JP2628703B2 - 点火コイル一体型配電器 - Google Patents

点火コイル一体型配電器

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JP2628703B2 JP63190644A JP19064488A JP2628703B2 JP 2628703 B2 JP2628703 B2 JP 2628703B2 JP 63190644 A JP63190644 A JP 63190644A JP 19064488 A JP19064488 A JP 19064488A JP 2628703 B2 JP2628703 B2 JP 2628703B2
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気点火式内燃機関用の点火コイルを配電
器の中に収納した、点火コイル一体型の配電器に関する
ものである。
〔従来の技術〕
配電器ハウジング内に点火コイルを収納すると、外部
配線が簡潔になり、組付作業性が向上したり、エンジン
ルーム内の所要空間を縮小せしめ得るなどの効果が有
る。この種の一体型配電器に関しては、特公昭60−1883
4号に記載の技術が公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の公知技術によれば、配線の簡略化や、装置全体
としての設置所要空間の縮小、その他(耐震性の向上な
ど)の効果を奏する。
このような、点火コイル一体型配電器の長所を充分に
発揮させて、その実用化を図るためには、いっそう改善
を図るべき課題が存在する。
その一つは、点火コイルの収納スペースをコンパクト
にするため、所要の性能を有する点火コイルをなるべく
小形に構成することである。例えば、従来においてはコ
イルのコアに、無雑作にボルト孔(スルーホール)を穿
っていたが、これにより実効磁束通路が妨げられ、結果
的にコアの外形を大きくしていた。
その二つ目は、配電器内に収納した点火コイルの取付
構造の改良である。この取付構造は、 (イ) 配電器の構造を複雑ならしめることなく、 (ロ) 着脱が迅速,容易に行われ得ること、及び、 (ハ) 固定が強固で耐振性を有すること、が望まれ
る。
その三つ目は、前記の着脱容易性に関連して、なるべ
は自動機による組立に適していることである。
自動機によって配電器を組み立てる場合、現在の技術
ではシャフトを挿入する工程が不可避である。こうした
点に鑑みれば、例えば総べての取付ネジの挿入方法がシ
ャフトと平行に揃っていることが望ましい。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは、コンパクトで、組立作業性が良くて
自動化に適し、しかも構成部品が簡単な、点火コイル一
体型配電器を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、内燃機関に固定されるハウジングと、上
記ハウジング内に一端を挿入されて、前記内燃機関のク
ランク軸に同期して回転するシャフトと、上記シャフト
に取り付けられたシグナルロータと、前記ハウジング内
に設置されて上記シグナルロータに対向離間し、該シグ
ナルロータの回転に同期した信号を発生する回転信号検
出部と、前記ハウジング内に収納され、磁路を形成する
コアに1次コイル及び2次コイルを巻回した点火コイル
と、を有する一体型配電器において、 前記のコアを保持する外装部材を形成し、該外装部材に
おけるコアから外れた位置に固定ネジ用のネジ挿通孔を
設け、上記外装部材を前記ハウジングの内面に固定ネジ
によって締結し、該締結力により点火コイルをハウジン
グ内で直接固定したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明では、上述の如く、点火コイルのコアを保持す
る外装部材を形成し、その外装部材のコアから外れた位
置に固定ネジ用のネジ挿通孔を設け、しかもそのネジ挿
通孔を通して固定ネジを締結することにより、ハウジン
グ内に点火コイルを固定するようにしたので、コアに孔
を穿ったりなどする必要が無いばかりでなく、コア内部
に磁束通過を妨げる空洞部分がなく、そのため、コアを
高性能のままで小形に構成することができ、配電器をコ
ンパクトにできる。
また、ハウジング内で固定ネジを締結したとき、ハウ
ジングに対しその締結力で点火コイルを強固に固定でき
るので、取付構造の簡素化を図ることができ、しかも着
脱を迅速,容易に行うことができると共に、充分な耐振
性を得ることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る点火コイル一体型配電器の一実
施例を示す縦断面図である。
シャフト1は、その一端がハウジング2内に挿入さ
れ、ボールベアリング15によって回転自在に支承されて
おり、図示しないガソリンエンジンのクランク軸に同期
して、その1/2の速度で回転する。
上記のシャフト1にはシグナルロータ3が取りつけら
れていて、シャフト1と一緒に回転する。
界磁マグネット4を有する電磁ピックアップコイル5
は、前記のシグナルロータ3に対向離間せしめて配設さ
れ、ハウジング2に対して固定されている。
シグナルロータ3の回転に伴って電磁ピックアップコ
イル5に誘起される電圧は、点火増幅器6を介して点火
コイル7の一次コイルの通電を断続制御する。
1次コイルの通電が遮断されたとき、2次コイルに高
電圧が発生し、この高電圧はロータヘッド9、及び、キ
ャップ10に設けられた電極11を介して点火プラグ(図示
せず)に分配される。
前記点火コイル7のコア71は、1対のコアホルダ75,7
6に挾持されていて、このコアホルダ75,76がコア71の外
装板をなしている。
上記1対のコアホルダ75,76には、それぞれ固定ネジ
用の透孔が設けられていて、この透孔に固定ネジ79を挿
通し、ハウジング2に締結する。
本発明を実施する際、コアホルダ75にフック77を設け
ておくと、この点火コイル7を取り出す際に引ッ掛けて
吊り上げるのに便利であり、また、装着の際には該フッ
クを把持して挿入できるので便利である。
図示を省略するが、コアホルダを函状に構成して、コ
ア71の挿脱が自在なように構成し、このコアホルダとハ
ウジング2との間に点火コイルコア71を挾持するように
構成することもできる。このように構成すれば、コアホ
ルダが単一の構成部材で足りる。
若し仮りに、コア71に、鎖線Aに沿って取付ネジ用の
孔を穿ち、取付ネジ(図示せず)でハウジングに締結し
たとすると、コア71内に空洞部が形成されて磁束通過を
妨げるのみならず、この方向の取付ネジ挿入、及び締付
は非常に作業性が悪い。
また、ハウジング2に、鎖線A方向の雌ネジを設ける
ことも著しく困難である。
これに比して本実施例では、固定ネジ79がシャフト1
と平行であるため、雌ネジの構成も容易であり、固定ネ
ジの挿入,締付も容易であり、自動化に適している。こ
のように、固定ネジの配置場所,方向を好都合に設定で
きたのは、コアホルダ75,76を介してコア71を取り付け
る構造としたことの効果である。
第2図は上記と異なる実施例を示し、シャフト1に垂
直な面による一部断面図である。
本例のコアホルダ78は、点火コイル7のコア71に溶接
してある。そして、コアを溶接してあるコアホルダ78
を、固定ネジ79によりハウジング2内に締結して固定す
る。このように構成しても、前例(第1図)と同様な効
果が得られる。
第3図は更に異なる実施例を示す。本例の点火コイル
コア72、及びコアホルダ74には、シャフト1に遊嵌する
透孔を設け、該シャフト1を貫通せしめている。本実施
例によれば、ハウジング2内の、シャフト1周辺の空間
を有効に利用して、小形のハウジング内にコア72を収納
することが出来る。本例のコア72は、ハウジング2に設
けられた凹面の取付座21に嵌合され、押え金状の平板で
あるコアホルダ74で押さえつけて固定されている。本例
によれば、コアホルダ74の形状が簡単で製造コストが安
い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の第1項によれば、コアを
保持する外装部材を形成すると共に、該外装部材におけ
るコアから外れた位置に固定ネジ用のネジ挿通孔を設
け、外装部材をハウジングの内面に固定ネジによって締
結し、該締結力により点火コイルをハウジング内で直接
固定するように構成したので、コアに孔を穿ったりなど
する必要が無いばかりでなく、コア内部に磁束通過を妨
げる空洞部分がなく、コアを高性能のままで小形に構成
することができる結果、配電器をコンパクトにでき、し
かもハウジングに対し固定ネジの締結力で点火コイルを
強固に固定できる結果、取付構造の簡素化を図ることが
でき、かつ点火コイルの着脱を迅速,容易に行うことが
できると共に、充分な耐振性を得ることができる効果が
ある。
また、第3項によれば、上記第1項の効果に加え、固
定ネジをシャフトと平行に締結しるので、組立作業性が
良くて自動化に適する効果がある。さらに、第2項,第
4項,第5項によれば、外装部材を確実にかつ容易に製
作することができ、特に第5項では、外装部材の形状が
簡単で製造コストを安くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一体型配電器の一実施例を示す縦
断面図である。 第2図は上記と異なる実施例の部分横断面図、第3図は
更に異なる実施例の縦断面図である。 1……シャフト、2……ハウジング、7……点火コイ
ル、71,72……点火コイルコア、74,75,76……コアホル
ダ、77……フック、78……コアホルダ、79……固定ネ
ジ。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)内燃機関に固定されるハウジング
    と、(b)上記ハウジング内に一端を挿入されて、前記
    内燃機関のクランク軸に同期して回転するシャフトと、
    (c)上記シャフトに取り付けられたシグナルロータ
    と、(d)前記ハウジング内に設置されて上記シグナル
    ロータに対向離間し、該シグナルロータの回転に同期し
    た信号を発生する回転信号検出部と、(e)前記ハウジ
    ング内に収納され、磁路を形成するコアに1次コイル及
    び2次コイルを巻回した点火コイルと、を有する一体型
    配電器において、(f)前記のコアを保持する外装部材
    を形成し、(g)上記外装部材におけるコアから外れた
    位置に固定ネジ用のネジ挿通孔を設け、(h)上記外装
    部材を前記ハウジング内でその内面に固定ネジによって
    締結し、該締結力により点火コイルをハウジング内で直
    接固定したことを特徴とする、点火コイル一体型配電
    器。
  2. 【請求項2】前記外装部材は、前記のコアを挿脱自在に
    支持する形状であり、ハウジングに締結した時点で、前
    記のコアをハウジングと外装部材との間に狭圧して固定
    されるように構成したことを特徴とする、請求項1に記
    載の点火コイル一体型配電器。
  3. 【請求項3】前記の外装部材は、前記のコアに溶接され
    たものであることを特徴とする、請求項1に記載の点火
    コイル一体型配電器。
  4. 【請求項4】前記の外装部材は、前記のコアを挟持する
    複数の部分より成り、かつ、該複数の部分のそれぞれ
    が、固定ネジによりコアを挟持した状態で締め付けたと
    きに互いにコアを挟持することを特徴とする、請求項1
    に記載の点火コイル一体型配電器。
  5. 【請求項5】前記のコア、及び外装部材は、それぞれ前
    記のシャフトを遊嵌する透孔を設けたものであることを
    特徴とする、請求項1に記載の点火コイル一体型配電
    器。
  6. 【請求項6】前記の外装部材は、上部に取付け・取り外
    し用のフックを設けたことを特徴とする、請求項2乃至
    同5の内の何れか一つに記載の点火コイル一体型配電
    器。
  7. 【請求項7】前記のハウジングは、点火コイルのコアを
    装着する凹面の取付座を有するものであることを特徴と
    する、請求項2乃至同5の内の何れか一つに記載の点火
    コイル一体型配電器。
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US07/341,762 US4979486A (en) 1988-04-26 1989-04-21 Ignition coil-incorporated distributor for internal combustion engines
EP19920120484 EP0536811A3 (en) 1988-04-26 1989-04-24 Ignition coil-incorporated distributor for internal combustion engines
DE68927807T DE68927807T2 (de) 1988-04-26 1989-04-24 Zündverteiler mit eingebauter Spule für innere Brennkraftmaschinen
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US07/516,312 US5036827A (en) 1988-04-26 1990-04-30 Ignition coil-incorporated distributor for internal combustion engines

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