JPH09117697A - 噴霧塗装装置 - Google Patents
噴霧塗装装置Info
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- JPH09117697A JPH09117697A JP31463095A JP31463095A JPH09117697A JP H09117697 A JPH09117697 A JP H09117697A JP 31463095 A JP31463095 A JP 31463095A JP 31463095 A JP31463095 A JP 31463095A JP H09117697 A JPH09117697 A JP H09117697A
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- air
- conical
- spray
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料を旋回させつつ円錐状に噴射すると共
に、これに対して外方から空気流を添加するようにした
型式の空気添加型噴霧塗装装置において、噴液孔付近に
塗料が固着しないようにすること、洗浄を容易かつ簡単
に実施できるようにすること、スピット現象を防止し、
かつ良好な霧化のもとに円錐形噴霧または扇形噴霧を得
ること、塗着効率を向上すること。 【解決手段】 開閉弁7を噴液孔4に接近した旋回用部
材8の下流に配設し、空気添加用の空気ノズル部材3と
しては、先細の主噴気ノズル12と、斜め前向きに開口
して円錐状の噴霧流に両側から空気流を衝突させる噴霧
扁平化用噴気ノズル16とを設け、更に主噴気ノズル1
2の周囲に補助噴気孔27,28および補助噴気ノズル
31を設ける。
に、これに対して外方から空気流を添加するようにした
型式の空気添加型噴霧塗装装置において、噴液孔付近に
塗料が固着しないようにすること、洗浄を容易かつ簡単
に実施できるようにすること、スピット現象を防止し、
かつ良好な霧化のもとに円錐形噴霧または扇形噴霧を得
ること、塗着効率を向上すること。 【解決手段】 開閉弁7を噴液孔4に接近した旋回用部
材8の下流に配設し、空気添加用の空気ノズル部材3と
しては、先細の主噴気ノズル12と、斜め前向きに開口
して円錐状の噴霧流に両側から空気流を衝突させる噴霧
扁平化用噴気ノズル16とを設け、更に主噴気ノズル1
2の周囲に補助噴気孔27,28および補助噴気ノズル
31を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料を旋回させつ
つ円錐状に噴射すると共に、円錐状の噴流に対して外方
から空気流を添加するようにした型式の空気添加型噴霧
塗装装置に関するものである。
つ円錐状に噴射すると共に、円錐状の噴流に対して外方
から空気流を添加するようにした型式の空気添加型噴霧
塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗料を旋回させつつ円錐状に噴射して噴
霧することは古くから知られており、またその円錐状の
噴流に対して外方から空気流を添加して霧化を促進する
技術も、例えば特開昭63−319076公報により公
知である。
霧することは古くから知られており、またその円錐状の
噴流に対して外方から空気流を添加して霧化を促進する
技術も、例えば特開昭63−319076公報により公
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、塗料の噴射に当り、加圧塗料供給源から圧送される
加圧塗料を開閉弁の開通により旋回用コア部に供給し、
旋回用コアにより旋回動を付与して噴液孔から円錐状に
噴射するようにしており、開閉弁から噴液孔までの容積
が大きく、従って沈積し易いメタリック塗料あるいは水
溶性塗料あるいは高粘度液を噴霧する場合には、断続的
な噴射により開閉弁の下流部分において部分的に固化し
易いばかりでなく、開閉弁の下流部分の残留塗料は使用
停止後に乾燥固化して使用不能になるから完全に洗浄す
る必要があり、洗浄範囲が広く洗浄作業が著しく煩雑で
ある等の欠点がある。
ば、塗料の噴射に当り、加圧塗料供給源から圧送される
加圧塗料を開閉弁の開通により旋回用コア部に供給し、
旋回用コアにより旋回動を付与して噴液孔から円錐状に
噴射するようにしており、開閉弁から噴液孔までの容積
が大きく、従って沈積し易いメタリック塗料あるいは水
溶性塗料あるいは高粘度液を噴霧する場合には、断続的
な噴射により開閉弁の下流部分において部分的に固化し
易いばかりでなく、開閉弁の下流部分の残留塗料は使用
停止後に乾燥固化して使用不能になるから完全に洗浄す
る必要があり、洗浄範囲が広く洗浄作業が著しく煩雑で
ある等の欠点がある。
【0004】また、使用中においても長時間の使用によ
り噴液孔付近に粘稠液が粘着あるいは固着して正常な噴
霧機能が発揮できない場合があり、しかも固化した塗料
が噴霧中に剥離して塗膜に付着すると、塗装物の製品価
値を著しく低下することになる。
り噴液孔付近に粘稠液が粘着あるいは固着して正常な噴
霧機能が発揮できない場合があり、しかも固化した塗料
が噴霧中に剥離して塗膜に付着すると、塗装物の製品価
値を著しく低下することになる。
【0005】更に、開閉弁から噴液孔までの容積が大き
い場合には、噴射の開始時および終了時に霧化不良の大
径の液滴が噴出飛散するいわゆるスピット現象が生じる
重大欠陥があり、なお加圧塗料の圧力が低い場合には、
噴射の終了時に噴液孔から液垂れが生じて噴液孔の周囲
およびその下方付近が垂下塗料により著しく汚損される
欠点がある。
い場合には、噴射の開始時および終了時に霧化不良の大
径の液滴が噴出飛散するいわゆるスピット現象が生じる
重大欠陥があり、なお加圧塗料の圧力が低い場合には、
噴射の終了時に噴液孔から液垂れが生じて噴液孔の周囲
およびその下方付近が垂下塗料により著しく汚損される
欠点がある。
【0006】そこで本発明の目的は、塗料を旋回させつ
つ円錐状に噴射すると共に、円錐状の噴流に対して外方
から空気流を添加するようにした型式の空気添加型噴霧
塗装装置において、断続的な使用あるいは長時間の使用
においても、噴液孔付近に粘稠液または固形成分が粘着
もしくは固着して正常な噴霧機能が阻害されることのな
いようにすること、また他の目的は洗浄を容易かつ簡単
に実施することができるようにすること、更に他の目的
はスピット現象を防止し、かつ良好な霧化のもとに円錐
形噴霧または扇形噴霧を得ること、更にまた他の目的は
塗着効率を向上することにある。
つ円錐状に噴射すると共に、円錐状の噴流に対して外方
から空気流を添加するようにした型式の空気添加型噴霧
塗装装置において、断続的な使用あるいは長時間の使用
においても、噴液孔付近に粘稠液または固形成分が粘着
もしくは固着して正常な噴霧機能が阻害されることのな
いようにすること、また他の目的は洗浄を容易かつ簡単
に実施することができるようにすること、更に他の目的
はスピット現象を防止し、かつ良好な霧化のもとに円錐
形噴霧または扇形噴霧を得ること、更にまた他の目的は
塗着効率を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、噴液孔に接近して設けた旋回用部材の下流に
開閉弁を配設し、またコア型旋回用部材を採択する場合
には開閉弁の針弁を旋回用部材に貫通して設け、空気添
加用の空気ノズル部材としては、噴液孔の周囲に開口す
る先細のほぼ円錐筒状主噴気ノズルと、斜め前向きに開
口して円錐状の噴霧流に両側から空気流を衝突させる噴
霧扁平化用噴気ノズルとを設けた構造としてもよく、更
に主噴気ノズルの周囲に補助噴気孔を設けてもよい。
するため、噴液孔に接近して設けた旋回用部材の下流に
開閉弁を配設し、またコア型旋回用部材を採択する場合
には開閉弁の針弁を旋回用部材に貫通して設け、空気添
加用の空気ノズル部材としては、噴液孔の周囲に開口す
る先細のほぼ円錐筒状主噴気ノズルと、斜め前向きに開
口して円錐状の噴霧流に両側から空気流を衝突させる噴
霧扁平化用噴気ノズルとを設けた構造としてもよく、更
に主噴気ノズルの周囲に補助噴気孔を設けてもよい。
【0008】上記構成により、加圧塗料は旋回用部材を
通過して旋回しつつ遠心力により噴液孔から円錐膜状に
噴出し、噴出直後に先細円錐状の霧化用空気が添加さ
れ、円錐膜状の塗料と先細円錐状の霧化用空気との両者
は前方の軸心において収斂して集中的に衝突し、衝突に
よる霧化作用により前方に拡開する円錐状の噴霧が得ら
れ、また開閉弁下流の流路における塗料が皆無に近く、
噴液孔内に粘稠液または固形成分が粘着もしくは固着す
ることが防止されるほか、スピット現象が防止され、な
お噴霧扁平化用噴気ノズルからの空気は円錐状噴霧を両
側から押し潰して扁平化すると共に、補助噴気孔からの
噴出空気は噴霧を整形すると同時に噴霧装置前端付近に
対する霧滴の付着を防止するのである。
通過して旋回しつつ遠心力により噴液孔から円錐膜状に
噴出し、噴出直後に先細円錐状の霧化用空気が添加さ
れ、円錐膜状の塗料と先細円錐状の霧化用空気との両者
は前方の軸心において収斂して集中的に衝突し、衝突に
よる霧化作用により前方に拡開する円錐状の噴霧が得ら
れ、また開閉弁下流の流路における塗料が皆無に近く、
噴液孔内に粘稠液または固形成分が粘着もしくは固着す
ることが防止されるほか、スピット現象が防止され、な
お噴霧扁平化用噴気ノズルからの空気は円錐状噴霧を両
側から押し潰して扁平化すると共に、補助噴気孔からの
噴出空気は噴霧を整形すると同時に噴霧装置前端付近に
対する霧滴の付着を防止するのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を塗装用空気添加型
噴霧装置に適用した図示の実施形態について詳細に説明
する。
噴霧装置に適用した図示の実施形態について詳細に説明
する。
【0010】図1ないし図3に示すように、スプレーガ
ン本体1の先端に塗料ノズル部材2とこの塗料ノズル部
材2の外側に共通軸線関係に嵌合される空気ノズル部材
3とをリテーニングナット4により取り付けるように
し、前記塗料ノズル部材2の先端付近外周を円錐台形に
形成してその先端中心に噴液孔4を開設するほか、噴液
孔4に隣接した内方に弁座5を設けると共に、この弁座
5に対応する針弁6を進退自在に対設して開閉弁7を構
成し、かつ開閉弁7になるべく近い上流には旋回用部材
8を前記針弁6に遊嵌したまま配設し、必要に応じ針弁
6を旋回用部材8に摺動させつつ後退することにより開
閉弁7を開通してスプレーガン本体1における塗料供給
路9から圧送される塗料を旋回用部材8により旋回させ
た後に噴液孔4から前方へ拡開する円錐状に噴出するこ
とができるようにし、また前記空気ノズル部材3には先
細円錐内面10とこの円錐内面10の先端に噴気口11
とを設けて前記塗料ノズル部材2における先端外周の円
錐部と円錐内面10との中間に先細円錐筒状の主噴気ノ
ズル12を形成し、導気路13を経て圧送される空気を
主噴気ノズル12から先細の中空円錐状に噴出させるこ
とができるようにし、もって噴液孔4から拡開する円錐
膜状の塗料と主噴気ノズル12から前方軸線位置に集中
する傾向の中空円錐状の空気流との衝突により、その塗
料と空気との両者を前方軸線位置に収斂した状態のもと
に再度衝突させた後、前方へ拡開する円錐状噴霧を形成
し、これにより被塗装面上に円形の塗膜パターンを得る
ことがでとができるのである。
ン本体1の先端に塗料ノズル部材2とこの塗料ノズル部
材2の外側に共通軸線関係に嵌合される空気ノズル部材
3とをリテーニングナット4により取り付けるように
し、前記塗料ノズル部材2の先端付近外周を円錐台形に
形成してその先端中心に噴液孔4を開設するほか、噴液
孔4に隣接した内方に弁座5を設けると共に、この弁座
5に対応する針弁6を進退自在に対設して開閉弁7を構
成し、かつ開閉弁7になるべく近い上流には旋回用部材
8を前記針弁6に遊嵌したまま配設し、必要に応じ針弁
6を旋回用部材8に摺動させつつ後退することにより開
閉弁7を開通してスプレーガン本体1における塗料供給
路9から圧送される塗料を旋回用部材8により旋回させ
た後に噴液孔4から前方へ拡開する円錐状に噴出するこ
とができるようにし、また前記空気ノズル部材3には先
細円錐内面10とこの円錐内面10の先端に噴気口11
とを設けて前記塗料ノズル部材2における先端外周の円
錐部と円錐内面10との中間に先細円錐筒状の主噴気ノ
ズル12を形成し、導気路13を経て圧送される空気を
主噴気ノズル12から先細の中空円錐状に噴出させるこ
とができるようにし、もって噴液孔4から拡開する円錐
膜状の塗料と主噴気ノズル12から前方軸線位置に集中
する傾向の中空円錐状の空気流との衝突により、その塗
料と空気との両者を前方軸線位置に収斂した状態のもと
に再度衝突させた後、前方へ拡開する円錐状噴霧を形成
し、これにより被塗装面上に円形の塗膜パターンを得る
ことがでとができるのである。
【0011】前記噴液口4から噴出する円錐状塗料は、
中空の薄膜円錐状が望ましいが、塗料の粘度,比重,圧
力等により、膜厚が厚くなる場合あるいは円錐の広がる
角度にも差が生じるのであって、また、前記円錐状噴霧
についても、塗料の粘度,比重,圧力等により、円錐の
広がる角度に差が生じるほか、円錐全面形の場合あるい
は円錐中空形の場合が生じるのである。
中空の薄膜円錐状が望ましいが、塗料の粘度,比重,圧
力等により、膜厚が厚くなる場合あるいは円錐の広がる
角度にも差が生じるのであって、また、前記円錐状噴霧
についても、塗料の粘度,比重,圧力等により、円錐の
広がる角度に差が生じるほか、円錐全面形の場合あるい
は円錐中空形の場合が生じるのである。
【0012】被塗装面上に長円形の塗膜パターンを得る
ためには円錐状噴霧を両外側からの空気流により扁平化
して扇形状にすればよく、そのための装備として、前記
空気ノズル部材3の前端部に、軸線を含む上下方向の平
面を対称面として左右対称に2カ所の前方突出部14を
設けると共に、この突出部14には前後方向の導気路1
5およびこの導気路15の前端に連通する斜め内向きの
2対の扁平化用噴気ノズル16をそれらのノズル軸線が
円錐状噴霧の軸線に交叉する前向き傾向に設け、導気路
15を経て圧送される空気を扁平化用噴気ノズル16か
ら噴出させることにより、円錐状噴霧を両外側から押し
潰して扇形噴霧を形成するようにする。
ためには円錐状噴霧を両外側からの空気流により扁平化
して扇形状にすればよく、そのための装備として、前記
空気ノズル部材3の前端部に、軸線を含む上下方向の平
面を対称面として左右対称に2カ所の前方突出部14を
設けると共に、この突出部14には前後方向の導気路1
5およびこの導気路15の前端に連通する斜め内向きの
2対の扁平化用噴気ノズル16をそれらのノズル軸線が
円錐状噴霧の軸線に交叉する前向き傾向に設け、導気路
15を経て圧送される空気を扁平化用噴気ノズル16か
ら噴出させることにより、円錐状噴霧を両外側から押し
潰して扇形噴霧を形成するようにする。
【0013】前記スプレーガン本体1における塗料供給
路9には圧力調整弁17の介入のもとに加圧塗料供給源
18を接続し、またスプレーガン本体1には前記導気路
13に連通する導気路19を設けると共に、導気路19
には開閉弁20および圧力調整弁21の介設のもとに加
圧空気供給源22を接続し、かつ前記導気路15に連通
する導気路23を設けると共に、導気路23には開閉弁
24および圧力調整弁25の介設のもとに加圧空気供給
源26を接続し、必要に応じ開閉弁7並びに開閉弁20
を開通して加圧塗料を塗料ノズル部材2内において0.
2〜7kg/cm2の圧力のもとに噴液孔4から円錐膜
状に噴射すると同時に、空気を空気ノズル部材3内にお
いて0.01〜0.7kg/cm2の圧力のもとに主噴
気ノズル12から先細円錐状に噴出させるようにするの
が望ましく、なお塗料および空気の圧力値については、
上記の範囲に限らず高圧のもとに使用することができる
のである。
路9には圧力調整弁17の介入のもとに加圧塗料供給源
18を接続し、またスプレーガン本体1には前記導気路
13に連通する導気路19を設けると共に、導気路19
には開閉弁20および圧力調整弁21の介設のもとに加
圧空気供給源22を接続し、かつ前記導気路15に連通
する導気路23を設けると共に、導気路23には開閉弁
24および圧力調整弁25の介設のもとに加圧空気供給
源26を接続し、必要に応じ開閉弁7並びに開閉弁20
を開通して加圧塗料を塗料ノズル部材2内において0.
2〜7kg/cm2の圧力のもとに噴液孔4から円錐膜
状に噴射すると同時に、空気を空気ノズル部材3内にお
いて0.01〜0.7kg/cm2の圧力のもとに主噴
気ノズル12から先細円錐状に噴出させるようにするの
が望ましく、なお塗料および空気の圧力値については、
上記の範囲に限らず高圧のもとに使用することができる
のである。
【0014】前記主噴気ノズル12付近の周囲には、そ
の軸心に対称的に補助噴気孔27,28を前記導気路1
3に連通する状態に穿設し、これにより扁平化用噴気ノ
ズル16からの空気流に対して進路案内兼拡延用の空気
流を斜め後方から交叉する状態に噴出させるようにし、
併せて空気ノズル部材3の前面部に対する塗料飛沫の付
着を防止するようにする。
の軸心に対称的に補助噴気孔27,28を前記導気路1
3に連通する状態に穿設し、これにより扁平化用噴気ノ
ズル16からの空気流に対して進路案内兼拡延用の空気
流を斜め後方から交叉する状態に噴出させるようにし、
併せて空気ノズル部材3の前面部に対する塗料飛沫の付
着を防止するようにする。
【0015】また、前記主噴気ノズル12に旋回用部材
29を設けて主噴気ノズル12から噴出する空気流を旋
回させることにより、噴液口11からの旋回塗料薄膜と
の衝触関係を改善してもよく、これがため図1および図
2のように、例えば塗料ノズル部材2における先端外周
の円錐面に旋回用部材29としての羽根をはすに設け、
空気の旋回方向が塗料の旋回方向とは反対の場合は、気
液の効果的な衝触が得られ、また順方向である場合は旋
回動が助長され、いずれの場合も霧化が向上する。
29を設けて主噴気ノズル12から噴出する空気流を旋
回させることにより、噴液口11からの旋回塗料薄膜と
の衝触関係を改善してもよく、これがため図1および図
2のように、例えば塗料ノズル部材2における先端外周
の円錐面に旋回用部材29としての羽根をはすに設け、
空気の旋回方向が塗料の旋回方向とは反対の場合は、気
液の効果的な衝触が得られ、また順方向である場合は旋
回動が助長され、いずれの場合も霧化が向上する。
【0016】図4および図5の実施形態は、前記実施形
態に比較して主として空気ノズル部材3が異なるのであ
って、空気ノズル部材3の前端付近を円錐台状に形成す
ると共に、その内方中心部に先細円錐内面10を設けて
先端寄り部分を円錐台筒状に形成し、この円錐台筒状部
分にはほぼコ字状断面の上下方向に延びる浅い溝を前記
円錐内面10と交叉するように形成して、前記円錐内面
10の前端の上下両部分に切欠部30を設け、これら切
欠部30と円錐内面10の開口部とにより異形の主噴気
ノズル12を形成し、かつ前記両突出部14には切欠部
30の両端に近い位置において互いに正面衝突する空気
流を噴出するための2対の補助噴気ノズル31を前記対
称面にほぼ垂直状態のもとに互いに対向したまま前記主
噴気ノズル12の外周側の円錐台面における切欠部30
の側部に指向するように設けると共に、これら補助噴気
ノズル31からの噴出空気の衝突により生成される扇形
空気流を空気ノズル部材3における前端付近の円錐面に
衝突後円錐面により前方へ案内し、主噴気ノズル12の
切欠部30からの空気流との合流空気流を生成し、これ
により主噴気ノズル12の上下両部分において円錐状塗
料膜に衝突させ、扇形噴霧において生じ易い両端縁付近
の霧化不良を改善して均斉かつ効果的な霧化促進を実現
すると共に、噴霧飛沫による空気ノズル部材3の前端付
近の汚損を防止するようにする。
態に比較して主として空気ノズル部材3が異なるのであ
って、空気ノズル部材3の前端付近を円錐台状に形成す
ると共に、その内方中心部に先細円錐内面10を設けて
先端寄り部分を円錐台筒状に形成し、この円錐台筒状部
分にはほぼコ字状断面の上下方向に延びる浅い溝を前記
円錐内面10と交叉するように形成して、前記円錐内面
10の前端の上下両部分に切欠部30を設け、これら切
欠部30と円錐内面10の開口部とにより異形の主噴気
ノズル12を形成し、かつ前記両突出部14には切欠部
30の両端に近い位置において互いに正面衝突する空気
流を噴出するための2対の補助噴気ノズル31を前記対
称面にほぼ垂直状態のもとに互いに対向したまま前記主
噴気ノズル12の外周側の円錐台面における切欠部30
の側部に指向するように設けると共に、これら補助噴気
ノズル31からの噴出空気の衝突により生成される扇形
空気流を空気ノズル部材3における前端付近の円錐面に
衝突後円錐面により前方へ案内し、主噴気ノズル12の
切欠部30からの空気流との合流空気流を生成し、これ
により主噴気ノズル12の上下両部分において円錐状塗
料膜に衝突させ、扇形噴霧において生じ易い両端縁付近
の霧化不良を改善して均斉かつ効果的な霧化促進を実現
すると共に、噴霧飛沫による空気ノズル部材3の前端付
近の汚損を防止するようにする。
【0017】この図4および図5の実施形態においても
前記実施形態におけると同様に、両突出部14に扁平化
用噴気ノズル16を設けるほか、主噴気ノズル12付近
の周囲には、軸心に対称的に補助噴気孔27,28を前
記導気路13に連通する状態のもとに僅かに斜め内向き
に穿設し、これにより扁平化用噴気ノズル16から噴射
される空気流に対して進路案内兼拡延用の空気流を斜め
後方から交差する状態のもとに噴出させると同時に、空
気ノズル部材3の前面部に対する塗料飛沫の付着を防止
するようにする。
前記実施形態におけると同様に、両突出部14に扁平化
用噴気ノズル16を設けるほか、主噴気ノズル12付近
の周囲には、軸心に対称的に補助噴気孔27,28を前
記導気路13に連通する状態のもとに僅かに斜め内向き
に穿設し、これにより扁平化用噴気ノズル16から噴射
される空気流に対して進路案内兼拡延用の空気流を斜め
後方から交差する状態のもとに噴出させると同時に、空
気ノズル部材3の前面部に対する塗料飛沫の付着を防止
するようにする。
【0018】前記旋回用部材8については、図3に詳示
するように、中心に前記針弁6の貫通孔32を穿設する
ほか、前端に円錐頭部33を形成すると共に、円錐頭部
33には複数の溝34をはすに刻設し、なお塗料ノズル
部材2に取り付けるに当っては、塗料ノズル部材2にお
ける弁座5に連接する内方に円錐頭部33に一致する円
錐面35を形成し、この円錐面35に対して旋回用部材
8を内方から対接させたまま、後方からねじ付の環状取
付部材36のねじ込みにより圧接し、もって塗料を円錐
頭部33における溝34から弁座5に流過させる過程に
おいて旋回させるようにする。
するように、中心に前記針弁6の貫通孔32を穿設する
ほか、前端に円錐頭部33を形成すると共に、円錐頭部
33には複数の溝34をはすに刻設し、なお塗料ノズル
部材2に取り付けるに当っては、塗料ノズル部材2にお
ける弁座5に連接する内方に円錐頭部33に一致する円
錐面35を形成し、この円錐面35に対して旋回用部材
8を内方から対接させたまま、後方からねじ付の環状取
付部材36のねじ込みにより圧接し、もって塗料を円錐
頭部33における溝34から弁座5に流過させる過程に
おいて旋回させるようにする。
【0019】旋回用部材8については、図6および図7
に示すように、中心に前記針弁6の貫通孔32を穿設す
るほか、前端に円盤頭部37を形成し、かつ円盤頭部3
7の前面には中央に旋回室38と旋回室38に接線方向
に連通する複数の溝39とこの溝39に後方から連通す
る流路40とを設けてもよく、その他図示しないが、塗
料ノズル部材2における弁座5の内方に、塗料ノズル部
材2自体に案内用の溝または羽根をはすにあるいは接線
方向に設けるようにしてもよいのである。
に示すように、中心に前記針弁6の貫通孔32を穿設す
るほか、前端に円盤頭部37を形成し、かつ円盤頭部3
7の前面には中央に旋回室38と旋回室38に接線方向
に連通する複数の溝39とこの溝39に後方から連通す
る流路40とを設けてもよく、その他図示しないが、塗
料ノズル部材2における弁座5の内方に、塗料ノズル部
材2自体に案内用の溝または羽根をはすにあるいは接線
方向に設けるようにしてもよいのである。
【0020】主噴気ノズル12から噴出する空気流を旋
回させるための旋回用部材29については、図6および
図9のように噴気孔をはすに多数穿設した環状の旋回用
部材29を採択してこれを塗料ノズル部材2における導
気路13に前端部に嵌合して設けてもよい。
回させるための旋回用部材29については、図6および
図9のように噴気孔をはすに多数穿設した環状の旋回用
部材29を採択してこれを塗料ノズル部材2における導
気路13に前端部に嵌合して設けてもよい。
【0021】以上のほか、図示していないが、空気ノズ
ル部材3における突出部14から前方斜め内向きに針状
電極を設け、あるいは塗料ノズル部材2の先端部を電極
に充当し、これら針状電極または塗料ノズル部材2の先
端部を介して塗料噴霧に対し高電圧源からの電圧を印加
して静電塗装を適用することにより、霧化および塗着効
率を一層向上することができる。
ル部材3における突出部14から前方斜め内向きに針状
電極を設け、あるいは塗料ノズル部材2の先端部を電極
に充当し、これら針状電極または塗料ノズル部材2の先
端部を介して塗料噴霧に対し高電圧源からの電圧を印加
して静電塗装を適用することにより、霧化および塗着効
率を一層向上することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。
次のような効果が得られる。
【0023】a.噴液孔4から拡開する円錐膜状の塗料
と主噴気ノズル12から前方軸線位置に集中する傾向の
中空状の空気流との衝突により、その塗料と空気との両
者を前方軸線位置において再度衝突させた後、前方へ拡
開する噴霧として形成するようにした型式の噴霧塗装装
置において、開閉弁7の弁座5を噴液孔4に隣接した上
流に設けると共に、旋回用部材8を開閉弁7よりも上流
に配設したから、これにより断続的な使用あるいは長時
間の使用においても、噴液孔4付近に粘稠液または固形
成分が粘着もしくは固着する等の正常な噴霧機能が阻害
されることがないばかりでなく、洗浄を容易かつ簡単に
実施することができ、かつスピット現象を防止すること
ができる。
と主噴気ノズル12から前方軸線位置に集中する傾向の
中空状の空気流との衝突により、その塗料と空気との両
者を前方軸線位置において再度衝突させた後、前方へ拡
開する噴霧として形成するようにした型式の噴霧塗装装
置において、開閉弁7の弁座5を噴液孔4に隣接した上
流に設けると共に、旋回用部材8を開閉弁7よりも上流
に配設したから、これにより断続的な使用あるいは長時
間の使用においても、噴液孔4付近に粘稠液または固形
成分が粘着もしくは固着する等の正常な噴霧機能が阻害
されることがないばかりでなく、洗浄を容易かつ簡単に
実施することができ、かつスピット現象を防止すること
ができる。
【0022】b.空気ノズル部材3には、その前端部の
2カ所に、斜め内向きの扁平化用噴気ノズル16をその
ノズル軸線が円錐状噴霧の軸線に交叉する前向き傾向に
設けたから、良好な霧化のもとに扇形噴霧を得ることが
できる。
2カ所に、斜め内向きの扁平化用噴気ノズル16をその
ノズル軸線が円錐状噴霧の軸線に交叉する前向き傾向に
設けたから、良好な霧化のもとに扇形噴霧を得ることが
できる。
【0023】c.主噴気ノズル12に旋回用部材29を
設けて主噴気ノズル12から噴出する空気流を旋回させ
ることにより、噴液孔4からの旋回塗料薄膜との衝触関
係を改善して著しく霧化が向上する。
設けて主噴気ノズル12から噴出する空気流を旋回させ
ることにより、噴液孔4からの旋回塗料薄膜との衝触関
係を改善して著しく霧化が向上する。
【図1】本発明の噴霧塗装装置の要部の横断平面図であ
る。
る。
【図2】図1の噴霧塗装装置の正面図である。
【図3】図1の噴霧塗装装置における旋回用部材だけの
斜面図である。
斜面図である。
【図4】他の実施形態における噴霧塗装装置の要部の横
断平面図である。
断平面図である。
【図5】図4の噴霧塗装装置の正面図である。
【図6】更に他の実施形態の噴霧塗装装置の要部の横断
平面図である。
平面図である。
【図7】図6の噴霧塗装装置の塗料の旋回用部材だけの
斜面図である。
斜面図である。
【図8】図6の噴霧塗装装置の空気の旋回用部材だけの
正面図である。
正面図である。
1 スプレーガン本体 2 塗料ノズル部材 3 空気ノズル部材 4 噴液孔 5 弁座 6 針弁 7 開閉弁 8 旋回用部材 10 円錐内面 11 噴気口 12 主噴気ノズル 14 突出部 16 扁平化用噴気ノズル 27 補助噴気孔 28 補助噴気孔 29 旋回用部材 31 補助噴気ノズル
Claims (5)
- 【請求項1】 スプレーガン本体(1)の先端に塗料ノ
ズル部材(2)とこの塗料ノズル部材(2)の外側に共
通軸線関係に嵌合される空気ノズル部材(3)とを取り
付け、塗料ノズル部材(2)の先端付近外周を円錐台形
に形成してその先端中心に噴液孔(4)を開設するほ
か、噴液孔(4)の上流に旋回用部材(8)を設けるほ
か、弁座(5)と進退自在の針弁(6)とから構成され
る開閉弁(7)を設け、開閉弁(7)の開通によりスプ
レーガン本体(1)の背方から圧送される塗料を噴液孔
(4)から円錐状に噴出するようにし、前記空気ノズル
部材(3)には先細円錐内面(10)とこの円錐内面
(10)の先端に噴気口(11)とを設けて前記塗料ノ
ズル部材(2)における先端外周の円錐部と円錐内面
(10)との中間に先細円錐筒状の主噴気ノズル(1
2)を形成し、後方から圧送される空気を主噴気ノズル
(12)から先細の中空状に噴出させるようにし、噴液
孔(4)から拡開する円錐膜状の塗料と主噴気ノズル
(12)から前方軸線位置に集中する傾向の中空状の空
気流との衝突させることにより、前方へ拡開する噴霧を
形成するようにした型式の噴霧塗装装置であって、前記
弁座(5)を噴液孔(4)に隣接して設けると共に、旋
回用部材(8)を開閉弁(7)よりも上流に配設したこ
とを特徴とする噴霧塗装装置。 - 【請求項2】 開閉弁(7)における針弁(6)を旋回
用部材(8)の中心部に摺動自在に貫通して設けた請求
項1の噴霧塗装装置。 - 【請求項3】 空気ノズル部材(3)には、その前端部
の2カ所に、前方突出部(14)を設けると共に、この
突出部(14)には斜め内向きの扁平化用噴気ノズル
(16)をそのノズル軸線が円錐状噴霧の軸線に交叉す
る前向き傾向に設けた請求項1または請求項2の噴霧塗
装装置。 - 【請求項4】 主噴気ノズル(12)に近い周囲には複
数対の補助噴気孔(27),(28)を設け、かつ空気
ノズル部材(3)の前端付近を円錐台状に形成すると共
に、この円錐台の円錐面に近い位置において互いに正面
衝突する空気流を噴出する2対の補助噴気ノズル(3
1)を設けた請求項1ないし請求項3のいずれか1の噴
霧塗装装置。 - 【請求項5】 主噴気ノズル(12)に旋回用部材(2
9)を設けた請求項1ないし請求項3のいずれか1の噴
霧塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31463095A JPH09117697A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 噴霧塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31463095A JPH09117697A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 噴霧塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117697A true JPH09117697A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=18055635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31463095A Pending JPH09117697A (ja) | 1995-10-25 | 1995-10-25 | 噴霧塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09117697A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013537470A (ja) * | 2010-05-28 | 2013-10-03 | サタ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | スプレー器具用ノズルヘッド |
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USD768820S1 (en) | 2014-09-03 | 2016-10-11 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun with pattern |
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-
1995
- 1995-10-25 JP JP31463095A patent/JPH09117697A/ja active Pending
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