。
テスト条件二車:モトクロス250cc、路面ニハード
路、ライダー:国際A級2名、また、性能比較および重
量はいずれも従来タイヤを100とした指数。
路、ライダー:国際A級2名、また、性能比較および重
量はいずれも従来タイヤを100とした指数。
(効果)
表かられかるように、従来タイヤにおいて、コーナリン
グ安定性を向上させるため、ケース剛性を高めた比較例
では、コーナリング安定性は向上する一方でタイヤTl
1lが増加し、クツション性も忍くなる。
グ安定性を向上させるため、ケース剛性を高めた比較例
では、コーナリング安定性は向上する一方でタイヤTl
1lが増加し、クツション性も忍くなる。
実施例】ではケース剛性を従来タイヤと同等にした場合
、コーナリング安定性は20%飛躍的に向上する。
、コーナリング安定性は20%飛躍的に向上する。
重に、タイヤとしてのバランスを考え、コーナリング安
定性を従来タイヤ対比lO%向上程度にした場合では、
ケース剛性は、従来タイヤ対比■0%減でも良く、その
結果タイヤ重量の低減もはかれ、クツション性も良好と
することができる。
定性を従来タイヤ対比lO%向上程度にした場合では、
ケース剛性は、従来タイヤ対比■0%減でも良く、その
結果タイヤ重量の低減もはかれ、クツション性も良好と
することができる。
以上のように、本発明では、トレッド及びサイ重量の増
加なしにタイヤのケース剛性を高めることができ、コー
ナリング時の操縦安定性を向上させることができ、あわ
せてクツション性も向上させることができるものである
。
加なしにタイヤのケース剛性を高めることができ、コー
ナリング時の操縦安定性を向上させることができ、あわ
せてクツション性も向上させることができるものである
。
第1図、第2図は本発明の不整地用タイヤの一部周方向
半裁断面図である。 第3図は従来の不整地用タイヤの一部周方向半裁断面図
である。 l・・・・・・ トレッド 2・・・・・・ トレッド溝 3・・・・・・ トレッドの軸方向最外側ブロック端部
位置 4・・・・・・ タイヤトレッドブロック5・・・・・
・ タイヤサイドウオール最大幅位置6・・・・・・
タイヤビードベース位置第 図 表タイヤ性能比較
半裁断面図である。 第3図は従来の不整地用タイヤの一部周方向半裁断面図
である。 l・・・・・・ トレッド 2・・・・・・ トレッド溝 3・・・・・・ トレッドの軸方向最外側ブロック端部
位置 4・・・・・・ タイヤトレッドブロック5・・・・・
・ タイヤサイドウオール最大幅位置6・・・・・・
タイヤビードベース位置第 図 表タイヤ性能比較
Claims (1)
- トレッドに多数のブロックを配置し、最外側ブロック
の軸方向最外側部の下端部位置を、ビードベース部から
タイヤ最大幅位置とビードベース部間の垂直距離の1/
3〜2/3の範囲内にまで下垂させてなる不整地用二輪
車タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195729A JP2608113B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 不整地用二輪車タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195729A JP2608113B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 不整地用二輪車タイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245205A true JPH0245205A (ja) | 1990-02-15 |
JP2608113B2 JP2608113B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=16345993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63195729A Expired - Lifetime JP2608113B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 不整地用二輪車タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608113B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415109A (ja) * | 1990-05-07 | 1992-01-20 | Natl Tire Kk | 自転車用タイヤ |
WO1993011951A1 (en) * | 1991-12-13 | 1993-06-24 | Klein Bicycle Corporation | High efficiency all terrain bicycle or motorcycle tire |
US8156976B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-04-17 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Off-road tire for motorcycle |
US20140318675A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-10-30 | Cheng Shin Rubber (Xiamen) Ind., Ltd. | Pneumatic tire used in motorcycle cross-country race |
WO2022130664A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 二輪車用タイヤ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5450515B2 (ja) * | 2011-06-10 | 2014-03-26 | 住友ゴム工業株式会社 | 不整地用モーターサイクルタイヤ |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP63195729A patent/JP2608113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0415109A (ja) * | 1990-05-07 | 1992-01-20 | Natl Tire Kk | 自転車用タイヤ |
WO1993011951A1 (en) * | 1991-12-13 | 1993-06-24 | Klein Bicycle Corporation | High efficiency all terrain bicycle or motorcycle tire |
US5377734A (en) * | 1991-12-13 | 1995-01-03 | Klein Bicycle Corporation | High efficiency all terrain bicycle or motorcycle tire |
US8156976B2 (en) | 2007-04-04 | 2012-04-17 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Off-road tire for motorcycle |
US20140318675A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-10-30 | Cheng Shin Rubber (Xiamen) Ind., Ltd. | Pneumatic tire used in motorcycle cross-country race |
WO2022130664A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 二輪車用タイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2608113B2 (ja) | 1997-05-07 |
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