JPH0241824Y2 - - Google Patents

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JPH0241824Y2
JPH0241824Y2 JP19132885U JP19132885U JPH0241824Y2 JP H0241824 Y2 JPH0241824 Y2 JP H0241824Y2 JP 19132885 U JP19132885 U JP 19132885U JP 19132885 U JP19132885 U JP 19132885U JP H0241824 Y2 JPH0241824 Y2 JP H0241824Y2
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locking
opening
lid
locking lid
connecting band
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電線の端子を収容するコネクタハウ
ジングに係るもので、詳しくは収容した端子の抜
け防止を図る係止構造に関するものである。
「従来技術」および「考案が解決しようとする問
題点」 従来のコネクタハウジングの端子の係止構造に
は多数の公知例があり、そのうち、実開昭59−
117080号、実開昭59−117079号公報の様に、端子
収容室と連通する開口部に、薄肉状のヒンジを介
して開閉する蓋状係止片を一体に設け、閉鎖した
蓋状係止片と端子とを係合させて端子の抜けを防
止するヒンジ方式の係止構造のものがある。
以上のヒンジ方式の従来構造によると、薄肉状
のヒンジがコネクタハウジングの周壁に露出して
いる為、他部材と接触したり、その蓋状係止片に
外力を受けたりしてヒンジが破損し易く、ヒンジ
の破損や破断を生ずると、開口部を閉鎖した蓋状
係止片の姿勢が崩れたり脱落したりして端子の係
止機能が低下する難点がある。
また、コネクタハウジングの運搬中や取扱い時
に、他部材との接触等によつて蓋状係止片が容易
に閉鎖してしまう不具合点がある。
本考案は、以上の従来構造の難点を解消するの
が目的である。
「問題点を解決するための手段」 以上の目的を達成する本考案は端子収容室と連
通する開口部を形成すると共に、該開口部の上方
に、該開口部の前縁に自己の前端の係止部を係合
して前記開口部を閉鎖ロツクし、前記端子収容室
内の端子の後退を防止する係止蓋を設けたコネク
タハウジングにおいて、前記係止蓋は、自己の前
端と前記開口部の後縁に渡る連結帯を介して宙吊
状に一体に連設されると共に、前記係止蓋の内側
には、閉鎖ロツクのときの該連結帯を収納する収
納凹部を設けた構造を設けたことを要旨としてい
る。
「実施例」および「作用」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。その
一実施例の雌形コネクタハウジング1(以下、単
に雌ハウジング1という)を示す第1図を参照し
て、本考案の雌ハウジング1の上側または下側の
周壁には、端子収容室5と連通する方形の開口部
10が形成され、開口部10の上方には連結帯1
2で開口部10の縁部に連結された係止蓋11が
宙吊り状に設けてある。そして、係止蓋11を開
口部10に閉鎖ロツクして、端子収容室5内の雌
端子4の係止突部7または接触部6の後端と、係
止蓋11の係止部13とを係合させ、雌端子4の
抜けを防止する様に成つている。
詳しくは、係止蓋11は開口部10を閉鎖でき
る方形状を有し、その前端(右図右方の収容した
雌端子の前方寄りを前端という)11′の下側に
は、正常位置に収容した雌端子4の接触部6の係
止突部7等に当接する係止部13が先端を前方に
臨ませて形成されている。そして、係止蓋11は
係止部13近傍の前端11′の下側と開口部10
の後縁10″の間に渡る連結帯12によつて、開
口部10の上方に宙吊状に保持されている。
即ち、連結帯12は、両端を開口部10の後縁
10″と係止蓋11の前端11′の内側に回動自在
に連結した帯体を成して、樹脂材の開口部10係
止蓋11と一体に形成されており、間隔をおいて
数本設けられ、自由時には第1図A,Bの様に係
止蓋11を開口部10の上方に宙吊状に保持する
と共に、外力によつて容易に下方に可撓する弾性
帯になつている。
一方、係止蓋11の前端11′は係止部13の
上面と段差状を呈すると共に、後端11′′には開
口部10の後端10″に隆設した係止突条14に
覆蓋する係止凹部15が逆U字状に形成されてお
り、その係止凹部15の先端内側には係止突条1
4に設けた係止孔17と係合する係止爪16が形
成されている。そして、係止蓋11の後端11″
から前端11′に向かう内側には、係止蓋11を
開口部10に閉鎖ロツクしたとき、折り曲げられ
て係止蓋11の内側に沿う姿勢の連結帯12を収
納する収納凹部18が設けられている。そして、
第1図B点線の様に、係止蓋11を前傾させて前
端11′を開口部10の前縁10′と係合させると
共に、係止部13を開口部10内に挿入して軽く
押えると、係止蓋11は前端11′を支点として
ドアー状に回転し、第1図Cの様に、後端1
1′′の係止凹部15が開口部10の係止突条14
がガタなく嵌着して開口部10を閉鎖すると共
に、係止爪16と係止孔17とがパチンと係合し
てその閉鎖姿勢をロツクし、開口部10内の係止
部13が、端子収容室内の雌端子4の接触部6の
後端、または雌端子4の係止突部7に後方から当
接し、雌端子4の抜けを防止する係止構造に成つ
ている。
なお、係止蓋11が開口部10を閉鎖するとき
連結帯12は係止蓋11と連動して下方に弾性移
動すると共に、係止蓋11の内側に設けた収納凹
部18に次第に収納され、最終位置では係止蓋1
1の内側に沿つて収納される。
つぎに、第2図は前記実施例の雌ハウジング1
と結合する雄ハウジング2の実施例を示したもの
で、前記実施例と同一構成の開口部10と連結帯
12、ならびに係止蓋11から成る係止構造が設
けてある。そして、開口部10を閉鎖ロツクした
係止蓋11の係止部13を端子収容室5内の雄端
子の係止突部に係合させて雄端子の後退を防止す
る様に成つている。
以上の構成の本考案のコネクタハウジングによ
ると、端子収容室5の開口部10を閉鎖ロツクす
る係止蓋11が、連結帯12によつて開口部10
の縁部と相互接続されており、係止蓋11によつ
て開口部10を閉鎖ロツクしたときは、係止蓋1
1の内側の収納凹部18に、連結帯12が収納さ
れるので、押え込まれた連結帯12が係止蓋11
を押し上げて開口部10から浮き上げたり、他部
材と接触する等のおそれがなく、係止蓋11の閉
鎖ロツク姿勢が安定すると共に、連結帯12が有
効に保護される。そして、若し何等かの原因によ
つて閉鎖ロツク状態の連結帯12が破断しても、
係止蓋11の閉鎖ロツクに異常を及ぼすことがな
く、係止蓋11による端子の係止機能が安定する
作用がある。さらに、係止蓋11が開口部10を
閉鎖しない自由状態では、介在する連結帯12が
係止蓋11と開口部10に挾まれた姿勢となり、
連結帯をガードする状態を呈するので、コネクタ
ハウジング1が他部材と接触することがあつて
も、連結帯12が損傷するおそれは極めて少な
く、その上、連結帯12に宙吊り保持された係止
蓋11は、運搬中や取扱い時の他部材と接触によ
つて、容易に開口部を閉鎖する無用閉鎖の発生が
なく、係止蓋11の機能が安定する作用がある。
さらに、端子挿入前のコネクタハウジング単体
の運搬時や取扱時にも、係止蓋11が開口部10
の上方に保持されているので、係止蓋11が誤つ
て開口部10を閉鎖する異常発生の危険は殆んど
ない。
なお、前記実施例の本考案の構成において、係
止蓋11のロツク手段や、係止突条14と係止凹
部15による係止蓋11の後退防止手段は、前記
実施例に限定されることはなく、他の公知手段に
よつて代えることができる。
「考案の効果」 以上の説明のように、本考案のコネクタハウジ
ングは、開口部を閉鎖ロツクして端子の後退を防
止する係止蓋つきコネクタハウジングにおいて、
係止蓋の閉鎖ロツク機能を良好に安定維持する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の一実施例のコネクタハウジン
グを示し、Aはその斜視図、Bはその正面図、C
はその作用を示す正面断面図、第2図:本考案の
他の実施例のコネクタハウジングを示す斜視図。 主な符号、1:雌形コネクタハウジング、2:
雄形コネクタハウジング、4:雌端子、5:端子
収容室、6:接触部、7:係止突部、10:開口
部、11:係止蓋、12:連結帯、13:係止
部、14:係止突条、15:係止凹部、16:係
止爪、17:係止孔、18:収納凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子収容室と連通する開口部を形成すると共
    に、該開口部の上方に、該開口部の前縁に自己の
    前端の係止部を係合して前記開口部を閉鎖ロツク
    し、前記端子収容室内の端子の後退を防止する係
    止蓋を設けたコネクタハウジングにおいて、前記
    係止蓋は、自己の前端と前記開口部の後縁に渡る
    連結帯を介して宙吊状に一体に連設されると共
    に、前記係止蓋の内側には、閉鎖ロツクのときの
    該連結帯を収納する収納凹部を設けた構造を特徴
    とするコネクタハウジング。
JP19132885U 1985-12-12 1985-12-12 Expired JPH0241824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19132885U JPH0241824Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19132885U JPH0241824Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6299177U JPS6299177U (ja) 1987-06-24
JPH0241824Y2 true JPH0241824Y2 (ja) 1990-11-07

Family

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JP19132885U Expired JPH0241824Y2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12

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JPS6299177U (ja) 1987-06-24

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