JPS633821A - パン焼成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒータでパン焼き型を加熱するパン焼成装置
に関する。

従来の技術 従来この種のパン焼成装置は一般的には第５図′　　　
　　に示すような構造になっていた０すなわち、焼成室
１内にパン焼き型２と、このパン焼き型２の上方に上ヒ
ータ３、下方に下ヒータ４を設けた構成であった。

また、従来の自動製パン機は、例えば特開昭５６−３０
２８号公報に示されているように第６図のような構造に
なっていた。

すなわち、焼成室７の内側にパン焼き型８、外側にヒー
タ９を設け、ヒータ９の加熱によυ焼成室７全体全加熱
して、制御回路１０により温度を制御してパン１１を焼
くものであった。

発明が解決しようとする問題点 しかし、第５図のような構成では上ヒータ３゜下ヒータ
４のよ５にヒータが分割されて、部品コストも高く、組
立に多大の時間を必要とする問題点があり、また上ヒー
タ３がパン５天面に近く、しかも、上ヒータ３は高温と
なるため、パン６天面に焼きムラが発生するという問題
点もあった。

さらに、上ヒータ３と下ヒータ４とを別々に通電制御、
あるいは手でスイ・ソチを切換える必要がちる問題点も
あった。ま之、上ヒータ３と下ヒータ４の構造上、火傷
防止のため蓋６は横開閉式となル＆め、パン焼き型２の
セットがしにくイトイウ問題点もあった。

また、第６図に示す自動製パン機では、焼成室７の外側
にヒータ９があるためにパン１１の温度の立上シが遅く
、焼成が長時間となり、パンの皮も厚くなる問題があり
、また外かく１２が高温になりやすく、断熱材１３で被
っても、手で触れると熱いものであった。さらにパン１
１の天面に熱源がないために、パン１１天面が焼は不足
で白色となり、焼き色バランスの悪い問題点もあった。

また、焼成室７の外側にヒータ９をマイカ等全介して巻
いているため、組立バラツキや、長時間使用するうちに
焼成室子とヒータ９との熱接触度合が変わり、焼成にバ
ラツキの発生しやすいという問題点もあった。

問題点を解決するための手段 これらの問題点を解決するため本発明は、パン焼き型側
面と焼成室側面との間隔にヒータの少なくとも一部を配
置したものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、パンを焼成するヒータをパン焼き型側面と焼
成室側面と間隔に配置したことで、パンの側面、底面は
、上記間隔にあるヒータのパン焼き型への直接輻射熱と
雰囲気温度上昇とパン焼き型の熱伝導によりムラの少な
い焼成となる。また、パンの天面は上記間隔によシヒー
タの天面板等の間接輻射熱と熱空気の熱対流により表面
温度にバラツキが少なく、ムラの少ない焼成となるもの
である。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図〜第４図をもとに
説明する。第１図において、本体１３内に焼成室１４が
ネジ止め等で固定してあり、焼成室１４の上部には蓋１
６がト・フプオープン式に着脱自在になっている。焼成
室１４と蓋１５によシ形成される空間内に温度ムラを少
なくする為、アルミ合金製のパン焼き型１ｅがパン型台
１７の上に位置して設けられている。ヒータ１８はこの
実施例では１本のシーズヒータを折り曲げてコ字型状と
してあり、パン焼き型１６の側面と焼成室１４の側面と
の間隔２ｏに配置してあり、また間隔２゜はパン焼き型
１６の長手方向側を大として、その寸法は２５〜４５ｍ
である。１っけ温度感知部でヒータ１８の電源端子があ
υ、ヒータ１８が下方に配置していない焼成室１４の側
面に固定してあり、温度ムラを少なくする為パン焼き型
１６と接触して温度全感知して、回路２１によりヒータ
１８の入力全制御して温度制御をしている。

次に本実施例の動作全説明すると、パン２２の焼成時に
パン焼き型１６の側面と焼成室１４の側面との間隔２０
にヒータ１８を配置したことでパン２２の側面と底面は
ヒータ１８のパン焼き型１６への直接輻射熱と雰囲気温
度上昇とパン焼き型１６の熱伝導により、焼きムラの少
ない焼成となり、また間隔２０にあるヒータ１８がら発
生する熱が蓋１５等で反射してパン２２の天面に届く間
接輻射熱と間隔２０をぬけていく熱空気の流れによって
、パン２２の大部の雰囲気温度上昇する。このことによ
ジ、間接的な焼成で、パン２２の大部の表面温度にバラ
ツキが少なく焼はムラの少ない焼成となる。すなわちパ
ン２２の全面を均一に加熱し、焼は色バランスの良いも
のとなる。また、ヒータ１８が１本で部品数が少なく、
ヒータ１８人力のスイ・ソチあるいは制御する回路も１
コとなり組立も非常に容易とな５ｈストが大幅に低減す
ると共に、パン２２の天面が間接焼成の構成により、ヒ
ータ１８の温度を高温にすることが可能となジ、立上り
°も早くなシ、パン２２の焼成時間を短縮できる特長も
ある。さらに、蓋１６を製品の大部に配置できるト・フ
プオープン式が可能となシ、操作性が向上し、しかもヒ
ータ１８を焼成室の開口部よシ下方に設けているために
火傷等の心配のないものである。

ヒータ１８をパン焼き型１６側面よシ焼成室１４側面に
接近して取付けたことで、ヒータ１８の輻射熱が焼成室
１４の側面反射も含めてパン焼き型１６側面により均一
投射され、パン焼き型１６の温度バラツキが少なくなる
ことでパン２２の底側面の焼き色バラツキが減少すると
共に、パン２２天面へのヒータ１８の輻射熱と熱空気の
流れの効率が向上して、パン２２の焼は色バランスの向
上がはかられるものである。

次に本発明の他の実施例について説明する。

第２図は第２の実施例を示しており、ヒータ２３はシー
ズヒータを折り曲げてあシ、大部分はパン焼き型２４の
側面と焼成室２６の側面との間隔２６の延長下方に配置
してあり、その間隔２６はパン焼き型２４の長手方向側
を大としてあり、寸法は２６〜４５ｍである。

またヒータ２３は局部的には、パン焼き型２４の底面と
焼成室２６の底面との間に位置しである。

また、温度感知部２７はヒータ２３が下方に配置してい
ない位置でヒータ２３の電源端子がある焼成室２５側面
に固定してあシ、焼成室２５内の雰囲気温度を感知して
、回路２８によりヒータ２３の入力を制御して温度制御
を行なう。ここでヒータ２３をパン焼き型２４の側面下
方に位置しても、間隔２６によシ焼は色バランスの良い
、焼はムラの少ないパン２９全焼成できるものである。

第３図は第３の実施例を示しており、ヒータ３０は内部
にコイル状のヒータ線を有し、外表面はガラスやセラミ
ック等で形成されているガラス管ヒータであり、焼成室
３１の側面と、パン焼き型３２の側面との間隔０３に、
パン焼き型３２の長手方向側に２本配置してあり、この
間隔３３は２５〜４６ｍである。温度感知部３４はパン
焼き型３２の底面に接触して温度感知して、ヒータ３０
の入力を回路３５で制御して温度制御している。特に２
本のヒータ３Ｑは電気的に直列に接続しておｐｌひとつ
の入力制御回路で温度制御全行なって、しかも焼き色バ
ランスの良い、焼はムラの少ないパン３６を提供できる
ものでおる。

次に他の実施例で本発明のパン焼成装置を使用した自ｔ
！７製パン機について説明する。

第４図は第４の実施例の自動友パン機を示しており、３
７は本体、３８はシャーシで、モータ３９と焼成室４０
とパン型受台４１が固定しである。

モータ３９に小プーリ４２が固定され、ベルト４３全介
して大プーリ４４．プーリ軸４５．コネクタ下４６に動
力が伝達される。焼成室４０の内部には、着脱自在な練
り羽根４７を設けたパン焼き型４８があり、その底に固
定されたパン型受台４９に羽根軸ＳＯ，コネクタ上５１
が軸支されていて、パン型受台４９と着脱自在に嵌合さ
れている。

また焼成室４０の側面とパン焼き型４８側面との間隔５
２にヒータ５３を配置してあシ、ヒータ５３の配置して
ない上方位置に温度感知部６４が焼成室４０に固定しで
ある。この温度感知部５４は弾性的に支持されて、パン
焼き型４８の側面に圧接している。

さらに、焼成室４ｏの上に蓋下５５．蓋上５６があシ、
蓋上５６にセ・フトされる水容器６７は、弁５８とバネ
５９が取り付けてあり、ンレノイド６Ｑの動作で弁６８
が開き、水容器Ｓ７内の水はパン焼き型４８内に入る。

次に本実施例の動作を説明すると、パン焼き型４８内に
小麦粉、イースト、砂糖、塩等の材料を入れて、回路６
１上部にあるパネル６２ｉ操作すると、回路ｅ１動作に
よシまず、モータ３９ｆ回転させ、動力伝達により練シ
羽根４７を回転して材料を撹拌すると共に、ソレノイド
６０’ｉｚ動作させ、パン焼き型４８内に給水を開始し
て練りを開始する。練υが終了するとヒータ５３を通電
して、１次発酵、２次発酵、成形発酵と進む。この発酵
工程間には、モータ３９を少し回転してガス抜き全行な
っている。成形発酵後、発酵したパン６３を焼成後ブザ
ーがなり出来上シを知らせるという練りから焼成まで自
動的に行う装置である。

ここで、パン焼き型４８の側面と焼成室４０の側面との
間隔５２にヒータ５３ｆ配置したことで、前記第１．第
２．第３の実施例で説明したように９％色のバランスの
良い、焼きムラの少ｆｚいパン６３が焼成できる。また
、ヒータ６３が焼成室４０内にあり、ヒートマスも小さ
いことで、立上９が速く、短時間でパンを焼成でき、し
かも本体３７の温度が上昇しにくり、人が触れても安全
という効果がある。さらに、練りの材料撹拌時に材料が
散乱し、焼成室４０全汚すが、焼成室４Ｑ内の空間にヒ
ータ５３をほとんど浮かして固定している構成なので掃
除がしやすいと共に、散った材料によるヒータへの悪影
響がなく、製品のバラツキ。

経年変化等による製パンのバラツキが少ないものである
。

また、パン焼き型４８に接触する部品が少なく、まわり
が空間におおわれ、断熱材等もないために練υ工程での
パン生地温度上昇が低くおさえられ、よく練られた、良
質のパンが得られる効果がある。

そして、発酵工程でも、間隔５２にヒータ６３を配置し
たことで、焼成で説明したようにパン焼き型４８の側面
と底面を均一に加熱すると共に、熱空気の対流によシ、
パン焼き型４８の上部も加熱して、パン生地の発酵もム
ラなく均一におこなうことができるものである。

発明の効果 本発明はパン焼き型の側面と焼成室の側面との間隔にヒ
ータの少なくとも一部を配置したことで、ヒータ周辺の
部品数を削減し、かつ、ヒータ入力のスイ・ソチあるい
は、制御回路も１コと同じく部品数を削減したことで、
組立工数を減少して、コストが大幅に低減するものであ
る。

また、パン焼成時、パンの側面、底面はヒータの直接輻
射熱と雰囲気温度上昇とパン焼き型の熱伝導で、焼きム
ラの少ない焼成となシ、パンの天面は、間隔によるヒー
タの間接輻射熱と熱空気の熱対流によシ、表面温度にバ
ラツキが少なく焼きムラの少ない焼成となシ、パン全体
を見た場合も焼き色バランスの良いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ム）、（Ｂ）は本発明の一実施例によるパン焼
成装置の断面図、第２図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の第２
の実施例によるパン焼成装置の断面図、第３図（ム）。 イ焼成装置を使用した自動製パン機の断面図、第５図は
従来のパン焼成装置の要部断面図、第６図は従来の自動
裳パン機の断面図である。 １４．２５，３１．４０・・曲焼成室、１６　、２４゜
３２．４８・・・・・・パン焼き型、１　Ｂ、２３，３
０゜５３・・・・・・ヒータ、２０，２６，３３．５２
・・・・・・間隔０　′ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）パン焼き型を加熱するヒータと、前記パン焼き型
   を内部に有する焼成室とを備え、前記ヒータの少なくと
   も一部をパン焼き型側面と焼成室側面との間に配置して
   なるパン焼成装置。
2. （２）ヒータをパン焼き型側面より焼成室側面に接近し
   て配置した特許請求の範囲第１項記載のパン焼成装置。
3. （３）パン焼き型の材質がアルミ合金よりなる特許請求
   の範囲第１項記載のパン焼成装置。