JPH0240582B2 - - Google Patents

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JPH0240582B2
JPH0240582B2 JP58241407A JP24140783A JPH0240582B2 JP H0240582 B2 JPH0240582 B2 JP H0240582B2 JP 58241407 A JP58241407 A JP 58241407A JP 24140783 A JP24140783 A JP 24140783A JP H0240582 B2 JPH0240582 B2 JP H0240582B2
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JP
Japan
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car
call
floor
group
hall
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JP58241407A
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Inventor
Shintaro Tsuji
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS60157476A publication Critical patent/JPS60157476A/ja
Publication of JPH0240582B2 publication Critical patent/JPH0240582B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はエレベータの制御装置の改良に関す
るものである。
[従来技術] 通常、エレベータは乗場に設置された上りボタ
ン又は下りボタンによつて乗場呼びを登録し、こ
の乗場呼びによつてかごを呼び寄せるようになつ
ている。そして、到着したかごに乗り込んだ乗客
は、かご内に設置された行先ボタンによつてかご
呼びを登録し、所望の階へかごを運転する。この
ように、従来のエレベータは、乗場とかご内でそ
れぞれ呼びボタンを操作する必要がある。
最近、例えば実公昭53−40843号公報に示され
るように、かご内と同様の行先ボタンを乗場に各
かご共通に設け、更に行先階表示器を乗場に各か
ごごとに設けるものが提案されている。これは待
客が乗場行先ボタンを操作して行先階の呼びを登
録すると、それぞれの行先呼びに対して、それぞ
れ最適なかごを割り当てて、上記行先階表示器に
は割り当てられた行先呼びの階を表示し、乗場行
先ボタンを操作した待客に割当かごを知らせると
共に、他の待客に各かごの行先階をも案内表示す
るものである。この場合、乗場待客の行先階を見
越した割当ができるので、待時間の短縮をはかる
ことができる。また、行先呼びが割り当てられる
と、直ちに割当かごのかご呼びとして自動的に登
録されるようにしているので、待客はかご内の行
先ボタンを操作する手間が省ける。さらにかご内
の混雑のためにかご内で行先ボタンが操作できな
いということもなくなり、非常に便利である。ま
た、特開昭55−80659号公報に示されているよう
に、割当かごが乗場行先ボタンの操作された階に
到着したときに、行先呼びに対応する階のかご呼
びを自動登録することも提案されている。
しかし、上述の行先階表示器は、各階床、各か
ごごとに設けるには高価に過ぎ、また、建物の階
床数が多くなると見にくくなるなど実用上問題が
ある。
そこで、乗場には行先階表示器を設けずに、上
下及び下りのホールランタン(以下HLという)
だけを設置し、登録された行先呼びを上り方向と
下り方向に分けて、上り呼び及び下り呼びとして
登録し、それぞれに対して1台ずつかごを割り当
てることも考えられている。そして、従来の上り
ボタンと下りボタンを設置した場合と同様に、割
当かごのHLを点灯することによつて、待客にサ
ービスかごを予報案内すると共に、割当かごに対
しては、各行先呼びを一括してかご呼びとして登
録する。この場合、行先呼びごとにかごを割り当
てることをしないので、行先階表示器は不要で、
HLの点灯によつて待客の乗車すべきかご、すな
わち待客の所望階のかご呼びが自動登録されるか
ごを、その到着以前に知らせることができる。
しかし、上述の上り方向及び下り方向別にかご
を割り当てる方式では、前述した行先階表示器を
設けて行先呼びごとにかごを割り当てる方式のよ
うに乗場待客の行先階をそれぞれ考慮したきめ細
かな割当ができないので待時間が短くならないと
いう欠点が生じることになつていた。
そこで、上り方向又は下り方向の少くともいず
れか一方の行先階を行先階の数より少ない複数の
群に予め分けておき、乗場の行先ボタンにより群
ごとに呼びを登録し、それぞれの群呼びに対して
かごを1台づつ割り当て、上記行先階の群にそれ
ぞれ対応して乗場に設けられた報知器によつて乗
客に案内表示する方式が考えられている。
これを第1図により、7階建の建物に3台のか
ごが設置された場合について説明する。
第1図中、X〜Zはそれぞれ1号機〜3号機の
乗場戸、1A,2A,4A〜7Aはそれぞれ1
階、2階、4階〜7階に対応する行先呼びを1号
機〜3号機共通に登録する乗場行先ボタンで、こ
れらは3階の乗場に設置された乗場操作盤10に
配列されている。1B,2B,4B〜7Bはそれ
ぞれ行先ボタン1A,2A,4A〜7Aに内蔵さ
れそれぞれ1階、2階、4階〜7階の行先呼びが
登録されると点灯する行先ボタン灯、11DX〜
11DZはそれぞれ乗場戸X,Y,Zの上方に設
けられた1号機〜3号機のHLの下り灯、11
ULX〜11ULZは同じく上り下層灯、11UHX
〜11UXZは同じく上り上層灯、12AX〜12
AZは同じく単音鳴動の予報チヤイム、12BX
〜12BZは同じく2連音鳴動の到着チヤイムで
ある。
なお、3階の乗場では、3階からの行先階のう
ち、1階及び2階を下り群、4階及び5階を上り
下層群、6階及び7階を上り上層群にそれぞれ分
けており、行先階の各群には、それぞれHLの下
り灯11DX〜11DZ、上り下層灯11ULX〜
11ULZ、及び上り上層灯11UHX〜11UHZ
が対応している。他の階の乗場についても同様
で、第13図に示すように上り方向又は下り方向
に少くともいずれか一方の方向の行先階をそれぞ
れ2つの群に分けている。
さて、3階の乗場待客が4階の行先ボタン4A
を押したとすると4階の行先呼びが登録され、行
先ボタン灯4Bが点灯して4階の行先呼びが登録
されたことを知らせる。同時に、上り下層呼びも
登録され、これに対して例えば上記上り下層呼び
及びすでに登録済みの群呼びの予測待時間の平均
値が最小となるかごが選択され、上記上り下層呼
びに割り当てられる。
上記上り下層呼びに対して1号機が割り当てら
れたとすると、該1号機の上り下層灯11ULX
を点灯し、4階行きの待客に対して1号機がサー
ビスすることを前もつて知らせる。そうして、1
号機が上り方向で3階に到着すると上り下層灯1
1ULXを点滅させ(即ち到着案内を行なう)で、
かごの到着を待客に知らせる。と同時に4階の行
先呼びをかご呼びとして自動登録する(なおこの
とき、5階の行先呼びが登録されていれば、5階
のかご呼びも自動登録される)。
また、3階の乗場待客が6階の行先ボタン6A
を押したとすると、6階の行先呼びが登録される
と共に6階の行先ボタン灯6Bが点灯し、今度は
上り上層呼びが登録される。この上り上層呼びに
対して上記したと同様にして2号機が割り当てら
れると、2号機の上り上層灯11UHYが点灯
し、6階行きの待客に対して2号機がサービスす
ることを知らせる。そして、2号機が上り方向で
3階に到着すると、上り上層灯11UHYが点滅
し、上り上層群に属する行先階(6階及び7階)
の行先呼びが2号機のかご呼びとして自動登録さ
れることになる。
また、1階及び2階の行先ボタン1A及び2A
が操作された場合も同様で、行先ボタン灯1B及
び2Bが点灯し、登録された下り呼びに対してか
ごが割り当てられ、割当かごの下り灯が点灯し、
かご到着時には下り灯が点滅し、下り群に属する
行先階(1階及び2階)の行先呼びがかご呼びと
して自動登録される。
もちろん、上り下層呼びと上り上層呼びが同一
のかごに割り当てられる場合もある。この場合、
仮りに1号機に割り当てられたとすると、1号機
の上り下層灯11ULXと上り上層灯11UHXと
の両方が点灯し、かご到着時には、上記両方の
HLが同時に点滅して、上り下層群呼び上り上層
群に属する行先階(4〜7階)の行先呼びがかご
呼びとして自動登録される。
このように、同じ運行方向の行先呼びであつて
もこれを2つ以上の群に分け、この群にそれぞれ
対応してHLを設けて、各群ごとにかごを割り当
てるようにしたので、高価な行先階表示器は不要
で、しかも上り方向、下り方向別にかごを割り当
てる方式よりきめ細かに待客の行先階を考慮した
割当が可能になり、待時間を短縮することができ
る。
ところが通常HLは、上述したように割当かご
が乗場に停止決定する以前では、これを点灯して
サービスかごの予報案内表示として用い、またか
ごが乗場呼び(群呼び及び行先呼び)やかご呼び
に応答して停止決定すると割当かごもしくは非割
当かごの区別なく、これを点滅させてかごの到着
と運行方向を知らせる到着案内表示として用いら
れる。
そのため、たとえば3階の上り下層呼びに割り
当てられた1号機(すなわち、上り下層群のかご
呼びが自動登録されるかご)が3階に上り方向で
到着する前に、2号機が3階のかご呼びに応答し
て上り方向で到着して上り下層灯11ULYを点
滅するか、又は上り方向のホールランタン(以下
HLという)すなわち上り下層灯11ULY及び上
り上層灯11UHYを両方とも点滅したとする
と、上り下層群に属する行先階(4階及び5階)
へ行く待客は誤つて割当かごでない2号機(すな
わち上り下層群のかご呼びが自動登録されないか
ご)に乗車することが考えられる。この結果、割
当かごでない2号機に乗車した乗客はかご内でも
う一度行先ボタンを押すという手間をかけなけれ
ばならない。また、割当かごである1号機に無駄
にかご呼びが登録され、エレベータの運行効率を
低下させることになる。
また、上記割当かごである1号機が3階に上り
方向で到着して下層灯11ULXを点滅している
ときに割当かごでない2号機が遅れて3階に上り
方向で到着し、同様に上り下層灯11ULYを点
滅するか、又は上り下層灯11ULY及び上り上
層灯11UHYを両方とも点滅したとすると、遅
れて乗場に入つて来て上り下層群の乗場行先ボタ
ンを操作した乗客は、どのかごのHLも同じよう
な到着案内表示をしているため、自分の操作した
行先ボタンによるかご呼びが自動登録されるかご
がどれであるのか見分けられないことになる。従
つて、上記乗客が割当かごでない2号機に乗車す
ると上述したような不具合が生じることになる。
[発明の概要] 本発明は、上記の欠点を解消するもので、乗客
により操作された上記行先ボタンに対応する行先
階のかご呼びを複数台のかごのいずれかに自動登
録するようにしたエレベータで、上り方向又は下
り方向に少なくともいずれか一方の方向の行先階
を複数の群に分けて、上記行先ボタンにより上記
群ごとに上記登録回路により呼びを登録し、上記
登録された群呼びごとにかごを応答させ、上記行
先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられた上
記報知器によつてかごの到着を案内するエレベー
タの制御装置において、すでに行先階の群に対し
てかご呼びの自動登録を行うかごが決まつている
とき、上記以外のかごが上記群の方向と同一の運
行方向で到着しても上記群に対応した報知器の動
作を阻止するようにしてかご呼びが自動登録され
るかごを見分けやすくし、上記かごへ乗客を誘導
し、運行効率の低下を防ぐことのできるエレベー
タの制御装置を提供することを目的とする。
[発明の実施例] 第1図はエレベータの乗場戸正面図、第2図は
エレベータの各制御回路の全体図、第3図は3階
における制御回路の全体系統図、第4図は乗場呼
び登録回路13Aのうち3階に対応する回路図、
第5図〜第6図は優先応答かご設定回路13Bの
うち3階の上り下層群及び上り上層群に対応する
回路図、第7図は割当回路13Cのうち3階の上
り下層呼びに対応する回路図、第8図は1号機の
乗場呼び打消回路14AXのうち3階に対応する
回路図、第9図は1号機のかご呼び登録回路14
BXのうち4階に対応する回路図、第10は1号
機のHL制御回路14CXのうち3階の上り下層
灯及び上り上層灯に対応する回路図、第11図は
1号機のチヤイム制御回路14FXのうち、3階
に対応する回路図で、他の号機、階床、群に対応
する回路も同様に構成され、第12図は本発明の
他の実施例におけるHL制御回路図、第13図は
各行先階を分けた図表を示す。
上記各図に基づいて、本発明を7階建の建物に
3台のかごが設置された一実施例について説明す
る。
第2図中、13は群管理装置、13Aは群管理
装置13に設けられた各階の乗場呼び(上り呼
び、行先呼び)を登録する乗場呼び登録回路、1
3Bは同じく上記乗場呼びに優先的に応答しかご
呼びが自動登録されるかご、すなわち優先応答か
ごを選択する優先応答かご選択回路、13Cは同
じく上記乗場呼びに応答するにの最適のかごを選
択しこれに上記乗場呼びを割り当てる割当回路、
14X〜14Zはそれぞれ1号機〜3号機のかご
制御装置、14AX〜14AZはそれぞれかご制
御装置14X〜14Zに設けられ各階の乗場呼び
打消信号(後述)を出力する乗場呼び打消回路、
14BX〜14BZは同じく各かごのかご呼びを登
録するかご呼び登録回路、14CX〜14CZは同
じく各かごの各階のHLの点灯を制御するHL制
御回路、14DX〜14DZは同じく各かごをかご
呼びや割り当てられた乗場呼びに応答させるため
にかごの走行や停止や方向設定等の基本的動作を
制御する周知の運転制御回路、14EX〜15EZ
は同じく各かごの戸の開閉を制御する周知の戸制
御回路、14FX〜14FZは同じく各かごの各階
の予報チヤイム及び到着チヤイムの鳴動を制御す
るチヤイム制御回路である。
上記第3図において、3階における本実施例
は、エレベータの乗場戸X,Y,Zの近傍に設け
られ、乗場行先ボタン1A〜7Aを有する乗場操
作盤10と、上記乗場行先ボタン1A〜7Aの操
作により、また乗場呼び打消回路14AX〜14
AZの打ち消し指令信号55UHX〜55UHZ,
55ULX〜55UHZにより乗場呼びの登録をす
る乗場呼び登録回路13Aと、該乗場呼び登録回
路13Aにて設定される上り又は下り呼び登録信
号33UH,33UL、33D、方向信号51UX
〜51UZ,51DX〜51DZ、各かごの全体の
位置信号73X〜73Z、かご呼び登録信号78
X〜78Z、群呼び登録信号74、割当信号75
X〜75Z、行先呼び登録信号76及び優先応答
かご信号77X〜77Zにより乗客の待時間が最
小となる値を選択し、これに該当する割当信号3
3UHX〜33UHZ,33ULX〜33ULZを設
定する割当回路13Cと、該割当信号33UHX
〜33UHZ,33ULX〜33ULZ、運転制御回
路14DX〜14DZにて設定される位置信号43
X〜43Zと方向信号51X〜51Z及び戸制御
回路14EX〜14EZにて設定される戸開閉指令
信号61X〜61Zの各信号により優先応答かご
信号93UHX〜93UHZ,93ULX〜93
ULZを設定する優先応答かご設定回路13Bと、
該優先応答かご信号93UHX〜93UHZ,93
ULX〜93ULZによりエレベータの乗場戸X,
Y,Zの各上部に設けられたHLを点灯又は消灯
の制御をなすHL制御回路14CX〜14CZとを
有して構成される。上記優先応答かご設定回路1
3Bは、優先応答かご設定本体68と、選択回路
70とから形成応答される。
この選択回路70は、位置信号43X〜43
Z、方向信号51X〜51Z及び戸開閉指令信号
61X〜61Zの論理積により決定される到着中
信号821a〜823aと、割当信号33UHX
〜33UHZ,33ULX〜33ULZとにより群選
択信号70HX〜70HZ,70LX〜70LZを出
力する。上記優先応答かご設定本体68は、割当
信号33UHX〜33UHZ,33ULX〜33
ULZと選択回路70にて設定された群選択信号
70HX〜70HZ,70LX〜70LZとにより優
先応答かご信号93UHX〜93UHZ,93
ULX〜93ULZを設定して出力すべく形成され
ている。
第3図〜第11図中において、24BXは1号
機のかご内に設けられた4階の行先ボタン(図示
しない)が押されると「H」となる4階のかご呼
びボタン信号、24Xは1号機の4階のかご呼び
が登録されると「H」となるかご呼び登録信号、
24LXは1号機の4階の行先ボタンに内蔵され
4階のかご呼びが登録されると点灯する4階のか
ご呼びボタン灯、301,302,304〜30
7は3階の乗場行先ボタン1A,2A,4A〜7
Aによつて、1階、2階、4階〜7階の行先呼び
が登録されると「H」となる行先呼び登録信号、
104,204,504,604及び704はそ
れぞれ1階、2階、5階、6階及び7階の乗場操
作盤(図示しない)による4階の行先呼び登録信
号、33D,33UH,33ULはそれぞれ3階
の下り呼び、上り上層呼び及び上り下層呼びが登
録されると「H」となる下り呼び登録信号、上り
上層呼び登録信号、及び上り下層呼び登録信号、
33DXは3階の下り呼び33Dが1号機に割り
当てられると「H」となる下り割当信号、33
UHXは同じく上り上層割当信号、33ULXは同
じく上り下層割当信号、33UHY,33UHZは
同じく2号機及び3号機の上り上層割当信号、3
3ULY,33ULZは同じく2号機及び3号機の
上り下層割当信号で、それぞれ割当回路13Cで
設定される。41X〜47Xはそれぞれ1号機が
1階〜7階にいるとき「H」となるかご位置信
号、43Y,43Zは同じく2号機及び3号機の
3階のかご位置信号、50Xは1号機が停止して
いるとき「H」となる停止中信号、51UX,5
1DXは1号機がそれぞれ上り方向及び下り方向
で運行するとき「H」となる上り方向信号及び下
り方向信号、51UY,51UZは同じく2号機
及び3号機の上り方向信号、51DY,51DZは
同じく2号機及び3号機の下り方向信号で、それ
ぞれ運転制御回路14DX〜14DZで設定され
る。54Xは1号機のかご戸が全閉しているとき
「H」となる全閉信号、55UHX,55ULX,
55DXは1号機がそれぞれ3階の上り上層呼
び、上り下層呼び、及び下り呼びを打ち消すとき
「H」となる上り上層呼び打消指令信号、上り下
層呼び打消指令信号、及び下り呼び打消指令信
号、55UHY,55UHZは同じく2号機及び3
号機の上り上層呼び打消指令信号、55ULY,
55ULZは同じく2号機及び3号機の上り下層
呼び打消指令信号、55DY,55DZは同じく2
号機及び3号機の下り呼び打消指令信号で、それ
ぞれ乗場呼び打消回路14AX〜14AZで設定
される。
56UXはHL制御回路14CXに設けられ1号
機の3階の上り灯11ULX及び11UHXの到着
案内表示時期を制御する到着表示時期設定回路
で、1号機が3階で上り方向の到着案内表示を行
うべき時期になると「H」になる上り到着表示指
令信号56UXaを出力する。56DXaは同じく
下り到着表示指令信号、58XはHL制御回路1
4CXに設けられ3階の上り灯11ULX及び11
UHXの到着案内表示状態を制御する到着表示状
態設定回路で、上り下層灯用の到着表示状態指令
信号58XL及び上り上層灯用の到着表示状態指
令信号58XHを出力する。58AXは到着表示
状態設定回路58Xに設けられ0.5秒ごとに
「H」、「L」を繰り返す終期パルス信号を出力す
るパルス発生器、59Xは1号機の戸を閉じると
き「H」となり開くとき「L」となる戸開閉指令
信号で戸制御回路14EXで設定される。
61Xは1号機が呼びに応答中(停止決定して
から戸開し、再び戸閉して戸閉完了直前になるま
での期間)のとき「H」となる呼び応答中信号、
61Y,61Zは同じく2号機及び3号機の呼び
応答中信号、70は到着しているかごの中から優
先応答かごを1台ずつ選択する選択回路で、70
LX〜70LZはそれぞれ1号機〜3号機が上り下
層群用に選択されたとき「H」となる上り下層群
用選択信号、70HX〜70HZは同じく上り上
層用選択信号、71X〜71Zはそれぞれ3階の
上り下層呼び33ULを仮りに1号機〜3号機に
それぞれ割り当てたときの全階の群呼び(下り呼
び、上り呼び、下り下層呼び、下り上層呼び、上
り下層呼び、上り上層呼び)に対する予測待時間
の平均値を演算し、平均待時間信号71Xa〜7
1Zaをそれぞれ出力する平均待時間演算回路、
72はG点の入力信号が「H」のときI1〜I3点に
入力された信号のうち最小の値をもつ信号を選択
し、P1〜P3点の出力信号のうち上記選択された
入力信号に対応した出力信号のみを「H」、それ
以外の出力信号をそれぞれ「L」にして出力し、
G点の入力信号が「L」のときは、P1〜P3点の
出力信号を全て「L」にして出力する最小値選択
回路、73Xは1号機のかご位置信号41X〜4
7Xの全体を表わすかご位置信号、73Y及び7
4Zは同じく2号機及び3号機のかご位置信号、
74は全階の群呼びの登録信号の全体を表わす群
呼び登録信号、75Xは各階群呼びに対する1号
機の割当信号の全体を表わす割当信号、75Y及
び75Zは同じく2号機及び3号機の割当信号、
76は各階に設置された乗場操作盤10でそれぞ
れ登録される行先呼びの全体を表わす行先呼び登
録信号、77Xは各階で設定される1号機の優先
応答かご信号(後述)の全体を表わす優先応答か
ご信号、77Y,77Zは同じく2号機及び3号
機の優先応答かご信号、78Xは1号機で登録さ
れるかご呼びの全体を表わすかご呼び登録信号、
78Y,78Zは同じく2号機及び3号機のかご
呼び登録信号である。
801〜819はR−Sフリツプフロツプ(以
下メモリという)、821〜862はANDゲー
ト、821a〜823aはそれぞれANDゲート
821〜823の出力で、1号機〜3号機が3階
に上り方向で到着しているとき「H」となる3階
上り到着中信号、871〜890はORゲート、
892〜894はNOTゲート、896〜898
はI点の入力信号が「L」から「H」になつたと
き短時間(例えば0.5秒間)「H」になるパルス信
号を発するパルス発生器、91ULX〜93ULX
はそれぞれ1〜3階の乗場で1号機が上り下層群
の行先呼びをかご呼びとして自動登録可能な優先
応答かごに選択されると「H」になる上り下層優
先応答かご信号、93ULY,93ULZは同じく
2号機及び3号機の3階の上り下層優先応答かご
信号、93UHX,93UHY及び93UHZは同
じく1号機、2号機、及び3号機の3階の上り上
層優先応答かご信号、93DXは同じく1号機の
3階の下り優先応答かご信号、95DHX〜97
DHXは同じく1号機の5階〜7階の下り上層優
先応答かご信号である。
次に、この実施例の動作を説明する。
今、1号機は上り方向で2階におり、2号機は
上り方向で1階に、3号機は下り方向で5階にい
るとすると、1号機の乗場呼び打消回路14AX
の3階用回路(第8図)では、3階かご位置信号
43Xは「L」であるから、ANDゲート842
〜845の出力はすべて「L」となり、3階の上
り上層呼び打消指令信号55UHX、上り下層呼
び打消指令信号55ULX、及び下り呼び打消指
令信号55DXはいずれも「L」となつている。
2号機及び3号機についても同様で、3階の上り
上層呼び打消指令信号55UHY,55UHZ、上
り下層呼び打消指令信号55ULY,55ULZ及
び下り呼び打消指令信号55DY,55DZも
「L」になつている。また、優先応答かご設定回
路13Bの3階上り方向用回路(第5図)では、
2号機及び3号機の3階かご位置信号43Y,4
3Zも「L」になつているので、ANDゲート8
21〜823の出力821a〜823aはいずれ
も「L」となりNOTゲート891〜893の出
力はいずれも「H」となつて、メモリ810〜8
15の内容はすべて「L」にリセツトされ1号機
〜3号機の3階上り下層優先応答かご信号93
ULX〜93ULZ及び3階上り上層優先応答かご
信号93UHX〜93UHZはいずれも「L」とな
つている。
3階の乗場に初めて入つて来た乗客が、乗場操
作盤10の4階の行先ボタン4Aを押したとする
と、乗場呼び登録回路13Aの3階に対応する回
路(第4図)においてORゲート872の出力は
「L」であるから、メモリ803はセツトされ4
階の行先呼び登録信号304は「H」となり、行
先ボタン灯4Bは点灯して、4階の行先呼びが登
録されたことを知らせる。また、ORゲート87
5の出力も「H」になるため、メモリ808はセ
ツトされ、3階の上り下層呼び登録信号33UL
は「H」となり、3階の上り下層呼びが登録され
る。
3階の上り下層呼びが登録されると、割当回路
13Cの上り下層呼びに対応する回路(第7図)
では上記呼びに対して割当かごが選択される。1
号機用の平均待時間演算回路71Xでは、3階上
り下層呼びを仮りに1号機に割り当てたときに、
かごが応答すべき呼び(かご呼び又は、割り当て
られた群呼び、及びその群呼びに応答したときに
かご呼びとして登録される行先呼び)に答えて各
階床に上り方向又は下り方向で到着するまでの時
間の予測値(以下到着予測時間という)と、各群
呼びが登録されてから経過した時間(以下継続時
間という)とを演算し、上記到着予測時間と上記
継続時間とを加算してそれぞれ各群呼びの予測待
時間を求め、この予測待時間の総和を群呼びの数
で除算して平均待時間を求め、これを平均待時間
信号71Xaとして出力する。
2号機及び3号機用の平均待時間演算回路71
Y,71Zにおいても同様で、3階上り下層呼び
を仮りに2号機及び3号機に割り当てたときの平
均待時間71Ya,71Zaが出力される。3階上
り下層呼びが登録されると3階の上り下層呼び登
録信号33ULが「L」から「H」になるので、
パルス発生器896によつて最小値選択回路72
のG点に0.5秒間「H」の信号が入力される。こ
のとき、平均待時間信号71Xaが20秒、同じく、
71Yaが25秒、同じく71Zaが30秒と演算され
ているとすると、I1点の入力信号である1号機の
平均待時間信号71Xaが選択されてP1点から
「H」の信号が出力され、メモリ816の内容は
「H」にセツトされて1号機の3階上り下層割当
信号33ULXは「H」となる。2号機及び3号
機の3階上り下層割当信号33ULY及び33
ULZはいずれも「L」のままである。
このようにして、割当回路13Cにおいて、群
呼びの平均待時間を最小にすると予想される1号
機に3階上り下層呼びが割り当てられ、3階の上
り下層割当信号33ULXが「H」になると、1
号機のHL制御回路14CXの3階上り方向用の
回路(第10図)では、3階上り到着表示指令信
号56UXaは「L」となつているので、ANDゲ
ート854の出力は「H」となる。したがつて、
ORゲート886の出力は「H」となつて、1号
機の3階上り下層灯11ULXは点灯し、1号機
が割り当てられたことを知らせる。同時に1号機
のチヤイム制御回路14FXの3階用回路(第1
1図)では、ORゲート889の出力が「H」と
なつて、パルス発生器897は0.5秒間「H」と
なるパルス信号を発し、1号機の3階予報チヤイ
ム12AXが単音で鳴動され、音によつても割当
かをごを知らせる。
また、3階の乗場の乗客が乗場操作盤10の6
階の行先ボタン6Aを押したとすると、ORゲー
ト871の出力は「L」であるから、メモリ80
5はセツトされ、6階の行先呼び登録信号306
は「H」となり、行先ボタン灯6Bは点灯して、
6階の行先呼びが登録されたことを知らせる。ま
たORゲート874の出力も「H」となるため、
メモリ809はセツトされ、3階の上り下層呼び
登録信号33UHは「H」となり3階の上り上層
呼びが登録される。
3階の上り上層呼びが登録されると、割当回路
13Cの上り上層呼びに対応する回路(図示しな
い)では、上述の場合と同様にして、3階上り上
層呼びを各かごに仮りに割り当てたときの群呼び
の平均待時間が演算され、それが最小となるかご
が割当かごとして選択される。
3階の上り上層呼びに対して2号機が割り当て
られたとすると、2号機のHL制御回路14CY
の3階上り方向用回路(図示しない)では、1号
機のHL制御回路14CXの3階上り方向用回路
(第10図)のANDゲート853,857及び
ORゲート887に相当する回路によつて2号機
の3階上り上層灯11UHYが点灯し、2号機が
割り当てられたことを6階行きの乗客に知らせ
る。同時に、2号機のチヤイム制御回路14FY
の3階用回路(図示しない)では、1号機のHL
制御回路14FXの3階用回路(第11図)の
ORゲート889及びパルス発生器897に相当
する回路によつて2号機の3階予報チヤイム12
AYが単音で鳴動され、音によつても割当かごを
知らせる。
さらにまた、3階の乗場乗客が乗場操作盤10
の2階の行先ボタン2Aを押した場合も同様で、
2階の行先呼びが登録され、2階行先呼び登録信
号302が「H」になるとともに3階下り呼び登
録信号33Dも「H」となり、割当回路13Cで
3階下り呼びに対する割当かごが選択される。
3階下り呼びに3号機が割り当てられたとする
と、3号機のHL制御回路14CZ及びチヤイム制
御回路14FZによつて3号機の3階下り灯11
DZが点灯し、同時に3号機の3階予報チヤイム
12AZが単音で鳴動して下り呼びには3号機が
割り当てられたことを知らせる。
また、上り下層呼びと上り上層呼びが同一のか
ごに割り当てられる場合もある。この場合、仮り
に1号機に割り当てられたとすると、1号機の上
り下層灯11ULXと上り上層灯11UHXとの両
方が点灯することになる。
なお、すでに到着しているかごがあり優先応答
かごが選択されているときに上記優先応答かごの
属する群の群呼びが登録されると上記優先応答か
ごが割当かごに選択される。例えば1号機が3階
のかご呼びに応答して3階に上り方向で到着し、
上り下層群の優先応答かごとして選択されている
ときは、上り下層呼びが登録されると1号機が必
ず割当かごに選択されるように平均待時間信号7
1Xa〜71Zaを演算する(例えば71Xa=0、
71Ya=71Za>0)ようになつている。この
とき、上り上層呼びが登録されて、上り下層群の
優先応答かごである1号機に割り当てられると、
1号機は上り下層群及び上り上層群の両方の優先
応答かごに選択されることになる。
3階以外の階床でも同様にして各群呼びに対し
て割当かごが選択される。
次に、優先応答かご設定回路13Bの動作につ
いて、3階の上り方向の場合(第5図〜第6図)
を例にとりながら説明する。
まず、群呼びに割り当てられたかごは、群呼び
に応答して到着すると優先応答かごに選択され
る。例えば、3階の上り下層呼びに1号機が割り
当てられているとする。1号機がこれに応答して
3階に上り方向で停止決定すると、呼び応答中信
号61Xが「H」となる。このとき上り方向信号
51UXは「H」、3階かご位置信号43Xは
「H」であるのでANDゲート821により3階上
り到着中信号821aは「H」となり、ANDゲ
ート824の出力も「H」となり、ORゲート8
77を介してメモリ810はセツトされ、1号機
の3階上り下層優先応答かご信号93ULXは
「H」となる。他の号機に上り下層呼びが割り当
てられた場合、及び上り上層呼びに割り当てられ
た場合も同様である。
また、群呼びに対して割り当てられたかごがい
るとき(あるいは、すでに優先応答かごがいると
き)、上記群呼びの割当かご(あるいは優先応答
かご)以外のかごが上記群呼びと同一運行方向で
到着しても上記群呼びに対する優先応答かごには
選択されない。割当かご及び優先応答かごが他に
いなければ最初に到着したかごが優先応答かごに
選択される(ただし、同一のかごが2以上の群の
優先応答かごに選択されることはない)。
例えば、3階上り下層呼びに1号機が割り当て
られていて、2号機が3階のかご呼びに応答して
1号機よりも先に3階に上り方向で到着したとす
る。このとき、2号機は割当てかごではないので
ANDゲート825の出力は「L」である。一方、
選択回路70、(第6図)では1号機の上り下層
割当信号33ULXは「H」であるのでORゲート
883の出力は「H」となりANDゲート836
〜838の出力はいずれも「L」となる。従つ
て、2号機の選択信号70LYは「L」のままで
ありORゲート878の出力も「L」であるの
で、2号機の3階上り下層優先応答かご信号93
ULYは「L」のままとなる。2号機が到着した
ときすでに1号機が優先応答かごに選択されてい
て、3階上り下層優先応答かご信号93ULXが
「H」になつている場合も同様で、ORゲート8
83の出力が「H」になるため2号機の選択信号
70LYは「L」のままで、2号機の3階上り下
層優先応答かご信号93ULYも「L」のままと
なる。しかし、上記2号機が3階に上り方向で到
着したとき、3階の上り上層呼びに対する割当か
ごがなく、かつ上り上層群の優先応答かごに選択
されたかごもいなければORゲート884の出力
は「L」で、3階上り下層呼びに対する割当かご
(1号機)がいるので、ORゲート833の出力
は「H」、ANDゲート833の出力は「L」とな
り、またANDゲート834の出力は「H」であ
るため、ANDゲート840を介して2号機の選
択信号70HYは「H」となる。従つてORゲー
ト881を介してメモリ814は「H」にセツト
され、2号機の上り上層優先応答かご信号93
UHYが「H」となる。もし、2号機が上り下層
呼びに割り当てられていれば(割当信号33
ULY=「H」)3階に上り方向で到着したとき上
り下層群の優先応答かごに選択されるがANDゲ
ート834の出力は「L」のままであるので、上
り上層群の選択信号70HYは「H」になること
はなく、1台のかごが2つの同一方向の群の優先
応答かごに選択されることはない。
また、選択回路70では、優先応答かごを群ご
とに選択するとき、例えば2台以上のかごが同時
に同一運行方向で到着するなど同一条件のかごが
2台以上ある場合は、所定の優先順序(例えば1
号機→2号機→3号機の順)で1台を選択するよ
うになつている。また、1台のかごが2つ以上の
群の優先応答かごに選択される条件を満たしてい
るときは同一方向の群の間で予め定められた優先
順序(例えば上り下層群→上り上層群の順)で最
も優先される群の優先応答かごに選択するように
なつている。
さらにまた、優先応答かごは戸閉完了直前にな
るとその選択が解消される。たとえば、1号機が
3階上り下層群の優先応答かごに選択されている
とき、1号機が3階でのサービスを終え、戸閉完
了直前になり、呼び応答中信号61Xが「L」に
なると、上り到着中信号821aは「L」とな
り、NOTゲート891の出力は「H」となつて
メモリ810はリセツトされ、1号機の3階上り
下層優先応答かご信号93ULXは「L」となる。
このとき、3階に上り方向で到着中のかごがいれ
ば、この中から新たに3階上り下層群の優先応答
かごが上記優先順序に従つて1台選択される。
次に、3階において4階行先呼び及び上り下層
呼びだけが登録されていて、これが1号機に割り
当てられている場合のかごの動作を説明する。
1号機が2階を出発して3階に達すると、第5
図で3階かご位置信号43Xは「H」となり、3
階上り下層呼びに応答して停止決定すると、呼び
応答中信号61Xが「H」となる。このとき、上
り方向信号51UXは「H」であるから優先応答
かご設定回路13Bによつて1号機の3階上り下
層優先応答かご信号93ULXは「H」となる。
また、第10図では、ANDゲート853の出力
である3階上り到着表示指令信号56UXaは
「H」となるのでANDゲート854の出力は
「L」となり、上り下層灯11ULXによる予報案
内表示は阻止される。一方、到着表示状態設定回
路58Xでは、周期パルス発生器58AXによる
周期パルス信号が「H」になる0.5秒間は、AND
ゲート858の出力は「H」となるので、到着表
示状態指令信号58XLも「H」となる。また、
上記周期パルス信号が「L」になる0.5秒間は、
ANDゲート858の出力は「L」となつている
ので、到着表示状態指令信号58XLaも「L」
となる。結局ORゲート886の出力は、上り到
着表示指令信号56UXaが「H」の間、1秒間
周期(0.5秒間「H」、0.5秒間「L」)で「H」、
「L」を繰り返えす信号となり、3階の上り下層
灯11ULXはこれに応じて点滅し、1号機が上
り下層呼びに応答して上り方向で到着したことを
知らせる。
一方、1号機の3階上り上層優先応答かご信号
93UHXは「L」であるので、ANDゲート85
9の出力は「L」、ANDゲート856の出力は
「L」、ORゲート887の出力も「L」となり、
結局3階上り上層灯11UHXは消灯のままとな
る。
また、第11図では、到着表示指令信号56
UXaが「H」となり、かつ上り下層優先応答か
ご信号93ULXが「H」になると、ANDゲート
861の出力は「H」となり、ORゲート890
の出力も「H」となつて、パルス発生器898は
0.5秒間「H」となるパルス信号を発し、1号機
の3階到着チヤイム12BXが2連音で鳴動さ
れ、音によつてもかごの到着を知らせる。
一方、1号機のかご呼び登録回路14BXの4
階用回路(第9図)では、1号機が3階に上り方
向で到着し、優先応答かご信号93ULXが「H」
になると、4階の行先呼び登録信号304は
「H」であるから、ANDゲート849の出力は
「H」となり、ORゲート885の出力も「H」
となつて、メモリ819はセツトされ、4階かご
呼び登録信号24Xは「H」となる。これで、1
号機のかご内では4階のかご呼びボタン灯24
LXは点灯して、4階かご呼びが自動登録された
ことを知らせる。したがつて、3階で4階に行く
乗客が1号機のかごに乗り込んだときには、既に
4階のかご呼びは登録されているので、乗客はか
ご内の行先ボタンを押す必要はない。
3階において1号機の乗客が終了してかごが戸
閉を開始すると、第8図で戸開閉指令信号59X
は「H」となる。このとき、戸閉完了していない
ので、全閉信号54Xは「L」となり、ANDゲ
ート842の出力も「H」となる。1号機の3階
上り下層優先かご信号93ULXは「H」である
から、ANDゲート844によつて3階の上り下
層呼び打消指令信号55ULXは「H」になる。
これで、第4図のORゲート872の出力は
「H」になるので、メモリ803,808はいず
れもリセツトされ、4階行先呼び登録信号304
は「L」となつて4階行先呼びの登録は解除され
ると共に、4階行先ボタン灯4Bは消灯する。ま
た、3階上り下層呼び登録信号33ULも「L」
となり、3階上り下層呼びの登録が解除される
と、割当回路13Cの上り下層呼びに対応する回
路(第7図)において、NOTゲート894の出
力が「H」になるため、メモリ816はリセツト
され1号機の3階の上り下層割当信号33ULX
は「L」にリセツトされる。
1号機のかごが戸閉完了直前になると、呼び応
答信号61Xが「L」になるので、1号機の3階
上り下層優先応答かご信号93ULXは「L」と
なる。一方、第10図でANDゲート853の出
力は「L」となり、到着表示指令信号56UXa
は「L」となるので、ANDゲート855の出力
は「L」となり、ORゲート886の出力も
「L」となつて、3階の上り下層灯11ULXは消
灯する。1号機のかごが戸閉を完了すると、第8
図の全閉信号54Xは「H」となるので、AND
ゲート842の出力は「L」となり、ANDゲー
ト844の出力である3階の上り下層呼び打消指
令信号55ULXは「L」になり、再び3階で上
り下層呼びの登録が可能になる。1号機のかごが
戸閉完了して3階を出発して4階に達すると、3
階かご位置信号43Xは「L」となり、第9図の
4階かご位置信号44Xは「H」となる。1号機
が4階のかご呼び24Xに応答して停止決定し、
4階に停止すると、停止中信号50Xが「H」と
なるので、ANDゲート852の出力は「H」と
なり、メモリ819はリセツトされ、4階かご呼
び登録信号24Xは「L」となり、4階かご呼び
ボタン灯24LXは消灯し、4階のかご呼びに応
答して停止したことを知らせる。
上述の動作は、割当かご(1号機)が上り下層
呼びに応答した場合の動作である。
次に、上述とは反対に1号機が上り方向で1階
におり、2号機が上り方向で2階にいるときに、
3階の乗場操作盤10の4階行先ボタン4Aが押
され、3階上り下層呼びに2号機が割り当てられ
たとする。このとき、3階の乗場では2号機の上
り下層灯11ULYが点灯し、予報チヤイム12
AYが単音で鳴動して、待客に2号機がサービス
することを知らせる。
さて、2号機が3階の上り下層呼びに応答して
3階に到着する前に1号機が3階へ行く乗客を乗
せて1階を出発し、3階に上り方向で停止決定し
たとする。このとき、優先応答かご設定回路13
Bにより、2号機が3階上り下層呼びの割当かご
であるので、1号機は3階上り下層群の優先応答
かごには選択されない、しかし、1号機は3階上
り上層群に対しては最初に到着したかごに相当す
るので、3階上り上層群の優先応答かごとして選
択される。
したがつて、第10図において、停止決定した
時点では、1号機の3階上り到着表示指令信号5
6UXaは「H」であるが、すべに3階上り下層
群のかご呼びを自動登録するかご(2号機)が決
まつているので1号機の3階上り下層優先応答か
ご信号93ULXは「L」のままであり、ANDゲ
ート858の出力は「L」、ANDゲート855の
出力は「L」で、結局ORゲート886の出力も
「L」のままとなり、3階の上り下層灯11ULX
の点滅は阻止される。一方3階上り上層優先応答
かご信号93UHXは「H」であるのでANDゲー
ト859、同じく856、ORゲート887を介
して3階の上り上層灯11UHXが0.5秒ごとに点
滅し、また第11図のANDゲート860、ORゲ
ート890、及びパルス発生器898を介して3
階到着チヤイム12BXを2連音で鳴動し、1号
機の到着を知らせる。したがつて、上記1号機が
上り下層灯11ULXを点滅していないので4階
行きの乗客は1号機を自分の行先階のかご呼びが
自動登録されるかごと見間違うことはない。ま
た、1号機は上り上層灯11UHXを点滅してあ
らかじめ、上り上層群のかご呼びを自動登録する
かごで上り方向に運行することを案内表示してい
るので、例えば6階行きの乗客は乗場に遅れて入
つてきたときでも乗場行先ボタンによるかご呼び
(=6階)が登録されるかごを知ることができ、
行先ボタンの操作後に上記かごを知らされる場合
よりもいつそう余裕をもつてかごに乗車すること
ができる。
また、3階上り下層呼びの割当かごである2号
機が上記上り下層呼びに応答して3階に上り方向
で到着しているときに、3階のかご呼びに応答し
て1号機が遅れて到着した場合も同様に、上記1
号機は3階の上り下層灯11ULXの点滅は阻止
され上り上層灯11UHXを点滅する。従つて、
乗客は、上述の場合と同様にとまどうことなく自
分のかご呼びが自動登録されるかごに乗車するこ
とができる。
次に、3階に上り下層呼び及び上り上層呼びが
いずれも登録されていないときに2号機及び1号
機が3階のかご呼びに応答して3階に上り方向で
到着した場合を考える。2号機が先に到着したと
すると上述したように2号機は3階上り下層群の
優先応答かごに選択され、3階上り下層灯11
ULYを点滅、到着チヤイム12BYを鳴動して上
り到着を知らせるとともに、あらかじめ3階上り
下層群のかご呼びを自動登録するかごであること
を案内する。この直後に1号機が3階に上り方向
で到着すると、すでに2号機が上り下層群の優先
応答かごとして上り下層灯11ULYを点滅して
いるため、1号機は上り下層灯11ULXの点滅
は阻止される。そして1号機は、上り上層群の優
先応答かごに選択されて上り上層灯11UHXを
点減し、到着チヤイム12BXを鳴動して上り到
着を知らせるとともに、あらかじめ3階上り上層
群のかご呼びを自動登録するかごであることも案
内する。従つて、遅れて乗場に入つてきた乗客は
上述の場合と同様にとまどうことなく余裕をもつ
て自分の乗車すべきかごに乗車することができ
る。
このように上記実施例では、すでに行先階の群
に対してかご呼びの自動登録を行うかごが決つて
いるとき、上記以外のかごが上記群の方向と同一
の運行方向で到着しても上記群に対応したHLに
よる到着案内を阻止するようにしたので乗客は自
分の乗車すべきかごを他のかごと区別することが
容易になり、乗り間違いを防止することができ
る。
第12図は、本発明の他の実施例を示すもので
第10図に相当するものである。図中、58BX
は到着表示状態設定回路58Xに設けられ、3秒
間「H」で0.5秒間「L」となる周期パルス信号
を出力するパルス発生器、901はANDゲート、
902及び903はORゲートである。
次にこの実施例の動作を説明する。
3階において、上り下層呼び及び上り上層呼び
が登録されていて、2号機が3階の上り下層呼び
の割当かごに選択され3号機が同じく上り上層呼
びの割当かごに選択されているものとする。そこ
に、1号機が3階のかご呼びに応答して上り方向
で到着したとする。このとき、優先応答かご設定
回路13Bでは、すでに上り下層呼び及び上り上
層呼びとも割当かごが選択されているため、1号
機の3階上り下層優先応答かご信号93ULX及
び上り上層優先応答かご信号93UHXはともに
「L」が出力される。
従つて1号機のHL制御回路14CXの3階上
り方向用回路(第12図)では、ANDゲート8
58及び859の出力はいずれも「L」となつて
いる。一方、周期パルス発生器58BXによる周
期パルス信号が「H」になる3秒間はANDゲー
ト901の出力は「H」となり、ORゲート90
2及び903を介して、到着表示状態指令信号5
8XL及び58XHも「H」となる。また、上記
周期パルス信号が「L」になる0.5秒間はANDゲ
ート901の出力は「L」となり、ORゲート9
02及び903を介して到着表示状態指令信号5
8XL及び58XHも「L」になる。結局上り到
着表示指令信号56UXaが「H」になつている
間、3階の上り下層灯11ULX及び上り上層灯
11UHXは3秒間点灯、0.5秒間消灯の点滅を行
う。また第11図ではANDゲート860〜86
2の出力はいずれも「L」であるので、1号機の
3階到着チヤイム12BXは鳴動しない。
2号機又は3号機のいずれかがすでに3階に上
り方向で到着していて、優先応答かごに選択され
ている場合も同様で、1号機は3階に到着したと
き通常とは異なつた到着案内を行う。
このように上記実施例では、すでに同一方向の
全ての群呼びに対してかご呼びの自動登録を行う
かごが決つているとき、上記以外のかごが上記群
呼びの方向と同一運行方向で到着したときは、
HLの点滅周期を通常とは異ならせて到着案内を
行い、また到着チヤイムを鳴動しないようにした
ので、乗客は自分の乗車すべきかごを他のかごと
区別することが容易になり乗り間違いを防止する
ことができる。さらに、HLの到着案内表示機能
(特に運行方向の案内)を失うことがないので、
急いで目的階へ行きたい乗客や遅れて乗場に入つ
たきた乗客は、迷うことなく自分の行きたい階に
向うかごに乗車することができる。
なお、次のように実施することも可能である。
(1) 報知器としてHL及びチヤイムの外、視覚に
よるものとして液晶、発光ダイオード、ブラウ
ン管等で構成され図形、文字等で到着案内をす
る表示器、聴覚によるものとして音声による放
送案内装置を用いる。
(2) 報知器の表示形態を群ごとに異ならせる。た
とえば、HLの点灯状態[点灯又は消灯若しく
は点滅、更に点滅周期や点滅比率(点滅時の点
灯時間と消灯時間の比率)]やチヤイムの鳴動
状態(鳴動又は不鳴動)を用いる外、HLの色
や明るさを変えたり、チヤイムの音量、鳴動回
数、音程、メロデイ等を異ならせたりする(図
形、文字等で到着案内表示を行うものでは、群
呼びごとにかご呼びが自動登録されるかごとさ
れないかごを一層明確に区別できる)。
(3) 同一方向の全ての群に対してかご呼びの自動
登録を行うかごが決つているとき、上記以外の
かごが上記群の方向と同一運行方向で到着した
ときの報知器を上記(2)で述べたような通常とは
異なる表示形態で動作させる。また報知器を動
作させる期間を通常より短く(たとえば戸開開
始時点から戸閉開始時点までの間にする)し
て、乗客が自分の乗車すべきかごを見分けやす
くする。
(4) 同一方向の全ての群呼びに対してかご呼びの
自動登録を行うかごが決まつているとき、上記
以外のかごが上記群呼びの方向と同一運行方向
で到着したとき、同一方向の報知器のうち所定
の条件を満たす群呼び(たとえば割当かごの到
着が所定時間以上遅れたり、割当かごが満員に
なるなどサービスの悪化が予想される群呼び)
に対応した報知器だけを表示形態を変えて動作
させ、他の報知器は動作させない。これによつ
てサービスの悪化が予想されないかごの乗客は
一層、自分の乗車すべきかごを見分けやすくな
り、しかもサービスの悪化が予想されるかごの
待客を先着したかごに誘導し、サービスの悪化
より救うことができる。
(5) すでに群呼びに対してかご呼びの自動登録を
行うかごが決つているとき、上記以外のかごが
到着すると同一運行方向の報知器のうち上記群
呼びに対応した報知器以外の報知器を動作させ
るが、この報知器の選択の優先順序を交通状態
(群呼びの待時間など)等によつて変更する。
(6) 優先応答かごの選択の優先順序をかごの状態
(かご負荷など)や交通状態に応じて変更する。
(7) 割当かごの予報案内を行わず到着案内だけを
行うエレベータにも適用する。この場合、群呼
びに対する割当かご状況や交通状況等の変化に
応じて随時適切なかごに変更する方式であつて
もよい。
(8) 乗場で行先階を指定する手段としてダイヤル
式やテンキー式による行先ボタンを用いる。
(9) 割当方式以外の群管理方式にも適用する。こ
の場合、通りかかつたかご群呼びに順次応答し
ていくが、各かごを応答順に所定の優先順序で
優先応答かごに選択し、各群呼びに対応した行
先呼びをかご呼びとして自動登録するようにす
る。
(10) 割当かごが乗場に到着する前にかご呼びを自
動登録しておく方式に適用する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明は乗場に行先ボタ
ンを設け、上り方向又は下り方向のうち少なくと
も一方の方向の行先階を複数の群に分けておき上
記行先ボタンにより群ごとに登録された群呼びに
対して1台ずつかごを応答させて上記各群に対応
した報知器によつて少なくとも到着案内を行うよ
うにしたものにおいて、すでに行先階の群に対し
てかご呼びの自動登録を行うかごが決つていると
き、上記以外のかごが上記群と同一の運行方向で
到着しても上記群に対応した報知器の到着案内を
阻止するように構成したことから、乗客は自分の
乗車すべきかごを他のかごと区別することが容易
になり、乗り間違いを防止することができ、ひい
ては運行効率の低下も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータの乗場戸正面図、第2図は
エレベータの各制御回路の全体系統図、第3図は
3階における制御回路の全体系統図、第4図は乗
場呼び登録回路のうち3階に対応する回路図、第
5図は優先応答設定回路のうち3階の上り下層群
及び上り上層群に対応する回路図、第6図は選択
回路のうち3階の上り下層群及び上り上層群に対
応する回路図、第7図は割当回路のうち3階の上
り下層呼びに対応する回路図、第8図は1号機の
乗場呼び打消回路うち3階に対応する回路図、第
9図は1号機のかご呼び登録回路のうち4階に対
応する回路図、第10図は1号機のHL制御回路
のうち3階の上り下層灯及び上り上層灯に対応す
る回路図、第11図は1号機のチヤイム制御回路
のうち3階に対応する回路図、第12図は本発明
の他の実施例におけるHL制御回路図、第13図
は各行先階を群に分けた図表を示す。なお、各図
中同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。 X,Y,Z…1号機、2号機、3号機の各乗場
戸、1A〜7A…乗場行先ボタン、1B〜7B…
行先ボタン灯、10…乗場操作盤、11DX〜1
1DZ…HLの下り灯、11ULX〜11ULZ…HL
の上り下層灯、11UHX〜11UHZ…HLの上
り上層灯、12AX〜12AZ…単音鳴動の予報
チヤイム、12BX〜12BZ…2連音鳴動の到着
チヤイム、13…群管理装置、13A…乗場呼び
登録回路、13B…優先応答かご選択回路、13
C…割当回路、14X〜14Z…1号機〜3号機
のかご制御装置、14AX〜14AZ…乗場呼び
打消回路、14BX〜14BZ…かご呼び登録回
路、14CX〜14CZ…HL制御回路、14DX〜
14DZ…運転制御回路、14EX〜14EZ…戸
制御回路、14FX〜14FZ…チヤイム制御回
路、24LX…かご呼びボタン灯、70…選択回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数台のかごがサービスする乗場に設けた乗
    場行先ボタン、上記乗場行先ボタンにより、かご
    を呼び寄せるための乗場呼びを登録する乗場呼び
    登録手段、上記乗場呼びに対応するかごを選択
    し、決定するかご選択手段、上記乗場行先ボタン
    に対応した行先階のかご呼びを、上記かご選択手
    段により選択したかごに自動登録するかご呼び登
    録手段、かごが乗場に到着すると乗場に設けた報
    知器を動作させて案内する到着表示制御手段とを
    備えたエレベータにおいて、上記乗場呼び登録手
    段は、上り方向又は下り方向に少なくともいずれ
    か一方の方向の行先階を複数の群に分け、上記乗
    場行先ボタンにより前記群ごとに乗場呼びを登録
    する構成とし、上記かご選択手段は、上記群ごと
    に登録された乗場呼びに応答するかごをそれぞれ
    選択し決定する構成とし、上記かご呼び登録手段
    は、上記乗場行先ボタンに対応した行先階へのか
    ご呼びを、その乗場行先ボタンに対応した群の乗
    場呼びに対して選択されたかごに自動登録する構
    成とし、さらに上記報知器を上記行先階の群にそ
    れぞれ対応して乗場に設け、上記到着表示制御手
    段は、上記群の乗場呼びに対して選択されたかご
    が上記群の乗場呼びの乗場に到着したときと、上
    記群の乗場呼びに対して選択されたかごが決定さ
    れており、かつ上記選択かご以外のかごが上記群
    の乗場呼びの乗場に到着したときとで、上記到着
    乗場の報知器による案内動作の仕方を異ならせる
    ことを特徴とするエレベータの制御装置。 2 上記到着表示制御手段は、上記群の乗場呼び
    に対して選択されたかごが上記群の乗場呼びの乗
    場に到着したときは、上記選択されたかごの上記
    群の乗場呼びに対応した報知器により案内動作を
    行ない、上記群の乗場呼びに対して選択されたか
    ごが決定されており、かつ上記選択かご以外のか
    ごが上記群の乗場呼びの乗場に到着したときは、
    上記選択されたかご以外のかごの上記群の乗場呼
    びに対応した報知器による案内動作を阻止するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲の第1
    項のエレベータの制御装置。 3 上記到着表示制御手段は、上記群の乗場呼び
    に対して選択されたかごが上記群の乗場呼びの乗
    場に到着したときは、上記選択されたかごの上記
    群の乗場呼びに対応した報知器により案内動作を
    行ない、上記群の乗場呼びに対して選択されたか
    ごが決定されており、かつ上記選択かご以外のか
    ごが上記群の乗場呼びの乗場に到着したときは、
    上記選択されたかご以外のかごの上記群の乗場呼
    びに対応した報知器以外の報知器による案内動作
    を行なうようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲の第1項のエレベータの制御装置。
JP58241407A 1983-12-21 1983-12-21 エレベ−タの制御装置 Granted JPS60157476A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08267980A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Haazu Jitsuken Design Kenkyusho:Kk バインダ綴具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149772U (ja) * 1984-09-06 1986-04-03
JPS6274661U (ja) * 1985-10-29 1987-05-13

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JPH08267980A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Haazu Jitsuken Design Kenkyusho:Kk バインダ綴具

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