JPH024434B2 - - Google Patents

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JPH024434B2
JPH024434B2 JP57143013A JP14301382A JPH024434B2 JP H024434 B2 JPH024434 B2 JP H024434B2 JP 57143013 A JP57143013 A JP 57143013A JP 14301382 A JP14301382 A JP 14301382A JP H024434 B2 JPH024434 B2 JP H024434B2
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JP
Japan
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JP57143013A
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English (en)
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JPS5933181A (ja
Inventor
Sadao Kinugasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication of JPS5933181A publication Critical patent/JPS5933181A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • B41M5/44Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は乗車券、回数券、定期券、等に有用な
感熱記録型券紙に係る。 さらに詳しくは、感熱記録方式になる乗車券、
回数券、定期券、等における印刷特性の改良に関
する。 近年、旅行、通勤において乗車券、回数券、定
期券、等の利用者が増大しており、特に国電、私
電、地下鉄、等の都市交通網に発達している首都
圏並びに大阪圏を中点にその増大は著しい。この
為、これらの乗車券、回数券並びに定期券、等の
チケツト(券)類作成に要される人員、並びに時
間が激増しており、こうしたことからこれらのチ
ケツト類の自動販売化が検討され、一部では既に
実用化されている。 従来のチケツト類の印字記録方式としては電子
写真方式、静電記録方式、2成分による化学反応
を利用したジアゾ複写方式、キレート発色方式、
或いは各種色インキを用いる印刷方式等が利用さ
れていた。しかしながらこれら従来の記録方式を
自動販売機に採用した場合には、現像、定着工程
が必要とされ、この為自動販売機の印字機構が複
雑で大きくなり、これを内蔵した機械本体も大型
化、コスト高となつたり、或いは印刷方式による
ものはインキを使用するため半乾きのインキが手
に付着したり、衣服が汚れたりする等の欠点があ
つた。 このような欠点を改善する為に、単に加熱する
だけで鮮明なる発色記録の可能な染料ロイコ体と
酸性物質を発色成分として用いた感熱記録方式を
採用することが試みられて来ており、それによつ
て上述の欠点を解消する上では大きな効果があつ
たが、なお以下の如き問題が残されている。 一般に回数券、定記券、は有効期間が3ケ月な
いし6ケ月と長くこの間透明樹脂製フイルム窓或
いは透明樹脂製のサイフ或いは定期入れに保管さ
れて使用されるが、回数券、定記券の記録に感熱
記録方式が採用された場合には、該方式で記録さ
れた感熱発色層の発色部と透明樹脂フイルム層中
に存在する可塑剤、例えばジオクチルフタレート
(DOP)或いはジオクチルアジペイト(DOA)
との相互作用により発色部が消色され、実用に耐
え得なかつた。 この可塑剤による発色部の消色を防ぐために感
熱発色層上に有機溶媒に可溶な有機樹脂被覆層を
設けたり、水溶性高分子化合物の被覆層を設ける
ことが一般に行なわれている。 一般乗車券類は使用される改電鉄会社により、
各々異なつた乗車券類への地紋印刷がなされてい
る。 この地紋印刷について述べれば、印刷インキは
一般には乾燥のはやい有機溶剤可溶タイプのイン
キが用いられる。しかしこの有機溶剤可溶タイプ
のインキでは水性塗工になる感熱層や水溶性高分
子化合物からなる被覆層に地紋印刷を行なうと、
インキが感熱層や、被覆層に均一にのらなかつた
り、感熱層を発色させたり、あるいは減感させた
りするという支障が生ずる。 したがつて本発明における印刷においては、使
用するインキは水溶性樹脂もしくは水性エマルジ
ヨン樹脂を含む物である。 また、感熱発色層の上へ水溶性高分子化合物の
被覆層を設けこの上に地紋印刷を行なつた場合印
刷時のインキの吸収がわるく、また印刷後ぬれた
指先でこすると地紋印刷が落ちるという欠点があ
る。 このため、被覆層に無機顔料類を添加し、イン
キ吸収をはやめたり、インキ組成物中の樹脂分の
耐水性のあるアクリル系樹脂を用いることでイン
キ吸収性や水ぬれによるインキの色落ちを改良す
るという試みもおこなわれている。 しかし、被覆層に無機顔料類を添加してインキ
吸収性を改良するには添加量もある程度の量以上
入れないと効果はなく、また添加することにより
逆に可塑剤が被覆層に入つてきて、発色部を消色
してしまう欠点がある。またアクリル系樹脂を用
いたインキを使用することで、水ぬれによるイン
キの色落ちは改良される。しかし、アクリル系樹
脂を用いたインキで地紋印刷をした券紙類を券売
機にて発券すると、地紋印刷に使用したインキが
券売機のサーマルヘツドに付着したり、ステツキ
ングをおこしたりして、発券時の印字障害とな
る。 このため、本発明者は更に研究を進め、可塑剤
による発色部の消色を防ぐために感熱層の上に水
溶性高分子化合物の被覆層を設けるタイプの券紙
類の地紋印刷については、感熱層の上に直接水溶
液性樹脂を含むインキによつて印刷を施し、次い
でその上に被覆層を設けることにより、可塑剤に
よる発色部の消色も防ぎ、水漏れによるインキの
色落ちも無く印字障害も無い、上述の問題点が全
て解消された感熱記録型券紙が得られることが判
明し、本発明を成すに至つた。 即ち本発明は、支持体上に設け通常無色又は淡
色の染料ロイコ体と加熱により該ロイコ体を発色
させる酸性物質とを発色成分として含有する感熱
発色層上に、水溶性樹脂もしくは水性エマルジヨ
ン樹脂を含む水性インキによる印刷を施し、次い
でその上に被覆を設けことを特徴とする感熱記録
型券紙を提供するものである。 本発明について更に記述すると、感熱記録層中
に使用される通常無色又はやや淡色の染料ロイコ
体としては、トリフエニルタン系、フルオラン
系、フエノチアジン系、オーラミン系、スピロピ
ラン系染料のロイコ体であり、これには例えば、
3,3−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)−
6−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(P
−ジメチルアミノフエニル)フタリド、3,3−
ビス(P−ジメチルアミノフエニル)−6−ジエ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(P−ジメチ
ルアミノフエニル)−6−クロロフタリド、3−
(N−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−
7−(N−フエニルアミノ)フルオラン、3,−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、6−ジエチルアミノ−7−クロロヲルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(3−フルオロメ
チル)フエニルアミノフルオラン、ベンゾイルロ
イコメチレンブルー、6−クロロ−8メトキシ−
ベンゾインドリノ−ペリロスピラン、6−プロモ
−8−メトキン−ベンゾインドリノ−ピリロスピ
ラン、2−〔3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9
−(0−クロロアニリノ)キサンチル〕安息香酸
ラクタムなどが挙げられる。 又、前記染料ロイコ体と熱時発色反応を起し、
該ロイコ体を発色せしめる酸性物質としては例え
ば、α−ナフトール、β−ナフトール、4−t−
ブチルフエノール、4−t−オクチルフエノー
ル、2,2−ビス(P−ヒドロキシフエニル)プ
ロパン、2,2−ビス(P−ヒドロキシフエニ
ル)ブタン、4,4′−シクロヘキシリデンジフエ
ノール、2,2−ビス(2,5−ジプロム−4−
ヒドロキシフエニル)プロパン、4,4′−イソプ
ロピリデンビス(2−t−ブチルフエノール)、
2,2′−メチレンビス(4−クロロエノール)、
安息香酸、サリチル酸、酒石酸、没食子酸等が挙
げられる。 以上の発色成分を結合剤とともに感熱発色層塗
液と成し、支持体上に塗布、乾燥し感熱発色層を
設ける。 結合剤としては例えば以下のようなものが挙げ
られる。 ポリビニルアルコール、ノトキシセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸、デンプン、ゼラチ
ン、メチルセルロースなどの水溶性のもの、ある
いはポリスチレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリブチルメタクリレート、スチレンブタ
ジエンラテツクスなどのような水性エマルジヨン
樹脂。 なお、上記感熱発色層中に、通常用いられてい
る填料、潤滑剤、等の添加剤を用いてもよい。 以上の感熱発色層上に水溶性樹脂もしは水性エ
マルジヨン樹脂を含む水性インキによる印刷特に
地紋印刷を施す。 次いで、印刷面の上に水溶性高分子化合物から
なる被覆層を形成させる。該層を形成する水溶性
高分子化合物としては、ポリビニルアルコール、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、デンプン、デンプン誘導体、ポリビニルピロ
リドン、ゼラチン、イソブチルレン−無水マレイ
ン酸共重合体、アルギル酸ソーダ等が挙げられ
る。 以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 下記配合のA並びにB液をそれぞれ別々にアト
ライターを用いて2時間分散した後混合して、感
熱発色層塗液とし、これを支持体に乾燥塗布量が
7g/m2となる様に塗布、乾燥して感熱発色層を
形成した。 A液; ブラツク発色染料ロイコ体 PSD−150(新旧曹化工) 2.0重量部 炭酸カルシウム 10重量部 20%ポリビニルアルコール水溶液 25重量部 B液; ビスフエノールA 5.0重量部 ステアリン酸アミド 3.0重量部 20%ポリビニルアルコール水溶液 2.0重量部 水 14重量部 次に、上述の感熱層上にカルボキシメチルセルロ
ースを含む水性の色インキでグラビア印刷方式に
より乗車券用地紋印刷を行ない、更に被覆層形成
に用いる塗液を以下の組成として、乾燥時塗布量
2.5g/m2となるように塗布、乾燥して被覆層を
形成し本発明の感熱記録型券紙を作製した。 被覆層塗液; 15%カルボキシメチルセルロース水溶液
33.3重量部 5%アルギン酸ソーダ水溶液 20重量部 水 6.7重量部 実施例 2 実施例1と同様の感熱層上にアクリル系エマル
ジヨンを含む水性の色インキでグラビア印刷を行
ない、更に実施例1と同様の被覆層を設け、本発
明の感熱記録型券紙を作成した。 比較例 1〜2 実施例1、2と同様の感熱層を設け、更に実施
例1、2と同様の被覆層を設けた。この被覆層の
上に実施例1、2で用いたインキでグラビア印刷
(各々比較例1、2)を行ない、比較用感熱記録
型券紙を作成した。 以上より得られた4種類の券紙について、印刷
されたインキの耐水性テストと印字適性をテスト
した。 耐水性のテストは上記感熱記録型券紙を20℃の
水に5分間浸漬後とり出し、指先でこすり印刷の
色落ちをテストした。 次に印字適性は感熱式フアクシミリ機である沖
FAX7000で印字を行ない、サーマルヘツドへの
カスの付着、ステツキングの有無をテストした。 それらの結果を表1に示す。
【表】 ○:良好
△:やや不良
×:不良
表1により、本発明になる感熱記録型券紙は印刷
インキの耐水性、印字適性、共に十分満足でき、
実用上極めて好ましいことがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体上に通常無色又は淡色染科ロイコ体と
    加熱により該ロイコ体を発色させる酸性物質とを
    発色成分として含有する感熱発色層を設け、該発
    色層上に水溶性樹脂又は水性エマルジヨンを含む
    水性インキで印刷を施し、しかるに該印刷面上に
    透明な被覆層を設けた事を特徴とする感熱記録型
    券紙。 2 感熱発色層上に施す印刷が地紋印刷である特
    許請求の範囲第1項記載の感熱記録型券紙。
JP57143013A 1982-08-18 1982-08-18 感熱記録型券紙 Granted JPS5933181A (ja)

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JP57143013A JPS5933181A (ja) 1982-08-18 1982-08-18 感熱記録型券紙

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JP57143013A JPS5933181A (ja) 1982-08-18 1982-08-18 感熱記録型券紙

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JPS5933181A JPS5933181A (ja) 1984-02-22
JPH024434B2 true JPH024434B2 (ja) 1990-01-29

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ID=15328910

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JP57143013A Granted JPS5933181A (ja) 1982-08-18 1982-08-18 感熱記録型券紙

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