JPH0240823B2 - Katamochisurabuniokerutesuritoritsukebuzainosetsuchihoho - Google Patents
KatamochisurabuniokerutesuritoritsukebuzainosetsuchihohoInfo
- Publication number
- JPH0240823B2 JPH0240823B2 JP13862685A JP13862685A JPH0240823B2 JP H0240823 B2 JPH0240823 B2 JP H0240823B2 JP 13862685 A JP13862685 A JP 13862685A JP 13862685 A JP13862685 A JP 13862685A JP H0240823 B2 JPH0240823 B2 JP H0240823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- slab
- handrail
- nose
- cantilevered
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば集合住宅のバルコニーなどの
片持スラブの鼻先に立設させる手摺の取付部材を
片持スラブ内に埋入設置する方法に関するもので
ある。
片持スラブの鼻先に立設させる手摺の取付部材を
片持スラブ内に埋入設置する方法に関するもので
ある。
片持スラブの鼻先に手摺を立設するに際して従
来は、第4図に示すように、横張アンカー筋aを
備えた支持部材10に発泡スチロール等のダミー
型枠15を付設しておいて、これらを埋入する状
態でコンクリートを打設して片持スラブBを作製
し、しかる後に第5図に示すように、前記ダミー
型枠15を取り除いて該支持部材10に手摺取付
部材12を溶接立設すると共に、この手摺取付部
材12に手摺14を嵌合連結ならびに固定し、か
つ、前記ダミー型枠相当部をモルタルcで埋め戻
している。
来は、第4図に示すように、横張アンカー筋aを
備えた支持部材10に発泡スチロール等のダミー
型枠15を付設しておいて、これらを埋入する状
態でコンクリートを打設して片持スラブBを作製
し、しかる後に第5図に示すように、前記ダミー
型枠15を取り除いて該支持部材10に手摺取付
部材12を溶接立設すると共に、この手摺取付部
材12に手摺14を嵌合連結ならびに固定し、か
つ、前記ダミー型枠相当部をモルタルcで埋め戻
している。
しかし、上記手段では、輻輳した多くの手間が
必要であるばかりか、コンクリートの打設やバイ
ブレーターの振動などによつて支持部材10の位
置ずれを生じやすく、而して、手摺取付部材12
の設置位置を新たに芯出しする手間が必要にな
り、更に、片持スラブコンクリートに対する埋め
戻しモルタルcの馴染みが悪くて隙間を生じた
り、時にはモルタルcのひび割れを生じることも
あつたのである。
必要であるばかりか、コンクリートの打設やバイ
ブレーターの振動などによつて支持部材10の位
置ずれを生じやすく、而して、手摺取付部材12
の設置位置を新たに芯出しする手間が必要にな
り、更に、片持スラブコンクリートに対する埋め
戻しモルタルcの馴染みが悪くて隙間を生じた
り、時にはモルタルcのひび割れを生じることも
あつたのである。
本発明は、手摺取付部材の設置方法の簡単な改
良によつて、上記欠点を解消せんことを目的とし
ている。
良によつて、上記欠点を解消せんことを目的とし
ている。
上記目的を達成するための本発明による手摺取
付部材の設置方法は、アンカー筋を備えかつ手摺
取付部材を立設した支持部材を、片持スラブの鼻
先上面より下方に位置させる状態で、支持ロツド
を介して片持スラブ下面用型枠上に取り付け、前
記片持スラブの鼻先型枠を迂回して排水溝用型枠
を保持する型枠保持具に、前記手摺取付部材の上
部側を固定支持させると共に、前記支持部材を埋
入させる状態で片持スラブ下面用型枠上にコンク
リートを打設する点に特徴がある。
付部材の設置方法は、アンカー筋を備えかつ手摺
取付部材を立設した支持部材を、片持スラブの鼻
先上面より下方に位置させる状態で、支持ロツド
を介して片持スラブ下面用型枠上に取り付け、前
記片持スラブの鼻先型枠を迂回して排水溝用型枠
を保持する型枠保持具に、前記手摺取付部材の上
部側を固定支持させると共に、前記支持部材を埋
入させる状態で片持スラブ下面用型枠上にコンク
リートを打設する点に特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図は支保装置Aの全体を示し、第2図
および第3図はスラブコンクリート打設状態を示
すもので、図において、1は片持スラブ下面用型
枠で、根太2を介して大引3により支持されてお
り、かつ、先端には鼻先型枠4が設けられてい
る。
ると、第1図は支保装置Aの全体を示し、第2図
および第3図はスラブコンクリート打設状態を示
すもので、図において、1は片持スラブ下面用型
枠で、根太2を介して大引3により支持されてお
り、かつ、先端には鼻先型枠4が設けられてい
る。
該鼻先型枠4は、それのコンクリート打設面の
上下端部に断面三角形の面取り部材を備えると共
に他側面には連結用木材を備えており、かつ、そ
の上縁がスラブ面Sよりも高くなるように設定さ
れていて、鼻先上面に排水勾配を形成するように
なつている。
上下端部に断面三角形の面取り部材を備えると共
に他側面には連結用木材を備えており、かつ、そ
の上縁がスラブ面Sよりも高くなるように設定さ
れていて、鼻先上面に排水勾配を形成するように
なつている。
5は角材の下部両角を面取りした排水溝用型枠
であり、6は前記排水溝用型枠5の下面側を支持
する支持具であつて、この支持具6は、前記片持
スラブ下面用型枠1の上面に止着されるブラケツ
ト6aと、これに嵌入するロツド6bと、該ロツ
ド6bの上端に装着の支持体6cとからなる。
であり、6は前記排水溝用型枠5の下面側を支持
する支持具であつて、この支持具6は、前記片持
スラブ下面用型枠1の上面に止着されるブラケツ
ト6aと、これに嵌入するロツド6bと、該ロツ
ド6bの上端に装着の支持体6cとからなる。
7は前記鼻先型枠4と排水溝用型枠5とを保持
する型枠保持具で、鼻先上面に対するコテ仕上げ
の大きい空間を形成するように前記鼻先型枠4の
上方を大きく迂回して配置され、その一端側が片
持スラブ下面用型枠1と根太2とを介して大引3
に、かつ、他端側が前記排水溝用型枠5に、夫々
釘止めされている。
する型枠保持具で、鼻先上面に対するコテ仕上げ
の大きい空間を形成するように前記鼻先型枠4の
上方を大きく迂回して配置され、その一端側が片
持スラブ下面用型枠1と根太2とを介して大引3
に、かつ、他端側が前記排水溝用型枠5に、夫々
釘止めされている。
詳しくは、全体が一枚の板材構造であつて、止
着用面部7aと、これの上端から折れ曲がつた迂
回用面部7bと、これの先端から垂下した垂直面
部7cとからなり、そして、前記片持スラブ下面
用型枠1に対する釘止着用木材8aと前記鼻先型
枠4の連結用木材に対する釘止着用木材8bとが
止着用面部7aに、かつ、前記排水溝用型枠5に
対する釘止着用木材8cが垂下面部7cに、夫々
釘止めされている。
着用面部7aと、これの上端から折れ曲がつた迂
回用面部7bと、これの先端から垂下した垂直面
部7cとからなり、そして、前記片持スラブ下面
用型枠1に対する釘止着用木材8aと前記鼻先型
枠4の連結用木材に対する釘止着用木材8bとが
止着用面部7aに、かつ、前記排水溝用型枠5に
対する釘止着用木材8cが垂下面部7cに、夫々
釘止めされている。
而して、前記木材8cを排水溝用型枠5に釘止
めすることによつて、当該排水溝用型枠5を上下
両側で保持できるようになつている。
めすることによつて、当該排水溝用型枠5を上下
両側で保持できるようになつている。
10は鋼板製の支持部材10で、下面側にアン
カー筋a,aを備え、かつ上面側には、角筒状の
手摺取付部材12を溶接によつて固着立設してお
り、その上面を前記排水溝用型枠5の下面近くに
位置させる状態で、ブラケツト11aと支持ロツ
ド11bとを介して片持スラブ下面用型枠1上に
支持されている。
カー筋a,aを備え、かつ上面側には、角筒状の
手摺取付部材12を溶接によつて固着立設してお
り、その上面を前記排水溝用型枠5の下面近くに
位置させる状態で、ブラケツト11aと支持ロツ
ド11bとを介して片持スラブ下面用型枠1上に
支持されている。
13は前記手摺取付部材12の立ち姿勢を規制
する定規で、具体的には、前記手摺取付部材12
に嵌合する孔bの複数個が所定間隔で形成されて
おり、該嵌合孔bを手摺取付部材12の夫々に嵌
合させると共に手摺取付部材12の立ち姿勢を修
正した状態で、当該定規13を前記型枠保持具7
に釘止めすることにより、前記手摺取付部材12
を、前記片持スラブ下面用型枠1の近くと、片持
スラブ下面用型枠1から大きく離れた個所の、上
下二個所での固定支持で立ち姿勢を規制すること
ができるようになつている。
する定規で、具体的には、前記手摺取付部材12
に嵌合する孔bの複数個が所定間隔で形成されて
おり、該嵌合孔bを手摺取付部材12の夫々に嵌
合させると共に手摺取付部材12の立ち姿勢を修
正した状態で、当該定規13を前記型枠保持具7
に釘止めすることにより、前記手摺取付部材12
を、前記片持スラブ下面用型枠1の近くと、片持
スラブ下面用型枠1から大きく離れた個所の、上
下二個所での固定支持で立ち姿勢を規制すること
ができるようになつている。
而して、第1図及び第2図に示すように、排水
溝用型枠5や支持部材10を取り付け、かつ、型
枠保持具7や手摺取付部材12や定規13をセツ
トした状態で、片持スラブ下面用型枠1上にコン
クリートCを現場打ちするのであり、後はコンク
リート養生後の脱型を待つことによつて、従来の
ようにモルタル埋め戻しの要なく、手摺取付部材
12を片持スラブBの鼻先に埋設状態で立設でき
るのである。
溝用型枠5や支持部材10を取り付け、かつ、型
枠保持具7や手摺取付部材12や定規13をセツ
トした状態で、片持スラブ下面用型枠1上にコン
クリートCを現場打ちするのであり、後はコンク
リート養生後の脱型を待つことによつて、従来の
ようにモルタル埋め戻しの要なく、手摺取付部材
12を片持スラブBの鼻先に埋設状態で立設でき
るのである。
そして、予め組み立てた手摺14を前記手摺取
付部材12に嵌合連結すると共に、ピン止め等の
手段で固定することにより、片持スラブ手摺を作
製することができるのである。
付部材12に嵌合連結すると共に、ピン止め等の
手段で固定することにより、片持スラブ手摺を作
製することができるのである。
尚、前記定規13を介して型枠保持具7に手摺
取付部材12を固定支持させたが、手摺取付部材
12を型枠保持具7に直接固定支持させるもよ
い。
取付部材12を固定支持させたが、手摺取付部材
12を型枠保持具7に直接固定支持させるもよ
い。
以上説明したように本発明の片持スラブにおけ
る手摺取付部材の設置方法によれば、型枠や配筋
のセツトなどと並行して手摺取付部材を予め所定
位置に配置しておいて、片持スラブの作製下にお
いて手摺取付部材を鼻先部分から突出させるよう
にするものであるから、而して従来のように、ダ
ミー型枠のセツトとこれの取り除き、手摺取付部
材の溶接、ダミー型枠相当部の埋め戻しの諸作業
が全く不要になり、延いては、モルタルの埋め戻
しに併うモルタルのひび割れなどのトラブルも一
切なくなり、かつ、工期の大幅短縮を図ることも
できるのである。
る手摺取付部材の設置方法によれば、型枠や配筋
のセツトなどと並行して手摺取付部材を予め所定
位置に配置しておいて、片持スラブの作製下にお
いて手摺取付部材を鼻先部分から突出させるよう
にするものであるから、而して従来のように、ダ
ミー型枠のセツトとこれの取り除き、手摺取付部
材の溶接、ダミー型枠相当部の埋め戻しの諸作業
が全く不要になり、延いては、モルタルの埋め戻
しに併うモルタルのひび割れなどのトラブルも一
切なくなり、かつ、工期の大幅短縮を図ることも
できるのである。
そして、排水溝用型枠を保持するための型枠保
持具の比較的高位の型枠部分、即ち、鼻先上面の
コテ仕上げ空間を形成するために鼻先型枠の上方
を大きく迂回させた型枠保持具の高位の型枠部分
を有効に利用して、これに手摺取付部材の上部側
を固定させて、手摺取付部材を上下に大きく離れ
た個所で両端支持させるので、コンクリートの流
し込みやバイブレーターの振動などに抗して該手
摺連結部材の立ち姿勢を所定通りに維持でき、延
いては、手摺取付部材に対する手摺の嵌合連結の
精度を高く期待することができるに至つたのであ
る。
持具の比較的高位の型枠部分、即ち、鼻先上面の
コテ仕上げ空間を形成するために鼻先型枠の上方
を大きく迂回させた型枠保持具の高位の型枠部分
を有効に利用して、これに手摺取付部材の上部側
を固定させて、手摺取付部材を上下に大きく離れ
た個所で両端支持させるので、コンクリートの流
し込みやバイブレーターの振動などに抗して該手
摺連結部材の立ち姿勢を所定通りに維持でき、延
いては、手摺取付部材に対する手摺の嵌合連結の
精度を高く期待することができるに至つたのであ
る。
第1図は支保装置の斜視図、第2図はコンクリ
ート打設状態の断面図、第3図は手摺の嵌合連結
状態の断面図である、第4図及び第5図は従来例
を示す断面図である。 1……片持スラブ下面用型枠、4……鼻先型
枠、5……排水溝用型枠、7……型枠保持具、1
0……支持部材、11b……支持ロツド、12…
…手摺取付部材、14……手摺。
ート打設状態の断面図、第3図は手摺の嵌合連結
状態の断面図である、第4図及び第5図は従来例
を示す断面図である。 1……片持スラブ下面用型枠、4……鼻先型
枠、5……排水溝用型枠、7……型枠保持具、1
0……支持部材、11b……支持ロツド、12…
…手摺取付部材、14……手摺。
Claims (1)
- 1 アンカー筋を備えかつ手摺取付部材を立設し
た支持部材を、片持スラブの鼻先上面より下方に
位置させる状態で、支持ロツドを介して片持スラ
ブ下面用型枠上に取り付け、前記片持スラブの鼻
先型枠を迂回して排水溝用型枠を保持する型枠保
持具に、前記手摺取付部材の上部側を固定支持さ
せると共に、前記支持部材を埋入させる状態で片
持スラブ下面用型枠上にコンクリートを打設する
ことを特徴とする片持スラブにおける手摺取付部
材の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13862685A JPH0240823B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | Katamochisurabuniokerutesuritoritsukebuzainosetsuchihoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13862685A JPH0240823B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | Katamochisurabuniokerutesuritoritsukebuzainosetsuchihoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61294068A JPS61294068A (ja) | 1986-12-24 |
JPH0240823B2 true JPH0240823B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=15226457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13862685A Expired - Lifetime JPH0240823B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | Katamochisurabuniokerutesuritoritsukebuzainosetsuchihoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240823B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07109803A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Yamauchi Kinzoku Kk | 屋根材接合用金具とこれを使用した屋根材の接合方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7053309B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2022-04-12 | 株式会社長谷工コーポレーション | 支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13862685A patent/JPH0240823B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07109803A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Yamauchi Kinzoku Kk | 屋根材接合用金具とこれを使用した屋根材の接合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61294068A (ja) | 1986-12-24 |
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