JPH0238812Y2 - - Google Patents

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JPH0238812Y2
JPH0238812Y2 JP18069684U JP18069684U JPH0238812Y2 JP H0238812 Y2 JPH0238812 Y2 JP H0238812Y2 JP 18069684 U JP18069684 U JP 18069684U JP 18069684 U JP18069684 U JP 18069684U JP H0238812 Y2 JPH0238812 Y2 JP H0238812Y2
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JP
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molding
shaped base
gripping piece
band
arm
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JP18069684U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車の例えばシールドガラスの周
縁に装飾用モールを取り付けるために使用される
樹脂製フアスナーに関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種フアスナーとして、例えば実開昭
58−第18812号或いは実開昭59−第50816号公報に
示すものが存在する。
該各従来のフアスナーは、基本的にはいずれも
合成樹脂材料で一体成形されるもので、帯状基体
の一側にU字状に湾曲する把持片部を一体に形成
し、該把持片部の内面と帯状基体の表面間にモー
ル或いは該モールを裏側から保持するクリツプが
具備する係入腕を係入する空隙を形成すると共
に、把持片部の内面適所に該係入腕の係合部と強
固に係合する係止部を形成してなり、帯状基体の
裏面を両面接着テープを介して自動車の窓枠を画
成するボデイパネルの取付段部に固定した状態を
得て、ガラスをダムラバーと接着剤を介して該ボ
デイパネルに接着固定した後、上記モール側の係
入腕を把持片部と帯状基体間の空隙内に係入し
て、該係入腕の係合部を把持片部の係止部に係合
することにより、モールをガラスの周縁に取り付
ける構成となつている。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、従来のフアスナーは、帯状基体や把
持片部を含めて、全体が合成樹脂材料で一体に成
形されるものであるから、加工工程が1回で済む
などの製造面における利点を有するが、反面、フ
アスナー自体の大きさ・形状や、把持片部に形成
される係止部の位置等が、全て成形時に画一的に
決定されてしまうので、取付対象となるモールや
それに供されるクリツプが具備する係入腕によつ
ては、共用することができなくなる問題点を有し
ていた。
しかも、通常は、車種によつて、そのモールや
クリツプが当然に異なるものであるから、これら
の異なるモールやクリツプに対して、フアスナー
を共用することができないことは、車種毎に、
別々のフアスナーを予め準備して使用しなければ
ならないので、経済面においては、甚だ大きな問
題点となる。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案の取付用フアスナーは、上記従
来の問題点を有効に解決するために開発されたも
ので、窓枠を画成するボデイパネルの取付段部に
固定される帯状基体と、該帯状基体と共働してモ
ール側の係入腕を把持する把持片とを夫々合成樹
脂材料で別体に成形して、該別体成形の把持片の
所望個所を、帯状基体に上記係入腕の係入を許容
する間隔を維持して溶着する構成を採用した。
「作用」 依つて、本考案にあつては、取付対象となるモ
ール或いはそのクリツプの係入腕に応じて、別体
成形の把持片の所望個所を帯状基体に溶着して、
該把持片と帯状基体を一体化すれば、大きさ・形
状等の異なる如何なるモールに対しても、広く使
用することが可能となる。
「実施例」 以下、本考案を図示する実施例に基づいて詳述
すれば、第一実施例に係るフアスナーは、第1図
に示す如く窓枠を画成するボデイパネルの取付段
部に固定される帯状基体1と、該帯状基体1と共
働してモール或いは該モールを保持するクリツプ
が具備する係入腕を把持する把持片2とを夫々合
成樹脂材料で別体に成形すると共に、帯状基体1
の表面略中央長手方向に凸条3を形成し、他方把
持片2は該帯状基体1と対応する帯状に成形する
と共に、上端側内面にモール側係入腕の係合部と
係合する係止部4を形成し、該把持片2の内面所
望個所を帯状基体1の凸条3面に溶着することに
より、両者1・2を一体化する構成となしたもの
である。
従つて、一体化された把持片2と帯状基体1間
には、凸条3の高さ分の間隔が維持されるので、
該凸条3面に溶着される把持片2の上部内面と帯
状基体1の対応する表面間に、モール側係入腕の
係入を許容する空隙5が形成されることとなる。
又、斯る把持片2の溶着部と空隙5の形成部と
なる凸条3は、第1図に示す如く単に肉厚を厚く
することにより形成するか、或いは第2図に示す
如く一定肉厚のまま隆起状に折曲し、裏面側を空
部となすように形成するものとする。
依つて、斯る第一実施例のフアスナーを用いて
モールMをクリツプを介してシールドガラスGの
周縁に取り付ける場合には、まず第3図Aに示す
如く該モールMを保持するクリツプ6の係入腕7
の長さ寸法や係合部7aの構成位置等を考慮し
て、該各条件を満足するように把持片2の内面所
定個所を帯状基体1の凸条3に超音波溶着等によ
り溶着して、両者1,2を一体化した後、該帯状
基体1の裏面を両面接着テープ8を介して自動車
の窓枠を画成するボデイパネル9の取付段部9a
に固定すれば、後は従来と同様シールドガラスG
をダムラバー10と接着剤11を介して該ボデイ
パネル9に接着固定し、上記係入腕7を把持片2
と帯状基体1間の空隙5内に係入して、係合部7
aと係止部4の係合を得れば、同図Bに示す如く
如何なるモールMでもシールドガラスGの周縁に
取り付けることが可能となる。
次に、第二実施例に係るフアスナーを説明すれ
ば、該第二実施例は第4図に示す如く、溶着部と
空隙5の形成部となる凸条3を把持片2側に形成
し、帯状基体1の表面をフラツト面となる構成し
たものである。
依つて、本実施例にあつても、クリツプ6の係
入腕7や係合部7a等を考慮して、把持片2を自
身の凸条3を介して帯状基体1のフラツト面所定
個所に溶着して、両者1,2を一体化し、第一実
施例と同様にボデイパネル9の取付段部9aに固
定すれば、第5図に示す如く如何なるモールMで
もシールドガラスGの周縁に取り付けることが可
能となる。
尚、上記実施例はいずれも、モールMをクリツ
プ6を介して取り付けるものであるが、モールM
を直接本フアスナーに取り付ける場合には、該モ
ールMが直接具備する係入腕及びその係合部等を
考慮して、把持片2を帯状基体1に溶着すること
は言うまでもない。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は窓枠を画成するボデイパ
ネルの取付段部に固定される帯状基体と、該帯状
基体と共働してモール側係入腕を把持する把持片
とを夫々合成樹脂材料で別体に成形すると共に、
把持片の所望個所を帯状基体にモール側の係入腕
の係入を許容する間隔を維持して溶着することを
特徴とするものであるから、従来フアスナーと異
なり、把持片と帯状基体の相対的な位置関係は、
溶着位置の選択により常に取付対象となるモール
に応じた最適な状態となるので、如何なるモール
に対しても共用できる利点が提供できることとな
る。
しかも、大きさ・形状等の異なる種々の把持片
を用意しておけば、共用範囲は更に拡大できるこ
とともなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係るフアスナー
を分解して示す要部斜視図、第2図は第一実施例
に供される帯状基体の変形例を示す断面図、第3
図Aは帯状基体と把持片を溶着した状態を示す断
面図、同図Bは同フアスナーを用いてモールをシ
ールドガラスの周縁に取り付けた状態を示す要部
断面図、第4図は第二実施例に係るフアスナーを
分解して示す断面図、第5図は同フアスナーを用
いてモールをシールドガラスの周縁に取り付けた
状態を示す断面図である。 1……帯状基体、2……把持片、3……凸条、
4……係止部、5……空隙、6……クリツプ、7
……係入腕、7a……係合部、9……ボデイパネ
ル、9a……取付段部、M……モール、G……シ
ールドガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠を画成するボデイパネルの取付段部に固定
    される帯状基体と、該帯状基体と共働してモール
    側の係入腕を把持する把持片とを夫々合成樹脂材
    料で別体に成形して、該別体成形の把持片の所望
    個所を、帯状基体に上記係入腕の係入を許容する
    間隔を維持して溶着するように構成したことを特
    徴とするガラスモールの取付用フアスナー。
JP18069684U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0238812Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18069684U JPH0238812Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18069684U JPH0238812Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195625U JPS6195625U (ja) 1986-06-19
JPH0238812Y2 true JPH0238812Y2 (ja) 1990-10-18

Family

ID=30738251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18069684U Expired JPH0238812Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0238812Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11119503B2 (en) 2019-08-16 2021-09-14 Lg Electronics Inc. Method for controlling vehicle in autonomous driving system and apparatus thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11119503B2 (en) 2019-08-16 2021-09-14 Lg Electronics Inc. Method for controlling vehicle in autonomous driving system and apparatus thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6195625U (ja) 1986-06-19

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