JPH0243156Y2 - - Google Patents

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JPH0243156Y2
JPH0243156Y2 JP12221485U JP12221485U JPH0243156Y2 JP H0243156 Y2 JPH0243156 Y2 JP H0243156Y2 JP 12221485 U JP12221485 U JP 12221485U JP 12221485 U JP12221485 U JP 12221485U JP H0243156 Y2 JPH0243156 Y2 JP H0243156Y2
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JP
Japan
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handrail
support tube
bleachers
movable platform
leg
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JP12221485U
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JPS6231648U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、使用後の格納時に人手をもつて個
別に手すりを取外す方式の伸縮式階段状観覧席に
おける脱着式手すりの安全確認装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のこの種観覧席は、底部にはローラを備え
上部には支柱を立設した各段の基台を、その段毎
の移動床台が高さを増すのにしたがつて順次外側
方向にずらして配置することにより、全部の移動
床台を最高段の移動床台下へ垂直棚状に縮小する
ことが可能なように構成されている。しかし全部
が同じ幅に形成されている各移動床台の外部側方
に立設された各手すりは、最前段から最高段まで
同じ直線上に配置されることになるため、観覧席
の使用後にはこれを取外さないと各移動床台の後
退動が不可能になる。従つて観覧席の使用時に各
段の手すり支持管に挿通した各手すりを、観覧席
の使用後はその位置毎の手すり支持管から取外す
ように構成されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の観覧席における脱着式手すりには次のよ
うな問題点があつた。すなわち、各段の手すり
を、その段毎の手すり支持管に着脱自在に挿通す
るだけで、観覧席の使用後に各移動床台を後退動
する際、手すりにおける脱着の有無を検知する手
段がなかつた。従つて手すりに取外し漏れ(取外
し忘れ)があつてもそのまま移動床台を後退動さ
せるための駆動源を操作することになり、これに
よつて手すりの取外し漏れに基因する移動床台の
後退トラブルが発生して観覧席の格納時における
安全性が図れなかつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、従来技術の問題点を解決するもの
であり、観覧席の格納時に手すりの取外し漏れが
あると、移動床台を後退動させるための駆動源が
OFFの状態を維持して作動しないようにし、こ
れによつて上記観覧席の格納時における安全性を
図ることができる伸縮式階段状観覧席の脱着式手
すりの安全確認装置を提供することにある。この
考案の特徴とするところは、順に高さを増す複数
段からなる移動床台を相互に連結して前後方向の
伸縮により移動が可能となる観覧席において、移
動床台の一側端に手すり支持管を上向きに取付
け、この手すり支持管には手すり脚を脱着自在に
挿通するとともに、手すり支持管の一端には手す
り脚の脱着態様を検知するリミツトスイツチを配
設したことにある。
[実施例] 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
まず構成を説明すると、第1図から第4図まで
に示すように、順に高さを増す複数段からなる移
動床台5を、相互に連結して前後方向に伸縮しな
がら移動するために、底部にはローラ2を備え、
上部には支柱3を立設した各基台1が、その段毎
における各移動床台5の高さを増すのにしたがつ
て順次外側方向にずらして配置され、かつ各支柱
3も順に高を増すように形成されて、使用時には
最前段の移動床台5から順次にその前方へ引き出
すことにより、全段が雛壇状に伸長し、また不使
用時には上記とは逆に最前段の移動床台5から最
高段の移動床台5下へ戻すようにして、全体を垂
直棚状に縮小し、一括体にまとめ、この状態の観
覧席Aをその後方の図示しない格納凹所内へ収納
保管が可能となる伸縮式階段状観覧席において各
移動床台5の一側端には安全確認装置を備えた脱
着式手すり7が配置されている。
安全確認装置を備えた脱着式手すり7は次のよ
うに構成されている。手すり7の支持体となる手
すり支持管6は、上半部が上下端の位置にテーパ
ー面6b,6cを設けた孔部6aが形成された内
筒6eを有している。手すり支持管6の下半部は
上記孔部6aと連通した中空体に形成されてい
て、その外周の一端にはリミツトスイツチ9のス
イツチレバー9aが挿入可能となる切欠部6dが
縦方向に設けられている。手すり支持管6は、各
段毎における移動床台5の基板となる床板4の一
側端に前後位置に斜め前倒しに傾斜した上向き状
態にそれぞれ取付けられている。
前部側にあたる各手すり支持管6の下方外部の
一端にはスイツチボツクス8が取付けられてい
て、このスイツチボツクス8内にはくの字形のス
イツチレバー9aを斜降状に突出したリミツトス
イツチ9が、上記のスイツチレバー9aを手すり
支持管6の切欠部6dから挿入してその内部中央
に位置させる状態により配置されている。このリ
ミツトスイツチ9は、スイツチレバー9aが押圧
されないとき(手すり支持管6の孔部6a内に手
すり脚7aの連結杆7eが存在しないとき)は
ON状態となり、またスイツチレバー9aが押圧
されたとき(手すり支持管6の孔部6a内に手す
り脚7の連結杆7eが存在するとき)はOFF状
態となるOFFリセツトタイプに構成されている。
そして各段におけるこのリミツトスイツチ9は、
直列配置に接続された状態をもつて図示しない駆
動源と電源スイツチ間に結線されている。
リミツトスイツチ9を設けない後部側の各手す
り支持管6は、その段毎における移動床台5の後
部端に、前記と同様に、斜め前倒に傾斜した上向
き状態に、それぞれ取付けられている。各段の一
側端前後に取付けた両手すり支持管6,6には門
形の前後に手すり脚7a,7aを平行状に装着
し、かつ、この各脚7a,7aの下端には手すり
支持管6の各テーパー面6b,6cに密嵌が可能
となるように、上下にテーパー部7b,7cが形
成されている連結杆7を固着した手すり7の脚7
aが、その位置毎に孔部6aの上下に設けられて
いるテーパー面6b,6cに対して各下端のテー
パー部7b,7cを密挿する態様により着脱自在
に装着されている。この場合手すり7の前部側に
あたる手すり脚7aの両テーパー部7b,7cの
下方には、リミツトスイツチ9のスイツチレバー
9aを押圧する脚先7dが延長状に突設されて、
全体として観覧席Aにおける脱着式手すり7の安
全確認装置に組成されている。第4図に示す10
は、各段の移動床台5上に起倒自在に載置された
椅子であり、またCは、観覧席Aが雛壇状に伸長
するための床面である。
観覧席Aの使用時には図示しない駆動源を操作
して、各移動床台5を最前段側からその前方の床
面C上に第4図のように雛壇状に引き出したの
ち、各手すり7をその段毎における移動床台5の
各前後位置の手すり支持管6,6に手すり脚7
a,7aを挿通することにより、各上下のテーパ
ー面6b,6cに対するテーパー部7b,7cの
密嵌をもつて手すり7をその段毎の手すり支持管
6,6に固定的に装着することができ、これによ
つて観覧席を手すり付の状態により安全に使用す
ることができる。この場合全部側の手すり支持管
6にはリミツトスイツチ9が添付されていて、各
脚先き7dがその位置毎のスイツチレバー9aを
押圧するため、この時点で移動床台5の図示しな
い駆動源とその電源スイツチとはOFF状態にリ
セツトされる。従つて電源スイツチをON操作し
ても駆動源は作動しないので、手すり7の挿着時
には各移動床台5が後退動することなく、安定的
に雛壇状を維持することができる。
次に使用後の観覧席Aを格納する場合は、各段
の前後位置にあたる手すり支持管6,6から手す
り7を、その下端における手すり脚7a,7aを
取外すと、各前部に配置されているリミツトスイ
ツチ9が、その位置毎のスイツチレバー9aにお
ける脚先7dとの離脱により開放されてONの状
態になるため、この時点で電源スイツチを操作す
ることにより、この回路中に組み込まれている駆
動源の回転伝動により各移動床台5を最高段の移
動床台5下へ垂直棚状に縮小する状態まで後退動
させることになる。従つて観覧席Aを容易にかつ
安全に格納することができる。その際、仮にいず
れかの段に手すり7の取外し漏れがあると、駆動
源は、その段のリミツトスイツチ9が手すり挿着
の継続によりOFFの状態が維持されていて、電
源スイツチをONに操作しても作動しないことに
なり、これによつて手すり7の取外し漏れに基因
する移動床台5の後退トラブルを完全に一掃する
ことができる。
上記の実施例では各段の手すり支持管6に添付
するリミツトスイツチ9は、スイツチレバー9a
が押圧されないとき(手すり支持管6の孔部6a
内に手すり脚7aの連結杆7eが存在しないと
き)はON状態となり、またスイツチレバー9a
が押圧されたとき(手すり支持管6の孔部6a内
に手すり脚7aの連結杆7eが存在するとき)は
OFF状態となるOFFリセツトタイプのものを使
用するようにしたが、この考案のリミツトスイツ
チ9は、実施例に限定することなく、上記とは逆
に例えばスイツチレバー9aが押圧されないとき
(手すり支持管6の孔部6a内に手すり脚7aの
連結杆7eが存在しないとき)はOFF状態とな
り、またスイツチレバー9aが押圧されたとき
(手すり支持管6の孔部6a内に手すり脚7aの
連結杆7eが存在するとき)はON状態となる
ONリセツトタイプのものを使用しても良い。そ
の場合は各段のリミツトスイツチ9をいつたん図
示しない制御盤等に接続して、この内部に手すり
7の存在検知装置(図示せず)を配置することに
より、この検知装置の確認をもつて観覧席Aの格
納時における上記手すり7の取外し漏れをチエツ
クすることができる。
[考案の効果] この考案は、順に高さを増す複数段からなる移
動床台を相互に連結して前後方向の伸縮により移
動が可能となる観覧席において、移動床台の一側
端に手すり支持管を上向きに取付け、この手すり
支持管には手すり脚を脱着自在に挿通するととも
に、手すり支持管の一端には手すり脚の脱着態様
を検知するリミツトスイツチを配置したことを特
徴とするものである。従つて観覧席の格納時に手
すりの取外し漏れがあつた場合は、移動床台を後
退動させるための駆動源がOFFの状態を維持し
て作動しないため、手すりの取外し漏れに基因す
る移動床台の後退トラブルを完全に一掃されて、
観覧席の格納時における安全性を容易確実に図る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による安全確認装置を備えた
脱着式手すりを示す側面図、第2図は第1図のB
部詳細断面図、第3図は同手すりの正面図、第4
図は同装置を備えた観覧席の伸長態様を示す一部
側面図である。 1……基台、5……移動床台、6……手すり支
持管、7……手すり、7a……手すり脚、9……
リミツトスイツチ、9a……スイツチレバー、A
……観覧席。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順に高さを増す複数段からなる移動床台を相互
    に連結して前後方向の伸縮により移動が可能とな
    る観覧席において、前記移動床台の一側端に手す
    り支持管を上向きに取付け、該手すり支持管には
    手すり脚を脱着自在に挿通するとともに、手すり
    支持管の一端には手すり脚の脱却態様を検知する
    リミツトスイツチを配置したことを特徴とする伸
    縮式階段状観覧席の脱着式手すりの安全確認装
    置。
JP12221485U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0243156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221485U JPH0243156Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12221485U JPH0243156Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6231648U JPS6231648U (ja) 1987-02-25
JPH0243156Y2 true JPH0243156Y2 (ja) 1990-11-16

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JP12221485U Expired JPH0243156Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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