JP2001029479A - 内視鏡用噴霧具 - Google Patents
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- A61M3/02—Enemata; Irrigators
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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- B05B1/34—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
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Abstract
(57)【要約】
【課題】噴霧性がよくて広い範囲に一様な噴霧を行うこ
とができる内視鏡用噴霧具を提供すること。 【解決手段】螺旋溝１２の先側に形成された液体回転室
２０を、噴出孔１７側へ凸の円錐状の空間として形成し
た。
とができる内視鏡用噴霧具を提供すること。 【解決手段】螺旋溝１２の先側に形成された液体回転室
２０を、噴出孔１７側へ凸の円錐状の空間として形成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は体腔内に液体を散
布するために内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通して
使用される内視鏡用噴霧具に関する。
布するために内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通して
使用される内視鏡用噴霧具に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の内視鏡用噴霧具を示してお
り、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性
の液体供給管５１の先端開口部に、外周面に螺旋溝５３
が形成されたスクリュー体５２が配置されている。
り、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性
の液体供給管５１の先端開口部に、外周面に螺旋溝５３
が形成されたスクリュー体５２が配置されている。
【０００３】そして、螺旋溝５３の外面を塞ぐ状態にス
クリュー体５２に被せられた先端キャップ５４の内側に
は、液体供給管５１から螺旋溝５３を通ってその先端か
ら放出された液体が軸線周りに回転をするように、スク
リュー体５２の先端面との間に液体回転室５５が形成さ
れ、その液体回転室５５の先端面の中心位置に形成され
た噴出孔５６から前方に向かって液体が噴霧されるよう
になっている。
クリュー体５２に被せられた先端キャップ５４の内側に
は、液体供給管５１から螺旋溝５３を通ってその先端か
ら放出された液体が軸線周りに回転をするように、スク
リュー体５２の先端面との間に液体回転室５５が形成さ
れ、その液体回転室５５の先端面の中心位置に形成され
た噴出孔５６から前方に向かって液体が噴霧されるよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造の内
視鏡用噴霧具においては、螺旋溝５３を通った液体は、
螺旋溝５３の溝方向に従って斜め前方に向けて液体回転
室５５内に噴出されるので、液体回転室５５の内壁面に
ぶつかってそこで乱流になってしまう。
視鏡用噴霧具においては、螺旋溝５３を通った液体は、
螺旋溝５３の溝方向に従って斜め前方に向けて液体回転
室５５内に噴出されるので、液体回転室５５の内壁面に
ぶつかってそこで乱流になってしまう。
【０００５】そのため、液体回転室５５内で液体が軸線
周りに回転はするものの、その回転力は螺旋溝５３を通
過することによって与えられた回転力から相当に減衰し
たものになり、噴出孔５６から前方に噴出される液体の
噴霧性はあまり良好なものではない。
周りに回転はするものの、その回転力は螺旋溝５３を通
過することによって与えられた回転力から相当に減衰し
たものになり、噴出孔５６から前方に噴出される液体の
噴霧性はあまり良好なものではない。
【０００６】そこで本発明は、噴霧性がよくて広い範囲
に一様な噴霧を行うことができる内視鏡用噴霧具を提供
することを目的とする。
に一様な噴霧を行うことができる内視鏡用噴霧具を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用噴霧具は、内外両面が塞がれた螺
旋溝の後端側に液体供給管が連通接続され、液体供給管
から螺旋溝に送られて螺旋溝の先端側から放出された液
体が、螺旋溝の先側に形成された液体回転室内で螺旋溝
の中心軸線周りに回転し、液体回転室の先端面の中央に
形成された噴出孔から噴出するようにした内視鏡用噴霧
具において、液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐状の空
間として形成したものである。
め、本発明の内視鏡用噴霧具は、内外両面が塞がれた螺
旋溝の後端側に液体供給管が連通接続され、液体供給管
から螺旋溝に送られて螺旋溝の先端側から放出された液
体が、螺旋溝の先側に形成された液体回転室内で螺旋溝
の中心軸線周りに回転し、液体回転室の先端面の中央に
形成された噴出孔から噴出するようにした内視鏡用噴霧
具において、液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐状の空
間として形成したものである。
【０００８】そして、液体回転室の中心軸線を含む断面
における円錐状空間の延長上に噴出孔を位置させれば、
螺旋溝から送り出された液体が液体回転室内で全く乱流
にならずに噴出孔から噴出する。
における円錐状空間の延長上に噴出孔を位置させれば、
螺旋溝から送り出された液体が液体回転室内で全く乱流
にならずに噴出孔から噴出する。
【０００９】また、液体回転室側から噴出孔の中心位置
に突起を形成すると、噴出孔から噴出する液体の一部が
噴出孔内で突起にぶつかって方向を変え、前方へも十分
な噴霧がなされる。
に突起を形成すると、噴出孔から噴出する液体の一部が
噴出孔内で突起にぶつかって方向を変え、前方へも十分
な噴霧がなされる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図２は、本発明の第１の実施の形態の内
視鏡用噴霧具を示しており、先端ノズル１が、図示され
ていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱自在な例
えば四フッ化エチレン樹脂製の可撓性チューブからなる
液体供給管２の先端に取り付けられている。
態を説明する。図２は、本発明の第１の実施の形態の内
視鏡用噴霧具を示しており、先端ノズル１が、図示され
ていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱自在な例
えば四フッ化エチレン樹脂製の可撓性チューブからなる
液体供給管２の先端に取り付けられている。
【００１１】液体供給管２の基端に接続された注入口金
３には、図示されていない注射筒等を接続することがで
き、薬液や色素液等を液体供給管２内を通って先端ノズ
ル１へ送り込むことができる。
３には、図示されていない注射筒等を接続することがで
き、薬液や色素液等を液体供給管２内を通って先端ノズ
ル１へ送り込むことができる。
【００１２】図１は先端ノズル１の構造を示しており、
ノズル本体１１の後端部分の外周面に形成された雄ネジ
部１３が液体供給管２の先端にねじ込み接着されて、ノ
ズル本体１１が液体供給管２の先端に連結固着されてい
る。
ノズル本体１１の後端部分の外周面に形成された雄ネジ
部１３が液体供給管２の先端にねじ込み接着されて、ノ
ズル本体１１が液体供給管２の先端に連結固着されてい
る。
【００１３】ノズル本体１１の先側半部の外周面には、
螺旋溝１２が形成されている。螺旋溝１２は、２条又は
３条に形成されているが、１条であっても差し支えな
く、４条以上であってもよい。
螺旋溝１２が形成されている。螺旋溝１２は、２条又は
３条に形成されているが、１条であっても差し支えな
く、４条以上であってもよい。
【００１４】ノズル本体１１の後半部分には、後端面に
開口して液体供給管２内に連通する連通孔１４が形成さ
れており、その連通孔１４は斜孔１５によって螺旋溝１
２の後端部分に連通している。
開口して液体供給管２内に連通する連通孔１４が形成さ
れており、その連通孔１４は斜孔１５によって螺旋溝１
２の後端部分に連通している。
【００１５】ノズル本体１１の先側半部には、先端キャ
ップ１６が被せられており、それによって螺旋溝１２の
外面が塞がれている。したがって、螺旋溝１２は前端と
後端を除く内外両面が塞がれた閉鎖溝になっている。な
お、先端キャップ１６は後端部分が内方にかしめられ
て、ノズル本体１１に対して固定されている。
ップ１６が被せられており、それによって螺旋溝１２の
外面が塞がれている。したがって、螺旋溝１２は前端と
後端を除く内外両面が塞がれた閉鎖溝になっている。な
お、先端キャップ１６は後端部分が内方にかしめられ
て、ノズル本体１１に対して固定されている。
【００１６】ノズル本体１１の先端面と先端キャップ１
６の先端壁との間には、螺旋溝１２の前端が開口する液
体回転室２０が形成されており、螺旋溝１２を通ってそ
の先端側から放出された液体が液体回転室２０内で軸線
周りに回転をする。そして、先端キャップ１６の先端面
の中心位置に噴出孔１７が貫通形成されている。
６の先端壁との間には、螺旋溝１２の前端が開口する液
体回転室２０が形成されており、螺旋溝１２を通ってそ
の先端側から放出された液体が液体回転室２０内で軸線
周りに回転をする。そして、先端キャップ１６の先端面
の中心位置に噴出孔１７が貫通形成されている。
【００１７】液体回転室２０は、噴出孔１７側へ凸の円
錐状の空間として形成されており、その外周面は螺旋溝
１２の外縁と一致する円形である。液体回転室２０の後
端壁を形成するノズル本体１１の先端面は、平面状の頂
部を除き螺旋溝１２と同程度に傾いた円錐面になってお
り、液体回転室２０の前端壁を形成する先端キャップ１
６の内壁面がそれとほぼ平行に形成されている。また、
噴出孔１７の出口側は皿面取りがされた形状に形成され
ている。
錐状の空間として形成されており、その外周面は螺旋溝
１２の外縁と一致する円形である。液体回転室２０の後
端壁を形成するノズル本体１１の先端面は、平面状の頂
部を除き螺旋溝１２と同程度に傾いた円錐面になってお
り、液体回転室２０の前端壁を形成する先端キャップ１
６の内壁面がそれとほぼ平行に形成されている。また、
噴出孔１７の出口側は皿面取りがされた形状に形成され
ている。
【００１８】このように構成された内視鏡用噴霧具にお
いては、液体供給管２内から螺旋溝１２を通った液体
は、螺旋溝１２の溝方向に従って斜め前方に向けて液体
回転室２０内に噴出されて、液体回転室２０の軸線周り
に回転しながら噴出孔１７から前方に噴出し、大きく広
がって噴霧状態になる。
いては、液体供給管２内から螺旋溝１２を通った液体
は、螺旋溝１２の溝方向に従って斜め前方に向けて液体
回転室２０内に噴出されて、液体回転室２０の軸線周り
に回転しながら噴出孔１７から前方に噴出し、大きく広
がって噴霧状態になる。
【００１９】その際、液体回転室２０が噴出孔１７側へ
凸の円錐状の空間として形成されていることから、螺旋
溝１２から液体回転室２０内へ送り出された液体は、液
体回転室２０内でほとんど滞留することなく（したがっ
て、乱流にならずに）スムーズに噴出孔１７から噴出す
る。したがって、噴霧性がよくて広い範囲に一様に噴霧
を行うことができる。
凸の円錐状の空間として形成されていることから、螺旋
溝１２から液体回転室２０内へ送り出された液体は、液
体回転室２０内でほとんど滞留することなく（したがっ
て、乱流にならずに）スムーズに噴出孔１７から噴出す
る。したがって、噴霧性がよくて広い範囲に一様に噴霧
を行うことができる。
【００２０】図３は、本発明の第２の実施の形態の内視
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
中心軸線を含む断面（即ち、図３に示される断面）にお
いて、液体回転室２０の円錐状空間のちょうど延長上に
噴出孔１７が位置するように形成したものである。この
ように構成することにより、螺旋溝１２から送り出され
た液体が、液体回転室２０内で全くと言って差し支えな
いほど乱流にならずに噴出孔１７から噴出する。
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
中心軸線を含む断面（即ち、図３に示される断面）にお
いて、液体回転室２０の円錐状空間のちょうど延長上に
噴出孔１７が位置するように形成したものである。この
ように構成することにより、螺旋溝１２から送り出され
た液体が、液体回転室２０内で全くと言って差し支えな
いほど乱流にならずに噴出孔１７から噴出する。
【００２１】なお、この実施の形態においては、ノズル
本体１１の中間部分の外周面に形成された円周溝２２に
螺旋溝１２の後端部分を連通させ、連通孔１４をノズル
本体１１の内側まで深く形成して孔２３によって円周溝
２２と連通させている。
本体１１の中間部分の外周面に形成された円周溝２２に
螺旋溝１２の後端部分を連通させ、連通孔１４をノズル
本体１１の内側まで深く形成して孔２３によって円周溝
２２と連通させている。
【００２２】図４は、本発明の第３の実施の形態の内視
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
後端壁を形成するノズル本体１１の前端面から噴出孔１
７の中心位置に、尖った円錐形状の突起２４を突設した
ものである。
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
後端壁を形成するノズル本体１１の前端面から噴出孔１
７の中心位置に、尖った円錐形状の突起２４を突設した
ものである。
【００２３】このように構成することにより、噴出孔１
７から噴出する液体の一部が噴出孔１７内で突起２４に
ぶつかって方向を変え、前方へも十分な噴霧がなされ
て、いわゆる中抜け現象のない一様な噴霧を行うことが
できる。その他の構成は第２の実施の形態と同様であ
る。
７から噴出する液体の一部が噴出孔１７内で突起２４に
ぶつかって方向を変え、前方へも十分な噴霧がなされ
て、いわゆる中抜け現象のない一様な噴霧を行うことが
できる。その他の構成は第２の実施の形態と同様であ
る。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、螺旋溝の先側に形成さ
れた液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐状の空間として
形成したことにより、螺旋溝から液体回転室内へ送られ
た液体が液体回転室内でほとんど滞留することなく、し
たがって乱流にならずにスムーズに噴出孔から噴出し、
噴霧性がよくて広い範囲に一様な噴霧を行うことができ
る。
れた液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐状の空間として
形成したことにより、螺旋溝から液体回転室内へ送られ
た液体が液体回転室内でほとんど滞留することなく、し
たがって乱流にならずにスムーズに噴出孔から噴出し、
噴霧性がよくて広い範囲に一様な噴霧を行うことができ
る。
【図１】本発明の第１の実施の形態の内視鏡用噴霧具の
先端部分の側面断面図である。
先端部分の側面断面図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態の内視鏡用噴霧具の
全体構成を示す斜視図である。
全体構成を示す斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態の内視鏡用噴霧具の
先端部分の側面断面図である。
先端部分の側面断面図である。
【図４】本発明の第３の実施の形態の内視鏡用噴霧具の
先端部分の側面断面図である。
先端部分の側面断面図である。
【図５】従来の内視鏡用噴霧具の先端部分の側面断面図
である。
である。
１ 先端ノズル ２ 液体供給管 １１ ノズル本体 １２ 螺旋溝 １６ 先端キャップ １７ 噴出孔 ２０ 液体回転室 ２４ 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年８月２３日（１９９９．８．２
３）
３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用噴霧具は、内外両面が塞がれた螺
旋溝の後端側に液体供給管が連通接続され、液体供給管
から螺旋溝に送られて螺旋溝の先端側から放出された液
体が、螺旋溝の先側に形成された液体回転室内で螺旋溝
の中心軸線周りに回転し、液体回転室の先端面の中央に
形成された噴出孔から噴出するようにした内視鏡用噴霧
具において、液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐面状の
空間として形成したものである。
め、本発明の内視鏡用噴霧具は、内外両面が塞がれた螺
旋溝の後端側に液体供給管が連通接続され、液体供給管
から螺旋溝に送られて螺旋溝の先端側から放出された液
体が、螺旋溝の先側に形成された液体回転室内で螺旋溝
の中心軸線周りに回転し、液体回転室の先端面の中央に
形成された噴出孔から噴出するようにした内視鏡用噴霧
具において、液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐面状の
空間として形成したものである。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】そして、液体回転室の中心軸線を含む断面
における円錐面状空間の延長上に噴出孔を位置させれ
ば、螺旋溝から送り出された液体が液体回転室内で全く
乱流にならずに噴出孔から噴出する。
における円錐面状空間の延長上に噴出孔を位置させれ
ば、螺旋溝から送り出された液体が液体回転室内で全く
乱流にならずに噴出孔から噴出する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】液体回転室２０は、噴出孔１７側へ凸の円
錐面状の空間として形成されており、その外周面は螺旋
溝１２の外縁と一致する円形である。液体回転室２０の
後端壁を形成するノズル本体１１の先端面は、平面状の
頂部を除き螺旋溝１２と同程度に傾いた円錐面になって
おり、液体回転室２０の前端壁を形成する先端キャップ
１６の内壁面がそれとほぼ平行に形成されている。ま
た、噴出孔１７の出口側は皿面取りがされた形状に形成
されている。
錐面状の空間として形成されており、その外周面は螺旋
溝１２の外縁と一致する円形である。液体回転室２０の
後端壁を形成するノズル本体１１の先端面は、平面状の
頂部を除き螺旋溝１２と同程度に傾いた円錐面になって
おり、液体回転室２０の前端壁を形成する先端キャップ
１６の内壁面がそれとほぼ平行に形成されている。ま
た、噴出孔１７の出口側は皿面取りがされた形状に形成
されている。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１９
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１９】その際、液体回転室２０が噴出孔１７側へ
凸の円錐面状の空間として形成されていることから、螺
旋溝１２から液体回転室２０内へ送り出された液体は、
液体回転室２０内でほとんど滞留することなく（したが
って、乱流にならずに）スムーズに噴出孔１７から噴出
する。したがって、噴霧性がよくて広い範囲に一様に噴
霧を行うことができる。
凸の円錐面状の空間として形成されていることから、螺
旋溝１２から液体回転室２０内へ送り出された液体は、
液体回転室２０内でほとんど滞留することなく（したが
って、乱流にならずに）スムーズに噴出孔１７から噴出
する。したがって、噴霧性がよくて広い範囲に一様に噴
霧を行うことができる。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】図３は、本発明の第２の実施の形態の内視
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
中心軸線を含む断面（即ち、図３に示される断面）にお
いて、液体回転室２０の円錐面状空間のちょうど延長上
に噴出孔１７が位置するように形成したものである。こ
のように構成することにより、螺旋溝１２から送り出さ
れた液体が、液体回転室２０内で全くと言って差し支え
ないほど乱流にならずに噴出孔１７から噴出する。
鏡用噴霧具の先端部分を示しており、液体回転室２０の
中心軸線を含む断面（即ち、図３に示される断面）にお
いて、液体回転室２０の円錐面状空間のちょうど延長上
に噴出孔１７が位置するように形成したものである。こ
のように構成することにより、螺旋溝１２から送り出さ
れた液体が、液体回転室２０内で全くと言って差し支え
ないほど乱流にならずに噴出孔１７から噴出する。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、螺旋溝の先側に形成さ
れた液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐面状の空間とし
て形成したことにより、螺旋溝から液体回転室内へ送ら
れた液体が液体回転室内でほとんど滞留することなく、
したがって乱流にならずにスムーズに噴出孔から噴出
し、噴霧性がよくて広い範囲に一様な噴霧を行うことが
できる。
れた液体回転室を、噴出孔側へ凸の円錐面状の空間とし
て形成したことにより、螺旋溝から液体回転室内へ送ら
れた液体が液体回転室内でほとんど滞留することなく、
したがって乱流にならずにスムーズに噴出孔から噴出
し、噴霧性がよくて広い範囲に一様な噴霧を行うことが
できる。
Claims (3)
- 【請求項１】内外両面が塞がれた螺旋溝の後端側に液体
供給管が連通接続され、上記液体供給管から上記螺旋溝
に送られて上記螺旋溝の先端側から放出された液体が、
上記螺旋溝の先側に形成された液体回転室内で上記螺旋
溝の中心軸線周りに回転し、上記液体回転室の先端面の
中央に形成された噴出孔から噴出するようにした内視鏡
用噴霧具において、 上記液体回転室が、上記噴出孔側へ凸の円錐状の空間と
して形成されていることを特徴とする内視鏡用噴霧具。 - 【請求項２】上記液体回転室の中心軸線を含む断面にお
ける円錐状空間の延長上に上記噴出孔が位置している請
求項１記載の内視鏡用噴霧具。 - 【請求項３】上記液体回転室側から上記噴出孔の中心位
置に突起が形成されている請求項１又は２記載の内視鏡
用噴霧具。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP11208810A JP2001029479A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 内視鏡用噴霧具 |
| DK200001091A DK200001091A (da) | 1999-07-23 | 2000-07-14 | Endoskopisk sprøjteindretning |
| DE10035716A DE10035716A1 (de) | 1999-07-23 | 2000-07-21 | Endoskopische Sprühvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208810A JP2001029479A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 内視鏡用噴霧具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001029479A true JP2001029479A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16562509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11208810A Pending JP2001029479A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 内視鏡用噴霧具 |
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|---|---|
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| DE (1) | DE10035716A1 (ja) |
| DK (1) | DK200001091A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006130406A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Kagawa Industry Support Foundation | 亜臨界あるいは超臨界流体噴射用ノズル及び微粒子の作製方法 |
| JP2015526287A (ja) * | 2012-09-04 | 2015-09-10 | アプター フランス エスアーエス | 流体スプレーヘッドと、このような流体スプレーヘッドを有するディスペンサー装置 |
| JP2017196607A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社ニフコ | ノズル装置 |
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-
2000
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- 2000-07-21 DE DE10035716A patent/DE10035716A1/de not_active Withdrawn
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| JP2017196607A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社ニフコ | ノズル装置 |
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|---|---|
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