JPH0242179A - 点火コイル一体型配電器 - Google Patents

点火コイル一体型配電器

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JPH0242179A
JPH0242179A JP19064488A JP19064488A JPH0242179A JP H0242179 A JPH0242179 A JP H0242179A JP 19064488 A JP19064488 A JP 19064488A JP 19064488 A JP19064488 A JP 19064488A JP H0242179 A JPH0242179 A JP H0242179A
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越田 良一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気点火式内燃機関用の点火コイルを配電器
の中に収納した、点火コイル一体型の配電器に関するも
のである。
〔従来の技術〕
配電器ハウジング内に点火コイルを収納すると、外部配
線が簡潔になり、組付作業性が向上したり、エンジンル
ーム内の所要空間を縮小せしめ得るなどの効果が有る。
この種の一体型配電器に関しては、特公昭60−188
34号に記載の技術が公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕 前記の公知技術によれば、配線の簡略化や、装置全体と
しての設置所要空間の縮小、その他(耐重性の向上など
)の効果を奏する。
このような、点火コイル一体型配電器の長所を充分に発
揮させて、その実用化を図るためには、いっそう改善を
図るべき課題が存在する。
その一つは1点火コイルの収納スペースをコンパクトに
するため、所要の性能を有する点火コイルをなるべく小
形に構成することである。例えば、従来においてはコイ
ルのコアに、無雑作にボルト孔(スルーホール)を穿っ
ていたが、これにより実効磁束通路が妨げられ、結果的
にコアの外形を大きくしていた。
その二つ目は、配電器内に収納した点火コイルの取付v
t造の改良である。この取付構造は。
(イ)配電器の構造を複雑ならしめることなく。
(ロ)着脱が迅速、容易に行われ得ること、及び。
(ハ) 固定が強固で耐振性を有すること、が望まれる
その三つ目は、前記の着脱容易性に関連して。
なるべくは自動機による組立に適していることである。
自動機によって配電器を組み立てる場合、現在の技術で
はシャフトを挿入する工程が不可避である。こうした点
に鑑みれば、例えば総べての取付ネジの挿入方法がシャ
フトと平行に揃っていることが望ましい。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、その目的
とするところは、コンパクトで1組立作業性が良くて自
動化に適し、しかも構成部品が簡単な1点火コイル一体
型配電器を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本発明の一体型配
電器は、点火コイルのコアを直接的にハウジングに取り
付けることをせず、該コアを支承する外装体を構成して
、この外装体をハウジングに対してネジで取りつける。
〔作用〕
上記の手段によれば、コアに孔を穿ったりなどする必要
が無く、コア内部に磁束通過を妨げる空洞部分が無いの
で、該コアが小形、高性能に構成される。
また、外装体をハウジングに対してネジで取り付ける構
造であるから、ネジ止めの位置や方向を自由に選定し易
い。従って、自動化に適したように構成するについて、
設計的自由度が大きい。同様の理由で、ハウジングの構
造を複雑ならしめる虞れも無い。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る点火コイル一体型配電器の一実施
例を示す縦断面図である。
シャフト1は、その一端がハウジング2内に挿入され、
ボールベアリング15によって回転自在に支承されてお
り、図示しないガソリンエンジンのクランク軸に同期し
て、その1/2の速度で回転する。
上記のシャフト1にはシグナルロータ3が取りつけられ
ていて、シャフト1と一緒に回転する。
界磁マグネット4を有する電磁ピックアップコイル5I
よ、前記のシグナルロータ3に対向離間せしめて配設さ
れ、ハウジング2に対して固定されている。
シグナルロータ3の回転に伴って電磁ピックアツブコイ
ル5に誘起される電圧は、点火増幅器6を介して点火コ
イル7の一部コイルの通電を断続制御する。
1次コイルの通電が遮断されたとき、2次コイルに高電
圧が発生し、この高電圧はロータヘッド9、及び、キャ
ップ10に設けられた電極11を介して点火プラグ(図
示せず)に分配される。
前記点火コイル7のコア71は、1対のコアホルダ75
.76に挾持されていて、このコアホルダ75゜76が
コア71の外装板をなしている。
上記1対のコアホルダ75.76には、それぞれ取付ネ
ジ用の透孔が設けられていて、この透孔に固定ネジ79
を挿通し、ハウジング2に締結する。
本発明を実施する際、コアホルダ75にフック77を設
けておくと、この点火コイル7を取り出す際に引ツ掛け
て吊り上げるのに便利であり、また、装着の際には該フ
ックを把持して挿入できるので便利である。
図示を省略するが、コアホルダを面状に構成して、コア
71の挿脱が自在なように構成し、このコアホルダとハ
ウジング2との間に点火コイルコア71を挾持するよう
に構成することもできる。このように構成すれば、コア
ホルダが単一の構成部材で足りる。
若し仮りに、コア71に、鎖線Aに沿って取付ネジ用の
孔を穿ち、取付ネジ(図示せず)でハウジングに締結し
たとすると、コア71内に空洞部が形成されて磁束通過
を妨げるのみならず、この方向の取付ネジ挿入、及び締
付は非常に作業性が悪い。
また、ハウジング2に、鎖線入方向の雌ネジを設けるこ
とも著しく困難である。
これに比して本実施例では、固定ネジ79がシャフト1
と平行であるため、雌ネジの構成も容易であり、固定ネ
ジの挿入、締付も容易であり、自動化に適している。こ
のように、固定ネジの配置場所、方向を好都合に設定で
きたのは、コアホルダ75を介してコア71を取り付け
る構造としたことの効果である。
第2図は上記と異なる実施例を示し、シャフト1に垂直
な面による一部断面図である。
本例のコアホルダ78は、点火コイル7のコア71に溶
接しである。このように構成しても、前例(第1図)と
同様な効果が得られる。
第3図は更に異なる実施例を示す。本例の点火コイルコ
ア72、及びコアホルダ74には、シャフト1に遊嵌す
る透孔を設け、該シャフト1を貫通せしめている。本実
施例によれば、ハウジング2内の、シャフト1周辺の空
間を有効に利用して、小形のハウジング内にコア72を
収納することが出来る。本例のコア72は、ハウジング
2に設けられた凹面の取付座21に嵌合され、押え令状
の平板であるコアホルダ74で押さえつけて固定されて
いる。
本例によれば、コアホルダ74の形状が簡単で製造コス
トが安い。
〔発明の効果〕
本発明を点火コイル一体型配電器に適用すると、配電器
をコンパクトに構成でき、しかも組立作業性が良くて自
動化に適し、その上、構成部品の構造が簡単であるとい
う優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一体型配電器の一実施例を示す縦
断面図である。 第2図は上記と異なる実施例の部分横断面図、第3図は
更に異なる実施例の縦断面図である。 1・・・シャフト、2・・・ハウジング、7・・・点火
コイル、71.72・・・点火コイルコア、74.75
.76・・・コアホルダ、77・・・フック、78・・
・コアホルダ、79・・・固定ネジ。 代理人弁理士  秋  本  正  実第 を 図 第 図 栴 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)内燃機関に固定されるハウジングと、(b)
    上記ハウジング内に一端を挿入されて、前記内燃機関の
    クランク軸に同期して回転するシャフトと、(c)上記
    シャフトに取り付けられたシグナルロータと、(d)前
    記ハウジング内に設置されて上記シグナルロータに対向
    離間し、該シグナルロータの回転に同期した信号を発生
    する回転信号検出部と、(e)前記ハウジング内に収納
    され、磁路を形成するコアに1次コイル及び2次コイル
    を巻回した点火コイルと、を有する一体型配電器におい
    て、(f)前記のコアを保持する外装部材を構成し、(
    g)上記外装部材にネジ用の透孔を設け、(h)上記外
    装部材を前記ハウジングの内面に取付ネジによって締結
    して、前記点火コイルをハウジング内に固定したことを
    特徴とする、点火コイル一体型配電器。 2、前記の外装部材は、前記のコアに対して挿脱自在な
    構造であり、該外装部材をハウジングに締結すると、前
    記のコアが、ハウジングと外装部材との間に挟圧されて
    固定されるように構成したことを特徴とする、請求項1
    に記載の点火コイル一体型配電器。 3、前記の外装部材は、前記のコアに溶接されたもので
    あることを特徴とする、請求項1に記載の点火コイル一
    体型配電器。 4、前記の外装部材は、前記のコアを挾持する複数の部
    分より成り、かつ、該複数の部分のそれぞれにネジ用の
    透孔を設け、たことを特徴とする、請求項1に記載の点
    火コイル一体型配電器。 5、前記のコア、及び外装部材は、それぞれ前記のシャ
    フトに遊嵌する透孔を設けたものであることを特徴とす
    る、請求項2乃至同4の内の何れか一つに記載の点火コ
    イル一体型配電器。 6、前記の外装部材は、フック及び把持部の少なくとも
    何れか一方を設けたものであることを特徴とする、請求
    項2乃至同5の内の何れか一つに記載の点火コイル一体
    型配電器。 7、前記のハウジングは、点火コイルのコアを装着する
    凹面の取付座を有するものであることを特徴とする、請
    求項1に記載の点火コイル一体型配電器。
JP63190644A 1988-04-26 1988-08-01 点火コイル一体型配電器 Expired - Fee Related JP2628703B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104162A (en) * 1980-01-23 1981-08-19 Nippon Denso Co Ltd Distributor integrated with ignition coil
JPS61173777U (ja) * 1985-04-18 1986-10-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104162A (en) * 1980-01-23 1981-08-19 Nippon Denso Co Ltd Distributor integrated with ignition coil
JPS61173777U (ja) * 1985-04-18 1986-10-29

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