JPH0125714Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125714Y2 JPH0125714Y2 JP5513984U JP5513984U JPH0125714Y2 JP H0125714 Y2 JPH0125714 Y2 JP H0125714Y2 JP 5513984 U JP5513984 U JP 5513984U JP 5513984 U JP5513984 U JP 5513984U JP H0125714 Y2 JPH0125714 Y2 JP H0125714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- felt
- layer
- automobile
- pad layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のフロア、デツキ等に敷設され
る自動車用カーペツトの改良に関するものであ
る。特にボデーへの適合性を改良し、ずれ、浮き
等の問題を改良した自動車用カーペツトに関する
ものである。
る自動車用カーペツトの改良に関するものであ
る。特にボデーへの適合性を改良し、ずれ、浮き
等の問題を改良した自動車用カーペツトに関する
ものである。
自動車用カーペツトは一般にフロアの形状に合
わせて成形してから自動車のフロア、デツキ等に
敷設されるが、通常その裏面にはフエルト等のパ
ツト材が積層されている。パツト材はクツシヨン
性、防音性、断熱性等の改良の為に用いられるも
のでその厚さは一般に5mmから25mmである。この
パツト材はカーペツトの裏面に熱熔着或いは接着
剤を用いて予め一体化されることが多いがフエル
トが変形し易いことからその位置合わせが難し
く、しばしばカーペツトとフエルトがずれた状態
で互いに積層一体化されてしまうことが多かつ
た。さらにフエルトの外周がフエルトの広がり方
向に対して直角に切断されているため、その部分
で段が出来、その為カーペツトの裏面に不必要な
空間が形成される欠点が有つた。この空間はカー
ペツトの浮き、シワ、窪み等の変形の大きな原因
となつた。
わせて成形してから自動車のフロア、デツキ等に
敷設されるが、通常その裏面にはフエルト等のパ
ツト材が積層されている。パツト材はクツシヨン
性、防音性、断熱性等の改良の為に用いられるも
のでその厚さは一般に5mmから25mmである。この
パツト材はカーペツトの裏面に熱熔着或いは接着
剤を用いて予め一体化されることが多いがフエル
トが変形し易いことからその位置合わせが難し
く、しばしばカーペツトとフエルトがずれた状態
で互いに積層一体化されてしまうことが多かつ
た。さらにフエルトの外周がフエルトの広がり方
向に対して直角に切断されているため、その部分
で段が出来、その為カーペツトの裏面に不必要な
空間が形成される欠点が有つた。この空間はカー
ペツトの浮き、シワ、窪み等の変形の大きな原因
となつた。
この考案は従来の自動車用カーペツトの欠点を
改良し、浮き、シワ、窪み等の変形の無い製品を
提供することを目的とする。
改良し、浮き、シワ、窪み等の変形の無い製品を
提供することを目的とする。
本考案の主旨は自動車のフロア、デツキ等に敷
設され、裏面にフエルト等のパツト層を設けた自
動車のフロアカーペトに於いて、パツト層の大き
さをカーペツト本体の大きさに比べて小さくする
とともにパツト層の外周に合成樹脂発泡体よりな
り断面が略くさび形状、或いは長方形状をしたコ
ーナーピースを設けたことを特徴とした自動車用
カーペツトにある。
設され、裏面にフエルト等のパツト層を設けた自
動車のフロアカーペトに於いて、パツト層の大き
さをカーペツト本体の大きさに比べて小さくする
とともにパツト層の外周に合成樹脂発泡体よりな
り断面が略くさび形状、或いは長方形状をしたコ
ーナーピースを設けたことを特徴とした自動車用
カーペツトにある。
本考案の最適な実施例に付いて図面に基づいて
説明を加える。図面は本考案の自動車用カーペツ
トの一部を示す斜視図である。ここで1はカーペ
ツト本体であり、これは低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン樹脂等のオレフイン系の樹脂1aが
裏打ちしてあり、赤外線ヒーター等でこの樹脂を
軟化させてボデー形状に合わせて成形してある。
次いで2はフエルト等のパツト層である。このパ
ツト層はカーペツト本体1の大きさに比べて小さ
目に外周が裁断してある。この理由はパツトとし
て用いるフエルトは厚さを変化させることが非常
に困難で従つてカーペツト本体と同じ大きさとす
ると例えばサイドシル部等ではその組みつけが困
難になるためである。更にフエルトは凹凸部では
しわになり易く、外周の立ち上がり部では使い辛
いと云う理由もある。フエルトの厚さは先に述べ
たように5mmから25mmが一般にもちいるれる。ま
た図面から明らかなようにフエルトの端部2′は
垂直に裁断されている。3はポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の発
泡体からなるコーナーピースである。このコーナ
ーピースは好ましくはポリスチレン、ポリエチレ
ン等のビーズ発泡体を用いる。これはカーペツト
とフエルトの一体品を型にセツトした後にフエル
トの端部に前記ビーズを注入してから、加熱水蒸
気で発泡成形する加工方法がこの場合は好適な為
である。しかしながらウレタンプレポリマーの注
入発泡でも可能である。後者の場合はウレタンが
型の間から、或いはフエルトの間から漏れるのを
防止する手段を講じる必要がある。
説明を加える。図面は本考案の自動車用カーペツ
トの一部を示す斜視図である。ここで1はカーペ
ツト本体であり、これは低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン樹脂等のオレフイン系の樹脂1aが
裏打ちしてあり、赤外線ヒーター等でこの樹脂を
軟化させてボデー形状に合わせて成形してある。
次いで2はフエルト等のパツト層である。このパ
ツト層はカーペツト本体1の大きさに比べて小さ
目に外周が裁断してある。この理由はパツトとし
て用いるフエルトは厚さを変化させることが非常
に困難で従つてカーペツト本体と同じ大きさとす
ると例えばサイドシル部等ではその組みつけが困
難になるためである。更にフエルトは凹凸部では
しわになり易く、外周の立ち上がり部では使い辛
いと云う理由もある。フエルトの厚さは先に述べ
たように5mmから25mmが一般にもちいるれる。ま
た図面から明らかなようにフエルトの端部2′は
垂直に裁断されている。3はポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の発
泡体からなるコーナーピースである。このコーナ
ーピースは好ましくはポリスチレン、ポリエチレ
ン等のビーズ発泡体を用いる。これはカーペツト
とフエルトの一体品を型にセツトした後にフエル
トの端部に前記ビーズを注入してから、加熱水蒸
気で発泡成形する加工方法がこの場合は好適な為
である。しかしながらウレタンプレポリマーの注
入発泡でも可能である。後者の場合はウレタンが
型の間から、或いはフエルトの間から漏れるのを
防止する手段を講じる必要がある。
以上の如くコーナーピースを設けた自動車用カ
ーペツトはパツト層の外周が発泡体で充填されて
いる為、不必要な空間が形成されず浮き、しわ、
窪み等の変形が起こり難くく、またカーペツトの
裏面がフエルト等のパツト層、及び発泡体からな
るコーナーピースで略全面に渡つて敷き詰められ
ため防音性の面でも非常に好ましく静かな室内が
得られる。またコーナーピースの為全体の剛性が
大きくなり、ボデーへの組みつけが非常に容易に
なる。
ーペツトはパツト層の外周が発泡体で充填されて
いる為、不必要な空間が形成されず浮き、しわ、
窪み等の変形が起こり難くく、またカーペツトの
裏面がフエルト等のパツト層、及び発泡体からな
るコーナーピースで略全面に渡つて敷き詰められ
ため防音性の面でも非常に好ましく静かな室内が
得られる。またコーナーピースの為全体の剛性が
大きくなり、ボデーへの組みつけが非常に容易に
なる。
図面は本考案の自動車用カーペツトの所要部の
斜視図を示す。 1……カーペツト本体、1′……裏打ち層、2
……パツト層、2′……パツト層端末部、3……
コーナーピース。
斜視図を示す。 1……カーペツト本体、1′……裏打ち層、2
……パツト層、2′……パツト層端末部、3……
コーナーピース。
Claims (1)
- 自動車のフロア、デツキ等に敷設され、裏面に
フエルト等のパツト層を設けた自動車のフロアカ
ーペトに於いて、パツト層の大きさをカーペツト
本体の大きさに比べて小さくするとともにパツト
層の外周に合成樹脂発泡体よりなり断面が略くさ
び形状、或いは長方形状をしたコーナーピースを
設けたことを特徴とした自動車用カーペツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5513984U JPS60166645U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車用カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5513984U JPS60166645U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車用カ−ペツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166645U JPS60166645U (ja) | 1985-11-05 |
JPH0125714Y2 true JPH0125714Y2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=30577532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5513984U Granted JPS60166645U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車用カ−ペツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166645U (ja) |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5513984U patent/JPS60166645U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166645U (ja) | 1985-11-05 |