JPH0245201A - ホイールカバーの取付装置 - Google Patents

ホイールカバーの取付装置

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JPH0245201A
JPH0245201A JP12683989A JP12683989A JPH0245201A JP H0245201 A JPH0245201 A JP H0245201A JP 12683989 A JP12683989 A JP 12683989A JP 12683989 A JP12683989 A JP 12683989A JP H0245201 A JPH0245201 A JP H0245201A
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wheel cover
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latching
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Isao Iida
飯田 功
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Kanto Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はホイールカバーの取付装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のホイールカバー取付装置にあっては、プラスチッ
クス材の圧着爪を環状ばねで裏打ちしてホイールリムに
押圧取付する形式があり、プラスチック製のホイールカ
バーでは傑出した取付性能を示すため、技術主流となっ
ている。
当圧願人もこの視点から、特開昭63−207703号
、実願昭62−149769号及び特願昭62−246
524号等を提案している。第3図〜第5図は、これら
系統の典型的例を示す。すなわち、第2図は、ホイール
カバー裏面全景を示しており、圧着手段1と掛止手段2
とで一つの取付単位9を構成し、ホイールカバー盤4の
円周上に数個の取付単位9.9を配置し、これらにばね
手段3をその掛止手段を用いて掛渡すことにより、ホイ
ールカバーを完成している。ホイールカバー盤4と取付
単位8とはプラスチックス材にて一体成形して成ること
が前提である。
第3図及び第4図は取付単位9の一つを示し、第5図は
その単位がリム内に取付された場合の説明図である。圧
着手段1と掛止手段2は共にホイールカバー盤4に植立
され、掛止手段2の側板21の上端には段違交叉状に掛
止片20が設けられ、その下スリットにばね手段3の素
線31が掛止されて、圧着手段1の圧着片11の背面1
14を押圧し拡開させる。拡開された圧着手段11の圧
着頭111はホイールのリム5内に装着されたとき(第
4図参照)、ハンプ51に圧嵌され、よって、ホイール
カバー取付が完了する。
[発明が解決しようとする課題] 圧着手段11の圧着頭111の下部と、掛止手段2の側
板21の内面及び掛止片20の下面のアンダーカット部
はスライドコアによって型抜きする。従って、スライド
コアの数は取付単位9と同数必要となる。所で取付単位
9の数は所要の取付力を得るためのばね手段3の特性の
関数として定めるが、同時にエアパルプ調整孔7や風孔
8(図示せず)とコンフリクトしない為の制限も受ける
。第3図示の一つの圧着手段1の両側に掛止片20を配
した取付手段は、専有中が狭くコンフリクトしにくい長
所を有する代りに、装飾デザイン即ち風孔を主題とする
造形によっては、数多くなる場合が生じ易く、スライド
コアの数が増して成形金型を複雑化する問題点が発生す
る。
第二に、閉環状のばね手段3の特性は、(実際的には)
素線31の径と荷重点の数、即ち取付単位の数で決定さ
れてしまう。素線径は非常識な値を採らない限りφ2〜
3 (won)になる、従って取付単位の数は、ばね手
段特性に重大な影響を及ぼす。所で、取付単位の数は最
小限は3個であるが、これから6〜7個までの比較的少
数のとき、ばね手段の素線径を異常に太くしないと所要
取付力を得られない場合が生じる。
これが第二の問題点である。
第三は上記に関連するが、ばね定数の問題である。閉環
ばねでは、そのばね定数は大略荷重点数の3乗に比例し
て増大する。ばね定数が過大であると、リムの公差ばら
付きに極度の影響を受けて取付力が変化するばかりでな
く、取付操作感も著しく悪化する。又逆に、ばね定数が
過小であると、撓み量の制限から所塁取付力を得られな
いと共に、ばね応力も過大となって降伏を起こしやすい
。よって取付単位の数は、このことからも制限される。
これが第三の問題点である。
[課題を解決するための手段] この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、従来における取付単位とばね荷重点との一対
−の対応を、一対二に改変すると共に、その一対二対応
の間隔も可変構造とすることにより、上記問題点を解決
することを目的としている。
[実 施 例] 以下に本発明の各実施例を図面に基いて詳細に説明する
第−実施例 第1図、第2図にて(この例では圧着手段2個と掛止手
段1個とで1つの取付単位を形成したものであるが、)
2個の圧着手段は共に、圧着頭151.支柱152に連
続してその下部は屈曲部155,156,157を介し
てホイールカバー盤4に立設されている。圧着手段の中
間に掛止手段を位置させ、これは−枚の側板242の両
側に掛止片20をもっていて、且つ背板25,25に支
えられている。
以上の構成になる取付単位もスライドコアを用いて容易
に成形することができ、特に圧着片15の屈曲部155
,158,157の存在は型抜き時の撓み易さを増すの
で、従来例(第3図)よりも更にムリ抜きしやすくなる
ばね手段3の当接位置は第3図に示す従来例と同じであ
り、その効果も又同等である。なお、肉盗み153をス
ライドコア側に設けた。これにより圧着片15の頭部の
ひけが効果的に防止される。
本例構成の顕著な効果は、取付単位の数が全周合計数で
少ない(例えば5個)場合に、スプリング設計上に発揮
される。
荷重点数をNとすると、スプリング最大応力を一定とし
たときスプリング押圧力はN3に比例する。これは、隣
合う荷重点間の平均角度αが大きくなると荷重点間のス
パンも大きくなり、スプリングの撓み出し量が著しく増
す為に生じる。本実施例では取付単位1個に2個の圧着
手段を有するので、その間隔ωだけは角度αより差し引
かれ、見掛けスパンβとなるばかりでなく、スプリング
に対する荷重点が二点構成になる為に実効スパンはγの
如く大巾に縮小される。従って、ス゛ブリングの弾性エ
ネルギーは有効に圧着手段を押圧する効果をもつ。
このことは間隔ωを広くすれば取付単位を数少なくでき
ることを意味し、スライドコアの数も又減じうる効果が
ある。当然、デザインにより取付単位数を制限されたと
きも又容易に対応できる効果ももっている。
なお、屈曲(155〜157)は前記第4図におけるホ
イールバランサ7とホイールカバー盤4との密着によっ
ても、圧着頭とハンプ51の嵌合が脱会しない効果もも
っている。
第二実施例 第6図及び第7図は本発明の第二実施例の要部斜視図で
ある。本実施例ではホイールカバー盤に立植した二対の
立塀41上を橋絡42で渡し、各々の橋絡42,42か
ら一対の圧着片12.12を立上げ圧着手段1を構成す
る。圧着片12.12の間に掛止手段2を同様に立上げ
、その上端には掛止片20をスライドコア孔20’を抜
くことにより構成する。従って掛止片20の支承は前例
と異り両持梁形式となるので強度・剛性共に向上する(
なおこの構造詳細は後出具体例を用い詳述する)。
本実施例の作用は前記第1実施例と同様なので省略する
本実施例の効果は第1に、圧着手段を橋絡42を介して
立上げしである為に図示上下方向にも若干のクッシミン
性を有し、耐脱落性能向上すると共にリムフランジの寸
法誤差(例えば±3.0等と大きい値である)を幾分吸
収可能となることである。第二に、圧着手段・掛止手段
共に直接盤面より立上げる時は強度上の制約から薄肉化
に限界があるが、本実施例では立塀41をもって立上げ
する故に薄肉化自在でホイールカバー盤の装飾面にヒケ
等は現われなくできる。
第三に、従来例の圧着片11の柱体113の基部即ち盤
面よりの立上り局部には成形時の残留応力と圧着片の揺
動による応力とが集中して極めて大きい応力を発生し、
且つ車両走行時の振動による繰返応力も受け、疲労を含
めて強度上の問題があるが、本実施例では成形応力も少
なく揺動応力も橋絡42の捻り撓みを伴って広い範囲に
拡散するために、著しく小さな応力に低減することがで
きる。従って、強度・耐久性共に申し分ない性能を実現
できる。
第三実施例 第8図は本発明の第三実施例の要部斜視図である。圧着
手段1を構成する一対の圧着片13.13は、ホイール
カバー盤面を一周するリブ43より立上げする。掛止手
段2をなす掛止具23の下方外側面には上記リブ43が
終端している。変形例としては、デザイン上の要求によ
りエアーバルブ調整孔7又は風孔8が周回リブ43と重
畳するときは、外終端リブ43°とすることができる。
本実施例の作用・動作は前記第−実施例及び第二実施例
と変わらないので省略する。
本実施例の効果・特徴は、前実施例のそれに加え、リブ
43が盤面を周回している為に盤全体の剛性を向上せし
め、ホイールカバー取付操作感を向上させうる。リブ4
3が掛止手段2側面に終端している為にその倒れ剛性の
向上が企れる。圧着片13の基部はリブ43に消え入る
ように立設される為に、当部応力は効果的に低減させ得
ると共に、成形時の流れ方向もリブ43から圧着片13
へと同方向の為、残留応力も非常に小さい。
変形例においては、リブ43の周回は梳切れるけれども
、エアーバルブ孔7又は風孔8は通常緑立を有する為に
全体の剛性低下はないもので上記効果は保存されている
。尚、外終端リブ43°はこの縁立に接合連結すること
も可能である。
第四実施例 第9図〜第12図は本実施例の要部の斜視図・平面図・
処断面図である。本実施例は前記第二・第三実施例に述
べた技術思想をすべて織込み且つ正規化したものである
本実施例の構成・構造は第9図に見られるように第二実
施例のそれを踏襲し、圧着手段1を構成する圧着片14
.14は頭部ひけ防止の肉盗み141と集中応力緩和す
るR142を追加してあり、立塀41に支承される橋絡
42にも半円状の扶り44を設けてその機能を高めであ
る。
前述第三実施例効果に記した橋絡42又は掛止手段2の
倒れの危惧に関しては背壁45にて立塀41を連設する
ことにより充足し、盤面剛性に関しては風孔8の縁立8
1と連設するリブ46により対処している。R142は
第11図に示すように表裏共に設けることが効果的であ
る6掛止手段2を構成する掛止具24の構造詳細は第1
2図に示すように、掛止片20の支承はクロスハツチ部
241の断面形状による両持支持梁により頑健であり、
その下部は背屈242を有する箱形構造を採る故に堅固
であり倒れ防止にも万全である。
本実施例の効果は、前記第三実施例のそれをすべて併有
し且つ具現化した点にある。
[発明の効果] 以上のように本発明は、ホイールカバーの放射方向に弾
性的に変位可能中、かつばね手段により放射拡開方向に
付勢される圧着手段と、該ばね手段の拡開制限縁及びそ
の側面に構成された掛止片を有する掛止手段と、開環又
は閉環状の環形のばね手段とより成り、一対の圧着手段
を掛止手段の両側の円周上に近接並置させて取付単位を
構成し、該取付単位の複数個をホイールカバー円周上に
配置して前記ばね手段をこれらの取付単位の掛止手段に
掛け渡すようにしたホイールカバーの取付装置であるか
ら、これによれば、取付単位とばね荷重点との対応を例
えば一対処となすことができるので、そのホイールカバ
ーを樹脂成形するための成型金型が簡素化され、ひいて
は生産性の向上又は生産コストの低減化が可能となると
いった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
381図はこの発明の第一実施例を示した要部斜視図、
第2図は第1図の作用説明図、第3図乃至第5図は従来
技術説明図、第6図及び第7図はこの発明の第二実施例
を示す要部斜視図、第8図は本発明の第三実施例を示し
た斜視図、第9図乃至第12図は本発明の第四実施例を
示した説明図である。 !・・・圧着手段    2・・・掛止手段3・・・ば
ね手段    4・・・ホイールカバー盤5・・・リム
      6・・・ホイールバランサ7・・・エアー
バルブ調整孔 8・・・風孔      9・・・取付単位。 第 図 第 図 第 図 補     正     書 本願明細書中下記事項を補正致します。 事件の表示 記 平成 第126♂Jフ号 補正をする者 事件との関係 46代理 東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内へ重洲ビル
3301、第2頁10行目に 「第2図」とあるを 「第5図」と訂正する。 2、第2頁17行目に 「取付単位8」とあるを 「取付単位9」と訂正する。 3、第11頁17行目に 「倒れ」とあるを 「将棋倒れ」と訂正する。 4、第13頁3〜4行目に 「できるので、そのホイールカバー」とあるを次の如く
訂正する。 「できるので、ばね手段の設定自由度の増大を通じて取
付性能の向上の企図が可能で、又、取付単位の数は造形
デザインの如何に左右されることなく、自由な数を選定
でき、しかも機能の減損なしに少数化を実現し得られ、
のホイールカバー」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホイールカバーの放射方向に弾性的に変位可能で、
    かつばね手段により放射拡開方向に付勢される圧着手段
    と、該ばね手段の拡開制限縁及びその側面に構成された
    掛止片を有する掛止手段と、開環又は閉環状の環形のば
    ね手段とより成り、一対の圧着手段を掛止手段の両側の
    円周上に近接並置させて取付単位を構成し、該取付単位
    の複数個をホイールカ バー円周上に配置して前記ばね手段をこれらの取付単位
    の掛止手段に掛け渡すことを特徴とするホイールカバー
    の取付装置。
JP1126839A 1988-07-06 1989-05-20 ホイールカバーの取付装置 Expired - Fee Related JP2721010B2 (ja)

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US215769 1988-07-06

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JPH0245201A true JPH0245201A (ja) 1990-02-15
JP2721010B2 JP2721010B2 (ja) 1998-03-04

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