JPH0242447B2 - - Google Patents

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JPH0242447B2
JPH0242447B2 JP56129755A JP12975581A JPH0242447B2 JP H0242447 B2 JPH0242447 B2 JP H0242447B2 JP 56129755 A JP56129755 A JP 56129755A JP 12975581 A JP12975581 A JP 12975581A JP H0242447 B2 JPH0242447 B2 JP H0242447B2
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JP
Japan
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heating chamber
steam
humidity
fermentation
bread
Prior art date
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JP56129755A
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English (en)
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JPS5831931A (ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パンを発酵させるための発酵装置の
改良に関する。
家庭においてもパンを焼くことができる発酵装
置が多用される。これは材料のみ装置に入れれ
ば、材料を混合し、こねて1次発酵させ、ガス抜
きをしてから2次発酵を行い、最終工程にて成形
発酵と焼き上げができるものであり、単独もしく
は電子レンジやオーブングリル装置に併用され
る。
ところでパンを作るうえには、イースト菌とい
う生き物を扱わなければならず、加熱室内の温度
および湿度が高すぎても低過ぎても発酵状態が悪
くなる。装置には加熱手段と温度制御手段および
スチーム発生手段が備えられ、最適温度約30℃、
最適湿度約90%を得るように調節される。
しかるに最適温度を得るには、温度制御手段が
用いられるので何ら問題はないが、湿度に対して
はスチーム発生手段がスチームを発生して加熱室
に導びくだけであり、最適状態を得ることは限ら
ない。すなわち室温の変化により加熱室の湿度が
影響を受ける。特に湿度が不足ぎみの場合は発酵
状態が悪いので、パン生地に霧吹きで適当な湿り
気を与える必要があり、手間がかかつて面倒であ
つた。
また、パン生地に湿り気を与える場合、その全
体に均一に湿り気を与えないと、パンの発酵状態
が不均一となる不具合もあり、またスチームが一
部冷えていても同様に発酵に悪影響を与える。
本発明は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、加熱室の湿度を検
知してスチーム量が最適になるよう制御する湿度
制御手段を備えることにより、面倒な手間がかか
ることなくパンの発酵を最良化でき、しかも発酵
の均一化も図ることができる発酵装置を提供しよ
うとするものである。
以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明
する。図中1は発酵装置である電子レンジの本体
である。この本体1の内部には加熱室2が設けら
れ、前面開口部に扉体3が開閉自在に枢着され
る。上記加熱室2の上部および下部にはそれぞれ
ヒータ4,4が配設され、これらの間に調理皿5
が収容される。また加熱室2の上面壁2aにはマ
グネトロン6、湿度センサ7およびサーミスタ8
が取着されるとともに排気口9が開口する。この
排気口9には気体センサ10aを備えたダクト1
0が接続し、外部へ連通する。12は加熱室2外
に設けられたスチーム発生手段で、これはタンク
13と、これの下方部位に設けられたスチーム用
ヒータ14と、スチーム吐出管11とから構成さ
れている。そしてスチーム吐出管11の口部11
aは、加熱室2の側面壁2bにあつて前記調理皿
5の横方向部分にて開口するように連結されてい
る。一方、上記扉体3と並んだ本体1前面側には
操作パネル部15が設けられる。これは第3図に
示すように上部に表示部16、下部にキー群17
を有する。キー群17についてなお説明すれば、
この最上段1列は機能選択キー18であり、次段
1列は条件設定キー19である。次段3列は数字
キー20とクリヤキー21であり、次段1列は自
動発酵の場合の選択キー22、最下段は調理開始
キー23である。
なお第4図に示すようにサーミスタ8と湿度セ
ンサ7はそれぞれ制御回路24を介して加熱室2
内のヒータ4,4とスチーム発生手段12のヒー
タ14とに電気的に接続する。サーミスタ8と制
御回路24とで温度制御手段25が、湿度センサ
7と制御回路24とで湿度制御手段26がそれぞ
れ構成される。
しかして、パンの原材料を容器に入れてから加
熱室2の調理皿5に載せる。自動発酵をさせる場
合は、パン作りの過程順にオート発酵の選択キー
22を押す。すなわち「予備」のキーを押すと、
原材料がまぜられ、こねられ、第1次発酵がなさ
れパン生地が作られる。「1次」のキーを押すと、
パン生地からガス抜きされ、第2次発酵がなされ
る。パンの形作りをしてから「成形」のキーを押
すと、成形発酵と焼き上げがなされ、全て自動的
にパンができる。いずれの過程においても、サー
ミスタ8と湿度センサ7は常時加熱室2の温度と
湿度を検知し、それぞれが一定に保つようヒータ
4,4および14を制御する。このため室温に係
りなくパンの出来具合が一定となる。
上記湿度制御時について詳述すると、スチーム
発生手段12によつて生成されたスチームはスチ
ーム吐出管11を通つて加熱室2内に吐出され
る。この場合、スチーム吐出管11の口部11a
が調理皿5の横方向部分で開口するから、そのス
チームは第2図矢印Aで示すように、この調理皿
5を境界として上下に分かれて、加熱室2内の全
体に良好に行き渡る。そして、このスチームは上
部のヒータ4と下部のヒータ4によつて直に加熱
されるからスチームが全体的に均一に温度上昇す
る。従つて、発酵の均一化を良好に図ることがで
きる。なお、加熱室2内の湿気(空気)をフアン
によつて強制循環させるようにすれば、スチーム
吐出管11の口部11aの開口位置にさほど関係
なく湿気の均一分布をはかることができるが、こ
れではフアンを余分に必要とする。しかるに本実
施例では、スチーム吐出管11の口部を調理皿5
の横方向に位置させて湿り気の均一分布をはかる
ことので、フアンを必要とせず、構成の簡単化を
はかることができる。
またマニユアル操作も可能である。この場合の
操作は、機能選択キー18から「発酵」のキーを
選択し、条件設定キー19から、はじめ「時間」
のキーを押して数字キー20で時間設定する。つ
ぎに「温度」のキーを押してから数字キー20を
押し、「湿度」のキーを押してから数字キー20
を押してそれぞれの数値を設定する。これによ
り、たとえばフランスパンのような皮の固いパン
であつても焼き上げ可能である。
なお、パン作りの他に、レンジ機能およびオー
ブン・グリル機能を備えているところから、それ
ぞれの機能を利用した調理ができること言う迄も
ない。
また本発明はパン発酵専用の装置であつても実
施可能なことは勿論である。
以上説明したように本発明によれば、加熱室内
の上部および下部に配設されたヒータと、温度制
御手段と、前記上部のヒータと下部のヒータとの
間に設けられた調理皿と、前記加熱室の外部に存
し該加熱室内部に連通するスチーム吐出管を有す
るスチーム発生手段とを備え、前記調理皿にパン
の原材料を載せて該原材料を発酵し焼き上げるも
のにおいて、前記加熱室の湿度を検知し、前記ス
チーム発生手段によるスチーム発生量を制御して
一定に保持する湿度制御手段を設けたから、温度
湿度とも自動的に制御でき、面倒な手間が不要と
なり、さらに、前記スチーム発生手段のスチーム
吐出管の口部を前記加熱室の側面壁にあつて前記
調理皿の横方向部分にて開口させる構成としたか
ら、湿り気を加熱室全体に均一に行き渡せること
ができ、さらにはその湿り気を均一の高温状態に
することができ、よつて発酵の均一化を良好に図
ることができ、しかもこの効果を加熱室内空気循
環用のフアンを要さずに得ることができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は発酵
装置である電子レンジの正面図、第2図はその概
略的構成図、第3図は操作パネル部の正面図、第
4図は要部の電気ブロツク図である。 4……ヒータ、11……スチーム吐出管、25
……温度制御手段、12……スチーム発生手段、
2……加熱室、26……湿度制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱室内の上部および下部に配設されたヒー
    タと、温度制御手段と、前記上部のヒータと下部
    のヒータとの間に設けられた調理皿と、前記加熱
    室の外部に存し該加熱室内部に連通するスチーム
    吐出管を有するスチーム発生手段とを備え、前記
    調理皿にパンの原材料を載せて該原材料を発酵し
    焼き上げるものにおいて、前記加熱室の湿度を検
    知し前記スチーム発生手段によるスチーム発生量
    を制御して一定に保持する湿度制御手段を設ける
    と共に、前記スチーム発生手段のスチーム吐出管
    の口部を前記加熱室の側面壁にあつて前記調理皿
    の横方向部分にて開口させる構成としたことを特
    徴とする発酵装置。
JP12975581A 1981-08-19 1981-08-19 発酵装置 Granted JPS5831931A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12975581A JPS5831931A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 発酵装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12975581A JPS5831931A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 発酵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831931A JPS5831931A (ja) 1983-02-24
JPH0242447B2 true JPH0242447B2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=15017388

Family Applications (1)

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JP12975581A Granted JPS5831931A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 発酵装置

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WO2021019836A1 (ja) * 2019-07-30 2021-02-04 横浜ゴム株式会社 自動車に搭載されるエアコンディショナー用配管システム

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JPS5831931A (ja) 1983-02-24

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