JPH024354Y2 - - Google Patents

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JPH024354Y2
JPH024354Y2 JP5055285U JP5055285U JPH024354Y2 JP H024354 Y2 JPH024354 Y2 JP H024354Y2 JP 5055285 U JP5055285 U JP 5055285U JP 5055285 U JP5055285 U JP 5055285U JP H024354 Y2 JPH024354 Y2 JP H024354Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、簡易、迅速かつ精度よく頑丈に製作
できしかも廉価に提供されうる組立式小屋裏換気
装置に関する。
(考案の背景) 近年、第6図に示すごとく、全ての室a…が、
連通状態にある空気層部bによつて囲われるごと
くなされた空気循環式の建物が注目を集めてい
る。該建物の具える特徴の一端を説明すれば、室
の壁と外壁間、室の壁相互間に通気空間c,dを
形成し、該通気空間c,dを小屋裏の通気空間e
及び床下の通気空間fと連通させるとともに、小
屋裏及び床下に換気孔g,hを設けてなり、例え
ば夏季の昼間において小屋裏換気孔g及び床下換
気孔hを開放状態とすることにより、床下換気孔
hから流入した外気が通気空間c,dを上昇して
小屋裏の通気空間eへと流れ、該小屋裏に集めら
れた熱気を小屋裏換気孔gを経て外部に排出さ
せ、室内を涼しく保つことができるように構成さ
れている。
このような空気循環式の建物に設けられている
小屋裏換気孔gは、多数の床下換気孔hから流入
した外気を円滑に排出させうるよう、床下換気孔
hに比べて相当大きなもの(例えば、縦30cm程
度、横60cm程度、あるいはそれ以上の大きさのも
の)である必要がある。
ところで、かかる大きな小屋裏換気孔を構成す
る換気枠体を製作するには、その一法として、合
成樹脂等の素材を用いて射出成形する方法が挙げ
られる。しかしながら、このような大型の物品を
射出成形するには非常に大きな金型が必要とな
り、成形が極めて困難であるにとどまらず金型代
が莫大なものとなり、事実上不可能である。
本考案は、かかる製作面での問題が解決された
組立式小屋裏換気装置の提供を目的とする。
(構成) 本考案の組立式小屋裏換気装置(以下換気装置
という)1は、換気枠体2の換気孔3を遮蔽体5
によつて遮蔽可能としてなり、該換気枠体2は、
接合部材11,11,11,11を用いて矩形
(正方形を含む)状に接合される上、下の枠材6,
7と両側枠材9,10とを具え、上、下の枠材
6,7および両側枠材9,10の夫々の両端部分
には、端部25において開口する係止用挿入部2
6が設けられている。又前記接合部材11は、接
合されるべき両枠材の係止用挿入部26,26と
嵌合しうる係合片部31,32を具えるL字状を
呈する。又遮蔽体5は、接合部材52,52,5
2,52を用いて矩形状に接合される上、下の枠
材47,49と両側枠材50,51と、形成され
た矩形状枠体41の開口部の両側を覆う板状体4
5,45とを具え、該上、下の枠材47,49、
両側枠材50,51は、ともに、その内側面部5
3の両側縁部分に前記板状体45,45の周縁部
55,55を嵌め込むための嵌込溝43,43を
有し、又上、下の枠材47,49および両側枠材
50,51の夫々の両端部分には、端部56にお
いて開口する係止用挿入部57が設けられてお
り、又接合部材52は、接合されるべき両枠材の
係止用挿入部57,57と嵌合しうる係合片部5
8,59を具えるL字状を呈する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜6図において本考案の換気装置1は、換
気枠体2の換気孔3を遮蔽体5によつて遮蔽可能
としたものである。
該換気枠体2は、第2図に示すごとく、上、下
の枠材6,7と両側枠材9,10とを、接合部材
11,11,11,11を用いて矩形に接合した
ものである。なお上、下接合部材6,7、両側枠
材9,10は、ともに、同一断面形状の合成樹脂
押出成形体を所定長さに切断することによつて形
成されるとともに、接合部材11…は、合成樹脂
の射出成形体である。
上、下の枠材6,7、両側枠材9,10は、と
もに、第2〜3図、第5図に示すごとく、壁開口
部12の周縁部分13を覆う前片部15の内側縁
部分に、壁開口部12の側面16を覆う側片部1
7が設けられており、該側片部17は、その前側
部分に、後述する遮蔽体5の後側嵌合部40と嵌
合する切欠凹部19を有する筒状をなし、切欠凹
部19の前面部20には、気密性を確保するため
の軟質材からなる2条のシール片21,21が間
隔を隔てて突設されている。又該前片部15の後
部両側には、係止溝22,22を形成する係止片
23,23が該両係止溝22,22が対向するご
とく設けられており、該両係止溝22,22は端
部25において開口する係止用挿入部26を形成
する。なお上、下の枠材6,7及び両側枠材9,
10の内側コーナ部分は45度の角度で切り落とし
てある。
接合部材11は、上の枠材6の前片部15の後
面部27及び側枠材9,10の前片部15の後面
部27あるいは下の枠材7の前片部15の後面部
27及び側枠材9,10の前片部15の後面部2
7に当接する係合片部31,32を具えるL字状
を呈し、該係合片部31,32の両側縁部分3
3,33,35,35は、夫々前記係止溝22,
22,22,22と係合しうる。換言すれば両係
合片部31,32は、上、下の枠材6,7及び側
枠材9,10の係止用挿入部26,26と嵌合し
うる。
従つて、接合部材11,11,11,11を用
いて上下の枠材6,7と両側枠材9,10とを接
合すると、第2図に示すごとき、横長矩形の換気
孔3を形成する矩形枠37の前縁に壁開口部12
の周縁部分13と当接するフランジ39が周設さ
れた換気枠体2が形成される。
遮蔽体5は、第1図、第4〜5図に示すごと
く、換気枠体2の前面側に周設された切欠凹部1
9に嵌込まれる嵌合部40を具える矩形板状をな
し、矩形状枠体41の開口部両側を、周縁部42
が該矩形状枠体41の両側に周設された嵌込溝4
3に嵌め込まれる板状体(本実施例においては多
数の通気孔部を有する網目板)45,45で覆
い、かつ両板状体45,45間に形成される空所
に、紙等の通気性を有する素材を用いて形成され
た袋内にシリカゲル等の吸湿性物質を充填してな
る除湿材46を納めてなる。ここに前記矩形枠体
41は、第1図、第4図に示すごとく、合成樹脂
の押出成形体を所定長さに切断してなる上、下の
枠材47,49、両側枠材50,51を接合部材
52,52,52,52を用いて矩形に接合して
なり、該上、下の枠材47,49、両側枠材5
0,51は、ともに、その内側面部53の両側縁
部分に、前記板状体45の周縁部42を嵌込むた
めの嵌込溝43を有する。。又接合部材52は、
接合されるべき両枠材(上の枠材47と両側枠材
50,51、あるいは下の枠材49と両側枠材5
0,51)の端部56において開口する係止用挿
入部57,57と嵌合しうる係合片部58,59
を具えるL字状を呈する。このように構成された
遮蔽体5は、その下縁部において換気枠体2の下
縁部に開閉自在に螺着され(第5図参照)、遮蔽
体5が換気孔3を閉止した状態において、遮蔽体
3の嵌合部40と前記シール片21,21とが密
着し、該嵌合部40と切欠凹部19との間の気密
が確保される。なお該遮蔽体5の開閉操作は、第
5図に示すごとくその上側部分に結着されたワイ
ヤ53を介して行われる。
上記構成を有する本考案の換気装置1は、第5
図に示すごとく、例えば前記空気循環式建物の小
屋裏壁開口部12の内側部分に、該壁開口部12
の外側部分に取付けられる外側換気枠体60と組
合わせて取付けられる。なお該外側換気枠体60
は、上、下枠材と両側枠材とをL字状をなす接合
材を用いて矩形に接合してなる換気枠主体61の
外側換気孔62にガラリ片63を多段に配し、か
つ外側換気孔62の後面部を防虫網体63で覆つ
てなる。。然して夏季時においては、、遮蔽体5を
開いて小屋裏内等の換気を図ることができ、一方
冬季時においては、遮蔽体5を閉じて換気孔から
の放熱防止を図る。なお遮蔽体5が閉じた状態に
あるばあいには、前記シリカゲルは小屋裏内の湿
気を吸つてそれを外部に排出する除湿作用を果た
す。
(考案の効果) 本考案の換気装置は、その換気枠体及び遮蔽体
を、夫々、別個独立に形成された上、下の枠材と
両側枠材とを接合部材を用いて矩形状に接合する
ことによつて製作することとしているため、目的
とする換気枠体が大型かつ構造が複雑なものであ
つても、簡易、迅速にしかも精度よく頑丈に製作
でき、その上廉価に提供されうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は換気枠体を示す斜視図、第3図は接合部材を
上の枠材及び側枠材とともに示す斜視図、第4図
は遮蔽体の構成に用いられる接合材を上枠材及び
側枠材とともに示す斜視図、第5図は本考案の使
用状態を示す断面図、第6図は空気循環式の建物
を説明する説明図である。 2……換気枠体、3……換気孔、5……遮蔽
体、6……上の枠材、7……下の枠材、9,10
……側枠材、11……接合部材、26……係止用
挿入部、31,32……係合片部、43……嵌込
溝、45……板状体、47……上の枠材、49…
…下の枠材、50,51……側枠材、52……接
合部材、57……係止用挿入部、58,59……
係合片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気枠体2の換気孔3を遮蔽体5によつて遮蔽
    可能とした小屋裏換気装置であつて、該換気枠体
    2は、接合部材11,11,11,11を用いて
    矩形状に接合される上、下の枠材6,7と両側枠
    材9,10とを具え、上、下の枠材6,7および
    両側枠材9,10の夫々の両端部分には、端部2
    5において開口する係止用挿入部26が設けられ
    ており、又接合部材11は、接合されるべき両枠
    材の係止用挿入部26,26と嵌合しうる係合片
    部31,32を具えるL字状を呈し、一方前記遮
    蔽体5は、接合部材52,52,52,52を用
    いて矩形状に接合される上、下の枠体47,49
    と両側枠材50,51と、形成された矩形状枠体
    41の開口部の両側を覆う板状体45,45とを
    具え、該上、下の枠材47,49、両側枠材5
    0,51は、ともに、その内側面部53の両側縁
    部分に前記板状体45,45の周縁部55,55
    を嵌め込むための嵌込溝43,43を有し、又
    上、下の枠材47,49および両側枠材50,5
    1の夫々の両端部分には、端部56において開口
    する係止用挿入部57が設けられており、又接合
    部材52は、接合されるべき両枠材の係止用挿入
    部57,57と嵌合しうる係合片部58,59を
    具えるL字状を呈することを特徴とする組立式小
    屋裏換気装置。
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