JPH0244146Y2 - - Google Patents

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JPH0244146Y2
JPH0244146Y2 JP5660686U JP5660686U JPH0244146Y2 JP H0244146 Y2 JPH0244146 Y2 JP H0244146Y2 JP 5660686 U JP5660686 U JP 5660686U JP 5660686 U JP5660686 U JP 5660686U JP H0244146 Y2 JPH0244146 Y2 JP H0244146Y2
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JP
Japan
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flange body
notched
holes
flange
tube
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JP5660686U
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JPS62167984U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車等の燃料タンクに備え
る管径10m/m程度以下の比較的細径からなる複
数の金属管体による配列構造をもつて構成される
ヒユーエル・サクシヨン・アツセンブリー管等に
おける細径金属管とフランジ体との取付け固定構
造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の取付け固定構造としては、例え
ば第5図及び第6図に示すように、フランジ体1
1の表面に設けた複数の貫通孔12部に、曲げ形
状を有する細径金属管体P′を貫通してセツトした
状態で、それぞれの貫通孔12の孔周縁部の突起
壁13に加熱鑞熔接14して固着せしめ、その後
に全体を製品としての防食等の鍍金処理を施して
構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の取付け固定構
造にあつては、加熱鑞熔接14による固着構造の
ため、バーナー等による不慣れな鑞熔接作業に伴
う局部加熱によつて、しばしば管体側の曲げ形状
に狂いを生ぜしめ、或いは過熱に起因して鑞熔接
部附近に機械的性質の劣化による亀裂を誘発する
こととなり、更に鑞熔接後の製品としての全体の
鍍金処理に関連して、管体P′相互の曲げ形状によ
つて著しく処理性を損い、従つて生産性の低減と
鍍金上の品質の低下とを余儀なくされる問題を有
した。
本考案は上記した従来の問題を極めて効果的に
解決するため、貫通孔を、端縁部より同方向の内
方表面に延びる互に平行な複数の切欠き長孔を有
し、且つ該切欠き長孔に一致して対向する方向に
同じく端縁部より切欠き長孔を有する2枚のフラ
ンジ体を相互に重合して形成される真円状の貫通
孔部に管体を挾持して取付け、更にフランジ体の
少なくとも一方表面に管体の周面と密着するよう
弾性シール部材を設けることにより、加熱鑞熔接
による固着手段を不要として、該熱影響による管
体側での曲げ形状の狂い及び取付け部附近での機
械的性質の劣化の憂いをなくし、更に、すでに取
付け前に鍍金処理を施したフランジ体及び管体の
使用を容易可能として、煩わしい取付け固着後の
製品としての鍍金処理を不要とし、著しく生産性
の向上と安定した鍍金品質を得ることのできる取
付け固定構造を提案することを目的とするもので
ある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、端縁部より同方向の内方表面に延び
る互に平行な複数の切欠き長孔を有する第1フラ
ンジ体と、該フランジ体の切欠き長孔に一致して
対向する方向に同じく端縁部より内方表面に延び
る平行な複数の切欠き長孔を有する第2フランジ
体とを相互に重合して、前記それぞれの切欠き長
孔によつて形成される真円状の貫通孔部に、管体
を挾持して相互の重合面を固着せしめ、更に前記
フランジ体の少なくとも一方表面に、管体の周面
と密着するよう板状の弾性シール部材を設けた細
径金属管とフランジ体との取付け固定構造を要旨
とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
れば、第1図は本考案の細径金属管とフランジ体
との取付け固定構造を示す平面図、第2図は第1
図のフランジ体相互の重合前の状態図、第3図は
第1図A−A線の一部切欠き断面図、また、第4
図は他の実施例を示す第3図相当図であつて、1
は端縁部より同方向の内方表面に延びる互に平行
な複数の切欠き長孔3を有する第1フランジ体、
2は第1フランジ体1の切欠き長孔3に一致して
対向する方向に同じく端縁部より内方表面に延び
る互に平行な複数の切欠き長孔4を有する第2フ
ランジ体であり、これらの切欠き長孔3,4は取
付けられる管体Pの外径と略等しい幅を有し、且
つ所望に応じてその内側孔周端縁部に半円状の挾
持壁7,8をそれぞれ突設している。5は前記第
1フランジ体1と第2フランジ体2とを相互に重
合してそれぞれの対向する切欠き長孔3,4によ
り形成される真円状の貫通孔であり、該貫通孔部
に管体Pを挾持して相互の重合面を鋲着、スポツ
ト熔着、或いは接着剤等により固着9せしめる。
6は固着9したフランジ体1,2の少なくとも一
方表面(第3図及び第4図共に第2フランジ体2
側)に、管体Pの周面と密着するよう固着された
板状の弾性シール部材である。
〔作用〕
本考案は、管体Pの取付けに際して前記第1フ
ランジ体1と第2フランジ体2とを互に対向方向
への挾持操作に伴つて相互に重合して、それぞれ
の切欠き長孔3,4により形成される真円状の貫
通孔5部に、管体Pを挾持して重合面を固着9せ
しめ、更に板状の弾性シール部材6によつて前記
フランジ体の少なくとも一方表面に、管体Pの周
面と密着するよう設けて取付け固定構造を構成す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による細径金属管と
フランジ体との取付け固定構造は、第1フランジ
体1と第2フランジ体2との相互の重合によるそ
れぞれの切欠き長孔3,4により形成される真円
状の貫通孔5部に管体Pを挾持して取付けてなる
ため、従来の加熱鑞熔接の不要により管体P側の
曲げ形状の狂い及び取付け部附近での機械的性質
の劣化の憂いをなくし、更に取付け前に鍍金処理
を施したフランジ体と管体との使用を可能として
取付け後の製品としての鍍金処理を不要とすると
共に、取付け作業の簡易によつて著しく生産性を
向上し、且つ鍍金上の品質を安定とすることので
きる極めて有用な細径金属管とフランジ体との取
付け固定構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す細径金属管と
フランジ体との取付け固定構造を示す平面図、第
2図a及びbは第1図のフランジ体相互の重合前
の状態図、第3図は第1図A−A線の一部切欠き
断面図、第4図は他の実施例を示す第3図相当
図、第5図は従来例の取付け固定構造を示す平面
図、第6図は第5図B−B線の一部切欠き断面図
である。 1……第1フランジ体、2……第2フランジ
体、3,4……切欠き長孔、5……貫通孔、6…
…弾性シール部材、9……固着、P……管体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端縁部より同方向の内方表面に延びる互に平行
    な複数の切欠き長孔3を有する第1フランジ体1
    と、該フランジ体の切欠き長孔3に一致して対向
    する方向に同じく端縁部より内方表面に延びる平
    行な複数の切欠き長孔4を有する第2フランジ体
    2とを相互に重合して、前記それぞれの切欠き長
    孔3,4によつて形成される真円状の貫通孔5部
    に、管体Pを挾持して相互の重合面を固着9せし
    め、更に前記フランジ体1,2の少なくとも一方
    表面に、管体Pの周面に密着するよう板状の弾性
    シール部材6を設けたことを特徴とする細径金属
    管とフランジ体との取付け固定構造。
JP5660686U 1986-04-15 1986-04-15 Expired JPH0244146Y2 (ja)

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JP5660686U JPH0244146Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JP5660686U JPH0244146Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JPS62167984U JPS62167984U (ja) 1987-10-24
JPH0244146Y2 true JPH0244146Y2 (ja) 1990-11-22

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