JPH0243263Y2 - - Google Patents

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JPH0243263Y2
JPH0243263Y2 JP10276784U JP10276784U JPH0243263Y2 JP H0243263 Y2 JPH0243263 Y2 JP H0243263Y2 JP 10276784 U JP10276784 U JP 10276784U JP 10276784 U JP10276784 U JP 10276784U JP H0243263 Y2 JPH0243263 Y2 JP H0243263Y2
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JP
Japan
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towel
nylon
polyester film
mesh
threads
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JP10276784U
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JPS6118092U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として体洗い用として使用される
タオルに関する。
〔従来の技術〕
この種の体洗い用タオルとしては、多数の細い
ナイロン製縦糸とこの縦糸よりも太く、かつ、カ
ール加工された多数のナイロン製横糸とを前記横
糸を引張つた状態で編成し、前記の引張力を解除
した自由状態において、前記横糸のカール形状保
持力を利用して凹凸状に波打たせたものが存在す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 このような従来タオルでは、凹凸を利用して肌
の汚れを掻き落すことができる反面、その掻き落
し性能が一定であるため、例えば、縦糸及び横糸
の径を細くして掻き落し力を弱くすると、柔かな
肌部分に対してはソフトな感触で洗うことができ
るものの、肘、膝、踝など比較的強く擦る必要の
ある肌部分に対しては不向きであり、その上、強
度的に弱くなる問題がある。また、これとは逆に
縦糸及び横糸の径を太くして掻き落し力を強くす
ると、強く擦る必要のある肌部分に対しては有効
であるものの、柔かな肌部分に対しては不向きで
あり、その上、タオル全体が嵩張るばかりでなく
重くなる問題がある。
本考案は、タオルの耐久性向上及び爾後処理の
容易化を図り乍ら上述の従来問題点を改善する点
に目的を有する。
本考案によるタオルの特徴構成は、金属材料又
はそれ以外の硬質材料を蒸着してあるポリエステ
ルフイルムにナイロン糸を絡ませてなる経糸をメ
ツシユ状に編成するとともに、このメツシユ状生
地の一部又は全域に、その一側面にループを形成
する状態でナイロン製の挿入糸を編組した点にあ
る。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
金属材料又はそれ以外の硬質材料を蒸着してあ
るポリエステルフイルムの勝れた掻取り性能を利
用し乍らも、これのもつ欠点、つまり、引張強度
の低下を該ポリエステルフイルムに絡ませたナイ
ロン糸にて充分補うことができる。それ故に、こ
のように構成された経糸をメツシユ状に編成し、
かつ、そのメツシユ状生地の一部又は全域にその
一側面をループを形成する状態でナイロン製の挿
入糸を編成することにより、タオル全体を嵩小さ
く、かつ、軽く構成することができるばかりでな
く、タオルの一側面にはメツシユ状生地が大きく
露出し、かつ、挿入糸のループが突出位置する掻
き落し性能の高いハードな面に、他側面には、メ
ツシユ状生地が挿入糸にて覆われた掻き落し性能
の低いソフトな面に夫々構成することができる。
その上、ポリエステルフイルムの補強糸及び挿
入糸として該ポリエステルフイルムよりも融点の
低いナイロン糸を利用したことにより、爾後の染
色や漂白などの作業をポリエステルフイルムに蒸
着された金属材料又はそれ以外の硬質材料の剥離
を抑制し乍ら確実、容易に行なうことができる。
〔考案の効果〕
従つて、一枚であり乍らソフトとハードな2種
の洗い方ができる使用上極めて有用なタオルを、
軽量化及びコンパクト化と共に爾後処理の確実化
及び容易化を図り乍ら提供できるに至つた。
〔実施例〕
第1図で示すように、アルミ蒸着されたポリエ
ステルフイルム1Aに2本の補強用ナイロン糸1
B,1Bを螺旋状に絡ませて経糸1を構成する。
このように構成された経糸1の複数本を第2図及
び第3図で示すように縦方向に沿つてメツシユ状
に編成すると同時に、このメツシユ状生地の全域
に、その一側面にループを形成する状態で撚糸さ
れていないナイロン製の複数本の挿入糸2を編組
し、もつて、タオルの表面を、メツシユ状生地が
大きく露出し、かつ、挿入糸2のループ形成部分
2aが突出位置する掻き落し性能の高いハードな
面に構成する一方、裏面を、メツシユ状生地が挿
入糸2にて覆われたソフトの面に構成している。
〔別実施例〕
(イ) 前記補強用ナイロン糸1Bの1本又は3本以
上をアルミ蒸着されたポリエステルフイルム1
Aに絡ませて経糸を構成する。
(ロ) 前記挿入糸2として撚糸されているものを使
用する。
(ハ) 第4図で示すように、タオルの一側面に、ハ
ードな面Taとソフトな面Tbとを半分宛構成す
る。
(ニ) 第5図で示すように、タオルの一側面の左右
両側にハードな面Ta,Taを構成し、かつ、中
央にソフトな面Tbを構成する。
(ホ) 上述実施例では、ポリエステルフイルム1A
に蒸着する金属材料としてアルミを使用した
が、銅、ニツケル、クロムなどを使用しても良
く、更に、金属材料以外の硬質材料を使用して
も良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るタオルの実施例を示し、第
1図は経糸の拡大図、第2図はタオル編成の分解
図、第3図はタオル編成の立体図、第4図、第5
図は夫々別実施例を示すタオルの概略図である。 1……経糸、1A……ポリエステルフイルム、
1B……ナイロン糸、2……挿入糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属材料又はそれ以外の硬質材料を蒸着して
    あるポリエステルフイルム1Aにナイロン糸1
    Bを絡ませてなる経糸1をメツシユ状に編成す
    るとともに、このメツシユ状生地の一部又は全
    域に、その一側面にループを形成する状態でナ
    イロン製の挿入糸2を編組してあるタオル。 前記挿入糸2が撚糸されていないものである
    実用新案登録請求の範囲第項に記載のタオ
    ル。 前記挿入糸2が撚糸されたものである実用新
    案登録請求の範囲第項に記載のタオル。 前記ポリエステルフイルム1Aに蒸着される
    金属材料がアルミである実用新案登録請求の範
    囲第項に記載のタオル。
JP10276784U 1984-07-06 1984-07-06 タオル Granted JPS6118092U (ja)

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JP10276784U JPS6118092U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 タオル

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JP10276784U JPS6118092U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 タオル

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Publication Number Publication Date
JPS6118092U JPS6118092U (ja) 1986-02-01
JPH0243263Y2 true JPH0243263Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30662165

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JP10276784U Granted JPS6118092U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 タオル

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JPS6118092U (ja) 1986-02-01

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