JP2001162197A - 回転チップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッド - Google Patents

回転チップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッド

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JP2001162197A
JP2001162197A JP35152799A JP35152799A JP2001162197A JP 2001162197 A JP2001162197 A JP 2001162197A JP 35152799 A JP35152799 A JP 35152799A JP 35152799 A JP35152799 A JP 35152799A JP 2001162197 A JP2001162197 A JP 2001162197A
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air
paint
atomizing
tip
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Kenichiro Suzuki
健市朗 鈴木
Saburo Nemoto
三郎 根本
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COSMO TEC KK
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COSMO TEC KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter
    • B05B15/52Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles
    • B05B15/531Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles using backflow
    • B05B15/534Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter for removal of clogging particles using backflow by reversing the nozzle relative to the supply conduit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズルチップから噴射する加圧塗料にノズルチ
ップの外で霧化用エアーを混合させる従来のエアー併用
型エアレスガンは、霧化不良の解消が十分で無く、空気
キャップの前面等が塗料の跳ね返りで汚れ易かった。 【解決手段】回転チップ型のものにおいて、霧化用エア
ー噴射口25を、縦長楕円パターンのノズルチップ11
を挟んで左右真横に配置し、この噴射口25を、霧化用
エアーどうしがノズルチップ11の塗料噴射口11c辺
りで互いにぶつかる向きにした。従って、ノズルチップ
11から噴出する塗料は、その噴出の当初から霧化用エ
アーの衝突エネルギーを受けることになるので、塗料の
噴射パターン全体にわたって霧化が均一に行われ、テー
ルの発生が防止される。そして、霧化用エアー流に塗料
の粒子がぶつかって行くという現象が生じる余地は無い
ので、塗料の跳ね返りや飛散がかなり抑えられて汚れが
無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアー併用型エア
レスガンに係り、特に、空気キャップから突出するよう
に位置したハンドルの操作によってノズルチップの向き
を前後反転できるようにして、ノズルチップの詰まりを
クリーニングできるようにした回転チップ型エアー併用
型エアレスガンのノズルヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗装用のスプレーガンの一つにエアレス
ガンがある。このタイプのスプレーガンは、塗料の噴射
に高圧エアーを使わず、塗料自体をポンプによって加圧
して噴射するので、塗料霧の飛散が少なくて被塗物への
塗着効率が良く、作業環境を汚さず、凹部への入りも良
く、高粘度塗料も噴霧できるために溶剤の節約や厚膜塗
装ができるなど、数々の利点があるが、反面、ノズルチ
ップの孔径が小さいためにゴミが詰まり易く、噴射塗料
にどうしてもテールやスピット等と呼ばれる霧化不良が
発生し易いという問題もある。
【0003】この霧化不良を解消するものとしては、ノ
ズルの外で塗料にエアーを混合させるエアー併用型エア
レス方式がある。また、ノズルチップの詰まりを解消す
るものとしては、ノズルチップの向きをハンドル操作で
随時前後反転できるようにしておいて、詰まりが生じた
ときは、ノズルチップの向きを後向きに変えて塗料を捨
て吹きすることで詰まり物を吹き飛ばすことができるよ
うにした回転チップ式のものが知られている。このよう
な回転チップ式のエアー併用型エアーレスガンが記載さ
れたものとしては、例えば、実開昭57−195467
号公報、特開平11−47645号公報などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のスプレーガンにあっては、依然として、噴射塗
料に霧化不良があり、テールやスピットの解消も決して
十分であるとは言えず、また、空気キャップやノズルホ
ルダーのハンドルなどが塗料で汚れ易いといった問題を
残していた。
【0005】これら問題の原因としては幾つか考えられ
るが、その一つは、ノズルチップを保持したノズルホル
ダーのノズル保持シャフトが空気キャップの中心部を横
切るように設けられるために、霧化用エアーやパターン
制御用エアーの噴射口を最適な位置に配置し難いという
ことがある。特に、ノズルチップとして所謂楕円パター
ン(「平吹きパターン」と言うこともある)チップを使
用する場合、霧化用エアーが塗料霧の全体に均一に作用
するためには、塗料パターンに対してその短軸方向にお
ける両側から霧化用エアーを噴射させるのが最適なので
あるが、塗料噴射口の向きをノズルホルダーの軸と直交
する方向に長い向きとするときは、ノズルホルダーが邪
魔をして、塗料パターンの短軸方向に霧化用エアー噴射
口を配置することができないので、どうしても、霧化が
均一に行われなくて、テールの解消が難しかった。
【0006】また、塗料噴射口の向きをノズルホルダー
の軸と平行な方向に長い向きにすると、噴射塗料がどう
してもノズルホルダーのハンドルに(セイフティーガー
ドを設けてある場合は、これに対しても)ぶつかってし
まうので、空気キャップの前面やハンドルが簡単に汚れ
てしまう。この汚れは、塗料の使用効率を著しく低下さ
せてしまうだけで無く、ノズルヘッドを頻繁に洗浄する
ことを余儀なくされて作業効率が悪化し、また、自動洗
浄機を付設せざるを得なくなって設備コストを押し上げ
る原因になる等、塗装現場において大きな問題を派生さ
せる。
【0007】更に、霧化不良や汚れの別の原因として、
霧化用エアーどうしがぶつかり合う位置が塗料噴射口よ
り前方にあることも考えられる。即ち、図8に示すよう
に、従来のエアー併用型エアレスガンにおける霧化用エ
アー噴射口cは、ここから噴射する霧化用エアーfがノ
ズルチップaの塗料噴射口bよりある程度先の点dにお
いて互いにぶつかるように設けられており、この点dか
らエアースクリーン状の空気流gが形成される。
【0008】従って、霧化用エアーfは塗料霧eの中で
ぶつかり合ったところから空気流gを形成して行くこと
になり、一般に、霧化用エアーの流速は塗料の流速より
速いので、塗料霧eの中心部は霧化用エアーfの衝突エ
ネルギーを受けて霧化が促進されるが、周辺部はそのエ
ネルギーを受けないで霧化不良のまま被塗物に運ばれて
テールになってしまうと考えられる。しかも、ノズルチ
ップaから噴出した塗料の粒子が、霧化用エアーfによ
って一部跳ねられたり或いは互いに激しくぶかって飛散
し、これが空気キャップの前面等ガンの前端部を汚した
り、塗料パターンを崩す原因になっているものとも考え
られる。
【0009】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたもので、霧化用エアーによる塗料の霧化作用が均
一に行われると共に、エアーによる塗料の跳ね返りや飛
散等が解消されて、スピットやテールの発生が少なく、
ガン自体や被塗物を汚すことの少ない新規な回転チップ
式エアー併用型エアーレスガンのノズルヘッドを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載した回転チップ式エアー併用型エア
レスガンのノズルヘッドは、中心孔を横切るノズルホル
ダー挿通孔と霧化用エアー噴射口及びパターン制御用エ
アー噴射口が設けられた空気キャップと、上記ノズルホ
ルダー挿通孔に回転自在に挿通されたノズル保持シャフ
トとハンドルを有するノズルホルダーと、上記ノズル保
持シャフトに保持され加圧塗料を噴射するノズルチップ
とを備えた回転チップ式エアー併用型エアレスガンのノ
ズルヘッドであって、霧化用エアー噴射口は、前方から
見てノズル保持シャフトの軸とほぼ直交する方向におい
てノズルチップを挟んだ互いに対称を為す1組以上設け
且つ少なくとも1組の霧化用エアー噴射口はその霧化用
エアーどうしがノズルチップの塗料噴射口又はそれより
後側で互いにぶつかる向きにし、パターン制御用エアー
噴射口は、前方から見て、互いに組を為す霧化用エアー
噴射口どうしを結ぶ直線を挟んだ両側の領域のそれぞれ
に、ノズル保持シャフトを挟んだ互いに対称を為す1組
以上設け且つパターン制御用エアー同士が霧化用エアー
による空気流の外側で互いにぶつかる向きにしたもので
ある。
【0011】このノズルヘッドにあっては、霧化用エア
ー噴射口から噴出した霧化用エアーは、ノズルチップの
塗料噴射口と同じ位置又はそれより後側で互いにぶつか
って、ここから前方へ向かうエアーカーテン様の霧化用
エアー流を形成するので、塗料噴射口からの塗料の噴射
は、霧化用エアー流の中で行われ、或いは、噴射と同時
に霧化用エアー流に混合されることになる。従って、高
速で流れる霧化用エアー流に塗料の粒子がぶつかって行
くという現象が生じる余地は無いので、塗料の跳ね返り
や飛散がかなり抑えられて、ノズルチップやその周辺を
汚すことも殆ど無くなる。
【0012】また、パターン制御用エアーは、霧化用エ
アーによる空気流の外で互いにぶつかって、ここからパ
ターン制御用エアー流を形成するので、パターン制御用
エアーが噴射塗料に作用するのは、少なくとも塗料が霧
化用エアーに混合された後になる。これにより、霧化用
エアーによる塗料霧化作用をパターン制御用エアーが悪
化させる虞れは殆ど無く、霧化不良の塗料粒子をパター
ン制御用エアーが跳ね返したり飛散させたりするのを略
確実に防止できる。
【0013】そして、ノズルチップから噴出する塗料
は、その噴出の当初から霧化用エアーによる霧化作用を
受けることになるので、霧化用エアーによる塗料の霧化
は、塗料の噴射パターン全体にわたって均一に行われ、
従って、塗料の粘度や圧力の如何に拘らず、テールやス
ピットの発生を略確実に抑えることができる。本発明に
おいては、ノズルチップの塗料開きパターンが丸パター
ン(「丸吹きパターン」と言うこともある)であっても
良いが、請求項2の発明のように、このパターンをノズ
ル保持シャフトの軸方向に沿って長い楕円パターンにし
た場合は、そのパターンの短軸方向から霧化用エアーが
噴射することになって、霧化用エアー同士がぶつかって
拡がる方向と塗料の噴射パターンの開き方向とが一致す
るので、塗料霧の端の部分に対しても確実に霧化用エア
ーを混合させることができ、従って、テールの発生をよ
り確実に防止することができる。
【0014】本発明において重要な事項は、噴出する塗
料に対してその噴出当初から霧化用エアーが作用するよ
うにすることであるから、霧化用エアー同士がぶつかる
位置は、ノズルチップの塗料噴射口と同じ位置又はそれ
より後側であれば良い。尤も、霧化用エアー噴射口の中
心線が、厳密に、塗料噴射口より先の位置で交差しては
ならないということでは無く、噴出する塗料に対してそ
の噴出当初から霧化用エアーの衝突エネルギーが作用し
て塗料の霧化が促進されるのであれば、霧化用エアー噴
射口の向きが、その中心線どうし塗料噴射口より多少先
の位置で交差する向きであっても差し支えない。
【0015】本発明において、霧化用エアー噴射口を1
組に限る必要は無く、互いに対称を為す2組以上設けて
も良い。この場合、少なくとも1組の霧化用エアー噴射
口からのエアーがノズルチップの塗料噴射口と同じ位置
又はそれより後側でぶつかり合うようにすれば良い。
【0016】また、本発明においては、霧化用エアー噴
射口の位置そのものについても、塗料噴射口の略真横或
いはそれより後側に設定すべきであるが、霧化用エアー
のエネルギー損失を最小にしてその衝突エネルギーをよ
り効果的に塗料に作用させるためには、塗料噴射口との
距離が一番短い位置、即ち、ノズルチップの塗料噴射口
の真横にするのが望ましい。
【0017】請求項3の発明は、ノズルチップの塗料開
きパターンをノズル保持シャフトの軸方向に沿って長い
楕円パターンにした場合において、霧化用エアー噴射口
を、ここから噴射する霧化用エアーの断面がノズルチッ
プの開きパターンの長軸方向と同じ方向に長い形になる
形態にしたものである。このようにすると、霧化用エア
ーはその噴射当初から塗料の開きパターンに近似した形
になるので、塗料霧の全体にわたって霧化用エアーが作
用する確率が一層高くなる。この請求項3の発明を具体
化する場合、必ずしも、霧化用エアー噴射口の形状その
もの長孔形にする必要はなく、円形の口を複数並べるこ
とによって、個々の口の総体として長い形状となる形態
としても良い。
【0018】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れかに記載した回転チップ式エアー併用型エアレスガン
のノズルヘッドにおいて、空気キャップの中心孔におけ
る前端部内周面のうちノズル保持シャフトの軸方向にお
いて互いに対向する位置に、エアー拡散規制面を設け、
このエアー拡散規制面は、これと霧化用エアー同士がぶ
つかる点とを結ぶ線の延長がノズルホルダーのハンドル
に当たらない方向に向けたものである。前記したよう
に、ノズルチップから噴射する塗料はその噴射当初から
霧化用エアーに混合されるので、請求項4のように、霧
化用エアーがノズルホルダーのハンドルにかからないよ
うにその拡散方向を規制すれば、これに伴って、噴射す
る塗料も必然的にハンドルにかかるのを規制される。こ
れにより、ノズルホルダーのハンドルが塗料で汚れるの
を略確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
るノズルヘッドを備えたエアー併用型エアレスガン1を
図面に従って説明する。3はエアレスガン1のガン本体
を示し(図面では前部のみを示してある)、その前端に
ノズルヘッド(「チップアッセンブリ」等と言う場合が
ある)5が着脱自在に取り付けられている。
【0020】ガン本体3の内部には、塗料の噴射量を制
御するための塗料弁7と、高圧エアーの噴射量を制御す
るための図示しないニードル弁等が設けられており、こ
れら塗料弁7とニードル弁は図示しないトリガーレバー
の操作によって二段吹き式に開閉される。そして、ガン
本体3の前端面には、その中心部に上記塗料弁7の先端
口7aが突起状に開口すると共に、その先端口7aを囲
む環状凹部様のパターン制御用エアー中継室9と、この
パターン制御用エアー中継室9を囲む環状凹部様の霧化
用エアー中継室10がそれぞれ形成されていて、ニード
ル弁により開閉されるエアー通路は2つに分岐した後パ
ターン制御用エアー中継室9と霧化用エアー中継室10
に各別に通じている。
【0021】ノズルヘッド5は、ノズルチップ11を保
持したノズルホルダー12と、このノズルホルダー12
を回転自在に支持した空気キャップ13と、この空気キ
ャップ13をガン本体3に着脱自在に取り付けるための
キャップナット14とから構成されている。
【0022】ノズルホルダー12は、水平姿勢のハンド
ル16とその中間部から下方へ延びた円柱状のノズル保
持シャフト17とから成る略T字形をしており、ハンド
ル16の前端部16aは先細りの形になっている。ノズ
ル保持シャフト17の中間部には互いに反対側に位置し
た平坦な2つのストッパ面17aが形成され、このスト
ッパ面17aと下端部との間に、ノズル取付け孔17b
が形成されている。このノズル取付け孔17bは、ノズ
ル保持シャフト17の軸心と直交する方向へ貫通すると
共に、ハンドル16の長手方向と平行な向きになってい
る。
【0023】ノズルチップ11は、先端面が球面に形成
されたほぼ砲弾形を為すと共に、その軸心部を長手方向
へ貫通したノズル孔11aが形成され、先端面にはその
軸心上の頂部を通って軸心と直交する方向へ延びる開き
パターン溝11bが形成されている。従って、ノズル孔
11aの先端は開きパターン溝11bの奥面に開口して
いる。この開口と開きパターン溝11bとで塗料噴射口
11cを形成しており、その形は細身の楕円パターンを
為す。
【0024】このようなノズルチップ11は、ノズルホ
ルダー12のノズル取付孔17bにおける前端部、即
ち、ハンドル16の先細り側と同じ側の端部に、塗料噴
射口11cがノズル保持シャフト17の軸方向に沿って
長い形となる姿勢で収められると共に、後側からパッキ
ン18を挟んで押しネジ19が取り付けられることによ
って位置固定される。従って、ハンドル16の先細り方
向は塗料噴射口11cが向いている方向を示す。このよ
うにしてノズルチップ11がノズルホルダー12に装着
された状態において、ノズルチップ11の先端面の頂部
はノズル保持シャフト17の外周面の延長上に位置し、
この位置から稍後ろへ引っ込んだところに塗料噴射口1
1cが位置する。
【0025】空気キャップ13は、その外殻を成すキャ
ップ本体21と、このキャップ本体21に収納されたホ
ルダー支持部材22の2部材で構成されている。キャッ
プ本体21は、ガン本体3の前端面の外径と略同じ大き
さの外径を有した円筒状をしており、その外周面の後端
部にはフランジ21aが形成されている。23はキャッ
プ本体21の中心孔を示し、この中心孔23の後ろ半部
は後方へ向かって段階的に拡径するように形成されてお
り、この後ろ半部の中間に後方を向いた段差面23aが
ある。キャップ本体21の前半部には、中心孔23と直
交する方向へ貫通したノズルホルダー通し孔24が形成
されており、このノズルホルダー通し孔24は横断面が
円形で、その直径は中心孔23の前半部の直径よりやや
小さい。
【0026】中心孔23の周面における前端寄りの位置
には左右2箇所に霧化用エアー噴射口25が形成され、
また、キャップ本体21の前端面には上下4箇所にパタ
ーン制御用エアー噴射口26が形成されている。霧化用
エアー噴射口25は、中心孔23の軸心の左右両脇に互
いに向き合って配置され、左右それぞれ、互いに近接し
て上下2つづつ設けられており、いずれも横断面円形の
小さな孔状になっている。これら霧化用エアー噴射口2
5の軸方向は、図3、図4に示すように左右方向へ真っ
直ぐ延びている。霧化用エアー噴射口25は円形である
けれども、上下互いに近接して2つ設けられているの
で、ここから噴射するエアーの総体の断面は縦長の形に
なる。
【0027】パターン制御用エアー噴射口26は、中心
孔23よりやや大きい円の円周上に配置されていて、中
心孔23の上側と下側に、それぞれ、左右2つ互いにあ
る程度離間して設けられている。そして、これらパター
ン制御用エアー噴射口26は、上側2つと下側2つのそ
れぞれが、互いの中心線をキャップ本体21のすぐ前の
辺りで交差するように傾いた方向を指している。即ち、
上下方向から見て、左右のパターン制御用エアー噴射口
26は、互いに内側へ略45°傾いた方向を指向してお
り、上側の2つは水平方向に対して30°下向きに、下
側の2つは水平方向に対して30°上向きにそれぞれ傾
いている。この結果、パターン制御用エアー噴射口26
は、キャップ本体21の前面に比較的近い位置におい
て、上側の2つは中心孔23の上頂部の延長上辺りで互
いの中心線が交差し、下側の2つは中心孔23の下頂部
の延長上辺りで互いの中心線が交差することになる。
【0028】キャップ本体21の周壁には、左右の霧化
用エアー噴射口25に各別に通じる2つの霧化用エアー
通路28(図4参照)と、パターン制御用エアー噴射口
26に各別に通じる4つのパターン制御用エアー通路2
9(図5参照)が形成されている。霧化用エアー通路2
8は、その後端がキャップ本体21の後端面に開口し、
その前端部から2つの霧化用エアー噴射口25が分岐し
ている。また、パターン制御用エアー通路29は、その
後端が中心孔23の前記段差面23aに開口し、その前
端にパターン制御用エアー噴射口26の奥端が連続して
いる。
【0029】ホルダー支持部材22は基本的に円筒状を
しており、その外径はキャップ本体21の中心孔23の
前半部にぴったり収まる大きさになっている(図1参
照)。ホルダー支持部材22の外周面のほぼ前半部にこ
のホルダー支持部材22の軸心を挾んで互いに反対側に
位置した2つの平坦面30が形成されている。この平坦
面30が形成されている部位に、ホルダー支持部材22
の軸方向と直交する方向へ貫通した横断面円形のノズル
ホルダー挿通孔31が形成されている。このノズルホル
ダー挿通孔31の直径は、ノズルホルダー12のノズル
保持シャフト17を所要のクリアランスをもって回動自
在に挿入できる大きさになっている。そして、ホルダー
支持部材22の前端部内周面33は、前拡がりのテーパ
ー形をしており、また、この前端部には、側方から見て
コ字形をした溝状の比較的大きな切欠32(図2参照)
が形成されている。この切欠32は、前端面の中央部を
通って左右方向へ延びている。
【0030】このようなホルダー支持部材22は、キャ
ップ本体21の中心孔23に後ろから挿入される。この
挿入は、ノズルホルダー挿通孔31とキャップ本体21
のホルダー通し孔24とが一致する向きで行われる。ホ
ルダー支持部材22がこのような向きでキャップ本体2
1に挿入されると、その切欠32の両端に左右の霧化用
エアー噴射口25がそれぞれ臨む(図1参照)。
【0031】35はノズルパッキンアセンブルを示す。
このノズルパッキンアセンブル35は、前側パッキン3
6及び後側パッキン37と、これら前後のパッキン36
と37との間に介挿されたOリング38とから構成され
ている。この前後のパッキン36、37は滑り性の良い
合成樹脂により軸長が短い略円柱状を為すように形成さ
れると共に、これらの中心部を軸方向へ貫通した塗料通
り孔39が形成されており、前側パッキン36の前端面
36aは凹円弧面になっている。ノズルパッキンアセン
ブル35は、前記ホルダー支持部材22の中心孔に後ろ
から圧入される。この状態のホルダー支持部材22を上
方から見て、ノズルパッキンアセンブル35の前端面3
6aはホルダー支持部材22のノズルホルダー挿通孔3
1の内周面と同一面上に位置する。
【0032】このように構成された空気キャップ13
は、ガン本体3の前端部に装着され、その装着はキャッ
プナット14により行われる。キャップナット14はリ
ング状を為し、その内周面の前端部には押圧フランジ1
4aが形成されている。このキャップナット14をキャ
ップ本体21に前側から外嵌した状態で、キャップナッ
ト14の後端部をガン本体3の前端部に外嵌状に螺合し
て締め付けると、キャップナット14の押圧フランジ1
4aがキャップ本体21のフランジ21aを前方から押
圧し、それによって、ノズルパッキンアセンブル35の
後端面が前記した塗料弁7の先端口7aに圧着される。
しかして、空気キャップ13がガン本体3の前端部に取
り付けられると共に、塗料弁7がノズルパッキンアセン
ブル35の塗料通り孔39と連続する。
【0033】また、空気キャップ13がガン本体3に装
着されると、このガン本体3の前端面に設けられている
パターン制御用エアー中継室9と霧化用エアー中継室1
0が閉鎖空間として画成される。この状態の霧化用エア
ー中継室10に空気キャップ13の霧化用エアー通路2
8の後端が開口し、パターン制御用エアー中継室9に空
気キャップ13のパターン制御用エアー通路29の後端
が開口する。従って、図示しないニードル弁を通ってき
たコンプレッサーからの高圧空気は、一部が霧化用エア
ーとして霧化用エアー噴射口25から噴射し、別の一部
がパターン制御用エアーとしてパターン制御用エアー噴
射口26から噴射する。
【0034】ノズルホルダー12は、そのノズル保持シ
ャフト17がホルダー支持部材22のノズルホルダー挿
通孔31に挿通されることで、軸回りへ回転自在なるよ
うに空気キャップ13に装着される。ノズル保持シャフ
ト17のノズルホルダー挿通孔31への挿通は、ノズル
保持シャフト17のストッパ面17aの下端がホルダー
支持部材22の一方の平坦面30に乗るところまで為さ
れる。この状態で、ノズル孔11aの軸心がノズルパッ
キンアセンブル35の軸心と同じ高さに位置すると共
に、ノズル保持シャフト17の外周面がノズルパッキン
アセンブル35の前端面36aとぴったり接触する。
【0035】ノズルホルダー12が空気キャップ13に
装着されると、図3を見て分かるように、霧化用エアー
噴射口25のうち上側の左右1組と下側の左右1組は、
それぞれ、前方から見て、ノズル保持シャフト17の軸
とほぼ直交する方向においてノズルチップ11を挟んだ
互いに対称を為すように位置する。また、パターン制御
用エアー噴射口26は、前方から見て、左右の霧化用エ
アー噴射口25どうしを結ぶ直線を挟んだ両側の領域の
それぞれに、ノズル保持シャフト17を挟んで互いに対
称を為すように位置する。
【0036】ノズルホルダー12の回転角は、その2つ
のストッパ面17aによって中心角180°の範囲、即
ち、ハンドル16の先細り側端部16aが前方を向いた
前向き位置(図1はこの位置に来ている状態で示してあ
る。)と、これと反対の後向き位置との間に規制され
る。ノズルホルダー12が前向き位置に来た状態では、
ノズルチップ11が前向きの姿勢になって、ノズル孔1
1aの後端がノズルパッキンアセンブル35の前端と連
続する。また、ノズルホルダー12が後向き位置に来た
状態では、ノズルチップ11が後向きの姿勢になって、
その塗料噴射口11cがノズルパッキンアセンブル35
の前端に臨む。
【0037】ノズルホルダー12が前向き位置に来た状
態では、図4を見て分かるように、ノズルチップ11の
塗料噴射口11cが、左右の霧化用エアー噴射口25を
結ぶ直線上に位置する。従って、左右の霧化用エアー噴
射口25から噴出した霧化用エアー(図4に矢印で示
す)は、ノズルチップ11の塗料噴射口11cと同じ位
置で互いにぶつかって、ここから向きを前方へ変えて流
れ、それにより、霧化用エアー流Amを形成する。この
霧化用エアー流Amは、先拡がりのエアーカーテン様を
成す。
【0038】また、パターン制御用エアー噴射口26の
軸どうしは前記したように交差するので、上側2つのパ
ターン制御用エアー噴射口26から噴射したパターン制
御用エアー同士と、下側2つのパターン制御用エアー噴
射口26から噴射したパターン制御用エアー同士は、い
ずれも、キャップ本体21の前面に比較的近い位置にお
ける霧化用エアー流Amから上又は下へある程度外れた
位置で互いにぶつかって、ここから向きを前方へ変えて
流れ、それにより、図6に示すパターン制御用エアー流
Apを形成する。エアーレスガン1は以上のように構成
されている。
【0039】次に、このエアー併用型エアレスガン1の
使用方法と作用を説明する(図4、図6参照)。塗装を
行うときは、ノズルホルダー12を前向き位置へと移動
させる。この状態からガン本体3に設けられている図示
しないトリガーレバーを引くと、霧化用エアー噴射口2
5から霧化用エアーが噴射すると共に、パターン制御用
エアー噴射口26からパターン制御用エアーが噴射し、
ノズルチップ11の塗料噴射口11cからは塗料(図
4、6に梨地模様で示す)が霧状に噴射する。噴射する
塗料の噴射パターンSは、基本的には、塗料噴射口11
cと相似の細身縦長楕円形である(図6参照)。
【0040】前記したように、左右の霧化用エアー噴射
口25から噴出した霧化用エアーは、ノズルチップ11
の塗料噴射口11cと同じ位置で互いにぶつかって、こ
こから前方へ向かうエアーカーテン様の霧化用エアー流
Amを形成するので、塗料噴射口11cからの塗料の噴
射は、霧化用エアー流Amの中で行われ、或いは、噴射
と同時に霧化用エアー流Amに巻き込まれることにな
る。
【0041】従って、高速で流れる霧化用エアー流Am
に塗料の粒子がぶつかって行くという現象が生じる余地
は無いので、このぶつかりがあった従来の噴射形態に較
べて、塗料の跳ね返りや飛散がかなり抑えられて、ノズ
ルチップやその周辺を汚すことも殆ど無くなる。そし
て、ノズルチップ11から噴出する塗料は、その噴出の
当初から霧化用エアーの霧化作用を受けることになり、
しかも、霧化用エアーは、噴出当初から縦長形の断面で
あり、互いにぶつかってからは主として上下に開きなが
ら流れるので、噴射する塗料霧の全体に漏れなく混合さ
れる。従って、霧化用エアーによる塗料の霧化は、噴射
パターンSの全体にわたって均一に行われ、従って、塗
料の粘度や圧力の如何に拘らず、テールやスピットの発
生を略確実に抑えることができる。
【0042】上記したように、パターン制御用エアー噴
射口26から噴射するパターン制御用エアーは、霧化用
エアー流Amから上又は下へある程度外れた位置で互い
にぶつかって、ここからパターン制御用エアー流Apを
形成する。従って、パターン制御用エアーが噴射塗料に
作用するのは、少なくとも塗料が霧化用エアーに混合さ
れた後になるので、霧化用エアーによる塗料霧化作用を
パターン制御用エアーが悪化させる虞れは殆ど無く、霧
化不足の塗料粒子をパターン制御用エアーが跳ね返した
り飛散させたりすることも殆ど生じない。
【0043】ホルダー支持部材22の前端部内周面のテ
ーパー33の傾斜は、これと霧化用エアー同士がぶつか
る点とを結ぶ線L(図1参照)の延長が、ノズルホルダ
ー12のハンドル16に当たらない方向を向く傾斜にな
っている。従って、塗料噴射口11cから噴射して上下
に開こうとする塗料霧は、噴射の当初から霧化用エアー
に混合されて運ばれるのであるから、この塗料霧も、必
然的にハンドル16を避けて行くことになる。これによ
り、ハンドル16が塗料によって汚されるのをかなり防
止することができる。
【0044】ノズル孔11aに目詰まりが生じたとき
は、ノズルホルダー12を後向き位置へと移動させて捨
て吹きを行う。これにより、高圧塗料が塗料噴射口11
cに外側から噴入するので、ノズル孔11aに詰まって
いたゴミが簡単に吹き飛ばされる。
【0045】本発明における霧化用エアー噴射口25の
形態としては、前記した上下2つ形の他に、図7(A)
に示す1つ孔形のもの、同図(B)に示す3つ孔形のも
の、同図(C)に示す上下方向に長い長孔形のもの等が
考えられる。(B)のものにあっても、ここから噴射す
るエアーの総体における断面はやや縦長の形になる。
【0046】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、空気キャップをキャップ本体とホ
ルダー支持部材の2部材で構成したが、この空気キャッ
プは、単一体構造で形成するようにしても良い。
【0047】また、実施の形態においては、ノズルホル
ダーのノズル保持シャフトの全体を円柱形にしたが、場
合によっては、このノズル保持シャフトの一部を球形に
して、そこにノズルチップを収めるようにしても良い。
そして、本発明は、手持ち式のエアー併用型エアレスガ
ンに限らず、自動機型その他各種のエアー併用型エアレ
スガンのノズルヘッドとして広く適用することができ
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にあって
は、霧化用エアー流による塗料の跳ね返りや飛散がかな
り抑えられて、ノズルチップやその周辺を汚すことも殆
ど無くなり、また、霧化用エアーによる塗料霧化作用を
パターン制御用エアーが悪化させる虞れは殆ど無く、塗
料粒子をパターン制御用エアーが跳ね返したり飛散させ
たりするのを略確実に防止できる。そして、ノズルチッ
プから噴出する塗料は、その噴出の当初から霧化用エア
ーによる霧化作用を受けることになるので、霧化用エア
ーによる塗料の霧化は、塗料の噴射パターン全体にわた
って均一に行われ、従って、塗料の粘度や圧力の如何に
拘らず、テールやスピットの発生を略確実に抑えること
ができる。
【0049】請求項2の発明によれば、霧化用エアー同
士がぶつかって拡がる方向と塗料の噴射パターンの開き
方向とが一致するので、塗料霧の端の部分に対しても確
実に霧化用エアーを混合させることができ、従って、テ
ールの発生をより確実に防止することができる。
【0050】請求項3の発明によれば、霧化用エアーは
その噴射当初から塗料の開きパターンに近似した形にな
るので、塗料霧の全体にわたって霧化用エアーが作用す
る確率が一層高くなる。
【0051】請求項4の発明によれば、ノズルチップか
ら噴射する塗料がノズルホルダーのハンドルにかかるの
を略確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るノズルヘッドを取り
付けたエアー併用型エアレスガンの一例を、一部切り欠
いて示す要部側面図である。
【図2】図1に示すノズルヘッドを分解した斜視図であ
る。
【図3】図1に示すノズルヘッドの拡大正面図である。
【図4】図3のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図5】図3のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】図1に示すノズルヘッドによる噴射形態を模式
的に示す図である。
【図7】図1に示すノズルヘッドの霧化用エアー噴射口
の変形例を示す図である。
【図8】従来のエアー併用型エアレスガンのノズルヘッ
ドによる一般的な噴射形態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 回転チップ式エアー併用型エアレスガン 5 ノズルヘッド 11 ノズルチップ 11c 塗料噴射口 12 ノズルホルダー 13 空気キャップ 16 ハンドル 17 ノズル保持シャフト 24、31 ノズルホルダー挿通孔 25 霧化用エアー噴射口 26 パターン制御用エアー噴射口 33 塗料拡散規制面 Am 霧化用エアー Ap パターン制御用エアー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心孔を横切るノズルホルダー挿通孔と霧
    化用エアー噴射口及びパターン制御用エアー噴射口が設
    けられた空気キャップと、上記ノズルホルダー挿通孔に
    回転自在に挿通されたノズル保持シャフトとハンドルを
    有するノズルホルダーと、上記ノズル保持シャフトに保
    持され加圧塗料を噴射するノズルチップとを備えた回転
    チップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッドであ
    って、霧化用エアー噴射口は、前方から見てノズル保持
    シャフトの軸とほぼ直交する方向においてノズルチップ
    を挟んだ互いに対称を為す1組以上設け且つ少なくとも
    1組の霧化用エアー噴射口はその霧化用エアーどうしが
    ノズルチップの塗料噴射口又はそれより後側で互いにぶ
    つかる向きにし、パターン制御用エアー噴射口は、前方
    から見て、互いに組を為す霧化用エアー噴射口どうしを
    結ぶ直線を挟んだ両側の領域のそれぞれに、ノズル保持
    シャフトを挟んだ互いに対称を為す1組以上設け且つパ
    ターン制御用エアー同士が霧化用エアーによる空気流の
    外側で互いにぶつかる向きにしたことを特徴とする回転
    チップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した回転チップ式エアー併
    用型エアレスガンのノズルヘッドにおいて、ノズルチッ
    プの塗料開きパターンはノズル保持シャフトの軸方向に
    沿って長い楕円パターンにしたことを特徴とする回転チ
    ップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッド。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した回転チップ式エアー併
    用型エアレスガンのノズルヘッドにおいて、霧化用エア
    ー噴射口を、ここから噴射する霧化用エアーの断面がノ
    ズルチップの開きパターンの長軸方向と同じ方向に長い
    形になる形態にしたことを特徴とする回転チップ式エア
    ー併用型エアレスガンのノズルヘッド。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載した回転
    チップ式エアー併用型エアレスガンのノズルヘッドにお
    いて、空気キャップの中心孔における前端部内周面のう
    ちノズル保持シャフトの軸方向において互いに対向する
    位置に、エアー拡散規制面を設け、このエアー拡散規制
    面は、これと霧化用エアー同士がぶつかる点とを結ぶ線
    の延長がノズルホルダーのハンドルに当たらない方向に
    向けたことを特徴とする回転チップ式エアー併用型エア
    レスガンのノズルヘッド。
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