JPS6219494Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219494Y2 JPS6219494Y2 JP1982106751U JP10675182U JPS6219494Y2 JP S6219494 Y2 JPS6219494 Y2 JP S6219494Y2 JP 1982106751 U JP1982106751 U JP 1982106751U JP 10675182 U JP10675182 U JP 10675182U JP S6219494 Y2 JPS6219494 Y2 JP S6219494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- foam
- wheeled vehicle
- layer
- vehicle seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 13
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000004382 potting Methods 0.000 description 2
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、二輪車用シートの改良に関するもの
である。
である。
従来、第１図示の如き二輪車用シートを構成す
る場合には、第２図ａの如くシートフレーム１上
に相対的に硬質のクツシヨンフオーム２を配置
し、更にその上に相対的に軟質のクツシヨンフオ
ーム３を重ねて表皮４で被包固着するよう構成さ
れている。然し、この二輪車用シートでは、クツ
シヨンフオーム２，３が局部的に沈込み易くて荷
重分散が悪いばかりでなく、大きな振動時にポト
ミングを生じて乗員に苦痛を与える欠点がある。
この欠点を除去するため、これ亦従来、第２図ｂ
の如くクツシヨンフオーム２の層間にバームロツ
ク等の平板状に成形された緩衝板５を介装配置し
たものがある。その二輪車用シートでは荷重分散
がある程度良くなるものの、平板状に成形された
緩衝板５の角張つた端部で局部的に集中する硬質
感を乗員の股間に与え、しかも度重なる負荷重乃
至荷重解除に伴つて緩衝板５の端縁近くでクツシ
ヨンフオーム層内に亀裂を生じさせる欠点があ
る。また、これらいずれの二輪車用シートでも、
シートフレーム１と表皮４の端末との間からクツ
シヨンフオーム２内に浸入する水がフオーム２の
伸縮に伴つて上層側に移動してクツシヨンフオー
ムの耐久性、弾力性を低下する欠点がある。
る場合には、第２図ａの如くシートフレーム１上
に相対的に硬質のクツシヨンフオーム２を配置
し、更にその上に相対的に軟質のクツシヨンフオ
ーム３を重ねて表皮４で被包固着するよう構成さ
れている。然し、この二輪車用シートでは、クツ
シヨンフオーム２，３が局部的に沈込み易くて荷
重分散が悪いばかりでなく、大きな振動時にポト
ミングを生じて乗員に苦痛を与える欠点がある。
この欠点を除去するため、これ亦従来、第２図ｂ
の如くクツシヨンフオーム２の層間にバームロツ
ク等の平板状に成形された緩衝板５を介装配置し
たものがある。その二輪車用シートでは荷重分散
がある程度良くなるものの、平板状に成形された
緩衝板５の角張つた端部で局部的に集中する硬質
感を乗員の股間に与え、しかも度重なる負荷重乃
至荷重解除に伴つて緩衝板５の端縁近くでクツシ
ヨンフオーム層内に亀裂を生じさせる欠点があ
る。また、これらいずれの二輪車用シートでも、
シートフレーム１と表皮４の端末との間からクツ
シヨンフオーム２内に浸入する水がフオーム２の
伸縮に伴つて上層側に移動してクツシヨンフオー
ムの耐久性、弾力性を低下する欠点がある。
本考案は、斯る欠点を除去するべく改良した二
輪車用シートを提供すること、を目的とする。
輪車用シートを提供すること、を目的とする。
即ち、本考案に係る二輪車用シートにおいて
は、クツシヨンフオームの層内に比較的高硬質で
緻密に発泡成形ししかも左右を下向きに湾曲成形
した中間クツシヨン層を中仕切りボード状で全幅
に亘つて介装配置するよう構成されている。
は、クツシヨンフオームの層内に比較的高硬質で
緻密に発泡成形ししかも左右を下向きに湾曲成形
した中間クツシヨン層を中仕切りボード状で全幅
に亘つて介装配置するよう構成されている。
以下、これを第３図示実施例に基づいて説明す
れば、次の通りである。
れば、次の通りである。
この二輪車用シートは、シートフレーム１上に
下層クツシヨンフオーム２、中間クツシヨンフオ
ーム６、上層クツシヨンフオーム３を重ねて載置
し、その表面を表皮４で被包固定することにより
構成されている。下層クツシヨンフオーム２には
発泡ウレタン等でバネ感を出すために相対的に硬
く成形したものが用いられ、上層クツシヨンフオ
ーム３としてはワデイングと同程度の感触を柔く
するため軟質の弾性材料が用いられている。ま
た、中間クツシヨンフオーム６は、PE，PP等で
下層クツシヨンフオーム２よりも硬くしかも独立
気泡で緻密に形成したものが用いられている。こ
の中間クツシヨンフオーム６は、第１図示シート
の全幅に亘る平面積を持つもので、上、下層クツ
シヨンフオーム１，２間に介装すると上、下間の
中仕切りボード状に配置されるようになる。ま
た、その中間クツシヨンフオーム６は左右を下向
きに彎曲させた横断面弓形状に形成されており、
左右の各曲面略中腹辺までクツシヨンフオーム３
が被覆配置されている。これら各クツシヨンフオ
ーム２，３，６は夫々別途発泡成形して順次積層
接着することにより一体的にすることができ、ま
た予め発泡成形した中間クツシヨンフオーム６に
対して上、下のクツシヨンフオーム２，３を一体
発泡することにより一体化することができる。
下層クツシヨンフオーム２、中間クツシヨンフオ
ーム６、上層クツシヨンフオーム３を重ねて載置
し、その表面を表皮４で被包固定することにより
構成されている。下層クツシヨンフオーム２には
発泡ウレタン等でバネ感を出すために相対的に硬
く成形したものが用いられ、上層クツシヨンフオ
ーム３としてはワデイングと同程度の感触を柔く
するため軟質の弾性材料が用いられている。ま
た、中間クツシヨンフオーム６は、PE，PP等で
下層クツシヨンフオーム２よりも硬くしかも独立
気泡で緻密に形成したものが用いられている。こ
の中間クツシヨンフオーム６は、第１図示シート
の全幅に亘る平面積を持つもので、上、下層クツ
シヨンフオーム１，２間に介装すると上、下間の
中仕切りボード状に配置されるようになる。ま
た、その中間クツシヨンフオーム６は左右を下向
きに彎曲させた横断面弓形状に形成されており、
左右の各曲面略中腹辺までクツシヨンフオーム３
が被覆配置されている。これら各クツシヨンフオ
ーム２，３，６は夫々別途発泡成形して順次積層
接着することにより一体的にすることができ、ま
た予め発泡成形した中間クツシヨンフオーム６に
対して上、下のクツシヨンフオーム２，３を一体
発泡することにより一体化することができる。
このように構成する二輪車用シートでは、比較
的高硬質で緻密に樹脂で発泡成形した中間クツシ
ヨン層６が上、下のクツシヨンフオーム２，３間
に存在する。従つて、上層クツシヨンフオーム３
に加わる荷重が全体的に分散されるようになるた
めクツシヨン性が極めて良好になり、またその荷
重が局部的に集中しないためポトミングも防止で
きることにより全体的なクツシヨン感を良好なも
のにする。また、中間クツシヨン層６は上、下の
各クツシヨンフオーム２，３間で全幅に亘つて位
置ししかも左右が下向きに湾曲成形されているか
ら、シートフレーム１と表皮４との間から水が浸
入しても上層のクツシヨンフオーム３側に移動さ
せないよう遮断でき、また、度重なる座者の荷重
を受けてもクツシヨンフオーム２，３に亀裂を発
生せずにクツシヨンフオーム３の耐久性やクツシ
ヨン性を劣化させないようにできる。更に、中間
クツシヨン層６は比較的高硬度で左右をシートの
側面形状に略相応させて下向きに湾曲成形したも
のであるため、シート全体の形崩れを生じさせな
いよう形状保持できると共に、左右の曲面で適度
な硬質性を発揮することによりシートのホールド
感を向上するようにできる。
的高硬質で緻密に樹脂で発泡成形した中間クツシ
ヨン層６が上、下のクツシヨンフオーム２，３間
に存在する。従つて、上層クツシヨンフオーム３
に加わる荷重が全体的に分散されるようになるた
めクツシヨン性が極めて良好になり、またその荷
重が局部的に集中しないためポトミングも防止で
きることにより全体的なクツシヨン感を良好なも
のにする。また、中間クツシヨン層６は上、下の
各クツシヨンフオーム２，３間で全幅に亘つて位
置ししかも左右が下向きに湾曲成形されているか
ら、シートフレーム１と表皮４との間から水が浸
入しても上層のクツシヨンフオーム３側に移動さ
せないよう遮断でき、また、度重なる座者の荷重
を受けてもクツシヨンフオーム２，３に亀裂を発
生せずにクツシヨンフオーム３の耐久性やクツシ
ヨン性を劣化させないようにできる。更に、中間
クツシヨン層６は比較的高硬度で左右をシートの
側面形状に略相応させて下向きに湾曲成形したも
のであるため、シート全体の形崩れを生じさせな
いよう形状保持できると共に、左右の曲面で適度
な硬質性を発揮することによりシートのホールド
感を向上するようにできる。
以上の如く、本考案に係る二輪車用シートに依
れば、クツシヨン性能を良好にすると共にクツシ
ヨン層の耐久性も向上できるようになる。
れば、クツシヨン性能を良好にすると共にクツシ
ヨン層の耐久性も向上できるようになる。
第１図は二輪車用シートの外様斜視図、第２図
ａ，ｂは従来例に係る二輪車用シートの各横断面
図、第３図は本考案に係る二輪車用シートの横断
面図である。 ２，３：クツシヨンフオーム、６：中間クツシ
ヨン層。
ａ，ｂは従来例に係る二輪車用シートの各横断面
図、第３図は本考案に係る二輪車用シートの横断
面図である。 ２，３：クツシヨンフオーム、６：中間クツシ
ヨン層。
Claims (1)
- 左右を下向きに湾曲させて比較的高硬質で緻密
に発泡成形された中間クツシヨン層をクツシヨン
フオームの層間で全幅に亘つて介装配置したこと
を特徴とする二輪車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10675182U JPS5911081U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 二輪車用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10675182U JPS5911081U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 二輪車用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911081U JPS5911081U (ja) | 1984-01-24 |
| JPS6219494Y2 true JPS6219494Y2 (ja) | 1987-05-19 |
Family
ID=30249682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10675182U Granted JPS5911081U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 二輪車用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911081U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3123741B2 (ja) * | 1989-04-28 | 2001-01-15 | スズキ株式会社 | 自動二輪車用鞍乗型シート |
| JP2919854B2 (ja) * | 1989-05-09 | 1999-07-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 騎乗形車両 |
| JP3463182B2 (ja) * | 1994-11-28 | 2003-11-05 | ヤマハ発動機株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5378766U (ja) * | 1976-12-03 | 1978-06-30 |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP10675182U patent/JPS5911081U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911081U (ja) | 1984-01-24 |
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