JPS60157476A - エレベ−タの制御装置 - Google Patents

エレベ−タの制御装置

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JPS60157476A
JPS60157476A JP58241407A JP24140783A JPS60157476A JP S60157476 A JPS60157476 A JP S60157476A JP 58241407 A JP58241407 A JP 58241407A JP 24140783 A JP24140783 A JP 24140783A JP S60157476 A JPS60157476 A JP S60157476A
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floor
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signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はエレベータの制御装置の改良に関するもので
ある。
[従来技術] 通常、エレベータは乗場に設置された上りボタン又は下
リポクンによって乗場呼びを登録し、この乗場呼びによ
ってかごを呼び寄せるようになっている。そして、到着
したかごに乗り込んだ乗客は、かご内に設置された行先
ボタンによってかご呼びを登録し、所望の階へかごを運
転する。このように、従来のエレベータは、乗場とかご
内でそれぞれ呼びボタンを操作する必要がある。
最近、例えば実公昭53−40843号公報に示される
ように、かご内と同様の行先ボタンを乗場に各かご共通
に設け、更に行先階表示器を乗場に各かごごとに設ける
ものが提案されている。とれは待客が乗場行先ボタンを
操作して行先階の呼びを登録すると、それぞれの行先呼
びに対して、上載ぞれ最適なかごを割り当てて、上記行
先階表示器には割り当てられた行先呼びの階を表示し、
乗場行先ボタンを操作した待客に割当かごを知らせ゛る
と共に、他の待客に各かごの行先階をも案内表示するも
のである。この場合、乗場待客の行先階を見越した割当
ができるので、待時間の短縮をはかる。ことができる。
また、行先呼びが割り当てられると、直ちに割当かごの
かご呼びとして自動的に登録されるようにしているので
、待客はかご内の行先ボタンを操作する手間が省ける。
さらにかご内の混雑のためにかご内で行先ボタンが操作
できないということもなくなり、非常に便利である。ま
た、特開昭55−808511号公報に示されているよ
うに、割当かごが乗場行先ボタンの操作された階に到着
したときに、行先呼びに対応する階のかご呼びを自動登
録することも提案されている。
しかし、上述の行先階表示器は、各階床、各かごごとに
設けるには高価に過ぎ、また、建物の階床数が多くなる
と見にくくなるなど実用上問題がある。
そこで、乗場には行先階表示器を設けずに、上り及び下
りのホールランタン(以下HLという)だけを設置し、
登録された行先呼びを上り方向と下り方向に分けて、上
り呼び及び下り呼びとして登録し1、それぞれに対して
1台ずつかごを割り当てることのも考えられる。そして
、従来の上りボタンと下りボタンを設置した場合と同様
に、割当かごの)ILを点灯することによって、待客に
サービスかごを予報案内すると共に、割当かごに対して
は、各行先呼びを一括してかご呼びとして登録する。こ
の場合5行先呼びごとにかごを割り当てることをしない
ので、行先階表示器は不要で、HLの点灯によって待客
の乗車すべきかご、すなわち待客の所望階のかご呼びが
自動登録されるかごを、その到着以前に知らせることが
できる。
しかし、上述の上り方向及び下り方向別にかごを1;l
り当てる方式では、前述した行先階表示器を設けて行先
呼びごとにかごを割り当てる方式のように乗場待客の行
先階をそれぞ考慮したきめ細かな割当ができないので待
時間が短くならないという欠点が生じることになってい
た。
そこで、上り方向又は下り方向の少くともいずれか一方
の行先階を行先階の数より少ない複数の群に予め分けて
おき、乗場の行先ボタンにより群ごとに呼びを登録し、
それぞれの群呼びに対してかごを1台づつ割り当て、上
記行先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられた報知
器によって乗客に案内表示する方式が考えられている。
これを第1図により、7階建の建物に3台のかごが設置
された場合について説明する。
ft51図中、x−Zはそれぞれ1号機〜3号機の乗場
戸、(IA) 、(2^)、(4A)〜(7A)はそれ
ぞれ1階、2階、4階〜7階に対応する行先呼びを1号
機〜3号機共通に登録する乗場行先ボタンで、これらは
3階の乗場に設置された乗場操作盤(10)に配列され
ている。(IB) 、(2B) 、 (4B)〜(7B
)はそれぞれ行先ボタン(IA) 、(2A) 、 (
4A)〜(7A)に内蔵されそれぞれ1階、2階、4階
〜7階の行先呼びが登録されると点灯する行先ボタン灯
、(IIDX)〜(1102)はそれぞれ乗場戸x、y
、zの上方に設けられた1号機〜3号機+7)HL(7
)下り灯、(IIULX) 〜(IIULZ) ハ同じ
く上り下層灯、(IIUHX) 〜(IIUH2) ハ
同シ<上り上層灯、(12AX)〜(12AZ)は同じ
く単音鳴動の予報チャイム、(128X) 〜(12B
Z) #、同じく2連音鳴動の到着チャイムであ、る。
なお、3階の乗場では、3階からの行先階のうち、1階
及び2階を下り群、4階及び5階を上り下層群、6階及
び7階を上り上層群にそれぞれ分けており、行先階の各
群には、それぞれHLの下’J 灯(IIDX) 〜(
11112)、上り下層灯(IIULX) 〜(IIU
LZ) 、及び上’、I上層灯(IIUHX) 〜(I
IUH2)が対応している。他の階の乗場についても同
様で、第13図に示すように上り方向又は下り方向の少
くともいずけか一方の方向の行先階をそれぞれ2つの群
に分けている。
さて、3階の乗場待客が4階の行先ボタン(4A)を押
したとすると4階の行先呼びが登録され、行先ボタン灯
(4B)が点灯して4階の行先呼びが登録されたことを
知らせる。同時に、上り下層呼びも登録され、これに対
して例えば上記上り下層(び及びすでに登録済みの群呼
びの予測待時間の平均値が最小となるかごが選択され、
上記上り下層呼びに割り当てられる。
上記上り下層呼びに対してIJ4f機が割り当てられた
とすると、該1号機の上り下層灯(11υLX)を点灯
し、4階行きの待客に対して1号機がサービスすること
を前もって知らせる。そうして、1号機が上り方向で3
階に到着すると上り下層灯(11ULX)を点滅させ(
即ち到着案内を行なう)て、かごの到着を待客に知らせ
る。と同時に4階の行先呼びをかご呼びとして自動登録
する(なおこのとき、5階の行先呼びが登録されていれ
ば、5階のかご呼びも自動登録される)。
また、3階の乗場待客が6階の行先ボタン(θA)を押
したとすると、6階の行先呼びが登録されると共に6階
の行先ボタン灯(6B)が点灯し、今度は上り上層呼び
が登録される。この上り上層呼びに対して上記したと同
様にして2号機が割り当てられると、2号機の上り上層
灯(IIUHY)が点灯し、6階行きの待客に対して2
号機がサービスすることを知らせる。そして、2号機が
上り方向で311Iに到着すると、」ニリ上層灯(II
UHY)が点滅し、−にり上層群に属する行先階(6階
及び7階)の行先呼びが2号機のかご呼びとして自動登
録−されることになる。
また、1階及び2階の行先ボタン(IA)及び(2A)
が操作された場合も同様で、行先ボタン灯(IB)及び
(2B)が点灯し、登録された下り呼びに対してかごが
割り当てられ、割当かごの下り灯が点灯し、かご到着時
には下り灯が点滅し、下り群に属する行先階(1階及び
2階)の行先呼びがかご呼びとして自動登録される。
もちろん、上り下層呼びと上り上層呼びが同一のかごに
割り当てられる場合もある。この場合、仮りに1号機に
割り当てられたとすると、1号機の上り下層灯(IIU
LX)と上り上層灯(11UHX)との両方が点灯し、
かご到着時には、上記両方のHLが同時に点滅して、上
り下層群及び上り上層群に属する行先階(4〜7階)の
行先呼びがかご呼びとして自動登録される。
このように、同じ運行方向の行先呼びであってもこれを
2つ以上の群に分け、この群にそれぞれ対応してHLを
設けて、各群ごとにかごを割り当てるようにしたので、
高価な行先階表示器は不要で、しかも上り方向、下り方
向別にかごを割り当てる方式よりきめ細かに待客の行先
階を考慮した割当が可能になり、待時間を短縮すること
ができる。
ところが通常HLは、上述したように割当かごが乗場に
停止決定する以前では、これを点灯してサービスかごの
予報案内表示として用い、またかごが乗場呼び(群呼び
及び行先呼び)やかご呼びに応答して停止決定すると割
当かごもしくは非割当かごの区別なく、これを点滅させ
てかごの到着と運行方向を知らせる到着案内表示として
用いられる。
そのため、たζえば3阻の上り下層呼びに割り当てられ
た1号機(すなわち、上り下層群のかご呼びが自動登録
されるかご)が3階に上り方向で到着する前に、2号機
が3階のかご呼びに応答して]ニリ方向で到着して上り
下層灯(1−1u L Y )を点滅するか、又は上り
方向のホールランタンC以下HLという)すなわち上り
下層灯(IIULY)及び上り上層灯(11UHY)を
両方とも点滅したとすると、上り下層群に属する行先階
(4階及び5階)へ行く待客は誤って割当かごでない2
号41N(すなわち上り下層群のかご呼びが自動登録さ
れないかご)に乗車することが考えられる。この結果、
割当かごでない2号機に乗車した乗客はかご内でもう一
度行先ボタンを押すという手間をかけなければならない
。また、割当かごである1号機に無駄にかご呼びが登録
され、エレベータの運行効率を低下させることになる。
また、上記割当かごである1号機が3階に上り方向で到
着して上り下層灯(11ULX)を点滅しているときに
割当かごでない2号機が遅れて3階に゛上り方向で到着
し、同様に上り下層灯(11°ULY)を点滅するか、
又は上り下層灯(IIULY)及び上り上層灯(1u+
+n)を両方とも点滅したとすると、遅れて乗場に入っ
て来て上り下層群の乗場行先iタンを操作した乗客は、
どのかごのHLも同じような到着案内表示をしているた
め、自分の操作した行先ボタンによるかご呼びが自動登
録されるかごがどれであるのか見分けられないことにな
る。従って、上記乗客が割当かごでない2号機に乗車す
ると上述したような不具合が生じることになる。
[発明の概要] 本発明は、上記の欠点を解消するもので、乗客により操
作された上記行先ボタンに対、応する行先階のかご呼び
を複数台のかごのいずれかに自動登録するようにしたエ
レベータで、上り方向又は下り方向に少なくともいずれ
か一方の方向の行先階を複数の群に分けて、上記行先ボ
タンにより上記群ごとに上記登録回路により呼びを登録
し、上記登録された群呼びごとにかごを応答させ、上記
行先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられた上記報
知器によってかごの到着を案内するエレベータの制御装
置において、すでに行先階の群に対してかご呼びの自動
登録を行うかごが決まっている 1とき、上記以外のか
ごが上記群の方向と同一の運行方向で到着しても上記群
に対応した報知器の動作を阻止するようにしてかご呼び
が自動登録されるかごを見分けやすくし、上記かごへ乗
客を誘導し、運行効率の低下を防ぐことのできるエレベ
ータの制御装置を提供することを目的とする。
[発明の実施例] 第1図のエレベータの乗場戸正面図、第2図はエレベー
タの各制御回路の全体図、tirJ3図は3階における
制御回路の全体系統図、−第4図は乗場呼び登録回路(
13A)のうち3階に対応する回路図、第5図〜第6図
は優先応答かご設定回路(13B)のうち3階の上り下
層群及び上り上層群に対応する回路図、第7図は割当回
路(13C)のうち3階の上り下層呼びに対応する回路
図、第8図は1号機の乗場呼び打消回路(14AX)の
うち3階に対応する回路図、第9図は1号機のかご呼び
登録回路(14BX)のうち4階に対応する回路図、第
10図は1号機のHL制御回路(14CX)の°′うち
3階の上り下層灯及び上り上層灯に対応する回路図、第
11図は1号機のチャイム制御回路(14FK)のうち
、3階に対応する回路図で、他の号機、階床、群に対応
する回路も同様に構成され、第12図は本発明の他の実
施例における肚制御回路図、第13図は各行先階を分け
た図表を示す。
上記各図に基づいて、本発明を7階建の建物に3台のか
ごが設置された一実施例について説明する。
第2図中、(13)は群管理装置、(13A)は群管理
装置(13)に設けられ各階の乗場呼び(上り呼び下り
呼び、行先呼び)を登録する乗場呼び登′録回路、(1
3B)は同じく上記乗場呼びに優先的に応答しかご呼び
が自動登録されるかご、すなわち優先応答かごを選択す
る優先応答かご選択回路、(13G)は同じく上記乗場
呼びに応答するのに最適のかごを選択しこれに上記乗場
呼びを割り当てる割当回路、(14X)〜(142)は
それぞれ1号機〜3号機のかご制御装置、(14AX)
〜(14AZ)はそれぞれかご制御装置(14X)〜(
taZ)に設けられ各階の乗場呼び打消信号(後述)を
出力する乗場呼び打消回路、(14BX)〜(14BZ
)は同じく各かごのかご呼びを登録するかご呼び登録回
路、(14CX)〜(14CZ)は同じく各かごの各階
のHLの点灯を制御するホールランタン (以下HLと
いう)制御回路、(14DX)〜(14D’Z)は同じ
く各かごをかご呼びゃ割り当てられた乗場呼びに応答さ
せるためにかごの走行や停止や方向設定等のス(末的動
作を制御する周知の運転制御回路、(14EX)〜(1
4EZ)は同じく各かごの戸の開閉を制御する周知の戸
制御回路、(14FX)〜(14FZ)は同じく各かご
の各階の予報チャイム及び到着チャイムの鳴動を制御す
るチャイム制御回路である。
上記第3図において、3階における本実施例は、エレベ
ータの乗場戸x、y、zの近傍に設けられ、乗場行先ボ
タン(IA)〜(7A)を有する乗場操作盤(10)と
、上記乗場行先ボタン(IA)〜(7A)の操作により
、また乗場呼び打消回路(14AX)の打ち消し指令信
号(55UHX) 〜(550H2)、(55ULX)
 〜(55tlH2)により乗場呼びの登録をする乗場
呼び登録回路(13A)と、該乗場呼び登録回路(13
A)にて設定される上り又は下り下層呼び登録信号(3
3UH) 、 (33UL)、(33D)、方向信号(
51υx)〜(51UZ)、(51DX) 〜(510
2)、各カコノ全体の位置信号(73×)〜(73Z)
、カコ呼び登録信号(78X) 〜(782) 、 群
呼び登録信−号(74)、割当信号(75x)〜(75
2) 、行先呼び登録信号(76)及び優先応答かご信
号(77X)〜(772)により乗客の待時間が最小と
なる値を選択し、これに該当する割当信号(330HX
) 〜(33UH2)、(33υLX) 〜(33UL
Z)を設定する割当回路(13111:)と、該割当信
号(33UHX)〜(33U)12)、(33ULX)
 〜(33ULZ) 、運動制御回路(14DX) ニ
テ設定され6位置信号(43X) 〜(43Z) ト方
向イ、−r−;(51X) 〜(512)及び戸制御回
路(14EX)ニて設定される戸開閉指令信号(61X
)〜(812)の各信号により優先応答カコ4ij号(
133UHX) 〜(93UH2)。
(83ULX) 〜(83ULZ)を設定すル群管理装
置(13)と、該優先応答カコ信号(133UHX) 
〜(l13UH2) 。
(133ULX) 〜(93tlLZ) 4.: ヨリ
z レヘ−タ(1’)乗場戸x、y、zの各上部に設け
られたHLを点灯又は消灯の制御をなすHL制御回路(
14CX)〜(14C:Z)とを有して構成される。上
記群管理装置(13)は、群管理本体(68)と、選択
回路(70)と、状態変化検出回路(68)とから形成
される。
この選択回路(70)は、位置信号(43X)〜(43
Z) 、方向信号(51X) 〜(512’)及び戸開
閉指令信号(81X)〜(e tz)の論理積により決
定される到着中信号(821a) 〜(823a)と、
割当信号(330)IX) 〜(33U)12)、(3
3ULX) 〜(33ULZ)とにより群選択信号(7
0HX) 〜(70H2) 、 (70LX) 〜(7
0LZ) t:出カスる。上記群管理本体(68)は、
割当信号(330HX)〜(33UH2)、(33UL
x)〜(33ULZ)と選択回路(70)にて設定され
た群選択信号(?0HX) 〜(70H2)、(70L
X) 〜(70LZ)とにより優先応答かご信号(83
0HX)〜(l13UH2)、(83ULX) 〜(1
33ULZ)を設定して出力すべく形成されている。
第3図”ff511図中ニオイテ、(24BX) Ju
l: 1 % 機(7)かご内に設けられた4階の行先
ボタン(図示しない)が押されると「H」となる4階の
かご呼びボタン信号、(24X) 〜(27X)は1号
機の4階〜7階のかご呼びが登録されるとそれぞれrH
Jとなるかご呼び登録信号、(24Y)〜(27Y)は
同じく2号機の4階〜7階のかご呼び登録信号、(24
Z)〜(272)は同じく3号機の4階〜7階のかご呼
び登録信号、(24LX)は1号機の4階の行先ボタン
に内蔵され4階のかご呼びが登録されると点灯する4階
のかご呼びボタン灯、(301)、(302)、(30
4)〜(307)は3階の乗場行先ボタン(IA) 、
(2A) 、(4A)〜(7A)によって、1階、2階
、4階〜7階の行先呼びが登録されるとrHJ となる
行先呼び登録信号、(104)、(204)、(504
)、(E104)及び(704)はそれぞれ1階、2階
、5階、6階及び7階の乗場操作盤(図示しない)によ
る4階の行先呼び登録信号、(33D) 、 (33U
I() 、 (33UL) t* ツレツレ3階の下り
呼ひ、上り上層呼び及び上り下層呼びが登録されるとr
HJとなる下り呼び登録信号、上り上層呼び登録信号、
及び上り下層呼び登録信号、(330X)は3階の下り
呼び(,33D)が1号機に割り当てられるとrHJ 
とナル下りi’rll当イ1コ号、(33UHX) ハ
同じく上り上層割当信号、(33ULX)は同じく上り
下層割当信号、(33ULY) 、 (’33ULZ)
 ハ同じく2号機及び3号機の上り下層割当信号で、そ
れぞれ割当回路(13G) テ設定さレル。(41X)
 〜(47X)はそれぞれ1号機が1階〜7階にいると
きrHJとなるかご位置信号、(43Y) 、 (43
Z)は同じく2号機及び3号機の3階のかご位置信号、
(50X)は1号機が停止しているときrHJとなる停
止中信号、(510X)、、、(510X)は1号機が
それぞれ上り方向及び下り方向で運行するときrHJと
なる上り方向信号及び下り方向信号、(51UY) 、
(5,IUZ)は同じく2号機及び3号機の上り方向信
号、(51DY) 、(5102)は同じく2号機及び
3号機の下り方向信号で、それぞれ運転制御回路(14
DX)〜(1402)で設定される。(54X)は1号
機のかご戸が全閉しているときrHJ となる全閉信号
、(55UHX) 、 (55υLX) 、 (550
X)は1号機がそれぞれ3階の上り上層呼び、上り下層
呼び、及び下り呼びを打ち消すときrHJとなる上り上
層呼び打消指令信号、上り下層呼び打消指令信号、及び
下り呼び打消指令信号、(550HY) 。
(550)IZ)は同じく2号機及び3号機の上り上層
呼び打消指令信号、(55tlLY) 、 (55UL
Z)は同じく2号機及び3号機の上り下層呼び打消指令
信号、(55DY) 、 (55DZ)は同じく2号機
及び3号機の下り呼び打消指令信号で、それぞれ乗場呼
び打消回路(14AX) 〜(14AZ)−t’段設定
レル。
(580X)はHL制御回路(14CX)+、:設けら
れ1号機の3階ノ上り灯(11ULX)及び(110)
IX) (7)到着案内表示時期を制御する到着表示時
期設定回路で、1号機が3階で上り方向の到着案内表示
を行うべき時期になるとrl(Jになる上り到着表示指
令信号(513UXa)を出力する。(560Xa)は
同じく下り到着表示指令信号、(58X)はHL制御回
路(14CX)に設はラレ3 tlt3cr+上り灯(
11ULX)及び(IIUHX) (7)到着案内表示
状態を制御する到着表示状態設定回路で、」ニリ下層灯
用の到着表示状態指令信号(58XL)及び」−り上層
灯用の到着表示状態指令信号(58XH)を出力する。
(58AX)は到着表示状態設定回路(511X)に設
けられ0.5秒ごとにrHJ 、rLJを繰り返す終期
パルス信号を出力するパルス発生器、(58X)は1号
機の戸を閉じるときrHJとなり開くとき□ rLJ となる戸開閉指令信号で戸制御回路(14EX
)で設定される。
第5図ないし第7図において、(81X)は1号機がか
ご呼びに応答中(停止決定してから戸開し、再び戸閉し
て戸閉完了直前になるまでの期間)のときrHJとなる
呼び応答生信号、(81Y) 、(812)は同じく2
号機及び3号機の呼び応答生信号、(89)lオかご状
態や乗場状態の変化を検出すると状yE変化検出信号(
68a)を「H」にして出力する状態検出回路、(70
)は到着しているかごの中から優先応答かごを1台ずつ
選択する選択回路で、(?0LX)〜(70LZ)はそ
れぞれ1号機〜3号機が上り下層41Y用に選択された
ときrHJとなる」ユリ下層群用選択信号、(?0HX
)〜(70)IZ)は同じく上り上層群JT’1選択信
号、(71X)〜(712)にそれぞれ3階の上り下層
呼び(33Ut、)を仮りにIJi+機〜3号機にそれ
ぞれ割り当てたときの全階の群呼び(下り呼び、上り呼
び、下り下層呼び、下り上層呼び、上り下層呼び、上り
上層呼び)に対する予測待時間の平均値を演算し、平均
待時間信号(?IXa)〜(71Za)をそれぞれ出力
する平均待時間演算回路、(72)はG点の入力信号が
r)(」のとき 11〜 工3点に入力された信号のう
ち最小の値をもつ信号を選択し、 21〜23点の出力
信号のうち上記選択された入力信号に対応した出力信号
のみを「H」、それ以外の出力信号をそれぞれ「L」に
して出力し、G点の入力信号が「L」のときは、21〜
23点の出力信号を全てr’l、Jにして出力する最小
値選択回路、(73X)は1号機のかご位置信号(41
X)〜(47X)の全体を表わすかご位置信−J、(7
3Y)及び(74Z)は同じく2号機及び3号機のかご
位置信号、(74)は全階の群呼びの登録信号の全体を
表わすIZ呼び登録信号、(75X)は各階11呼ひに
対する1号機の割当信号の全体を表わす割〉1/lイ1
)号、(75Y)及び(75Z)は同じく2号機及び3
号機の割当信号、(76)は各階に設置された乗場操作
!+(10)でそれぞれ登録される行先呼びの全体を表
わす行先呼び登録信号、(77X)は各階で設定される
1号機の優先応答かご信号(後述)の全体を表わす優先
応答かご信号、(77Y) 、 (772)は同じく2
号機及び3号機の優先応答かご信号、(?8X)は1号
機で登録されるかご呼びの全体を表わすかご呼び登録信
号、(?8Y) 、 (782)は同じく2号機及び3
号機のかご呼び登録信号である。
(801)〜(818)はFl−Sフリップフロップ(
以下メモリという) 、 (821)〜(8G2)はA
NDゲート、(821a)〜(823a)はそれぞれA
NTIゲート(821)〜(823)の出力で、1号機
〜3号機が3階に上り方向で到着しているとき「H」と
なる3階上り到着中信号、(,87’l)〜(8111
)はORゲート、(892)〜(H5)はNOTゲート
、(89El)〜(80B)は1点の入力信号が「L」
からrHJになったとき短時間(例工ば0.5秒間)「
H」になるパルス信号を発するパルス発生器、(91U
LX) 〜(I]3ULX) ハソレソれ1〜3階の乗
場で1号機が上り下層群の行先呼びをかご呼びとして自
動登録可能な優先応答かごに選択されるとrHJになる
上り下層優先応答かご信号、(93tlLY)、 (9
3υLZ)は同じく2号機及び3号機の3階の上り下層
優先応答かご信号、(93UHX)は同じく1号機の3
階の上り上層優先応答かご信号、(93DX)は同じく
1号機の3階の下り優先応答カコ信号、(850)IX
) 〜(97DHX)は同じく1号機の5階〜7階の下
り上層優先応答かご信号である。
次に、この実施例の動作を説明する。
今 14;機は一1ニリ方向で2階におり、2号機は、
上り方向で111!に、3号機は下り方向で5階にいる
とすると、1号機の乗場呼び打消回路(14AX)の3
階用回路(第8図)では、3階かご位置信号(43X)
は「L」であるから、ANDゲート(842)〜(84
5)の出力はすべて「L」となり、3階の上り上層呼び
打消指令信号(550Hに)、上り下層呼び打消指令信
号(55ULX) 、及びトリ呼び打消指令信号(55
0X)はいずれも「L」となっている。2号機及び3号
機についても同様で、3階の上り上層呼び打消指令信号
(551J)IY)、 (s5uHz)、上り下層呼び
打消指令信号(55υLY) 、 (55ULZ)及び
下り呼び打消指令イ、)号(55DY) 、(5502
)もrLJになっている。また、優先応答かご設定回路
(13B)の3階上り方向用回路(第5図)では、2号
機及び3号機の3階かご位置信号(43Y) 、 (4
32)もrLJになっているので、AN[lゲート(8
21) 〜(823)の出力(821a)〜(823a
)はいずれもrLJ となりORゲート(8132) 
〜(897)の出力はいずれも「H」となって、メモリ
(810)〜(815)の内容はすべて「L」にリセッ
トされ1号機〜3号機の3階上り下層優先応答かご信号
(83ULX) 〜(93ULZ)及び3階上り上層優
先応答カコ信号(93UHX) 〜(930H2)はい
ずれもrLJとなっている。
3階の乗場に初めて入って来た乗客が、乗場操作fi(
10)の4階の行先ボタン(4A)を押したとすると、
乗場呼び登録回路(13A)の3階に対応する回路(第
3図)においてORゲー) (872)の出力は「L」
であるから、メモリ(803)はセットされ4階の行先
呼び登録信号(304)はrHJ となり、行先ボタン
灯(4B)は点灯して、4階の行先呼びが登録されたこ
とを知らせる。また、ORゲート(875)の出力も「
H」になるため、メモリ(808)はセットされ、3階
の上り下層呼び登録信号(33UL)は「H」となり、
3階の上り下層呼びが登録される。
3階の上り下層呼びが登録されると、割当回路(13G
)の」ニリ下層呼びに対応する回路(第7図)では上記
呼びに対して割当かごが選択される。11じ搬用の平均
待時開演9回路(71X)では、3階上りド層呼びを仮
りに1号機に割り当てたときに、かごが応答すべき呼び
(かご呼び又は、割り当てられた群呼び、及びその群呼
びに応答したときにかご呼ひとじて登録される行先呼び
)に答えて各階床に上り方向又は下り方向で到着するま
での時間の予4111値(以下到着予測時間という)と
、各群呼びが登録されてから経過した時間(以下継続時
間という)とを演算し、上記到着予測時間と上記継続時
間とを加算してそれぞれ各イIT呼びの予測待時間をめ
、この予測待時間の総和を群呼びの数で除3′lシて平
均待時間をめ、これを平均待時間信号(?IXa)とし
て出力する。
2号機及び3号機用の平均待時間演算回路(?IY) 
、 (712)においても同様で、3階上り下層呼びを
仮りに2号機及び3号機に割り当てたときの平均待時間
(?IYa) 、(?IZa)が出力される。3階上り
下層呼びが登録されると3階の上り下層呼び登録信号(
33UL)が「L」からrH」になるので、パルス発生
器(89B)によって最小値選択回路(72)のG点に
0.5秒間rHJの信号が入力される。このとき、平均
待時間信号(71Xa)が20秒、同じく、(?IYa
)が25秒、同じ< (?IZa)が30秒と演算され
ているとすると、 11点の入力信号である1号機の平
均待時間信号(?IXa)が選択されて21点から「H
」の信号が出力され、メモリ(81B)の内容は「H」
にセットされて1号機の3階上り下層割当信号(33U
LX)はrHJとなる。2号機及び3号機の3階上り下
層割当信号(33■LY)及び(33ULZ)はいずれ
も「L」のままである。
このようにして、割当回路(11G)において、群呼び
の平均待時間を最小にすると予想される1号機に3階上
り下層呼びが割り当てられ、3階の上り下層割当信号(
33ULX)−がrH」になると、1号機のHL制御回
路(14CX)の3階上り方向用の回路(第10図)で
は、3階上り到着表示指令信号(58UXa)はrLJ
となっているので、ANDゲート(854)の出力はr
HJとなる。したがって、ORゲー) (88B)の出
力は「H」となって、1号機の3階上り下層灯(11U
LX)は点灯し、1号機が割り当てられたことを知らせ
る。同時に1号機のチャイム制御回路(14FX)の3
階用回路(第11図)では、ORゲート(889)の出
力が「H」となって、パルス発生器(8117)は0.
5秒間rHJとなるパルス信号を発し、1号機の3階予
報チャイム(12AX)が単音で鳴動され、音によって
も割当□□□)ごを知らせる。
また、3階の乗場の乗客が乗場操作盤(10)の6階の
行先ボタン(6A)を押したとすると、ORゲート(8
71)の出力はrLJであるから、メモリ(eo5)は
セットされ、6階の行先呼び登録信号(30B)は「H
」となり、行先ボタン灯(8B)は点灯して、6階の行
先呼びが登録されたことを知らせる。またORゲー) 
(874)の出力もrHJとなるため、メモリ(801
11)はセットされ、3階の上り上層呼び登録信号(3
3υH)はrHJとなり3階の上り上層呼びが登録され
る。
3階の上り上層呼びが登録されると、割当回路 −(1
3G)の上り上層呼びに対応する回路(図示しない)で
は、上述の場合と同様にして、3階上り上層呼びを各か
ごに仮りに割り当てたときの群呼びの平均待時間が演算
され、それが最小となるかごが割当かごとして選択され
る。
3階の上り上層呼びに対して2号機が割り当てられたと
すると、2号機のHL制御回路(14CY)の3階上り
方向用回路(図示しない)では、1号機のHL制御回路
(14CX)の3階上り方向用回路(第1θ図)のAN
Dゲート(853)、 (857)及びORゲート(8
87)に相当する回路によって2号機の3階上り上層灯
(xlU)IY)が点灯し、2号機が割り当てられたこ
とを6階行きの乗客に知らせる。同時に、2号機のチャ
イム制御回路(14FY)の3階用回路(図示しない)
では、1号機のHL制御回路(14FX)の3階用回路
(第11図)のORゲート(8811)及びパルス発生
器(8f17)に相当する回路によって2号機の3階予
報チャイム(12AY)が単音で鳴動され、音によって
も割当かごを知らせる。
さらにまた、3階の乗場乗客が乗場操作盤(10)の2
階の行先ボタン(2A)を押した場合も同様で、2階の
行先呼びが登録され、2階行先呼び登録信号(301)
がT’l(Jになるとともに3階下り呼び登録信号(3
3D)もrHJとなり、割当回路(13G)で3階下り
呼びに対する割当かごが選択される。
3階下り呼びに3号機が割り当てられたとすると、3号
機のHL制御回路(14CZ)及びチャイム制御回路(
14FZ)によって3号機の3階下り灯(1102)が
点灯し、同時に3号機の3階予報チャイム(12AZ)
が単音ですβ動じて下り呼びには3号機か割り当てられ
たことを知らせる。
また、上り下層呼びと上り上層呼びが同一のかごに割り
当てられる場合もある。この場合、仮りに1号機に割り
当てられたとすると、1号機の上り下層灯(IIULX
)と上り上層灯(IIUHX)との両方が点大コするこ
とになる。
なお、すでに到着しているかごがあり優先応答かごが選
択されているときに上記優先応答かごの屈する群の群呼
びが登録されると上記優先応答かごが割当かごに選択さ
れる。例えば1号機が3階のかご呼びに応答して3階に
上り方向で到着し、上り下層群の優先応答かごとして選
択されているときは、上り下層呼びが登録されると1号
機が必ず割当かごに選択して平均待時間信号(?1Xa
)〜(71Za)を演算する (例えば(71Xa)−
0,(71Ya) ==(71Za))0)ようになっ
ている。このとき、上り上層呼びが登録されて、上り下
層群の優先応答かごである1号機に割り当てられると、
1号機は上り下層群及び上り上層群の両方の優先応答か
ごに選択されることになる。
3階以外の階床でも同様にして各群呼びに対して割当か
ごが選択される。
次に、優先応答かご設定回路(13B)の動作について
、3階の上り方向の場合(第5図〜第6図)を例にとり
ながら説明する。
まず、群呼びに割り当てられたかごは、群呼びに応答し
て到着すると優先応答かごに選択される。例えば、3階
の上り下層呼びに1号機が割り当てられているとする。
1号機がこれに応答して3階に上り方向で停止決定する
と、呼び応答−生信号(81X)がrHJとなる。この
とき上り方向信号(51UX、)はrHJ’、3階カコ
位置信号(43X)はrHJであるのでANDゲート(
821)により3階上り到着中信号(821a)はrH
J となり、ACIDゲート(824)の出力もrl(
Jとなり、ORゲート(87?)を介してメモリ(81
0)はセットされ、1号機の3階上りド層優先応答かご
信号(93ULX)は[HJとなる。他の号機に上り下
層呼びが割り当てられた場合、及び上り上層呼びに割り
当てられた場合も同様である。
また、群呼びに対して割り当てられたかごがいるとき(
あるいは、すでに優先応答かごがいるとき)、上記群呼
びの割当かご(あるいは優先応答かご)以外のかごが上
記群呼びと同一運行方向で到着しても上記群呼びに対す
る優先応答かごには選択されない。割当かご及び優先応
答かごが他にいなければ最初に到着したかごが優先応答
かごに選択される(ただし、同一のかごが2以上の群の
優先応答かごに選択されることはない)。
例えば、3階上り下層呼びに1号機が割り当てられてい
て、2号機が3階のかご呼びに応答して1号機よりも先
に3階に上り方向で到着したとする。このとき、2号機
は割当かごではないのでANDゲート(1125)の出
力はrLJである。一方、選択回路(70)、 (第6
搦)では1号機の上り下層割当信号(33ULX)はr
HJ である(7)−1’ORゲート(8B)の出力は
rHJとなりANDゲー) (83B)〜(838)の
出力はいずれも「L」となる。従って、2号機の選択信
号(701,Y)はrL」のままでありORゲート(8
78)の出力もrLJであるので、2号機の3階上り下
層優先応答かご信号(83υLY)は「L」のままとな
る。2号機が到着したときすでに1号機が優先応答かご
に選択されていて、3階上り下層優先応答かご信号(l
13ULX)が「H」になっている場合も同様で、OR
ゲート、(883)の出力がfl(Jになるため2号機
の選択信号(70LY)はrlJのままで、2号機の3
階上り下層優先応答かご信号(l13ULY)も「L」
のままとなる。しかし、上記2号機が3階に上り方向で
到着したとき、3階の上り上層・呼びに対する割当かど
がなく、かつ上層群の優先応答かごに選択されたかごも
いなければORゲート(884)の出力はrLJで、3
階上り下層呼びに対する割当かご(1号機)がいるので
、ORゲート(883)の出力はrH」、 ANDゲー
) (833)の出力は「L」となり、またANDゲー
ト(83,4)の出力はrHJであるため、ANDゲー
1−(840)を介して2号機の選択信号(70HY)
はrHJ となる。従ってORゲート(881)を介し
てメモリ(814)は「H」にセットされ、2号機の上
り上層優先応答かご信号(93UHY)が「H」となる
もし、2号機が上り下層呼びに割り当てられていれば(
割当信号(33ULY)= rHJ ) 3階に上り方
向で到着したとき上り下層群の優先応答かごに選択され
るがANDゲート(834)の出力は「L」のままであ
るので、上り上層群の選択信号(70)IY)はrHJ
になることはなく、1台のかごが2つの同一方向の群の
優先応答かごに選択されることはない。
また、選択回路(70)では、優先応答かごを群ごとに
選択するとき、例えば2台以上のかごが同時に同一運行
方向で到着するなど同一条件のかごが2台以上ある場合
は、所定の優先順序(例えば1号機→2号機→3号機の
順)で1台を選択するようになっている。また、1台の
かごが2つ以上の群の優先応答かごに選択される条件を
、満たしているときは同一方向の群の間で予め定められ
た優先順序(例えば上り下層群→上り上層群の順)で最
も優先される群の優先応答かごに選択するようになって
いる。
さらにまた、優先応答かごは戸閉完了直前になるとその
選択が解消される。たとえば、1号機が3階上り下層群
の優先応答かごに選択されているとき、1号機が3階で
のサービスを終え、戸閉完了直前になり、呼び応答生信
号(B IX)がrLJになると、上り到着中信号(8
21a)は「L」となり、NOTゲー) (Hl)の出
力はrHJとなってメモリ(810)はリセットされ、
1号機の3階上り下層優先応答かご信号(l13ULX
)はrLJとなる。このとき、3階に上り方向で到着中
のかごがいれば、この中から新たに3階上り下層群の優
先応答痣・ごが上記優先順序に従って1台選択される。
次に、3階において4階行先呼び上り下層呼びだけが登
録されていて、これが1号機に割り当てられている場合
のかごの動作を説明する。
1号機が2階を出発して3階に達すると、第5図で3階
かご位置信号(43X)はrHJとなり、3階上り下層
呼びに応答して停止決定すると、呼び応答生信号(EI
IX)が「H」となる。このとき、上り方向信号(51
0X)はrHJであるから優先応答かご設定回路(13
B)によって1号機の3階上り下層優先応答かご信号(
93ULX)はrHJとなる。また、第10図では、A
NTIゲート(853)の出力である3階上り到着表示
指令信号(513UXa)は「H」となるのでANDゲ
ー) (854)の出力は「L」となり。
上り下層灯(11υLX)による予報案内表示は阻止さ
れる。一方、到着表示状態設定回路(58X)では、周
期パルス発生器(58AX)による周期パルス信号がr
HJになる0、5秒間は、ANDゲート(858)の出
力は「H」となるので、到着表示状態指令信号(58X
L)もrHJとなる。また、上記周期パルス信号がrL
Jになる0、5秒間は、ANDゲート(858)の出力
は「L」となっているので、到着表示状態指令信号(5
8XLa)もrLJとなる。結局ORゲート(88B)
の出力は、上り到着表示指令信号(58UXa)がrH
Jの間、1秒間周期(0,5秒間rHJ、0.5秒間「
L」)で「H」、「L」を繰り返えす信号となり、3階
の上り下層灯(IIULX)はこれに応じて点滅し、1
号機が上り下層呼びに応答して上り方向で到着したこと
を知らせる。
一方、1号機の3階上り上層優先応答かご信号(s3u
nx)はrLJ ’t’あル(7)テ、ANDゲート(
859)の出力はrLJ、ANDゲート(85B)の出
力は「L」、ORゲート(887)の出力も「L」とな
り、結局3階上り上層灯(IIUHX)は消灯のままと
なる。
また、第11図では、到着表示指令信号(58UXa)
がrHJとなり、かつ上り下層優先応答か、ご信号(9
3ULX)が「H」になると、ANDゲー) (881
) (7)出力は「H」となり、ORゲー) (890
)の出力もrHJ となって、パルス発生器(898)
は0.53間rHJ となるパルス信号を発し、1号機
の3階列着チャイム(12BX)が2連音で鳴動され、
音によってもかごの到着を知らせる。
一方、1号機のかご呼び登録回路(148X)の4階用
回路(第9図)では、1号機が3階に上り方向で到着し
、優先応答かご信号(93ULX)がrHJになると、
4階の行先呼び登録信号(304)は「H」であるから
、ANDゲート(8411)の出力は「H」となり、O
Rゲート(885)の出力もrHJ、となって、メモリ
(8113)はセットされ、4階かご呼び登録信号(2
4X)は「H」となる。これで、1号機のかご内では4
階のかご呼びボタン灯(24LX)は点灯して、4階か
ご呼びが自動登録されたことを知らせる。したがって、
3階で4階に行く乗客が1号機のかごに乗り込んだとき
には、既に4階のかご呼びは登録されているので、乗客
はかご内の行先ボタンを押す必要はない。
3階において1号機の乗降が終了してかごが戸閉を開始
すると、第8図で戸開閉指令信号(59X)はrHJと
なる。このとき、戸閉完了していないので、全閉信号(
54X)はrLJとなり、 AN[lゲー) (842
)の出力もrHJとなる。1号機の3階上り下層優先か
ご信号(133ULX)はrHJであるから、ANDゲ
ート(844)によって3階の上り下層呼び打消指令信
号(55ULX)は゛「H」になる、これで、第4図の
ORゲート(872)の出力は「H」になるので、メモ
リ(8oa)、 (eoe)はいずれもリセットされ、
4階行先呼び登録信号(304)は「L」となって4階
行先呼びの登録は解除されると共に。
4階行先ボタン灯(4B)は消灯する。また、3階上り
下層呼び登録信号(33UL)もrLJとなり、3階」
ニリ下層呼びの登録が解除されると、割当回路(13G
)の上り下層呼びに対応する回路(第7図)において、
NOTゲート(894)の出力がr)IJになるため、
メモリ(81B)はリセットされ1号機の3階の上り下
層割当信号(33ULX)はrLJにリセットされる。
1号機のかごが戸閉完了直前になると、呼び応答中信号
(81X)が「L」になるので、1号機の3階上り下層
優先応答かご信号(83υLX) j)P−t−Jとな
る。一方、第10図でANDゲート(853)の出力は
「L」となり、到着表示指令信号(5eUXa)は「L
」となるので、ANDゲート(855)の出力は「L」
となり、ORゲー) (88El)の出力も「L」とな
って、3階の上り下層灯(IIULX)は消灯する。
l?+機のかごが戸閉を完了すると、第8図の全閉信号
(54X)は「H」となるので、ANDゲート(842
)の出力はrLJとなり、ANDゲー) (844)の
出力である3階の上り下層呼び打消指令信号(55UL
X)は「L」になり、再び3階で上り下層呼びの登録が
可能になる。1号機のかごが戸閉完了して3階を出発し
て4階に達すると、3階かご位置信号(43X)は「L
」となり、第9図の4階かご位置信号(44X)はrH
Jとなる。1号機が4階のかご呼び(24X)に応答し
て停止決定し、4階に停止上すると、停止中信号(50
X)がrHJとなるので、へNOゲート(852)の出
力はrHJとなり、メモリ(819)はりセットされ、
4階かご呼び登録信号(24X)は「L」となり、4階
かご呼びボタン灯(24LX)は消灯し、−4階のかご
呼びに応答して停止したことを知らせる。
上述の動作は、割当かご(1号機)が上り下層呼びに応
答した場合の動作である。
次に、上述とは反対に1号機が上り方向で1階におり、
2号機が上り方向で2階にいるときに、3階の乗場操作
盤(10)の4階行先ボタン(4A)が押され、3階上
り下層呼びに2号機が割り当てられたとする。このとき
、3階の乗場では2号機の上り下層灯(11υLY)が
点灯し、予報チャイム(12AY)が単音で鳴動して、
待客に2号機がサービスすることを知らせる。
さて、2号機が3階の上り下層呼びに応答して3階に到
着する前に1号機が3階へ行く乗客を乗せて1階を出発
し、3階に上り方向で停止決定したとする。このとき、
優先応答かご設定回路(13B)により、2号機が3階
上り下層呼びの割当かごであるので、1号機は3階上り
下層群の優先応答かごには選択されない、しかし、1号
機は3階上り上層群に対しては最初に到着したかごに相
当するので、3階上り上層群の優先応答かごとして選択
される。
したがって、第14aにおいて、停止決定した時点では
、1号機の3階上り到着表示指令信号(56υXa)は
rHJであるが、すでに3階上り下層群のかご呼びを自
動登録するかご(2号機)が決まっているので1号機の
3階上り下層優先応答かコ信号(83ULx)ハ「L」
ツママチアリ、ANDゲート(858)の出力はrLJ
、ANDゲート(855)の出力はrLJで、結局OR
ゲー) (88B)の出力も「L」のままとなり、3階
の上り下層灯(11υLX)の点滅は阻止される。一方
3階上り上層優先応答カコ信号(1330)IX)はr
HJ −t’ある(7) テANDゲート(859) 
、同じ< (85B) 、 ORゲート(8B?)を介
して3階の上り上層灯(IIUHX)が0.5秒ごとに
点減し、また第11図のANDゲート(860) 、 
ORゲート(8130) 、及びパルス発生器(813
8)を介して3階到着チャイム(12BX)を2遮音で
鳴動し、1号機の到着を知らせる。したがって、上記1
号機が上り下層灯(11υLX)を点滅していないので
4階行きの乗客は1号機を自分の行先階のかご呼びが自
動登録されるかC゛と見間違うことはない。また、1号
機は上り上層灯(1’1tlHX)を点減してあらかじ
め、上り上層群のかご呼びを自動登録するかごで上り方
向に運行することを案内表示しているので、例えば6階
行きの乗客は乗場に遅れて入ってきたときでも乗場行先
ボタンによるかご呼び(=6階)が登録されるかごを知
ることができ、行先ボタンの操作後に上記かごを知らさ
れる場合よりもいっそう余裕をもってかごに乗車するこ
とができる。
また、3階上り下層呼びの割当かごである2号機が上記
上り下層呼びに応答して3階に上り方向で到着している
ときに、3階のかご呼びに応答して1号機が遅れて到着
した場合も同様に、上記1号機は3階の上り下層灯(1
1tlLX)の点滅は阻止され上り上層灯(11υHX
)を点滅する。従って、乗客は、上述の場合と同様にと
まどうことなく自分のかご呼びが自動登録されるかごに
乗車することができる。
次に、3階に上り下層呼び上り上層呼びかいずれも登録
されていないときに2号機及び1号機が3階のかご呼び
に応答して3階に上り方向で到着した場合を考える。2
号機が先に到着したとすると一]二連したように2号機
は3階上り下層群の優先応答かごに選択され、3階上り
下層灯(11tlLY)を点滅、到着チャイム(12B
Y)を鳴動して上り到着を知らせるとともに、あらかじ
め3階上り下層群のかご呼びを自動登録するかごである
ことを案内する。この直後に1号機が3階に上り方向で
到着すると、すでに2号機が上り下層群の優先応答かご
として上り下層灯(IIULY)を点減しているため、
1号機は上り下層灯(IIULX)の点滅は阻止される
。そして1号機は、上り上層群の優先応答かごに選択さ
れて上り上層灯(11tlHX)を点減し、到着チャイ
ム(128X)を鳴動して上り到着を知らせるとともに
、あらかじめ3階上り上層群のかご呼びを自動登録する
かごであることも案内する。従って、遅れて乗場に入っ
てきた乗客は上述の場合と同様にとまどうことなく余裕
をもって自分の乗車すべきかごに乗車することができる
このように上記実施例では、すでに行先階の群に対して
かご呼びの自動登録を行うかごが決っているとき。上記
以外のかごが上記群の方向と同一の運行方向で到着して
も上記群に対応したl(Lによる到着案内を阻止するよ
うにしたので乗客は自分の乗車すべきかごを他のかごと
区別することが容易になり、乗り間違いを防止すること
ができる。
第12図は、本発明の他の実施例を示すもので第10図
に相当するものである。図中、(58BX)は到着表示
状態設定回路(58X)に設けられ、3秒間rHJで0
.5秒間1’LJとなる周期パルス信号を出力するパル
ス発生器、(801)はANDゲート、(902)及び
(903)はORゲートである。
次にこの実施例の動作を説明する。
3階において、上り下層呼び及び上り上層呼びが登録さ
れていて、2号機が3階の上り下層呼びの割当かごに選
択され3号機が同じく上り上層呼びの割当かごに選択さ
れているものとする。そこに、1号機が3階のかご呼び
に応答して上り方向で到着したとする。このとき、優先
応答かご設定回路(13B)では、すでに上り下層呼び
及び上り上層呼びとも割当かごが選択されているため、
1号機の3階上り下層優先応答かご信号(Ia3ULX
)及び上り上層優先応答かご信号(I]3UHX)はと
もに「L」が出力される。
従って1号機のHL制御回路(14C:X)の3階上り
方向用回路(第11図)では、ANDゲート(858)
及び(85111)の出力はいずれもrLJとなってい
る。一方、周期パルス発生器(58BX)による周期パ
ルス信号がrHJになる3秒間はANDゲート(9’0
1)の出力はrHJとなり、ORゲート(1102)及
び’ (903)を介して、到着表示状態指令信号(5
8XL)及び(58XH)もrHJとなる。また、上記
周期パルス信号がrlJになる0、5秒間はANDゲー
ト(801)の出力は「L」となり、ORゲート(90
2)及び(903)を介して到着表示状態指令信号(5
8XL)及び(58XH)も「L」になる。結局上り到
着表示指令信号(56tlXa)が「H」になっている
間、3階の上り下層灯(IIULX) 及び上り上層灯
(IIUHX)は3秒間点灯、0.5秒間消灯の点滅を
行う。また第11図ではANDゲート(848)〜(8
50)の出力はいずれも「L」であるので、1号機の3
階到着チャイム(128X)は鳴動しない。
2号機又は3号機のいずれかがすでに3階に上り方向で
到着していて、優先応答かごに選択されている場合も同
様で、1号機は3階に到着したとき通常とは異なった到
着案内を行う。
このように上記実施例では、すでに同一方向の全ての軒
耳びに対してかご呼びの自動登録を行うかごが決ってい
るとき、上記以外のかごが上記軒耳びの方向と同一運行
方向で到着したときは、HLの点滅周期を通常とは異な
らせて到着案内を行い、また到着チャイムを鳴動しない
ようにしたので、乗客は自分の乗車すべきかごを他のか
ごと区別すること糸容易になり乗り間違いを防止するこ
とができる。さらに、HLの到着案内表示機能(特に運
行方向の案内)を失うことがないので、急いで目的階へ
行きたい乗客や遅れて乗場に入ってきた乗客は、迷うこ
となく自分の行きたい階に向うかごに乗車することがで
きる。
なお、次のように実施することも可能であと。
(1)報知器としてHL及びチャイムの外、視覚による
ものとして液晶、発光ダイオード、ブラウン管等で構成
され図形、文字等で到着案内をする表示器、聴覚による
ものとして音声による放送案内装置を用いる。。
(2)報知器の表示形態を群ごとに異ならせる。
たとえば、HLの点灯状態【点灯又は消灯若しくは点滅
、更に点滅周期や点滅比率(点滅時の点灯時間と消灯時
間の比率)]やチャイムの鳴動状態(鳴動又は不鳴動)
を用いる外、HLの色や明るさを変えたり、チャイムの
音量、鳴動回数、音程、メロディ等を異ならせたりする
(図形、文字等で到着案内表示を行うものでは、軒耳び
かごにかご呼びが自動登録されるかごとされないかごを
一層明確に区別できる)。
(3)同一方向の全ての群に対してかご呼びの自動登録
を行うかごが決っているとき、上記以外のかごが上・記
群の方向と同一運行方向で到着したときの報知器を上記
(2)で述べたような通常とは異なる表示形態で動作さ
せる。また報知器を動作させる期間を通常より短く (
たとえば戸開開始時点から戸閉開始時点までの間にする
)して、乗客が自分の乗車すべきかごを見分けやすくす
る。
(4)同一方向の全ての軒耳びに対してかご呼びの自動
登録を行うかごが決っているとき、上記以外のかごが上
記軒耳びの方向と同一運行方向で到着したとき、同一方
向の報知器のうち所定の条件を満たす軒耳び(たとえば
割当かごの到着が所定時間以上遅れたり、割当かごが満
員になるなどサービスの悪化が予想される軒耳びに対応
した報知器だけを表示形態を変えて動作させる。これに
よって乗客は一層、自分の乗車すべきかごを見分けやす
くなり、しかもサービスの悪くなりそうな待客を救うこ
とができる。
(5)すでに軒耳びに対してかご呼びの自動登録を行う
かごが決っているとき、上記以外のかごが到着すると同
一運行方向の報知器のうち上記軒耳びに対応した報知器
以外の報知器を動作させるが、この報知器の選択の優先
順序を交通状態(軒耳びの待時間など)等によって変更
する。
(6)優先応答かごの選択の優先順序をかごの状態(か
ご負荷など)や交通状態に応じて変更する。
(7)割当かごの予報案内を行わず到着案内だけを行う
エレベータにも適用する。この場合、軒耳びに対する割
当をかご状況や交通状況等の変化に応じて随時適切なか
ごに変更する方式であってもよい。
(8)乗場で行先階を指定する手段としてダイヤル式や
テンキ一式による行先ボタンを用いる。
(8)割当方式以外の群管理方式にも適用する。この場
合、通りかかったかごが軒耳びに順次応答していくが、
各かごを応答順に所定の優先順序で優先応答かごに選択
し、各軒耳びに対応した行先呼びをかご呼びとじて自動
登録するようにする。
(10)割当かごが乗場に到71′する前にかご呼びを
自動登録しておく方式に適用する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明は乗場に行先ボタンを設け
、上り方向又は下り方向のうち少なくとも一方の方向の
行先階を複数の群に分けておき上記行先ボタンにより群
ごとに登録された群呼びに対して1台ずつかごを割り当
て上記各群に対応した報知器によって少なくとも到着案
内を行うようにし・たちのにおいて、すでに行先階の群
に対してかご呼びの自動登録を行うかごが決っていると
き、上記以外のかごが上記群と同一の連行方向で到着し
ても上記群に対応した報知器の到着、案内を阻止するよ
うに構成したことから、乗客は自分の乗車すべきかごを
他のかごと区別することが容易になり、乗り間違いを防
止することができ、ひいては運行効率の低下も防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータの乗場戸正面図、第2図はエレベー
タの各制御回路の全体系統図、第3図は3階における制
御回路の全体系統図、第4図は乗場呼び登録回路のうち
3階に対応する回路図、第5図は優先応答設定回路のう
ち3階の上り下層群及び上り上層群に対応する回路図、
第6図は選択回路のうち3階の上り下層群及び上り上層
群に対応する回路図、第7図は割当回路のうち3階の上
り下層呼びに対応する回路図、第8図は1号機の乗場呼
び打消回路うち3階に対応する回路図、第9図は1号機
のかご呼び登録回路のうち4階に対応する回路図、第1
0図は1号機のHL制御回路のうち3階の上り下層灯及
び」ニリ」二層灯に対応する回路図、第11図は1号機
のチャイム制御回路のうち3階に対応する回路図、第1
2図は本発明の他の実施例における)IL制御回路図、
第13図は各行先階を群に分けた図表を示す。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。 (X)、(Y)、(Z) ・L号機、2号機、3号機の
各乗場戸、 (IA)〜(7A)・・・乗場行先ボタン、(le)、
(IB)・・・行先ボタン灯、(10)・・・乗場操作
盤、 (IIDX) 〜(1102)・HL(7)下り灯、 
−(IIULX)〜(1101,Z)・・・上り下層灯
、(110)IX) 〜(IIUH2) ・・・上り上
層灯、(12AX)〜(12AZ)・・・単音鳴動の予
報チャイム、(−i2BX)〜(12BZ)・・・2連
音鳴動の到着チャイム、(13)・・・群管理装置、 (13A)・・・優先呼び登録回路、 (13B)・・・優先応答かご選択回路、(13G)・
・・割当回路、 (14X)〜(142)・・・1号機〜3号機のかご制
御装置、 (14AX) 〜(t−1f−Z−) ・・・乗場呼ヒ
打消回路、(14BX) 〜(14BZ)・・・カコ呼
び登録−路、(14C:X)〜(+4cZ)・・・HL
制御回路、(14DX) 〜(1402)・・・運転制
御回路、(14EX)〜(14EZ)・・・戸制御回路
、(14FX)〜(14FZ)・・・チャイム制御回路
、(24LX)・・・かご呼びボタン灯、(70)・・
・選択回路、 (911)〜(1113)・・・計数回路、(921)
・・・最大値選択回路。 第4図 +3A 節5図 ′:tS8図 第9図 +4[sX 第10図 σ31 fJSll 図 第12図 4CX 手続補正書(自発) 昭和 6% 3月 5゛日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58−241407号2、発
明の名称 エレベータの制御装置 3、補正をする者 。 5、補正の対象 6、補正の内容 (1)明細書の全文を別紙の通り補正する。 (2)図面の第9図を別紙の通り補正する。 7、添イ’I”i、’、l類のLI録 (1)補正後の明細書 1通 (2)補正後の図面 1道 具−に一 明 細 書 19発明の名称 エレベータの制御装置 2、特許請求の範囲 (1)乗場操作盤の行先ボタンの指令と乗場呼び打消回
路からの打消し指令信号とに)Jtiづき呼び登録信号
を出力する乗場呼び登録回路と、上記かご及び乗場状況
の信号に基づいて所定のかごを選択する選択回路と、乗
場に設けられた報知器とを有して構成し、乗客により操
作された上記行先ボタンに対応する行先階のかご呼びを
複数台のかごのいずれかに自動登録するようにしたエレ
ベータで、」−り方向又は下り方向に少なくともいずれ
か一方の方向の行先階を複数の群に分けて、上記行先ボ
タンにより上記群ごとに上記登録回路により呼びを登録
し、」二記登録された群呼びごとにかごを応答させ、上
記行先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられた上記
報知器によってかごの到着を案内するエレベータの制御
装置において、すでに行先階の群に対してかご呼びの自
動登録を行うかごが決まっているとき上記決定されたか
ご以外のかごが上記群の方向と同一運行方向で到着して
も、上記群に対応した上記かごの案内動作を阻止する構
成とした上記報知器を有し、上記かご呼びの自動登録が
決定したかごとこの決定されたかご以外のかごを区゛別
でさるようにしたことを特徴とするエレベータの制御装
置。 (2)上記報知器を同一運行方向を示す報知器のうち少
なくとも上記群に対応した報知器以外の報知器の1つを
動作される構成としたことを特徴とする特、11請求の
範囲第1項記載のエレベータの制御装置。 (3)上記報知器を同一運行方向の報知器の全ての動作
が阻止されるときは、少なくとも上記報知器の1つを表
示形態を変えて報知する構成としたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のエレベータの制御装置。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] この発明はエレベータの制御装置の改良に関するもので
ある。 [従来技術] 通常、エレベータは乗場に設置された上りボタン又は下
りボタンによって乗場呼びを登録し、この乗場呼びによ
ってかごを呼び寄せるようになっている。そして、到着
したかごに乗り込んだ乗客は、かご内に設置された行先
ボタンによってかご呼びを登録し、所望の階へかごを運
転する。このように、従来のエレベータは、乗場とかご
内でそれぞれ呼びボタンを操作する必要がある。 最近、例えば実公昭53−40843号公報に示される
よ・うに、かご内と同様の行先ボタンを乗場に各かご共
通に設け、更に行先階表示器を乗場に各かごごとに設け
るものが提案されている。これは待客が乗場行先ボタン
を操作して行先階の呼びを登録すると、それぞれの行先
呼びに対して、それぞれ最適なかごを割り当てて、゛上
記行先階表示器には割り当てられた行先呼びの階を表示
し、乗場行先ボタンを操作した待客に割当かごを知らせ
ると共に、他の待客に各かごの行先階をも案内表示する
ものである。この場合、乗場待客の行先階を見越した割
当ができるので、待時間の短縮をはかることができる。 また、行先呼びが割り当てられると、直ちに割当かごの
かご呼びとして自動的に登録されるようにしているので
、待客はかご内の行先ボタンを操作する手間が省ける。 さらにかご内の混雑のためにかご内で行先ボタンが操作
できないということもなくなり、非常に便利である。ま
た、特開昭55−80Ei59号公報に示されているよ
うに、割当かごが乗場行先ボタンの操作された階に到着
したときに、行先呼びに対応する階のかご呼びを自動登
録することも提案されている。 しかし、上述の行先階表示器は、各階床、各かごごとに
設けるには高価に過ぎ、また、建物の階床数が多くなる
と見にくくなるなど実用上問題がある。 そこで、乗場には行先階表示器を設けずに、上り及び下
りのホールランタン(以下HLという)だけを設置し、
登録された行先呼びを上り方向と下り方向に分けて、上
り呼び及び下り呼びとして登録し、それぞれに対して1
台ずつかごを割り当てることも考えられている。そして
、従来の」ニリポタンと下りボタンを設置した場合と同
様に、割当かごのHLを点灯することによって、待客に
サービスかごな予報案内すると共に、割当かごに対して
は、各行先呼びを一括してかご呼びとして登録する。こ
の場合、行先呼びごとにかごを割り当てることをしない
ので、行先階表示器は不要で、)ILの点灯によって待
客の乗車すべきかご、すなわち待客の所望階のかご呼び
が自動登録されるかごを、その到着以前に知らせること
ができる。 しかし、上述の上り方向及び下り方向別にかごを割り当
てる方式では、前述した行先階表示器を設けて行先呼び
ごとにかごを割り当てる方式のように乗場待客の行先階
をそれぞ考慮したきめ細かな割当ができないので待時間
が短くならないという欠点が生じることになっていた。 そこで、上り方向又は下り方向の少くともいずれか一方
の行先階を行先階の数より少ない複数す群に予め分けて
おき、乗場の行先ボタンにより群かごを1台づつ割り当
て、上記行先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられ
た報知塁によって乗客に案内表示する方式が考えられて
いる。 これを第1図により、7階建の建物に3台のかごが設置
された場合について説明する。 第1図中、x−Zはそれぞれ1号機〜3号機の乗場戸、
(IA) 、 (2A) 、 (4A)〜(7^)はそ
れぞれ1階、2階、4階〜7階に対応する行先呼びを1
号機〜3号機共通に登録する乗場行先ボタンで、これら
は3階の乗場に設置された乗場操作盤(10)に配列さ
れている。(1B) 、(2B) 、(4B)〜(7B
)はそれぞれ行先ボタン(IA)、(2A) 、(4A
)〜(7A)に内蔵されそれぞれ1階、2階、4階〜7
階の行先呼びが登録されると点灯する行先ボタン灯、(
IIDX)〜(1111Z)はそれぞれ乗場戸x、y、
zの、L方に設けられた1号機〜3号機(7)HL(7
)下り灯、(IIUI、X) 〜(IIUI、Z) ハ
同じく上り下層灯、(IIUHX) 〜(IIUI2)
は同じく上り上層灯、(12AX)〜(12AZ)は同
じく単音鳴動の予報チャイム、(128X) 〜(12
BZ)4を同じく2連音鳴動の到着チャイムである。 なお、3階の乗場では、3階からの行先階のうち、1階
及び2階を下り群、4階及び5階を上り下層群、6階及
び7階を上り上層群にそれぞれ分けており、行先階の各
群には、それぞれHLの下’J灯(IIDX) 〜(1
1112)、上り下層灯(IIULX) −(IIUL
Z)’ 、及び上り上層灯(IIUHX) 〜(11υ
)12)が対応している。他の階の乗場についても同様
で、第13図に示すように上り方向又は下り方向の少く
ともいずけか一方の方向の行先階をそれぞれ2つのII
に分けている。 さて、3階の乗場待客が4階の行先ボタン(4A)を押
したとすると4階の行先呼ひが登録され、行先ボタン灯
(4B)が点灯して4階の行先呼びが登録されたことを
知らせる。同時に、上り下層呼びも登録され、これに対
して例えば上記」ニリ下層呼び及びすでに登録済みの群
呼びの予測待時間の平均値が最小となるかごが選択され
、上記上り下層呼びに割り当てられる。 上記上り下層呼びに対して1号機が割り当てられたとす
ると、該1号機の上り下層灯(11t1.LX)を点灯
し、4階行きの待客に対して1号機がサービスすること
を前もって知らせる。そうして、1号機が上り方向で3
階に到着すると上り下層灯(11tlLX)を点減させ
(即ち到着案内を行なう)て、かごの到着を待客に知ら
せる。と同時に4階の行先呼びをかご呼びとして自動登
録する(なおこのとき、5階の行先呼びが登録されてい
れば、5階のかご呼びも自動登録される)。 また、3階の乗場待客が6階の行先ボタン(6A)を押
したとすると、6階の行先呼びが登録されると共に6階
の行先ボタン灯(6B)が点灯し、今度は上り上層呼び
が登録される。この上り上層呼びに対して上記したと同
様にして2号機が割り当てられると、2号機の上り上層
灯(11tlHY)が点灯し、6階行きの待客に対して
2号機がサービスすることを知らせる。そして、2号機
が上り方向で3−に到着すると、上り上層灯(IIUH
Y)が点減し、上り上層群に属する行先階(6階及び7
階)の行先呼びが2号機のかご呼びとして自動登録され
ることになる。 また、1階及び2階の行先ボタン(IA)及び(2A)
が操作された場合も同様で、行先ボタン灯(IB)及び
(2B)が点灯し、登録された下り呼びに対してかごが
割り当てられ、割当かごの下り灯が点灯し、かご到着時
には下り灯が点滅し、下り群に属する行先階(1階及び
2階)の行先呼びがかご呼びとして自動登録される。 もちろん、」ニリ下層呼びと上り」二層呼びが同一のか
ごに割り当てられる場合もある。この場合、仮りに1号
機に割り当てられたとすると、1号機の上り下層灯(I
IULX)と上り上層灯(IIUHX)との両方が点灯
し、かご到着時には、上記両方のHLが同時に点滅して
、−上り下層群及び上り上層群に属する行先階(4〜7
階)の行先呼びがかご呼びとして自動登録される。 このように、同じ運行方向の行先呼びであってもこれを
2つ以上の群に分け、この群にそれぞれ対応してHLを
設けて、各群ごとにか;を割り出てるようにしたので、
高価な行先階表示器は不要で、しかも上り方向、下り方
向別にかごを割り当てる方式よりきめ細かに待客の行先
階を考慮した割当が可能になり、待時間を短縮すること
ができる。 ところが通常HLは、上述したように割当かごが乗場に
停止決定する以前では、これを点灯してサービスかごの
予報案内表示として用い、またかごが乗場呼び(群呼び
及び行先呼び)やかご呼びに応答して停止決定すると割
当かごもしくは非割当かごの区別なく、これを点滅させ
てかごの到着と連行方向を知らせる到着案内表示として
用いられる。 そのため、たとえば3階の上り下層呼びに割り当てられ
た1号機(すなわち、上り下層群のかご呼びが自動登録
されるかご)が3階に上り方向で到着する前に、2号機
が3階のかご呼びに応答して上り方向で到着して上り下
層灯(IIULY)を点滅するか、又は上り方向のホー
ルランタン(以下HLという)すなわち上り下層灯(I
IULY)及び上り上層灯(IIUHY)を両方とも点
滅したとす′ると、上り下層群に属する行先階(4階及
び5階)へ行く待客は誤って割当かごでない2号機(す
なわち上り下層群のかご呼びが自動登録されないかご)
に乗車することが考えられる。この結果、割当かごでな
い2号機に乗車した乗客はかご内でもう一度行先ボタン
を押すという手間をかけなければならない。また、割当
かごである1号機に無駄にかご呼びが登録され−、エレ
ベータの運行効率を低下させることになる。 また、上記割当かごである1号機が3階に上り方向で到
着して上り下層灯(IIULX)を点滅しているときに
割当かごでない2号機が遅れて3階に上り方向で到着し
、同様に1ユリ下層灯(11’ULY)を点滅するか、
又は上り下層灯(IIULY)及び上り上層灯(IIU
HY)を両方とも点滅したとすると、遅れて乗場に入っ
て来て上り下層群の乗場行先ボタンを操作した乗客は、
どのかごの)ILも同じような到着案内表示をしている
ため、自分の操作した行先ボタンによるかご呼びが自動
登録されるかごがとれであるのか見分けられないことに
なる。従って、上記乗客が割当かごでない2号機に乗車
すると上述したような不具合が生にることになる。 [発明の概要] 本発明は、上記の欠点を解消するもので、乗客により操
作された上記行先ボタンに対応する行先階のかご呼びを
複数台のかごのいずれかに自動登録するようにしたエレ
ベータで、上り方向又は下り方向に少なくともいずれか
一方の方向の行先階を複数の群に分けて、上記行先ボタ
ンにより上記IIごとに」二記登録回路により呼びを登
録し、上記登録された群呼びごとにかごを応答させ、上
記行先階の群にそれぞれ対応して乗場に設けられた上記
報知器によってかごの到着を案内するエレベータの制御
装置において、すでに行先階の群に対してかご呼びの自
動登録を行うかごが決まっているとき、上記以外のかご
が上記群の方向と同一の運行方向で到着しても上記群に
対応した報知器の動作を阻止するようにしてかご呼びが
自動登録されるかごを見分けやすくし、上記かごへ乗客
を誘導し、運行効率の低下を防ぐことのできるエレベー
タの制御装置を提供することを目的とする。 [発明の実施例] 第1図はエレベータの乗場戸正面図、第2図はニレベー
クの各制御回路の全体図、第3図は3階における制御回
路の全体系統図、第4図は乗場呼び登録回路(13A)
のうち3階に対応する回路図、第5図〜第6図は優先応
答かご設定回路(13B)のうち3階の上り下層群及び
上り上層群に対応する回路図、第7図は割当回路(13
G)のうち3階の上りド層呼びに対応する回路図、第8
図は1号機の乗場呼び打消回路(14AX)のうち3階
に対応する回路図、第9図は1号機のかご呼び登録回路
(14BX)のうち4階に対応する回路図、第10図は
1号機のHL制御回路(14GX)のうち3階の上り下
層灯及び上り上層灯に対応する回路図、第11図は1号
機のチャイム制御回路(14FX)のうち、3階に対応
する回路図で、他の号機、階床、群に対応する回路も同
様に構成され、第12図は本発明の他の実施例における
HL制御回路図、第13図は各行先階を−分けた図表を
示す。 上記各図に基づいて、本発明を7階建の建物に3台のか
ごが設置された一実施例について説明する。 第2図中、(13)はノIT管理装置、(13A)は群
管理装置(13)に設けられ各階の乗場呼び(上り呼び
、下り呼び、行先呼び)を登録する乗場呼び登録回路、
(13B)は同じく上記乗場呼びに優先的に応答しかご
呼びが自動登録されるかご、すなわち優先応答かごを選
択する優先応答かご選択回路、(13G)は同しく上記
乗場呼びに応答するのに最適のかごを選択しこれに上記
乗場呼びを割り当てる割当回路、(14X)〜(142
)はそれぞれ1号機〜3と機のかご制御装置、(14A
X)〜(14AZ)はそれぞれかご制御装置(14X)
〜(142)に設けられ各階の乗場呼び打消44号(後
述)を出力する乗場呼び打消回路、(14BX)〜(1
4BZ)は同じく各かごのかご呼びを登録するかご呼び
登録回路、(14CX)〜(14CZ)は同じく各かご
の各階のHLの点灯を制御するHL制御回路、(140
X)〜(1402)は同じく各かごをかご呼びゃ割り当
てられた乗場呼びに応答させるためにかごの走行や停止
や方向設定等の基本的動作を制御する周知の運転制御回
路、(14EX)〜(14EZ)は同じく各かごの戸の
開閉を制御する周知の戸制御回路、(14FX)〜(1
4FZ)は同じく各かごの各階の予報チャイム及び到着
チャイムの鳴動を制御するチャイム制御回路である。 上記第3図において、3階における本実施例は、エレベ
ータの乗場戸x、y、zの近傍に設けられ、乗場行先ボ
タン(IA)〜(7A)を有する乗場操作盤(10)と
、」二記乗場行先ボタン(IA)〜(7A)の操作によ
り、また乗場呼び打消回路(14AX)〜(14AZ)
(1) 打チ消L 指仝信吋(55UHX) 〜(55
UH2) 、(55ULX)〜(55UH2)により乗
場呼びの登録をする乗場呼び登録回路(13A)と、該
乗場呼び登録回路(13A)にて設定される上り又は下
り呼び登録信号(330H) 。 (33UL) 、 (33D)、方向信号(51UX)
 〜(51UZ)、(511]X)〜(5102)、各
かごの全体の位置信号(73X)〜(732) 、 カ
コ呼び登録信号(78X) 〜(78Z) 、軒耳ヒ登
[信号(74)、割当信号(75X) 〜(75Z) 
、行先呼び登録信号(76)及び優先応答かご信号(7
7X)〜(772)により乗客の待時間が最小となる値
を選択し、これに該当する割当信号(33UI(X) 
〜(33U)IZ)。 (33ULX) 〜(33ULZ)を設定する割当回路
(13C)と、該割当43号(33UHX) 〜、(3
3UH2)、(33Ul、X) 〜(33ULZ) 、
 運転制御回路(14DX) 〜(1402)ニテ設i
さレル位置信r3 (43X) 〜f43Z)と方向信
号(51X)〜(512)及び戸制御回路(14EX)
〜(14EZ)にて設定される戸開閉指令信号(61X
)〜(eiz)の各信号によりfΩ先応答かご信号(9
3UHX)〜(93UH2) 。 (93ULX)〜(83ULZ)を設定する優先応答か
ご設定回路(13B)と、該優先応答かご信号(93U
HX)〜(93U)12) 、(93υ[、X)〜(9
3ULZ)によりエレベータの乗場戸X、Y、Zの各上
部に設けられたHLを点灯又は消灯の制御ヲナすHt、
;I#御回路(140X) 〜(14GZ)とを有して
構成される。上記優先応答かご設定回路(13B)は、
IC先応答かご、没定本体(68)と、選択回路(70
)とから形成される。 この選択回路(70)は、位置信号(43X)〜(43
Z) 、方向信号(51X) 〜(51Z) 及び戸開
閉指令信号(6ix)〜(e4Z)の論理積により決定
される到着生信号(821a)〜(1123a)と、割
当信号(33υHx)〜(33υH2)、(33ULX
) 〜’(,331JLZ) トニJ: リ群選択信号
(70)IX) 〜(70H2)、(70LX) 〜(
70LZ)を出力する。上記優先応答かご設定本体(6
8)は、割当信号(3311)IX) 〜(33tJH
2)、(33ULX) 〜(33ULZ)と選択回路(
70)にて設定された群選択信号(70)IX)〜(7
0H2) 、 (70LX)〜(70LZ)とにより優
先応答かご信号(83UHX) 〜1l13UH2)、
(93ULX) 〜(83ULZ)を設定して出力すべ
く形成されている。 第3図〜第11図中において、(24BX)は1号機の
かご内に、没けられた4階の行先ボタン(iΔ示しない
)が押されるとrHJとなる4階のかご呼びボタン4−
3号、(24X)は1号機の4階のかご呼びが登録され
ると「H」となるかご呼び登゛録信号、(24LX)は
1号機の4階の行先ボタンに内蔵され4階のかご呼びが
登録されると点灯する4階のかご呼びボタン灯、(30
1) 、(302) 、(304)〜(307)は3階
の乗場行先ボタン(IA) 、 (2A) 、(4A)
〜(7A)によって、1階、2階、4階〜7階の行先呼
びが登録されると「H」となる行先呼び登録信号、(1
04)。 2階2.5階、6階及び7階の乗場操作gl(図示しな
い)による4階の行先呼び登録信号、(330) 。 (33UH) 、 (33UL)はそれぞれ3階ノ下す
呼び、上’J上層呼び及び上り下層呼びが登録されると
rHJとなる下り呼び登録信号、上り上層呼び登録信号
、及び1.リド層呼び登録信号、(330X)は3階の
下り呼び(33D)が14Hfleに割り当てられると
rHJとなる下り割当信号、(33[IHX)は同じく
上り上層割当信号、(33ULX)は同じく上り下層割
当信号、(33UHY) 、(33UH2)は同じく2
号機及び3号m +7) 、hり上層割当信号、(33
ULY) 、 (33ULZ)は同じく2畦機及び3号
機の上り下層割当信号で、それぞれ割当回路(13G)
で設定される。(41X)〜(47X)はそれぞれ1号
機が1階〜7階にいるときrHJとなるかご位置信号、
(,43Y) 、 (432)は同じく2号機及び3号
機の3階のか゛ご位置信1号、(50X)は1号機が停
止しているときrHJとなる停止中信号、(51UX)
 、(51DX)は1号機がそれぞれ上り方向及び下り
方向で運行するときrHJとなる上り方向信号及び下り
方向信号、(5iUY) 。 (51UZ)は同じく2号機及び3号機の上り方向信号
、(51DY) 、 (510z)は同じく2号機及び
3号機の下り方向信号で、それぞれ運転制御回路(14
0X)〜(,1,4IIZ)で設定される。(54X)
は1号機のかご戸が全閉しているときrHJとなる全閉
信号、(55UHX) 、(55ULX) 、(55D
K)は1号機がそれぞれ3階の上り上層呼び、上り下層
呼び、及び下り呼びを打ち消すとき「H」となる上り上
層呼び打消指令信号、上り下層呼び打消指令信号、及び
下り呼び打消指令信号、(550)IY) 、 (55
UH2)は同じく2号機及び3号機の上り上層呼び打消
指令信号、(55ULY) 、 (55ULZ)は同じ
く2号機及び3号機ノ’hり下層呼び打消指令信号、(
55DY) 、 (55DZ)は同じく2号機及び3号
機の下り呼び打消指令信号で、それぞれ乗場呼び打消回
路(14AX)〜(14AZ)で設定される。 (56υX)はHL制御回路(140X)に設けられ1
号機の3階の上り灯(11■LX)及び(110)IX
)の到着案内表示時期を制御する到着表示時期設定回路
で、1号機が3階で上り方向の到着案内表示を行うべき
時期になると「H」になる上り到着表示指令信号(5!
3UXa)を出力する。(58DXa)は同じく下り到
着表示指令信号、(58X)は)lL制御Iqlj&(
14CX)ニ設けられ3階(7)上り灯(IIULX)
及び(IIUHX) (7)到着案内表示状IEを制御
する到Ii表;f<状態設定回路で、上り下層灯用の到
着表示状態指令信号(58XL)及び上り上層灯用の到
着表示状態指令信号(58XH)を出力する。(58A
X)は到着表示状態設定回路(58X)に設けられ0.
5秒ごとにrH」、rL」を繰り返す終期パルス信号を
出力するパルス発生器、 (59X)はl!)機の戸を
閉じるとき「H」となり開くとき「L」となる戸開閉指
令信号で戸制御回路(14EX)で設定される。 (81X)は1号機が呼びに応答中(停止決定してから
戸開し、+rjび戸閉して戸閉完了直前になるまでの期
間)のときrHJとなる呼び応答空信号、(BIY) 
、(812)は同じく2号機及び3号機の呼び応答空信
号、(70)は到着しているかごの中から優先応答かご
を1台ずつ選択する選択回路で、(70LX) 〜(7
’0LZ)−はツレぞれ1号機〜3号機が上り下層群用
に選択されたとき「l(1となる上り下層群用選択信号
、(70HX)〜(70H2)は同じく上り上層tit
 用選択信号、(71X) 〜(712) ハソhソn
3Wif)上り下層呼び(33UL)を仮りに1号a〜
3号機にそれぞれ割り当てたときの全階の群呼び(下り
呼び、上り呼び、下り下層呼び、下り」二層呼び、」二
り下層呼び、上り上層呼び)に対する予測待時間の平均
値を演算し、平均待時間信号(71Xa)〜(71Za
)をそれぞれ出力する平均待時間演算回路、(72)は
G点の入力信号が「H」のとき11〜I3点に入力され
た信号のうち最小の値をもつ信号を選択し、P1〜23
点の出力信号のうち上記選択された人力信号に対応した
出力信号のみを「H」、それ以外の出力信号をそれぞれ
「L」にして出力し、G点の入力信号が「L」のときは
、21〜23点の出力0壮を全てrl、、Jにして出力
する最小値選択回路、(73X)は1号機のかご位置信
号(41X)〜″′−一 (47X)の全体を表わすかご位置信号、(73Y)及
び(74Z)は同じく2号機及び3号機のかご位置信す
AI呼び登録信号、(?5X)は各階軒耳びに対する1
号機の割当信号の全体を表わす割当信号、(75Y)及
び(75Z)は同じく2壮機及び3号機の割当信号、(
78)は各階に設置された乗場操作盤(10)でそれぞ
れ登録される行先呼びの全体を表わす行先呼び登録信り
、(77X)は各階で設定される1号機の優先応答かご
信号(後述)の全体を表わす優先応答かご信号、(77
Y) 、(77Z)は同じく2号機及び3号機の優先応
答かご信号、(78X)は1号機で登録されるかご呼び
の全体を表わすかご呼び)D緑信号、(78Y) 、 
(78Z)は同じく2号機及び3号機のかご呼び登録信
号である。 (801)〜(sis)はR−Sフリップフロップ(以
下メモリという) 、 (821)〜(8B2)はAN
Dゲート、(821a)〜(823a)はそれぞれAN
Dゲート(821) 〜(823)の出力で、1号機〜
3号機が3階に上り方向で到着しているときrHJとな
、る3階上り到着中信号、(87’l )〜(890)
はORゲート、(892)〜(8E14>はNOTゲー
ト、(89B)〜(8H)は1点の入力信号がrLJか
らrHJになったとき短時間するパルス発生器、(91
ULX)〜(133tlLX)はそれぞれ1〜3階の乗
場でI S;、機が1;り下層1■の行先11jびをか
ご呼びとして自動登録可能な優先応答かごに選択される
と「H」になる上り下層優先応答カコ4a−”/、(j
3ULY) 、 (9301,Z) ハ同じく2号機及
び3号機の3階の上り下層優先応答かご信号。 (83tlHX) 、 (93UHY)及び(83LI
I(Z) ハ同じく1号機、2号機、及び3号機の3階
の上り上層優先応答かご信号、(l13DX)は同じく
1号機の3階の下り優先応答かご信号、(95DHX)
〜(l]7DHX)は同じく1号機の5階〜7階の下り
上層優先応答かご信号である。 次に、この実施例の動作を説明する。 今、1号機は上り方向で2階におり、2号機は、上り方
向で1階に、3号機は下り方向で5階にいるとすると、
1号機の乗場呼び打消回路(14AX)の3階用回路(
第8図)では、3階かご位置信号(43X) ハr L
J−11’あルカら、ANDゲー) (842) 〜(
845)の出力はすべてrLJとなり、3階の上り上層
呼び打消指令信号(55U)IX) 、上り下層呼び打
消指令信号(55ULX) 、及び下り呼び打消指令信
号(55DX)はいずれもrLJ となっている、2号
機及び3号機についても同様で、3階の上り上層呼び打
消指令信号(55UHY)、(55UH2) 、上り下
層呼び打消指令信号(55ULY) 、 (55ULZ
)及び下り呼び打消指令43号(55DY) 、 (5
5DZ)も「L」になっている。また、優先応答かご設
定回路(13B)の3階上り方向用回路(第5図)では
、2号機及び3号機の3階かご位置信号(43Y) 、
(43Z)もrLJになっているので、ANDゲート(
+121) 〜(823) (7)出力(821a)〜
(’823a)はいずれもrLJ となりNOTゲート
(891)〜(893)の出力はいずれも「H」となっ
て、メモリ(810)〜(815)の内容はすべて「L
」にリセットされ1号機〜3号機の3階上り下層優先応
答かご信号(93tlLX) 〜(9311LZ) R
び3階上す上層優先応答カコ信号(93UHX) 〜(
93UH2)はいずれもrLJ となっている。 3階の乗場に初めて入って来た乗客が、乗場操作盤(l
O)の4階の行先ボタン(4A)を押したとすると、乗
場呼び登録回路(13A)の3階に対応する回路(第4
図)においてORゲー) (872)の出力はrLJで
あるから、メモリ(803)はセットされ4階の行先呼
び登録信号(300は「H」となり、行先ボタン灯(4
B)は点灯して、4階の行先呼びが登録されたことを知
らせる。また、ORゲー) (875)の出力もrHJ
になるため、メモリ(808)はセットされ、3階の上
り下層呼び登録信号(33υL)はrHJとなり、3階
の上り下層呼びが登録される。 3階の上り下層呼びが登録されると、割当回路(13G
)の上り下層呼びに対応する回路(ffi7図)゛では
上記呼びに対して割当かごが選択される。1号°機用の
11−特待時間涯;f算回路(71X)では、3階−に
り下層呼びを仮りに1号機に割り当てたときに、かごが
応答すべき呼び(かご呼び又は、割り当てられた群呼び
、及びその群呼びに応答したときにかご呼びとして登録
される行先呼び)に答−七′て各階床に上り方向又は下
り方向で到着するまでの時間の予測値(以下到着予測時
間という)と、各群呼びが登録されてから経過した時間
″(以下継続時間という)とを演算し、上記到着予測時
間、と上記継続時間とを加算してそれぞれ各1工呼びの
予測待時間をめ、この予測待時間の総和を群呼びの数で
除りしてtli均待特待時間め、これを平均待時間信号
(71Xa)として出力する。 21)機及び3す・搬用の11均待時間演算回路(71
Y) 、(712)においても同様で、3階上り下層呼
びを仮りに2号機及び3号機に割り当てたときの・+を
拘持時間(71’Ya) 、 (71Za)が出力され
る。3階上りド層呼びが登録されると3階の上り下層呼
び登録信号(33UL)が「L」から「H」になるので
、パルス発生器(esB)によって最小値選択回路(7
2)のG点に0.5秒間「H」の信号が人力される。こ
のとき、平均待時間信号(71Xa)が20秒、同じく
、(71Ya)が25秒、同じ< (71Za)が30
秒と演算されているとすると、11点の入力信号である
1号機の平均待時間信号(71Xa)が選択されてPI
点からrHJの信号が出力され、メモリ(81B)の内
容はrHJにセットされてi’+4”lの3階上り下層
割当信号・(33ULX) l−k r HJ トナ6
゜2号機及び3号機の3階上りド層割当信号(33UL
Y)及び(33ULZ)はいずれもrlJのままである
。 このようにして、割当回路(13G)において、群呼び
の平均待時間を最小にすると予想される1号機に3階上
り下層呼びが割り当てられ、3階の上り下層割当信号(
33tlLX)がrl(」になると、1号機のHL制御
回路(140X)の3階上り方向用の回路(第10図)
では、3階上り到着表示指令信号(56[IXa) ハ
r L ’J トA” −+ ティる(IF)テ、AN
Dゲート(854)の出力は「H」となる。したがって
、ORゲー) (88B)の出力はrHJとなって、1
号機の3階上り下層灯(IIULX)は点−灯し、I 
J+機が割り当てられたことを知らせる。同時に1号機
のチャイム制御回路(14FX)の3階用回路(第11
図)では、ORゲート(8H)の出力がrHJとなって
、パルス発生器(897)は0.5秒間rHJとなるパ
ルス信号を発し、1号機の3階予報チャイム(12AX
)が単音で鳴動され、音によっても割当かごを知らせる
。 また、3階の乗場の乗客が乗場操作盤(10)の6階の
行先ボタン(6A)を押したとすると、ORゲート(8
71)の出力はrLJであるから、メモリ([5)はセ
ットされ、6階の行先呼び登録信’、1(30B)はr
HJとなり、行先ボタン灯(8B)は点灯して、6階の
行先呼びが登録されたことを知らせる。またORゲー)
 (874)の出力もrHJとなるため、メモリ(8H
)はセットされ、3階の上り上層呼び登録信1.3(3
3υH)はrl(」となり3階の上り上層呼びが登録さ
れる。 3階の上り上層呼びが登録されると、割当回路(13G
)の上り上層呼びに対応する回路(図示しない)では、
−I:、述の場合と同様にして、3階上り上層呼びを各
かごに仮りに割り当てたときの群呼びの・l’−特待1
11f間が演算され、それが最小となるかごが割当かご
として選択される。 3階の上り上層呼びに対して2号機が割り当てられたと
すると、2号機の)IL制御回路(14CY)の3階上
り方向用回路(図示しない)では、1号機のHL制御回
路(14CX)の3階上り方向用回路(第10図)のA
NDゲー) (853)、(857)及びORゲート(
8B?)に相当する回路によって2号機の3階上り上層
灯(110)IY)が点灯し、2号機が凭り当てられた
ことを6階行きの乗客に知らせる。同時に、2号機のチ
ャイム制御回路(14FY)の3階用回路(図示しない
)では、1号機のHL制御回路(14FX)の3階用回
路(第11図)のORゲー) (889)及びパルス発
生器(887)に相当する回路によって2号機の3階予
報チャイム(12AY)が単音で鳴動され、音によって
も割当かごを知らせる。 さらにまた、3階の乗場乗客が乗場操作盤(lO)の2
階の行先ボタン(2A)を押した場合も同様で、2階の
行先呼びが登録され、2階行先呼び登録値S;(302
)がrHJになるとともに3階下り呼び登録信号(33
D)もrHJとなり、割当回路(13G)で3階下り呼
びに対する割当かごが選択される。 3港下り呼びに3号機が割り当てられたとすると、3号
機のHL制御回路(14CZ)及びチャイム制御回路(
14FZ)によって3号機の3階下り灯(uDZ)がが
中音で1烏動して下り呼びには3号機か割り当てられた
ことを知らせる。 また、上り上層呼びと」−り1一層呼びが同一のかごに
割り当てられる場合もある。この場合、仮りに1号−機
に割り当てられたとすると、1号機の上り下層灯(II
ULX)と上り上層灯(11tlHX)との両方 ゝ? が点灯することになる。 なお、すでに到着しているかごがあり優−光応答 ゛か
ごが選択されているときに上記優先応答かごの屈する群
の軒耳びが登録されると上記優先応答か 。 ごが割当かごに選択される0例えば1号機が3階 −の
かご呼びに応答して3階に上り方向で到着し、 −! 上り下層群の優先応答かことして選択されているときは
、上り下°層呼びが登録されると1号機が必ず割当かご
に選択されるように平均待時間信号(71X=’)L 
(712a)を演算する (例えば(71Xa)=0、
(71Ya)=(71Za)l)ようになっている、こ
のとき、上り上層呼びが登録されて、上り下層群の優先
応答かごである1号機に割り当てられると、1号機は上
り下層群及び上り上層群の両方の優先応答かごに選択さ
れることになる。 3階以外の階床でも同様にして各軒耳びに対して割当か
ごが選択される。 次に、優先応答かご設定回路(13B)の動作について
、3階の上り方向の場合(第5図〜第6図)を例にとり
ながら説明する。 まず1群呼びに割り当てられたかごは、■呼びに応答し
て到着すると優先応答かごに選択される0例えば、3階
の上り下層呼びに1号機が割り当てられているとする。 1号機がこれに応答して3W4に上り方向で停止決定す
ると、呼び応答生信号(81X)が「H」となる。この
とき上り方向値4)(51[IX)はrHJ、3階カコ
位置信号(43X)は「H」であるのでANDゲート(
821)により3階上り到着中信号(821a)はrl
(1となり、ANDゲート(824)の出力もrHJ 
となり、ORゲート(877)を介してメモリ(810
)はセットされ、1号機の3階上り下層優先応答かご信
号(83ULX)はrHγとなる。他の号aに上り下層
呼びが割り当てられた場合、及び上り上層呼びに割り当
てられた場合も同様である。 また1群呼びに対して割り当てられたかごがいるとき(
あるいは、すでに優先応答かごがいるとき)、上記軒耳
びの割当かご(あるいは優先応答かご)以外のかごが上
記軒耳びと同一運行方向で同右しても」−記群呼びに対
する優先応答かごには選択されない。割当かご及び優先
応答かごが他にいなければ最初に到着したかごが優先応
答かごに選択される(ただし、同一のかごが2以上の群
の優先応答かごに選択されることはない)。 例えば、3階上り下層呼びに1号機が割り当てられてい
て、2号機が3階のかご呼びに応答して1号機よりも先
に3階に上り方向で到着したとする。このとき、2号機
は割当かごではないのでANDゲー゛ト(825)の出
力はrLJである。一方、選択回路(70)、 (第6
図)では1号機の上り下層割当信号(33tlLX)は
rHJ テ16ノーt’OR’4− )(883)の出
力はrHJとなりANDゲート(83B)〜(83B)
の出力はいずれも+4.Jとなる。従って、2号機の選
択信号(70LY)はrLjのままでありORゲート(
878)の出力もrLJ÷あるので、2号機の3階上り
下層優先応答かご信号(l]3ULY)はrLJのまま
となる。2号機が到着したときすでに1号機が優先応答
かごに選択されていて、3階上り下層優先応答かご信号
(93ULX)がrHJになっている場合も同様で、O
Rゲート(883)の出力がr I(Jになるため2号
機の選択信号(70LY)はrLJのままで、2号機の
3階」−り下層優先応答かご信号(93ULY)もrL
Jのままとなる。しかし、上記2号機が3階に上り方向
で到着したとき、3階の上り上層呼びに対する割当かご
がなく、かつ上り上層群の優先応答かごに選択されたか
ごもいなければORゲー) (884)の出力はrlJ
で、3階上り下層呼びに対する割当かご(1号機)がい
るので、ORゲー) (883)の出力はrHJ 、A
NIIゲート(833)の出力はr L’Jとなり、ま
たANDゲート(834)の出力は「H」であるため、
ANIIゲー) (840)を介して2号機の選択信号
(70HY)はrH」となる、従ってORゲート(8B
1)を介してメモリ(814)はrHJにセットされ、
2呼機の上り上層°優先応答かご信号(930HY)が
「H」となる。もし、2号機が上り下層呼びに割り当て
られていれば(割当信号(33ULY)= r HJ 
)3階に上り方向で到着したとき上り下層群の優先応答
かごに選択されるがANDゲート(834)の出力はr
LJのままであるので、」−り上層ATの選択信号(7
0HY)は「H」になることはなく、1台のかごが2つ
の同一方向の群の優先応答かごに選択されることはない
。 また′、選択回路(70)では、優先応答かごを群ごと
に選択するとき1例えば2台以上のかごが同時に同−運
行方向で到着するなど同一条件のかごが2台以上ある場
合は、所定の優先順序(例えば1号機→2号機→3号機
の順)で1台を選択するようになっている。また、1台
のかごが2つ以上の群の優先応答かごに選択される条件
を満たしているときは同一方向の群の間で予め定められ
た優先順序(例えば上り下層群→上り上層群の順)で最
も優先される群の優先応答かごに選択するようになって
いる。 さらにまた、優先応答かごは戸閉完了直前になるとその
選択が解消される。たとえば、1号機が3階上り下層群
の優先応答かごに選択されているとき、1号機が3階で
のサービスを終え、戸閉完了直前になり、呼び応答中信
号(61X)がrLJになると、上り到着中信号(82
1a)は「L」となり、NOTゲート(8θ1)の出力
はrHJとなってメモリ(810)はリセットされ、1
号機の3階上り下P3優先応答かご信号(!33ULX
)は「L」となる。このとき、3階に玉り方向で到着中
のかごがいれば、この中から新たに3階上り下層群の優
先応答かごが上記優先順序に従って1台選択される。 次に、3階において4階行先呼び及び上り下層呼びだけ
が登録されていて、これが1号機に割り当てられている
場合のかごの動作を説明する。 1号機が2階を出発して3階に達すると、第5図で3階
かご位置信号(43X)はrHJとなり、3階上り下層
呼びに応答して停止決定すると7呼び応答中信号(13
1X)がrHJとなる。このとき、上り方向信号(51
UX)はrl[(」であるから優先応答かご設定回路(
1311)によって1号機の3階上り下層優先応答かご
信号(f13tlLX)はrHJとなる。また、第10
図では、ANDゲート(853)の出力である3Wt上
り到着表示指令信号(581JXa)はrH」となるの
でANDゲート(854)の出力は「L」となり、1ユ
リ下層灯(IIULX)による予報案内表示は阻止され
る。−力、到着表示状態設定回路(58X)では、周期
パルス発生器(511AX)による周期パルス信号がr
HJになる0、5秒間は、ANDゲー) (85B)の
出力は「I(」となるので、到着表示状態指令信号(5
8XL)も「H」となる、また、上記周期パルス信号・
が「L」になる0、5秒間は、ANDゲート(85B)
の出力はrLJとなっているので、到着表示状態指令4
j号(58XLa)も「L」となる。結局ORゲート(
88B)の出力は、上り到着表示指令信号(5BUXa
)がrl(」の間、1秒間周期(0,5秒間「H」、0
.5秒間「L」)でrH」 、CLJを繰り返えす4j
号となり、3階の上り下層灯(IIULX)はこれに応
じて点滅し、1号機が上り下層呼びに応答して上り方向
で到着したことを知らせる。 一方、1号機の3階上り上層優先応答かご信号(93U
HX)はrLJ であルノテ、ANDゲー) (859
)の出力は「L」、へNDゲー)(856)の出力はr
LJ、ORゲート(−887) 17)出力も「L」と
なり、結局3階上り上層灯(11UHX)は消灯のまま
となる。 また、第11図では、到着表示指令信号(56υXa)
が「H」となり、かつ上り下層優先応答かご信号(Il
13ULX) カrHJ ニナルト、ANDゲート(8
81) (7)出力はrHJとなり、ORゲー)(8H
)の出力も「H」となって、パルス発生器(898)は
0.5秒間rHJとなるパルス信号を発し、1号機の3
階到着チャイム(12BX)が2連音で鳴動され、音に
よってもかごの到着を知らせる。 一方、1号機のかご呼び登録回路(148X)の4階用
回路(第9図)では、1号機が3階に上り方向で到着し
、優先応答かご信号(93ULX)がr HJJなると
、4階の行先呼び登録信号(304)はrHJであるか
ら、A)IDゲート(849)の出力は「H」となり、
ORゲート(885)の出力も「H」となって、メモリ
(8113)はセットされ、4階かご呼び登録信号(2
4X)は「H」となる。これで、liのかご内では4階
のかご呼びボタン灯(24LX)は点灯して、4階かご
呼びが自動登録されたことを知らせる。したがって、3
階で4階に行く乗客が1号機のかごに乗り込んだときに
は、既に4階のかご呼びは登録されているので、乗客は
かご内の行先ボタンを押す必要はない。 3階において1号機の乗降が終了してかごが戸閉を開始
すると、:58図で戸開閉指令信号(513X)は「H
」となる。このとき、戸閉完了していないノテ、全開信
号(54X) ハr LJ トナリ、ANDゲート(8
42)の出力も「H」となる、1号機の3階上り下層優
先かご信号(831ルX)は「H」であるから、AND
ゲー) (844)によって3階の上り下層呼び打消i
全信号(55ULX)はrHJになる。これで、第4図
のORゲー) (872)の出力はrHJになるので、
メモリ(,803) 、 (80B)はいずれもリセッ
トされ、4階行先呼び登録信号(304)はrLJとな
って4階行先呼びの登録は解除されると共に、4階行先
ボタン灯(4B)は消灯する。また、3階上り下層呼び
登録信号(33UL)も「L」となり、3階上り下層呼
びの登録が解除されると1、割当回路(13G)の上り
下層呼びに対応する回路(第7図)において、NOTゲ
ー) (1194)の出力が「H」になるため、メモリ
(81B)はリセットされ1号機の3階の上り下層割当
信号(33ULX)はrLJにリセットされる。 1号機のかごが戸閉完了直前になると、呼び応答中信号
(81X)がrLJになるので、1号機の3階上り・−
下層優先応答かご信号(saut、x)はrLJとなる
。一方、第10図でANIIゲート(853)の出力は
rLJとなり、到着表示指令信号(56UXa)はrL
Jとなるので、ANDゲート(855)の出力はrLJ
 となり、ORゲート(88B)の出力もrLJ とな
って、3階の上り下層灯(IIULX)は消灯する。 1号機のかごが戸閉を完了すると、第8図の全閉信号(
54X)はrHJとなるので、ANDゲート(842)
の出力はrLJとなり、ANDゲート(844)の出力
である3階の上り下層呼び打消指令信号(55ULX)
 ハrLJ ニなり、+Ijび3階で上り下層呼びの登
録が可能になる。1号機のかごが戸閉完了して3階を出
発して4階に達すると、3階かご位置信号(43X)は
「L」となり、第9図の4階かご位置信−) (44X
)は「H」となる。l %)機が4階のかご呼び(24
X)に応答して停止決定し、4階に停止すると、停止中
信号(50X)が「H」となるので、ANDゲート(8
52)の出力はrHJとなり、メーモリ(Bill)は
リセットされ、4階かご呼び登録性!)(24X)はr
LJとなり、4階かご呼びボタン灯(24LX)は消灯
し、4階のかご呼びに応答して停止したことを知らせる
。 上述の動作は、割当かご(1号機)が上り下層呼びに応
答した場合の動作である。 次に、上述とは反対に1号機が上り方向で1階におり、
2号機が上り方向で2階にいるときに、3階の乗場操作
盤(10)の4階行先ボタン(4A)が押され、3階上
り下層呼びに2号機が割り当てられたとする。このとき
、3階の乗場では2号機の上り下層灯(IIULY)が
点灯し、予報チャイム(12AY)が単音で鳴動して、
待客に2号機がサービスすることを知らせる。 さて、2号機が3階の上り下層呼びに応答して3階に到
着する前に1号機が3階へ行く乗客を乗せて1階を出発
し、3階に上り方向で停止決定したとする。このとき、
優先応答かご設定回路(13B)により、2号機が3階
上り下層呼びの11,1当かごであるので、1号機は3
階上り下層群の優先応答かごには選択されない、しかし
、15;機は3階上り上層群に対しては最初に到着した
かごに相当するので、3階上りに層群の優先応答かごと
して選択される。 したがって、第1θ図において、停止決定した時点では
、1号機の3階上り到着表示指令信号(561JXa)
はrHJであるが、すでに3階上り゛上層群のかご呼び
を自動登録するかご(2号機)が決まっているので1号
機の3階上り下層優先応答かご信号(93ULX)はr
LJ (7)it−t’あり、A11Dゲート(858
)の出力はrLJ、、ANDゲート(855)の出力は
「L」で、結局ORゲート(88B)の出力もrLJの
ままとなり、3階の上り下層灯(、l’lUL’X)の
点滅は阻IFされる。一方3階上り上層優先応答カコ信
号(93UHX)は「H」である(7)テANDゲート
(859) 、同じ< (1158) 、 ORゲート
(887)を介して3階の上り下層灯(11UHX)が
0.5秒ごとに点減し、また第11図のANDゲー) 
(E160) 、 ORゲート(81110) 、及び
パルス発生器(8118)を介して3階到着チャイム(
128X)を゛2連音で鳴動し、1号機の到ノーを知ら
せる。したがって、上記1号機が上り下層灯(IIUL
X)を点減していないので4階行きの乗客はl壮機を自
分の行先階のかご呼びが自動登録されるかごと見間違う
ことはない。また、1号機は1.り下層灯(IIUHX
)を点減してあらかじめ、上り上層群のかご呼びを自動
登録するかごで上り方向に運行することを案内表示して
いるので、例えば6階行きの乗客は乗場に遅れて入って
きたときでも乗場行先ボタンによるかご呼び(=6階)
が登録されるかごを知ることができ、行先ボタンの操作
後に上記かごを知らされる場合よりもいっそう余裕をも
ってかごに乗車することができる。 また、3階上り下層呼びの割当かごである2号機が上記
上り下層呼びに応答して3階に上り方向で到着している
ときに、3階のかご呼びに応答して1号機が遅れて到着
した場合も同様に、上記1号機は3階の上り下層灯(I
IULX)の点滅は阻止され1−り下層灯(IIUHX
)を点滅する。従って、乗客は、上述の場合と同様にと
まどうことなく自分のかご呼びが自動登録されるかごに
乗車することができる。 次に、3階に上り下層呼び及び上り上層呼びかいずれも
登録されていないときに2号機及び1号機が3階のかご
呼びに応答して3階に上り方向で到着した場合を考える
。2号機が先に到着したとすると上述したように2号機
は3階上り下層群の優先応答かごに選択され、3階上り
下層灯(IIULY)を点滅、到着チャイム(12BY
)を鳴動して上り到着を知らせるとともに、あらかじめ
3階上り下層群のかご呼びを自動登録するかごであるこ
とを案内する。この直後に1号機が3階に上り方向で到
着すると、すでに2号機が上り下層群の優先応答かごと
して一ヒリ下層灯(IIULY)を点減しているため、
1号機は上り下層灯(IIULX)の点滅は阻止される
。そして1号機は、上り上層群の優先応答かごに選択さ
れて上り下層灯(l 1tlHX)を点減し、到着チャ
イム(128X)を鳴動して上り到着を知らせるととも
に、あらかじめ3階上り上層群のかご呼びを自動登録す
るかごであることも案内する。従って、遅れて乗場に入
ってきた乗客は上述の場合と同様にとまどうことなく余
裕をもって自分の乗車すべきかごに乗車することができ
る。 このように上記実施例では、すでに行先階の群に対して
かご呼びの自動登録を行うかごが決っているとき、上記
以外のかごが上記群の方向と同一の運行方向で到着して
も上記群に対応したHLによ′る到着案内を阻止するよ
うにしたので乗客は自分の乗車すべきかごを他のかごと
区別することが容易になり、乗り間違いを防止すること
ができる。 第12図は、本発明の他の実施例を示すもので第1O図
に相当するものである。図中、(588X)は到着表示
状態設定回路(58X)に設けられ、3秒間rH」で0
.5秒間rlJとなる周期パルス信号を出力するパルス
発生器、(1301)はANDゲート、(902)及び
(θ03)はORゲートである。 次にこの実施例の動作を説り1する。 3階において、上り下層呼び及び上り上層呼びが登録さ
れていて、2号機が3階の上り下層呼びの割当かごに選
択され3号機が同じ<−hリド層呼びの割当かごに選択
されているものとする。そこに、1号機が3階のかご呼
びに応答して上り方向で到着したとする。このとき、優
先応答かご1.ジ定回路(13B)では、すでに上り下
層呼び及び丑り上層呼びとも割当かごが選択されている
ため、1号機の3階上り下層優先応答かご信号(93U
LX)及び−Lり上層優先応答かご信号(930HX)
はともに「L」が出力される。 従って1号機の)IL制御回路(140X)の3階上り
方向用回路(第12図)では、ANDゲート(858)
及び(8513)の出力はいずれもrLJとなっている
。一方、周期パルス発生器(588K)による周期パル
ス信号・が「H」になる3秒間はANDゲー) (+1
01)の出力は「H」となり、 ORゲート(902)
及び(11103)を介して、到着表示状態指令信号(
58XL)及び(58X)I)もrHJとなる。また、
上記周期パルス信号がrLJになる0、5秒間はAND
ゲート(801)の出力はrLJとなり、ORゲート(
802)及び(903)を介して到着表示状態指令信号
(58XL)及び(58XH)もrLJになる。結局上
り到着表示指令信号(5EIUXa)か「H」になって
いる間、3階の上り下層灯(IIULX)及び」−り上
層灯(IIUHX)は3秒間点灯、0.5秒間消灯の点
滅を行う。また第11fΔではANDゲート(880)
〜(862)の出力はいずれもrLJであるので、1号
機の3階到着チャイム(12Bx)は鳴動しない。 2号機又は3号機のいずれかがすでに3階に上り方向で
到着していて、優先応答かごに選択されている場合も同
様で、1号機は3階に到着したとき通常とは異なった到
着案内を行う。 このように上記実施例では、すでに同一方向の全ての群
呼びに対してかご呼びの自動登録を行うかごが袂ってい
るとき、上記以外のかごが上記群呼びの方向と同−運行
方向で到着したときは、HLの点滅周期を通常とは異な
らせて到着案内を行い、また到着チャイムを鳴動しない
ようにしたので、乗客は自分の乗車すべきかごを他のか
ごと区別することが容易になり乗り間違いを防止するこ
とができる。さらに、HLの到着案内表示機能(特に運
行方向の案内)を失うことがないので、急いで目的階へ
行きたい乗客や遅れて乗場に入ってきた乗客は、迷うこ
となく自分の行きたい階に向うかごに乗11t、するこ
とができる。 なお、次のように実施することも可能である。 (1)報知器としてHL及びチャイムの外、視覚による
ものとして液晶、発光ダイオード、ブラウン管等で構成
され図形、文字等で到着案内をする表示器、聴覚による
ものとして音声による放送案内装置を用いる。 (2)報知器の表示形態を群ごとに異ならせる。 たとえば、HLの点灯状態【点灯又は消灯若しくは点滅
、更に点滅周期や点滅比率(点滅時の点灯時間と消灯時
間の比率)]やチャイムの鳴動状態(鳴動又は不鳴動)
を用いる外、HLの色や明るさを変えたり、チャイムの
音量、鳴動回数、音程、メロディ等を異ならせたりする
 (図形1文字等で到着案内表示を行うものでは、群呼
びごとにかご+1jびが自動登録されるかごとされない
かごを一層IJI確に区別できる)。 (3)同一方向の全ての群に対してかご呼びの自動登録
を行うかごが決っているとき、上記以外のかごが上記群
の方向と同一運行方向で到着したときの報知器を1−記
(2)で述べたような通常とは異なる表示形態で動作さ
せる。また報知器を動作させる期間を通常より短く (
たとえば戸閉開始時点から戸閉開始時点までの間にする
)して、乗客が自分の乗車すべきかごを見分けやすくす
る。 (4)同一方向の全ての群呼びに対してかご呼びの自動
登録を行うかごが決っているとき、上記以外のかごが上
記群呼びの方向と同一運行方向で到着したとき、同一方
向の報知器のうち所定の条件を満たす群呼び(たとえば
割当かごの到着が所定時間以上遅れたり、:Ia当かご
が満員になるなどサービスの悪化が予想される群呼び)
に対応した報知器だけを表示形態を変えて動作させる。 これによって乗客は一層、自分の乗i1(すべきかごを
見分けやすくなり、しかもサービスの悪くなりそうな待
客を救うことができる。 (5)すでに群呼びに対してかご呼びの自動登録を行う
かごが決っているとき、上記以外のかごが到着すると同
一運行方向の報知器のうち上記群呼びに対応した報知器
以外の報知器を動作させるが、この報知器の選択の優先
順序を交通状態(群呼びの待時間など)等によって変更
する。 (6)優先応答かごの選択の優先順序をかごの状態 (
かご負荷など)や交通状態に応じて変更する。 (7)割当かごの予報案内を行わず到着案内だけを行う
エレベータにも適用する。この場合、群呼びに対する割
当をかご状況や交通状況等の変化に応じて随時適切なか
ごに変更する方式であってもよい。 〔8〕乗場で行先・階を指定するr段としてダイヤル式
やテンキ一式による行先ボタンを用いる。 (+1);IJl当方式以外の群管理方式にも適用する
。この場合、通りかかったかごが群呼びに順次応答して
いくが、各かごを応答順に所定の優先順序で優先応答か
ごに逮択し、各群呼びに対応した行先呼びをかご呼びと
して自動登録するようにする。 (lO)割当かごが乗場に到着する前にかご呼びを自動
登録しておく方式に適用する。 [発明の効果] 以J、説明したとおり、本発明は乗場に行先ボタンを、
没け、上り方向又は下り方向のうち少なくとも一方の方
向の行先階を複数の群に分けておき上記行先ボタンによ
り群ごとに登録された群呼びに対して1台ずつかごを応
答させて上記各群に対応した報知器によって少なくとも
到着案内を行うようにしたものにおいて、すでに行先階
の群に対してかご呼びの自動登録を行うかごが決ってい
るとき、上記以外のかごが上記群と同一の運行方向で到
着しても上記群に対応した報知器の到着案内を阻止する
ように構成したことから、乗客は自分の乗車すべきかご
を他のかごと区別することが容易になり、乗り間違いを
防止することができ、ひいては運行効率の低下も防止す
ることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図はエレベータの乗場戸正面図、第2図はエレベー
タの各制御回路の全体系統図、第3図は3階における制
御回路の全体系統図、第4図は乗場呼び登録回路のうち
3階に対応する回路図、第5図は優先応答設定回路のう
ち3階の上り下層群及び上り上層群に対応する回路図、
第6図は選択回路のうち3階の上り下層群及び上り上層
群に対応する回路図、第7図は割当回路のうぜ3階の1
−り下層呼びに対応する回路図、第8図は1号機の乗場
呼び打消回路うち3階に対応する回路図、第9図は1号
機のかご呼び登録回路のうち4階に対応する回路図、第
1O図は1号機の)IL制御回路のうち3階の上り下層
灯及び上り上層灯に対応する回路図、第11図は1号機
のチャイム制御回路のうち3階に対応する回路図、第1
2図は本発明の他の実施例におけるHL制御回路図、第
13図は各行先階を群に分けた図表を示す。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。 (X)、(Y)、(Z)−1号機、2号機、3号機の各
乗場戸、 (IA)〜(7A)・・・乗場行先ボタン、(IB)〜
(7B)・・・行先ボタン灯、(lO)・・・乗場操作
盤、 (IIDX) 〜(1102)−)ILt7)下り灯。 (11tlLX) 〜(IIULZ)−HL(7)上り
下層灯、(IIUHX) 〜(IIUH2) ・HL(
7)上り上層灯、(12AX)〜(12AZ)・・・単
a鳴動の予報チャイム。 (128X)〜(12BZ)・・・2連音鳴動の到着チ
ャイム、(13)・・・群管理装置、 (13A)・・・乗場呼び登録回路、 (13B)・・・優先応答かご選択回路、(13G)・
・・割当回路、 (14X)〜(142)・・・1号a〜3号機のかご制
御装置、 (14AX)〜(14AZ)・・・乗場呼び打消回路、
(148X) 〜(14BZ)・・・カコnf、 ヒD
M 回路、(14GX) 〜(14GZ)−HL制御回
路、(140X)〜(1402) −M 転fljll
 ’IJ9 回W8、(’14EX) 〜(14EZ)
:・・戸制御回路、(14FX)〜(14FZ)”・−
F−+ イム制n回路、(24LX)・・・かご呼びボ
タン灯、(70)・・・選択回路、 代 理 人 大 岩 増 雄 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗場操作盤の行先ボタンの指令と乗場呼び打消回
    路からの打消し指令信号とに基づき呼び登録信号を出力
    する乗場呼び登録回路と、該呼び登録信号とかご及び乗
    場状況の信号とに基づいてかご割当信号を出力する割当
    回路と、該割当信号と上記かご及び乗場状況の信号に基
    づいて優先応答かご信号を出力する優先応答かご選択回
    路と、該優先応答かご信号に基づいて行先表示を行う報
    知器とを有して構成し、乗客により操作された上記行先
    ボタンに対応する行先階のかご呼びを複数台のかごのい
    ずれかに自動登録するようにしたエレベータで、上り方
    向又は下り方向に少なくともいずれか一方の方向の行先
    階を複数の群に分けて、上記行先ボタンにより上記群ご
    とに上記登録回路により呼びを登録し、上記登録され′
    た群呼びごとにかごを応答させ、上記行先階の群にそれ
    ぞれ対応して乗場に設けられた上記報知器によってかご
    の到着を案内するエレベータの制御装置において、すで
    に行先階の群に対してかご呼びの自動登録を行うかごが
    決まっているとき上記決定されたかご以外のかごが上記
    群の方向と同一運行方向で到着しても、上記群に対応し
    た上記かごの案内動作を阻止する構成とした上記報知器
    を有し、上記かご呼びの自動登録が決定したかごとこの
    決定されたかご以外のかごを区別できるようにしたこと
    を特徴とするエレベータの制御装置。
  2. (2)上記報知器を同一運行方向を示す報知器のうち少
    なくとも上記群に対応した報知器以外の報知器の1つを
    動作される構成としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のエレベータの制御装置。
  3. (3)上記報知器を同一運行方向の報知器の全ての動作
    が阻止されるときは、少なくとも上記報知器の1つを表
    示形態を変えて報知する構成としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のエレベータの制御装置。
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