JPS6125888Y2 - - Google Patents

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JPS6125888Y2
JPS6125888Y2 JP319681U JP319681U JPS6125888Y2 JP S6125888 Y2 JPS6125888 Y2 JP S6125888Y2 JP 319681 U JP319681 U JP 319681U JP 319681 U JP319681 U JP 319681U JP S6125888 Y2 JPS6125888 Y2 JP S6125888Y2
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JP
Japan
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paint
thinner
spray gun
tank
painting
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JP319681U
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JPS57119775U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レシプロケータを用いた自動車ボデ
ー上塗り塗装吹付け塗装ガン(以下、吹付けガン
という)の色替時の塗料及びシンナー回収装置に
関する。
従来のレシプロケータを用いた吹付けガン(エ
アスプレーガン又は静電エアスプレーガン)は、
色替時の塗料及び(洗浄)シンナーの回収装置と
して塗装ブースの床面に受け口をもつタンクを設
置していたため、特に水平面塗装用の吹付けガン
は、ガンの噴出口とタンクとの距離が離れている
ため色替時噴出する塗料及び(洗浄)シンナーが
拡散してしまい、受けタンクへの回収率が20〜30
%程度と非常に低くなるという欠点を有してい
た。また、回収率を高めるため受けタンクを大き
くすることは、塗装ブース内の清浄空気の流れを
阻害し、火災の危険性が高くなるので望ましくな
い。
本考案は、塗装終了後定位置で停止した吹付け
ガンの噴出口直下に、ガンから噴出される塗料及
びシンナー回収用のタンクを設置することによ
り、色替時にガンから噴出される塗料及びシンナ
ーを効率良く回収し、塗料及びシンナーの再生利
用を高めると同時に、塗料及びシンナーの拡散を
防ぎ、大気中へHC放出を低減することができる
装置を提供するものである。
すなわち、本考案色替時の塗料及びシンナーの
回収装置は、自動車ボデーの水平面を塗装するた
めの吹付けガンを有するレシプロケータと、前記
吹付けガンの停止位置の直下に設けられ、色替時
に吹付けガンから噴出される塗料及びシンナーを
受けるタンクと、該タンクから塗料及びシンナー
を塗装室外の回収タンクに吸引する装置とからな
ることを特徴とするものである。
以下、本考案色替時の塗料及びシンナー(以
下、塗料等ともいう)回収装置を図面を用いて説
明する。第1図は、本考案装置を有する車体上塗
塗装装置の正面図である。
図において、1は自動車ボデーで、台座11に
より塗装フレーム2の下に搬送される。塗装フレ
ーム2には、吹付けガン3を有し、ブレーキ付モ
ータ4とチエーン5で構成されるレシプロケータ
Bが支持されており、吹付けガン3はブレーキ付
モータ4の駆動力によりチエーン5でレシプロ駆
動され、ボデー1の上面を水平塗装する。塗装終
了時、吹付けガン3は、ブレーキ作用によりフレ
ーム2の側端部定位置A点に停止するが、このと
きは吹付けガン3の高さは油圧シリンダ(図示せ
ず)により最下端に位置するようになつている。
受けタンク6は、概略円筒形状で、タンク側壁
にはエアシリンダ7のシリンダロツド7a及びガ
イドロツド7bを接続する取り付け部材7cが設
けられ、摺鉢型になつた底部開口端にホース8を
接続してなるもので、前記吹付けガン3が定位置
A点に停止したとき、その噴出口直下にタンク6
の上端開口部6aが位置するように、固定部材1
2にてフレーム2側方に固定されている。従つ
て、タンク6は、エアシリンダ7の作動によりフ
レーム2側方から進退動自在である。またタンク
6は、底部に接続したホース8の他端に接続する
エア式吸引装置9を介して、塗装室外に設けられ
た回収タンク10と連結している。
上記構成の装置において、フレーム2の下に搬
送された自動車ボデー1の水平面塗装終了後、吹
付けガン3はブレーキ付モータ4の作動により定
位置A点に停止する。同時に、受けタンク6は、
エアシリンダ7の作用によりフレーム2側方から
吹付けガン3の直下に前進する。このとき、受け
タンク6の移動は、レシプロケータBを支持する
フレーム2の側方から行なわれるため、ボデー1
の通過軌跡には全く干渉しない。次いで、塗料の
色替えを行うために、塗装ガン3及びガンに塗料
を供給するための塗料ホース(図示せず)内に残
留する塗料を洗浄シンナーとともに噴射口より直
下に位置する受けタンク6の開口部に向けて噴出
する。この洗浄シンナーによる洗浄後、次色の塗
料を供給して色替えが終了する。受けタンク6に
吹き込まれた塗料及びシンナーは、塗装室外に設
置されたエア式吸引装置9によつてホース8を経
由して回収タンク10に溜められる。
受けタンク6は、例えば第2図に示すように、
概略円柱状タンク本体で、本体上方は開口部6a
に向つて狭くなるテーパ形状で開口部先端より内
側に折り返した折り曲げ部6cを連設し、底部を
円形断面ほぼ中央に向けて傾斜をつけた摺鉢形状
としたもので、底部開口端6bにはホース8が螺
合している。上記構成の受けタンク6は、上方開
口部が狭くなり内側に突出した折り曲げ部6cを
有しているため、一度吹き込まれた塗料やシンナ
ーがまい上がつて上方から外部へ出るということ
がなく、また底部が摺鉢型であるので、塗料やシ
ンナーが速やかにホースから排出される。
しかしながら、受けタンクの形状は特にこれに
限定されず、例えば角柱型や逆円錐型の形状のも
のでも良い。
吹付けガン3と受けタンク6との間隔は、塗料
及びシンナーの回収効率及びガン3と受けタンク
6との衝突等の安全性の面から、5〜50cmが望ま
しい範囲である。
本考案装置は、上記のように構成し作用するの
で、水平面塗装用吹付けガンの色替時における塗
料及びシンナーの回収率は90%以上と非常に高く
なり、省資源化のメリツトが大きい。また、吹付
けガンと受けタンクの間隔が少なくても良いの
で、受けタンクは小型、軽量で良く、塗装ブース
内の清浄空気の流れが阻害されることも少なくな
る。さらに、塗料及びシンナーの受けタンクをレ
シプロケータを支持するフレーム側方からの移動
式とすれば、被塗物である自動車ボデー通過軌跡
との干渉がなくなるので、誤動作によつて受けタ
ンクとボデーが衝突するというような危険性も防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案塗料及びシンナー回収装置を設
けた塗装機の正面図、第2図は受けタンクの断面
図を表わす。 図中、1……自動車ボデー、2……フレーム、
3……吹付けガン、4……ブレーキ付モータ、6
……受けタンク、7……エアシリンダ、8……ホ
ース、9……エア式吸引装置、10……回収タン
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車ボデーの水平面を塗装するための吹付け
    ガンを有するレシプロケータと、前記吹付けガン
    の停止位置の直下に設けられ、色替時に吹付けガ
    ンから噴出される塗料及びシンナーを受けるタン
    クと、該タンクから塗料及びシンナーを塗装室外
    の回収タンクに吸引する装置とからなる色替時の
    塗料及びシンナーの回収装置。
JP319681U 1981-01-13 1981-01-13 Expired JPS6125888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP319681U JPS6125888Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP319681U JPS6125888Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57119775U JPS57119775U (ja) 1982-07-24
JPS6125888Y2 true JPS6125888Y2 (ja) 1986-08-04

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ID=29801627

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JP319681U Expired JPS6125888Y2 (ja) 1981-01-13 1981-01-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60222163A (ja) * 1984-04-20 1985-11-06 Tokico Ltd 塗装用ロボットの色替装置

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JPS57119775U (ja) 1982-07-24

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