JPH0438459B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0438459B2
JPH0438459B2 JP62217622A JP21762287A JPH0438459B2 JP H0438459 B2 JPH0438459 B2 JP H0438459B2 JP 62217622 A JP62217622 A JP 62217622A JP 21762287 A JP21762287 A JP 21762287A JP H0438459 B2 JPH0438459 B2 JP H0438459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray gun
paint
spray
robot
painting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62217622A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6458378A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP21762287A priority Critical patent/JPS6458378A/ja
Publication of JPS6458378A publication Critical patent/JPS6458378A/ja
Publication of JPH0438459B2 publication Critical patent/JPH0438459B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は塗装ガンを交換しつつ塗装作業を行う
ようにした塗装用ロボツトに係り、特に、該塗装
用ロボツトにおける色替えの制御方法に関するも
のである。
「従来の技術および問題点」 一般に、自動車の製造ラインにおいては、異な
る車体色の自動車を同一のライン上で製造するこ
とが必要とされる場合がある。このような異なる
色の塗装を一台の塗装用ロボツトに行わせる場
合、塗装用ロボツトが保持している塗装ガンへ塗
料を供給する配管系に切替バルブ(以下カラーコ
ントロールバルブ:CCVという)を設けておき、
この切替バルブの操作により、一旦塗装ガンへの
塗料供給系に溶剤を送り込んでその内部を洗浄し
た後、必要な色の塗料を塗装ガンに送り込む必要
がある。
しかしながら上記方式では、溶剤による洗浄の
工程が必須であるから、この洗浄工程に要する時
間に亙つて塗装ラインを停止させねばならないと
いう問題がある。
そこで、例えば、特開昭60−122071号公報に記
載された「塗装用ロボツトの色替装置」のよう
に、各色の塗料の供給系にそれぞれ塗装ガンを接
続しておき、これらの塗料ガンをロボツトに適宜
持ち替えさせることにより、上記洗浄工程に伴な
うライン停止時間の短縮を図ることが考えられる
が、この場合、必要な塗装色の数に対応する数多
くの塗装ガンを準備しなければならないという問
題がある。また、必要とされる塗装色の種類は、
ユーザーの嗜好の多様化により、さらに多くなる
ことが予想される。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、
他種類の塗装色に対応するスプレーガンの持ち替
えに伴うライン停止時間を短縮することを目的と
するものである。
「問題点を解決するための手段」 第1の発明の塗装用ロボツトは、一のスプレー
ガンと複数の塗料タンクとこれらの間に設けられ
前記複数の塗料タンクの塗料を選択的に前記一の
スプレーガンへ供給する切換弁とを有する第1の
塗料系と、他のスプレーガンと塗料タンクとを有
する第2の塗装系と、上記スプレーガンが所定の
位置に配列されて載置される架台と、上記スプレ
ーガンの内の一つを把持する把持機構を有するロ
ボツト本体と、該ロボツト本体に上記スプレーガ
ンが把持されたことを検知して確認信号を発信す
る検知センサと、前記ロボツト本体及び前記切換
弁を制御する制御盤とから構成されてなり、該制
御盤は前記検知センサからの信号に基づいて、前
記架台の使用済みの一のスプレーガンの洗浄を実
行させるべく前記切換弁へ制御信号を発信してな
ることを特徴としている。
第2の発明の塗装用ロボツトは、一のスプレー
ガンと複数の塗料タンクとこれらの間に設けられ
前記複数の塗料タンクの塗料を選択的に前記一の
スプレーガンへ供給する切換弁とを有する前記第
1の塗料系と、他のスプレーガンと複数の塗料タ
ンクとこれらの間に設けられ前記複数の塗料タン
クの塗料を選択的に前記他のスプレーガンへ供給
する切換弁とを有する第2の塗料系と、上記スプ
レーガンが所定の位置に配列されて載置される架
台と、上記スプレーガンの内の一つを把持する把
持機構を有するロボツト本体と、該ロボツト本体
に上記スプレーガンが把持されたことを検知して
確認信号を発信する検知センサと、前記ロボツト
本体及び前記切換弁を制御する制御盤とから構成
されてなり、該制御盤は前記検知センサからの信
号に基づいて、前記架台の使用済みのスプレーガ
ンの洗浄を実行させるべく前記切換弁へ制御信号
を発信してなることを特徴としている。
「作用」 上記構成であると、塗装作業中に待機中のスプ
レーガンを洗浄して次に塗装すべき色の準備、あ
るいは、ノズルの詰まり等の異常の保守を行うこ
とができ、塗装ロボツトがスプレーガンを持ち替
える動作をするだけで色を変更することができ
る。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明を適用した塗装用ロボツトシス
テムの第1実施例の全体の構成を示すものであ
る。
図中符号1はロボツト本体であり、このロボツ
ト本体1は、ロボツト制御盤2から供給される制
御信号に対応して、ロボツトアーム3の先端に保
持されたスプレーガン4Cをテイーチングプレイ
バツク方式により所定の経路に沿つて移動させる
ようになつている。
前記スプレーガン4Cは、他のスプレーガン4
A,4Bとともに、CCV(切換弁)5を介して塗
料タンク6A〜6Dおよび溶剤タンク6Eからの
塗料供給系に接続されており、前記ロボツト制御
盤2から供給される色選択信号(制御信号)によ
つてCCV5を切換動作させることによつて、い
ずれのスプレーガン4A〜4Cをいずれのタンク
6A〜6Eの塗料供給系に接続することもできる
ようになつている。なお、このCCV5は、各ス
プレーガン4A〜4Cに対してそれぞれ一つずつ
設けられる3つのCCV単位から構成されており、
これにより、各スプレーガン4A〜4Cは、それ
ぞれがCCV単体を介して塗料タンク6A〜6D
および溶剤タンク6Eに接続されることになる。
そして、スプレーガン4A,これに対応する
CCV単体、塗料タンク6A〜6Dおよび溶剤タ
ンク6Eの組と、スプレーガン4B、これに対応
するCCV単体、塗料タンク6A〜6Dおよび溶
剤タンク6Eの組と、スプレーガン4C,これに
対応するCCV単体、塗料タンク6A〜6Dおよ
び溶剤タンク6Eの組とがそれぞれ各塗装系を構
成している。
さらに、前記スプレーガン4A〜4Cは、スプ
レー方向が水平となるような姿勢で架台7上に一
列に並べて配置され、該架台7の各スプレーガン
4A〜4Cの載置位置の前方には、それぞれ、ス
プレーガン4A〜4Cからスプレーされた塗料
(あるいは溶剤)を回収する回収コーン8Aない
し8Cがそれぞれ配置されている。そして、前記
回収コーン8A〜8Cには、それぞれ回収ホース
9が接続されて、回収コーン8A〜8Cに受け入
れられた塗料(溶剤)を廃液缶10へ導くように
なつている。なお、前記回収コーン8A〜8Cか
ら廃液缶10への送液は、重力による自然流下を
利用する方式、あるいは、回収コーン8A〜8C
内に真空源(図示略)から負圧を作用させて吸引
する方式のいずれの方式であつてもよい。
次いで、第2図ないし第4図により、前記ロボ
ツトアーム3にスプレーガン4を保持させる機構
の詳細を説明する。
ロボツトアーム3の先端で回転する手首機構1
1には、スプレーガン4を保持する支持フレーム
12が取り付けられている。該支持フレーム12
には、ロボツトアーム3の移動によつて水平に
(第2図矢印で示す方向およびその反対方向に)
直線移動するブラケツト13が設けられており、
該ブラケツト13には、挿入シヤフト14が水平
方向に突出した状態に設けられている。また、挿
入シヤフト14の下方には、該挿入シヤフト14
と交差する方向に移動自在なガイド15が設けら
れている。該ガイド15は、上側が開口したコ字
状に形成され、エアシリンダ16によつて上下動
させられるようになつている。一方、前記ブラケ
ツト13の移動方向前方には、架台7上に一列に
並べられてスプレーガン4が設けられている。該
スプレーガン4の端部には、前記挿入シヤフト1
4が挿入される挿入孔17aを有するホルダー1
7が一体に取り付けられ、該ホルダー17の両側
部には、上下方向に向かう溝17bが形成されて
いる。前記挿入孔17aは、一方の端部が漸次テ
ーパー状に拡大されており、前記挿入シヤフト1
4に対して緩み嵌めとなるような内径寸法を有し
ている。また、前記溝17bには、第3図に示す
ように前記ガイド15が上昇した際にそれぞれ挿
入されて、ブラケツト13に対する前記スプレー
ガン4の回転を規制するようになつている。
さらに、前記架台7の上面には、各スプレーガ
ン4が第2図左右方向に沿う所定位置に設置され
た場合に、これらのスプレーガン4と一体の操作
棒18に押圧されて切替操作されるマイクロスイ
ツチからなる位置センサ(検知センサ)19が設
けられている。さらに、前記架台7の側面には、
前記ブラケツト13が第2図左右方向に沿う所定
位置まで移動した場合に、ブラケツト13と一体
の操作棒20によつて切替操作されるマイクロス
イツチからなる位置センサ21が設けられてい
る。
次いで、第6図を参照して、上記制御盤2によ
り実行される制御の内容ととともに、上記塗装シ
ステムの動作を説明する。なお、第5図例におい
ては、6個のスプレーガン4A〜4Gが使用され
ているものとする。
すなわち、現在a色(例えば赤)の塗装に使用
されているスプレーガン4Cをスプレーガン4A
に交換してb色(例えば黄)を塗装し、その後再
度スプレーガン4Cを使用してc色(例えば青)
を塗装する場合を仮定すると、 t1:例えばロボツトが所定のプレイバツク動作を
終了することにより、a色の塗装終了が検知さ
れると、スプレーガン4Cへのスプレー用空気
および塗料の供給を停止すべく信号が出力され
る。
t2:スプレー停止の信号が出力された後、所定時
間(信号が出力された後、現実にスプレーが停
止するまでのタイムラグに相当する時間)経過
すると、スプレーガンを4Cから4Aへ持ち替
える動作を開始すべくガン持ち替え命令の信号
が出力され、ガン持ち替え動作が実行される。
すなわち、あらかじめテイーチングされた経路
に沿つてロボツトアーム3を移動させて架台7
上にスプレーガン4Cを載せ、さらに、スプレ
ーガン4Cが所定位置に載せられて位置センサ
19にこれが検知されると、ガイド15が下降
し、さらに、挿入シヤフト14がホルダー17
の挿入孔17aから引き抜かれて使用済みのス
プレーガン4Cがロボツトアーム3から取り外
されて、次回の使用に適した所定位置に配置さ
れる。次いで、ロボツトアーム3を次のスプレ
ーガン4Aの前方に位置させるべく、スプレー
ガン4A〜4Fの配列方向に沿つて移動させた
後、挿入シヤフト14を前方に突出させて行く
と、挿入シヤフト14が挿入孔17aに徐々に
挿入されて行き、所定の深さまで挿入される
と、挿入シヤフト14の軸線方向に沿う所定位
置までアーム3が到達した旨が検知される。そ
して、上記位置センサ21から信号が出力され
ると、エアシリンダ16が作動してガイド15
が上昇し、ホルダー17の溝17bに挿入さ
れ、次回に使用すべきスプレーガン4Aがロボ
ツトアーム3に保持され、その後、ロボツトア
ーム3が所定の塗装開始位置まで戻ると、ガン
持ち替え動作が終了する。ここで、持ち替えら
れたスプレーガン4Aが架台7から離れたこと
を位置センサ19が検知すると、この位置セン
サ19からガン持ち替え動作が完了した旨を知
らせるべく制御盤2へ信号(確認信号)が出力
される(t3)。なお、持ち替えるべきスプレー
ガン4Aが架台7上の所定位置にない場合は、
その旨をセンサ19が検知し、切替動作を中止
するとともに、アラームを作動させる。
t4:スプレーガン4Aに塗装を開始させるべく、
スプレー用空気および塗料の供給が開始され
る。なお、CCV5は、このタイミング4まで
に、b色の塗料をスプレーガン4Aに供給すべ
く切替操作される。
t5:取り外されたスプレーガン4Cを溶剤タンク
6Eに接続すべくCCV5を切替操作するとと
もに、スプレーガン4Cにスプレー用空気を供
給し、次のタイミングt6までスプレーガン自身
および配管系を洗浄する。そして、この洗浄に
おいてスプレーガン4Cから放出された廃液
は、回収コーン8Cに受け取られて廃液缶10
に回収される。
t7:洗浄が終了したスプレーガン4Cに次のc色
を供給すべくCCV5を切り替えるとともに、
必要に応じて塗料供給用のポンプなどを起動す
る。
t8:切替が終了する。
t9:スプレーガン4Aによる塗装が終了すると、
該スプレーガン4Aへのスプレー用空気の供給
を停止する。
t10:前記t2において実行された工程と同様にし
て、スプレーガン4Aから4Cへの持ち替えが
行われる。
t11:持ち替えが終了する。
t12:スプレーガン4Cへスプレー用空気の供給
が開始され、c色による塗装が行われる。
t13:取り外されたスプレーガン4Aを洗浄すべ
く、前記t5と同様の動作が行われる。
以下、スプレーガンを持ち替える毎に同様の動
作が繰り返される。
そして、以上のような工程を採用することによ
り、次回の色替えまでの時間を利用して架台7上
のスプレーガンを洗浄しながら、ラインを停止さ
せることなく、かつ、必要とする色数以下の個数
のスプレーガンにより所定の塗装作業を実行する
ことができる。具体的には、ロボツト本体1が塗
装色b色の塗装工程を行うべくスプレーガン4A
に持替えた時点(t3)より後に発せられる信号に
より、すなわち時点t3より後の時点t5より、前の
塗装工程で使用したスプレーガン4Cの洗浄が開
始されて塗装色bの塗装工程と平行して実行され
るので、洗浄のための工数増加を伴わずにスプレ
ーガン4Cを次工程で別色(c色)の塗装にも使
用できる。また、例えばズプレーガン4Cにノズ
ルの詰まりなどの異常が生じた場合には、スプレ
ーガン4Aに同一色を供給して塗装作業を実行さ
せるとともに、その間にスプレーガン4Cを洗浄
することにより、塗装ラインを停止させることな
くスプレーガンを保守することができる。
なお、上記動作説明では、取り外したスプレー
ガン4Cを直ちに再使用すべく洗浄して塗料供給
系へ接続したが、直ちに再使用するのでなけれ
ば、取り外し後次回の使用までのいずれの時期に
洗浄して塗料供給系に接続してもよい。さらに付
記すれば、スプレーガンの洗浄は、許容されるタ
イミング内のできるだけ早い時期に行つて残留塗
料を固化させないようにすることが望ましく、ま
た、塗料供給系への接続は、許容されるタイミン
グ内のできるだけ遅い時期に行つて塗装開始前の
期間における塗料の固化を防止することが望まし
い。
次いで、第7図は第2実施例を示すものである。
この実施例の塗料システムは、スプレーガン4
A,4Bをそれぞれ塗料aおよびb(例えば使用
頻度の高い白と黒の塗料)のタンク6A,6Bに
直接接続し、スプレーガン4C,4Dを他の色c
〜hの塗料(使用頻度の低い赤、青、黄、その他
の塗料)のタンク6A〜6HにCCV5を介して
接続するとともに、CCV5に付属する切替弁5
aを介して溶剤タンク6Iに接続した構成となつ
ている。
このように構成された塗装システムにあつて
は、使用頻度の高い色の塗装を専用のスプレーガ
ン4A,4Bにより行い、使用頻度の低い他の色
についてはCCV5の切替によつてスプレーガン
4C,4Dを必要な色のタンク6C〜6Hに切替
ながら使用するとともに、切替の間に溶剤タンク
6Iに接続して洗浄することができる。具体的に
言うと、例えばスプレーガン4C,4Dの内のい
ずれか一つ(第1の塗装系の一のスプレーガン)
により塗装した後、スプレーガン4C,4Dの内
の前記塗装に使用した以外のものあるいは4A,
4Bの内のいずれか一つ(第2の塗装系の他のス
プレーガン)により塗装をしている間に、スプレ
ーガン4C,4Dの内の上記使用済みのものを洗
浄するのである。そして、スプレーガンを洗浄す
ると、必然的に塗料供給系内の残留塗料が廃液と
して捨てられることになるから、洗浄回数は必要
最小限にすることが望ましいが、使用頻度の高い
色について専用のスプレーガンを設けておけば、
洗浄回数を可及的に減少させて塗料を節約するこ
とができる。また、一部の色について専用のスプ
レーガンを設けることにより、CCV自体の構造
を簡単にすることができるとともに、CCVの切
替制御を行うことなく、単純なスプレーガンの持
ち替え制御もににより色替えを行うことができ
る。
さらに、第8図は本発明の第3実施例を示すも
のである。この第3実施例は、スプレーガン4
A,4Bをそれぞれ同一色(一般には、使用頻度
の高い白)の塗料供給系に直接接続するととも
に、スプレーガン4C,4Dを他の色についての
複数の塗料供給系(図示略)にCCV5を介して
接続し、さらに、各スプレーガン4A〜4Dに目
詰まりなどの異常が生じたことを検知するセンサ
(例えば、スプレー用空気の圧力変化、あるいは
塗料供給系の圧力変化により検知することができ
る)を設けるようにしたものである。
この第3実施例においては、図示のようにスプ
レーガン4A(第1の塗装系の一のスプレーガン)
4Aによる塗装中に異常が検知された場合、塗装
を中止するとともに塗装動作のためのロボツトの
テイーチングプログラムにガン持ち替えのための
テイーチングプログラムを割り込ませて、スプレ
ーガン4Aからスプレーガン(第2の塗装系の他
のスプレーガン)4Bへの取り替えを行なつてス
プレーガン4Bにより同一色についての塗装を続
行しつつスプレーガン4Aを洗浄することがで
き、また、色替えが必要になつた場合には、スプ
レーガン4C,4Dのいずれかを必要な色の塗料
供給系へ接続するとともに、該スプレーガンに取
り替えて塗装することができる。
なお、異常が検知されたスプレーガン4Aの保
守は、上記各実施例のように溶剤を供給して自動
的に行う方式、あるいは、作業員によつて手作業
で行う方式のいずれであつてもよい。
「発明の変形実施例」 (a) スプレーガンおよびこれに接続すべき塗料供
給系の数は上記各実施例に限定されるものでは
なく、使用条件に応じて変更してもよいのはも
ちろんである。また、最小限2個のスプレーガ
ンと必要な数の塗料供給系とがあれば、所定の
色替えを行うことができる。
(b) スプレーガンの位置、およびロボツトアーム
の位置を検出するセンサは、上記一実施例のよ
うなマイクロスイツチのみならず、磁気的手
段、光学的手段により検出するセンサであつて
もよいのはもちろんである。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明の塗装用
ロボツトによれば、指定された塗装色の塗装工程
を行なうために、スプレーガンを把持してこのス
プレーガンにより塗装を行なつている間に、前回
の塗装工程で使用したスプレーガンの塗料の洗浄
を行なうことができるので、使用済みスプレーガ
ンの洗浄工程中にそれ以外のスプレーガンで塗装
用ロボツトを効率良く駆動させることができ、洗
浄工程に伴う塗装用ロボツトの遊びによるライン
の一時停止を防止して、作業効率を大幅に向上さ
せることができる。また、塗装用ロボツトがスプ
レーガンを持ち替える動作をするだけで色を変更
することができる。したがつて、最小限2個のス
プレーガンがあれば、これらのスプレーガンを交
替に使用して、多数色の塗装を能率よく行うこと
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明を適用してなる塗
装ロボツトシステムの第1実施例を示すもので、
第1図は塗装ロボツトシステム全体の構成の説明
図、第2図はロボツトアームおよびスプレーガン
の架台の側面図、第3図はロボツトアームとスプ
レーガンとの結合部分の側面図、第4図は同じく
平面図、第5図はロボツトアームとスプレーガン
との配置を示す平面図、第6図は色替え動作のタ
イミングチヤート、第7図は塗装用ロボツトシス
テムの第2実施例におけるロボツトアームとスプ
レーガンとの配置を示す平面図、第8図は塗装用
ロボツトシステムの第3実施例におけるロボツト
アームとスプレーガンとの配置を示す平面図であ
る。 1……ロボツト本体、2……ロボツト制御盤、
3……ロボツトアーム、4A〜4G……スプレー
ガン、5……CCV(カラーコントロールバルブ)、
6A〜6I……タンク(塗料タンクおよび溶剤タ
ンク)、7……架台、8A〜8C……回収コーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一のスプレーガンと複数の塗料タンクとこれ
    らの間に設けられ前記複数の塗料タンクの塗料を
    選択的に前記一のスプレーガンへ供給する切換弁
    とを有する第1の塗料系と、他のスプレーガンと
    塗料タンクとを有する第2の塗装系と、上記スプ
    レーガンが所定の位置に配列されて載置される架
    台と、上記スプレーガンの内の一つを把持する把
    持機構を有するロボツト本体と、該ロボツト本体
    に上記スプレーガンが把持されたことを検知して
    確認信号を発信する検知センサと、前記ロボツト
    本体及び前記切換弁を制御する制御盤とから構成
    されてなり、該制御盤は前記検知センサからの信
    号に基づいて、前記架台の使用済みの一のスプレ
    ーガンの洗浄を実行させるべく前記切換弁へ制御
    信号を発信してなることを特徴とする塗装用ロボ
    ツト。 2 一のスプレーガンと複数の塗料タンクとこれ
    らの間に設けられ前記複数の塗料タンクの塗料を
    選択的に前記一のスプレーガンへ供給する切換弁
    とを有する前記第1の塗料系と、他のスプレーガ
    ンと複数の塗料タンクとこれらの間に設けられ前
    記複数の塗料タンクの塗料を選択的に前記他のス
    プレーガンへ供給する切換弁とを有する第2の塗
    料系と、上記スプレーガンが所定の位置に配列さ
    れて載置される架台と、上記スプレーガンの内の
    一つを把持する把持機構を有するロボツト本体
    と、該ロボツト本体に上記スプレーガンが把持さ
    れたことを検知して確認信号を発信する検知セン
    サと、前記ロボツト本体及び前記切換弁を制御す
    る制御盤とから構成されてなり、該制御盤は前記
    検知センサからの信号に基づいて、前記架台の使
    用済みのスプレーガンの洗浄を実行させるべく前
    記切換弁へ制御信号を発信してなることを特徴と
    する塗装用ロボツト。
JP21762287A 1987-08-31 1987-08-31 Method for changing colors for painting robot Granted JPS6458378A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21762287A JPS6458378A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Method for changing colors for painting robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21762287A JPS6458378A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Method for changing colors for painting robot

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6458378A JPS6458378A (en) 1989-03-06
JPH0438459B2 true JPH0438459B2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=16707177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21762287A Granted JPS6458378A (en) 1987-08-31 1987-08-31 Method for changing colors for painting robot

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6458378A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0389963A (ja) * 1989-09-02 1991-04-15 Nippon Paint Co Ltd 模様形成装置及び模様形成方法
JP2730311B2 (ja) * 1991-04-15 1998-03-25 三菱自動車工業株式会社 塗装装置
JP5120746B2 (ja) * 2006-04-06 2013-01-16 兵神装備株式会社 塗布装置
FR2939335B1 (fr) * 2008-12-09 2011-11-18 Sames Technologies Station et procede pour reapprovisionner en produit de revetement un projecteur mobile

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056538A (ja) * 1983-09-08 1985-04-02 東京包装機械株式会社 製函機に於ける圧着コンベア

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056538A (ja) * 1983-09-08 1985-04-02 東京包装機械株式会社 製函機に於ける圧着コンベア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6458378A (en) 1989-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100355333B1 (ko) 자동도장방법 및 그 장치
US4881561A (en) Process and device for the fully automatic cleaning of spray guns fouled with paint or varnish
JPH06165957A (ja) 自動塗装機
CA2276457A1 (en) Automatic coating method and automatic coating system
JPH0438459B2 (ja)
JPH0433974Y2 (ja)
JP2000350968A (ja) 複数の噴射ノズルを有するワーク洗浄装置
JP3050034B2 (ja) 塗装ロボットの洗浄方法
JPH0515834A (ja) 自動車のカバー部品開閉装置
JPH04275488A (ja) ペースト描画装置のクリーニング機構
JPH09108959A (ja) 弾性リングの装着装置
JPH09262518A (ja) 塗装ガン洗浄装置
JPH0624766U (ja) 塗装装置
JP2927983B2 (ja) 塗装ラインにおける開閉操作部材の洗浄装置
JPS625251Y2 (ja)
CN219483147U (zh) 一种上涂机器手喷枪清洗装置
JP4059430B2 (ja) 廃塗料回収装置
JPH0428428B2 (ja)
JPH0538854Y2 (ja)
JP2001162484A (ja) 基板孔明け装置における工具折損センサ洗浄装置
JPH0663162U (ja) 塗装機のノズル外面洗浄装置
JPS5745362A (en) Cleaning equipment for painting machine
JPS60222163A (ja) 塗装用ロボットの色替装置
JPS5916138Y2 (ja) スプレ−装置
JPH0256266A (ja) 塗装用ロボットのスプレイガン洗浄装置