JPH0243269Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243269Y2
JPH0243269Y2 JP19171684U JP19171684U JPH0243269Y2 JP H0243269 Y2 JPH0243269 Y2 JP H0243269Y2 JP 19171684 U JP19171684 U JP 19171684U JP 19171684 U JP19171684 U JP 19171684U JP H0243269 Y2 JPH0243269 Y2 JP H0243269Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
seat
section
cut surface
parting line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19171684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61105097U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19171684U priority Critical patent/JPH0243269Y2/ja
Publication of JPS61105097U publication Critical patent/JPS61105097U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0243269Y2 publication Critical patent/JPH0243269Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、成型金型用のパーテイングライン
部の位置等を特定して、シートカバー包製後にシ
ートの外観にバリの影響が出ないようにするシー
トパツド構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シートパツドの成型金型用のパーテイン
グライン部には、バリが発生し、シートカバーを
包製した後、そのバリがシート外観に出て、シー
トの仕上がり品質を悪くしている。
例えば、第3図に示す従来例にあつては、シー
トパツド2′の成型金型用のパーテイングライン
部6aにバリ7が発生し、シートカバー8を包製
した場合、このシートカバー8の部分11にバリ
7の影響が出て、シート外観に凸部11′が発生
し、外観品質が低下していた。
また、第4図aおよび第4図bは、実公昭55−
44521号実用新案公報に記載された「自動車座席
用クツシヨン体」であつて、クツシヨン体1に外
皮8を被覆して座席として組み立てたとき、その
パーテイングライン部6aが外皮8を盛り上げて
しまい、外観を損ねるため、モールド成形により
得られる自動車座席用クツシヨン体において、パ
ーテイングライン部6aを少なくともクツシヨン
体1の表面12と側面13より形成された稜線に
位置するようにして、外皮8の縫い合わせ線14
と同一位置になるようにしたものである。
さらにまた、第5図に示すものは、実開昭56−
98056号公開公報に開示された「椅子のクツシヨ
ン体」であり、表面カバー8の張設時において、
バリ7による盛り上がりを防止するものとして、
ウレタンその他の合成樹脂発泡体を素材とするク
ツシヨン体1の裏面周縁全域又は一部に凹溝15
を形成するとともに、成形時に生ずるバリ7を凹
溝15の溝縁に有するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の第4図aおよび第4図bにあつ
ては、パーテイングライン部6aを外皮8の縫い
合わせ線14と同じ位置にする必要があるため、
その縫製工程の品質管理が大変である。
また、第5図にあつては、成型用金型の形状が
複雑となる。
そこで、この考案が解決しようとする問題点
は、縫製工程の品質管理を必要とせず、また、成
型用金型形状も複雑にしないで、シートカバー包
製後もシート外観にバリの影響が出ないようにす
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は、上述の問題点を、シー
トパツド裏面のパツド断面コーナ部に斜めカツト
面を形成することにより解決しようとするもので
ある。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、ウレタンその他の合成樹脂発泡体を素材と
するモールド成形のクツシヨン体1より成るシー
トパツド裏面2aのパツド断面コーナ部3に、成
型金型用のパーテイングライン部を設けたシート
パツドにおいて、前記シートパツド裏面2aのパ
ツド断面コーナ部3の周縁全域または一部を斜め
にカツトして斜めカツト面5を形成し、この斜め
カツト面5の端部6に成型金型用のパーテイング
ライン部を設けたものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、シートパツド裏面2aの
パツド断面コーナ部3に形成した斜めカツト面5
の端部6に、成型金型用のパーテイングライン部
が設定してあるため、この斜めカツト面5の端部
6に成形時のバリ7が生じても、このバリ7が斜
めカツト面5と後述するシートカバー8との間に
入り、バリ7の影響が低減できる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図および第2図はこの考案の実施例を示し
ており、第1図から分かるように、モールド成形
されるクツシヨン体1は、ウレタンその他の合成
樹脂発泡体を素材としたシートパツド2から成
り、そのシートパツド裏面2aのパツド断面コー
ナ部3の角4には、その周縁全域または一部を斜
めにカツトする斜めカツト面5を形成し、この斜
めカツト面5の端部6に成型金型用のパーテイン
グライン部を設ける。
従つて、前記斜めカツト面5の端部6からバリ
7が発生しても、シートカバー8を包製する場
合、シートカバー8がシート枠線9に張設される
と、シートカバー8とパツド断面コーナ部3の斜
めカツト面5との間に三角形状の隙間が生じて、
この三角形状の隙間10にバリ7が入るから、シ
ートカバー8の外観にバリ7の影響が出ることは
ない。
〔考案の効果〕
この考案は、上述のように、パツド断面コーナ
部に斜めカツト面を形成して、この斜めカツト面
の端部に成型金型用のパーテイングライン部を設
定するから、斜めカツト面の端部から発生したバ
リが、シートカバー包製後にシートカバーを盛り
上げることがなく、シート包製の外観品質が格段
に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例を示し
ており、第1図は第2図の−線断面図、第2
図は、座席シートバツクを示す斜視図、第3図か
ら第5図までの図面は、従来例をそれぞれ示して
おり、第3図は第1図相当の断面図、第4図aお
よび第4図bは、他の従来例を示しており、第4
図aは座席を一部欠截した斜視図、第4図bは座
席の一部横断面図、第5図は、さらにたの従来例
を示す、部分断面図である。 1……クツシヨン体、2a……シートパツド裏
面、3……パツド断面コーナ部、5……斜めカツ
ト面、6……斜めカツト面の端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウレタンその他の合成樹脂発泡体を素材とする
    モールド成形のクツシヨン体より成るシートパツ
    ド裏面のパツド断面コーナ部に、成型金型用のパ
    ーテイングライン部を設けたシートパツドにおい
    て、前記シートパツド裏面のパツド断面コーナ部
    の周縁全域または一部を斜めにカツトして斜めカ
    ツト面を形成し、この斜めカツト面の端部に成型
    金型用のパーテイングライン部を設けたことを特
    徴とするシートパツド構造。
JP19171684U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0243269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19171684U JPH0243269Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19171684U JPH0243269Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61105097U JPS61105097U (ja) 1986-07-03
JPH0243269Y2 true JPH0243269Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30749153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19171684U Expired JPH0243269Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0243269Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2770031B2 (ja) * 1988-11-25 1998-06-25 旭化成工業株式会社 自動車用サンバイザーの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61105097U (ja) 1986-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243269Y2 (ja)
JPH0247903Y2 (ja)
JP2597486B2 (ja) 車両用シートのトリムカバー
JPH02130811U (ja)
JPH0210033Y2 (ja)
JPH024838Y2 (ja)
JPH03108424U (ja)
JPH0434794Y2 (ja)
JPH0527916Y2 (ja)
JPH0346890Y2 (ja)
JPH03130070U (ja)
JPH0112511B2 (ja)
JPS6163947U (ja)
JPS61101875U (ja)
JPH0422310U (ja)
JPH0395223U (ja)
JPS6199523U (ja)
JPS6179998U (ja)
JPS62145312U (ja)
JPH02145542U (ja)
JPH0326647U (ja)
JPH0424879U (ja)
JPS6160799U (ja)
JPS62193500U (ja)
JPH0448013U (ja)