JPH024838Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024838Y2 JPH024838Y2 JP141483U JP141483U JPH024838Y2 JP H024838 Y2 JPH024838 Y2 JP H024838Y2 JP 141483 U JP141483 U JP 141483U JP 141483 U JP141483 U JP 141483U JP H024838 Y2 JPH024838 Y2 JP H024838Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- pad
- shape
- skin
- core
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 21
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の分野》
この考案は芯材の表面にパツド材、表皮材を積
重して張り合わせた自動車用内装材の改良に関
し、特に他部品との付き合わせ部分における密着
性および外観性能の向上を図るようにしたもので
ある。
重して張り合わせた自動車用内装材の改良に関
し、特に他部品との付き合わせ部分における密着
性および外観性能の向上を図るようにしたもので
ある。
《考案の背景》
例えば、リアサイドライニングのようなトリム
部品においては、その下部を比較的硬質な射出成
形体で構成し、上部のみをクツシヨン性のある張
り合わせ成形品で構成する場合がある。
部品においては、その下部を比較的硬質な射出成
形体で構成し、上部のみをクツシヨン性のある張
り合わせ成形品で構成する場合がある。
第１図はこのような２分割構成されたリアサイ
ドライニングを示すもので、このリアサイドライ
ニングは、ボデイを形成するサイドインナーパネ
ル（図示せず）の側面に、クリツプあるいはビス
止め等により固定される射出成形体からなるサイ
ドロア１と、このサイドロア１の上面に付き合わ
せにより結合され、インナーパネルのウエスト部
分を覆う張り合わせ成形品からなるサイドアツパ
ー２とからなる。
ドライニングを示すもので、このリアサイドライ
ニングは、ボデイを形成するサイドインナーパネ
ル（図示せず）の側面に、クリツプあるいはビス
止め等により固定される射出成形体からなるサイ
ドロア１と、このサイドロア１の上面に付き合わ
せにより結合され、インナーパネルのウエスト部
分を覆う張り合わせ成形品からなるサイドアツパ
ー２とからなる。
そして、サイドロア１にはアースレスト３やア
ツシトレイ等の取り付け部分が形成されていると
ともに、その頂面部４にはフランジ５が立設され
ている。
ツシトレイ等の取り付け部分が形成されていると
ともに、その頂面部４にはフランジ５が立設され
ている。
前記サイドアツパー２は前記頂面部４に付き合
わせられるとともに、フランジ部５によつてその
装着時における位置決めがなされるようになつて
おり、かつ装着状態においては前記アースレスト
部３と一体化されてアースレストを形成する窪み
６がその中央部に形成されている。
わせられるとともに、フランジ部５によつてその
装着時における位置決めがなされるようになつて
おり、かつ装着状態においては前記アースレスト
部３と一体化されてアースレストを形成する窪み
６がその中央部に形成されている。
前記サイドアツパー２の構成は、第２図に示す
ようにサイドアツパー２の曲面形状に形成された
芯材７と、この芯材７の表面を覆うパツド材８お
よび塩化ビニールシート等の表皮材９とから構成
されており、かつ前記芯材７の裏面には、前記フ
ランジ部５に当接して位置決めされるためのボス
部１０が突設されているとともに、芯材７の上記
頂面部４との接合端には前記パツド材８および表
皮材９が巻込まれ、その巻込み端１１を芯材７の
裏面縁部に固定することによつて一体のサイドア
ツパー２を構成している。
ようにサイドアツパー２の曲面形状に形成された
芯材７と、この芯材７の表面を覆うパツド材８お
よび塩化ビニールシート等の表皮材９とから構成
されており、かつ前記芯材７の裏面には、前記フ
ランジ部５に当接して位置決めされるためのボス
部１０が突設されているとともに、芯材７の上記
頂面部４との接合端には前記パツド材８および表
皮材９が巻込まれ、その巻込み端１１を芯材７の
裏面縁部に固定することによつて一体のサイドア
ツパー２を構成している。
しかしながら、このように構成されたサイドア
ツパー２にあつては、前記巻込み端１１を巻込ん
で固定する際に、芯材７の縁部にテンシヨンがか
かり過ぎてしまうために、前記パツド材８が潰
れ、そのアール形状が極めて大きくなつてしま
う。従つて、前記サイドロア１とサイドアツパー
２の付き合わせ端に沿つて第２図にθで示す如き
大きな隙間が開いてしまい、またこの隙間θは必
ずしも一定した状態でなく、紙面と直交する方向
に波打ち現象があらわれ、シヤープな接合ライン
が出せないとともに、見栄えも極めて低いものと
なつていた。
ツパー２にあつては、前記巻込み端１１を巻込ん
で固定する際に、芯材７の縁部にテンシヨンがか
かり過ぎてしまうために、前記パツド材８が潰
れ、そのアール形状が極めて大きくなつてしま
う。従つて、前記サイドロア１とサイドアツパー
２の付き合わせ端に沿つて第２図にθで示す如き
大きな隙間が開いてしまい、またこの隙間θは必
ずしも一定した状態でなく、紙面と直交する方向
に波打ち現象があらわれ、シヤープな接合ライン
が出せないとともに、見栄えも極めて低いものと
なつていた。
《考案の目的》
この考案は前述する如き隙間をなくし、しかも
シヤープなラインをその付き合わせに沿つて創出
できるようにすることを目的とする。
シヤープなラインをその付き合わせに沿つて創出
できるようにすることを目的とする。
《考案の構成と効果》
上記目的を達成するために本考案は、芯材の外
形線を構成するエツジ部を表面側に向けて鋭角に
突出させたことを特徴とする。
形線を構成するエツジ部を表面側に向けて鋭角に
突出させたことを特徴とする。
上記構成によれば、その巻込み端において積極
的にパツド材を潰すことによつて、シヤープで均
一なエツジを構成することができ、これにより例
えば前記のような射出成形体との付き合わせ面に
更に意匠的外観性を与えることができる。
的にパツド材を潰すことによつて、シヤープで均
一なエツジを構成することができ、これにより例
えば前記のような射出成形体との付き合わせ面に
更に意匠的外観性を与えることができる。
《実施例の説明》
第３図はこの考案の第１の実施例を示すもので
ある。
ある。
但し、この考案の要部以外は前記従来の構造と
全く同一であるのでその同一箇所については同一
符号を援助して説明するものとする。
全く同一であるのでその同一箇所については同一
符号を援助して説明するものとする。
同第３図において、芯材７の下縁部には、台形
状の突出片２０が突出形成されており、パツド材
８および表皮材９の巻込み端は、この突出片２０
によつて構成される鋭角状の部分にその巻込み端
１１を巻込んで芯材７の裏面に固定されている。
状の突出片２０が突出形成されており、パツド材
８および表皮材９の巻込み端は、この突出片２０
によつて構成される鋭角状の部分にその巻込み端
１１を巻込んで芯材７の裏面に固定されている。
このように構成した場合においては、芯材７に
対しクツシヨン材８の巻込み端が前記突出片２０
によつて積極的に潰されるために、その外形状は
突出片２０の角部の形状に応じてシヤープに創成
され、これによつて、前記頂面部４との接合部に
おいては大きく開くことがなく、従つて、サイド
ロアからサイドアツパーにかけて連続する一体的
な接合構造となる。
対しクツシヨン材８の巻込み端が前記突出片２０
によつて積極的に潰されるために、その外形状は
突出片２０の角部の形状に応じてシヤープに創成
され、これによつて、前記頂面部４との接合部に
おいては大きく開くことがなく、従つて、サイド
ロアからサイドアツパーにかけて連続する一体的
な接合構造となる。
次に第４図に示すものはこの考案の他の実施例
を示すもので、芯材７の先端に形成された突出片
３０はその下面が切欠かれた形状となつており、
この部分にパツド材８および芯材９の巻込み端１
１が巻込まれる。
を示すもので、芯材７の先端に形成された突出片
３０はその下面が切欠かれた形状となつており、
この部分にパツド材８および芯材９の巻込み端１
１が巻込まれる。
本実施例においては更にそのエツジ部分のライ
ンがシヤープなものとなる。
ンがシヤープなものとなる。
なお、各実施例において、前記突出片２０，３
０を形成するための手段としては、通常前記芯材
の射出またはプレス成形時において、この部分の
型形状を前述のような突出片２０，３０が形成さ
れるような構造にすることによつて実現すること
が可能である。
０を形成するための手段としては、通常前記芯材
の射出またはプレス成形時において、この部分の
型形状を前述のような突出片２０，３０が形成さ
れるような構造にすることによつて実現すること
が可能である。
第１図は射出成形体と張り合わせ成形品とを組
み合わせたリアサイドライニングの分解斜視図、
第２図は従来のサイドロアとサイドアツパーの接
合部の構造を示す部分拡大断面図、第３図はこの
考案の第１の実施例によるサイドロアとサイドア
ツパー部分の接合関係を示す部分断面図、第４図
はこの考案の他の実施例を示す部分断面図であ
る。 ２……サイドアツパー（内装材）、７……芯材、
８……パツド材、９……表皮材、１１……巻込み
端、２０，３０……突出片（鋭角突出部分）。
み合わせたリアサイドライニングの分解斜視図、
第２図は従来のサイドロアとサイドアツパーの接
合部の構造を示す部分拡大断面図、第３図はこの
考案の第１の実施例によるサイドロアとサイドア
ツパー部分の接合関係を示す部分断面図、第４図
はこの考案の他の実施例を示す部分断面図であ
る。 ２……サイドアツパー（内装材）、７……芯材、
８……パツド材、９……表皮材、１１……巻込み
端、２０，３０……突出片（鋭角突出部分）。
Claims (1)
- 所要曲面形状に成形された芯材の表面に、この
芯材の展開形状にトリムされたパツド材、表皮材
を積重し、かつパツド材、表皮材の巻込みしろを
前記芯材の外形線に沿つて芯材の裏面に巻込んで
固定するようにした自動車用内装材において、前
記芯材の外形線を構成するエツジ部を表面側に向
けて鋭角に突出させたことを特徴とする自動車用
内装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP141483U JPS59106752U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 自動車用内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP141483U JPS59106752U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 自動車用内装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59106752U JPS59106752U (ja) | 1984-07-18 |
| JPH024838Y2 true JPH024838Y2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=30133140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP141483U Granted JPS59106752U (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 自動車用内装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59106752U (ja) |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP141483U patent/JPS59106752U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59106752U (ja) | 1984-07-18 |
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