JPS6140369Y2 - - Google Patents

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JPS6140369Y2
JPS6140369Y2 JP12627780U JP12627780U JPS6140369Y2 JP S6140369 Y2 JPS6140369 Y2 JP S6140369Y2 JP 12627780 U JP12627780 U JP 12627780U JP 12627780 U JP12627780 U JP 12627780U JP S6140369 Y2 JPS6140369 Y2 JP S6140369Y2
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JP
Japan
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powder
air
buttful
inclined surface
flow
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JP12627780U
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JPS5751658U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、粉体スプレーガンの粉体付着防止用
バツフルに関するものである。
従来一般に用いられてなる粉体スプレーガンの
粉体噴霧頭を第1図により説明すると、本体1に
嵌入した吐出口2は、キヤツプカバー3にて固定
されており、該吐出口2の前方に、ロツド5に接
続された円錐状バツフル4が前後方向に移動可能
に取付けられている。この円錐状バツフル4は、
吐出口2の先端からの出入りによつて粉体噴霧の
パターン巾を調節できるようになつている。次
に、第2図により、従来の粉体噴霧頭による空気
粉体の流れを説明すると、吐出口2の通路2aよ
り噴射された空気と粉体との混合流8は、円錐状
バツフル4の外面に沿つて流動し、円形のパター
ンを形成するが、このとき円錐状バツフル4の外
周部4aより前面4bに向つて巻き込もうとする
流れ7が発生する。この巻き込もうとする流れ7
によつて、円錐状バツフル4で分散された粉体の
一部が混入し、バツフル前面に粉体が付着堆積す
る。この付着堆積の粉体流の摩擦静電により帯電
された円錐状バツフル4に大きな衝撃力を加えな
い限り容易に剥離しない程度であるが、外部から
の衝撃等によつて付着堆積していた粉体が剥離
し、その結果、分散された粉体に分散しない粉体
が混入して被塗物に塗布されるため、被塗面にス
ピツト現象を呈して塗装面に悪影響を及ぼしてい
た。
本考案は、上記の欠点を解消するとともに、粉
体の分散効果を一段と向上させるために為された
ものである。即ち、本考案は断面略Y字形で、内
部に通気路と連通した空気室を有し、この空気室
と断面略Y字形のバツフルの前部拡大傾斜面と
を、前部拡大傾斜面の中心付近から外周に向つて
回転空気流が生じるように、偏心した複数の傾斜
通路にて連通するようにしてなる粉体スプレーガ
ンの粉体付着防止用バツフルを提供しようとする
ものである。
以下、本考案の一実施例を第3図及び第4図に
基づいて説明する。
第3図は本考案の噴霧頭を示すもので、本体9
に嵌入した粉体通路14端の吐出口10は、キヤ
ツプカバー11にて固定されており、前記吐出口
10の前方に、中空ロツド13に接続されたバツ
フル12が前後方向に移動可能に取り付けられて
いる。このバツフル12は吐出口10の先端から
の出入りによつて粉体噴霧のパターン巾を調節で
きるように構成されている。
次に、バツフル12は断面略Y字形で、通気路
12bと連通した空気室12cを有し、前記通気
路12bの後部に中空ロツド13を接続し、該中
空ロツド13内の通路13bはバツフル12の通
路12bに連通するように取付けられている。更
に、バツフル12の前部拡大傾斜面12aに、前
部拡大傾斜面12aの中心付近から外周に向つて
回転空気流を与えるように偏心した複数の傾斜通
路12dを前記空気室12cに連通するよう穿設
して構成されている。
以上の構成に基づき本考案の作用を説明する
と、先ず中空ロツド13の通路13aより送られ
た空気はバツフル板12の通路12bを経て安定
供給ができるようにした空気室12cに送られ
る。空気室12cより複数の傾斜通路12dを介
して空気はバツフル12の前部拡大傾斜面12a
に沿つて放出される。この様にして放出された空
気はバツフル12の前面12aに沿いながら回転
し、バツフルの中心付近から外周に向つて進むよ
うになつており、常にバツフル12の前部拡大傾
斜面12aは回転空気流15によつて覆われてい
る。この回転空気流はバツフル12の外周へ進ん
だ後、噴出口10の先端より噴出された空気と粉
体との混合流と合流するようになつている。
よつて、本考案はバツフルの前部拡大傾斜面の
中心付近から外周に向つて空気を回流するように
しているため、僅かな空気量でバツフル前面にお
ける粉体の付着を防止することができ、従来被塗
面に悪影響を及ぼしていたスピツト現象を解消す
ることができる。
更に、粉体の付着を防止するための空気量が僅
かなため、バツフル前面の外周より放出する段階
においては、この流れよりもはるかに多い流量で
もつてバツフルの後面に沿つてバツフルの前方に
流動してくる空気と粉体との混合流に逆らわずに
吸引されて被塗物に向つて放出されるため、パタ
ーン形状を損うことなく、バツフルの外周にて拡
散される粉体流の分散効果を一層助長することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粉体スプレーガンの粉体噴霧頭
部の縦断側面図、第2図は同バツフル部の空気粉
体の流れを示す説明図、第3図は本考案の粉体ス
プレーガンの粉体噴霧頭部の縦断面図、第4図
A,Bは同バツフル部の正面図及び空気粉体の流
れを示す説明図である。 12……バツフル、12a……バツフルの前
面、12b……バツフルの通路、12c……空気
室、12d……複数の傾斜通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略Y字形で、内部に通気路と連通した空気
    室を設け、この空気室と断面略Y字形のバツフル
    の前部拡大傾斜面とを、前部拡大傾斜面の中心付
    近から外周に向つて回転空気流が生じるように偏
    心した複数の傾斜通路に連通してなる粉体スプレ
    ーガンの粉体付着防止用バツフル。
JP12627780U 1980-09-05 1980-09-05 Expired JPS6140369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12627780U JPS6140369Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12627780U JPS6140369Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751658U JPS5751658U (ja) 1982-03-25
JPS6140369Y2 true JPS6140369Y2 (ja) 1986-11-18

Family

ID=29486712

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JP12627780U Expired JPS6140369Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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JPS5751658U (ja) 1982-03-25

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