JPH0240854A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
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- JPH0240854A JPH0240854A JP19069188A JP19069188A JPH0240854A JP H0240854 A JPH0240854 A JP H0240854A JP 19069188 A JP19069188 A JP 19069188A JP 19069188 A JP19069188 A JP 19069188A JP H0240854 A JPH0240854 A JP H0240854A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、蛍光ランプに係り、特に高輝度かつ高演色性
を示す高演色型三波長蛍光ランプに関する。
を示す高演色型三波長蛍光ランプに関する。
[従来の技術]
近年、高演色型三波長蛍光ランプは、従来のハロ蛍光体
使用のランプに比べ、高輝度高演色性を示すため、光の
質の向上を求める消費者の要求が高まるにつれて、その
需要が増加しつつある。しかしながら、現在、蛍光ラン
プ全体の売上げに対する高演色型三波長蛍光ランプの占
める割合は2O%程度であり、一般の照明用ランプとし
て完全に普及してはいない。その理由として、高演色型
三波長蛍光ランプがハロ蛍光体使用のランプに比べ、か
なり高価であることが挙げられる。特に、高演色型三波
長ランプに使用されている蛍光体は、希土類元素あるい
は希少元素からなり、その価格はハロ蛍光体の約10〜
50倍であることから、高演色型三波長蛍光ランプの価
格を上昇させる大きな原因となっている。
使用のランプに比べ、高輝度高演色性を示すため、光の
質の向上を求める消費者の要求が高まるにつれて、その
需要が増加しつつある。しかしながら、現在、蛍光ラン
プ全体の売上げに対する高演色型三波長蛍光ランプの占
める割合は2O%程度であり、一般の照明用ランプとし
て完全に普及してはいない。その理由として、高演色型
三波長蛍光ランプがハロ蛍光体使用のランプに比べ、か
なり高価であることが挙げられる。特に、高演色型三波
長ランプに使用されている蛍光体は、希土類元素あるい
は希少元素からなり、その価格はハロ蛍光体の約10〜
50倍であることから、高演色型三波長蛍光ランプの価
格を上昇させる大きな原因となっている。
そこで、従来よりこの高価な高演色型三波長蛍光ランプ
の価格を低下させる1つの方法として、特公昭53−8
67号に示されているように発光層を2層に分けて塗布
することが知られている。
の価格を低下させる1つの方法として、特公昭53−8
67号に示されているように発光層を2層に分けて塗布
することが知られている。
この場合、ハロ蛍光体を第1層とし、その上層に三波長
蛍光体を塗布することによって、三波長蛍光体の使用量
を低減させることができるほか、ガラスバルブから遊離
するナトリウムイオンを第1層に塗布されたハロ蛍光体
が吸着し、ナトリウムイオンと水銀との反応を防ぐこと
によって、蛍光ランプの劣化を防止するという重要な役
割を果たしている。
蛍光体を塗布することによって、三波長蛍光体の使用量
を低減させることができるほか、ガラスバルブから遊離
するナトリウムイオンを第1層に塗布されたハロ蛍光体
が吸着し、ナトリウムイオンと水銀との反応を防ぐこと
によって、蛍光ランプの劣化を防止するという重要な役
割を果たしている。
また、特公昭55−35423号に示されているように
、希土類または希少元素からなる蛍光体に、Zn2 S
i04 :Mn、Sb、Mn付活ハロリン酸カルシウ
ム等の比較的安価な蛍光体、またはアルミナ、ピロリン
酸カルシウム、チタニア、シリカ等の安定で紫外から可
視部までの光線を効率良く反射する非発光物質を適量混
合することにより、蛍光物質全体を増量し、混合された
蛍光物質としての価格を下げるという方法がとられてい
る。但し、この場合、Sb、Mn付活ハロリン酸カルシ
ウムは、単独で混合すると、Sb、Mn付活ハロリン酸
カルシウムの発光のためにランプスペクトルが変化し、
演色性が低下する傾向かあり、また水銀を吸着するため
に劣化しやすく実用的ではない。アルミナについては、
不純物としてナトリウムを多量に含んでいるという問題
がある。これは、一般にアルミナは原料であるボーキサ
イトをNaOHを用いたアルカリ溶融法に供することに
よって得られていることによるもので、蛍光ランプに塗
布して用いると、このナトリウムイオンが水銀と化学反
応を起こしアマルガムとなってアルミナ層と、蛍光体層
とを覆い、ランプを劣化させる原因となる。蛍光ランプ
用に使用するためには、アルミナに大量に含有している
ナトリウムを精製する必要があり、精製されたアルミナ
はナトリウムを数十ppm含むものでもかなり高価なも
のとなる。
、希土類または希少元素からなる蛍光体に、Zn2 S
i04 :Mn、Sb、Mn付活ハロリン酸カルシウ
ム等の比較的安価な蛍光体、またはアルミナ、ピロリン
酸カルシウム、チタニア、シリカ等の安定で紫外から可
視部までの光線を効率良く反射する非発光物質を適量混
合することにより、蛍光物質全体を増量し、混合された
蛍光物質としての価格を下げるという方法がとられてい
る。但し、この場合、Sb、Mn付活ハロリン酸カルシ
ウムは、単独で混合すると、Sb、Mn付活ハロリン酸
カルシウムの発光のためにランプスペクトルが変化し、
演色性が低下する傾向かあり、また水銀を吸着するため
に劣化しやすく実用的ではない。アルミナについては、
不純物としてナトリウムを多量に含んでいるという問題
がある。これは、一般にアルミナは原料であるボーキサ
イトをNaOHを用いたアルカリ溶融法に供することに
よって得られていることによるもので、蛍光ランプに塗
布して用いると、このナトリウムイオンが水銀と化学反
応を起こしアマルガムとなってアルミナ層と、蛍光体層
とを覆い、ランプを劣化させる原因となる。蛍光ランプ
用に使用するためには、アルミナに大量に含有している
ナトリウムを精製する必要があり、精製されたアルミナ
はナトリウムを数十ppm含むものでもかなり高価なも
のとなる。
第2図は、第1層にハロりん酸カルシウム蛍光体2.5
g、第2層に三波長蛍光体として(S「。
g、第2層に三波長蛍光体として(S「。
Ca、Ba)s (PO4)3 Cノ: Eu25%
、L a P O、s : Ce 、 T b 4
0%、Y2O3:Eu35%を混合した三波長蛍光体を
塗布した蛍光ランプ(FL40SSランプ)において、
三波長蛍光体の塗布量を変化させたときの光束と平均演
色評価数(以下、Raという)を示すグラフである。
、L a P O、s : Ce 、 T b 4
0%、Y2O3:Eu35%を混合した三波長蛍光体を
塗布した蛍光ランプ(FL40SSランプ)において、
三波長蛍光体の塗布量を変化させたときの光束と平均演
色評価数(以下、Raという)を示すグラフである。
三波長蛍光体の塗布量が減少していくにつれ、輝度、R
a共に低下していくが、特にRaの低下が著しい。これ
は三波長蛍光体の塗布量の減少に伴って、三波長蛍光体
層だけで紫外線を吸収することが困難となり、第1層へ
口りん酸カルシウム蛍光体の発光が増加したことによる
。
a共に低下していくが、特にRaの低下が著しい。これ
は三波長蛍光体の塗布量の減少に伴って、三波長蛍光体
層だけで紫外線を吸収することが困難となり、第1層へ
口りん酸カルシウム蛍光体の発光が増加したことによる
。
このような演色性及び輝度の低下を改善するためにとり
得る手段として、ハロりん酸カルシウム蛍光体の付活剤
を除くことが考えられる。しがしながら、このような蛍
光層について試作検討した結果、ハロりん酸カルシウム
蛍光体の付活剤を除いたものを使用すると、紫外線によ
ってカラーセンタが発生するということが確認された。
得る手段として、ハロりん酸カルシウム蛍光体の付活剤
を除くことが考えられる。しがしながら、このような蛍
光層について試作検討した結果、ハロりん酸カルシウム
蛍光体の付活剤を除いたものを使用すると、紫外線によ
ってカラーセンタが発生するということが確認された。
このカラーセンタは、輝度を低下させるばかりでなく、
ランプの劣化を増大させるという欠陥がある。
ランプの劣化を増大させるという欠陥がある。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、安価でありながら、その性能が従来品と同等
かまたは満足できるレベルに維持された高演色型三波長
蛍光ランプを提供することを特徴とする 特に、高演色型三波長蛍光ランプが高価であるのは、用
いられている蛍光体が高価であることが大きな原因であ
ることから、この蛍光体の原価を下げることが本発明の
目的を達成する上で重要である。
かまたは満足できるレベルに維持された高演色型三波長
蛍光ランプを提供することを特徴とする 特に、高演色型三波長蛍光ランプが高価であるのは、用
いられている蛍光体が高価であることが大きな原因であ
ることから、この蛍光体の原価を下げることが本発明の
目的を達成する上で重要である。
[課題を解決するための手段]
本発明においては、上記目的を達成するために、高演色
型三波長型蛍光ランプの蛍光体に着目し、高価な三波長
蛍光体に、増量剤として、劣化防止、安定性、紫外線反
射等に優れた安価な非発光物質を混入または併用する。
型三波長型蛍光ランプの蛍光体に着目し、高価な三波長
蛍光体に、増量剤として、劣化防止、安定性、紫外線反
射等に優れた安価な非発光物質を混入または併用する。
本発明は、蛍光ランプの蛍光層として、非発光物質から
なる第1層と、該第1層の上に1種もしくは2種以上の
蛍光体からなる第2層とを含む二層塗布層、または非発
光物質と1種もしくは2種以上の蛍光体との混合物から
なる一層塗布層を具備する蛍光ランプにおいて、 a)前記非発光物質が、 LnPO4(Ln=La、Gd、Y、A))で表わされ
、その組成式が、 (L a +−x−y−z−G d x”Yy”A、J
’ z ) P 04Ofhx<0.1 0≦Y<0.1 0≦z<0.8 で表わされ、 b)かつ前記蛍光体が、 (S r、Ca、B a、Mg)s (PO4)3 C
1! : E U。
なる第1層と、該第1層の上に1種もしくは2種以上の
蛍光体からなる第2層とを含む二層塗布層、または非発
光物質と1種もしくは2種以上の蛍光体との混合物から
なる一層塗布層を具備する蛍光ランプにおいて、 a)前記非発光物質が、 LnPO4(Ln=La、Gd、Y、A))で表わされ
、その組成式が、 (L a +−x−y−z−G d x”Yy”A、J
’ z ) P 04Ofhx<0.1 0≦Y<0.1 0≦z<0.8 で表わされ、 b)かつ前記蛍光体が、 (S r、Ca、B a、Mg)s (PO4)3 C
1! : E U。
B aMg2 Al 16 Q27 : E uSS
r4 Al14025 : Eu52 S r 00.
84P2O50.16B2O3 : E u。
r4 Al14025 : Eu52 S r 00.
84P2O50.16B2O3 : E u。
(Ba、Mg)S 12O5 : Eu。
LaPO4:Ce、 Tb。
Y2 S t05 : Ce、 Tb。
MgAl!t l Ot 9 : Ce、
Tb。
Tb。
Y2 03 : Eu。
Y (PV)O4 : Eu。
及び3.5 MgO0,5MgF2 GeO2: Mn
からなる群から選ばれた少なくとも1つの蛍光体からな
ることを特徴とする。
からなる群から選ばれた少なくとも1つの蛍光体からな
ることを特徴とする。
前記第1層の塗布量は、0,5〜5.019/護である
ことが好ましく、0.5151/cdより少ないと2層
塗布の効果があまり見られなくなり、また5、CIF/
dより多いと光束の低下が大きく、実用的でない。
ことが好ましく、0.5151/cdより少ないと2層
塗布の効果があまり見られなくなり、また5、CIF/
dより多いと光束の低下が大きく、実用的でない。
また、非発光物質と1種もしくは2種以上の蛍光体との
混合物からなる一層塗布層において、この混合物全量に
対する非発光物質の割合は5〜80%であることが好ま
しく、5%より少ないとコスト的メリットが少なく、8
0%より多いと満足できる光束を得られないため実用的
ではない。
混合物からなる一層塗布層において、この混合物全量に
対する非発光物質の割合は5〜80%であることが好ま
しく、5%より少ないとコスト的メリットが少なく、8
0%より多いと満足できる光束を得られないため実用的
ではない。
[作用]
本発明に用いられる蛍光体の増量剤として使用される非
発光物質LnPO4(Ln−La、Gd。
発光物質LnPO4(Ln−La、Gd。
Y、A))は、公知の三波長ランプ用緑色蛍光体である
LnPO4: Ce、Tb (Ln−La。
LnPO4: Ce、Tb (Ln−La。
Gd、Y、AIりから、付活剤であるC e %T b
を除いたものである。この蛍光体に紫外線を照射すると
、第1図にMgOの吸収を100として示すように、(
1:eSTbはCePO4、TbPo、1として2O0
〜380nmの紫外線を吸収し、反対にLaPO4Gd
PO4YPO4 A〕P04は紫外から可視部までの領域を効率良く反射
lる。すなわち、この非発光物質は、紫外または可視部
のエネルギーを吸収して蛍光ランプの発光効率を落とす
ことがないことを示している。
を除いたものである。この蛍光体に紫外線を照射すると
、第1図にMgOの吸収を100として示すように、(
1:eSTbはCePO4、TbPo、1として2O0
〜380nmの紫外線を吸収し、反対にLaPO4Gd
PO4YPO4 A〕P04は紫外から可視部までの領域を効率良く反射
lる。すなわち、この非発光物質は、紫外または可視部
のエネルギーを吸収して蛍光ランプの発光効率を落とす
ことがないことを示している。
また、この非発光物質を用いた蛍光ランプは、水銀の吸
着あるいは紫外線によるカラーセンターの発生も見られ
ない。
着あるいは紫外線によるカラーセンターの発生も見られ
ない。
したがって、この非蛍光物質を三波長蛍光体に混入また
は併用し、蛍光ランプに用いることによって、その性能
を従来品と同等かまたは満足できるレベルに維持し、か
つ三波長蛍光体の使用量を低減することができる。
は併用し、蛍光ランプに用いることによって、その性能
を従来品と同等かまたは満足できるレベルに維持し、か
つ三波長蛍光体の使用量を低減することができる。
【実施例]
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例I
FL40ssバルブにLaPO4を第1層として2.0
gを塗布し、第2層として(Sr、Ca。
gを塗布し、第2層として(Sr、Ca。
B a、Mg)5 (PO4)3 Cノ:Eu蛍光体
26%、LaPO4:Ce、Tb蛍光体39%、Y2O
3 : E u蛍光体35%を含む混合蛍光体を2.0
g塗布し、二層塗布層を有する色温度5000にの蛍光
ランプ(FL40ss)を得た。
26%、LaPO4:Ce、Tb蛍光体39%、Y2O
3 : E u蛍光体35%を含む混合蛍光体を2.0
g塗布し、二層塗布層を有する色温度5000にの蛍光
ランプ(FL40ss)を得た。
このランプを測光し、その初輝度、(500時間点灯後
の光束/初輝度X100)で表わされる0−500劣化
率、Ra及びコスト比を、前記混合蛍光体のみを4.0
g塗布して得られた従来の5000K F L 40
s sランプと比較し、その結果を第1表に示す。
の光束/初輝度X100)で表わされる0−500劣化
率、Ra及びコスト比を、前記混合蛍光体のみを4.0
g塗布して得られた従来の5000K F L 40
s sランプと比較し、その結果を第1表に示す。
実施例2
第1層として(L a 0.95G d O,05)
P 04を2.0g塗布した以外は、実施例1と同様に
してFL40ssランプを得た。測光の結果を第1表に
示す。
P 04を2.0g塗布した以外は、実施例1と同様に
してFL40ssランプを得た。測光の結果を第1表に
示す。
実施例3
第1層として(L a 0.95Y 01O5)PO4
を2.0g塗布した以外は、実施例1と同様にしてFL
40ssランプを得た。測光の結果を第1表に示す。
を2.0g塗布した以外は、実施例1と同様にしてFL
40ssランプを得た。測光の結果を第1表に示す。
実施例4
第1層として(L a O,95A 、1’ o、os
) P 04を2.0g塗布した以外は、実施例1と同
様にしてFL40ssランプを得た。測光の結果を第1
表に示す。
) P 04を2.0g塗布した以外は、実施例1と同
様にしてFL40ssランプを得た。測光の結果を第1
表に示す。
実施例5
FL40ssバルブに、実施例1と同様の非発光物質及
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
実施例6
FL40ssバルブに、実施例2と同様の非発光物質及
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
実施例7
FL40ssバルブに、実施例3と同様の非発光物質及
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
実施例8
FL40ssバルブに、実施例4と同様の非発光物質及
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
び混合蛍光体を混合して塗布し、−層塗布膜を有するF
L40ssランプを得た。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
比較例1〜3
3つのFL40ssバルブに、第1層として各々アルミ
ナ、T l 02 、Ca2 P2O7を2.Ogずつ
塗布した以外は実施例1と同様にして、二層塗布膜を有
するFL40ssランプを得、各々比較例1.2.3と
した。このランプを側光し、その結果を第1表に示す。
ナ、T l 02 、Ca2 P2O7を2.Ogずつ
塗布した以外は実施例1と同様にして、二層塗布膜を有
するFL40ssランプを得、各々比較例1.2.3と
した。このランプを側光し、その結果を第1表に示す。
比較例4〜6
実施例1と同様の混合蛍光体2.Ogを3つ用意し、増
量剤として各々アルミナ、T i 02、Ca2 P2
O72.09ずつを混合した以外は実施例5と同様にし
て、−層塗布膜を有するFL40ssランプを得、各々
比較例4.5.6とした。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
量剤として各々アルミナ、T i 02、Ca2 P2
O72.09ずつを混合した以外は実施例5と同様にし
て、−層塗布膜を有するFL40ssランプを得、各々
比較例4.5.6とした。このランプを側光し、その結
果を第2表に示す。
第 1 表
(二層塗布)
第 2 表
(−層塗布)
第1表及び第2表から明らかなように、本発明の蛍光ラ
ンプは、コスト比、初輝度、0−500劣化率について
、増量剤を含まない従来品の性能に比し、満足できるレ
ベルを維持している。特に、0−500劣化率について
は、二層塗布を行なったとき従来品より優れた結果が得
られた。また、その他の増量剤を用いた蛍光ランプと比
較しても同様であった。
ンプは、コスト比、初輝度、0−500劣化率について
、増量剤を含まない従来品の性能に比し、満足できるレ
ベルを維持している。特に、0−500劣化率について
は、二層塗布を行なったとき従来品より優れた結果が得
られた。また、その他の増量剤を用いた蛍光ランプと比
較しても同様であった。
本実施例は、低圧水銀蒸気ランプについて行われたが、
特にこれに限定するものではなく、希ガスを放電させて
蛍光体を発光させる希ガス励起の蛍光ランプを用いても
よい。また、本実施例では、3種の蛍光体を混合して、
5000にのランプ色度に合わせたものを用いたが、こ
れに限定するものではなく、他の色度の混合蛍光体であ
っても、単色の蛍光体または2種の混合蛍光体であって
も、または4種以上の混合蛍光体であってもよい。
特にこれに限定するものではなく、希ガスを放電させて
蛍光体を発光させる希ガス励起の蛍光ランプを用いても
よい。また、本実施例では、3種の蛍光体を混合して、
5000にのランプ色度に合わせたものを用いたが、こ
れに限定するものではなく、他の色度の混合蛍光体であ
っても、単色の蛍光体または2種の混合蛍光体であって
も、または4種以上の混合蛍光体であってもよい。
[発明の効果]
本発明は、高価な希土類または希少元素からなる三波長
蛍光体の量を低減し得ることにより、安価な蛍光ランプ
を提供し得、その性能については、従来の蛍光ランプと
同等かまたは満足できるレベルを維持することができる
。
蛍光体の量を低減し得ることにより、安価な蛍光ランプ
を提供し得、その性能については、従来の蛍光ランプと
同等かまたは満足できるレベルを維持することができる
。
第1図は、従来のFL40ssランプの三波長蛍光体塗
布量に対する、光束及び平均演色評価数を表わすグラフ
を示す図、第2図は、LnPO4(Ln=La、Gd、
Y、A))の紫外線吸収のようすを表わすグラフを示す
図である。 第 図
布量に対する、光束及び平均演色評価数を表わすグラフ
を示す図、第2図は、LnPO4(Ln=La、Gd、
Y、A))の紫外線吸収のようすを表わすグラフを示す
図である。 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)蛍光ランプの蛍光層として、非発光物質からなる
第1層と、該第1層の上に1種もしくは2種以上の蛍光
体からなる第2層とを含む二層塗布層、または非発光物
質と1種もしくは2種以上の蛍光体との混合物を塗布し
てなる一層塗布層を具備する蛍光ランプにおいて、 a)前記非発光物質が、 LnPO_4(Ln=La、Gd、Y、Al)で表わさ
れ、その組成式が、 (La_1_−_x_−_y_−_z・Gd_x・Y_
y・Al_z)PO_40≦x<0.1 0≦Y<0.1 0≦z<0.8 で表わされ、 b)かつ前記蛍光体が、 (Sr,CaBa、Mg,)_5(PO_4)_3Cl
:Eu、BaMg_2Al_1_6O_2_7:Eu、
Sr_4Al_1_4O_2_5:Eu、 2SrO0.84P_2O_50.16B_2O_3:
Eu、(Ba,Mg)Si_2O_5:Eu、 LaPO_4:Ce,Tb、 Y_2SiO_5:Ce,Tb、 MgAL_1_1O_1_9:Ce,Tb、Y_2O_
3:Eu、 Y(PV)O_4:Eu、 及び3.5MgO0.5MgF_2GeO_2:Mnか
らなる群から選ばれた少なくとも1つの蛍光体からなる
ことを特徴とする蛍光ランプ。 (2)前記第1層の塗布量が、0.5〜 5.0mg/cm^2であることを特徴とする請求項1
に記載の蛍光ランプ。 (3)前記混合物中の非発光物質の割合が、混合物全量
に対し5〜80%である塗布層を含むことを特徴とする
請求項1に記載の蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19069188A JPH0240854A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19069188A JPH0240854A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 蛍光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0240854A true JPH0240854A (ja) | 1990-02-09 |
JPH0587939B2 JPH0587939B2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=16262262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19069188A Granted JPH0240854A (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240854A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5438234A (en) * | 1991-08-13 | 1995-08-01 | Kasei Optonix, Ltd. | Fluorescent lamp |
US6555963B1 (en) * | 1998-11-12 | 2003-04-29 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Fluorescent lamp having transparent layer with low mercury consumption |
WO2003090251A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Luminescent screen |
KR100478304B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2005-03-24 | 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 | 형광 램프 및 조명장치 |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP19069188A patent/JPH0240854A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5438234A (en) * | 1991-08-13 | 1995-08-01 | Kasei Optonix, Ltd. | Fluorescent lamp |
US5614783A (en) * | 1991-08-13 | 1997-03-25 | Kasei Optonix, Ltd. | Fluorescent lamp including fired non-luminescent material |
US6555963B1 (en) * | 1998-11-12 | 2003-04-29 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Fluorescent lamp having transparent layer with low mercury consumption |
KR100478304B1 (ko) * | 2001-07-23 | 2005-03-24 | 도시바 라이텍쿠 가부시키가이샤 | 형광 램프 및 조명장치 |
WO2003090251A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Luminescent screen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587939B2 (ja) | 1993-12-20 |
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