JPH0239778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239778Y2 JPH0239778Y2 JP16671784U JP16671784U JPH0239778Y2 JP H0239778 Y2 JPH0239778 Y2 JP H0239778Y2 JP 16671784 U JP16671784 U JP 16671784U JP 16671784 U JP16671784 U JP 16671784U JP H0239778 Y2 JPH0239778 Y2 JP H0239778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing sheet
- sheet material
- mold
- urethane foam
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 34
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はウレタンフオームをモ−ルド成形する
際に用いられる裏打ちシート材の改良に関する。
際に用いられる裏打ちシート材の改良に関する。
ウレタンフオームの発泡モ−ルド成形は、例え
ばソフアーや自動車用クツシヨン体の製造に広く
行なわれている。このようにしてモールド成形さ
れるウレタンフオーム製品のうち、第２図のクツ
シヨン体１のように、裏面に裏打ちシート材２を
一体に被着して強度の向上を図つたものが知られ
ている。
ばソフアーや自動車用クツシヨン体の製造に広く
行なわれている。このようにしてモールド成形さ
れるウレタンフオーム製品のうち、第２図のクツ
シヨン体１のように、裏面に裏打ちシート材２を
一体に被着して強度の向上を図つたものが知られ
ている。
上記第２図のようなクツシヨン体の製造は、第
３図に示すように下型３および上型４からなるモ
ールド型を用いてウレタンフオームのモールド成
形を行なうに際し、上型４の成形面に裏打ちシー
ト材２′をピン等で固定張設して行なう。それ以
外は通常のモールド発泡と同様、ポリウレタン発
泡原液を成形室内に散布した後、閉型して発泡さ
せる。これにより裏打ちシート材２′が一体化さ
れたモールド成形体が得られ、その後裏打ちシー
ト材２′のはみ出し部分を切除することにより第
２図のクツシヨン体が得られる。
３図に示すように下型３および上型４からなるモ
ールド型を用いてウレタンフオームのモールド成
形を行なうに際し、上型４の成形面に裏打ちシー
ト材２′をピン等で固定張設して行なう。それ以
外は通常のモールド発泡と同様、ポリウレタン発
泡原液を成形室内に散布した後、閉型して発泡さ
せる。これにより裏打ちシート材２′が一体化さ
れたモールド成形体が得られ、その後裏打ちシー
ト材２′のはみ出し部分を切除することにより第
２図のクツシヨン体が得られる。
なお、裏打ちシート材２′としてはビニロン寒
冷抄、粗毛布、不織布、その他の布地、或いはポ
リウレタンフオームシートを用いることができ
る。そして、従来の裏打ちシート材２′は、第４
図に示すように、図中破線で示すモールド型の外
径よりも大きいか略同じ寸法に裁断されたものが
用いられていた。
冷抄、粗毛布、不織布、その他の布地、或いはポ
リウレタンフオームシートを用いることができ
る。そして、従来の裏打ちシート材２′は、第４
図に示すように、図中破線で示すモールド型の外
径よりも大きいか略同じ寸法に裁断されたものが
用いられていた。
ところで、上記第４図の従来の裏打ちシート材
２′には次のような問題点があつた。即ち、第３
図の方法により第２図のクツシヨン体を製造する
とき、従来の裏打ちシート材２′は下型３と上型
５の間にに強く挟まれ、第４図中に示したように
コーナー部に皺５…が寄つてしまう。しかも、こ
の皺５…はクツシヨン体１の裏面領域にまで達
し、皺が寄つたままウレタンフオームと一体化さ
れるため、皺が固定されてクツシヨン体の裏面に
良好な平坦面を形成できなかつた。
２′には次のような問題点があつた。即ち、第３
図の方法により第２図のクツシヨン体を製造する
とき、従来の裏打ちシート材２′は下型３と上型
５の間にに強く挟まれ、第４図中に示したように
コーナー部に皺５…が寄つてしまう。しかも、こ
の皺５…はクツシヨン体１の裏面領域にまで達
し、皺が寄つたままウレタンフオームと一体化さ
れるため、皺が固定されてクツシヨン体の裏面に
良好な平坦面を形成できなかつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、モ
ールド成形により裏打ちシートが一体化されたウ
レタンフオーム成形体を製造するための裏打ちシ
ート材であつて、モールド型に挟着されたときに
成形室コーナー部で皺が寄るのを回避でき、もつ
て裏打ちシートの一体化面に良好な平坦面を形成
することができる裏打ちシート材を提供するもの
である。
ールド成形により裏打ちシートが一体化されたウ
レタンフオーム成形体を製造するための裏打ちシ
ート材であつて、モールド型に挟着されたときに
成形室コーナー部で皺が寄るのを回避でき、もつ
て裏打ちシートの一体化面に良好な平坦面を形成
することができる裏打ちシート材を提供するもの
である。
本考案によるウレタンフオームのモールド成形
用裏打ちシート材は、モールド型の分割部に挟着
し、ウレタンフオームのモールド成形帯に一体化
せしめる裏打ちシート材であつて、前記モールド
型の分割部外径よりも大きいか略同じ形状を有
し、且つモールド型の分割部に挟着したときに該
モールド型分割部におけるコーナー部近傍にまで
達するように裏打ちシート材のコーナー部周縁か
ら切込みを形成したことを特徴とするものであ
る。
用裏打ちシート材は、モールド型の分割部に挟着
し、ウレタンフオームのモールド成形帯に一体化
せしめる裏打ちシート材であつて、前記モールド
型の分割部外径よりも大きいか略同じ形状を有
し、且つモールド型の分割部に挟着したときに該
モールド型分割部におけるコーナー部近傍にまで
達するように裏打ちシート材のコーナー部周縁か
ら切込みを形成したことを特徴とするものであ
る。
上記本考案の裏打ちシート材では、従来の裏打
ちシート材の場合に皺を寄らせる原因であつた挟
着による歪が前記の切込みによつて吸収されるた
め、モールド型に挟着した際の皺の発生を回避す
ることができる。
ちシート材の場合に皺を寄らせる原因であつた挟
着による歪が前記の切込みによつて吸収されるた
め、モールド型に挟着した際の皺の発生を回避す
ることができる。
第１図は本考案の一実施例になるウレタンフオ
ームのモールド成形用裏打ちシート材１０を示す
平面図である。この裏打ちシート材１０は第３図
のモールド型によるウレタンフオームのモールド
成形に使用するもので、第４図に示した従来の裏
打ちシート材２′と同じ外形を有している。図中
破線部分は、モールド型に挟着される位置を示し
ている。図示のように、この実施例の裏打ちシー
ト材１０ではそのコーナー部周縁からモールド型
のコーナー部に挟着される部分近傍にまで達する
切込み１１…が形成されており、この点でのみ従
来の裏打ちシート材２′とは異なつている。
ームのモールド成形用裏打ちシート材１０を示す
平面図である。この裏打ちシート材１０は第３図
のモールド型によるウレタンフオームのモールド
成形に使用するもので、第４図に示した従来の裏
打ちシート材２′と同じ外形を有している。図中
破線部分は、モールド型に挟着される位置を示し
ている。図示のように、この実施例の裏打ちシー
ト材１０ではそのコーナー部周縁からモールド型
のコーナー部に挟着される部分近傍にまで達する
切込み１１…が形成されており、この点でのみ従
来の裏打ちシート材２′とは異なつている。
なお、上記実施例の裏打ちシート材１０の素材
は、ビニロン寒冷抄、粗毛布、不織布その他の従
来と同じ布地、或いはポリウレタンフオームシー
ト用いることができる。
は、ビニロン寒冷抄、粗毛布、不織布その他の従
来と同じ布地、或いはポリウレタンフオームシー
ト用いることができる。
上記第１図の実施例になる裏打ちシート材１０
を用いれば、第３図のモールド型により第２図の
裏打ちシート一体のクツシヨン体を製造する際に
従来問題になつていたコーナー部における皺寄り
を回避することができる。即ち、上記実施例の裏
打ちシート材１０を下型３と上型４の間に挟着し
たとき、コーナー部に余剰乃至ヒダが生じてもこ
の部分に設けた切込み１１…により吸収され、皺
が形成されることはない。従つて、裏打ちシート
を一体化したクツシヨン体を製造する際、裏打ち
シート面に優れた平坦性を与えることができる。
を用いれば、第３図のモールド型により第２図の
裏打ちシート一体のクツシヨン体を製造する際に
従来問題になつていたコーナー部における皺寄り
を回避することができる。即ち、上記実施例の裏
打ちシート材１０を下型３と上型４の間に挟着し
たとき、コーナー部に余剰乃至ヒダが生じてもこ
の部分に設けた切込み１１…により吸収され、皺
が形成されることはない。従つて、裏打ちシート
を一体化したクツシヨン体を製造する際、裏打ち
シート面に優れた平坦性を与えることができる。
以上詳述したように、本考案によるウレタンフ
オームのモールド成形用裏打ちシート材を用いれ
ば、裏打ちシートを一体化したモールド成型体を
製造するに際し、裏打ちシート面における皺寄り
を回避し、平坦性に優れた良好な裏面形状をもつ
た製品を得ることができる等、顕著な効果が得ら
れるものである。
オームのモールド成形用裏打ちシート材を用いれ
ば、裏打ちシートを一体化したモールド成型体を
製造するに際し、裏打ちシート面における皺寄り
を回避し、平坦性に優れた良好な裏面形状をもつ
た製品を得ることができる等、顕著な効果が得ら
れるものである。
第１図は本考案の一実施例になる裏打ちシート
材の形状を示す平面図、第２図は裏打ちシートを
一体化したクツシヨン体の例を示す断面図であ
り、第３図はその製造方法を示す説明図、第４図
は第２図のクツシヨン体の製造に用いられている
従来の裏打ちシート材とその問題点を示す平面図
である。 １０…裏打ちシート材、１１…切込み。
材の形状を示す平面図、第２図は裏打ちシートを
一体化したクツシヨン体の例を示す断面図であ
り、第３図はその製造方法を示す説明図、第４図
は第２図のクツシヨン体の製造に用いられている
従来の裏打ちシート材とその問題点を示す平面図
である。 １０…裏打ちシート材、１１…切込み。
Claims (1)
- モールド型の分割部に挟着し、ウレタンフオー
ムのモールド成形帯に一体化せしめる裏打ちシー
ト材であつて、前記モ−ルド型の分割部外径より
も大きい形状を有し、且つモ−ルド型の分割部に
挟着したときに該モ−ルド型分割部におけるコー
ナー部近傍にまで達するように裏打ちシート材の
コーナー部周縁から切込みを形成したことを特徴
とするウレタンフオームのモ−ルド成形用裏打ち
シート材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16671784U JPH0239778Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16671784U JPH0239778Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6181918U JPS6181918U (ja) | 1986-05-30 |
| JPH0239778Y2 true JPH0239778Y2 (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=30724526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16671784U Expired JPH0239778Y2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0239778Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2542674B2 (ja) * | 1988-05-27 | 1996-10-09 | 東洋護謨化学工業株式会社 | クッション材の製造方法 |
| JPH0675878B2 (ja) * | 1988-11-28 | 1994-09-28 | 池田物産株式会社 | サポータ材とパッド材との一体成形品 |
| JP5755493B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2015-07-29 | 株式会社イノアックコーポレーション | 車両用シートパッド及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP16671784U patent/JPH0239778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6181918U (ja) | 1986-05-30 |
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