JPH023826Y2 - - Google Patents

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JPH023826Y2
JPH023826Y2 JP2705784U JP2705784U JPH023826Y2 JP H023826 Y2 JPH023826 Y2 JP H023826Y2 JP 2705784 U JP2705784 U JP 2705784U JP 2705784 U JP2705784 U JP 2705784U JP H023826 Y2 JPH023826 Y2 JP H023826Y2
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JP
Japan
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air
air nozzle
edge
nozzle
mist droplets
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JP2705784U
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JPS60140669U (ja
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  • Nozzles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、被塗装面にスプレーにより2色塗装
を施すに当つて境界縁部に付着し易い不要な霧滴
を吹払うための空気ノズルに関する。
(従来技術) マスキングを使用することなく2色塗装を行い
得るようにした塗装装置については、すでに特願
昭58−127197号(特開昭60−19063号公報参照)
において本出願人が提案した。この装置は、一側
端縁に際立つた境界を形成することができる特殊
な扇形噴霧機を使用するようにしたものである
が、必要に応じてはさらに空気ガンを使用し、こ
れによつて境界縁の形成される被塗装面に外方か
ら斜め内向きに空気を吹付けて境界縁外に付着し
易い僅少な霧滴を吹払うようにしたものである。
ところで、この空気ガンによる外方からの空気
の吹付けは、単に吹付けるだけでは十分でなく、
境界面を均斉に形成するにはその方向及び強さを
適切に選定すべきことはもとより、供給を常に安
定させることが重要で、また、扇形噴霧が被塗装
面に到達する位置に対応させて一定巾のほぼ平な
空気流を供給することも必要となる。
(目的) 本考案はかかる問題に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、外気流の影響を
受け難く、しかも一定巾の平な空気流を形成する
ことのできる新規な空気ノズルを提供することに
ある。
(構成) そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は、本考案装置が適用された塗装装置の
概要を示すもので、被塗装物Wの巾方向に間隔を
おいて配設した第1及び第2の扇形噴霧ガン1,
2を用いて、予じめ1の色彩による塗装膜Aが施
された被塗装物W上に異なる色彩の塗装膜Bを形
成するよう構成したものである。ここに使用され
る第1の噴霧ガン1は、特願昭58−127197号にお
いて詳述されているように、塗料の扇形噴霧流を
その軸線に対して偏奇した空気の扇形噴流により
誘導し、一側端縁に際立つた境界を他側端縁には
膜厚が徐々に薄くなるような塗膜を形成するため
の噴霧ガンであり、また、第2の噴霧ガン2は、
両側端縁の膜厚が徐々に薄くなるような塗膜を形
成し得るようにした噴霧ガンであるが、さらに、
第1の噴霧ガン1により形成される塗装膜Bの端
縁に近い外側には後述する空気ノズル4を備えた
空気ガン3を配設し、ここから指向性を持つた偏
平な空気流を被塗装物Wの表面に沿わせて斜め内
向きに供給しつつ塗装膜Bの端縁外に付着し易い
僅かな微粒霧滴を吹払うように構成されている。
第3,4図は、本考案に係る上記した空気ノズ
ルの好ましい一例を示したものであつて、図中符
号41は、導気路53を介して供給された比較的
低圧の空気に指向性と安定性を付与しつつこれを
被塗装物W表面に噴出させるためのキヤツプ状主
体で、内面にドーム状の凹穴43を設けた前端壁
42中央には、塗装膜Bの端縁寄りに巾広い空気
流を吹付け得るよう開口部の形状を三角形状とな
した噴気口44が穿設され、また、この噴気口4
4の頂点44b側に面したキヤツプ状主体41の
前端寄り側面には、ドーム状の凹穴43に向けて
通気孔45が穿設されていて、凹穴43と後述す
る膨出部52との間隙46を流下する空気のエゼ
クタ作用により外気を吸引し、噴気口44から噴
出する空気を増量するように構成されている。
他方、このキヤツプ状主体41の筒状部47と
嵌合する中子部材51には、その先端中央に上記
した主体41内面のドーム状凹穴43と適度の間
隙46を存して対向する膨出部52が設けられ、
また、この膨出部52の周囲には、複数の導気路
53…と連通する環状溝54が削成されていて、
中子部材51の後方から導気路53、環状溝5
4、間隙46を経て供給される数Kg/cm2程度の比
較的低圧の空気を噴気口44から三角錐状に噴出
させるよう構成されている。
上述した実施例において、三角形状をなす噴気
口44の底辺44aが第1の噴霧ガン1によつて
形成される塗装膜Bの外縁に沿うように空気ノズ
ル4の向きを設定した上、比較的低圧の空気を導
気路53内に送り込むと、この空気は環状溝54
を経て間隙46内に流入し、ここで流速に比例し
た負圧をもつて通気孔45から外気を吸引しつつ
量を増やして噴気口44から噴出する。このた
め、特に大きな開口面を持つ噴気口44の底辺4
4a部分には、十分な厚みと強い気流が形成さ
れ、これが外気流に影響されることなく被塗装物
Wの表面に沿つて膜状に流過し、塗装膜Bの端縁
に付着しようとする微細な霧滴を効率よく吹払
う。
上述した作用からも明らかなように、この噴気
口44には、外気流の影響を受けることのない強
い安定した錐状噴気流を形成することと、塗装膜
Bの境界端縁に対して平行にかつ斜め内向きに吹
付け得る一定巾の均斉のとれた扁平空気流を形成
するための形状が要求されるため、上述した実施
例においては開口部の形状を三角形としたもので
あるが、この形状としては、他に第4図イに示し
たような半円形もしくは同図ロに示したような台
形等、底辺が平坦なほぼ山形状をなすものであれ
ばよいことが容易に理解される。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、空気ノズル
の噴気口を底辺が平坦な略山形状に形成して底辺
部に厚くしかも強い空気流を発生させるようにし
たので、比較的低圧の空気を供給してもこれに高
い指向性を付与することができ、かつ一定巾の扁
平な空気流を生成することができ、スプレー塗装
の際に境界縁外へ飛散しようとする霧滴を確実に
吹払つて境界縁の鮮明かつ均斉な形成に寄与させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置を使用した2色塗装装置
の使用状態を示す説明図、第2,3図は、本考案
の一実施例をなす空気ノズルの断面図と正面図、
第4図イ,ロは、いずれも噴気口についての他の
実施例を示す正面図である。 1,2……扇形噴霧ガン、3……空気ガン、4
……空気ノズル、43……ドーム状凹穴、44…
…噴気口、45……通気孔、51……中子部材、
52……膨出部、53……導気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗装面に塗料の噴霧手段のみにより塗装膜の
    境界縁を際立たせて形成する塗装装置に使用され
    る境界縁外に飛散する霧滴の吹払い用空気ノズル
    において、加圧空気供給源に連通する上記空気ノ
    ズルのオリフイス型噴気口を底辺が平坦な略山形
    状に形成したことを特徴とする不要霧滴の吹払い
    用空気ノズル。
JP2705784U 1984-02-25 1984-02-25 不要霧滴の吹払い用空気ノズル Granted JPS60140669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2705784U JPS60140669U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 不要霧滴の吹払い用空気ノズル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2705784U JPS60140669U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 不要霧滴の吹払い用空気ノズル

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Publication Number Publication Date
JPS60140669U JPS60140669U (ja) 1985-09-18
JPH023826Y2 true JPH023826Y2 (ja) 1990-01-29

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ID=30523653

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2705784U Granted JPS60140669U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 不要霧滴の吹払い用空気ノズル

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JPH088207B2 (ja) * 1989-06-12 1996-01-29 富士通株式会社 スプレー現像方法

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JPS60140669U (ja) 1985-09-18

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